遠くて近い、荒れ果てた未来。
ニッポンという国は前世紀から百年以上にわたって、もはや開戦の切っ掛けや原因などはさて置き、その責任など誰も負いたくないというだけの理由で日常と化すまでに至るほど続いた内戦の末、さまざまな要因から独立を宣言し
た各自治体と、引き続き首都・東京にある日本国政府の政権執行部が管理する区域とで分裂状態に陥っていた。
百年の乱、などと名前だけは大層に呼ばれるこの無意味で怠惰で冗長な内戦が勃発した原因は、端的に言えば国家ぐるみのケチの行きついた先、だった。
そんな心の豊かさを失い、古き良き文化の滅びかかった世界に、ひとりの救世主が現れた。
男の名はマノ。無類の格闘センスと無敵のパワー、そして巨大化・変身能力を持ち、ちょっと情緒不安定。そんなマノが実の兄であるウノを探す旅路の途中で立ち寄ったのは、今まさに騒乱に飲まれようとしているオーサカ、ニッポンバシ。
そこで出会った美しきメイドさんに惚れ込んだマノは、彼女と、愛すべきオーサカに芽生え根付いた豊かな文化と人々を守るために立ち上がった。
敵は独立オーサカ一心会、そしてその背後にはニッポンをケチで支配する巨大企業が手ぐすねを引く。
立て、撃て、斬れ!みんなで見よう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 18:00:00
239025文字
会話率:58%
ふと思いついたフレーズから膨らませた、帰ってきた不思議系小説。
最終更新:2023-11-30 16:28:49
1576文字
会話率:0%
真夏の夜の大阪ミナミ。その片隅に蠢く小さな物語。
ホテル街を抜け、歓楽街を彷徨い、君に会いに行くまでの道のり。
やがて水煙草の薫りもそのままに、僕は君の手を取って走り出した。
最終更新:2023-08-31 15:23:36
2355文字
会話率:0%
「雲は風に逆らったことがあるのだろうか」
居るのでも居ないのでも変わらない、本人自身も何をしたいのか分からない、ただ風に流れる方向になびき、漂うように大阪の大学になんとなく入学した伊能積乱。
父親は、目的もなく生きている積乱に「意地がな
いのか?」と問うたけれど、その問いに答えることはできなかった。
そんな積乱は、タウンワークで「日本一のたこ焼き店「太陽」。簡単で高時給なお仕事。最高のまかない付き」と書かれた求人に目が止まる。
面接を受け、難なく合格したが、仕事は求人に書かれた内容とは違い、かなりの重労働であった。辞めたいと考え始めた矢先、店長は積乱に問う。
「今なら、まだアルバイトを辞めることできるけど、どうする?」
これは、無気力な大学生とたこ焼きバカの店長がそれぞれの進むべき道を探す物語・・・・・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 19:00:00
18968文字
会話率:21%
畿内医科大学は大阪府北部にある私立の医科大学。その医学部医学科1年生で地方出身の医学生だった僕、白神塔也は開業医の父が生前に作った借金のせいで退学の危機に陥った。
卒業まで残り約2500万円の学費を工面するため僕が応募してしまったのは
、大学が基礎医学研究者を確保するための特別枠「研究医養成コース」。
考えが甘すぎた僕を待ち受けていたのは、6つの基礎医学教室を渡り歩く怒涛の1年間だった。
解剖学百合っ娘の恋路を応援し、生化学たこ焼き娘に惚れられ、生理学お嬢様の秘密に触れ、薬理学合法ショタと友情を育んで、僕は研究医としてのキャリアを歩み始める。
これは現代医学生の恋愛模様を赤裸々に描く、「全部載せ」ラブコメ。らしい。
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※この作品は過去作品「やまいのことわり ~気分は基礎医学~」の全編を加筆修正し、各話の構成を大幅に変更してリメイクしたものです。旧版は記録として残しますが今後の続編はこちらで投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:36:53
696552文字
会話率:40%
異星人グロバリアスの侵略を受けて支配された未来の地球。全人類に対して統一言語の使用を義務付けたグロバリアスに対し、秘密組織「ホウライ551」はナノマシン技術を利用して関西弁を保全しようとしていた。
※この作品は「小説家になろう」「アルファ
ポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※この作品は2019年に文芸同人誌で発表した作品を改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 08:05:24
2509文字
会話率:48%
恐怖の薬物ンナ・アホナによって実行に移される大阪遷都構想。陰謀を打ち砕くため、ICPOの捜査官は単身で組織に潜入する。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
最終更新:2021-08-19 11:00:00
4280文字
会話率:46%
かつてパ・リーグに存在して、2004年に消滅した大阪近鉄バファローズ。
その最後の優勝である2001年を、あまり語られる事の少ないバイプレイヤーを通して語っていくエッセイ。
最終更新:2024-01-28 20:10:02
25078文字
会話率:4%
かつて大阪の難波を本拠地にしていたプロ野球団・南洋ファルコンズ。
その歴史を語るうえで欠かせないふたりの野球人に主人公にした物語
キーワード:
最終更新:2021-07-28 21:40:12
91975文字
会話率:18%
日本から異世界『ステルラ』に転生した少年――遷宮織弥(せんぐう・しきや)は長い冒険の末に、転生した際に授かったチートスキル『必中必殺の弾丸(スクロぺトゥム)』と『絶対王者の聖剣(ラーミナ)』を使い、世界を混沌に陥れてきた魔王を労せずして討
伐する。自らが異世界転生して与えられた役割を果たした織弥は、仲間と共に始まりの地へ帰ろうとするが……。
また、石川県で『怪恨』と呼ばれる異形と戦う役目を負った『滅恨士』の少女――霞沢葉月は、一族の長となり生まれた地から出られなくなる前に、かつて自身を救ってくれた恩人がいる地へ向かう事を決意する。
アウトローが集う街――大阪市北区、西日本最大の繁華街梅田では今日も今日とて雨が降り始める。殺し屋、能力者、異形、ただの人間――本来であれば交わる事のない独立した物語を生きる者達。
彼らの歩く道は、この街を中心に収束する。
雨が止み、晴れ間が覗くまで――一点に収束した物語は混じり合い、決して離れる事はない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 22:00:13
7836文字
会話率:29%
大阪の裏社会で生きる遠藤克己は三流の殺し屋。格上の同業者ばかりがひしめくこの街で、うだつが上がらない日々を送っていた。ある日、獲物を新進気鋭の殺し屋に横取りされた事で完全に行き詰ってしまう。そんな彼に仕事仲間の刈谷から言い渡されたのは、二
週間のリフレッシュ休暇――。
刈谷の画策により大阪から離れた石川県の金沢までやってきた遠藤は、そこで自らの常識の外にいる存在――『怪恨』と呼ばれる異形と対峙する事となる。さらには怪恨退治を生業とする専門家、『滅恨士』の少女、霞沢葉月と出会い、やがて街の命運を懸けた戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 22:38:04
140773文字
会話率:45%
大阪に住む大学生の東雲晴雨は偶然裏社会の一端を垣間見てしまった事により、人外ひしめく戦いの中に投げ出される。
人間離れした力を扱う能力者。各地でテロを起こす過激派グループ。それらを守る用心棒と付け狙う殺し屋達。一連の事件を追う雑誌記者。
彼らはそれぞれの思惑を胸に、自らの目標に向かって突き進む。
人の命が紙切れ以下の裏社会において、使い捨ての駒として再利用される事となった東雲は同じ境遇の先達者と共に、この惨劇からの脱出を誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 22:00:00
168070文字
会話率:37%
とある名家から家出をした主人公、一条琉昏(いちじょう るうく)
大阪に遊びに来ていた幼馴染の恋窪愛茜(こいくぼ あかね)
幼馴染の琉昏をほっとけず、家にお持ち帰りしちゃった愛茜との日常を描いたラブコメストーリー
最終更新:2024-01-20 15:32:33
26430文字
会話率:67%
大阪夏の陣ののち、江戸に戻った千姫の話です
最終更新:2024-01-20 00:53:59
2782文字
会話率:20%
大坂夏の陣の一月後、平戸島に一人のイギリス人が帰ってくる。
彼の名はウィリアム・イートン
EIC、すなわちイギリス東インド会社の平戸商館に属する若い商人である。
イートンは人目を忍んで、焼け落ちた大阪から平戸まで密かに戻ってきた。
「商
館長、私は太閤の宝物を託されてきたのです――」
そんな感じで始まる歴史冒険小説です。
主人公のイートン君は実在します。
有能で勤勉で仕事熱心な若手商人なので、「冒険小説」のはずなのに、八割方普通に仕事をしています。少々恋愛もします。
彼の混血の息子がのちにイギリス本国でオクスフォードに入学している――という驚愕の事実からこの話を書きたくなりました。
イートン、たぶんものすごく優秀なんだ。生まれがそれほどよくないから出世が頭打ちになったタイプ。そういう気がしたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 08:15:54
94802文字
会話率:47%
四天王寺ロダンは秋の劇の為の脚本を書いていたが、集中力が切れてしまい、脚本のネタ切れに困った彼はファミレスの窓の外を眺めていた。彼の視線の先に映るのは高校生達。それはまだまだ記憶に手を伸ばせばあの頃の自分に声が届きそうな、そんな青春時代の
自分がいる気がした。
そんな彼等を見て思う内に昔の懐かしい友人の名が不意に出て来た。彼女の名は—―九名鎮真帆。その名を口にした時、ロダンは思い出す。ある夏の事件の事を。
そしてロダンは急ぎペンを引き寄せそれを元に脚本を書き始める。それは過ぎ去った青春時代の自分を掘り起こす作業でもあり、そして自分がほんの数年前の事も忘れてしまったという、忙しさ忙殺された自分という存在だった。
夏の事件--それは、正に大阪を震撼させた、ある事件。
そこでヤングロダンが立ち向かった事件とは。
これは四天王寺ロダンの若い青春時代を描いた青春ミステリー小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 21:35:39
163028文字
会話率:33%
猛暑が続く週末、大阪にある場末の立ち立ち呑み屋で僕は友人からある事を耳元で囁かれた。それは――「空海の首を…探してくれませんかねぇ」と。
冗談だと思った僕は彼に曖昧な返事をするが、それが彼の失望を買ってしまった。
一体、彼の失望は何だ
というのだろうか?
その日以来、僕は近畿一円の古書街を回るだけでなく、あらゆる手段でネットにも投稿して「空海の首」について調べたが、一向に何も見つけることが出来ず、やがて猛暑の夏が過ぎようとしてた。
そんな夕暮れ時、メトロを降りた僕に声を掛けた人物が居た。見れば夜の香気を身に纏ったような美しい若者だった。
やがて彼が僕に対して語るのはこの世の事とは思えぬ摩訶不思議な…自分と空海との約束。
そしてやがて彼は、僕にこう言うのだった。
――お前は探してはいけない物を探してしまったんだ
果たして僕は何をしたというのだろうか。
この物語は『異聞倭人伝』という実在した歴史上の人物を違う角度から捉えて語る短編小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 23:00:00
10516文字
会話率:25%
田中美恵子は大阪本町の小さな商社に勤めている。彼女の仕事は生活雑貨関連の貿易をしている企業の営業アシスタントである。生活雑貨は多種、多品目を扱う神経の細かな部分が仕事上多い。故に、仕事外でリラックスする時間は大変貴重なのだが、しかし最近、
自分のそうした時間を過ごす場所に見知らぬ闖入者が見え隠れ始めた。その人物は自分の見知らぬ男であったが、やがて自分に付き纏うよ言うになった。
正に招かざる隣人だった。
しかし、その隣人の存在こそが、美恵子をさらなる事件へと誘う存在だった。
――その男とは何者か?
そして美恵子はどのような事件に巻き込まれるのか。
これは『嗤う田中』シリーズにおける一連の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 10:58:41
8072文字
会話率:7%
6月の一つの出来事がきっかけで、チアリーディング部の男の子の大阪 亜矢理(おおさか あやり)と背が高い女の子の乃木坂 紗奈(のぎざか さな)が付き合う話です。
しばらくの間は不規則な時間で更新しますので、ご了承ください。
なお、この小説は
フィクションです実際の組織、団体とは一切関係ありません。
また、この小説は「カクヨム」さんにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 18:00:00
209046文字
会話率:30%
大阪府南部、堺市と和泉市に広がる泉北ニュータウン。
50年の歴史を誇り14万人が暮らす泉北ニュータウンには昔から鬼伝説が伝わっています。
2匹の鬼から智恵と3つの宝物で身を守った商人の『三宝の鬼』の昔話。
また、泉北の南の端の別所には
、源頼光が鬼退治に使ったという刀、鬼切り頼光の刀塚があります。
そしてそこから更に南へ下ると九鬼、父鬼など鬼の字の付く地名が並びます。
更には隣の河内長野市には昔、鬼住という名の地があり、そこに住む女鬼と父鬼に住む男鬼は夫婦であったとも伝わっています。
この『泉北の女神様』は、そんな今に伝わる泉北の鬼伝説をラノベ風にアレンジして仕立て直した物語です。
ぜひ、ご一読下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 05:00:00
132529文字
会話率:14%
坂梨渚沙(さかなしなぎさ)は父方の祖母の跡を継ぎ、大阪市南部のあびこで「たこ焼き屋 さかなし」を営んでいる。
そんな渚沙には同居人がいた。カピバラのあやかし、竹子である。
堺市のハーベストの丘で天寿を迎え、だが死にたくないと強く願った竹子は
、あやかしであるカピ又となり、大仙陵古墳を住処にしていた。
そこで渚沙と出会ったのである。
「さかなし」に竹子を迎えたことにより、「さかなし」は閉店後、妖怪の溜まり場、駆け込み寺のような場所になった。
お昼は人間のご常連との触れ合い、夜はあやかしとの交流に、渚沙は奮闘するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 21:38:04
101613文字
会話率:40%
大阪あびこに住まう紗奈は、新卒で天王寺のデザイン会社に就職する。
その職場には「お料理部」なるものがあり、交代でお昼ごはんを作っている。
そこに誘われる紗奈。だがお料理がほとんどできない紗奈は断る。だが先輩が教えてくれると言ってくれたので、
甘えることにした。
このお話は、紗奈がお料理やお仕事、恋人の雪哉さんと関わり合うことで成長していく物語です。
カクヨムとアルファポリスでも掲載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330655414278379
https://www.alphapolis.co.jp/novel/773393922/40738925折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 20:06:10
101339文字
会話率:45%
大阪府豊中市の曽根にある「あずき食堂」。
セレクト形式で定食を提供するお店なのだが、密かな名物がお赤飯なのだ。
このお赤飯には、主人公たちに憑いている座敷童子のご加護があるのである。
主人公である双子の姉妹の美味しいご飯と、座敷童子の小さ
なお祝い。
「あずき食堂」は今日も和やかに営業中でございます。
★カクヨムとアルファポリスにも掲載しています。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/16817330651218144002
アルファポリス:https://www.alphapolis.co.jp/novel/773393922/203704876折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 20:59:23
173920文字
会話率:50%
2012年 大阪府富田森市(おおさかふじたもりし)では、5ヶ月前から未知の現象、ファンタジー現象が起こっていた。そんな街に住む主人公大和裕也(やまと ゆうや)はある事件に巻き込まれ、世界の真実を知ることとなる…
最終更新:2024-01-10 22:48:13
153103文字
会話率:55%
大阪のとある公園での出来事から始まる暖かい話しへと進行していく
最終更新:2024-01-10 04:57:01
6300文字
会話率:0%
ある夏の日に偶然出会った容姿端麗な女性・文香との一晩の思い出。
最終更新:2024-01-04 21:52:14
15247文字
会話率:38%
大阪に小さな組があった。
組員8人で組長を入れても9人と言う小さなやくざ組織だ。
それでも何処の組織にも属さず一本どっこを貫いていた。
本来ならそんな小さい組で独立独歩などあり得ないはずだが、
何故かそれが成り立っていた。
周りの組が何とか
その組を取り込もうとしたが、
何処とも成功する事はなかった。
なぜそれが出来ないのか。それが不思議な所だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 01:13:18
351066文字
会話率:62%
時は大正十五年。
東京の出版社が「一冊一円で毎月一冊配本」を売り文句に刊行を開始した安価な文学全集は、日本の出版界に「円本ブーム」をもたらした。
この円本ブームは大阪市の船場で教科書の製造・販売を営む小野寺教育出版にとっても例外ではなく、同
社の企画課は国語系科目のノウハウを生かした児童文学全集の刊行に力を注いでいた。
小野寺教育出版の社長令嬢にしてまだ小学生の善子もまた、この刊行企画に動員されるのだった。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 07:44:53
1000文字
会話率:16%
明治二十二年、春。
五階建て展望台の眺望閣が聳え立つ大阪の今宮村では、奇妙な噂話が囁かれていた。
空飛ぶ鬼火の目撃例と、辻斬りを試みる鎧武者の影。
嵐山の霊能力者集団である京洛牙城衆は、この噂話を重く見て戦士達を派遣した。
戦士達の中核を成
すのは、二人の若者達
一人は管狐を使役する飯綱使いの青年の稲倉武信、もう一人は狐憑きの力を使役して狐獣人に変身する少女の深草花之美。
牙城衆の指導者である大巫女からの密命を受けた二人は、詰襟姿の書生と袴姿の女学生に身をやつして有宝地での張り込み調査を開始した。
まるでデートのような張り込み調査に心踊らせる花之美だったが、有宝地で発生した誘拐事件を皮切りに、事態は大きく動き出すのだった…
(※ 本作品は、猫じゃらし様御主催の「獣人春の恋祭り企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 06:23:35
11927文字
会話率:31%
小野寺教育出版の社長令嬢である小野寺真弓は、婚約者である生駒竜太郎と共に夜デートと称して御堂筋のイルミネーション見物に繰り出していた。
大阪市の船場で生まれ育った真弓にとって、LEDライトで彩られた御堂筋は庭のように慣れ親しんだ土地だった。
独身時代最後の冬のイルミネーションを見る真弓の胸に去来する想いは、果たして何か。
※本作品は、藤乃 澄乃様御主催の「冬のキラキラ恋彩企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 07:00:00
4032文字
会話率:27%
【重複投稿】この作品は、<エブリスタ>に重複投稿しています。【エブリスタ】
大規模災害とクリーチャーウイルスの蔓延で、和中5年、日本共和国が破綻していくまでの話。
男子大学生の東雲一稀(シノノメイツキ)は、高校まで軍事訓練を受
けた予備役だ。
東京方面の震災により、妹のユウナと父である東雲波郎(シノノメハロウ)博士の安否を確認するために、イツキは川崎へ向かっている途中で地割れに落ちた。
穴から救ったのは、未来から来たと名乗る男性軍人のキールであった。
その後、妹のユウナとも合流する。
東京を中心に、時間の門(ポータル)が開いたことにより、地震やウイルスによる災害が起きていた。
クリーチャーウイルスにより、化け物(クリーチャー)化した者たちは、黒い液状になって街を彷徨っていた。
ウイルスに適合した覚醒者としてイツキは、日本刀『六紋村正』でクリーチャーを倒していく。
このウイルス災害を起こした犯人は、科学者である父ハロウであった。
父を倒すことが出来ず、イツキは時間の門(ポータル)の向こうにある白い世界へ向かった。
そこで出会った強い情報体の導きで、イツキは転生をすることが出来た。
転生後、白い世界から別の時間帯へ移動したイツキは、軍用車用の中で目を覚ます。
そこで、見習い軍人になった従兄のナガト、後輩女子のホウセンと合流する。
富士山の大規模噴火により、上官たちがもめる中、愛知県へ予備役たちは引き返すことになる。
さらに母校のある大阪へ移動し、大地震と琵琶湖の決壊により水没した街で、イツキは巨大水棲クリーチャーを討つ。
その頃、九州北部では軍による大規模な竜宮城を破壊する作戦が始まろうとしていた。
福岡の永遠に終わらない1日を終わらせるため、イツキは大切な人とともに、異空間を破壊した。
衝撃のあまり、イツキのアイデンティティーが吹き飛び、覚醒能力と日本刀『六紋村正』を失う。
サイタマスラムの旅を通して、イツキは自身に残っているものに気づいた。
光をまた目指して、イツキは人間の道を歩いて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 19:00:00
100095文字
会話率:27%
異能捜査室の捜査ファイルとは違う視点で見れる新編
どうぞ謎で満ちた魅惑の世界へ。
最終更新:2023-12-09 00:28:38
4372文字
会話率:19%
ここ日本では異能、超能力を使った犯罪が激増している。
それを止める役割を持つ異能捜査室の事件ファイルが幕を開ける。
最終更新:2023-09-09 09:21:25
10629文字
会話率:38%
レモン男爵と水間の奇妙なやり取り、突然現れるセンシティブワード警察や大阪のキャラクターたちが混ざり合う
最終更新:2023-12-07 00:46:40
2105文字
会話率:52%
体調不良でずっと寝込んでいたので、普段は考えないようなコトを考える時間ができました♪ 結果オーライでした☆
最終更新:2023-12-02 10:49:54
3241文字
会話率:0%