大国ネイピア王国に住まう侯爵令嬢ドロシー・ハートフィールドは、その美貌の所為で幼い頃から散々な目に遭い、男性嫌いを拗らせていた。その結果、実家の屋敷に引きこもりながら得意の調合を活かし、商売を行いながら生きてきた。
しかし、そんなドロシーに
は実は十二歳の頃に婚約をした婚約者が。しかも、その男性は――王国随一のひねくれ王子ルーシャン・ネイピア。
そんなルーシャンも極度の女性嫌いであり、二人は婚約してからずっと顔を合わせることはなかった。
まぁ、挙式まで一度も対面しない政略結婚もあるか。
そう楽観視していたドロシーだが、なんとルーシャンは挙式までをも拒否し、婚姻届け一枚屋敷に送ってくるだけ。
それに見たドロシーは、婚姻後毎日欠かさず三ヶ月、ルーシャンに会わせろと王城を訪れていた。目的はたった一つ。薄情な妻と思われないため。
そして、ようやく対面したルーシャンは……ドロシーが予想していた以上に容姿が整っており、絶世の美貌の王子だった。
そんなルーシャンに、ドロシーはたった一つの提案をした。
「私たち、離縁前提の結婚生活を送りませんか?」と。
◆掲載先→エブリスタ、小説家になろう、ベリーズカフェ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
151199文字
会話率:44%
――あなたは私を捨てた。だから、もうあなたのための私はいない。
フォルジュ王国にある名門侯爵家エルヴェシウス家の令嬢ジゼルは、幼少期から「いずれは王太子妃となり、王妃となれ」と親から言い聞かせられてきた。そして、厳しい淑女教育を課せられて
きた。
その結果、王太子バティストの婚約者に選ばれる。
しかし、それから何年たってもバティストはジゼルと婚姻関係を結ぼうとはしなかった。
さすがにおかしい。そう思った25歳のある日――ジゼルはバティストがほかの令嬢と親しげに口づけをしている光景を目にした。
それにショックを受けたジゼルに度重なる不幸が訪れる。
なんと、バティストはかの令嬢キトリーと結婚するために、ジゼルとの婚約を解消したのだ。
挙句、婚約解消された日の夜。ジゼルはバティストが寄越した刺客によって殺されてしまう。
死の間際。今度は後悔のない人生を送りたいと願ったためなのか、ジゼルはバティストとの婚約関係が成立する前に逆行転生する。
だから、ジゼルは決めた。
――今度は自由奔放に、好きなことをやって生きていく、と。
これは自由に生きたい元気娘(二度目の人生)とそんな彼女を見守る王弟殿下の、いずれ溺愛になるお話。
——
◇掲載先→アルファポリス(先行公開しております)、エブリスタ、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 17:00:00
104382文字
会話率:35%
『アンジュ先生、お元気ですか――』
平凡な街娘アグレイの元に一通の手紙が届いた。
その手紙は1年前までこの部屋に住んでいた叔母アンジュ宛。
しかし、アンジュはすでに他界しており、返事を出すことはできない。
困っていたアグレイだが、差出人
の名前に見覚えがあることに気が付く。
【ロイグ・スーラージュ】
その名前は、生前魔法学院で教鞭をとっていた叔母が「優秀な生徒なのよ」と笑いながら教えてくれた名前だった――。
だから、アグレイは返事を出し、叔母が亡くなったことを彼に知らせることに。
けれど、その手紙の返信には何故かアグレイと文通がしたいということが書いてあった。
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 20:13:17
3067文字
会話率:23%
【全75話、予約投稿済み】眠りから覚めた12歳の侯爵令嬢ファビオラは、先ほどまで見ていた長い夢が、まるで現実かのように感じられた。「私がこれから間違いを犯さないよう、神様が警告してくださったのかもしれないわ」なぜならば夢の中では、ファビオラ
の家族が濡れ衣を着せられ処刑された上に、ファビオラ自身も19歳で非業の死を遂げていたのだ。「そうならないように、私は正しい行動しなくてはいけないのね」決意を固めるファビオラはまだ知らない。それが夢ではないことを…。(他サイトさんにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
72329文字
会話率:33%
「私が蜘蛛の神様とマッチング?」ある日、親展と書かれた分厚い封筒が届いたことで、蜘蛛が大嫌いな山上サエの日常は大きく変化する。(他サイトにも掲載しています)
最終更新:2024-01-08 07:00:00
14430文字
会話率:34%
側妃を母にもつ王女クラーラは、正妃に命を狙われていると分かり、父である国王陛下の手によって王城から逃がされる。隠れた先の修道院で迎えがくるのを待っていたが、数年後、もたらされたのは頼りの綱だった国王陛下の訃報だった。「これからどうしたらいい
の?」ひとりぼっちになってしまったクラーラは、見習いシスターとして生きる覚悟をする。そんなある日、クラーラのつくるスープの香りにつられ、身なりの良い青年が修道院を訪ねて来た。(他サイトさんにも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 07:00:00
105996文字
会話率:41%
義理人情に厚くガサツな女ロサと、社会性の欠けた元貴族令嬢のライラック。盗賊として街を転々としていた二人はある日こんな依頼を受ける「ある宗教をぶっ潰して欲しいんすよ」。どうやらその宗教には少女の姿をした現人神もいるようで……。ちぐはぐ女盗賊と
神様の珍道中が幕を開ける。
5月5日に開催されるコミティア144で1章と、新刊として前日譚「女盗賊たちの出会いの話」を頒布予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
101113文字
会話率:32%
「言葉にできなかった、本当の気持ちはどこで枯れてしまうのだろう?」
過去のある出来事が原因で、思い出たちを忘れてしまった少女、野原詩音。しかし、黒猫をきっかけに幼なじみと再会し彼女は過去に触れていく。
ヒーローだった姉とそんな姉が大嫌いな弟
。亡くなった母の影を追う大人になれない子ども。独りぼっちの少女。彼ら、彼女らが咲かせる言の花を見て、詩音は何を思うのか?
これは、一人の少女が言の花を咲かせる、ただそれだけの物語。
※完結済みの「言花の猫」の小分け版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 18:00:00
142073文字
会話率:33%
「言葉にできなかった、本当の気持ちはどこで枯れてしまうのだろう?」
過去のある出来事が原因で、思い出たちを忘れてしまった少女、野原詩音。しかし、黒猫をきっかけに幼なじみと再会し彼女は過去に触れていく。
ヒーローだった姉とそんな姉が大嫌いな弟
。亡くなった母の影を追う大人になれない子ども。独りぼっちの少女。彼ら、彼女らが咲かせる言の花を見て、詩音は何を思うのか?
これは、一人の少女が言の花を咲かせる、ただそれだけの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 21:00:00
140819文字
会話率:33%
時間と空間の呪縛から解き放たれたカトリーヌ・ド・猪熊こと女流マンガ家・猪熊和楽は、この宇宙の過去と現在、だけではなく、自らがつくり出した創作の世界をも往き来する、奇妙な時空間旅行者となっていた。
いたずら好きの双子とダンスを踊り、行
方不明の女性飛行士と空を飛ぶ。美貌の悪魔や“ときを見た少年”と言葉を交わし、日々の締め切りに追われる猪熊。
そんな彼女はあるとき、初恋の男性と再会するのだが……、時間と空間の迷路のさきに、彼女が見つけた希望とは?
売れない貧乏小説家・樫山泰子が、人気マンガ家・猪熊和楽の正体に迫る、ウソッぱちノンフィクション・ノベル (仮)、先ずは一場の、はじまり、はじまり。
※この小説の内容は、予告なく変更される可能性があります。
〇全十三話(全二十六回)を予定。
第一話「ときを見た少年」
第二話「丸いおでこ、ひかるあの子」
第三話「僕らとフリオと公園で」
第四話「天使たちの時間」
第五話「肉体と悪魔」
第六話「練馬のシルバーバック」
以下、鋭意製作中……
※『ノベルアップ+』様との重複投稿作品です。
※更新は、毎週水曜日と土曜日の19:00を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
49721文字
会話率:34%
異世界に行った純文恋愛小説家 (♀)が、八人の女神さまからの愛が重たくて悪役令嬢のようにふるまおうとするんだけど、根がBL好き腐女子なうえに仕事の都合で百合もちゃんと分かったりするもんだから、キレイなお姉さまたち=女神さまたちにスリスリ
スリスリすり寄られただけで、ツンにもなれずデレッデレしてしまうお話……なんかはやっぱり、書こうと想ったけど書けなかったので、これは、いつもの、ドタバタコメディです。はい。
で、まあ、作中に登場する小説家や編集者や編集長はもちろん、実在するわけはないんだけれども、モデルになったひと達は、いたりいなかったり? ってか、この一割でもリアルだったりしたらさ、そりゃもうわたしの人生、なかなかに悲劇なんだけど――、って、え? これ全然あらすじになっていない?
まー、ねー、あらすじ書けるような作者でもなければ、あらすじが必要なお話でもないですし、サクッと読める短編なんで、まずはサクッと読んでいただいたほうが、話ははやいと言うか面白いというか、そんな風には想いますけれど――、
って、あ、そうそうそれでね、そう言えばね、出て来るのは、ほとんど女の子ばっかなんですけどね、皆さんほんと可愛くて尊くて、ほんと女子力も高かったりするんですけど、その“女子力”ってヤツは、たぶん、読者の皆さまが想ったり望んだり喜んだりするような“パゥワァ”とはちがう“パゥワァ”だと想っていただいておいたほうが、人生無難だと想いま――え? いい加減はなしがながい?
ねー、ホントねー、ムカついちゃいました? ムカついちゃうよね? ザマア♡
*「ノベルアップ+」さまとの重複投稿作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:00:00
13489文字
会話率:82%
「それでも、すべての物語は真実で、それは、記憶の風化したものなんだ」
「記憶が風化して物語に? ときには、歌になるかも」
(『Hell Bent』スティーブン・モファット作、樫山泰仁=訳)より。
これは、西暦2010年、私が9才から1
0才の――宙にまだ星が戻っていなかったあの頃の――ちょっとした、おとぎ話である。
※『ノベルアップ+』重複投稿作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 00:00:00
37159文字
会話率:25%
時は平安
煌びやかで雅な宮中の夜の闇の中には人には見えない異形のモノたちが潜んでいる…。新人女官の伽羅姫こと源 香子には人とは違う能力があった。謎の少年 翡翠と共に次から次へと起こる事件に恋に大忙し!
*恋愛ものを目指していますが展開はゆっ
くりです。気長に主人公たちの成長を見守って頂ければ嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
75844文字
会話率:26%
現代、日本。平和だったある都市を一つの災害が襲った。大きな揺れが大地を震わせ、運悪く一人の男が、地面の裂け目に飲み込まれる。その男は恐ろしくも美しい空間を抜けたとき、いつの間にか異世界の大地を踏みしめていた。剣と魔法が未だ息づく幻想の世界
。迷い込んだ男――――勇輝―――――は体が若返り、その眼には不可思議な魔眼を宿していた。
勇輝は命からがら、ファンメル国・首都オアシスに辿り着き、冒険者として活動を始める。多くの出会いに救われ、異世界からの帰還の手がかりを探していく。しかし、平和な時間も長くは続かず、怪しい魔の手が彼とその周囲に忍び寄る。多くの化け物、謎の組織を相手に生きて元の世界に戻ることができるのか。
「――――あぁ、とりあえず把握したよ。絶体絶命、大ピンチだってな!」
異世界ファンタジー始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
3192196文字
会話率:50%
赤い瞳というだけで実の母親から虐げられた伯爵令嬢ソフィラ。
そんなソフィラには世界で唯一のスキル『ミラー』があった。
彼女を虐げた者達に返ってくる因果応報の物語。
※目線が毎回変わります。
最終更新:2024-04-27 19:00:00
43924文字
会話率:44%
「デイジー。本当にすまない。けれどルーラは僕の真実の愛の相手なんだ。結婚するのはルーラ以外に考えられない」
侯爵令嬢のデイジーは、婚約者であるフレディ殿下をずっと支えてきたけれど、フレディ殿下はあっさりと聖女の力に目覚めた子爵令嬢に心奪われ
てしまう。
目が覚めたら、貴方に未練はありません。
後悔するならご勝手にどうぞ。
※主人公ではなくライバルが本当に聖女だったら?という発想からスタートしました。
※王子、聖女、父親の後悔を書きたくて、他者視点が多々混ざる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 12:00:00
57869文字
会話率:46%
「噂は知っております。しかし、私自身の目でアイラ様がオリヴィア様を虐げているところを見たことは一度もありません」
パーティーで突然始まったハリー殿下とアイラ侯爵令嬢の婚約破棄騒動で、子爵令嬢にすぎないメイベルは、勇気を出して発言をした。
そして、その選択は間違っていなかったと信じていた。
たとえ、隣にいる婚約者のヒューゴ伯爵子息の態度がそのことをきっかけにますます酷いものとなっていったとしても。
たとえ、1年後の同じパーティーで、今度はメイベル自身がオリヴィア男爵令嬢を隣に寄り添わせた婚約者から婚約破棄をつきつけられることになったとしても。
毎日20時に更新します。15話くらいの予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 06:00:00
29244文字
会話率:52%
龍の子孫が統べるとされる大国。
その服属国たる島国から嫁いできた九番目の姫君には、『瑞花』という名が与えられた。
そんな瑞花の望みは、平和な生活を送ること。
しかし祖国でもそうなのだが、なぜだか分からないがいつも面倒ごとに巻き込まれてしまう
。
そんな瑞花の身に大国で最初に起きた面倒ごとは、霊体の状態で漂う皇帝に出会ったことだった――
そうして島国の姫君は不老不死皇帝のせいで、後宮で起きる事件に巻き込まれることになる。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
31248文字
会話率:31%
巴琴乃(ともえことの)は、術者一族を繁栄させるために幼い頃から虐げられてきた。
自死も許されず、ただただすり減り続けていくだけの日々。今日も自分の命ができる限り早く終わることを祈りながら、彼女は死んだように生きる。
唯一心安らげるのは、夢で
逢える美しい人との時間だけ。
そんな中、琴乃の双子の姉である弓乃(ゆみの)に縁談が舞い込んできたことをきっかけに、従兄弟に襲われる。そんなとき、琴乃は夢で逢った美しい人・孤月院栄(こげついんさかえ)に救われることになった。
そんな栄が琴乃に求めたのは、自身の中に溜まった穢れを洗い流してもらうため。
そしてそのために、栄とくちづけを交わすことだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 19:00:00
21363文字
会話率:30%
「俺たちの関係はあくまで、政略上のもの。ですので、よろしくしなくて結構です」
「……え?」
即位を前に政略結婚をする織雅(おりみや)は、とても困っていた。夫となる友好国からの入り婿・ルシフェルの態度に愛想がなく、仲良くなろうとするどころか
ひたすらに冷たい対応を取られているからだ。
初恋の相手でもあるため、せめてもう少し仲良くなりたいと思う織雅は、あの手この手で親交を深めようとする。
そして行き着いた親交方法は――決闘?
これは神様の眠る国で神様の代わりを務める新米女王と、彼女を守るために婿入りした最強剣士が送る、愛と恋とお仕事と政治――そして、世界と九つの国と神様の秘密にまつわる、一目惚れから始まる物語。
※カクヨムにも同じものを掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 18:00:00
41824文字
会話率:27%
ある日、最愛の人である陽咲を不幸な事故で失ってしまった蒼汰。悲しみに暮れながらもただ消費するようにに日々を過ごしていた。
そんなある日、お墓参りから帰ろうとした彼は境内で林へと伸びる小道を見つける。和尚さんの許可を貰いそこへ行ってみると、そ
こには素晴らしい景色が広がっていた。それが気に入った彼はまた別の日、その場所へ。
すると、突然名前を呼ばれたかと思えば振り返ったそこには、着物に狐面をした女性が立っていた。聞き馴染みのある声で彼女は自分の事を死んだはずの陽咲だと言った。どういう理由があれ、彼女の名前を語るその女性に怒りすら感じる蒼汰だったがその人は二人しか知らないはずの想い出を口にした。
話をするうちに彼女が本当に陽咲だと信じ始める蒼汰。思いもよらぬ再会に嬉々とする蒼汰だったが、陽咲にはとある願いがあった。
それは「蒼汰が新しい相手を見つける事」
初めは嫌がっていた蒼汰だったが彼女と少しでも一緒に居る為、新しい相手を探し始める。
だが段々と蒼汰の心に変化が現れ……。
余りにも愛し過ぎたが故に感じる幸せと苦しみ。
『もしこの気持ちに悶え苦しむと分かっていても、それでも僕は君に恋をする。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
113583文字
会話率:52%
「姫様、どうかお逃げください!」
帝国の手によって滅びたアングラード王国から唯一生き延びた王女セリーヌ。天候を読む奇跡の力を持つ彼女は「豊穣の天使」と呼ばれ、誰からも愛されていた。しかし敵国の皇太子、ヴィルフレードによって国は滅ぼされ、王族
であった家族は殺された。リリアは決して復讐しないと誓うことで、一人敵国で子爵令嬢のリリアとして身分を偽って生きていくことになった。そこには心優しい新しい家族の支えがあった。やがて彼女は帝国の城に上がることとなり、ヴィルフレードや皇族一家と交流を持つことになってしまう。数奇な運命に巻き込まれ、抗いながらも、懸命に生きていく。少しずつヴィルフレードに惹かれ、そんな自分を呪い、嫌悪する。一方のヴィルフレードも、自身の罪深さを十分すぎるほど理解し、幸せなど求めるつもりはつゆほどもなかったにもかかわらず、リリアに惹かれる気持ちを抑えられない。基本シリアスですが、作者は何が何でもハッピーエンドが好きなので、最終的にはハッピーエンドで溺愛、の予定です。更新は一週間に2回程度。のんびり書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
68873文字
会話率:41%
オフェーリアは呪いの爆風に巻き込まれ、あと一年の余命宣告を受ける。呪いを解くためには、元凶となった公爵令息と「真実の愛」とやらを育まないといけないらしい。
‥‥って、無理。詰んだ。
あったこともない男性と、いきなり恋に落ちろと言われて好きに
なれるものじゃない。
とはいえ、命には代えられず、急ぎ婚約を結んで彼の元に向かう。
ふんわり設定で軽ーく読める短編です。
ざまあも復讐も一切なし。
御都合主義を許せる方だけ気楽にお目通しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 21:22:00
29385文字
会話率:34%
マリアローゼは生まれながらに聖女であった。第一王子と婚約を結ばれ、大陸唯一の聖女として役目をこなす。だがその心は、一途にジャン・アルカンタル魔術師団長を想い続けていた。念願かなって王子との婚約が破棄され、ジャンとの婚姻を命じられたマリアロ
ーゼは歓喜するが、肝心のジャンはマリアローゼのことを妹のような存在としてしか見ていない。その日から、彼を口説き落とすための、箱入り聖女の奮闘が始まったのだった。
深刻な雰囲気を醸し出したりしていますが全然シリアスではありません。ざまぁも一切ありません。設定はなんとなくで、戦いシーンはおおざっぱです。そしてモブはモブらしく、雑な扱いです。
ただ一途に思い続ける女の子を書きたかったのです。
お目こぼしいただければ幸いです。
毎日更新。全15話程度の軽いお話です。(最終話まで予約投稿済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 06:00:00
97275文字
会話率:34%
αとβ。αは開発初期段階。βはαの次の段階。これらが意味する世界…いや、''こいつ''とは?
最終更新:2024-04-27 19:00:00
19464文字
会話率:57%
生きる。いや、生きろ。なぜ人は生きなければならないのだろうか。子孫を残すため?なにか偉大を成し遂げてこの世に残すため?違う。違うと思う。だから俺はこれら全てを否定する。
最終更新:2023-12-16 00:50:16
4100文字
会話率:59%
主人公リクは戦闘向きではないので、冒険者も解雇間近。
職探しするしかないのか。そんなとき、『仕事サボるための秘技』を身につけたという美女と出会う。
その秘技こそが、デバフをかける攻撃。
実はこの世界、デバフというものが存在せず、S
ランク冒険者だって使えなかった。
そんな中、唯一無二、デバッファーとしての『デバフ攻撃』の数々を、美人師匠から会得したリク。
敵弱体化のデバフの有難みは、超強敵との戦いでこそ光る。
かくして唯一のデバフ使いとして、リクの冒険者としての評価はうなぎのぼり。
冒険者ランクを駆け上がる……。
で、評価されすぎるのもサボれなくなると気づくのだった。
(※予約投降です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
42151文字
会話率:38%
水沢高尾はクラスでハブられるが、ボッチ生活も悪くない。
しかし、学年一の美少女である滝崎真紀は、そんな高尾に同情。高尾のカースト順位を上げるため、カップルになってあげようかと告白してくる。
だが高尾は、憐みはいらないと断る。最上位美少女をフ
ッたことになるが、高尾はとくに自覚はなし。
一方、真紀はフラれて初めて、高尾を本気で意識し始めるようになるのだった。
※毎週月曜日に更新ー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 07:00:00
163280文字
会話率:45%
俺、戸山俊哉(とやま としや)は、箔白学園リア充パーティの一員だった。
しかし、勉強しか能がないと追放されてしまう。俺が効率よく勉強を教えていたからこそ、全員、赤点を免れていたというのに。
失意の俺は勉強に打ち込み、テストで全教科満点を取り
、学年一位となる。
しかし、虚しさだけが残った。
そんな時、とある美少女・麻倉彩葉(あさくら あやは)に、「私に勉強を教えてください!」と頼まれる。彩葉は全教科赤点を取り、もう後がないらしい。
もう他人に勉強を教えるのは懲り懲りだ。だが彩葉に涙ながらに頼まれ、仕方なく俺は彩葉と新たなパーティを結成。
ちなみに、彩葉は理事長の娘でした。あれ、この子、ある意味チートじゃね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 12:00:00
90292文字
会話率:46%
高校生の佐原圭には幼馴染みの二宮姫乃が居る。姫乃は長身でモデル系の美少女。圭は毎月1日に姫乃に告白をしていた。しかし、何回告白しても振られるばかり。でも、将来は付き合うかもしれないと、姫乃が可能性をほのめかすので、圭は告白をやめられずにい
た。
高校に入学して圭の友人になった永井巧と福原里美は圭の告白をサポートしようと「告白作戦会議」というグループを立ち上げる。そこで、立案された作戦を圭はやってみるのだが……
※ざまぁ、NTRはありません。
※37話ぐらいで終わる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
18538文字
会話率:69%
新田潤は何も目標が無く近くの高校に入学した。同じクラスには学園のアイドル吉川実香とその地味な友達である春山珠子が居た。新田潤は春山珠子に声を掛けるがいつも返事は返ってこない。
新田潤は地元・熊本に出来たアイドルグループ KIPを観に行き、
そこでセンターの糸島ルカに魅了される。吉川実香も糸島ルカのファンだとわかり、2人は共に応援することに。
しかし、吉川実香がなぜ糸島ルカを応援しているのか。そこには隠された秘密があった。
一方、糸島ルカは歌もダンスも素人の自分がセンターでいいのか葛藤があった。そんな中、初めての総選挙でランクインできず、生誕祭で涙を流す。それを見た新田潤は次の総選挙で必ず糸島ルカをランクインさせようとさまざまな活動を吉川実香とともに始める。
そして、糸島ルカとは誰なのか。その正体を新田潤は知ってしまう。
アイドルのセンターを巡る群像劇、そしてアイドルファンの総選挙を巡る活動。彼女がセンターに立つのには様々な理由がある。
※この小説はフィクションです。実在の団体・人物とは関係ありません。
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 16:28:31
4770文字
会話率:58%
三つの月を戴く蝶遊苑(ジョウユエン)国には〝香魔〟と呼ばれる隠された一族が存在する。
十歳で一族秘伝の香りと薬の製法を習得した華凛(カリン)は、正妃の侍女として皇帝の後宮に召し上げられ、第三皇子炯然(ケイゼン)の婚約者になる為の教育を受けて
いた。
ところが馬車の事故で父母が死亡。婚約者候補から外されたカリンは、憐れみと嫌がらせを受けつつ後宮から出る十八歳までの日々を指折り数えている。
ある日の夜、後宮の裏庭で出会った男、文官の流闇(ルーアン)から皇帝だけが持つ特別な解毒薬の匂いを感じ取り、静かな騒動へと巻き込まれていく。
――これは「抱き枕の侍女と意地悪な騎士」主人公メイの妹の物語。
■カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
61170文字
会話率:50%
侯爵家の娘でありながら、剣の腕を見込まれて王女の護衛騎士になって十年。王女が外国に嫁ぎ、そろそろ独り身で生きることを考え始めたジュディットは、酔った年下の第三王子ルシアンに冗談で嵌められた〝王子妃の指輪〟が抜けなくなってしまう。
それは指に
嵌めると、自動的に王子の婚約者になるという王国中の女性の羨望と夢の詰まった指輪。『一度嵌めると一生取れないなんて、どう考えても呪いの指輪。唯一、指輪を外す方法は、王子が死ぬしかない。それならば』と覚悟を決めて王子を暗殺する機会を狙う中、王子が別の暗殺者に狙われていることを知る――。
これは、呪いの指輪を外して婚約破棄したい生真面目過ぎる女騎士の物語。
■この作品はカクヨムにも投稿しています。週末中心の不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 19:00:00
172364文字
会話率:46%
辺境の古城で王子妃候補を選ぶ審査が行われている中、出自を隠して侯爵家の侍女を務める私は騎士の部屋で目覚め、抱き枕の任を負う。期間限定で流されるままに騎士と過ごす日常の物語。
――ありがちな溺愛ストーリー。一話あたり1500から2000文字
程度。後半、2000から5000文字に増加します。全61話。
■pixiv・カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 19:00:00
135302文字
会話率:54%
最愛の母の死後、間も置かずに父が連れてきたのはとある母娘だった。
あまりの出来事に混乱した私は、自らの家で肩身の狭い思いをして過ごしていた。
そんな中、珍しく父に連れられて行ったのは母の親友である王妃様のお茶会だった。
そこで、もはや現状
に抵抗するのを諦めて、逃げ出すつもりでいた私にとって運命を変える一つの出逢いがあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:00:00
4685文字
会話率:58%
とある王国、そこでは一つの婚約が終わろうとしていた−−−
最終更新:2024-04-20 19:00:00
3405文字
会話率:50%
アシュリー・エルネットはサルバリー王国の王太子であるオースティンの婚約者だった。
オースティンが患っていた病を治したいと思ったことをきっかけに、アシュリーに『聖女』の力がある事が発覚する。
アシュリーは国に尽くし、家族に尽くすも周囲の関係性
は徐々に壊れていく。
アシュリーは自分が〝良い子〟でいたら幸せになれると信じていた。
我慢して、耐えて、文句も言わずにずっと……。
しかし異世界の聖女、ユイナが現れた事で状況は一変する。
尽くしてきた婚約者に捨てられて、王家から用済みだと見放され、家族から罵倒され責められたアシュリーはペイスリーブ王国の王太子、ギルバートに救われる。
『僕が君の願いをすべて叶えよう』
ギルバートの提案でサルバリー王国を壊すことに……。
アシュリーの復讐が今、始まる。
『わたくし、今日から〝悪い子〟になるわ』
*この作品は【みんな大っ嫌い、だから全て壊してあげる〜"良い子"から"悪い子"になった令嬢が国を壊すまで〜】のリメイク版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:54:56
101109文字
会話率:30%
「ずっと病気で何もできなかったわたしに、婚約者をちょうだい?これくらいいいでしょう?」
「すまないな、コレット。俺はリリアーヌと結婚する」
今日、コレット・ミリアクトは病弱な妹リリアーヌに婚約者も伯爵家を継ぐ立場も奪われた。
「お前はこれか
ら二人を支える影となればいい!そうすれば今までのことを全て水に流してやる」
「それがいいわ!リリアーヌ一人では体調に不安があるもの」
両親の言葉にいつもは何も言わないコレットだったが、家から出ていく覚悟を決める。
(こんなところで心を殺して生きるくらいなら、外で野垂れ死んだほうがマシよ)
「……さようなら」
ついに伯爵家を飛び出したコレットは、体力の限界を迎えて倒れてしまう。
しかし一人の見知らぬ青年がコレットを救う。
「コレット、僕と結婚してください」
青年の正体とは──。
そしてミリアクト伯爵家とリリアーヌはコレットがいなくなったのと同時に崩れ落ちていく。
これは病弱と嘘をついていた妹に何もかも奪われた令嬢が幸せになるまでの物語。
(アルファポリス、ベリーズカフェ、エブリスタ掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 17:26:44
119551文字
会話率:31%
グログラーム王国の唯一の聖女、ヴィヴィアン・ラームシルドは王太子の婚約者として忙しい日々を送っていた。
元平民ということもあり、肩身の狭い思いをしていたが、大好きな婚約ジェラールと親友の公爵令嬢、ベルナデットがいたから頑張れた。
「計画通り
、ヴィヴィアンを消すことができた。これで全てが白紙に戻るはずだ」
「馬鹿女を騙せて面白かったわ」
ヴィヴィアンはアンデッドに襲われた二人を守って命を落とした……と思いきや『裏の顔』を目の当たりにする。本当はジェラールとベルナデットに騙されて殺されたことに気づいてしまう。
「僕がお前を愛しているわけがないだろうが。僕は昔からずっとベルナデットだけを愛している」
「クソ女からわたくしのものを全て取り返してやったわ!ああ長かった……この国に〝聖女〟なんていらないのよ」
「ヴィヴィアン・ラームシルドを死の森に捨てろ」
アンデッドが住む死の森と呼ばれ恐れられる場所でヴィヴィアンを救ってくれたのは『冥王』と呼ばれる怖いくらいに美しい男性、サミュエルだった。
「お前はアンデッドになったんだ」
「…………へ?」
ヴィヴィアンが死の森で暮らすうちに様々なことが明らかになっていく。
不思議な黒猫の謎、サミュエルの正体、ヴィヴィアンの事故死した両親……複雑に絡み合うそれぞれの物語の結末は!?
「ウフフ、わたしはあの人達に復讐したいのです」
「ほう……奇遇だな。俺もあの国の王族に恨みがある。協力しよう」
最期にベルナデットとジェラールを追い詰めるのは恐怖か絶望か……。
「わたしはあなたを許さないわ。絶対に」
(アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェ掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 18:11:30
110374文字
会話率:31%
異世界に転生したらしい主人公。
彼女が生まれたのは、『香り』で人生の伴侶を見付ける世界だった。
その、春夏秋冬とある国の中でも草木が年中花を咲かせる春の国、ア・レルピアに子爵令嬢として生まれた彼女には欠点があった。
彼女は前世と同様、重度
の花粉症だったのである……。
杉も檜も大ハッスルしている中で、彼女は今日も花粉と戦う。
これは、外見はプラチナブロンドの超絶可愛い美少女に生まれたにも関わらず、花粉に毎日を脅かされながらも懸命に生きる少女の、愛と涙(花粉由来)の物語である。(当社比)
(短編で書いてた話も混ぜていきます。ご了承下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:49:11
7397文字
会話率:29%
国を代表する十五公爵家の内のひとつ、ノーザランド家に産まれたにも関わらず、冷遇され、隠匿され、そして無残に散ってしまったひとりの少女。
そんな彼女に与えられたやり直す機会。だけど、彼女の心は壊れてしまっていた。
なくしてしまった心
の欠片を拾い集めて、なにかをもう一度愛せたなら、きっと。
これはそんな彼女が、本来の時間軸では消えてしまう大切を救い上げていくおはなし。
(第一章まで書ききっておりますので、ストーリーや作品に対する要望や願望は受け付けられません。最悪の場合感想欄を閉じさせていただきます)
(※小説家になろう様、カクヨム様にて同時更新しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:35:09
62517文字
会話率:42%
異世界転生しても花粉症が消えてくれなかった主人公がなんか色々に巻き込まれていくお話第二弾。前作読んでなくても読めます。(多分)
最終更新:2024-03-29 14:04:08
7746文字
会話率:48%
マリエ―ルに転生して20年が経った。様々なことがあったが、国民を幸せにすることはある程度出来たと思う。そろそろ次期国王を選ぶ頃だ。ステルツの意見でシルビアを選んだ。シルビアは福祉事業に熱心だ。ステルツによると福祉事業もマリエ―ルの願望の一
つらしい。私は福祉事業は国民の労働意欲を削ぐ害悪だと思っている。ステルツはシルビアの手伝いはしなくてもいいから、きみはきみのやるべきことをやって欲しいと言われた。シルビアが国王になると、国民に甘い国王になるから私が絞めるらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 18:44:22
1606文字
会話率:34%
マリアは伯爵令嬢で11歳、自殺願望があり衰弱死したらしい、マリアに転生した私は、マリアが全国民を愛して、全員を幸せにしたいのにマリアにはそれが出来ないと判って絶望したらしいと知った。そんなマリアの願いを叶えるため、私は知識や能力を使い、国
民を幸せにする。そのためには家族や王子にも協力して貰う。国民を苦しめる連中には容赦しないぞ。奇跡的な出来事や能力、知識が籠った。歴史上存在しないはずの力で、全国民を幸せにするというマリアの願いを叶えるぺく奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:17:51
8989文字
会話率:35%
伯爵令嬢に転生した。マリエ−ルという。凄い美少女で13歳。熱を出して寝込んで、転生に至ったらしい。転生した私は軍部で研究していた女性。年齢ギャップが有りすぎてまともに喋れない。逆にそれが淑やかな女の子ととられ人気が出る。得に男性との関
係作りが難しい。優しい兄が何かと世話をやいてくれる。兄の友人であるルドルフ王子がマリエ−ルに興味を持つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 10:22:48
24782文字
会話率:38%
人類が宇宙に進出してから約千年。軍事専制国家の太陽系帝國が勢力を強め、共和制国家群に滅亡の危機が訪れつつあった。果たして、滅亡の危機を脱出することが出来るのか?1人の人物が滅亡を防ぐ名将となるべく成長していくのであった......
最終更新:2024-04-27 18:43:58
968732文字
会話率:41%
2052年のNH国。
衰退著しい元富裕国であるこの国は、近年異様な頻度で災害や戦災、多くの事故に見舞われ、人々は貧しくなり、疲弊していた。
しかし、被害が相次ぐその裏には、パラレル世界における異能者の戦いで、全体主義陣営に対峙する共和主
義陣営の劣勢が続いている影響が有ったのだ。
約30年前。
NH国の行く末を危惧した人々により、パラレル世界での優勢を取り戻すことで、国の安寧を図る極秘プロジェクトが開始された。
それは、パラレル世界で行われる異能者の戦いで勝つ為、高いスキルを持った異能者の人為的創出を目指した計画であった。
その結果、生み出された6人の異能者のうちの一人が、18歳の戸次莉空。
何も知らない彼は、普通以下の厳しい境遇での高校生活を送っていたが、親友の高槁蒼空と共に、同級生の璃月詩音から突然、異能者の戦いへの参加を義務付けられる。
果たして、戦いを生き抜き、現実世界へ戻って来れるのか。
近未来を舞台にしたファンタジーバトルの物語が始まる......
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:03:05
240928文字
会話率:48%
この作品はエブリスタにも掲載しています https://estar.jp/novels/25823690
最終更新:2024-04-27 18:43:39
35126文字
会話率:45%