恋なんて嫌い
ただまっすぐ誠実に生きていたいだけなのに
どうして人を傷つける結果にしかならないかな
ほんとに…バカ
私は高校一年生の佐々木華。只今絶賛修羅場中です。
原因は…入学式の時にの理人くんから告白されたけど、初日でいきなり
付き合えないですってお断りして
一ヶ月後にクラスで隣の席になった南くんに告白されたけど、お断りして
その後も何十人かに告白されたけどお断りして
それでいつのまにかぼっちになっちゃった。
クラスでカリスマ性があって可愛い原田さんが山﨑先輩と付き合ってたけど、山﨑先輩が私のこと好きになったからって理由で振られたみたいで、それが原因で私がいじめられるようになった
いじめられるって言ってもそんなに大したことじゃないけど
調子乗ってうざいとか陰口言ってたり
机に変な液体ばら撒かれたりしたぐらいかな
陰口も気にしてなかったし、
机だって綺麗にすればよかっただけだったから
気にしてなかったんだけど
クラスの男子達がめちゃ怒ってて
大丈夫?って何回も聞かれて
大丈夫だよ。気にしてないよ。って答えてたんだけど
担任の先生とか学校の校長先生とかも出てきて大事になってきてしまって
大丈夫なのでってずっと言ってるんだけど
健気だとか本当に優しいねとか言われて
そんなつもりじゃないんだけどな
だって大好きな人が取られて辛い気持ちになるし、衝動的にやってしまう気持ちもわからなくもないし
原田さんが校長先生や親に呼び出しされて怒られてる姿を見てる方が辛かった
クラスは完全に原田さんの味方である女子チームと私を哀れに思う男子チームの二極化されたまま
遠足に行くことになった
帰りのバスで不運にも事故に巻き込まれて
前方の方に座っていた私含め女子数名が亡くなった。
目が覚めるとなんか陽気でチャラそうな神様がいて
君達は乙女ゲームの世界に転生して貰うよ
華ちゃんはもちろんヒロインね!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:53:30
440769文字
会話率:87%
図書室のパソコンで、友人から借りた同人格ゲーを遊んだだけなのに……
格ゲー初心者の一般学生高島健人は、距離感バグなギャル先輩、高柳肇に「お願い、貴方の力で私達を全国に連れて行って!?」とお願いをされ、三人の格ゲーチームを組むことになっ
た。
ギャル先輩こと高柳肇は、何故全国大会に行きたいのか?
そして高島健人は、彼女達を全国大会の舞台に連れていけるのか?
少年とギャル先輩の、格ゲー青春が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:37:37
7638文字
会話率:44%
佐山辰樹は、中学生の頃から付き合っていた幼馴染みの若乃彩香が、一学年上の富岡諒一と熱い口づけを交わしている現場を目撃してしまった。
彩香の気持ちが既に自分には無いことを悟った辰樹は彩香と距離を取り、己の心を殺して彼女と諒一の仲を黙認すること
にした。
ところが或る日、彩香が辰樹に助けを求めてきた。諒一が大学の先輩らと立ち上げたヤリサーの活動部屋に連れ込まれた為、救出して欲しいと懇願してきたのである。
既に彩香とは袂を分かった辰樹だったが、過去の思い出までをも否定することは出来ないとして、彩香救出に動く。
無事に彩香を救出し、更に同じヤリサー部屋に連れ込まれていた美少女、天坂優衣の貞操も守り抜いてやった辰樹。
彩香に裏切られたことで女性不信の極みにあった辰樹だったが、それ以降、彩香と優衣が急接近してくる様になり――。
★R15は念の為につけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:17:53
21738文字
会話率:25%
千種千歳は、どこにでもいるような普通の高校生活に胸を躍らせる、ちょっぴり内気な高校一年生。しかし彼女には、人には言えない秘密があった。それは、霊が見えてしまうという特異な体質。賑やかな入学式を終え、期待に胸を膨らませる千歳だったが、ひょんな
ことから、学校でも少し浮いた存在の先輩に「うちの部に来ない?」と声をかけられる。それは、まさか幽霊と向き合うことになる部活動だった。
戸惑いながらも、先輩や個性的な部員たちと過ごすうちに、千歳はこれまで目を背けてきた霊たちの存在と、自身の力に向き合っていくことになる。普通の青春を送りたいと願う一方で、霊と関わる中で出会う人々の想いや、秘められた悲しみに触れる千歳。彼女は葛藤しながらも、自身の特異な体質を受け入れ、かけがえのない仲間たちと共に、少しずつ成長していく。これは、霊感を持つ少女が、普通の高校生活を夢見ながらも、不思議な出来事を通して自分自身を見つけていく物語。
※再掲載の作品です。オリジナル版に近い内容になりますが、箇所ごとに変更があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:51:15
11038文字
会話率:38%
佐久間優は、オタク趣味に没頭する高校2年生。推しのVtuberとラノベ、ゲームに囲まれた日々を送っている。クラスの人気者や、周囲の目を気にせず自分のペースで過ごすことができるこの世界が大好きだ。しかし、そんな平穏無事な日常に突如として現れた
のが、クールで無口な先輩・宮下遥。
宮下先輩は、どこか影のある雰囲気を漂わせるが、実は同じくオタク趣味を持つという意外な一面を持っていた。優が推しているVtuberも実は宮下先輩の推しと重なっていて、そんな共通点をきっかけに、二人の距離が少しずつ縮まっていく。
一見冷徹で無関心に見える宮下先輩だが、優に対して少しずつ心を開いていく。推しの話で盛り上がり、気づけば二人は互いの心に寄り添うように。だが、少しの誤解やすれ違いが彼らを悩ませることも…。果たして、オタク趣味を通じて、二人は本当の意味で距離を縮めることができるのか?
優と遥の心温まるラブコメディが今、始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:45:19
41534文字
会話率:27%
「ディベート部」それは、主人公:内田希菜子の通う学校にある弱小部活。活動内容は英語でディベート、英語でカードゲーム、英語で映画鑑賞、英語で音楽鑑賞……。ほぼ英語部と言っても差し支えないこの部活は、離れ校舎の三階に静かに位置している。
し
かし、中身は全然静かではなかった。個性豊かな頼れる先輩達、面白いALT(外国人英語教諭)の先生達、そして仲の良い同級生……。楽しく、そしてちょっぴり騒がしいこの部活で、希菜子は大切なことを学ぶ。
これぞ青春!Welcome to the debate club!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:00:00
12057文字
会話率:52%
高校2年の春、山本亮悟は同じクラスの女子西河加那に恋をした。
だが西河加那は文武両道でありながら梟のことが大好きで人に恋をしたことがなく、一年の時振られる人が沢山いた。あの人気のあるサッカー部の先輩やクラスの人気者である野球部でさえも。山本
亮悟は同じクラスである少し陰キャな天草智春やイケメンの風間と自分の恋を実らせるために奮闘する恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:00:00
14168文字
会話率:83%
静寂しおり。彼女の心には、小学三年生の頃に経験した、家庭内の出来事に起因する深いトラウマが刻まれていた。それは、彼女に物事に対するある種の諦念と、自己肯定感の低さを植え付けた、拭い去ることのできない影。
春、新しい制服に身を包み、静寂しお
りは中学校の門をくぐった。期待も不安も抱かず、ただ淡々と定められた手順を踏む彼女にとって、卓球だけが心安らげる唯一の聖域だった。祖父母に用意してもらった家で一人暮らしをする彼女は、誰にも知られることなく、異質な持ち替え技術を磨き続けている。それは、体躯で劣る自分が勝利を掴むための、そして勝利という形でしか自身の価値を証明できないと信じる彼女にとって、唯一の希望だった。
中学校に入学して少し経った頃、静寂しおりは卓球部へと入部する。彼女の手に握られた、裏ソフトとスーパーアンチという常識外れのラバーを貼り分けたラケットは、瞬く間に部内で波紋を呼んだ。顧問や先輩たちは、その異様なスタイルに困惑を隠せない。しかし、静寂しおりが見せた、卓越した基礎技術と、相手の思考を解析するような知性は、彼らに驚きを与える。彼女の異質さが、周囲に少しずつ認識され始める。
卓球部での新しい日々が始まる。静寂しおりは、内面に過去の影と孤独を抱えながらも、卓球という世界で自身の道を切り開こうとする。それは、輝かしい未来へと続く道の始まりであると同時に、彼女を待ち受ける更なる運命を示唆するものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:00:00
34870文字
会話率:18%
「100日以内に“誰かに心から愛されて、満たされなければ”、君は完全に“女”になる」
合格祈願のつもりで訪れた神社の端の祠。
そこには、幼い日の“忘れてしまった約束”が、今も静かに息づいていた。
心も体も揺れ動く高校2年の春。
幼なじみ
の悠真と、どこか懐かしい遥香先輩。
「愛される」って、どういうこと?
「女になる」って、どこからがそうなんだろう?
100日間の中で、恋と自分を見つめなおす、ちょっと切なくて温かい青春TSラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:00:00
32399文字
会話率:19%
家庭に傷を持つ男子高校生・菊川創と、心に深い影を抱えた先輩・橘詩織。
ふたりはやがて惹かれ合い、誰よりも大切な存在になっていく。
ゆっくりと重ねた日々の中で、新しい命が訪れる。
けれど、それは「幸せ」だけでは語れない問いを突きつけてきた。
これは、選びきれない選択と向き合うふたりの、
涙と祈りと再生の物語。
⚠︎カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:50:00
29825文字
会話率:43%
切なくて、どこか色っぽくて。笑って泣ける、愛情と友情の感動ストーリー。
―― あなたは一人ではない ――
すらりとした見た目で、元運動部の筋肉質。長い人差し指で眼鏡を持ち上げ、理路整然としたショウジ。
その風貌からも、「淡々としていてク
ールだ」と周りからは評されるが、実際は大きな難問を抱え、強引に夢の世界へ落ちる日々を過ごしていた。
大学で出会った友人、純粋無垢で天然ボケな遊の発言に、「何を言ってるのかわからない」とたびたび固まりつつも、居心地の良さを覚えていたある日、遊の紹介で、ひとつ年上の先輩、力也と会うことになる。
指定場所は、【ウィンク・ハート】なる喫茶店だった。
まるで洋館のようなアンティーク調の店内。窓から差し込む太陽の光。サイフォンから漂う、コーヒーのいい匂い。
人知れずロマンチストでもあるショウジは、ウィンク・ハートに胸が高鳴り、おおらかなマスターともすぐに打ち解ける。
そして、力也と対面を果たすことになるのだが……。
【※以下、ネタバレを含みます】
力也を目の前にしたショウジは、息をのんでしまう。
華奢な身体、さらさらの黒髪、長いまつげと、黒い瞳。白い肌に、柔らかそうな唇。
甘くて、濃厚で、上品な、いい匂い。
穏やかな声と、優しい微笑みで挨拶をされ、全てが自分と異なる力也を前にし、ショウジは今までに感じたことのない衝撃が体に走ってしまう。
しかし、力也は微笑みの裏でトラウマを抱え、うまく眠れない日々を過ごしていた。
光を失う黒い瞳、寂しそうな眼差し……。心配するショウジだったが、ウィンク・ハートで開催される小さなコンサートで、力也の歌声を聴くことになる。
僕を月に連れて行って――――?
力也の清らかな歌声と、身をよじって歌う艶っぽさに、鼓動が高鳴るショウジ。
俺が守りたい。そう思いながらも、会うたび、声を聞くたび、あと少し、もう少しと、力也に近づきたくなる自分に戸惑ってしまう。
「この感情を解いてしまって、力也さんに会えなくなったら嫌だ」
月に近い力也の家で、その愛しい寝顔を見守りながら、気持ちを偽ろうとするショウジ。
だが、友情に熱く、正義感の強い遊に諭され、励まされ。
ショウジは自分が抱える偏見と難問に向き合い、力也に思いを伝える決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:25:32
78298文字
会話率:38%
美人でクールに見えるドジな先輩との話
この作品は
カクヨム
Nolaノベル
pixiv
ノベルアップ+
にも掲載しています
最終更新:2025-05-12 21:15:50
494300文字
会話率:52%
「八雲小花さん、君のことが好きです。俺と付き合ってもらえないかな」
「ふぁ」
校内でとてつもない人気を誇る美形の新村先輩に、なぜか初対面で突如告白された平凡な女子高生、八雲小花。けれど受け入れることのできない事情があり、適当な理由を並
べて穏便にお断りしようとするも、なぜか先輩は執拗に食い下がってきて──……
「……八雲さん。今君が挙げたもの、全部、本当の理由じゃないよね」
「えっ」
「ねえ、どうして教えてくれないの? 俺は本当に、何であろうと君の不安全部、取り除いてみせるのに。──まさかとは、思うけど……他に、好きな奴がいるの?」
あれ、先輩、最初とキャラが違いませんか……!? 目が、目が怖い、近いって、も、もう無理もう駄目ー!!!
「わ、私!! 特殊性癖持ちなんです!!! だから先輩とはお付き合いできませんーーー!!!」
「……えっ」
……あ、私の高校生活、終わった。
特殊性癖を理由に告白を断ったヒロインと、それを探りつつどちらにしろ全く逃す気がないヤンデレヒーローの、絡まり縺れた恋の話です。
※カクヨム様にて投稿していたものの転載となります、アルファポリス様でも投稿予定。
※ストックがなくなり次第不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:10:00
22015文字
会話率:34%
※最終話まで予約投稿しているので、サイトによっては読了時間や文字数が過大に表示されているかもしれません。1日2〜3話更新で、1話3、4000文字程度です。こころの一部をあげた作品なので、読んでもらえたら嬉しいです。
──……その五文字の
中に、彼は何かを隠していて、私は何かを見落としている。
物語の中のような錬金術師になることを夢見て、名門魔法学園に通う純真な少女、シェルタ。ひょんなことから騎士科の先輩である剣の天才、レクスと知り合い、彼が時折見せる寂し気な表情に惹かれていく。
「綺麗だとか、見え透いたお世辞はいーよ。魔法科の連中が見たら鼻で笑うようなもんでしょ。……言っとくけど、俺は騎士科で本分は剣だし、さっきのは気まぐれでやっただけだから。俺にとって魔法なんて、……何にも価値のあるものじゃ、ないし」
「え? ま、魔法、大好きなんじゃないんですか?」
「──、……なんで、」
やがて念願叶い、レクスの恋人になることができたシェルタ。夢心地な日々を過ごしていたけれど、どうして彼が自分を選んでくれたのか分からず、徐々に不安が降り積もっていく。
「レ、レクス先輩……ぁ、あい、してる」
「ふ、耳まで真っ赤。すげぇ可愛い、……俺のシェルタ」
レクスはシェルタにばかり言葉を求めるけれど、決して好きだとも、愛してるとも言ってはくれないし、触れようともしない。
彼からの言葉が欲しいと、作戦を立てたシェルタは奮闘する。けれどそんなシェルタに、彼の様子は徐々におかしくなって──……
「……シェルちゃんに、触んないで」
「嫌だ、シェルちゃん……言ってよ、いつもみたいに、お願いだから……っ」
たったの五文字を巡って、二人の想いはすれ違い、やがてその恋は思いもしない方向に転がり落ちていく。
「俺さ、ほんとの魔法使いには、なれなかったけど。……でも、俺だって、シェルちゃんのこと……ちゃんと、守れるよ。……だから」
叶った恋と、置いてきた夢と、その裏側の誰かの痛みの話。
恋と夢と謎が絡まる学園ファンタジーです。
以前途中まで投稿して、手直しのため引き下げたものになります。公開が済んでいた部分に関して変更はありません。
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しています。どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 20:10:00
183987文字
会話率:30%
どうやら自分は死を迎えると転生をするらしい。
けども、結局転生したところで、友人もできず、周囲からは蔑まれ、ただ孤独な世界を生き抜くだけ。
時間の流れに身を任せ、与えられた世界を自然の行きつくままに生き、そして、死を迎え、再び転生をする。
そんな輪廻を幾度となく繰り返した。何度も何度も何度もだ。
おかげで、転生の中で戦いの技だけは十分に長けた。
そして、今回、転生して行きついたのが、この巨大地下迷宮都市だった。
そこで地図を作るマッパーを生業としていると、運命を揺るがす人物と出会う。
それは――
転生する前の現実世界で唯一、楽しかった大学時代。
所属してたサークルで好意を寄せていた先輩に、あまりによく似た女性冒険者だった。
これはただの偶然なのか。
それとも――
ただ時間の流れに身を任せるだけだった人生が、今、大きく動き始める。
大迷宮の冒険での感動と、切ない恋の物語。
冒険あり、感動あり、涙ありの物語を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:08:21
65638文字
会話率:29%
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は【ブラック】という活動名でダンジョンに潜っているAランク冒険者だった。
ダンジョンが世界に出現して30年後の東京。
モンスターを倒し、ダンジョンの攻略を目指す冒険者は、新
しい職業として脚光を浴びるようになった。
黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。果たして、白桃の正体は!?
「才斗先輩、これからよろしくお願いしますねっ」
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※序盤は結構ラブコメ感がありますが、ちゃんとファンタジーします。モンスターとも戦いますし、冒険者同士でも戦ったりします。ガチです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:07:16
132992文字
会話率:39%
「どうされましたか」
階段から聞こえてきたその声に真昼含め五人全員が振り返る。
そこには死神を傍らに携えた名探偵が地に降り立っていた。
佐原玖音はその日、絶海の孤島にある洋館に、同輩の物部葵と、一つ先輩の望月真昼と共に身を寄せる運びとなっ
ていた。
玖音は、夏休みの長期休暇を利用して、真昼に彼女が所有する洋館にバカンスをしようと葵と共に誘われていた。玖音は「もちろん」と了承し、その無人島へとたどり着く。
玖音はすぐに思い知ることになる。
名探偵と別荘この組み合わせで何かが起こらないわけもなかったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:54:37
4464文字
会話率:33%
主人公、朝宮康は17という歳にしていくつかの犯罪まがいな行いを犯していた。そんなある日、それまでの悪事がバラされ、全てを失った夜、それまでにしてきた行為に対する恨みを持った者からナイフで刺され絶命する。
───ふと目を覚ますと、そこは今まで
生きてきた窮屈な世界とは違った世界であることに気づく。そしてそこから、新たなる物語として動き出す。次は朝宮康としてではなく、アスラン・フォルトとして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:50:53
12526文字
会話率:41%
【あらすじ】
VTuber『川崎ばにら』は人気絶頂の配信者。
レースクイーン×バニーガールでガワ最強。
そんな彼女は金盾配信(登録者数100万人記念)で、まさかの凸待ち事故を起こしてしまう。
15分以上誰もやって来ないお通夜配信
。
頼りになる先輩は炎上やらかして謹慎中。
同期は企業案件で駆けつけられない。
後悔と共に配信を閉じようとしていたばにら。
しかし、その時ついにDiscordに着信が入る。
はたして彼女のピンチに駆けつけたのは――。
「こんバニこんバニ~♪ DStars三期生の、『川崎ばにら』バニ~♪」
「ちょっ、人の挨拶パクらんでもろて!」
「でゅははは! どうも、DStars特待生でばにらちゃんの先輩の『青葉ずんだ』だよ!」
基本コラボNG&VTuber屈指の『圧』の使い手。
事務所で一番怖い先輩VTuber――『青葉ずんだ』だった。
配信事故からの奇跡のコラボが話題を呼び、同接は伸びまくりの、再生数は回りまくりの、スパチャは舞いまくり。
気が付けば大成功のうちに『川崎ばにら』は金盾配信を終えた。
はずだったのだが――。
「青葉ずんだ、川崎ばにら。君たちにはこれからしばらくふたりで活動してもらう。つまり――『百合営業』をして欲しい」
翌日、社長室に呼ばれた二人は急遽百合営業を命じられるのだった。
はたしてちぐはぐな二人の「百合営業」はうまくいくのか?
【登場人物】
川崎ばにら : 主人公。三期生。トップVTuber。ゲーム配信が得意。コミュ障気味。
青葉ずんだ : ヒロイン。特待生。和ロリほんわか娘のガワで中身は「氷の女王」。
網走ゆき : 零期生。主人公&ヒロイン共通の友人。よく炎上する。
生駒すず : 一期生。現役JKの実力派VTuber。
羽曳野あひる: 二期生。行動力の化身。ツッコミが得意。
秋田ぽめら : 特待生。グループのママ。既婚者。
津軽りんご : 特待生。ヒロインの親友。現在長期休業中。
八丈島うみ : 三期生。コミュ力お化けなセンシティブお姉たん。
出雲うさぎ : 三期生。現役女子大生の妹系キャラ。
石清水しのぎ: 三期生。あまあまふわふわお姉さん。どんとこい太郎。
五十鈴えるふ: 三期生。真面目で三期生の調整役。癒し枠。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:30:00
1102038文字
会話率:68%
ゴミスキルとチートスキルは、紙一重である/コンビニ前でトラックにはねられて死亡した雨石朔太郎。転生先は中世のブラックな不法労働場で働く若者、アマガキ・クロシ。固有スキルはゴミスキルである【文房具】。彼が文房具だと認識した物は何でも無限に召喚
できる。先輩であり恩人のミコト・セキリテと共に、『株式会社アマガキ』を設立する。/ゴミスキルで会社経営!気づいたら産業革命起こしてました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:27:23
72282文字
会話率:24%
朝、推しのVチューバーが陰謀論に目覚めたことから不幸な一日――若井燕大の16歳を迎えた誕生日は始まった。
バイト先に給料を貰いに向かえば包丁が刺さった店長を発見。
事情聴取で警察署を出てすぐに、憧れの先輩のパパ活現場を目撃。
「とんだ誕生日
だ……」と恨み言をこぼしながら帰ったら、なんと住宅街ごとアパートが燃え盛っていた。
帰る家も、連絡手段も、そして身分証明するものすらも失った。
着の身着のまま放り出された令和の高校生は、なにを頼ればいいかもわからず街を徘徊し――その先で、段ボールに捨てられていた子猫と出会った。
手を差し伸べたいと願うも、自分もまた帰る場所を失っている身。
せめて雨から守るように、段ボールの中で子猫を抱えていた燕大のもとへ、ふいに傘が差し出された。
見上げた先に浮かんでいたのは、慈愛に満ちた天使の微笑みのようであり、興味を掻き立てられた小悪魔のようにも映った。
どちらにせよ、
「行く場所がないならうちに来る?」
こんな綺麗な人に拾われるのなら、最悪な一日は終わったのだろう。
そう思った翌日、
「どう、お姉さんのヒモにならない?」
この身を捧げるように首を振ることになるとは、このときの燕大は想像もしていなかった。
※カクヨムのほうにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 20:12:15
122719文字
会話率:48%