『アンジュ先生、お元気ですか――』
平凡な街娘アグレイの元に一通の手紙が届いた。
その手紙は1年前までこの部屋に住んでいた叔母アンジュ宛。
しかし、アンジュはすでに他界しており、返事を出すことはできない。
困っていたアグレイだが、差出人
の名前に見覚えがあることに気が付く。
【ロイグ・スーラージュ】
その名前は、生前魔法学院で教鞭をとっていた叔母が「優秀な生徒なのよ」と笑いながら教えてくれた名前だった――。
だから、アグレイは返事を出し、叔母が亡くなったことを彼に知らせることに。
けれど、その手紙の返信には何故かアグレイと文通がしたいということが書いてあった。
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 20:13:17
3067文字
会話率:23%