私を監禁した彼に、お腹いっぱい食べさせたいのですが!?
異能を操る一族の中でも、異端の能力、世界にない武器【ライフル】を扱うサラ。
妹に謀殺されかかった彼女は、辺境伯レイと婚約することで命を救われるが、そのまま監禁されてしまう。
あぶなっ
かしい色気を放つレイは、なぜか食事を取ろうとせず。
ドラゴンが舞う辺境の地。サラは宿敵たるドラゴンを狙撃する機会をうかがいながら――、今日もレイへの餌付けに励む!
ヤンデレわんこ系コミュ強辺境伯×無口無表情コミュ障スナイパーヒロインの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 06:00:00
6211文字
会話率:16%
高校2年の空井耕平(うついこうへい)は隣の席のギャル『星川(ほしかわ)さん』が少し、
いや、めちゃくちゃ苦手。
長い黒髪がトレードマークの星川さんは、クールでマイペースなつやつやの黒猫みたいな女の子。
しかもかなりの食いしん坊でいつ
もギャル友達から食べ物を与えられている。
そんな星川さんとほとんど会話もしないまま新学期から数週間経ったころ、
耕平はひょんなことから彼女にお菓子を与えてしまう。
食いしん坊の星川さんに『お菓子をくれる人』として懐かれ、しかも耕平がおじいちゃんの洋食屋を継ぐために修行中と知られたものだからさあ大変。星川さんはおいしいごはんにありつこうとお店にまで押しかけてくる。
自分の料理が元で友達を失くしたことのある耕平は厚かましい星川さんに困り果てていたけど、ごはんを食べるときの彼女は本当に幸せそう。ついついごはんを与え、結局お店に居つかれてしまうように。
それに、星川さんだっていつもおいしいものを食べさせてくれる男の子には胃袋が逆らえないわけで――。
【黒髪野良猫ギャル×餌付けラブコメ】直球勝負です。
よろしくお願いします。
※視点変更を多用するので誰の視点かわかりやすいよう段落の頭にマークをつけています。
★(主人公)
☆(ギャル)
みたいな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 04:38:56
144523文字
会話率:40%
「お前はクビだ! 荷物をまとめてさっさと出て行け!」
調香師のフレイヤはモラハラ気味の工房長に妬まれ、クビにされてしまった。他の工房を訪ねてみたけれど、前職をクビにされた彼女を雇ってくれる工房はない。
諦めて故郷に帰ることにしたフレイヤは
、行きつけのレストランの店主に最後の挨拶をしに行くと、シルと呼ばれる美形でぶっきらぼうな魔導士の青年シルヴェリオと出会い、成り行きで彼に愚痴を吐露した。
その後、故郷に帰って実家が営む薬草雑貨店で働いていたフレイヤのもとにシルヴェリオが再び現れた。伯爵家の令息の――巷では冷徹と噂されている次期魔導士団長として。シルヴェリオはフレイヤが作る香水には不思議な力が宿るという話をレストランの店主から聞いて、彼女を自分の専属調香師としてスカウトしに来たのだった。
「眠ったまま目を覚まさない友人を助けるために力を貸してほしい。たとえ君の作った香水が奇跡を起こさなくても責任を問わない」
元上司によって調香師を追放されたせいで権力者を信用できないでいるフレイヤのために、シルヴェリオは誓約魔法を交わすのも厭わないと言う。冷徹と噂されている彼の熱意に感銘を受けたものの承諾を躊躇うフレイヤ。シルヴェリオはそんな彼女を誘い込むために、好物と聞いていたお菓子で釣った。そしてフレイヤは見事に釣られた。こうしてシルヴェリオの専属調香師となったフレイヤは、再び王都へと向かう。初めはお互いに仕事仲間としか見ていなかったフレイヤとシルヴェリオは、いつしかお互いに惹かれて意識するようになる。
これは、不器用な二人が力を合わせて周りの人たちが抱える問題を解決して、そんな二人をくっつけるために周囲があれこれと応援するお話です。
じれじれな恋と魔法と香りの世界と美味しい料理をご堪能ください。
※R15と「残酷な描写あり」は保険です
※アルファポリス様にも掲載しております
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、香りや薬草の効能につきましては諸説や個人差があることをご留意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 23:18:19
281832文字
会話率:41%
「私、10歳で家追い出されちゃいました。ま、しょうがないのでスローライフをしましょう♪」
前世の記憶を持って生まれた少女、リンちゃんは今日も気ままに暮らしている。
ときには魔物の群れに単身で凸ったり、拠点の整備を(自重なしで)行ったり、ダン
ジョンマスターを餌付けしたり…もしかしたら美少女を誑かしたりなんかもやっているかもしれない。
のんびり好きに生きている彼女は今日は何をするのだろう?そんな物語です。
R-15は念の為…フラフラ書くので投稿頻度はかなり遅いと思います。お暇なときにちょろっと読んでやってくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 14:28:10
401350文字
会話率:62%
ゲスな父親が結婚式でド修羅場を演じて急死。巻き込まれて気絶したマルティーヌは、気がつけば前世を思い出していた。
アラサーだった私が十二歳の美少女に! そして一人娘の私が伯爵家を継いで当主になるという。うーん、ちょっと思考を放棄したい。とに
かく甘い物を食べて横になろう――と思ったけどできるはずもなく。
面倒ごとは大人に押し付けてぐうたらしたいのに、領主ともなればそうもいかず。怠け癖のついた使用人の解雇やら、後見人探しやらで、もう息つく暇がない。
あれ……? なんか調子に乗ってあれやこれやと手や口を出しちゃったけど、領地でまったりスローライフという選択もあったんじゃ……?
前世の知識と魔法のお陰で生活環境は改善されつつあるけれど。後見人の公爵の要求レベルが高すぎてついていけない……。あれ? 王都からうちの領地までは馬車で二日もかかるのに、公爵閣下、頻繁に来すぎではないですか? それってあれですよね? うちでしか食べられないご飯とお菓子が目当てですよね? イケメンだけど食いしん坊な公爵閣下――。
◇恋愛はスローテンポで甘さ控えめ。後半にちょっぴりシリアスな展開を挟む予定ですが、どうなるかわかりません。でも、どんなことがあってもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:10:00
291902文字
会話率:33%
王城で忙しく働くアラファ・ステンス。彼女のストレス発散方法はお菓子作り。前世の記憶を駆使してお菓子を作っていたところ男の子が現れて……。
最終更新:2024-11-22 11:06:39
162803文字
会話率:54%
王城で忙しく働くアラファ・ステンス。彼女のストレス発散方法はお菓子作り。前世の記憶を駆使してお菓子を作っていたところ男の子が現れて……。
最終更新:2024-04-22 15:08:47
5517文字
会話率:59%
数百年前、
森にいるはずのエルフが流れ流され砂漠に到着。
それでもエルフは逞しくも生きていきます。
あるものは商売を始め、あるものは砂漠の緑化を目指し、あるものは他種族と組んで冒険者稼業に勤しみます。
月日は様々な所に影響を及ぼし、主人公は
魔法のじゅうたんを駆り、砂漠を渡る運び屋稼業で日々過ごしてます。
21話よりスナネコが餌付け(?)されました。
2016/02/02完結しました。
ですが、感想・評価大歓迎です。お待ちしております。
新エピソード、始まりました。(2016/03/08)
カクヨムにて手直し版更新終了です(本編のみ)
追加エピソードはこちらで更新していきますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 08:13:10
1035870文字
会話率:34%
頼む……焦らすな。なんでもする、から……。
◇
継母の下で不自由な暮らしをしていた地方領主の娘、エーレアンヌ。
だが、母国が戦争に敗れ、敵国に捕えられてしまう。
炎鬼将軍と呼ばれる最強の武人のもとに引き取られた彼女は、炭焼きのエルとして
敷地の隅に住むことを命じられる。それでも生来の明るさとたくましさで、余り物の食材や野草で母国の料理やお菓子づくりを楽しむ彼女。
しかしある月の夜、苦しげにしている炎鬼将軍を見つけてしまう。恐ろしげな表情を浮かべた彼がエーレアンヌに求めたものは……。
悪鬼をも呑み込むと噂される最強武人の、たったひとつの弱点。
奇妙で甘い、秘密の日々がこうしてはじまった。
*第七話まで隔日更新、以後は数日おきに更新となります。
*更新日の15時に更新。
*完結保証、ハッピーエンド保証♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 15:00:00
43903文字
会話率:34%
聖女×冷徹公爵による、飯テロ晩酌ストーリー!
「契約の条件に、晩酌もつけて下さい」「は?」
教会で虐げられてきた聖女・ジゼルは、前世の記憶を思い出した。それは、社畜として働きながらも、週に一回の晩酌を楽しみにしていたOLの記憶だった。
働いてもいい。けど、晩酌だけはしたい。出来たら、誰かと一緒に。
聖女の力を欲しているという公爵の元へ嫁ぐことを教会から命じられたジゼルは、その願いを叶えてもらうために、公爵様に直談判! 聖女の力を使う代わりに、三食晩酌付きの生活を保証してもらう契約を交わす。
最初は渋々晩酌に付き合っていた公爵様だったけれど、お酒を通して本音を見せて‥‥‥
串カツ・フライドポテト・チーズフォンデュetc‥‥。美味しいおつまみと共に、今日も晩酌を楽しみます!
※10月10日、カドカワBOOKS様より刊行します!
※ 「カクヨム」で開催された、カドカワBOOKS様主催の「嫁入りからのセカンドライフ」中編コンテストで優秀賞を頂いた作品になります。(こちらでの掲載許可は頂いております)
※「カクヨム」先行投稿
※ハッピーエンド
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 19:30:00
95291文字
会話率:54%
「お前らいい加減にしろよ! 俺は魔剣技師で何でも屋じゃねぇし、ここは工房で、食事処じゃねーんだよッ!!」
日本人だった前世の記憶を持ってこの世界に生まれた主人公バッカス。
彼は子供の頃に神が振るう神剣と呼ばれる武器を見た。
それ以来
、彼は神剣に憧れそれに迫る魔剣を造ることを夢に、魔術と魔導技術の世界へと足を踏み入れた。
そして現在――24歳のバッカスは、酒好きの多い町ケミノーサで魔剣の研究をする片手間に、日用品の魔導具を造ったり魔術士として何でも屋を手伝ったり昼行灯として食事をしたり酒を呑んだりしながら生活している。
魔剣だけ造っててもお金にならないので仕方が無い。
神剣にこだわり続けてても生きてはいけないから他のモノも造る。
いつかは神剣に迫る魔剣を造りたいがそれはそれ。
魔剣技師バッカスは好き勝手生きている。
酒を呑むのは好きだし、食事も大好き。料理そのものは趣味ながらプロの域。
何でも屋としても腕利きで、魔術士として戦闘するのもお手の物。
気づけば餌付けしてしまっていた友人知人に囲まれて、魔術の腕前頼りにやたら厄介事が舞い込んでくる気がするけど気にしない。
口は悪いがお人好しのバッカスは、喰って呑んで魔剣を造って、時々舞い込む厄介事に手を貸して、ちょっぴり女難の相に悪さをされながら、日々の生活を営んでいる。
冒険控えめ、食事は多め、時々バトルな、スローライフ気味異世界生活を送るバッカスの雑記帳。
これは――強き芯を抱く者たちの幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:42:50
561468文字
会話率:45%
気が付けば、そこは異世界でーーー
結界に守られた世界に異世界転移させられた、聖女と年下勇者の話の続き。
短編作『聖女の時給は1ゴールド』の続編です。
一話完結型の短い話が多くなると思います。
最終更新:2024-10-20 13:41:59
110926文字
会話率:38%
2300万PVありがとうございます!! アイリス大賞6金賞受賞に伴い、一迅社様にて書籍化の話が進行中です。ありがとうございます。
元は『悪役令嬢は引き籠りたい~転生したら修羅場が多い~』です。6月に名前を変更しました。中身は変わってない
です。変更後も覚えて頂けたら嬉しいです(*- -)(*_ _)ペコリ
気が付いたら乙女ゲームの悪役令嬢アルベルティーナでした!
基本惨殺フラグや自業自得の残酷な国外追放フラグが満載な悪役令嬢。 令嬢として最高クラスの家柄に絶世の美貌、魔力の才能を持ち合わせながらも、なぜかヒール街道を邁進しまくる令嬢――に等なりたくない。こうなったら、私を溺愛するお父様にお願いして領地に引きこもって徹底的にやり過ごして見せる! 王子もヒロインもしるものかー!
領地に引きこもりながら残虐行為からは一切距離を取りつつ、死亡フラグ=攻略対象者を餌付けしたり、可愛がったり、自分勝手に生活を魔改造しながら、悠々自適な有閑貴族としてヒキニート令嬢として暮らしていくが・・・・あれ? なんだか周りの様子がおかしいぞ?
前半はコメディ多め、後半シリアス入ります。ハピエン予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 15:00:00
1306820文字
会話率:23%
女神召喚に巻き込まれた平々凡々な私こと、秋月李緒。
魔力量、平均値。
属性、風。
特殊能力、無し。
王様達からは早々に見放されました。
与えられた家は危険度MAXの森の中。
上位魔法師のレイ様と、騎士団の部隊副隊長のトニックさん、元魔王のア
ーフに、餌付けした魔物達。
個性豊かな人達に囲まれてそれなりに平和に暮らしていたけれど、魔王討伐隊のメンバーにレイ様達が選ばれた事が運命の分かれ目。
人と魔族のあれやこれに巻き込まれてさぁ大変。
私はただ、人を巻き込んだくせに早々に見放してくれやがった王様達を見返したかっただけなのになぁ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 00:04:17
129445文字
会話率:45%
獣人族フェネットの姫君フェリチェは、成人と同時に結婚の約束までしていた人間の男に、しょっぱい失恋をしてしまう。
「もう人間のオスなんて信じない!」
卑屈になりかけるも、一族に伝わる「愛の深い番〈つがい〉から強い子が生まれる」という伝承を胸に
、真実の愛を求めて、いざ花婿探しの旅へ!
ところが渡航先では初日から危険な目に遭ってしまう。危ういところを人族の青年に救われ、なんだかんですっかり餌付けされてしまうフェリチェ。
もふもふ姫の運命や、いずこーー?
※婿探しと言いつつも、これはヒロインとヒーローがいい感じになるまでの、ほのぼの日常物語です。
※ドロドロ・ハラハラとは無縁なので、「難しいことは考えたくない」「安心してキャラクターを追いかけたい」方におすすめします
※色っぽいことをしているわけではないのに、何だかドキッとするようなラッキースケベ的ラブコメです。R15は保険です。
可愛いとキュンとドキドキをお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 16:08:47
100159文字
会話率:50%
「なんだこの肉の塊は」――聖女として異世界召喚された可憐が最初に聞いたのは、そんな言葉だった。ぽっちゃりは事実ながらも、気の強い可憐は失礼な発言を許さず、しっかりと謝罪をさせる。その上で、国王の依頼どおり聖地巡礼の旅に出ることに決めた。
同
行するのは優しいイケメン騎士・ジーク。彼は可憐を喜ばせようと、とにかく美味しいものを差し出してくる。
美味しいものを食べながらの旅にもかかわらず、可憐はドSな女神様から授かった個性的な聖女パワーと規則正しい生活のおかげで、どんどん痩せていく。そのことに可憐は悩んだ。
「もしかして……ジークさんはぽっちゃり専なのでは?」
※以前投稿した短編を長編化。食べる・両片思いでいちゃつく・合間に試練という、あっさり読めるコメディテイストなお話。R15は保険。
※体型変化します。ぽっちゃりのまま頑張る話がいいという方はご注意。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 21:40:21
85894文字
会話率:41%
「聖女」を呼ぶための異世界を召喚された主人公は、「聖女じゃない」と王宮の隅に捨てられ、召喚が失敗したと出世コースから転落した魔術師の助手をすることでひっそりと生活をしていた。
魔王討伐のために全国から勇者適正のある少年少女たちが300人集め
られ、日々訓練をしているがその中で「最下位」の少年アゼルの境遇に同情し「うちでごはんを食べなさい」と声をかけてしまう。
不器用だが真面目な勇者候補の少年アゼル、卑屈な魔術師サハイ、クセの強い王弟殿下がそれぞれ主人公の「食事」を食べることになる飯モノ異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 22:02:31
24834文字
会話率:29%
神社の子供として生を受けた神谷葵は、小さい頃から自由がなく「家の為に生きろ」と言われ続け、親の愛情も知らないまま大人に成長した。
そんなある日、唯一葵に優しい祖父が災害によって命を落とし、自分の夢も同時に叶える事が出来なくなった。
そ
んな絶望のドン底にいた葵だが、気が付いたら見知らぬ森にー!?
これがよく言う異世界と言うやつかと思ってたら髭が特徴のクレイツおじさんに出会い、次第に打ち解けていく……。
また、この世界に魔法が存在する事を知り興味を持ち始める葵だったが、魔獣や魔物、ましてや出会ってしまったら最後、誰にも倒すことのできないアンデッドに遭遇してしまい絶体絶命のピンチにっー!?
一方その頃、召喚の儀によってこの世界に召喚された聖女が魔物討伐の為魔物被害の出ている街へと向かっていた。
「え、聖女居るの?」
既に聖女が居る理由や、葵が持っている「巫女の力」とは一体何なのかー?
そして、アンデッドに関して知っていけばいくほど、聖女より葵の持っている力の方が希少である事が分かり、戸惑う葵。
また、ある人物に魔法を使っている所を目撃されてしまいー?
「…俺は腹黒天然男ではありませんよ、可愛いお嬢さん」
「おっ…お嬢…さん…?」
性格がやや難ありの超絶美形男子、宮廷魔導師団団長アイル・ヴェルディス。このイケメンに何かと絡まれるようになり、葵の望む極力誰とも関わらず、自由に過ごすという願いは遠くなる一方にー?
果たして、葵は誰にも縛られず自由に生きることができるのか?
そして葵が心の底に封印した皆が平等に持っているある感情を克服できるのかー!?
「葵…」
「……。」
これは独りぼっちになった女の子が、幸せを手に入れるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 09:21:43
66593文字
会話率:27%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 21:00:00
100646文字
会話率:32%
【「美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業に努める社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクして
いる。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
※他サイトでも投稿中
お願いですから、私に構わないで下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 10:26:29
146268文字
会話率:54%
「君を愛することはないだろう」
政略結婚の初夜、生真面目軍人ジェラルドにそう言い渡された伯爵令嬢アビゲイル。
前世は魔王のアビゲイルだが、魔王とはいえ食生活は貧しかった。
憧れの人間に転生して、これで豊かな食生活がと期待するも、継
母と義姉は餓死ギリギリを狙って攻めてくる。
虐げられた生活を送っていた彼女にとって、政略とはいえこの結婚はそんな生活から脱出するための希望だった。
だからせめて、せめてこれだけは確認させてほしい。
「……ごはんは欲しいです」
黒髪青目でいかつい系の軍人旦那様は、ひもじい子には意外と優しかった。庇護欲にあふれた使用人にも大切にされ、アビゲイルの美味しい食生活がはじまる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 11:49:51
319654文字
会話率:51%