「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 01:00:00
440527文字
会話率:37%
その日、世界は歓喜した。
浮雲のように漂う世界にとって楔となるうる存在が現れたからだ。
女子高生、大林 唱(おおばやし しょう)は天然人タラシである。女子高において某歌劇団の男役かくもやという人気を誇り、ラブレター(と書いて不要な手紙と読
む)をもらう事も日常茶飯事。
そんな彼女が、あるとてもツイていない日の夕方迷い混んだ公園で、空間の歪みから現れた白い子供。
「ボクを救ってほしい」そういう彼は異世界の意思だという。簡単な条件付きでアッサリ頷いた彼女はそのまま異世界セドラフェアへと誘われる。
そこで待ち受ける思いがけない事象。
持ちかけられる賭けにセラフェートと呼ばれる男性達と綴る1年間(の予定)。
選択はいつも、すぐ傍にある……。
と、かっこつけてみましたが、コンセプトは「真面目に隙があればギャグを入れる」「ゲームブックのような小説」です。
乙女ゲーム風になりきれてないのはいつもの事。
強いヒロイン大好物です!って方はどうぞショウちゃんにツッコミを入れてやって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 20:07:19
98867文字
会話率:29%
「敗北を知ってるんじゃないですか、先輩は人間として負け犬ですからね」
「明日からリード付けて学校に登校すればいいんだろ?!」
「言ってません、分かりやすくあらすじを言って下さい」
「文芸部の話、それ以上あるのか?」
「暴力的な表現が多いとか
じゃないですかね」
「お前のせいじゃん」
「責任転換でご飯食べていけますよ」
「ありがとう、それしか言葉が見つからない」
「もっと探してみて下さい、それ以外絶対あります」
「名前からだな」
「えー急に常識人振りますね、|柊《ひいらぎ》|貴音《たかね》です。これが遺書にならないことを祈ってます」
「|西藤《さいとう》|哲也《てつや》好きな食べ物は固形物」
「そういうの要ります?私は要りませんでしたけど」
「柊、自分の意見が他人の常識だと思うなってインターネットで習っただろ」
「それちゃんと習えてますかね・・?」
「ネットには真実しかないからな」
「右の道と左の道、両方が正しいと書かれてたらどうなるんですか?」
「正解は沈黙」
「うざいですね」
文芸部での日常サスペンスラブコメ
ストックホルム症候群とガスライティング的な
自己愛性作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:31:12
181855文字
会話率:74%
【アイリスNEO様より1~4巻発売中】
【コミックゼロサム様よりコミック1~2巻発売中】
【月刊コミックゼロサム様、ゼロサムオンライン様にてコミカライズ版連載中】
A級冒険者のアレクは長旅から帰還し、久々に古巣のギルドを訪ねた。ちょっと
挨拶するだけのつもりが、面倒な依頼とともに家政魔導士という謎の肩書を名乗る黒髪の女を押し付けられて困惑。
しかしシオリというその女は奇抜な魔法の使い方で、温かい風呂に旨い飯、寝心地の良い寝床と、野営にあるまじき快適過ぎる環境を提供し、アレクら仲間達はがっつりとその心を鷲掴みにされることになる。
すっかりシオリに惚れ込んだアレクは、日々を生き抜くことに必死な彼女を口説き落とせるのか。
下記設定に抵抗のある方はご注意くださいね。
※主人公組は三十代前半です。その他の主要キャラクターも年齢設定が高いです。
※このお話は「成長物語」ではなく、過去の出来事で傷付いた二人が「取り戻していく物語」です。
※Gやら足が八本ある奴やら、虫ネタが時々出てきます。Gはもはや登場人物。
※そして使い魔スライムは虫も食います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:00:00
1535358文字
会話率:40%
A級冒険者のアレクは長旅から帰還し、久々に古巣のギルドを訪ねた。ちょっと挨拶するだけのつもりが、面倒な依頼とともに家政魔導士という謎の肩書を名乗る黒髪の女を押し付けられて困惑。
しかし魔導士としては低級のその女は奇抜な魔法の使い方で、温かい
風呂に旨い飯、寝心地の良い寝床と、野営にあるまじき快適過ぎる環境を提供し、アレク達はがっつりとその心を鷲掴みにされることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 01:50:33
17561文字
会話率:45%
彼は親の気まぐれのせいで「瑠飯」(ルパン)という名前だった。しかし、名前以外は至って平凡。今まで幾度となくからかわれ、もはや気にすらしなくなったある日、彼は仲間とともに光の奔流に呑まれる。行き先はどうやら異世界らしい。ここで自由に生きて汚
名返上すると誓ったルパンだが、しかし、他の仲間は自由に使える魔法が、『管理者』とかいう訳の分からない存在により「コソ泥に華やかな魔法なんていらないよね〜」と呟いただけの理由でルパンだけ使えなかった…!
そんな絶望する彼に、光明が。
「あれ?この体、なんかめっちゃ動きやすいような…」
ルパンの逆転劇が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:59:00
73049文字
会話率:15%
我が儘で束縛の激しい彼女と付き合って4年。
振り回されて散々貢がされて、やりたいことも何一つ出来ず貯金も出来るわけもなく。
口座も心もボロボロな俺は、別れを決意する。
今度ばかりは何を言われても言いなりになるつもりはない。
そしてよう
やく解放され、もう恋愛はこりごりだし1人を満喫するぞー!と思った矢先に1人の女性と出会う。
隣に住んでいる女性が鍵を失くして家に入れないということらしい。しかもスマホは家の中に置き去り、と。
見捨てるわけにもいかずに助けると、そのお礼と言われて手作りのご飯をご馳走になる。
あまりの美味しさに絶賛すると、何故か毎日作ってくれることになった。
さらには同じ趣味のゲームで意気投合し、仲を深めていく。
優しくゲームも料理もプロ級の腕前。だけど天然で少し心配になるところもある。
そんな彼女と接していくうちに心の傷は癒えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:46:31
23787文字
会話率:40%
義妹の『歩花』(あゆか)は、兄である大学生の『回』(カイ)が大好きで、どこでもついて行く。ある日、回が普通自動車免許を取った。車を買うお金はなかったけれど、カーシェアリングでドライブへ出かけた。帰りに歩花が宝くじを購入。それが高額当選した
。そのお金でキャンピングカーを買い、大好きな兄へ送った。
回は、夏休みを利用して可愛いJK義妹と共に全国を巡る旅に出る――。
※カクヨムでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:27:04
251242文字
会話率:51%
ダンジョンの冒険者・御用達ののはな亭という店
店の主人(名目)は幼女のモンスターだったりする 店長代理、コック長の少年に 変な行商人 可愛いメイドたち
そこで繰り広げられるドタバタコメデイなどなど 飯テロもちょっと 21・3・31
他サ
イトにもあります^^;PNのの‥等折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:22:12
79978文字
会話率:65%
ヒモは超絶美人聖女に転生しても、やっぱり女好きは治らなかったみたい
大勢の女のヒモだったチャラ男の俺は、飯を食っている時に昔捨てた女に刺されて死んでしまう。まあ、俺らしい死に方だとは思った。まあいままでの俺の生きざまからすれば、きっと地獄
に落ちるのだろうと思っていたし。でもここは地獄? 死んだ後に目覚めたと思ったら、何かの祭典でもてはやされている自分がいた。しかも! なんとそれは地獄ではなく現実だったのだ。俺が聖女として認定される大切な式典の真っ最中だったらしい。俺はなぜか中世のような異世界に、聖女フラルという絶世の美女として転生してしまったのだった。さらにうれしい事に、その異世界には美女がたくさんいた。前世の俺からすれば、高嶺の花と言えるような絶世の美女達があちこちにいたのだ。もちろん絶世の美女に生まれ変わったとはいえ、中身は稀代のチャラ男である。俺はその美女達をどうしても、全てものにしたかった。それが俺の生まれ変わった使命であるかとばかりに、女を口説き始めるのだった。たが…全く上手くいかない。俺自身が絶世の美女である為、そして聖女であるためそう言う対象にはならなかったのだ。俺に言い寄ってくるのは、家柄の良い貴族の男や女性人気が高い男性騎士ばかり。聖女の中身がおっさんなのだから、男には全く興味が無い。それどころか俺は前世で男嫌いだったため、男が寄ってくると鳥肌が立つのだった。
俺は意中の女性達のハートを撃ち抜いて自分のものにすることが出来るのか?ヒモ聖女が織りなす、嘘と誠の薔薇色異世界ライフ。ついでに国家も救うかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:17:22
699169文字
会話率:63%
「僕の最推しキャラ、悪ノ令嬢 シャーロットのお屋敷が、勇者に焼かれている!!」
スマホゲームプレイ中、そう叫んだ後の記憶はない。
気がつくと僕は、魔力二つ星《老化・腐敗》呪い持ちの伯爵令嬢シャーロット・クレイグ(9歳)の中の人になっていた。
しかも彼女は母親に嫌われて育児放棄・部屋に軟禁状態。
「僕の最愛シャロちゃんがこんな扱いを受けるなんて許せない」
昼間は美少女シャーロット、夜は中の人ゲームオタクの過保護溺愛運命逆転ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:10:00
371240文字
会話率:44%
オンボロ古民家に一人暮らしの天願七海は、就活失敗して奨学金と訳あり借金返済に追われる崖っぷち貧困女子。
ある夜、庭先で子猫サイズの痩せた小さいおじさん(福の神)を自転車でひいてしまい、家に住ませることになる。
不思議な小さいおじさんは七海の
祖母あんずさんの知り合いで、食事を与えるとご利益が授かるらしい。
そのご利益目当てにイケメン神人(かみんちゅ)青年が家に押しかけてご飯を作ったり、美少女JKに目の敵にされたり。
「私は小さいおじさん(福の神)のご利益で、貧困脱出する!!」
「福の神様、どうか僕のもとへいらしてください」
「ふたりともワシのために争わないでくれ。あれっ、もしかしてこれって三角関係?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 22:11:17
159193文字
会話率:50%
普通の中学生、水沼ルカは、ある日突然『神獣』と呼ばれる生物が暮らす、幻想の世界へ招かれる。
そこで出会ったのは、竜の王女と名乗る少女、ゼスィリア。
偶然とも思える二人の出会いは、やがて世界を大きく揺るがすこととなる。
これは、ちっぽけな青
い勇気が、希望を架ける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:35:53
39968文字
会話率:38%
3度目の異世界召喚。
魔王を倒し、世界を救ってくれと神に頼まれる元勇者、秀一郎。
「だが、断る! 何度も行ってられるか」
異世界は飯が不味いし、娯楽がないという理由で断る。
そして飛ばされたのが科学が進んだ世界だ。
「文明が進むと科学
が発展し、魔物は脅威では無くなる。魔王も同じじゃ。逆に脅威になるのは人間の方だ」
人間同士の争い。
戦争。
人は争うことを辞められない種族だ。
「武技や魔法が役に立たんのじゃ、今までのようにいかん」
科学が発展し、魔法が廃れた世界。
銃火器が存在する世界。
呪文を唱えている間に一発撃てばそれで終わる。そういう世界で魔法は役に立つのか?
「その世界に魔王は存在していない。行ったら帰って来れんが良いのか?」
「構わない。未練はない」
今度は自由に生きることにした。自分のために。
そして異世界へ。
「強大なタンカーが浮いているよ。飛行船?」
「シールド? あれが魔法を防いだ原因か」
3度目の異世界生活が始まった。
今度はスローライフ?を目指して。
これは、元勇者が宇宙船を手に入れて、自由に生きる物語。
※ラブコメ要素はありません。
戦闘も少ないです。
興味があれば読んで頂くと嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:30:00
67583文字
会話率:32%
◼️物語のあらすじ
借金まみれのサラリーマンがATMの液晶画面に『借金返済(異世界転生)』ボタンを発見!見事、異世界転生を果たしたマーサだったが、なんと借金は異世界に引き継がれていた!
女神より授かったスキル『AV男優』の力で女の子
達とのエッチな行為(修正済み)を生配信!再生回数を伸ばして、目指せ!借金完済!
毎章ごとに変わるシチュエーション!
視聴者感涙のシーン集!
小説初の袋とじ付き!?
神回連発の女神チャンネルで異世界を無双する!?
勇者に剣聖、拳聖、奴隷、メイドに妖艶な四天王まで!もれなくマーサのスキルで乱れに乱れる!!
宿にダンジョン、女子寮に温泉、ヨガ教室からマーサの実家のトイレまで!ところかまわずエッチな行為を生配信だ――!!
※女神チャンネルへの登録をお願いします。
◼️魅力的な登場人物
マーサ(転生サラリーマン)……スキル『AV男優』を授かる。不幸な目に遭うと貯まるKP(穢れポイント)を使って女の子とエッチな行為(修正済み)を楽しむただの変態。この世界で唯一の『AB型』
フレイヤ(女神)……マーサを借金返済のため異世界に転生させる。恋愛・多情・魔法の女神。趣味はネット配信。
レキ(幼なじみ)……のちにスキル『拳聖』を授かる。マーサに胸を揉まれたことをずっと気にしている
トモミン(奴隷)……マーサに買われたハーフエルフ。歌うことで様々な効果を発揮する『支援魔法』の使い手。主食はバナナみたいな果物『バナンポ』。
ユキノ(勇者)……勇者の称号を持つ唯一無二の存在。『けもみみ』と『しっぽ』を愛する自称獣人族。額の『勇者紋』が光ると伝説の装備を装着する変身少女。
イク(剣聖)……喋る聖剣ゼックスカリパを託された剣の達人。聖剣ゼクスにそそのかされて毎回、変態行為を余儀なくされる。
サーフォン……第二部で登場する愛魚女魔法女学園首席の淑女。学園編で大活躍(?)する。
◼️特別登場人物(?)
スキル『年齢制限』……マーサ達のあらゆるエッチな行為を配信できるようにR15に修正してくれる夢のスキル!ギリギリアウトな箇所も優秀な編集者様と賢明な読者様のおかげでギリギリセーフにしていただける!感謝感謝の特殊スキル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:28:52
543678文字
会話率:48%
◼️物語のあらすじ
借金まみれのサラリーマンがATMの液晶画面に『借金返済(異世界転生)』ボタンを発見!見事、異世界転生を果たしたマーサだったが、なんと借金は異世界に引き継がれていた!
女神より授かったスキル『AV男優』の力で女の
子達とのエッチな行為(修正済み)を生配信!再生回数を伸ばして、目指せ!借金完済!
◼️魅力的な登場人物
マーサ(転生サラリーマン)……スキル『AV男優』を授かる。不幸な目に遭うと貯まるKP(穢れポイント)を使って女の子とエッチな行為を楽しむただの変態。この世界で唯一の『AB型』。
フレイヤ(女神)……スキル『転生』でマーサを借金返済のため異世界に転生させる。恋愛・多情の女神。趣味はネット配信。
レキ(幼なじみ)……のちにスキル『拳聖』を授かる。マーサに胸を揉まれたことをずっと気にしている。
マーサのことが好きだが、なかなか言い出せない。
トモミン(奴隷)……マーサに買われたハーフエルフ。歌うことで様々な効果を発揮する『支援魔法』の使い手。主食はバナナみたいな果物『バナンポ』。
ユキノ(勇者)……勇者の称号を持つ唯一無二の存在。『けもみみ』と『しっぽ』を愛する自称獣人族。額の『勇者紋』が光ると伝説の装備を装着する変身少女。
イク(剣聖)……喋る聖剣ゼックスカリパを託された剣の達人。真面目な性格だが聖剣ゼックスカリパにそそのかされて毎回、変態行為を余儀なくされる。
サーフォン……第二部で登場する愛魚女魔法女学園首席の淑女。学園編で大活躍(?)する。
魔法が得意だが、絶対防御スキル『鉄仮面』のせいで戦いでは常に前衛。恥ずかしがり屋。
シチュエーションのみを楽しむ全年齢対応(?)エロ小説です。聡明で博識な読者様と、寛大な編集者様のおかげでこの小説は成り立っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 17:56:10
244067文字
会話率:47%
私、全問正解は人には言えない特技がある。
今まで選択肢を外したことがないのだ。
名探偵となった私は数々の難事件を選択肢を正解して解決に導く!
私は……外さない!名探偵、全問正解!
最終更新:2023-09-23 20:50:28
54382文字
会話率:38%
人類は発展させた科学の力によって住まう場所そのものを変化させた。今や生物的な死すらも乗り越え、まるでゲームのような仮想空間を現実に置き換えた。
人やその他の生物、そしてそれらが住まう建築物や森を含む大陸全土が『電子データ』で構成された世界
、その名も【テイルニア】。
それは言い換えれば全ての現象、結果を演算で導くことができるということ。ただそんな未来を見通した世界でもただ一つだけ不可解な【神ノ力】があった。
人類の英智を持って得た未来永劫安寧の世界。だがそれは人々の知らぬ所で徐々に崩壊を始め、やがて人類を蝕む『生命』を奪うバグに境遇する。
『生命』を喰らう【シャドウ】、そしてそれらに対抗すべく磨き上げてゆく人類の【力】。いつしか平和だったテイルニアは、【シャドウ】と力に溺れた【人間】によってその姿を変えた。定められたはずの未来、いつしか記された運命は滅亡への目録となった。
そんな見えない所で荒廃の一途を辿る世界、テイルニアで一人の青年『神谷 鏡』は裏の舞台を駆ける。【神ノ力】と平和の再臨を胸に――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:08:13
317303文字
会話率:58%
伯爵家を支配する継母と義妹によって、アリシア令嬢はメイドとして虐げられる日々を過ごしていた。義妹との暴力沙汰をきっかけに屋敷を追い出され、宮廷の下位メイドとして働く事に。そこは非常識な業務と貴族のゴシップに満ちた、地獄のような環境だった。
そんな中、「目を見ると気絶する」と噂される、美丈夫なのに変人な宮廷魔術師と出会い、アリシアの奇妙な掃除の力が見出される。栄転した先では、可愛いお弟子さん達と夢のように美味しいご飯が待っていたのだが……。
平和な宮廷生活にも、継母の野望の手が浸食してきた。伯爵家の闇が次々と明らかとなり、ブチ切れた被虐のアリシアはとうとう、自らの手で断罪を決意するのだった。
虐げられたメイド令嬢が宮廷で出世して花開く、愛とお掃除の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:24:26
101393文字
会話率:43%
「800年前のイデオロギー戦争の後、あまりよろしくない環境になってしまった地球」「人間以外と一部の自然派は喜んでるみたいでしたけどね」
「とある大陸には過去の技術水準を保っているが閉じた生活を送り、資源の涸渇に怯えて暮らす「都市ソドム」と滅
びた都市ゴモラから逃げてきた民の一部が築いた「アウター」がありました」「宇宙に逃げ残った連中と避難民ですね。なおどちらも自業自得の模様」
「ソドムとアウターは習慣、政治、宗教、さまざまな差異があるものの、妥協点を見つけ、どうにかこうにか共存していた」「ぬるま湯につかった平和ボケ集団が死にかけの強欲な戦闘民族に飯やったら居着かれたって感じですね。政治が悪い、政治が」
「もうお前が読めよ!」「こういうのは人の口が語るからいいらしいですよ。どれだけ技術が発展しても人は人を求めるみたいです」
「そうなのか?えー、そんな中ソドム出身の少女マキナと謎のAIのデウスはハンターとして害獣を狩る中で成長し、様々な困りごとに巻き込まれていくのであった」「高性能AIです。『高性能』。一般AIと区別するために明確な定義あるので忘れないでください」
「これは二人が紅髪のマキナと無貌のデウスと呼ばれる様になる物語である。あたしももっとかっこいい二つ名がよかったな。紅髪ってそのまんまじゃん」「二つ名なんてそんなものでしょう・僕にだってアイコンくらいありますけどね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:06:58
9325文字
会話率:43%
アルバイトを終えて店を出た飯田光国が月を見上げていると、小学生らしい少女がぶつかってきた。怪我をした彼女の手当てをして家に送るが、家に入る前に彼女の境遇をきかされ、光国は自分の人生に思いを馳せる。孤独に震える彼女を守りたい、と思い始めたが、
その気持ちはいつしか別の感情に変わっていった。
第一章と第四章、飯田光国。第二章と第三章、少女が主人公の短編連作になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:04:51
39567文字
会話率:47%
冴えない容姿なんて表現は生温いほどの、デブで不細工な私、日聖珠子(ヒジリコトネ)。都内の進学校に通う17歳。
同級生や教師だけでなく、親にまで酷い扱いをされていた。ご飯が貰えるだけ、学校に通えるだけ、生きていられるだけマシと思いながら生きて
いたある日、終礼のチャイムと共に教室に残っていた者全員が光に包まれ異世界へ…。
異世界に来ても何も変わらないと思っていたのに、私が保つ魔力が異常過ぎて〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:00:00
9424文字
会話率:26%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 21:00:00
40583文字
会話率:31%
描きたくなったので描いているだけ、タイトル通りの物語になる予定です。
脳死と思いつき、さらには深夜テンションで書かれているため更新は比較的遅めになると思います。
最終更新:2024-04-29 20:40:07
486165文字
会話率:11%
十年前、母は六歳の私に、「お夕飯までには帰って来るからね」と言って仕事に行き、そのまま行方知れずになった。残された私は、大家さんの計らいで、大家さんの家で、大家さんの娘と一緒に、下町で暮らす事になった。残された母の持ち物の中には、立派なドレ
スが一着入っていた。ドレスを「お姫様のお洋服みたい!」と小さい頃から気に入っていた、大家さんの娘であるシャルロッテが、王子様の誕生祭の日に、どうしても着たいとお願いしてきたから、私は快く貸したのだ。……あくる日まで待っても、シャルロッテは家に帰ってこなかった。そしてやってきたのは、立派な身なりの貴族様で……公女様の面倒を見ていたお礼だと、たくさんの金貨を渡してきた。娘を返せと怒鳴った大家さんたちと一緒に、私は引っ立てられて行き……シャルロッテが、行方不明となっていた公女様の娘と勘違いされた事を知る。……たぶんそれ、私なんだけれども……って、母さん塔の中に幽閉されてんの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 20:35:05
222118文字
会話率:48%