魔力の代わりにナノマシンが大気を満たし、魔法の代わりに科学が高度に発達した世界。だがその科学は魔法を再現するには至らなかった。
ナノマシンの名は『エーテル』。有機物で作られ、人間と共生するそれに高い適正を持った主人公、ハル。エーテルが繋ぎ制
御する社会において高い能力を持つ彼も、また科学で適わぬ魔法に夢見る一人だった。
そんな中、クラスメイトのルナの紹介でハルはあるゲームと出会う。内容はよくあるファンタジー。魔法に憧れるハルは、そのゲームに興味を覚えプレイを開始する。その世界に満ちる魔力の名前、それもまた『エーテル』だった。
せめて電脳空間の中だけでも魔法使いを楽しもうとするハル。だがゲーム開始直後に出会った王女アイリが切っ掛けで、そのプレイスタイルは徐々に変化していく事になる。
二つの『エーテル』が満たす世界の物語にハルは足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:01:17
5765879文字
会話率:50%
西暦二〇九九年の淡路島を舞台に、幼馴染み三人が新世界の序章を開くーー‼
■あらすじ
西暦二〇六〇年代。ナノマシン医療で経済を立て直した日本は、脳をスマート機器化する技術H・B(ハーヴェー)導入に出遅れたものの、ナノマシン産業推進に力を入
れ、世界市場に打って出た。
この好景気に乗じて山路内閣は首都移転案を打ち出す。
時は流れて西暦二〇九九年。
遷都を目前に控えた淡路島は、急速な都会化で先住の人々と新たに流入する人々との間で期待と混乱が入り乱れ混沌とした雰囲気に包まれていた。
そんな急成長の真っ只中にある淡路島で、いつも夕暮れまで一緒に遊び回っていた幼馴染みの三人、智明《ともあき》と優里《ゆり》と真《まこと》は、思春期を迎えて男女の友情が恋慕へと切り替わろうとしていた。
ある時、智明は遅れていた二次性徴を発現したことから神にも等しい異能力を得る。
すべてが思うままとなった智明は、その能力を真にひけらかし、優里を連れ出して新造された皇居に立て籠もる。
智明が警察機動隊を難なく跳ね除ける中、真は復讐とも報復ともつかない行動をとり、コネを頼って非合法な手段で対抗策を練る。
智明と真に巻き込まれる形で騒動に加わる淡路島のバイクチームの面々。
智明の起こした事件に居合わせたことで彼の能力を解き明かそうとする医者と刑事。
大きくなった騒動を鎮めるために自衛隊が出動し、その指示をだした総理大臣と、暗躍する謎の男。
様々な人々を巻き込み、淡路島を舞台に超常的能力と超科学的能力のバトルが、今始まる――
■ご注意
※この作品には性的描写・暴力的描写・残虐的描写が含まれます。苦手な方はご注意願います。
また、登場人物の人格を表現するため、一部法令に違反する描写を含みます。犯罪の助長や法律違反を促す意図はありませんので、模倣などの行為はなさらないでください。
※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・施設・地名等は架空のものであり、実在する名称とは一切関係はございません
※作中で取り上げた科学公証や物理法則は、物語に則して一部捻じ曲げて解釈・引用している箇所があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:00:00
1084264文字
会話率:43%
動物をモフることと二次元にしか興味のない主人公が、ご都合主義なようで地味に世知辛く、でも肝心なとこはやっぱりご都合主義な異世界に飛ばされて、ケモミミ少女や獣と共に四苦八苦するお話。
そのうち人化しますが、ずっと人化しっぱなしになったりはせず
、割合としては5:5の予定です。
予定は未定です、割合は(作者にも)予告なく変更される事があります。
今のところ、クーデレな狼、姉属性の狐、ツンデレ猫が出てます。多分まだ増えます。
注意 主人公は基本無双したりしません。登場キャラの過半数は人外です。物語が進んでも人間嫌いはほぼ改善されません。色っぽいお姉さん系の登場は絶望的です、他を当たりましょう。ロリに手を出したり出さなかったりします。以上、注意という名の予防線でした!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 16:14:07
350416文字
会話率:46%
西暦2100年頃の地球での過剰な化学発展してしまった世界の話。人々は退化と、エネルギー不足を恐れて、新たなエネルギーを求めて、この世にない物作り出した。
だが、宇宙に行ったり、深海をさまよった結果、人類は、永久にエネルギーを作り出すものを作
ることに成功した。それを見た人は口を揃えて
暗黒物質と名ずけた。
だが、これが悪用されてしまった、
主人公のライナーは、この恐ろしさを、目の前で見てしまった。彼の心に宿るのは、闇かそれとも、火なのか。
この過剰な戦火を止めるのは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 05:00:00
12527文字
会話率:46%
20XX年、冬至、東京は縮退により壊滅する(予定)。
その約2か月前の10月半ば、吉祥寺にほど近い国津石神井高校にて、乗り鉄の主人公「チューヤ」は仲間たちの冷たい視線を浴びながら、位置ゲーアプリ「デビル豪」に熱中していた。
ゲーム内
では、東京における悪魔の勢力地図が展開し、23区内のすべての「駅」に、人間の精力を吸い取る悪魔たちの「世界線」が、こちら側(現実世界)に重なって存在している──そんな設定。
よくあるモンスター集めと育成、鉄道好きキッカケではじめた、ただのソーシャルゲーム。もちろん悪魔なんて存在しない、最新の拡張現実を楽しめばいい、それだけのはずなのに。
位置をつなぐ「線」の象徴「鉄道の日」を契機に、むこう側の世界線がリアリティを増す。
それは悪魔の跋扈する破滅的な世界から、豊穣なこちら側への「侵食」。2つの世界が交わる「境界化(マージナル)」。
呪いの歌が響く石神井公園で、否応なく戦場へと駆り出されることになる、主人公とパートナー。
20世紀からの度重なるアップデートの末、ついに最終形態《ナノマシン》となった「悪魔相関プログラム」に「感染」する若者たち。
壊れていく「日常」の果て、彼らを待ち受けるのは──。
※金曜更新です※
本作品は地名・駅名のみ実在のものを使用しています。
それ以外の実在する何物にも関係いたしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 01:39:53
1684889文字
会話率:36%
ナノマシンとなった悪魔相関プログラムをインストールされた、6人の主人公たち。
彼らは異世界線と重なり、境界化した東京で、それぞれの思想にのっとった未来を探す。
はるかなる過去。われわれは、どこから来たのか。
世界のカタチが、じわりと浮き上
がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 00:50:25
422901文字
会話率:35%
20XX年、冬至、東京は縮退により壊滅する(予定)。
その約2か月前の10月半ば、吉祥寺にほど近い国津石神井高校にて、乗り鉄の主人公「チューヤ」は仲間たちの冷たい視線を浴びながら、位置ゲーアプリ「デビル豪」に熱中していた。
ゲーム内
では、東京における悪魔の勢力地図が展開し、23区内のすべての「駅」に、人間の精力を吸い取る悪魔たちの「世界線」が、こちら側(現実世界)に重なって存在している──そんな設定。
よくあるモンスター集めと育成、鉄道好きキッカケではじめた、ただのソーシャルゲーム。もちろん悪魔なんて存在しない、最新の拡張現実を楽しめばいい、それだけのはずなのに。
位置をつなぐ「線」の象徴「鉄道の日」を契機に、むこう側の世界線がリアリティを増す。
それは悪魔の跋扈する破滅的な世界から、豊穣なこちら側への「侵食」。2つの世界が交わる「境界化(マージナル)」。
呪いの歌が響く石神井公園で、否応なく戦場へと駆り出されることになる、主人公とパートナー。
20世紀からの度重なるアップデートの末、ついに最終形態《ナノマシン》となった「悪魔相関プログラム」に「感染」する若者たち。
壊れていく「日常」の果て、彼らを待ち受けるのは──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 01:05:35
423799文字
会話率:38%
これは、世界を壊す異能の力、《ギルソード》を身体に宿した少年少女の戦いの物語__
狡猾な少年、ユウキ=アラストルは、世にも怪奇な《異能力科学兵器》を、その身体に植え付けられていた__
兵器その名は《ギルソード》__
400年前、戦争にまみれた世界を一度破滅に導いた究極の兵器である。
普段は《ナノマシン》と呼ばれる粒子の形態で浮遊し、一度それが発動し、実体化した際、見た目は剣や銃といった既存の武器と変わらないが、決定的に違う点がある。
1つ、その破壊力は既存のどの兵器よりも決定的に段違いであること。
2つ、それは『使用時』にしか人の目では見えない《ナノマシン》という特殊粒子で形成される、魔術のような兵器であること。
3つ、それは人体の『身体』を保管庫にして宿り続け、一生身体から離れないこと__
戦争による世界崩壊から400年__
少年ユウキ=アラストルと、その親友少女リリーナ=フェルメールは、共に軍事国家〈新都市マリューレイズ〉の精鋭として選ばれた学園生徒であり、ある時、祖国からの命令を受けて海外のある地に降り立った。
ユウキはマフィアの地、シチリア諸島へ__
リリーナは中東地方の紛争地へ__
《ギルソード》が招いた悲しき過去の傷を背負いながらもその力がもたらすであろう、真の平和と理想の世界があることを信じて、少年少女は戦うことを決意する__
兵器《ギルソード》を悪用し、歪んだ野望のために利用する巨大国際武装組織、〈革新の激戦地(ヴェオグラード)〉。
奴等の卑劣な野望と暗躍を阻止するために、2人は壮絶な戦いに身を投じてゆく__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 02:00:43
557599文字
会話率:27%
そう遠くはない近未来のお話。第三次世界大戦が勃発し、サイバーテロ・ウィルス兵器によって人類は殲滅した。
しかし、コンピュータシェア世界的トップ企業の「ZooqD」社の開発したナノインプラントマシンにより、「ZooqD」社社員、その関係者、
子供は生き残った。生き残った人類で、完全なる管理社会を実現した。ナノテクノロジーにより、人類の脳にナノマシンが直接インプラントされ、脳内外から電気信号を自由に入出力することが可能になった。政府は、それらの技術を用いて、ある時点からの人類の記憶を抹消した。
この世界では、人々に不安や不満はなく、かつ人間一人ひとりに終わりが訪れない何もかもが完璧で平和な理想郷であった。
この世界では、大人はサポーターと呼ばれ、娯楽開発の義務があった。子供はプレイヤーと呼ばれ、サポーターの開発した娯楽を享受する義務があった。サポーターはプレイヤーが楽しむための娯楽を追求し、知的欲求を満たしていた。(相互尊敬の確立)
そんなある日、天才プレイヤー4人組アマナ・ヤマト・ゼロ・フヨに裏ネットワークの掲示板を通じて未来人と名乗る「??」から未来を予言するメッセージが送られる。
初めは馬鹿にしていた4人だが、現実の事象の的中により、次第に信じ始める。「??」はこの世界は誰かの手によってコントロールされていることを示唆する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 16:03:33
8079文字
会話率:1%
主人公レーイチは、人工衛星「那由多」の中に広がる仮想世界「ゼプト」に召喚された。
異世界で初めて知る地球人類がナノマシンで生命情報を取られていた真実。
バックアップから復元されて異世界に来たレーイチは異能の力を得て、仲間たちと共に人々を守る
ために戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:29:39
145171文字
会話率:55%
【650万PV・100万ユニーク】達成しました、ありがとうございます。 【第3期 第4章】執筆中!
実は俺、ひょんな事から未知との遭遇で、カップ麺のお返しに成長する宇宙船のコアをもらったんだ。 やたらとチートな相棒のお陰で色々と騒動が持ち
上がり人類を巻き込んで行きます。 世歴2000年夏休み初日の夜に起こった不思議から始まる、地球人類の未来が掛かってるかもしれないお話。 カップ麺で地球は救われたらしい、だがエイリアンが置いていったものは本当に大丈夫なのか? 宇宙船の管制AIが勝手に色々やりだして騒動が持ち上がり、日本人のルーツって何処から来たの? 神様って身勝手な宇宙人! 自分が逆にバグッた存在のAIに愛でられているとも知らずに、運命の輪は勝手に転がって行きます。 宇宙船を置いていった存在との関わりや地球人が何処から来たのかが分かり、とうとう他の種族が地球圏までやって来ました。 友好を結んでホッとしているのもつかの間、月の崩壊を防ぐ筈がいつの間にか要塞化してしまい、主人公たちは何処に向かってゆくのでしょう。 《書き上がったら即アップがモットーですので不定期投稿をお許しください》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 10:10:36
1079677文字
会話率:31%
私の名前は、ドクターアン。愛船の名はキシャール。みんなから名前は呼ばれずに、ドクターやドク、中には恐れを持ってマッド毒ターなんて呼ぶ者まで居たけどね。一度寿命で死んだあたしは、愛船のおせっかいで生き返る事になったんだ。運斬技牙一族で一番の
トンデモコンビがアンドロメダを暴れまわるお話。「ウンサンギガ」とは古代シュメール語で「黒頭の民」という意味だとか・・。
【実は俺、宇宙船を育てています】のスピンオフ作品第一弾。 本編にもリンクする予定です。
タイトルを一部修正しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 15:20:20
64500文字
会話率:26%
ある天才科学者が暗殺された。オーバーテクノロジーと魔術の融合により、物語が動き出す。暗躍する秘密結社。旧支配者の影。主人公には、どんな未来が待っているのか。えっ、俺生き返れるの?、ハーレムw?、行けるとこまで行ってやるわ~~!!。
最終更新:2021-11-08 15:47:58
99359文字
会話率:41%
2035年。世界中に異界へと繋がるゲートの先でモンスターと戦うハンターの存在が当たり前になった世界。
小柄で地味、戦闘好きで刃物、特に刀を用いた近接戦闘に秀でた少年かつ主人公のレンヤ。
そこそこの高身長でイケメン、武器から車までと機
械いじりと、あらゆる乗り物の運転が得意な少年のタクミ。
褐色でボーイッシュな可愛らしく、狙撃や早撃ち、更には設計までと銃の事なら何でもござれな少女のアイナ。
年齢と身長以上な大人な美しいさを持つ大和撫子、プログラミングからデートレイドまで手掛ける天才的な頭脳を持った、PCに強い少女のサユリ。
ロリ体型でツインテール、外科から内科と幅広い医療の知識を持ち、治療ナノマシンを専門とする、タクミと恋人関係な少女のヒナコ。
同じ施設で出会っていた彼らは、大人に頼らず家族のように暮らしていたが、恩人に誘われたことで学校に生徒兼、教師として、後にすぐ出会う風香を加えた6人で、通うことになる。
5人は秘密の謎を抱えながら、ハンター活動をしたり、ときには犯罪組織をぶっ潰したり、お金を稼いだり、世界の謎を追ったり、と非日常な日常を過ごす。
それぞれが大きな特技を持ち、けれどまだまだ子供で普通を知らない5人の、成長と克服の生活である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 20:11:02
79101文字
会話率:43%
西暦2111年。
謎のウィルスが蔓延した世界。
人は体内に埋め込まれたナノマシンによって管理、統制されていた。
通称クラウドシステムと呼ばれるこの「制御プログラム」は、人類の増加による地球環境の悪化によって計画された極秘プロジェクト
だった。
全人類へナノマシンを埋め込むために用いられた人工ウィルス「CB」は、脳幹細胞へと侵入し、“自己人格“を破壊する。
人類は「自己」という生物学的にプログラムされた知覚を失ったことで、争いのない平和な世界を手に入れていた。
変化のない生活。
永遠に繰り返される「日常」を。
しかし、ナノマシンの制御プログラムにもバグが存在し、自己人格を取り戻すイレギュラーな人間も存在する。
そういった人間たちによって立ち上げられた組織、『ブルーアーカイブス』は、統制された世界から「自由」を取り戻すため、影から世界をコントロールしている国際組織『ICBM』の破壊を目論んでいた。
自己人格を取り戻しつつあった少年、水崎潤平は、ブルーアーカイブスの隊員、猪本サツキと出会う。
彼らは世界の“日常“を取り戻すため、共に戦うことを決意した。
——その先に待ち受けていたものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 19:39:27
12907文字
会話率:18%
世界大戦の混沌を乗り越えた人々は、半ば狂信的に平和な世界という幻想を求めた。
そこで、皮肉にも戦争により大幅に向上したAI技術、ナノテクノロジーを転用して医療システムの構築を開始し、戦争による負傷者の治療とメンタルケア、離散してしまった家族
の捜索や治安維持を名目とした全ての国民の個人情報と位置情報の収集、それを元にしたヒューマンスコアの算出を行った。
それがバージョンアップを繰り返し、いつのまにかAIとそのシステムにはアスクレピオス、そこで使用されるナノマシン群にはホメオスタシスという名前が与えられる。
結果として国連加盟国は殆ど全ての疾病を駆逐し、人々はベッドの上での安らかな死を疑わない所か、死ですら克服できるのではないかとさえ考え始めている始末である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 00:08:41
51129文字
会話率:36%
伝染性の脅威”汚泥”とそれに染まった怪物”囚人”に脅かされ、フェンスの中の黄昏の太平を貪るHELL-0-GLOBE(ハローグローブ)。
囚人を狩るために重犯罪者で組織された、不死身の強化兵士の『獄卒』は、肉体改造を受け、フェンスの外で囚
人を狩るのを生業としている。
そんな獄卒の中に、成績がずば抜けて良いながら、素行が悪く万年UNDER評価の獄卒の男がいた。
未来なき強化兵士達の楽しい黄昏ディストピアアクション。
こちらはU-RED in THE HELL—ナラクノネザアス—のバトル多めの読み切り作品を集めた番外編です。本編より未来の話もあるためネタバレもありますが、単体でも読めるようにしています。
カクヨムと重複連載しています。
本シリーズには丹下左膳及び大菩薩峠(あと少し宮本武蔵)をオマージュ・モチーフにした部分が含まれます。(オマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 06:56:39
61492文字
会話率:36%
「あにさま」と弟が呼ぶ声が聞こえる。
戦闘用として作られた人口生命体『黒騎士』の兄弟、ドレイクとネザアス。
無口でまじめ、何事も不器用な兄と、粗暴で皮肉屋だが優秀で自由奔放な弟の関係はけして良好ではなかった。
しかし、戦場で重傷を負った二
人は、再生機能のエラーからか子供の姿になってしまい、基地まで自力で帰還しなければならなくなる。記憶を失った弟は今までと違って、素直に兄を慕うような言動をするのだが、兄は創造主から弟の生殺与奪を握らされていた。
「生かすも殺すも君次第」
うまく言葉にできずにすれ違ってきた、そんな二人の何でもない旅路のおはなし。
カクヨムと重複投稿しております。
U-RED in THE HELLと世界観が共通です。本シリーズには丹下左膳及び大菩薩峠(あと少し宮本武蔵)をオマージュ・モチーフにした部分が含まれます。(オマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 06:19:11
242963文字
会話率:42%
これは近い将来のお話。
世界はスマホの進化端末であるPUT(Personal Universal Device)に、複数の仮想現実機能を組み合わせて現実世界と変わらない快適なVR環境を提供するXRD(eXtended Reality Dev
ice)を接続することによって大きく変化した。
また、PUTに保存されている遺伝子情報をもとに、XRDと連動するために他人のものは使えない。だから、個人情報等のセキュリティ対策も万全といえる環境が出来上がっている。
更に、ナノマシンを体内に取り込むことで耳が不自由な人は「聞く」ことと「話す」ことができるようになり、目が不自由な人は「見る」ことができるようになる。画期的なシステムだ。
これにより、身障者と健常者の壁、言語の壁、性別の壁、肌の色などの違いや、距離の問題などもすべてPUTとXRDが取り払ってしまったといえる。
アルステラというのは、このPUTとXRDが実現する仮想世界で動作するVRMMORPGだ。
水無瀬日葵は仕事を終えて、VRMMORPG「アルステラ――優渥なるアポストル」のサービス開始と共に始める。
作成したキャラクター名はアオイ。敏捷性と器用さ、高い魔力が売りのハーフリングのアバターだ。綿密にキャラクターを作成し、チュートリアルをきっちりと済ませたアオイは、サービス開始直後にゲームにログインする。
〝おいおい、このゲームってこんなガキが遊べんのかよ?〟
〝なあ、この身長であのでかい魔物と戦えると思うか?〟
などと体格の大きなベータテスターに馬鹿にされる日葵に、NPCが声を掛ける。
「そこのハーフリングのお嬢さん、困ってるなら話を聞こうか」
この一言から、アオイの最強への道が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 07:00:00
2855文字
会話率:15%
100年前の戦争で全世界にばら撒かれたナノマシンは、わずか7日間で人類のすべての文明を塵に変えてしまう。
地上で成し遂げた人類の誇り高い歴史と業績は虚しく塵となって消え去り
貪欲と驕りで星と数々の動植物を絶滅させた愚かな人類は、自分たち
がもたらした滅亡を避けて、誰かは宇宙に、誰かは地下に潜り込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 11:31:47
12225文字
会話率:44%
未来の世界で、人間は自分の外見や能力を自由に変えられるナノマシンを体内に埋め込んでいる。しかし、その代償として、自分の本当の姿や個性を忘れてしまう危険がある。主人公は、自分に自信がなく、周りに合わせて自分を変えることで人気者になろうとする青
年である。彼は、自分のナノマシンをコントロールするスマートフォンを常に手放さない。ある日、彼は偶然、自分のスマートフォンと同じ型の謎のスマートフォンを拾う。そのスマートフォンには、自分のナノマシンだけでなく、他人のナノマシンも操作できるという驚くべき機能があった。彼は、そのスマートフォンを使って、自分の好きな人やライバルを自分の思い通りに変えてしまう。しかし、その結果、彼は自分の人生や人間関係を壊してしまうことになる。彼は、自分が何をしたのか、そして自分が本当になりたいものは何なのかに気づく。彼は、自分の過ちを正すために、自分のスマートフォンと謎のスマートフォンを破壊することを決意する。しかし、そのとき、彼は衝撃的な事実を知る。謎のスマートフォンは、彼の父親が開発したものであり、彼の父親はナノマシンの研究で死んだとされていたが、実は生きていたのだ。そして、彼の父親は、ナノマシンを使って人間を支配しようとしていたのだ。自分の父親と対決することになるが、自分の本当の姿や個性を取り戻すことができるのだろうか?そして、彼は、この先の現実を受け入れ、自分の父親を止めることができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 01:31:55
987文字
会話率:17%
空には宇宙船が飛び交い人々は電脳と共に生活する――そんな超科学の発展した世界で生まれ育った少女ララは、ひょんなことから剣と魔法のファンタジー世界に迷い込む。摩訶不思議な魔法の存在に首を傾げ、迫りくる獰猛な魔獣をナノマシンの力でねじ伏せた彼女
は、ひとまずこの見知らぬ世界を旅することにした。凄腕の女傭兵や清純な神官の少女と共に、ララは未知とロマンの溢れるファンタジー世界を歩き出す。
:毎日朝7時5分頃に更新しています。
:第一章完結しました。
:第二章完結しました。
:第三章完結しました。
:第四章完結しました。
◆第四章までを第一部として、一先ず完結となります。
応援ありがとうございました。
◆第二部始まりました。
◇第五章をすべて削除し、182部分(※)からまた新たに改訂版第五章を始めさせて頂きます。
:第五章完結しました。
:第六章完結しました。
:第七章完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 19:06:50
1065611文字
会話率:45%
私の名は、レスティーヴァⅦ。レスティーヴァと覚えて頂ければ結構です。
全高は二〇メートル弱。太陽系第三惑星『地球』で外宇宙戦闘用に製造された人型兵器です。パイロットでなく、戦闘ロボットそのものの方です。
といっても、このお話に、地球も
宇宙も出てはきません。
何故なら、私はまだ機能テストの最中で、実戦配備前の機体で、そのテスト中、異空転移ドライブのトラブルで、どうやら次元を跳び越えてしまったようだからです。おまけに自己修復用のナノマシンシステムの不調に見舞われたらしく、全高二メートル弱までサイズダウン現象が発生してしまいました。
不調の原因と、次元を跳び越えてしまったメカニズムの解析が済むまで、下手に帰ろうとするのは危険と判断した為、私はその見知らぬ世界で、ひとまず時を過ごすことにしました。
幸いなのは、私が自律行動可能なヴォイスコンピューター搭載型であったこと。
私には疑似人格が仕込まれており、人間とコミュニケーションが可能なこと。
何より、無人テスト中で、テストパイロットを巻き込むことがなかったことでした。
とはいえ、すべてが問題なしとは、行かないのが世の常です。
私の場合も、どうやら、少々困ったことにはなってしまいそうです。というのも。
飛んだ先は、忠誠的な文明レベルの、ファンタジックな魔法の国だったのです。
果たして、どうなることやら、困ったものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 20:00:00
85056文字
会話率:42%
人類が宇宙に飛び出し、生活圏を広げてから1300年。今や科学技術の進歩により人類は、ナノマシンで惑星さえも創り出すことができる様になっていた。無限に生み出せるエネルギーで働くことが義務じゃなくなった人類は、広大な宇宙を旅するようになった。宇
宙要塞を作り出し、宇宙を漂っていた主人公の天野流星は、ある時突然次元の歪みに巻き込まれて消滅してしまう。しかし、目が覚めるとそこは、知らない惑星の知らない陸地だった!宇宙要塞とともに転移した流星は人格AIの”サラ”と一緒にこの惑星を旅しようとするが、この世界には、魔法というものが存在することに気づいた!突然の不確定要素に不安を感じる流星だが、圧倒的科学技術の前では何もかも敵じゃない!
これは、突然知らない世界に転移した主人公と、その仲間たちの冒険の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 15:24:17
2033文字
会話率:34%
念動力、呪術、ナノマシン………etc。
ありとあらゆる科学の粋を継ぎこまれた生物兵器。
令和最強の忍び、真田流助は、時の政府に反逆し敗れ、落ち武者となった。
流助の祖父、真田百郎太は禁術を使い、流助を異界へと転移させる。
そこで親切な少女無
乃に助けられ、恐るべき姫侍、日出ずる誉と敵対し、
異界を乱世へと引き摺り込んでいく。
桜吹雪と共に現れた一迅の闇が異界を覆いつくし漆黒に染め上げ吹き荒れていく。
忍法炸裂!痛快、忍者による異界騒乱伝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 13:22:58
176905文字
会話率:39%