大阪府南部、堺市と和泉市に広がる泉北ニュータウン。
50年の歴史を誇り14万人が暮らす泉北ニュータウンには昔から鬼伝説が伝わっています。
2匹の鬼から智恵と3つの宝物で身を守った商人の『三宝の鬼』の昔話。
また、泉北の南の端の別所には
、源頼光が鬼退治に使ったという刀、鬼切り頼光の刀塚があります。
そしてそこから更に南へ下ると九鬼、父鬼など鬼の字の付く地名が並びます。
更には隣の河内長野市には昔、鬼住という名の地があり、そこに住む女鬼と父鬼に住む男鬼は夫婦であったとも伝わっています。
この『泉北の女神様』は、そんな今に伝わる泉北の鬼伝説をラノベ風にアレンジして仕立て直した物語です。
ぜひ、ご一読下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 05:00:00
132529文字
会話率:14%
原田正人は四十歳男性。
コロナ禍で大学時代からの男性の恋人「圭」と別れて、人生から色が消えた。
あとは余生と、ポジティブな厭世家として社史編纂室に勤務していたはずなのに。
車にはねられて気づいたら、奈良時代みたいな平安時代みたいな場所にい
る。しかも、第八皇子の泉北郡王の正夫人の趙小瑶(ちょう・しょうよう)になっているんだが、名前から察するにここはもしや古代中国か?
混乱しつつも、俺の夢の中の趙小瑶も、趙小瑶の夢の中の俺も、どっちも俺だなと、とにかく安寧に生きることに集中しようとした。
たぬき顔の趙小瑶に恋する第九皇子の周王は、かつての恋人の「圭」そっくりで、動揺しないわけではない。
だが、夫の泉北郡王にはどうしようもなくムラムラしてしまう。
俺は、周王や泉北郡王と仲良く皇帝の後継者争いに巻き込まれてしまったっぽいんだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 00:00:00
78231文字
会話率:32%
主人公・高槻 浩司は大阪府庁に勤める地方公務員。
唐突に突き付けられた無茶な「人事異動」をきっかけにメンタルを壊し、公私ともに順風満帆だった毎日から奈落の底に転落する。自身のこれからの生活をどうするかという難問に加え、これでもかと襲いかか
る周囲のさまざまな問題。それらをひとつひとつクリアしながら新しい生活を手に入れるまでのリアルなドキュメンタリー。
※テーマは「職場のメンタルヘルス」と「適応障害」「うつ病」。精神保健福祉の制度の使い方、病院の選び方や職場との付き合い方等も織り交ぜた。今まさに病気と闘っている人のための手掛りとなれば幸いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 20:00:00
48604文字
会話率:20%
「生活保護課長・森山直樹」の続編。
南大阪町福祉事務所は、開設2年目に突入した。1年間の予定で大阪府から出向してきた主人公・森山直樹は、町長と民生部長の強い希望により、引き続き生活保護課長を拝命した。
待ったなしで巻き起こるさまざま
な人間ドラマ…まだまだ半ば手探りで、それに真摯に向き合う主人公と7名の部下たち…。福祉事務所が成長期に差しかかった1年を描く。
※全24話、毎日20時更新です。
※この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 20:00:00
46830文字
会話率:59%
主人公・森山直樹は福祉専門職の大阪府職員である。2017年春、南大阪町に福祉事務所が設置されることになり、生活保護課長として出向することになった。
南大阪町は、大阪府南部の人口3万人の町。地場産業として繊維業が盛んであったが、それも今
は昔である。昔ながらの風情も残しながら、現在は大阪のベッドタウンとして、そして、その環境の良さから、病気療養の地としての評価が高く、人口は増加傾向が続いている。
業務未経験で右も左もわからない部下たち…。しかしながら、現場での支援は待ったなしである。主人公が、部下たちとともにさまざまな課題に立ち向かい、ハード面、ソフト面両方から福祉事務所を作り上げていく1年を描く。
今何かと話題の「生活保護」について、実際に支援している側の視点から描いた「お仕事小説」。
※この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 22:00:00
57070文字
会話率:45%
堺県立御子柴高校通常教室棟の屋上で、吹田千里達が粕汁を食べていた昼休み。
そんな貸切状態の屋上スペースに姿を現わして、奇怪な噂話を語る一般生徒。
それは、千里達に新たな戦いの幕開けを告げるメッセンジャーだった。
夜な夜な、堺県第2支
局管轄地域を徘徊する、牛の頭に人間の身体を兼ね備えた怪物がいるらしい。この怪物の角に刺された人間は、怪物の仲間入りをしてしまうのだ…
単なる都市伝説との見方を捨てきれなかったものの、一般生徒の相談した噂話を、とりあえず支局に報告し、家路についた千里達。
ところが、都市伝説を裏付けるかのような話を家族や特命警務隊から聞かされた千里達は、自分達の日常が邪悪な陰謀に蝕まれつつある事を実感する。
夜の帳に包まれた、堺泉北工業地帯の石油化学コンビナート。
そこに、巡回パトロール中の千里達が駆けつけた時、千里達は滅ぼしたはずの狂信者達の残党との対面を余儀無くされる。
戦え、防人の乙女達よ!
今こそ3年前の戦いに真の終止符を打ち、自らの信じる正義と友情を示すのだ!
(※ 未成年者の飲酒シーンが登場しますが、当作品は現実の未成年の飲酒を推奨した物ではありません。当作品はフィクションであり、現実とは別の歴史を辿り、現実とは異なる法律が施行された日本が舞台です。フィクションと現実を分けて考えて下さい。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 06:18:50
84815文字
会話率:27%