許嫁をどこぞの馬の骨女に奪われこれまでの人生を否定されたと考えてしまったリリーナ・ルーベンシュタイン(主人公)は、相手の女性に日々嫌がらせをしていた。そんな中、許嫁との婚約パーティで二つの事件の冤罪をかけられ投獄されてしまう
そこから一年後
、突如牢の壁に爆弾を投げ込まれ、彼女はディードリヒ・シュタイト・フレーメン(※ヒーロー)に誘拐される
数奇な運命は彼女を振り回し、癒し、自我を取り戻させていく
「ねぇリリーナ、今夜も一緒に寝ていいよね?」
「お断りですわ!」
ディードリヒの過剰な愛情表現を除けば、だが
しかし、このまま時だけが過ぎるのだけはよくない。そう考えたリリーナはこの居場所から飛び出す覚悟を決める
しかし自ら考えた作戦を決行するも捕まり、気がつけば元の屋敷へ
そこに現れたディードリヒとのぶつかりを経て、彼女はまた一つ自分を取り戻す
ぶつかり合いから二週間、出先から帰ってきたディードリヒは人が変わったように過剰な愛を抑え始める。急なことに追いつかないリリーナは、そこで初めて、これ以上自分の思いを誤魔化せないことに気づいた…
こちらはカクヨムで連載しているものを再編集したものです
最新話の掲載は常にカクヨムになります。お好みの媒体でお楽しみください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 17:20:00
790565文字
会話率:54%
14の時、家族は野党に襲われた
生き残ったのは私だけ、その私も親戚筋の孤児院に預けられた
孤児院を経営しているスペンサー公爵家は、成人して孤児院を出て行かなくてはいけなくなった人間を自分の屋敷の使用人として雇ってくれる
春に孤児院を出るこ
とになった私も、そのお屋敷でお世話になることになった
でもスペンサーの家の人は誰もが知っている。私が貴族の娘であったことを
だからみんなが私を親戚として扱おうとするんだ、私はこのまま手に職をつけて自立したいのに
ましてや子供の頃、“永遠”を約束した憧れの人は思い出からはずっと変わっていて、しかも私を露骨に避けてくる
私はなにかした記憶なんてないのに
それでも日々は進む
ある日、屋敷の壺を割ってしまった罰としてダンスホールの掃除をしていた時に全ては動き出した
私はただ、うろ覚えの夢を見続けていられればよかったのに。彼が「一緒に踊ろう」なんて言い出して
私はその手を、とってしまった———
***
※ハッキリと性描写があるわけではないですが、主人公がよく脱がされかかっているのと一回全裸の描写はあるので一応R15をつけてます
**********
一年以上前にカクヨムに上げていたものを手直ししたものになります
あくまでメイン連載である「投獄された冤罪悪役令嬢はストーカー王太子と踊る〜隣国の王太子が変態だなんて聞いてませんわ!〜」https://ncode.syosetu.com/n7482jm/ の原稿が(少なくともこの話の一話が上がってる時には)終わってないのでお茶濁しにあげているものなので、そんなに長くは続きません
元のいじっていないものはカクヨムに上がっていますが、内容は何も変わらないのにそれ以外の全てが悲惨な出来なので許してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:20:00
141587文字
会話率:40%
片親の中学生二人のある時間を切り取った物語
いつもイヤホンをして手放さない男の子とそれを眺めて気になっている主人公
イヤホンの男の子は毎日放課後は図書室にいる
図書委員の主人公は今日もそれを眺めていたけれど…?
最終更新:2024-10-21 17:00:00
6632文字
会話率:45%
【謎だらけの冷徹上司×ひたむきな平凡OL×夜に隠された真実】
家具インテリアメーカー「ナガノ」にデザイナーとして勤務する三日月都羽(27)は、所属部署の上長である由良譲司(37)から突然、秘書業務を命じられる。
譲司は社長令嬢である
永野亜梨沙(37)と婚約関係にあり、社長とも懇意にしているという。戸惑いながらも与えられた仕事をこなす都羽だが、ある夜、譲司から、ある人の死に関する秘密を打ち明けられる。
徐々に惹かれ合うふたりだが、亜梨沙や都羽の元カレである白戸瑞帆(27)の存在が立ちはだかる。
そして譲司にはまだ、都羽に伝えていない秘密の続きがあった。
秘密の真相をめぐって交錯する、ふたりの仲と周辺人物たちの関係性。
必然のような始動から運命が帰結するまでの、一年間の記録。
*Main Cast*
三日月 都羽 (Towa Mikazuki)
由良 譲司 (Joji Yura)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 17:00:00
96713文字
会話率:55%
『ルナガディア王国の光、夜空を照らす“月”は、特別な存在となるであろう』
主人公、セレネフォス=三日月は『月の加護を受ける奇跡の子』だと、密かに期待され育つ。その理由は生後二日目に起こった髪色の変化、そして微弱の魔力を発動させ右手の
甲に月の紋章がうっすらと光り現れたことにあった。
月日は流れ――三日月が五歳の誕生日を迎える前日の夜に起きた、ある事件。狙われたのは、人並みならぬ力(能力・魔力)を持って生まれた三日月であった。その事件がきっかけで彼女は心に大きなトラウマを抱え、一部の記憶を失くしてしまう。
どこから情報が漏れたのかと、身の危険を感じた周囲の者たち。ともかく今は三日月の未来を守ることが先決であると考え、月の加護を受けた彼女はこれまで以上に固い護りが張られ、その存在は静かに隠されたのだった。
事件後は、記憶が欠けてしまっていることも影響しているのか、極度の人見知りと魔力コントロールが上手くできなくなった幼い彼女。ただでさえ大人顔負けの魔力を持つ三日月の力は扱えないと彼女自身も危ない。
そこで技術が安定するまでは……と、上級魔法士である母により魔力制限魔法をかけてもらうことを、余儀なくされた。
それから平穏な暮らしを送っていた彼女であったが、九年が経ち、十四歳となったある日。三日月はあの辛い思いをした心を再び夢に見てしまい、苦しめられる。『欠けた記憶(トラウマ)』がうっすら、少しづつ、自分の中に蘇っているのではないか、それがどんなものなのか、という不安と恐怖心。それ以上に、自身の内から湧き上がる、大きな何かを感じていた。
「このままじゃいけない」
誰からも知らされていないはずの宿命を自ら悟ったかのように、無意識に行動し始めた彼女は、過去の記憶(トラウマ)を思い出すために、その苦しみへあえて向き合うことを決意。まずは魔力をコントロール出来るように頑張ろうと王国随一の魔法科のある学園へと入学した。
そこで経験するたくさんの人との、出会い……そして、別れ。
心と力の成長を感じながら、大切な仲間との時間で手に入れた思い出を胸に。この物語は、変えられないそれぞれの宿命に今、力を合わせて立ち向かっていくお話です。
※すべての表現において完全オリジナルです。
※以前、投稿していた作品を加筆修正後、再投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 15:50:29
134108文字
会話率:39%
月を眺めるのが好きな伯爵令嬢のディアーナは、占いが盛んの異世界から転生してきた元インチキ占い師。
満月の夜の舞踏会で、ディアーナは王太子と公爵令嬢の婚約破棄現場に遭遇してしまう。
でも違和感を覚えたディアーナが得意の占いで視てみると、そこに
は意外な真実が隠されていて・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 07:50:00
40068文字
会話率:43%
短歌8首です。
なんとなく、夜空を見上げたら三日月が綺麗でした。
キーワード:
最終更新:2025-05-31 23:43:36
209文字
会話率:0%
わたしの大切な子守唄
キーワード:
最終更新:2023-11-13 08:13:58
221文字
会話率:0%
三日月かと思ったら
今夜の月はほぼ満月に近い
薄い雲越しにとても綺麗です。
キーワード:
最終更新:2022-07-12 22:46:02
333文字
会話率:0%
魔力量の多さから王太子の婚約者の一人に選ばれていたルティナ・エングルフィールド公爵令嬢は、ある日突然魔法が使えなくなってしまった。
代わりに従妹のマデリーンが王太子の婚約者となり、ルティナは婚約破棄されてしまう。
しかし、実はルティナの魔力
を奪ったのはマデリーンだった。
マデリーンの悪意に気付かないまま領地に帰ったルティナを優しく迎えたのは、ーーー長年塩対応の義弟スノウだった。
幼い頃は仲がよかったのに、ルティナが王太子の婚約者として城に上がってからは一転して冷たくなった義弟。
王家のお茶会では『王太子にまとわりつく義姉様はまるで蛾のよう』と言われ、手紙の返信も事務的だった。
そんな義弟の邪魔にならないように新しい縁談を探すルティナに、なぜかスノウが求婚してきてーーー!?
「これからはもう遠慮はしません、義姉様。僕はずっとあなたが好きだった」
実は幼い頃からずっと一途に義姉を愛していたスノウが、婚約破棄されたルティナを溺愛する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 20:00:00
109457文字
会話率:35%
初めて婚約者のジェラルドと顔合わせした時、カメリアは思い出した。
彼は、前世でハマった乙女ゲーム『七色のハツコイ』のヤンデレ攻略対象者であることを。
二次元ならともかく、リアルで監禁発言をするような人とはヒロインも関わりたくないのでは?
カメリアはジェラルドがヤンデレにならないように、自分が先にヤンデレ令嬢を演じることにする。
これで私を嫌いになって婚約破棄してくれれば、一石二鳥なのだけれど……。
カメリアの思惑とは裏腹に、なぜかジェラルドの態度がおかしくて――……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 18:10:10
15383文字
会話率:25%
前世で喪女だったことを後悔したわたしは、絶世の美少女・侯爵令嬢ココレットとして転生する。
しかし転生したのは、男性のみ美醜逆転の異世界だった。
美女の基準は前世と同じなのに、男性はオーク顔こそが美しいってどういうこと!?
そんな異世界でも自
分好みのイケメンをゲットしたいココレットは、王宮のお茶会で『異形』と呼ばれる第一王子に出会い恋に落ちる。
オーク顔の第二王子に愛を囁かれたり、公爵令嬢にからまれたり、義弟ができたり、学園では男爵令嬢に出会ったり。
色々ありながらも、まわりまわって第一王子を悲劇の運命から救っていくココレットの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 08:00:00
376571文字
会話率:35%
高校3年生の三日月龍聖は、全てにおいて良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏だった。
――まぁ、それは彼の持論でしかなく、周りから見れば常識外れ以外の何物でもなかったが。
そんな彼はある日、何の前触れもなく異世界へと連れてこられてしまう。
不可思議な現象に巻き込まれながらも、龍聖は持ち前の規格外さを遺憾なく発揮し、やりたい放題の生活をしながら元の世界へもどる手段を探して行く。
まぁ、詰まるところ……何番煎じかも分からない俺TUEEEな異世界転移ものです。えぇ。
追記。皆TUEEEになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 19:00:00
1045303文字
会話率:50%
夢月零は、ある朝、奇妙な形の物体を拾う。優翔玲子先生が気付き不思議な異世界への物語が
始まる。
最終更新:2025-05-29 12:48:42
147189文字
会話率:49%
夢の中の夢の街で巡り逢う記憶
最終更新:2025-04-21 02:26:26
38567文字
会話率:0%
巫女の前世記憶を持つ高校教師昼間夕子は三日月未来と言う別の名前を持っていた。
彼女の家系は代々、かぐや姫の従者として仕えてきているが門外不出の秘密だった。
従者が転生する時かぐや姫があとから生まれてくると言う伝説を夕子は祖母から聞かされ育
った。
夕子は私立神聖女学園の古典教師として赴任してかぐや姫の転生者と出逢う。
彼女がホームルームで教える竹取物語は三日月未来の空想竹取物語になっていて生徒たちの人気を集めた。
夕子からして見れば空想の方が真実なんだが、秘密なので言えない。
三日月未来のお話の中で夕子は実話の断片を話している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 10:43:26
189280文字
会話率:50%
クラスメイトともに異世界に召喚されたルナ(鈴木三日月)はクラスのメンバーとうまくやれず、主要メンバーが国家簒奪を行い、居心地の悪さに国を出た。しかし、チートスキルを持ちながらも、持ち前のビビりな性格もあって結局異世界に馴染むことができずに落
ち込む毎日を送っていた。そんなときに魔獣から救った街のギルドマスターに奴隷を買うように薦められ、金獅子獣人を買った。それから少しずつ変わっていく周りの対応にルナ自身も前向きになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 00:10:00
206803文字
会話率:43%
主人公の|三日月《みかづき》 |朱音《あかね》は、学校帰りに車に轢かれそうになった黒猫を庇い事故にあってしまう。
目を覚ました時に、神を名乗る美女 |朧《おぼろ》に朱音と黒猫を助けたと説明を受ける。
だが、助けた黒猫は死ぬ事を望んで
おり身勝手に助けた朧に対して怒りを巻き散らす。そんな黒猫に、 朧は今のままでは死ぬことは出来ないと告げる。
さらに朧は朱音と黒猫が天使になったことを打ち明け、黒猫が死ぬ為には朱音達を助ける為に二つに割った人間に奇跡をもたらす結晶〝|運命の賽《フォーチュン・ダイス》〟を元に戻す必要がある事を打ち明けた。
その後は朧に連れられ初仕事を終えた朱音と|蒼音《あおね》と名付けられた黒猫に、自分の事を知ってもらう為に朱音の実家や朱音の体があるクリスマス・パレード総合病院に向かった。
その病院は朱音の一族が建てた病院であり、朱音は自分の寝顔を見ながら自身の過去を振り返る。
それは、朱音が十歳の時に両親とハイジャック事件に巻き込まれた過去を打ち明ける。
そして蒼音と少し打ち解けた朱音は、蒼音の事を知る為に蒼音の母猫の死んだ場所に向かうがそこから死体が無くなっていた。
すると、朱音達の前に謎の男 |弔《とむら》が現れ自分が母猫を埋葬してことを告げた後に朱音達は弔の過去を知る事になった。
弔はかつて、朱音と同じハイジャック事件に巻き込まれた過去を持っており彼が朱音を助けた張本人でだった。
その後はテロの強要や政府に見捨てられた事をきっかけに神に裁かれるためにテロ活動を続けていることを告げて、動揺する朱音を弔は銃で殺害し爆破テロを起こすためにその場を後にする。
だが死ぬ事の出来ない朱音はすぐに復活し、恩人を止める為に再び弔の前に立ちふさがり自分が弔に助けられたことを打ち明け自首することを提案するがそれを拒絶される。
最後には蒼音に自分の体を乗っ取られ弔を殺害してしまい、朱音はやってきた朧に憎悪をぶつけて飛び去ってしまう。
朱音は実家に逃げ帰り塞ぎ込んでいたが、蒼音に叱咤され自分は立ち止まる事は許されないと自らを奮い立たせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 23:16:12
52597文字
会話率:34%
東京の下町にひっそり佇む雑貨屋「三日月堂」。祖父の遺志を継いで静かに営業を続ける店主・成瀬悠馬は、ある日、店の倉庫に奇妙な木の扉を見つける。試しに開けてみると、そこは──異世界の小さな村だった!
懐中電灯、石鹸、文房具、湯呑み……日本では
ありふれた品々が、異世界では驚きと感動の的。言葉も文化も違うけれど、雑貨ひとつで心が通じる。素朴で心温まる交流の中、村の少女ティナや村長バルドと親しくなり、異世界の人々の暮らしにも少しずつ関わっていく成瀬。
だが、王都からの視線、商業展開の圧力、そして扉を巡る謎も少しずつ近づいていて――?
異世界と現代を繋ぐ、まったり雑貨屋ライフ。
「いらっしゃいませ、扉の向こうのお客さま」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 13:40:00
18439文字
会話率:44%
「何故だ、何故、こんなことに・・・・・」
少女は箒を掃きながら、静かに苦悩のため息を溢す。
この少女、今でこそはメイド服を着込んだ可愛らしい見た目をしているが、その実、生前は無敗を誇った世界最強の『剣聖』だったのである。
名を
、アーノイック・ブルシュトローム。
生前の姿は、筋骨隆々の大男の髭モジャ男。49歳。生涯独身。好きなもの、酒と博打。
そんな無骨な男が、何故か、死後、メイド少女へと転生してしまったのだ。
それも、男であれば誰もが視線を奪われるであろう、見目麗しいメイドの少女へと。
彼は自身に起こったこの出来事に理解が追い付かず、ただただ混乱しながら、15歳となる今の今まで、坦々とメイド業に従事せざるを得なかった。
自身が元剣聖であることを、誰にも明かさずに。
「アネット!! 私と共に騎士養成学校に入学するわよ!! 私は絶対に『剣聖』になってやるんだからっ!!!!」
中庭で箒を掃く元おっさんのメイド少女の元に、豪奢な衣服を身にまとった少女が満面の笑みで駆け寄ってくる。
そんな彼女に対して、元おっさんメイドは呆れたような口調で口を開いた。
「お嬢様・・・・私も、一緒に入学しなければならないのですか??」
「当たり前よ!! 貴方は私の付き人なのだから!!」
そう。
彼は何故か、『剣聖』を目指す貴族令嬢の使用人となってしまったのだった。
これは、剣士の頂点を目指す没落寸前の貴族令嬢と、その付き人である元剣聖のメイドが、剣を手に、お家復興をするべく奮闘する物語。
元剣聖の最強のメイド、実力を隠しながら使用人として生きる物語、である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 19:02:59
1772509文字
会話率:46%
主人公『咲守怜人』は、幼い頃に両親を失ってしまった孤児だった。
孤児となった怜人は、父方の一族である「咲守家」へと赴く。
その家は、江戸時代から続く護衛人の家系であり、一族全員が優秀なボディーガードになっている異色の家。
そこで怜人は力を付
け、護衛人を目指しつつも、両親の命を奪った殺人鬼に復讐を誓っていた。
そんなある日。外国での訓練を終え帰国した怜人に、家長である祖母が任務を与える。
それは、大の男嫌いである大統領の娘を、女装して警護しろという、無茶苦茶なものだった。
―――――これは、女装した怜人に恋心を抱いてしまった百合に目覚めたお嬢様と、男であることがバレたらお嬢様に殺されかねない綱渡りを渡ることになった少年の、何処か間違ったラブコメ、なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 20:45:09
5171文字
会話率:34%
静かな雨の午後。ふたりは名も知らぬままに出会った。
それは偶然のように見えて、運命がそっとほどける音だった。
心を閉ざした青年と、仮初の名を持つ令嬢。
交わることのないはずだったふたつの魂が、やがて月の下で静かに重なってゆく。
けれどその
関係は、触れれば壊れてしまいそうな儚さを孕んでいた。
名前を名乗れない理由、守らなければならない立場、そして胸に秘めた過去。
すれ違い、傷つき、なおも惹かれ合う心。
幾度も訪れる別れの気配のなかで、ふたりは「本当の自分」を確かめるように寄り添っていく。
やがて、過去が彼らを追い越し、仮初だったはずの絆が現実となるとき――
ひとりの青年が、残された者たちの生を照らし出す。
それは“名前”と“想い”をめぐる、優しくて、少し切ない再生の記憶。
そして、夜明けの三日月のもとで咲いた、ほんの一度きりの真実の花。
「さようなら」と「ありがとう」の間に咲く、小さな希望の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 05:18:01
50433文字
会話率:31%
本著者はあらすじを記載しません。
予めご了承ください。
最終更新:2025-05-19 19:44:11
14379文字
会話率:28%
「オイラ、死んじゃったのにゃ!?」
昨日までなんてことの無い普通の一日を過ごしていた猫が目を覚ますとそこはあの世への入口だった!?
剣と魔法が生み出すファンタジー世界で、生前の約束を胸に第二の人生を突き進む!という感じのストーリーとなって
おります。
皆さんはあの世というとどんなイメージを持っていますか?もし、あの世がファンタジーな世界だったら。あなたの大切な人やペットたちがこんな世界で第二の人生を送っているとしたら。ちょっと覗いてみたくなりませんか?あの人だったらこんな風になっているかも、と想像しながらお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 03:00:01
2934文字
会話率:42%
魔王に対抗すべく生まれた勇者、そんな勇者のパーティーの一員として、戦闘には参加できないもののサポートとして達していた非戦闘職のヴィル(ウォルニス)は、とある洞窟の中でパーティーに裏切られ、何処か遠くの異国へと飛ばされる。
彼の辿り着いた
先には......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
3154562文字
会話率:32%
魔法により栄えた世界で領土を奪い合う魔法戦争が勃発し、数十年に渡る魔法戦争の末に、ようやく世界に平和が訪れた。
平和となった時代、とある青年が魔法の学び舎へと足を踏み入れる。
彼の名は『ジオルスタス』、戦争が終結し、戦う意味も、戦う目
的も失った一人の魔導師。
戦場に生き、沢山の同胞を失った。
沢山の敵の命を刈り取った。
そして彼の日常が、突如として崩れ去った。
戦争より早三年が経過し、十六歳となった青年は『ルグナー魔法学園』へと入学を果たす。
数々の仲間との切磋琢磨、日常、時にはトラブルに巻き込まれながら、彼は魔導師としての大切な『何か』を模索していく。
「見せてやるよ、本物の魔法ってやつを」
これは孤独に生きた青年が、仲間と共に成長し、自分の生きる道を探す、学園生活を描いた物語。
彼の六年間の軌跡を辿る日常譚が、ここに開幕する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 00:00:00
304747文字
会話率:34%
満開の桜とはらはらと散りゆく桜、どっちが好き?
そう言われて、少し困る。
満開の桜とはらはら散りゆく桜、両方とも捨てがたいからだ。
そもそも心地よい春に、桜をお天道様の下で見るのか、月夜に照らされてみるのか、月夜に真ん丸の満月な
のか、鋭い三日月なのか、雨露にひっそりと佇む桜もこれまた捨てがたい。
これに満開の桜と散りゆく桜を合わせたら、何通り場面ができるか
今さっと思いついただけでこれなのだから、日本人に桜を語らしたら収拾がつかないと思う。
老若男女に幼子、はたまた犬猫も皆、何かしら桜に関して思い出の一つや二つあるはずだから。
そんな誰かしら思い出のある桜の季節、アマゾンプライムのことをアマプラなんて言う、もすぐ二六歳、陸橋ひよ里のひがない日常の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 11:05:04
7050文字
会話率:32%
学者であり魔法大学の教授をしているライトの生い立ちついての話。大学では生徒に人気でもあったが、ある世界でもライトは人気だった。ライトが残した功績を語っていこう。
最終更新:2025-05-10 23:14:57
9276文字
会話率:54%
この作品は『大学生クロの物語』の続編です。読んでない方はぜひそちらを読んでから来てください。
また、この作品も短い話になると思います。お付き合いよろしくお願いします。
大怪我を負い、灰色の世界へ戻ったクロ。彼の叔父ライトは亡くなり、戦争に
敗れた。ボロボロになったクロを横で支えた者がいた。ここからクロが立ち直り強くなっていく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 07:51:33
43565文字
会話率:59%
昔、月光にしか現れない龍がいた。体も美しく、鳴き声もまるで辺りに癒しを与える力があった。しかし、龍は絶滅した。闇が全てを奪った。だが、絶滅したはずの龍に生き残りがいたのだ。人間の姿で…
最終更新:2024-08-03 18:14:36
153867文字
会話率:60%
ルーメリア有史上類を見ない反乱とされる「花月の乱」
大陸の覇者ルーメリア帝国が、まだルルメラルアという名の王国であった時代、
数多くの将兵、時の実力者、王位継承権者までも失わせたこの反乱は、
「桜花」と「三日月」を紋章とする、二つの亡国の
残党による反乱であった
…と歴史は記す。
反乱軍を率いた両王国の王女たちは戦いの中に倒れるが、
その意志を引き継いだとされるのは、若い女性たちによる兵団組織であった。
花の剣士 フローレン
月の歌姫 アルテミシア
二人の美しき冒険者に率いられ「花月兵団」と称された この反乱軍に属するのは、
女兵士、村娘、妖精、といった 戦乱の時代に翻弄された 数多くの女性たち。
賊に|拐《かどわ》かされ、居場所を追われ、陰謀に巻込まれた 彼女たちは やがて救われ、
運命を共に 支え合い、生きる意味を得、戦いに身を投じてゆく。
そして…
彼女たちの勇姿を何度も夢で見る、平和な都の女学生リルフィーユ
戦い続ける花と月の乙女たちに魅せられた彼女は、
帝国史上 逆賊とされた「花月兵団」と「花月の乱」に纏(まつ)わる歴史の真実を追い続ける。
花と月の髪色を合わせ持つ 麗しの女学生が、歴史の真相に迫る時、
この世界の歴史は大きく動き始める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 08:30:36
930831文字
会話率:18%
前世の記憶を持つ、いずる。
彼は前世で主人だった三日月と、来世で関わらない事を願った。
しかし願いは叶わず、幼馴染として生まれ変わってしまった。
最終更新:2025-05-04 11:18:15
5854文字
会話率:33%