中華王朝の初代女王である愛新覚羅紅蘭と、その腹心である司馬花琳上将軍。
彼女達が東亜の歴史を動かす偉人として大成した全ての始まりは、夏の六甲山での運命的な邂逅だった。
二人の若き華僑令嬢は胸中に秘めた大志を語り合い、やがて夢を共有する刎頚の
友となっていくのだった…
(本作は武 頼庵様御主催の「 夏の○○が好きだった!! 企画」の参加作品で御座います。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 05:43:45
6026文字
会話率:26%
清朝の流れを汲む立憲君主制国家である中華王朝。
その宮廷で丞相を務める司馬蓮花は、在任5年目を迎えてある焦りを感じていた。
彼女の祖母は中華王朝の上将軍を務め、そのまた先祖を辿れば魏の謀臣である司馬懿や晋を建国した司馬炎に行きつく。
そうし
た先祖達に恥じない程の立派な功績を、果たして自分は挙げられるのだろうか?
そんな焦りを感じる司馬蓮花を、彼女の主君である愛新覚羅芳蘭女王は酒の席で諭すのだった。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 07:00:00
1000文字
会話率:40%
清朝の流れを汲む立憲君主制国家である中華王朝で上将軍を務める司馬花琳と、丞相を務める楽永音。
彼女達二人の忠臣は、女王である愛新覚羅紅蘭が何らかの悩みを抱えている事を察していた。
‐一介の臣下である私には打ち明けにくい御悩み事も、旧友である
上将軍になら吐露出来るのやも知れません。
このような理屈で楽永音に促された花琳は、急遽として女王陛下の相談相手を務めるのだった。
少女時代には友として気安く呼び合った二人の間には、今は主君と臣下という歴然とした序列が存在した。
そうした身分差を否応なしに意識させられながらも、彼女達の信頼関係は決して揺らきはしないのだった。
(本作品は、鳴田るな様御主催の「身分違いの二人企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 06:10:56
3851文字
会話率:29%
エリアルは自分の領地を救ってくれたアルテイル将軍に恋をした。舞踏会で出会ったアルフォードは大きくて格好良くて、そして優しかった。けれどアルフォードは悲しい理由から「誰とも結婚しない」と国王に断言している。
兄から「うちの妹は狩人ですから」と
言われるお転婆伯爵令嬢と年上将軍閣下のドタバタシリアスな恋の行方です。
BL好きの人々の集まり、もしくは小説内小説としてBLが出てきます。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-24 22:27:57
143022文字
会話率:36%
「気に入った。お前、私のところへ来い。」
ラステガ大陸エスタラント王国。好き放題やり放題な現王に対し不満が爆発した市民は、下級貴族を味方につけクーデターを起こす。反乱軍のリーダーとして奮起した子爵のハンフリーは、上将軍のガレスと一騎打ちに
なる。結果、敗北。覚悟を決めたハンフリーの前に現れたのは、王の一人娘、シルヴィア姫であった。しかし、シルヴィアは姫というにはあまりに大雑把で男勝り。何よりこのエスタラント軍の総大将が彼女であった。
次の瞬間、彼女から言われた言葉は衝撃的なものだった。
こうして、一人の女と二人の男の奇妙な旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-06 21:56:59
2215文字
会話率:39%