兄姉神との序列争いに嫌気が差して神格を放棄し、天界の主に引き取られてからのんべんだらりと怠惰な生活を満喫していた龍神・七瀬。
五百年ほど怠惰に過ごしていた彼女に突然、転機が訪れる。
「貴女を地上界へ送ります」
唐突に告げられ抵抗虚し
く天上界から放り出されて落ちていく。
ちょっと根暗で影がありつつも、当主としての責任を果たそうと奮闘する青年・エルヴィスに拾われ地上での衣食住は確保されたのだけど……。
声を封じられ、神力が枯渇し権能を封じられ、挙げ句に獣人という未知の種族に姿を固定された七瀬。
「神格を取り戻せ」
という天界の主からの課題を達成し、(不本意ながらも)神として再びこの世の平穏を護る柱となることができるのか……。
――そもそも"人の心を、感情を、儚さを"知って理解した者を"神"と呼べるのだろうか――?
無自覚溺愛 相思相愛!?
恋愛感情理解不能な落ち神様の攻略に奮闘するエルヴィス青年が贈る、重めの愛情をここに――
※この小説はアルファポリスでも掲載しています。
(修正や加執で若干の違いがでる可能性も……)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 15:00:00
29736文字
会話率:30%
歯科クリニックという閉鎖された特殊な空間。そこで起こった事件。
院長をトップとした絶対的序列。特殊で複雑な女子の世界。
怖いくらいに外側からは何も見えない。みんな我慢している。仮初めの笑顔で巧みに不都合を隠さなければならない。マスクの下で
泣いている人がいる。だから離職率が高い。
主人公の陽子はごくごく普通のどこにでもいるタイプの人間だった。勤続年数17年のベテランであり、院長に従順な主任歯科衛生士でもあった。後輩スタッフや患者様からの信頼も厚く、クレーマー以外で患者様とのトラブルが発生したことは全くなかった。そして、人一倍責任感も強かった。しかしながらこれが、後に仇となるのである。
ある事件を境にして「終わりの始まり」がスタートする。運命なのか宿命なのか、それとも因果応報なのか…。
さぁ、みなさん。私たちの不思議な園、閉ざされた空間へようこそ♪
※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体などとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 22:25:08
14095文字
会話率:13%
異能力者育成学院。この学院では序列7位以内で卒業できた生徒には、序列優遇権として生徒が望むあらゆる願いを叶えるという魅力的な特典があった。
夢を抱いて入学する生徒達。
ある者は自由になるために。
ある者は入院している父の病気を治すために
。
ある者は誘拐された妹の情報を得るために。
そんな彼らの前に異能力者育成学院独自のルールが立ちはだかる。
序列を決定づけるバトルポイント。
生活をする上でお金の役割を果たすライフポイント。
月に1度、序列下位の者が序列上位の者にバトルを仕掛けることができる下剋上システム。
とある理由から自身の異能力、コピー能力を隠している神楽坂春斗もこれらのルールを駆使して序列上位を目指すことに。
しかし、彼の前には次々と難敵の影が近づく。
銀髪蒼眼の美少女・氷堂真冬やミステリアスな雰囲気を放つ少女・暗空玲於奈、赤髪の剣士・千炎寺正隆など、3人の特待生に加え、魔剣使い・火野いのりまで現れる。
さらには序列7位以内で結成された生徒会も神楽坂の存在に目をつけ始める。
4月末から開催されるソロ序列戦。
入学してから初めての大会ということもあり、この結果が序列にも大きく影響する。
神楽坂はA〜Dブロックの山を勝ち上がり、序列上位を勝ち取ることができるのか? それとも……。
登場人物全員が主人公という現代学園異能力バトルファンタジーがここに開幕する!
◯マイペースに書いていきます。
〇この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 23:10:09
529036文字
会話率:30%
報告
第一次『尽閼』完全降臨
日付
2099年12月25日
当該者
魔法少女部隊アルカディア
概要
S級魔法少女部隊アルカディア(以下、アルカディア)が敵対勢力パンゲアとの戦闘中、SS級魔獣序列1位・滅亡的魔導集合体『尽閼』ナ=
ウィザ(以下尽閼)が突如出現。公式の記録として尽閼が完全降臨したのは初である。
これを部隊員の1人サブリーダー・ピュアリップル(加賀美莉緒、以下リップル)が、アルカディアとパンゲアの戦闘地域から引き離した。 禁忌魔法・メメントモリをリップルが単独で発動。直撃した尽閼は無傷であったことがリーダー・ピュアリヒト(星薙愛惟、以下リヒト)の口から語られた。救助隊と共に尽閼の元に駆け付けた同部隊上官魔女ミューザ(涼元薫、以下ミューザ)、並びにリヒトが全部隊員を逃すために殿を務める。リップルが再び戦線へと復帰。リップルによりリヒト・ミューザは戦線を離脱させられた。その後リップルが尽閼に捕食される光景を、離脱中目視したことを同隊員らが証言した。
最後に、リップルが発動したと思われるオアレゼースにより尽閼周辺は隔離されたが、尽閼はそれを破壊し、空間へと潜る様に消えて行ったと同隊員が証言した。
被害
魔法少女1人死亡
魔法少女チームに自己犠牲激しい子がいても良いよね?って思って書きました。
別サイト様にて投稿していたものを少し手直しして投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 00:31:53
12619文字
会話率:36%
清朝の流れを汲む立憲君主制国家である中華王朝で上将軍を務める司馬花琳と、丞相を務める楽永音。
彼女達二人の忠臣は、女王である愛新覚羅紅蘭が何らかの悩みを抱えている事を察していた。
‐一介の臣下である私には打ち明けにくい御悩み事も、旧友である
上将軍になら吐露出来るのやも知れません。
このような理屈で楽永音に促された花琳は、急遽として女王陛下の相談相手を務めるのだった。
少女時代には友として気安く呼び合った二人の間には、今は主君と臣下という歴然とした序列が存在した。
そうした身分差を否応なしに意識させられながらも、彼女達の信頼関係は決して揺らきはしないのだった。
(本作品は、鳴田るな様御主催の「身分違いの二人企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 06:10:56
3851文字
会話率:29%
古代、娯楽に飢えた神々が動物たちを競わせ、12匹の動物の王を選出した、序列は上から順に
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
となっており、その動物たちは人間の住む世界で十二支と呼ばれるようになる
そしてここは人間の住む地球から
隔絶された外なる世界【外界げかい】動物たちは人の姿に自身の動物としての特徴をもち、十二支の動物がそれぞれ王として土地を収め豊かに暮らす世界
しかし、そんな世界のどの王にも仕えることのない動物たちがいた、彼らは大海に浮かぶ小さな島で生活をしている十二支になれなかった動物たち、そんな彼らを12匹の王は【サーティーン】と呼んだ
そしてこの物語はそのサーティーンたちが十二支に挑むそんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:06:16
10749文字
会話率:80%
【カドカワBOOKSから書籍版の刊行が決定しました!第6巻は令和2年1月10日発売です!】
【コミカライズ第4巻が11月21日に発売します!お陰様で全巻重版中です!「ComicWalker」内の「異世界コミック」コーナー、ニコニコ静画で連載
しています。コミック担当は力蔵先生です。】
事故で死亡したらしく、異世界「迷宮国」に転生することになったアリヒト=アトベは、転移先に出る際案内役と名乗る女性から「探索者の札」を渡される。転移者は全員が迷宮探索者となり、それ以外の生き方を許されないという少々ブラックな世界であると知ったアリヒトは、とりあえず探索者のならわしに従って、札に希望する職業を書くことに。適性があればその職業に就くことができるというのだが、アリヒトは「優秀な後衛が不足している」という話を聞いて、職業欄にそのまま「後衛」と書いてしまう。魔法使いでも射手でもない、迷宮国に今まで存在しなかった職業「後衛」に就くことができてしまったアリヒトは、色々と試しながら「後衛」という職業の持つスキルの有用性、応用性を発見し、理想のパーティメンバーたちを見つけて、探索者の序列を駆け上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 19:00:00
1289750文字
会話率:57%
異能力学園には、人攫(ひとさら)いの「狼」がいる——
真代侑己(ましろ ゆうき)は人の心を読める能力を持った中学2年生。
異能力を持つ学生が集まる「星の宮学園」では、自身の能力をどれだけ操ることができるかによって、序列が決まっていた。だが、
6年前に妹を目の前で攫(さら)われてしまった真代は自身の能力を信じられないでいた。
狼に攫われた妹を取り戻すためには、この能力では足りない。
ひょんなことからバディを組むことになった転校生と狼を倒すため協力することになったが、彼女には読心能力が効かず...?
また、狼から学生を守るため活動する自治組織「ガーディアン」メンバーと共に狼を倒すことができるのか?
「学園の謎を解き明かすサスペンス」 × 「異能力バトル」
——これは、自分と向き合う少年少女達のお話。
◇小説家になろう内で連載していた作品を元ネタにしています。(別名義)
◇毎週木曜更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 22:25:07
13724文字
会話率:29%
『天沢学園』
そこはスキルを使うものたちを育成する学園の一つ。その学園では学生たちが日々スキルを扱い生活している。
水元英知(みずもとえいち)はそんな学園の生徒の一人。面倒くさがり屋で,気怠げに学園生活を過ごしている。スキルは水を操る
能力だが、それだけではないらしく――
また彼と仲間たちの正体と、秘められた思いとは。
そして、彼が入学した目的である家族との『約束』とは。
あなたは彼の秘密にどれだけ近づけるのか!
実力隠し系学園小説、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 00:28:52
24673文字
会話率:54%
シュヘラ・ロプノールは砂漠の国の姫だが、冷遇を受けていた。
よって東方の帝国皇帝が砂漠の国に親征し、シュヘラの父である国王がすぐに降伏した時、彼女は貢物として、あるいは人質として帝国の後宮に送り出されることとなった。
「貴女には嬪では
なく妃となって貰います。そして帝国風への改名を、今後は朱妃と名乗られますよう」
シュヘラを迎えに来た美丈夫の官吏、癸氏はそう告げた。
「な、なぜですか! 分不相応というものです!」
元々、親征で集められた異国の姫たちは序列三位の嬪の位が与えられる筈だったが、シュヘラのみ序列二位の妃とされたのだ。
だがシュヘラの反論は勅命の一言で封殺された。
こうしてシュヘラ改め朱妃は、後宮の陰謀劇に巻き込まれることとなる。その役割も分からぬままに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 21:40:54
143619文字
会話率:36%
※あらすじ変えるかもしれません
ある日、それは突如として現れた。
最初はただの動物だったはずなのだ。体が一部黒く染まっていること以外は。
動物は突然変異個体として保護され、保護施設に送られた。それが悲劇の始まりだとは誰も思わなかった。
動物が保護され数日後、施設内に異常が起きた。
施設の動物たちは黒に染まり凶暴性を増し、人間も例外ではなく暴れ出す者もいた。施設は破壊され、凶暴化した動物たちは脱走。
世界は一時期混沌へと落ちた。
そしてある時、黒に染まりながらも自我を保ち、力を手にしたものが現れた―――
そして少年もその適合者の一人だった。しかし、彼は守護の力に目覚めたのに一切治癒の力を持たなかった。
適合者たちにはバカにされ、適合者の中でも序列最下位。
そして人を守るために人柱になろうとしたとき呪いは成立した。
これは治癒能力のない守護系能力者が守護系を逸脱する攻撃力で世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 22:48:23
5366文字
会話率:17%
拙作の作品の、作品ごとのキャラの強さランキング。及び設定資料です。
最終更新:2023-09-10 14:41:46
3575文字
会話率:0%
財力などを元に序列再編を終えた神世。次は、新たな脅威がもしやって来た時のため、強さに重きを置いた再編を余儀なくされた神達は、正月でも休むどころでない者達も居て…。
いつもの通り、定点カメラで見ているような、淡々と続くお話です。
最初から読ん
でいないとなんのこっちゃ分からないと思うので、ダラダラ系がお好きでないかたはバックでお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 06:00:00
670144文字
会話率:28%
ルタカ王国の第22王子ケン・ヨーチ・ルタカは、王位継承者を決めるスタジアム建設レースで、兄たちの不興を買わぬよう、とことんまで現場の猫人に優しくし、工事が進まぬようにする。
しかし、食事を改善され、休憩時間をしっかり取らされ、熱中症対
策までしてもらった猫人たちは、かえって能率が上がっていき……。
これは、後の世で、建設界へ革命を起こした王として語られる男の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 06:08:14
103721文字
会話率:20%
ルタカ王国の第27王子ケン・ヨーチ・ルタカは、王位継承者を決めるスタジアム建設レースで、兄たちの不興を買わぬよう、とことんまで現場の猫人に優しくし、工事が進まぬようにする。
しかし、食事を改善され、休憩時間をしっかり取らされ、熱中症対
策までしてもらった猫人たちは、かえって能率が上がっていき……。
これは、後の世で、建設界へ革命を起こした王として語られる男の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 20:37:38
5149文字
会話率:20%
誰にでも起きえる不幸。それは今既に起きてるかもしれない。
まだ先のことかも、もしかしたら直ぐ未来かも。
ガンと診断された家族について。ただ、ただ思いを吐き出すためだけのエッセイである。
※注意:これはノンフィクションになります。ガンにつて
アレルギー反応を示す方、不幸の序列をつけたい方はブラウザバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 17:38:28
2509文字
会話率:0%
序列一位を誇る大手ハンター事務所『アルストロメリア』に所属する双子姉妹のアメリアとアリシア。
ある日、彼女たちが賞金首を追っている最中、柏木ハンター事務所とバッティングしてしまい、その際に賞金首を奪われた挙句、アリシアに怪我まで負わされてし
まう。
大事な妹に怪我を負わされ、怒り心頭のアメリアは別の賞金首を囮に使い、再びバッティングの状況を作って、彼らに復讐を果たそうと画策するが……。
※この作品はシリーズ作品の短編となっております。
※AIで作成した挿絵を使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 00:00:00
40837文字
会話率:61%
異世界の精霊国、ブリトニー王女は、大規模召喚を行った。
先生を含め28名の日本人が召喚された。
王女は、世界征服を企む魔王を倒して欲しいと生徒達に要望した。
しかし、一人だけ、否の返事をし、城を出る決断をした。
彼女は、佐々木梓、16歳
の高校生、彼女は、戦闘序列28位
異世界での評価は最下位であった。
当初、痛くもかゆくもない存在と思われたが、彼女のスキルは日本の物を召喚出来る。使い方次第では、チートになるものであった。
やがて、彼女は、魔王軍に参加し、徐々に頭角を現していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 00:07:19
140424文字
会話率:45%
第2世代型管理者。
序列にして第一位と言われながら、未覚醒の管理者。
そう言われた、今は魔王。そして、後の世には全く別の異名を与えられたのアッシャーナの始まり。
戦闘姫 翔ぶ bottom of skyの短編になります。
最終更新:2023-08-05 21:32:08
6235文字
会話率:32%
表の世界では次期に世界一の財閥グループを受け継ぎ経済を回すことが決まっていたナルシスト男、西園寺聖夜はふとした行動でバグ力戦闘者に才能を見込まれバグ力養成学園都市、魑魅魍魎が蠢く裏の世界へ連れていかれることになってしまった。
そこで彼
は多数の人を辞めた仲間たちと悪の親玉ハンバイ・ギョウシャやその手下のチーター達と学園生活を繰り広げながら戦いを続けていく。
「チーター? 序列者? 誰が来ようと俺が勝つ! 俺が一番上だッ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 05:40:54
14599文字
会話率:55%
これは、異能力者とダンジョンの存在が当たり前の世界の物語。
ある朝、少年が目を覚ますとそこは何もない真っ白な個室。
そして彼には、目を覚ます前の記憶がなかった。
だが、どうやら『狛江大和』というのが自分の名前らしい。
医師の
診察を受け、数日の入院を経てから少年は退院することになった。しかし相も変わらず、自分自身が何者なのか、ということは分からないまま。
住んでいたとされるマンションの一室へ戻っても、なにも変わらなかった。
それでも大和は気にせず、普通の生活を送ろうと考える。
しかし、そんな彼のもとに不思議な少女が現れた。
「キミの記憶の手掛かりを知ってるよ」
リナと名乗った少女の言葉を信じ、大和はとあるダンジョンへ足を踏み入れる。
だがそこは、世界屈指の『超高難易度迷宮』だと呼ばれていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 09:34:28
7299文字
会話率:42%
レイン・ウィクターソンは、どこにでもいる普通の伯爵令嬢だった。
強いて言えば、王都立魔法学園での成績は序列最下位。いわゆる落第ギリギリの才能ナシ、役立たず扱いを受けてきたという点だけが異なっていた。もっとも、それがこの事件に関係があると
は思えなかったが。
「レイン・ウィクターソンは、絞首刑とする」
意味も分からないまま、意識を落としたレイン。
そんな彼女が次に目を開いた時、そこに広がっていたのは卒業したはずの王都立魔法学園だった。先ほどまでの出来事が夢か、あるいは今見ている光景が夢か、それとも――どちらも現実か。
わけも分からないまま過ごしていると、レインの目の前には忘れられない後悔が広がるのだった。
※この作品は【王都立魔法学園で序列最下位、役立たず扱いされた悪役令嬢のやり直し。~死罪や国外追放、謀殺されてもハッピーエンドまで諦めません~】の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 09:04:06
3249文字
会話率:29%
レイン・ウィクターソンは、どこにでもいる普通の伯爵令嬢だった。
強いて言えば、王都立魔法学園での成績は序列最下位。いわゆる落第ギリギリの才能ナシ、役立たず扱いを受けてきたという点だけが異なっていた。もっとも、それがこの事件に関係があると
は思えなかったが。
「レイン・ウィクターソンは、絞首刑とする」
意味も分からないまま、意識を落としたレイン。
そんな彼女が次に目を開いた時、そこに広がっていたのは卒業したはずの王都立魔法学園だった。先ほどまでの出来事が夢か、あるいは今見ている光景が夢か、それとも――どちらも現実か。
わけも分からないまま過ごしていると、レインの目の前には忘れられない後悔が広がるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 14:19:46
5248文字
会話率:31%