「愛だの恋だのくだらない」
そう吐き捨てる婚約者に、命を奪われた公爵令嬢ベアトリス。
何もかもに絶望し、死を受け入れるものの……目を覚ますと、過去に戻っていて!?
しかも、謎の青年が現れ、逆行の理由は公爵にあると宣う。
よくよく話を聞い
てみると、ベアトリスの父────『光の公爵様』は娘の死を受けて、狂ってしまったらしい。
その結果、世界は滅亡の危機へと追いやられ……青年は仲間と共に、慌てて逆行してきたとのこと。
────ベアトリスを死なせないために。
「いいか?よく聞け!光の公爵様を闇堕ちさせない、たった一つの方法……それは────愛娘であるお前が生きて、幸せになることだ!」
ずっと父親に恨まれていると思っていたベアトリスは、青年の言葉をなかなか信じられなかった。
でも、長年自分を虐げてきた家庭教師が父の手によって居なくなり……少しずつ日常は変化していく。
「私……お父様にちゃんと愛されていたんだ」
不器用で……でも、とてつもなく大きな愛情を向けられていると気づき、ベアトリスはようやく生きる決意を固めた。
────今度こそ、本当の幸せを手に入れてみせる。
もう偽りの愛情には、縋らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:24:47
174289文字
会話率:34%
先の戦争で惨敗したことにより、敵国の皇帝のもとへ嫁ぐことになった皇女エリザベス。
本来であれば、悲しむべき出来事だが……何故か、当人は大喜び!
「これでようやく────死ねるわ!」
暴君と呼ばれる敵国の皇帝に殺されることを夢見て、エリザ
ベスは嫁いだ。
でも、どれだけ悪女を演じても殺される気配は全くなく……?
それどころか、物凄く大切にされている。
────えっ?何でこんなに優しいの?貴方、暴君でしょう?
実際、他の人には横暴な態度を取っているため、エリザベスはひたすら困惑。
「俺はただ、エリザベスを幸せにしたいだけだ。そのためなら、何でもやる。だから────思う存分、俺を頼れ。利用しろ。縋り付け」
とにかくエリザベスを甘やかしたくて堪らない皇帝は、死にたがりの彼女へ新たな人生の選択肢を与える。
これは────“死ななければならなかった”悪女が、尽くしたがりの暴君の手によって己の運命を覆す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 19:36:05
21085文字
会話率:32%
ハウネリーエ王国は従魔で成り立つ従魔の国。召喚士やテイマー、調教師の才能が何よりとされていた。第一王女のセイティネシアは魔獣を遠ざける固有スキル【魔獣忌避】を持ち従魔が得られないばかりか周りの従魔にまで悪影響を及ぼしていた。故に成人式のパー
ティーで冤罪を被さられ婚約破棄、更に強大な魔獣が跋扈する魔の森へと追放されてしまう。しかし魔獣を避ける力を持つセイティネシアからしたら苦でもない。政務からも離れ、周りに気を使う必要も無くなったセイティネシアは追い掛けてきたお付きの騎士とのんびりと暮らす。そして彼女の力の真価に気が付くのであった。
一方その頃、セイティネシアの去った王国では大混乱が生じていた。しかしこれは元婚約者達を断罪する復讐譚では無い、騎士とのただの恋愛物語では無い。後世の人々は英雄譚と呼ぶ物語。追放され自らの真価に気が付く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 17:05:26
27866文字
会話率:36%
魔女は忌み嫌われ迫害される存在。魔女は異端審問により暴かれ、時に村ごと焼かれる。信仰のため、全てが正当化されていた。魔女のメービスの故郷もそうして焼かれ、一人生き残る。だが、メービスは他の魔女と違った。単純に強かった。そして、誰よりも心優し
く純真だった。
これは、人間に絶望した魔女の復讐譚ではなく、最後まで人間を信じ、人間は善性だと信じて疑わない最強少女が、悪性の人間を悪魔と信じて疑わずに滅する物語。
魔女というだけで無実の少女を悪と断じ攻撃する、そんな本物の人間なら絶対にしない行為をする人の皮を被った悪魔を、拷問の限りを尽くして悪魔と自白させ処断する、大虐殺よりも恐ろしき物語。
もしくは、聖女が悪を断罪する神話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 01:06:29
22399文字
会話率:28%
倉代昂(クラシロ・ノボル)はある日、異世界に召喚された。世界の境界で彼は女神からチート能力を授かる。
その能力は〈不屈〉、女神曰く決して折れない心を授ける力だと言う。この能力のどこがチートだと、この力が
無ければ心が折れるような異世界召喚なのかと文句を言うも、彼は問答無用で異世界に召喚された。
そこで目にしたのは、王を含めて全ての者達が自分に跪き、決して頭を上げない光景。
彼は知らなかった。〈不屈〉がある条件下では無類のチートを誇るスキルである事を。彼を召喚した者達は召喚すると同時に彼に隷属の呪いをかけていた事を。そして隷属の呪いは〈不屈〉の精神で跳ね返され逆流し、魔力供給していた召喚国全土まで広がっていた事を。
これは、異世界召喚時に召喚国民全てを奴隷にした勇者がそれに気が付かず、王政に励む物語。
※※※不定期投稿です。切のいい数字の日、もしくは何かしらの祭日のみ投稿予定です。※※※ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 10:09:53
28788文字
会話率:18%
ある日、少年が死んでしまい、転生するという話です。
あれ、ボクまたなんかやっちゃいました? 展開沢山!
神様とは、魔法とは、スキルとは、一体何なのか?
異世界のドタバタ冒険。そして、国づくり。
そんな時に訪れる世界の危機。
少しテンプレ多め
かもしれない、剣と魔法のファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 19:00:00
139883文字
会話率:22%
スーパーの帰り道、突然異世界へ転移させられた、椎名 沙良(しいな さら)48歳。
残された封筒には【詫び状】と書かれていて、自分がカルドサリ王国のハンフリー公爵家、リーシャ・ハンフリー、第一令嬢12歳となっている事を知る。
いきなり異
世界で他人として生きる事になったが、現状が非常によろしくない。
リーシャの母親は既に亡くなっており、後妻に虐待され納屋で監禁生活を送っていたからだ。
どうにか家庭環境を改善しようと、与えられた4つの能力(ホーム・アイテムBOX・マッピング・召喚)を使用して、早々に公爵家を出て冒険者として生きる事にする。
虐待されていたせいで貧弱な体と体力しかないが、冒険者となり自由を手にし頑張っていく。
F級冒険者となった初日の稼ぎは、肉(角ウサギ)の配達料・鉄貨2枚(200円)。
それでもE級に上がる為に200回頑張る。
同じ年頃の子供達に、からかわれたりしながらも着実に依頼をこなす日々。
チートな能力(ホームで自宅に帰れる)を隠しながら、町で路上生活をしている子供達を助けて行く事に。
冒険者で稼いだお金で家を購入し、住む所を与え子供達を笑顔にしていく。
そんな彼女の行いを見守っていた冒険者や町人達は……。
やがて支援は町中から届くようになった。
F級冒険者からC級冒険者へと、地球から勝手に召喚した兄の椎名 賢也(しいな けんや)50歳と共に頑張り続け、4年半後ダンジョンへと進む。
ダンジョンの最終深部。
ダンジョンマスターとして再会した兄の親友(享年45歳)旭 尚人(あさひ なおと)も加わり、ついに3人で迷宮都市へ。
どこか気が抜けて心温まる?
そんな冒険です。
※アルファポリス様でも投稿を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 19:40:28
1937336文字
会話率:15%
気がつくと怪しげな洋館の前にいた。後ろから私を乱暴に押してくるのは、攻略対象キャラクターの兄だった。そこで私は理解する。ここは乙女ゲームの世界で、私は断罪後の悪役令嬢なのだと、
「お前との婚約は破棄する!」というお約束台詞が聞けなかったの
は残念だったけれど、このゲームを私がプレイしていた理由は多彩な悪役令嬢エンディングに惚れ込んだから。
しかも、この洋館はたぶんまだ見ぬプレミアム裏ルートのものだ。
なぜか、新たな婚約相手は現れないが、汚れた洋館をカリスマ家政婦として働いていた経験を生かしてぴかぴかにしていく。
そして、数日後私の目の前に現れたのはモフモフの野獣。そこは「野獣公爵断罪エンド!」だった。理想のモフモフとともに、断罪後の悪役令嬢は幸せになります!
✳︎ 同名短編の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 11:10:26
283357文字
会話率:40%
☆毎日21時に更新中!(今の所)☆お陰様で1万PV突破! いつもありがとうございます(^^)/
辺境の開拓村に生を受けたシヴィル・ゴリンデル。胎児だった時は、輪廻転生って本当にあるのねなんて、呑気に考えていたら異世界転生でした。
祖
父と母と、3人での生活は、田舎で不便なことを除けば、十分に満足していた。
祖父と魔の森に狩りに出かけたり、青空教室を開いてみたり、村長の息子と訓練に励んだり。
生まれつき持っていたスキルの恩恵もあり、美少女な見た目に反して、毎日のように木剣をブチ折るシヴィル。
そんな風にスクスク成長していたら、貴族のお迎えが。
強権発動で未成年者略取!?
貴族専用の学園が開設されたから行け?
意地でも行きません!
私はお爺ちゃんみたいな狩人になるんだから!
この物語は、前世の記憶を持った聖女が、この世界が恋愛ゲームだと知らないままに、不登校を断行しゴリラとして成長する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 22:43:30
442620文字
会話率:43%
「娘に変装をして学園が終わるまで生活して欲しい」
雇い主である公爵にそう言われた勇者ラルフ。彼は突然のことに頭を抱えつつ、今までの何を間違えたのかと過去のことを振り返った。
前世で彼は母親を庇って死んだ。そして、転生した世界は乙女ゲームの
世界。しかも彼は、攻略対象の1人であるラルフとなっていた。勇者となる運命で、辛い経験をする予定のラルフ。未来を変えるため様々な努力をする。
その結果できあがったのは、強大な力を持つ幼児。そんな彼は家族の死を避けるため、村を襲う魔物と戦うことに。
後日、彼の元へ1人の公爵が。公爵に誘われ、ラルフは勇者への道を踏み出すのだった。勇者となるため生まれ故郷から離れる彼。移動先の王都では様々な出会いが。攻略対象である公爵家の長男アイゼルや、悪役令嬢である公爵家の長女ビッティー。そして教育係達。
公爵に前世の記憶を使って情報を提供した彼は、無事勇者となる事が決定する。だがパーティメンバーには嫌われているようで、彼の壁となる。
勇者となった後、なんやかんやあって戦場での報告を持って帰ると、公爵から告げられるのはビッティーへの変装。シナリオの変化に頭を悩ませつつ、彼は教育係に乗せられて女装する。
しかし、そのビッティーは乙女ゲームの悪役令嬢。ラルフとしてもビッティーとしても前途多難なようであった。
※中盤までは主人公の成長が主で、女装はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 13:08:32
83054文字
会話率:49%
大罪人シューベラ・タクンサーは処刑された。だが、なぜかそのはずなのに、気付いたときには赤子の時に戻っていた。その時から彼女のループ人生が始まる。何度も何度も何度も何度も失敗しては死亡して失敗しては死亡して。そして21種目の人生で、どうにか輝
かしい未来をつかみ取ることができた。領地を世界一の都市にまで発展させ、世界を平和にして、これが最高の結果だと確信していた。……だが、彼女は市民から石を投げられて死亡し、そんなことには何の価値もなかったことを悟る。それから始まる、彼女のある意味復讐のような物語。きっと彼女のことを心の中では必要がないと考えていた市民達を虐殺し、自身がどれだけ素晴らしかったかを知らしめようと動く。のだが、その最初の一歩目で、彼女の人生は大きく狂うことになる。彼女を題材にした『悪役令嬢の100周人生』という話を知っていた狂人が転生してきていたのだ。最初のその作戦こそ失敗したもの、彼女は転生者と手を組み、虐殺を成功へと進める。その先にあるのは、死か、やり直しか、それとも……。
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 04:00:00
8674文字
会話率:43%
道に落ちていたポイントカードを拾った星川 佐曽利(ほしかわ さそり)。子の出会いにより、彼の人生は大きく変わることになる。最初こそポイントカードなど信じなかった彼だが、ポイントを集め、溜めたポイントを商品と交換していく内にポイントカードの魅
力に取り付かれる。ポイントを景品と交換する中、彼には1月になるものが。それが『監禁チケット』。お金に換える換金チケットではなく、人を監禁できるチケットのようだった。早速使ってみようと考えた彼だが、その対象はすぐに見つかる。彼の学校では有名ないじめっ子といじめられっ子。いじめられっ子と話をして交渉をした後、彼はいじめっ子達に監禁チケットを使用する。その結果彼女たちの姿が消えて……・。
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:00:00
6853文字
会話率:44%
魔法使いに憧れるネロ。だが、特異な体質のせいで魔法が使えず、周囲の人間から三年間、同情と侮辱され続けられ、とうとう退学を言い渡されてしまう。
失意のネロだったが、偶然にも古代の魔法使いクロの魂が宿った魔剣を手にしたことで一転、彼の指導の元、
その才能を開花させていく。
だが、同時にこの世界に広まっている魔法理論が、間違ったものばかりであることも知ってしまう。何故、そんな魔法が広がったのか。クロは何故、魔剣に宿ったのか。数々の謎を解き明かしながら、ネロは夢の大魔法使いになる道を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 11:32:18
91978文字
会話率:52%
ある日突然起きた、ロマンサー侯爵令息とオーランド公爵令嬢の婚約破棄騒動。
どうやら令息の方が「悪役令嬢とは結婚したくねえ!」と騒いだとか。
怒りの令嬢、口伝で伝わる恐ろしい呪いを元婚約者に向けて解き放った。
果たしてその呪いの効果とは…?!
短編読切です。
お若い方には通じづらいネタがあることを先にお詫びします…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 23:00:00
4468文字
会話率:31%
辺境伯令嬢アリシアは困っていた。
この国唯一の王子の婚約者である公爵令嬢フェリシアナの学友に選ばれ、最終学年に在籍する愛しの婚約者様にも三年ぶりに会うことができ、充実した学園生活を送っていたというのに…ーー
王城に現れた異世界人、通称“迷い
人”の少女に、王子が心を傾けているというのだ。
「ねぇ、アーロン。そんなにかの御方は素敵なの?」「さて、私にはちっとも魅力は感じないが…ああアリシア。君の憂いになるのなら、私がどうにかしてしまおうか?」「いいえ、貴方の心が私にあるのなら、憂いたりえないわ」 // これは相思相(溺)愛の、後に王家の盾と呼ばれることになる辺境伯爵夫妻(予定)が、各々の未来の主人のために奔走する話 // 流行りに乗って悪役令嬢系…と言ったら怒られそうなほんのりです // 設定緩いので、あまり深く考えずに読んでくださいませ // さりげなく、初投稿作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 09:00:00
18543文字
会話率:27%
※この作品は百合描写があります!!
ある日、聖女であるショコラはパーティーリーダーの勇者によってダンジョンの奥底へと突き落とされてしまう。
聖女という特別なギフトを授かったのにも関わらず、特別なスキルや魔法を一切覚えなかった為だ。しかも彼女
が持つ特技も妙に強い怪力のみ、聖女としての才能はなかった。
かろうじて助かったショコラが下層をさまようと、水晶に封印された魔族の少女を発見した。
聖女の解呪魔法と自慢の怪力で無理やりぶっ壊して解放したところ、なんと彼女が500年前の魔王である事が発覚する。
一方、怪力な聖女を消したことで、元のパーティーは徐々に追い詰められる事となり……
「お主、わらわと旅に出ないか?」
「え!?」
聖女と魔王のドタバタ百合ファンタジーが今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 20:00:00
111615文字
会話率:55%
ある日、思った。
なろうで よくある、「チート級能力を得てざまぁする」という展開。
もし、このチート級能力が、ざまぁされる側に目覚めたらどうなるんだろう。
本作は、そんな疑問から生まれたお話。
王立学園の卒業パーティで婚約破棄を宣言する王
子。
その後、王子は父から叱責され、しかも、手放した婚約者は、
重要な役割を担う政略結婚、結界を張る聖女、などなどの理由により、
国の超重要人物であった。王子の愚かな行為のせいで、国は破滅。
王子ざまぁ!
…なろうでよくある婚約破棄ざまぁは、だいたいこんなストーリーの流れだけど、
本作の婚約破棄では、王子がチート能力に目覚め…
一応、国は救われるのでハッピーエンドとも言えるけど、
別の問題が発生しているのでバッドエンド、とも言えるかもしれない。
「ざまぁみろ」というセリフは一番最後に登場するけど、ざまぁと言うより
ただの不満の爆発、八つ当たりかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 23:07:30
5477文字
会話率:43%
とある酒場にて偶然相席となった四人の冒険者達。
彼ら彼女らにはとある共通点が在った。
そう、彼らには、自身が所属していたパーティーから追放された事がある、と言う共通点が。
「なぁ、俺達でパーティーを組んだら面白くなるんじゃないか?
」
その一言により、本来であれば交わらなかったハズの彼らの運命が交わり、世界の命運は大きな鳴動を見せ………………無い!
「英雄?勇者?悪いけど、そんな面倒そうなのごめんだね。そう言う厄介そうなのは、俺達を『不要』だと言って棄てた奴らに持っていってよ」
※流行りの『追放もの』の主人公達を一つのパーティーにぶちこんだ様なモノになっております。
ごった煮感が強いですが、面白そうだと思って頂けたのでしたら一読して頂けると有難いですm(_ _)m
※タイトルは仮なのでその内変更する可能性在り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 20:58:24
758085文字
会話率:32%
皆は自由にスキルを選べるとしたら、何を選ぶだろうか?
僕の住む王国は『勇者』で溢れていた。
『勇者』は恵まれている。
類まれな身体能力? 違う!
王国からの多額の年給が支給されるのだ。
働かなくても生活できるほどの。
そしてもう
一つ。
働いても美味しい『勇者』だ。高い報酬が約束されるスキル。
そんな中、一人の少年……アルヴィンがいた。
彼は王国でも随一の商会の息子として生まれ、将来を約束された。
あとは『商人』スキルさえ取れば……。
だが、アルヴィンは『商人』スキルを選ばなかった。
その理由は……彼が偶然見た夢だった。
夢の中の男もまた商人だった。
大きな財を成し、大陸中に店を構えた成功者。
そこで『商人』スキルでは完璧な商人にはなりえないことを理解した。
その日から僕は実家の商会で『夢の知識』を使って、大きな利益を上げていた。
たった、一年で大商会の全てを動かせるほどに出世していた。
『商人』スキルがなくても、商売は出来ることを証明した……つもりだった。
そして、スキル取得当日……。
アルヴィンはずっと気にかけていた。
夢の中の商人は生まれ変わった後の事を願った事を。
『家族がほしい』と。
根っからの商人であるアルヴィンは知識を対価に願いを叶えることにした。
彼が選んだスキルは『出会い』だった。
スキルこそが全ての世界で、その選択は地位を失うのに充分だった。
追放された彼だったが、何も悲観しなかった。
一生暮らせる分のお金はある。
だったら、一生を供にする女性を探す旅に専念できる……と。
だが、アルヴィンは気付いてしまった。
「僕、女の人と話せなないじゃないか‼」
正確には仕事上であれば、流暢に話せる。
それ以外の場面では緊張してしまって、言葉が続かないのだ。
アルヴィンは決意した。
「女の人と話すために仕事をしよう!」
そう決めた、アルヴィンは小さな商会を立ち上げる。
それが、後に『ギルドの父』と呼ばれる存在になるとは夢にも思っていなかった。
女の子と話すためだけに巨大な産業を興してしまった商人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 12:12:54
41298文字
会話率:29%
飛ぶ鳥を落とす勢いで、たちまち一目を置かれる存在となったギルド【フレイムナイツ】
この剣と魔法の異世界では、数多の冒険者達が日々活躍していた。
基本は4人編成のパーティから始まるが、ランクや実績を重ねたパーティは人数を増やし自分達でギルド
経営をする事が多い。
この世界では、10歳になると全ての人間が“職種適正”を受け、その適正で【剣士】や【魔法使い】といった職種が決まる。そうして決まった職種と生まれ持った魔力を合わせて冒険者となる人が多い。
そんな中で、パーティ結成から1年しか経たないにも関わらず、その確かな実力で頭角を現してきたギルド、フレイムナイツ。
フレイムナイツのマスターで剣士の『ラウギリ・フェアレーター』
彼を含めた、信頼できる幼馴染み4人とパーティ結成したのが全ての始まり―。
ラウギリの目標は異世界一の最強ギルドを築き上げる事。
実力も仲間も手に入れ、どんどん成長していくラウギリとその仲間達が織り成す怒涛の異世界成り上がりストーリー!!
……ではなく、
「無能で役立たずなお前はもういらねぇ!俺のギルドの邪魔だ!消え失せろッ!」
「え…そんな…嘘だよね…?僕達は幼馴染みで…ここまで皆で頑張ってきたのに……!」
「頑張ったのは“私達”ね!【商人】のアンタは何もしていない!仕方なくお世話してあげてたのよ。アンタはもう要らないの」
信じて疑わなかったラウギリと幼馴染達……。仲間達から突如お荷物扱いされ、挙句にギルド追放で海のど真ん中に放り棄てられた【商人】担当、『ジル・インフィニート』のお話――。
「そういえば……ギルドって沢山あるけど、この“海”には1つも無いよね……」
役立たずと捨てられたジルであったが、開花した能力と商才で1からギルドを立ち上げたら何故か実力者ばかり集まり、気が付いたら最強勢力を誇る異世界No.1のギルドになっちゃいました。
婚約破棄された人魚に蛙に転生した武術家、剣を抜けない最強剣士に追放された聖女から訳アリ悪役令嬢までその他諸々。
変わり者だが実力者揃いのジルのギルドは瞬く間に異世界を揺るがす程の存在となり、国の護衛から魔王軍との戦いまで、波乱万丈な日々がジル達を迎える―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 16:37:16
146045文字
会話率:52%
エリートが集うゼルコバ魔法学園。
この学園には、筆記試験、技術試験の合計点が基準に2回満たなかった場合、強制退学になってしまうという決まりがある。
技術において落ちこぼれのネルは、筆記試験でなんとか点数を取り、高等部まで進学していた
。
しかし、高等部に上がって初めての期末テスト。ネルの点数は基準点以下になっていた。
「お兄様、あのお水に何が入っていたか知っていますか? 私特製の『特定記憶抹消薬』が入っていたんですよ? お気づきになりませんでした?」
義妹にはめられ裏切られ、強制退学をくらってしまい、学園を追い出されたネル。
彼はトランク1つ手に持ち、フラフラと街を歩いていると、ある女性から宝石を渡される。彼はそれを手にすると、気を失ってしまった。目を覚ますと広がっていたのは、見知らぬ地。赤い空、不気味な森があった。
「ここは………裏世界?」
裏世界。世間では幻とされる世界。
そこへ行くには、自身のレベルを8000にするか、魔石オラクルを使い、大量の魔力を注ぎ込む方法2択。どちらの選択も、Lv.12のネルには到底無理なこと。
そのため裏世界の魔物はLv.8000ものばかり。即死間違いなしだ。
しかし、なぜか彼は、平気に裏世界の魔物を倒せていた。
落ちこぼれ扱いされていた少年が2つの世界で最強になる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 20:25:41
196310文字
会話率:38%
「好きです!私を貴方のお嫁さんにしてください!」
「悪いが君の想いに応えてやれない」
何度目になるでしょうか。こうしてヴァン様に告白するのは。そして、何度目でしょうか。こうしてヴァン様に断られるのは····でも!好きなのです!どうしよう
もないぐらい大好きなのです!
ですが、無常にも私が英雄の血族であるが故に、ヴァン様は私の手をとってはくれないのですね。英雄の血族の私に剣を持たなくて良いと唯一言ってくれたヴァン様。
私は貴方が生きる未来の為ならば、喜んで剣を取りましょう。
*内容に不快感を感じられましたら、そのまま閉じることをお勧めします。
*作者の目は節穴のため誤字脱字は存在します。
*アルファポリス様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 20:00:00
176343文字
会話率:39%
加筆しました。
「ヴィネーラエリス・ザッフィーロ公爵令嬢!貴様との婚約は破棄とする!」
私の名前が呼ばれ婚約破棄を言い渡されました。
……あの?そもそもキラキラ王子の婚約者は私ではありませんわ。
しかし、キラキラ王子の後ろに隠れて
るピンクの髪の少女は、目が痛くなるほどショッキングピンクですわね。
もしかして、なんたら男爵令嬢と言うのはその少女の事を言っています?私、会ったこともない人のことを言われても困りますわ。
【文字数注意】
✷一冊の小説のようにお読みになりたい読者様はこのままお進みください。
✷連載形式でお読みになりたい読者様はアルファポリス様で投稿しております。
*n番煎じの悪役令嬢モノです?
*不快感を感じられた読者様はそのまま閉じていただくことをお勧めします。
加筆によりR15指定をさせていただきます。
*2022/06/07.大幅に加筆しました。
*身に余る評価、腰折れ文にも関わらずありがとうございます。
2022/06/01.日間総合13位
2022/06/01-02.日間恋愛異世界転生/転移 1位
月間恋愛異世界転生/転移ランキング 最高14位 ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 21:02:25
66416文字
会話率:42%
全ては勘違いから始まった。悪役の役が終わった私は鎧を拾ってしまった。
私はこの国の王子の一人であるラートウィンクルム殿下の婚約者だった。だけどこれは政略的な婚約。私を大人たちが良いように使おうとして『白銀の聖女』なんて通り名まで与えら
れた。
けれど、所詮偽物。本物が現れた時に私は気付かされた。あれ?もしかしてこの世界は乙女ゲームの世界なのでは?
関わり合う事を避け、婚約者の王子様から「貴様との婚約は破棄だ!」というお言葉をいただきました。ありがとうございます。
竜の谷に追放された私が血だらけの鎧を拾い。未だに乙女ゲームの世界から抜け出せていないのではと内心モヤモヤと思いながら過ごして行くことから始まる物語。
*乙女ゲーム要素は少ないです。どちらかと言うとファンタジー要素の方が強いです。
*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 22:00:00
160098文字
会話率:39%
ミシェルの侍女はいつも断罪に遭わない為に国外追放に遭わない為に気を付けるべき事を毎日のように言ってくる。一番大切な事は聖女になってはいけないという事。
断罪や国外追放と言う言葉にピンと来ないミシェルだが、毎日言われ続けていたせいで、その恐怖
は刷り込まれていた。
魔法を賜りし日にまさかの断罪イベントが!?
侍女の言葉を思い出すが、どう考えても時すでに遅しでは?
だったらあなたが聖女におなりになればよろしいのではありませんか!と叫ぶミシェルに
断罪や国外追放を回避する術はあるのか?
学園の級友も巻き込んでイベント回避の為に努力奮闘する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 00:10:33
32926文字
会話率:65%
彼女が寝取られる事がタイムリープをする条件。
5度にわたりタイムリープをした俺は3人の美少女を落としてハーレムを作る事を計画した。
そしてその3人を利用して彼女に「お前なんかもう要らない」ただそう言ってざまぁを敢行するつもりだ。
だがし
かし。
タイムリープの果てに待ち受けているのは修羅場だった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 12:43:23
7979文字
会話率:41%
ミトスは戦闘能力のない弱小冒険者だった。
そんな少年にあるのは、少しおかしな【鑑定】の力だけ。特定の事柄に対して、何が起こるのかを視ることができる。そんな不可思議なものだ。
しかしミトスの【鑑定】は幾度となく的中した。
それに興味
を示したのは、最強の冒険者と名高いアクシス。
彼女は少年を招き、いきなり勝負を挑んだ。すると、
「…………やはり、な」
アクシスの剣がミトスの胴を薙いだ。
誰もがそう思った瞬間に、アクシスの手には硬い感触が伝わる。
事前の準備などできるはずがなかった。それにもかかわらず、ミトスは服の下に鉄の板を仕込んでいたのだ。まるでアクシスから勝負を挑まれ、そこに攻撃を受けると分かっていたように……。
「キミのそれは【鑑定】ではない」
その状況を見て、アクシスは少年にこう告げるのだ。
「キミの真の力は――【未来視】だ」
これは自身の真の力に目覚めた少年が、やがて最強へと至る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 11:55:45
21976文字
会話率:35%
カイウスは戦闘能力に乏しい、修復しか使えない冒険者だった。
日々、雑用係としての役割をこなす彼だったが、この日も当たり前のようにクビを通告される。いよいよ憧れの冒険者生活も終わりか、と考えていたカイウス。
しかし、そんな彼の頭の中に直
接声が響くのだった。
その声に従って骨董品屋に足を運ぶと、そこにあったのは一振りの剣。
だが見るからにオンボロであり、少年は店主からタダでそれを貰い受けることになった。
帰宅して声の主である剣――エクスに頼まれ、修復を試みるカイウス。
果たして修復は成功するのだが、衝撃の事実が判明した。
エクスはなんと、伝説に語られる聖剣だったのだ。
『私の能力は、マスターの潜在能力を最大限に引き出すことです』
そう語ったエクスを手に、少年はダンジョンへ赴く。
そして、引き出された少年の潜在能力に誰よりも驚くのは、他でもないエクスだった。
『カイウスさんの潜在能力は、規格外すぎる……!』
聖剣を手にしたカイウスは、メキメキと力をつけて冒険者としての地位を確立していく。
これは、一人の少年が多くの人々の度肝を抜きながら認められていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 16:10:29
11905文字
会話率:35%
アイルは辟易としていた。
何故なら彼のいる勇者パーティーのメンバーは、ポンコツ揃いだったからだ。下級の魔物も倒せずに、何かあれば賢者であるアイルに頼る。そんな彼らに愛想を尽かしたアイルは、窮地を利用して勇者パーティーの離脱を選択するのだ
った。
「ここは俺に任せて、先に行け」
結果として首尾よくパーティーを離脱したアイルは、名をアイゼンと改めて、冒険者として再出発する。
そんな彼のもとに、多くの冒険者がやってくるのだが――。
「す、すごい! 全員がまともに戦えるじゃないか!!」
悲惨な旅とは打って変わって、アイゼンは理想的な冒険者生活を謳歌することになるのだった。
これは一人の賢者が、新しい居場所を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 12:05:03
7991文字
会話率:32%