――神の住まう国、『箱庭』。そこに辿り着いた者はどんな願いでも叶えてもらえる。
世を騒がせた"預言"から早3年。夢と希望と不穏な空気が入り乱れる世界で、『箱庭』を目指す青年・ライルはある事件を経て乱暴者のフゲンと共に冒
険団を結成することとなった。
意気揚々と旅を始めた彼らは、道中で仲間を増やしながら様々な困難に立ち向かって行く。『箱庭』にいち早く到達するべく活動する各国の捜索隊、神を狂信し『箱庭』を目指す者を粛清せんとする武装集団、それらの裏で不気味に蠢く黒い影……数多の勢力がぶつかり合う茨の道を、ライルたちは切り抜けることができるのか。
願いと愛憎を孕んだ人々の物語が今、幕を開ける。
_______________________________
「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 21:53:03
355451文字
会話率:37%
私はその日、住んでいた村を追放された。
とある理由で村を追われた少女が出会った女神のような女性に導かれ、たどり着いた場所で少女を待っていたのは死ぬことのできない少女だった。
追放された少女は抑えきれない衝動に駆られ死なない少女に手を伸ばす
。
──愛するほどに殺したい。
──死にたいほどに愛されたい。
これは押し付けられた運命に捻じ曲げられた二人の少女の歪んだ愛と死の物語。
※主人公は異世界転生していません。メインキャラの一人に異世界転生をしているキャラがいます。
基本的に登場人物がいわゆるヤバいやつばかりなのでご注意ください。
主人公とヒロインの恋愛描写に若干過激な描写を含みます。
物語の主軸はガールズラブですが男性キャラクターも普通に登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 07:00:00
1038719文字
会話率:44%
既に投稿している『無理矢理召喚された聖女と魔王の仄暗い復讐譚』の大幅加筆修正版、または完全版となります。
魔王と聖女が、自らの命と引き換えに聖女召喚にまつわる知識や技術を消し去った世界。
そもそも、どうして魔王は生まれたのか。
聖女召喚と
は何だったのか。
『無理矢理召喚された聖女と魔王の仄暗い復讐譚』では書ききれていなかった部分を表現していきたいと思います。
あと、ざまぁ編も加筆修正します。
鬼の部三作と人の部三作から成る話です。
『無理矢理召喚された聖女と魔王の仄暗い復讐譚』は鬼の部の第二章になります。
この第二章の世界線で鬼と人とそれぞれの愛憎の物語を書いていきます。
急に続編を書こうと思ったので、もともとの『無理矢理召喚された聖女と魔王の仄暗い復讐譚』はそのまま残しつつ、こちらにも第二章として載せますのでご了承ください。
※第一章が完結したら転載します。
鬼の部は鬼の禁術をベースに、人の部は聖女召喚をベースに綴っていきます。
長くなりますがお付き合いいただけましたら幸いです。
※アルファポリス様、エブリスタ様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 07:00:00
74193文字
会話率:43%
近未来SFノベル
サイボーグへと改造された少女はそれでも前に進む為に静かな戦いへと身を投じてゆく。
己が何かを知るために
元の自分に戻る為に
復讐の為に
愛憎の感情を満たす為に
自分に何が出来るかを試す為に
正しくあろうとする為に
た
だ、愉しみの為に
理不尽な運命に振り回されても尚、思いは消えはしない
※この作品はかつて連載していたノベル「アリス」のリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 00:17:01
87913文字
会話率:32%
さぁ…集まれ最強の殺し屋たちよ。誰が世界一か決めようじゃないか!
2050年、5年に一度開催される世界中から最強の殺し屋が集結して殺し合う“バトルフィールド”と呼ばれる殺人競技会。
今回の開催地はアメリカとの国境を境とするメキシコ北部シウ
ダーフアレス。制限時間は72時間。
出場者は体に小型爆弾付き発信機を埋め込まれ、街中に仕組まれたカメラの監視下で殺し合い、最後の一人には莫大な賞金が与えられる。
死の商人アンドロメダ社が主催、世界中の富豪が参加する非合法な賭け事。
迎えた10回大会は記念大会として「Only Woman」と設定され、裏社会では知らぬ者のいない20人の女の殺し屋がエントリーした。
様々な事情を抱えた20人の女戦士。生き残りとプライド、そして莫大な賞金を賭けた戦いが始まる。
概要
日本政府の裏組織である草場流剣術。
時代の闇で暗躍してきた国家公認の暗殺部隊。
緋眼の一族であり、血流末裔は緋色の眼を代々引き継いでいる。
23代当主の娘 草場 霞(クサバ カスミ) は前大会で殺された兄の復讐のため第10回バトルフィールドへの参加を決意。
欲望と愛憎が渦巻く女同士の殺し合いに霞の剣が乱舞する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 13:18:28
113051文字
会話率:20%
ローゼンハイム帝国の皇帝ユリウスは、親しい人たちに裏切られ、死に別れ、孤独の内に破滅した。
――ルティは、そんな皇帝の娘だった。
守られるばかりで、自分は孤独に覇道を歩む彼女を何も助けられなかった。そんな後悔に打ちひしがれ……気が付いたら、
十年前まで時が巻き戻っていた。
今度こそ、悪虐帝として壮絶な最期を遂げてしまうユーリを助けたい!その一念で立ち上がり、やり直しを試みるも、なぜか同じ運命が繰り返されるばかりで……。
※例によって愛憎ドロドロのピカレスクロマンです。ヒロインの貞操観念や倫理観に問題ある部分多め。主人公サイドのキャラも清廉潔白な人間ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:10:00
997257文字
会話率:32%
「ねえ、彼女のお話を聞かせて。キシリアの魔女の物語」それは、とある女の貴種流離譚。
物語のヒロインの名は、マリア。自分を守ってくれる父親を喪った少女は、生きるために女となった。女となって多くの男を誑かし、たったひとつ残されたものを守ろうとし
た。そして彼女は、気高くも美しい傾国となった。
全てを失って故郷を逃げ出し、やがて大国を揺るがすほどの女となっていくマリアの、権力と寵愛を巡るおはなし。
※ハニトラも辞さないヒロインによるピカレスクな権力闘争と愛憎劇につき、貞操観念や倫理観に問題のある部分多め。主人公サイドのキャラも清廉潔白な人間ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 21:05:13
1151753文字
会話率:37%
皇帝風演の元に献上された娘、欧陽玲はその身に二つの人格を宿していた。
欧陽玲の人格の片割れ、雪瑜は、皇帝風演を愛し、その寵を得るべく後宮内で策謀を巡らせる。
だがもう一方の人格である玲は、皇帝の元に居てもかつての許嫁を忘れることができずにい
た……。
後宮を舞台にした、二つの心を持つ女の愛憎劇。
毎週 木曜夜 更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 21:17:06
39637文字
会話率:36%
こんにちは、限界社畜月休2日の私です。
体調不良で仮眠室に行く途中に意識を失いどうやら目覚めた先はよく聞く異世界。
ファンタジー満載なお国柄と無駄にキラキラしい人間達の愛憎渦巻くこの場所で出来た新しい家族。
何もかも失った私のもうひとつの世
界での日常です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 17:32:43
11722文字
会話率:40%
愛による行為ならば美しく、戯れならば醜い子が生まれる、花精たちが住む『花源郷』――十二の郷を十二の王が統べる世界で、牡丹の郷の貴王は烏羽玉妃の誕生を祝う宴の夜、愛らしい姫と出会った。今度こそ求めていた姫だと期待するが……。
光源氏タイプ
の男主人公NGな方は避けたほうがよいかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 05:00:00
83516文字
会話率:38%
現世と過去生が交わる第一部。
遠い過去を呼び起こす第二部。
帰還か転落か、来世が繰り広げる第三部。
そして、その先に──信じること、裏切ること、許しあうことで迎える真の結末。
これは、堕ちた女神と、禁忌を犯した神の末路を描く長編小説。
時は、現世より始まる。
世界に君臨する城の姫と、その姫を護衛する一流剣士。
婚約者の帰城を待つ姫。
研究所の君主と、ひょんなことから宿屋の居候になった男。
おとぎの国かのような城の嫡男と、美形と名高い双子の弟──それぞれは己の正体を知らず、各々の困難と懸命に立ち向かう。昔々に背負った因果を抱えながら。
あれは、『愛と美の神』と悪魔の子が出会って起こった悲劇。
大神は神々と精霊体に命を下す。──発動されたのは、『女神』”回収プログラム”。
自ら堕ちた神は、悪魔の子により地獄の果てへ着々と向かう。
大神の命を受けた神々と精霊体は、人となり。輪廻転生の輪に組み込まれ、苦しい魂の修業が始まる。使命を遂行し、三回転生後に天界へ帰還せよ。
人となった神々と精霊体は、一度その生を終える。それらの経緯は『伝説』と『絵本童話』となり、二度目の生を送る時代に残った。
大神の命を受けた神々と精霊体、自ら堕ちた神、そして悪魔の子は人々に紛れ同じ時代に生きている。
点と点が繋がり、線となり。渦となって動き出す。
運命に逆らうのか、受け入れるのか。自ら堕ちた神は、地獄へと落ちてしまうのか。
女神が誰かと知ったとき、幸せは一度崩れ。そして、女神の『最後』の決断を知ったとき、『幸せ』とはなにかとさまようことだろう。
最後に女神は微笑む。
『永い永い願いを叶えることができた』と。
なにが幸せで、なにを祈り、なにを望むのか。真の『幸せ』を探し求めて、『その先に』。
大切な人を、大切なものを守りたい──。
あなたの、大切な『もの』は何ですか。
★=イラスト有。他小説サイトでも連載中。
友情、愛情、愛憎、家族などを通して神々の行く末を描く中世ファンタジーの皮を被ったヒューマンドラマです。
未成年の性、近親相姦を含むストーリーですが、推奨はしておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 20:10:22
879002文字
会話率:29%
昔々あるところに、織田信長という天下を目指した男がおりました。
ですが、この男。天下統一まであと一歩というところで、家臣に裏切られ、命を落とします。
ただし、遺体は見つからなかったということです。
さて、この男──本当に死亡したの
でしょうか。
もしも。
もしも『本能』により何かが狂い、後世にこれほど興味の惹く謎を残したのだとしたら。
この昔話は、謎を解いてみようと始まる昔話でございます。
※尚、この作品はBL臭がしますが、そのような展開は皆無です。また、同性愛批判をする意図はまったくございませんし、そのような内容ではありません。ギャグ風味でコミカルに楽しんで頂ける前半と、なぜかシリアスになっていく後半仕立てな短編となっております。史実を基にはしておりますが、内容に関しましては創作物であることをあらかじめご了承下さいませ。
※他の小説サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 08:38:38
5068文字
会話率:26%
朝音と夜音、対の名をもつ姉妹の愛憎劇。
罪ばかりを重ね、数える朝顔家の者達は、お互いに憎み合い愛し合っていた。
嘘を演じて生きてきた、そっくりな二人が出会い、何を見つけるのだろう。己の生きる立場や他人の目、批評の嵐の中で、朝顔達は何を願
い、誰を想い、どう振る舞うのか。
私的な制裁を与え合った先に、何が見えるのか。
朝顔の二人……姉妹が見つける答とは――。
*更新は月に一度あるかないかです。とてもゆっくりかきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 18:04:34
24660文字
会話率:30%
かつての日本と近い文化を持つ異世界のとある王国。王家の影として連綿と続く血塗られた一族があった。幼くしてその長となった天才少女とその側近として仕える男との間にある不思議な愛憎の情を軸に、うごめく陰謀とそれに相対してゆく彼ら二人とそれを支える
一族の物語。
桜闇姫~闇鵺小話~ というシリーズの第一話となります。
この作品は「架空楽園理論」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 18:45:31
57409文字
会話率:28%
あの子の家族を奪ったのは、私の義理の兄。
そして、私は誘拐犯になった………。
12年前に起こった、遊園地内での無差別通り魔事件
加害者の妹・岡野璃奈は、その家族を奪われ天涯孤独
となった菜帆という少女を誘拐してしまう。
琴音、と名付け
られた少女は娘に。
兄が起こした罪への贖罪から、母親となった女。
琴音、と名付けられた少女は娘に。 そして女は母親に___。
そして、
瑠奈の音信不通の幼馴染み・橋本唯織が海外から帰国。
幼馴染みから聞いた、従妹を捜している、と告げられた
言葉。
そして、写真の中には、写真の中には琴音がいた………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 00:17:23
53003文字
会話率:11%
壊れかけた鳥籠、その中に閉じ込められた魂。
その魂の願いは、ただ一つだけだった___………。
資産家・国会議員の一人娘として何不自由なく育つ美岬。
ある傷痕を抱え、母と二人慎ましやかに暮らす和歌。
和歌の従兄であり、ある消えない過去を
抱える廉。
それぞれが抱える闇から生まれた
複雑な思いが織り成す、複雑で滑稽な物語。
破滅へと向かう歯車は、静かに軋み始めて―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 04:27:05
386093文字
会話率:11%
____私の人生を壊したのは、私を愛した人でした。
降り積もる天秤はどちらに傾き、砂時計は、どの時を刻むのか。
複雑化な翳りを影を落としながらも兄夫妻に元で健気に育つ香菜。
そんな中で、彼女が目にしたのは、兄夫婦の殺害現場だった。
悲
しみに暮れる中で兄の遺言の手紙によって自身の出生の秘密と真犯人を知る。
それは酷な現実だった。
そんな香菜の元に後見人として現れたのは
大財閥の娘・守山綾。彼女の身代わりとして囚われの身となり人生を奪われた____。
10年後。
小説の点訳ボランティアとして地道に生きる中で
香菜の前に現れた茜は、失踪した自身の子を捜す為の秘書としてスカウトされる。
香菜が知った兄夫婦を殺した犯人と、自身の出生の秘密とは。
身代わりとなり、人生を奪われた女の復讐劇を描いたミステリアスサスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 09:00:11
218420文字
会話率:17%
ゴンドル族で戦争孤児のリアは、人間の養父に拾われ育てられ、義理の兄弟とも仲良く暮らしてきた。
しかし、ある日養父が亡くなり、その日を境に義兄アルフレッドの態度が豹変する。毎日のように義兄に求められるようになってしまったリアは、義弟テオドール
と共に逃げ出すが──。
同族の医者ポポロムに助けられたリアは、その後驚愕な真実を知ることになる。
義兄と義弟、正反対の歪な愛情が交差するラブサスペンスドラマ。
しんどい展開が続きますが、一応救いはあります。
「トリアーダ」はギリシャ語で「三位一体」という意味です。
某所タテコミ原作コンテスト予選通過作品を小説化したものです。
【登場人物】
◉リア(20) 主人公。大学生。ゴンドル族の生き残りで心優しい性格。
◉アルフレッド(24) リアの義兄。社会人。クールで優しいが、リアに対して歪んだ愛情を持つ。
◉テオドール(18) リアの義弟。大学生。明るく社交的だが、リアに対して歪んだ愛情を持つ。
◉ポポロム(28) リアと同じゴンドル族の生き残り。医者。
エブリスタ、タップノベルでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 12:08:50
91468文字
会話率:39%
目が覚めると病院にいた主人公紫露。起きてすぐの自分に適当な診断結果を告げて去っていった医者に文句を言おうとベッドから起きようと格闘していると看護師のさゆりが部屋に入ってくる。
記憶を失い先の見えない明日に不安を抱くが彼女の優しさに惹かれ恋に
落ちていく隼人。
その恋が自分を殺すものになるとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 14:07:12
29697文字
会話率:37%
渇望する抹殺者。暗躍する災厄者。
ハイブライトの大都市アエタイトの片隅で抹殺者として生きるレイザ・ハーヴィスト。彼に救いの手を差し伸べたのは嘗ての恩人でアエタイトの秩序者だった。秩序者の助けを得て平穏を取り戻したレイザだったが、その影で突如
名を馳せた謎多き存在『ゼーウェル』が現れる。かの人を人々は災厄者と呼び恐れた。災厄者は次々と殺戮を引き起こしていく。災厄者と抹殺者。似て非なる二人が対峙する時、再び世界は動き出す。
【第一番の続編です。製本前提の構成ですのでご注意下さい。完結まで公開致します】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 14:20:13
164846文字
会話率:34%
シャール・レイモンドは人知れず住む平凡な少年だった。しかし、ある時に彼の人生を揺るがす事件が起こる。それは、父、アクロイド・ルノーア・レイモンドの自殺である。彼は悲しみに暮れながらも真実を知りたいと願い行動を起こす。
しかし、彼も知らないと
ころで様々な境遇の者達が入れ替わり動き、いつしか渦巻く狂気に呑まれていく。
絶叫と流血を隠し、偽りの白で飾られた王国の物語。
『――聞こえるは、憎しみを抱く者達の呻き声と断末魔の叫び……』※修正完了(2014.6/29)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-05 03:45:11
176033文字
会話率:36%
未知の生命体ペッカートに唯一対抗しうる存在、スペランツァ。彼らは人類の希望と称される謎の石、キューブの適合者である。
スペランツァの一人であるハルが予期せず再会したのは、かつての恋人シュウだった。終わった関係だと割りきるハルに対して、シュウ
はなにかと彼女に対する執着を見せる。それをおもしろく思わないシュウの恋人エリカの行動が、周囲を巻き込みそれぞれの運命を加速させていく。
世界の存亡を託されキューブに翻弄されながらも、若者たちは人類を守るために戦いに身を投じる。
だがキューブとスペランツァ、そしてペッカートの関係性には、大きな矛盾が隠されていた。
架空物質 × ダークファンタジー。
世界の存亡を賭けた戦いの中で紡がれる愛憎劇。
この作品は、カクヨム様、アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 20:10:03
153130文字
会話率:38%
「己の罪を悔いるがいい。聖なる刃は今、慈悲深き罰を与えたもう……」
アメリア・アイアン・アメーディン公爵令嬢──完璧な美貌と学院一の頭脳、そして類い希なる魔法の才を持つ彼女は、その無表情と暗銀の髪、冷徹な振る舞いから『鋼鉄令嬢<アイアン
メイデン>』と揶揄されていた。
卒業パーティの最中に第二王子から婚約破棄を宣言されたアメリアは、その夜、王子と学院の生徒二十名を校舎内に閉じ込め、死神執事ディアマンテスと共にデスゲームを開始する。
次々と突き付けられる難題、究極の選択、尊厳どころか人格まで破壊されるような惨い命令……一人、また一人と生徒達が脱落してゆく中、剥き出しになってゆくのは地位も名誉もかなぐり捨てた醜い本性と汚い欲望。
そして計画の全貌が明らかになるにつれ、聖女候補生達に纏わる謎と陰謀、因縁と愛憎が露わになってゆく。
アメリアの深紅の瞳が愉悦に染まり、断罪の刃が振り下ろされるとき……鋼鉄の令嬢は、冷酷で厳正な聖女へと進化する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 12:00:00
115489文字
会話率:39%
父から呼び出された。
ああ、いや。父、と呼ぶと憎しみの籠る眼差しで、「彼女の命を奪ったお前に父などと呼ばれる謂われは無い。穢らわしい」と言われるので、わたしは彼のことを『侯爵様』と呼ぶべき相手か。
「……貴様の婚約が決まった。彼女の命を
奪ったお前が幸せになることなど絶対に赦されることではないが、家の為だ。憎いお前が幸せになることは赦せんが、結婚して後継ぎを作れ」
単刀直入な言葉と共に、釣り書きが放り投げられた。
「婚約はお断り致します。というか、婚約はできません。わたしは、母の命を奪って生を受けた罪深い存在ですので。教会へ入り、祈りを捧げようと思います。わたしはこの家を継ぐつもりはありませんので、養子を迎え、その子へこの家を継がせてください」
「貴様、自分がなにを言っているのか判っているのかっ!? このわたしが、罪深い貴様にこの家を継がせてやると言っているんだぞっ!? 有難く思えっ!!」
「いえ、わたしは自分の罪深さを自覚しておりますので。このようなわたしが、家を継ぐなど赦されないことです。常々侯爵様が仰っているではありませんか。『生かしておいているだけで有難いと思え。この罪人め』と。なので、罪人であるわたしは自分の罪を償い、母の冥福を祈る為、教会に参ります」
という感じの重めでダークな話。
人によっては胸くそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 22:23:31
3815文字
会話率:67%
久々に実家に帰ると、結婚か幽閉か放浪の三択を父親に突き付けられた主人公。
結婚も幽閉も嫌なので放浪を選んだ。
とりあえず当面の資金調達を開始すると、美少女顔の男の子や自称女の子に優しいおにーさん、海賊の船長とやらに遭遇して拐われた!
これ幸いと、海賊船を足にして船旅を。
・・・そして蠢く、主人公と因縁のあるサイコなヴァンパイアの真祖。
主人公を守るべく暗躍する保護者達。
主人公を狙うヤンデレな兄弟達。百合人魚。色欲全開の馬。妖艶な夢魔。
それぞれの思惑が絡み合う。
宿命なんか、知ったことじゃない。
※病んでいる登場人物が複数人います。
※バトルシーンや怪我の描写には、痛い表現や多少グロい表現があります。
※序盤はシスコン・ブラコン成分が多めですが、サブタイに♥のある話から百合成分が増えます。
※第1部終了。過去編を不定期で更新。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 20:33:29
526769文字
会話率:35%
俺はあなたの事が誰よりも、何よりも憎いのです。
タナトは幼馴染みで昔から仕えていたクラリスの事を世界で一番憎んでいた。彼は彼女の側にずっと居続け、彼女が自分以外の人間を頼れないよう、孤立するように仕向けていた。
しかし、ある日、タ
ナトはクラリスが、ナイトという男と駆け落ちをしようとしている事を知る。
クラリスに執着するタナトにとってそれは、許しがたい事であり、それを阻止するために、また、彼女が誰のものにもならないように、自分の嫁にする事に成功するが、彼女はタナトの思うように動く女の子ではなく……?
これは腹黒男が、誰よりも憎悪するメンタルもフィジカルも強い少女に振り回され、どんどん不幸になっていく物語。
クラリスと正面から向き合うまで、彼の苦悩は報われない。
(溺愛タグは詐欺ではありません)
(鯖缶ひな名義でpixivに同作を投稿しています) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 22:54:35
67372文字
会話率:42%
何考えてるのかよく分からない監禁してくる謎の男と、高貴だけどお菓子に対して煩悩大爆発な聖女様のギスギスディスコミュニケーション小噺です。
最終更新:2023-12-27 21:05:43
3546文字
会話率:40%