都で起きた大火が原因で孤児となった美しい少女レダは、名門侯爵家の令息ハインリヒと恋に落ちた。
「お前が貴族だったら、私はお前を娶っていただろう」
やがてレダに身分違いを告げてハインリヒは領地へ戻って行った。
一人残されて、それでも諦めき
れないレダは、ハインリヒの残した言葉を胸に抱いて成り上がっていく。
そして月日が流れ、二人は再会した。
「貴族といえども家格差はある」
「私のことは忘れて幸せになれ」
「お前はまだ私を忘れられないのか」
「レダ、これが最後だ」
「いいえ、ハインリヒ様。あなたを誰にも渡さない――――」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 09:23:35
16976文字
会話率:36%
同じ日に生まれた二人の女児。
一人は神々しいあまり、生母は儚くも亡くなってしまったが、一生塔で暮らさせようと決心。
もう一人は次女であったために、美しさが霞んでいたのは仕方ないと思う。天真爛漫にしかし、淑女教育はしっかりと受けさせいずれ名家
と姻戚関係が結べればなぁと夢を馳せる侯爵閣下のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 19:50:37
2985文字
会話率:43%
うちで開催されているパーティーで、家族に冷遇されている子供を見た。
なんでも、その子が生まれるときに母親が亡くなったそうで。それから、父親と上の兄弟に目の仇にされているのだとか。俺は初めて見たが、噂になる程の家族の言動。
俺、こういうの
大っ嫌いなんだけど? ちょっと前に、親友が突然神学校に入りやがった。それもこういう理由で、だ。
というワケで、大人げなく怒鳴っている見苦しいオッサンと、罵倒されて委縮している子供の間に割って入ることにした。
俺の前で、そんなクソみたいなことしてるそっちが悪い。
罵倒されてる子は親友じゃないし、このオッサンはアイツの父親じゃないのも判ってる。
けど、赦せん。目障りで耳障りだ。
だから――――俺の八つ当たり受けろ? お前らが、その子にやってることと同じだろ。
「あなた方がそうやって、その子を目の仇にする度、冷遇する度、理不尽に叱責する度、『キャー、わたしの仇に仕返ししてくれてありがとう! わたしの産んだ子だけど、そんなの関係ないわ! だって、わたしの命を奪った子だものね! もっと冷遇して、もっとつらい目に遭わせて、追い詰めて思い知らせてやって!』って、そういう、自分の子供を傷付けて喜ぶような性格の悪い女だって、死んだ後も家族に、旦那に喧伝されるって、マジ憐れだわー」
死んだ後も、家族に『自分が死んだことを生まれたばかりの子供のせいにして、仇を討ってほしいと思われてた』なんて、奥さんもマジ浮かばれないぜ。
『母の命を奪った罪人である自分は、誰にも愛されない』だと? そんなワケあるかボケっ!!
設定はふわっと。
【では、なぜ貴方も生きているのですか?】の、主人公の親友の話。そっちを読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 20:23:02
6368文字
会話率:33%
父から呼び出された。
ああ、いや。父、と呼ぶと憎しみの籠る眼差しで、「彼女の命を奪ったお前に父などと呼ばれる謂われは無い。穢らわしい」と言われるので、わたしは彼のことを『侯爵様』と呼ぶべき相手か。
「……貴様の婚約が決まった。彼女の命を
奪ったお前が幸せになることなど絶対に赦されることではないが、家の為だ。憎いお前が幸せになることは赦せんが、結婚して後継ぎを作れ」
単刀直入な言葉と共に、釣り書きが放り投げられた。
「婚約はお断り致します。というか、婚約はできません。わたしは、母の命を奪って生を受けた罪深い存在ですので。教会へ入り、祈りを捧げようと思います。わたしはこの家を継ぐつもりはありませんので、養子を迎え、その子へこの家を継がせてください」
「貴様、自分がなにを言っているのか判っているのかっ!? このわたしが、罪深い貴様にこの家を継がせてやると言っているんだぞっ!? 有難く思えっ!!」
「いえ、わたしは自分の罪深さを自覚しておりますので。このようなわたしが、家を継ぐなど赦されないことです。常々侯爵様が仰っているではありませんか。『生かしておいているだけで有難いと思え。この罪人め』と。なので、罪人であるわたしは自分の罪を償い、母の冥福を祈る為、教会に参ります」
という感じの重めでダークな話。
人によっては胸くそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 22:23:31
3815文字
会話率:67%
「アンタも転生者なんでしょ」
と、低い声でわたくしに囁いたのは、少し前から有名になっている編入生でした。
「あの、お昼がまだなのですが?」
「いいから! ちょっと顔貸しなさいよ」
平民として暮らしていたのに、いきなり希少属性と言われ
る光の治癒魔力に目覚め、魔力暴走を防ぐため&希少属性の研究をするためとして国立学園に試験も受けずに編入し、正規に試験を受けて入学した生徒達からやっかまれている……愛らしい容姿をした女子生徒です。
そして、やっかみが嫌がらせへと発展。それにもめげず、彼女は学園に通い続けています。その姿が健気だと、一部の男子生徒達からは大事に庇護されているようです。
『魔力暴走を防ぐために学園に通うよう、国が定めたことだ。その彼女へ嫌がらせをするということは、国の方針に逆らうということだぞ! 国家反逆の意志ありと疑われたいのか!』
なんて、彼女のナイト気取りの高位貴族子息が声高に触れ回ったお陰か、彼女への嫌がらせは下火になりつつあるようですが――――
ぶっちゃけ、彼女の方にも問題があると思うんですよねぇ?
という、自称ヒロインさんが、『ゲームのクリア条件』を満たさずに『逆ハーレム』を達成できた理由。
わたくしはそんなの、絶対に……それこそ、死んでも厭ですが。
設定はふわっと。
人によっては胸くそかもです。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 12:17:16
8408文字
会話率:33%
それは待ちに待った15歳のデビュタントの日の事。
他の女性に跪き、愛を乞う自分の婚約者を目撃してしまった子爵令嬢、マーシャリィ・グレイシス。
まさかの浮気現場に悲しみにくれるけれど、当の婚約者からは言い訳も謝罪もない。婚約破棄になるかと思い
きや、それすらもなくて、気が付けば未婚のまま10年の月日が経っていて…。
25歳のマーシャは、結婚することを諦めて王妃付き侍女になっていた。
■書籍化が決定しました。ありがとうございます!!!!!
習作になります。甘い設定がありますが、ご愛敬でお願いします。
ただいま現在のタイトルは「仮」ですので、変更の可能性があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 00:00:00
363431文字
会話率:51%
秋庭サクラは罰ゲームで隣の席の陰キャ春田リュウタロウこと、リュウに嘘コクする。
だけどリュウはそれが嘘コクだと知っている。だからサクラが騙すつもりだと分かっていて、自分のペースに引き込んでいく。
やがてサクラはリュウタロウに惹かれていく
。
そしてサクラは知っていく。リュウタロウは元カノの冬美と音信不通になって傷心中だった。
嘘コクと知っていて付き合うリュウタロウ。サクラに嘘コクの代償を払わせる日が来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 15:20:10
25415文字
会話率:36%
ボルジア公爵家次男のイヴァーノは優秀なのだが生まれつき良心が欠如していた。そんなある日、彼はトゥルシ侯爵長女のセラフィーナと出会う。彼女と出会ったことで少しの良心が芽生えたイヴァーノ。しかしそれと同時にセラフィーナを害する者はどんな手を使っ
てでも排除しようとする凶暴性も芽生えてしまった。
そんなある日、セラフィーナはイヴァーノの兄であるヴァスコとの婚約が決まってしまう。嫉妬により狂ったイヴァーノはヴァスコを殺そうとするが、セラフィーナの悲しむ顔が脳裏に浮かび何とか思いとどまることが出来た。セラフィーナの為にも兄をサポートしようと思えるようになれた。
そんなある日、セラフィーナの実母が死に後妻と義妹がトゥルシ侯爵家に迎え入れられた。そこからセラフィーナは虐げられるようになる。
ヴァスコはフルヴィアに目移りし、見窄らしくなったセラフィーナを捨てようとしていた。それを知ったイヴァーノは怒りに支配され、ある計画を立てるのであった。
※主人公がサイコパスなので胸糞悪い展開が多々あります。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 17:00:00
21927文字
会話率:30%
アリスはルシヨン伯爵家の長女で両親から愛されて育った。しかし両親が事故で亡くなり叔父一家がルシヨン伯爵家にやって来た。叔父デュドネ、義叔母ジスレーヌ、義妹ユゲットから使用人のように扱われるようになったアリス。しかし彼女は何かと斜め上の行動を
するので、逆に叔父達の方が疲れ切ってしまうのである。そしてその結果は……?
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 17:00:00
13687文字
会話率:44%
ルテル伯爵令嬢ミラベルは、地味で野暮ったい見た目と内気な性格のせいで周囲から馬鹿にされている。
一方、モンカルム侯爵令息ナゼールも、小太りで地味な見た目と他者とのコミュニケーションが苦手な機械オタクということで周囲から馬鹿にされている。
そ
んな2人は周囲の悪意により無理矢理出会わされるものの、相性はそんなに悪くなかった。
出会ったきっかけはどうであれ、ミラベルとナゼールは交流を重ねてゆっくりと仲を深めていく。そのうちに、お互いの為に頑張って変わろうと決意する2人。
これはそんな2人がゆっくりとではあるけれど確実に成長し、見た目も中身も変身して周囲を見返して幸せになる物語。
過去作、特に『クリスティーヌの本当の幸せ』と関連する物語ですが、そちらを読まなくてもお楽しみいただけるような内容にしております。
また、R15は念の為に設定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 17:00:00
50436文字
会話率:44%
タイトルを変更しました!
勇者パーティーの神官セイマ。
この度、パーティーメンバーから
『どうせ回復してもらうなら、男の神官より聖女の方が良い!』
という理由で、クビになりました。
あの〜貴方達を雇っていたのは、私の方なのですが?
?
どうやらこの世界【勇者】【聖人】【聖女】の定義が他とは違っていた様です。
☆ユイナーダ王国の天然ボケ猫王子と、臨時でそのお世話をする事になってしまった、ハーシー先生のドタバタコメディー。
☆対する勘違い勇者タツヒコ一行の冒険ww
☆勇者シルバーvs大怪獣
(特撮ヒーロー&猫好き向きのお話しです。)
ユイナーダ王国が誇る三大勇者の活躍はいかに?
他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 22:53:17
65087文字
会話率:20%
ディレイド王国の公爵令嬢マルティは、婚約を結んでいた王太子や敵対貴族達の手により、家もろとも破滅させられた。マルティは全てを失いながらも、自分を破滅に追いやった者達への報復を誓う。そんな彼女を助けてくれたのは、ディレイド王国の第二王子・ライ
アだった。彼の協力の元、マルティはとうとう念願の報復にのぞむも……
三人称視点の練習をしたくてまとめてみた話。救いはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 16:14:01
3319文字
会話率:20%
「冒険者として成り上がると旅立った幼馴染かつ将来を誓い合った彼に裏切られたんだけど、ある殿方に助けていただいたの。あれは、とても胸にトキメク経験だったわ……」
故郷に帰省していたあたしの友達・ナナリーが語ったのは、おおよそそういう話だった。
「すっっっっごい盛り盛りな話じゃない!いいなー、あたしもそんな経験をしてみたいよー! ね、あんたもそう思うでしょ?」「え?いや、全然……」「なんでよ!?」「あのねえ…。実際にそんな出来事に巻き込まれても、面倒なことばっかよ?」「うぐっ! そういえばあんたもロマンスに恵まれている側だった…!」
しがない男爵令嬢であるあたし・ミリーナは、恋に憧れていた。
まぁ、そんなラブロマンスには早々巡りあえないだろうなとタカをくくっていたら、ある時、不意にそのチャンスは訪れて、あたしはとうとう、本当の憧れを知ったのです──。
※深く考えずに読む短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:45:49
6577文字
会話率:44%
「イザベル・ヴァンドーム! 君との婚約を僕は破棄する!」
パーティー会場にルーカス皇太子の大声が響いて始まった婚約破棄騒動。
真実の愛を見つけたから婚約を破棄したいと言うルーカス皇太子。
王命による婚約を勝手に破棄することなど出来ないと
言うイザベル公爵令嬢。
ルーカスが父である国王の命令を覆し、イザベルとの婚約を破棄する方法はただ一つ。婚約破棄を賭けたカードバトルをイザベルに挑み、それに勝利することのみ。
ルーカスは婚約破棄の対価として、将来の結婚生活を賭けのテーブルに乗せた。
ルーカスが勝てばイザベルとの婚約は破棄され、ルーカスはイザベル以外の女性と正式に交際出来るようになる。
イザベルが勝てばルーカスは結婚後イザベルに一切逆らえなくなり、未来の王室は王妃に支配されるカカア天下となる。
婚約と、一国の未来と、ルーカスの結婚生活。その全てを賭けた決闘に、しかしルーカスは自らは戦おうとせず、代理人を立てた。
ルーカスが『真実の愛』を捧げた相手、平民特待生のアンナを、カードバトルの代理人に指名したのである。
かくして学園最強のカード使いである公爵令嬢イザベルと、皇太子の心を見事射止めた平民特待生、アンナのカードバトルは始まった。
アンナは決意していた。入学以来自分に対して行われた数々の陰惨ないじめ。その首謀者であるイザベルをこの手で叩きのめし、愛するルーカスを婚約から解き放って自由の身にすると。
イザベルは決意していた。自分がどんなに執拗にいじめても、学園から逃げ出さなかった生意気な平民女。貴族が通うこの学園に特例で編入してきただけでも不愉快なのに、よりにもよって人の婚約者に手を出したこの不届きな泥棒猫を、今日こそ徹底的に叩き潰してやると。
カードの勝敗によって決められたことは、誰の命令よりも、どんな法律よりも優先されるカードバトル世界。
少女の恋と、女の意地と、ついでに皇太子の人生が掛かった戦いが、ついに幕を開けたのであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 12:00:00
40254文字
会話率:35%
「誰が相手でも、必ず打ち倒してみせる!……………………悪役令嬢が!」異世界に転生したゴトー。彼は情報を集め、転生した世界が前世で遊んだことのある乙女ゲームの世界であることを知った。だが、彼にとっては乙女ゲームどころでは無い。その世界は広大な
宇宙を戦艦が通り、レーザーで打ち合うような、そんなSFな世界だったのだ!乙女ゲームはとりあえず頭の隅に追いやり、彼はこの世界で生き抜くための道のりを考える。人脈を広げたり軍に入って前線で活躍したりして、例え自身と同じ転生者が敵国にいたとしても問題なく対抗できるように手段を整えて行く。そして数年後、激しい戦いで乙女ゲームのことなどすっかり忘れていた彼の前で、王子が悪役令嬢へ婚約破棄を言い渡す。悪役令嬢はシナリオ通りに軍人達へ助けを求めた。シナリオでは誰も見て見ぬフリをするのだが、彼は動き出す。シナリオなど破壊して、国防をより強化するために。そして、自信の身を守るために。最強の悪役令嬢を活躍させ、その陰で暗躍する副官の大宇宙ファンタジー!!
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 13:05:04
499010文字
会話率:44%
とある乙女ゲームの隠しキャラである近衛騎士団長の大ファンであるヲタクOL。
そんな彼女はある日転生し、そんな推しの護衛対象である帝国の第9皇女フェノールへとなっていた。子供であることを活かし、合法的に推しである近衛騎士団長と触れ合う毎日。そ
んな日々の中で彼女は当然のように暴走に暴走を重ねて、ガチ恋距離で推しのご尊顔を眺めたりボディータッチをしたりうなじの臭いをかいだり(変態)好き放題に騎士団長と戯れていた。
そんな厄介ヲタクな彼女には、ある目標がある。それは、推しの騎士団長と婚約して結婚すること。
推しと結ばれるためにも彼女が考える中、見つけ出した糸口は襲撃。ゲームのシナリオではフェノールは襲撃を受けて近衛団長から救われることになっているのだ。であれば、これを利用しない手はない。
自身を救ってもらう報酬として自分との婚約を提案する。それが彼女の出した推しと結ばれるための結論だった。そのために根回しを行ない皇帝の許可を得ようと画策し。襲撃までに準備を行なう。もちろん推しとの触れ合いは欠かさずに。
しかしそんなある日のこと。
彼女の予想外なことに、彼女が原作と違う動きを見せたがために。推しのいないために彼女は襲撃を受けてしまう。
次々と倒れていく護衛たちを目にして諦める彼女。そんなことになった日が推しとの関係が変化する転機となった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。
※某今期覇権アニメに影響を受けていそうなタイトルですが、内容は一関係ありません。(というか作者はアニメの内容を知らない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 11:04:27
8359文字
会話率:35%
「娘に変装をして学園が終わるまで生活して欲しい」
雇い主である公爵にそう言われた勇者ラルフ。彼は突然のことに頭を抱えつつ、今までの何を間違えたのかと過去のことを振り返った。
前世で彼は母親を庇って死んだ。そして、転生した世界は乙女ゲームの
世界。しかも彼は、攻略対象の1人であるラルフとなっていた。勇者となる運命で、辛い経験をする予定のラルフ。未来を変えるため様々な努力をする。
その結果できあがったのは、強大な力を持つ幼児。そんな彼は家族の死を避けるため、村を襲う魔物と戦うことに。
後日、彼の元へ1人の公爵が。公爵に誘われ、ラルフは勇者への道を踏み出すのだった。勇者となるため生まれ故郷から離れる彼。移動先の王都では様々な出会いが。攻略対象である公爵家の長男アイゼルや、悪役令嬢である公爵家の長女ビッティー。そして教育係達。
公爵に前世の記憶を使って情報を提供した彼は、無事勇者となる事が決定する。だがパーティメンバーには嫌われているようで、彼の壁となる。
勇者となった後、なんやかんやあって戦場での報告を持って帰ると、公爵から告げられるのはビッティーへの変装。シナリオの変化に頭を悩ませつつ、彼は教育係に乗せられて女装する。
しかし、そのビッティーは乙女ゲームの悪役令嬢。ラルフとしてもビッティーとしても前途多難なようであった。
※中盤までは主人公の成長が主で、女装はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 13:08:32
83054文字
会話率:49%
元婚約者に断罪された。そして思い出した、ここはフリーゲーム(乙女ゲ)の「光の思い出」じゃん。
商業ゲームじゃないから、採算とか関係なしの願望ががっつり入ったあのゲームは、ヒロインが攻略対象の男の子と事件を追って成敗してハッピーエンドなるやつ
。ちなみに成敗される対象はどの相手でも公爵令嬢のリータなのです。つまり、私!元婚約者である王子に言われたってことは、ヒロインは王子推しなのね。え、自宅待機?このまま家にいたって、私的にバッドエンドじゃん?え、暗殺者来たんだけど。いや、リータのその後書かれてないから知らないんだよ。うわ、義兄も殺しに来た!ブッキング、だと?
そういうことで、暗殺者を買収し、護衛として雇用しました。このままではバッドエンドなのでハッピーエンドになるべく逃げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 19:00:00
35155文字
会話率:43%
黒崎 玲奈には幼馴染がいる。幼馴染の名は白雪 誠。
彼は玲奈を束縛し、その影響で玲奈の人間関係は壊れていく。玲奈は彼の束縛にうんざりしていた。
玲奈は白雪とある出来事から口論になるが、その時二人は白い光に包まれて異世界に導かれる。白
雪は勇者として歓迎される。
しかし玲奈は異世界の人間達の都合により森へと捨てられてしまう。
そんな玲奈を保護したのは魔王メビウスであった。メビウスは玲奈に優しくて…
玲奈はそんなメビウスの優しさや自分の話を真剣に聞いてくれる所に心惹かれて…
そんなお話です。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 22:26:53
8948文字
会話率:46%
私、サティアは可愛い。勉強も少し出来る。だから、孤児から男爵家に養子に行けた。
貴族学園は魔の巣窟だ。
後ろ盾がないと不良貴族にさらわれる。
だから、私は酌婦のお姉さんから学んだ技を使い。
クネクネして、愛想笑いをして、高位貴族の令息に
取り入ったが、
令嬢方からイジメに遭う。
それが、ドンドン飛び火し、
パーティで、殿下が、婚約者、公爵令嬢イザベラ様を断罪しようとする。
やがて、思わぬ方向に話が飛び。
視察対決をすることになった。
裁定者は、転移者、婚約破棄ソムリエと名乗る山名大海に委ねられ、こいつは悪役令嬢派とのたまう。
それで、ヨシ、殿下に嫌われ、負けて見せましょうと意気込むも。
勝負は思わぬ方向に行ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 20:21:33
8553文字
会話率:48%
12歳でリーマン伯爵家に引き取られたリディ、義姉が出来た。
やはり、風当たりは強い。
馬鹿なふりをして、お義姉様のお古を欲しがる可愛い義妹を演じたら、断罪をされた。
リディは、目立ちたくない。このまま貴族社会から逃げようとしたが、リディ
には秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 20:19:05
4518文字
会話率:42%
とある会社、試用期間中の研修で起きた出来事。
新人は、成績上位だと思い込んでいるが、
既に、決していた。
最終更新:2023-08-23 06:13:07
1841文字
会話率:38%
カマーフォード公爵家の令嬢ペイズリーは、聖女かつ第一王子の婚約者となったラリア・コール男爵令嬢に嫉妬して、ネズミになる薬入りの料理を食べさせた。しかし聖女ラリアではなく、ペイズリー自身がネズミ化してしまうのだった。そして驚きの結末が。
最終更新:2024-02-24 07:43:03
5367文字
会話率:22%
他人からやや距離を置いているクレシダ・フォッグ男爵令嬢は、他人に見えない不思議なものが見えるという、神の恩恵を持っていた。不運な令嬢に幸運の壺を売って救っていたのは事実だが、その際ぼったくっていたのも事実なのだ。クレシダの真意とは?
最終更新:2023-09-08 07:37:15
2370文字
会話率:35%
「愛情? バカバカしいです」
愛を信じない公爵令嬢ディアドラは、アイアナス第一王子から婚約破棄を食らった。王子は平民聖女スピカと婚約するという。ディアドラは自分のことなど全然心配していなかった。婚約破棄して王子に未来はあるのか、皮肉に見てい
たくらい。ディアドラとアイアナスの交わらない運命は残酷だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 07:43:18
7081文字
会話率:35%
二度父親は失った主人公は家を支えるために家事や掃除など出来る事を頑張っていた。けど義弟が来て俺は信頼を失い、家族から追い出された。(1話で義弟はすでに捕まります。)
最終更新:2024-02-20 08:00:00
54105文字
会話率:62%
追放された姫と追放してきた筈の姉にずっと守られる話
最終更新:2024-02-13 00:11:44
1401文字
会話率:47%
クリスマスで起こった起こった天国と地獄
最終更新:2023-12-25 01:25:46
4114文字
会話率:35%
公爵令嬢シャナンは生まれてこのかた自身を含め美男美女ばかりに囲まれた生活を送っていた。婚約者候補の令息は己の美貌を自慢するが、シャナンにはいまいちピンと来ない。そんな中新入生に平民上がりの伯爵令息がやって来て……。
最終更新:2024-02-19 23:42:42
7751文字
会話率:28%
「またなんかやっちゃいましたか?」「こんなの誰にでもできますよ」が口癖の冒険者、レオン。彼は世界一の大賢者を師匠に持ち、過去に別のギルドを追放された経験があるせいか自分に自信が無かった。その謙遜で、仲間たちの恨みを買うとは知らずに……。
最終更新:2024-01-31 19:39:31
4039文字
会話率:53%
卒業パーティーで婚約破棄が宣言される。
宣言したのは第一王子アッシャー、婚約破棄を突き付けられたのは聖魔法使いナディア。
そして王子の傍らには、公爵令嬢グレイシア。
婚約破棄と同時にアッシャーはナディアの不正を暴くが、それは冤罪だと
あっさり証明され、アッシャーとグレイシアは身分を剥奪され、辺境送りになる。
これは、一度裏切られたグレイシアが本当の幸福を知るまでの物語。(嘘ではない)
※別作品『イケメン達はヒロインから逃げ出したいようです』と同じ世界観であり、共通設定があります。
※恋愛モノのつもりで書きましたが、これは恋愛モノで合ってるのか、ホラーの方が合ってるのではないかと少々迷っております。
よろしければご意見ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 08:00:00
18356文字
会話率:21%
【聖魔法】を得て王都の神殿に上がる事になった田舎の男爵令嬢のプリムラ。王都の学園に通ううち、様々な高位貴族令息や王子とも親しくなって……。
と言う少女小説だが乙女ゲームだかみたいな展開を横っちょで見てる孤児の少年、シエルのちょっと災難な出来
事。
このプリムラと言う少女、男に囲まれてるけど、イケメンの皆さんは離れたそうにしてますよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 08:00:00
35368文字
会話率:34%
貴族学園のダンスパーティーのさなか、婚約を破棄され、頭からシャンパンをかけられた公爵令嬢。
そんなひどいフラれ方をするのだから、なにか理由があるはずだ。
しかし、公爵令嬢には婚約破棄された理由がまるでわからない。
そこで、相談に長けていると
噂の生徒会書記に相談することにしたのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 07:00:00
11611文字
会話率:48%
【シリーズ第三弾】【完結済】
生理前に突然、召喚された聖女は、魔術師に怒りをぶつける。生理前に勘弁してよね!!あ、この人は連れて帰ります!!
文句の多い聖女が、断罪?したり、されたり、恋したり、生理に翻弄されたり。
※生理についての記述が多
いため、R15にしています。生理に悩む皆様、本当にお疲れ様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 13:25:26
13337文字
会話率:11%
【シリーズ第二弾】
バシッ!!!
王太子を張り倒した赤髪の女は、前世の記憶を思い出す。『どうか、この子だけは助けて!!!』
癖毛な側近の男に連行される赤髪の女の運命は、如何に…。
最終更新:2024-02-11 13:55:35
12596文字
会話率:14%
大体タイトルの通りです。
最終更新:2024-02-12 14:57:21
3750文字
会話率:36%