元冒険者にして現冒険者ギルド職員のサズは左遷された。
原因は、大臣にコネを持つヒンナルという男。
彼は理不尽にも、ヒンナルがサズの仕事を横取りしたのだ。
冒険者引退後、必死になって仕事を覚えたギルド職員。
周囲から認められ、初めて任さ
れた新規ダンジョン攻略の計画立案。
その準備が整い、あとは実行に移すだけという時に、これ幸いとばかりにヒンナルは権力を使って仕事を奪い取った。
このままでは自分だけでなく、ダンジョン攻略する冒険者にも迷惑がかかるとサズは抗弁。
それが悪かったのか、辺境の支部へと左遷が決まってしまった。
行き先はピーメイ村。
かつて世界樹と呼ばれる大ダンジョンが存在し、今では廃れた消滅寸前の集落だった。
このまま山奥で一生を過ごすのだろうか、そう思っていたサズだったが、事態は思いも寄らぬ方向に転じる。
辺境で起こる様々な事件、
それに対応するための冒険者復帰、
新たな力、
頼れる同僚、
素晴らしい温泉、
そんな多くの出会いと出来事が、左遷され、将来を断たれたはずのサズの未来を照らし出していく。
一方、諸悪の根源のヒンナルは、想像以上に難しい仕事に直面し、徐々に破滅への道を歩んでいた。
※残酷な描写あり、は念のためです。
※カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 18:00:00
330689文字
会話率:48%
伯爵令嬢シュネーは、政略以外の何物でもない結婚式を幸せな気分のまま終えた。
何しろ夫となる人は当代きっての炎の魔術の使い手であり、噂に違わぬ真面目さと誰もが見惚れる美しさを持つ辺境伯・ヴェルク。
結婚前に寛容にも「君はありのままでいい
」と言ってくれた優しい人で――しかも嫁ぎ先が人目を気にしなくていい、そこそこ温暖な地となれば「問題がある」シュネーにはすこぶる好条件。
しかし、うきうき気分で嫁いだ彼女を城で待っていたのは、妙なヴェルクの服装――いや、ほぼ服を着ていない夫で、彼女は悲鳴を上げる。
そう、互いの家から継いだ強大な魔力を中和する目的で婚姻が結ばれたことを忘れかけていたのだ。
水の魔力をため込む性質のシュネーが寒がりなのとは対照的に、ヴェルクは酷い暑がり。
着ぐるみさえ着込むシュネーと、家(城)では半裸で服を殆ど着ないヴェルクの新婚生活が、スムーズに行く訳がなかったのだ。
初夜を盛大に失敗したシュネーは、このままでは結婚生活の破綻だと、「旦那様に素敵な服で快適生活」計画を立案するのだが……。
※R15は念のためつけておきます。
※この作品はPixivにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 19:11:32
46455文字
会話率:45%
売れていないのに無駄に活動年数だけが長い底辺ダンジョン配信者、高橋伸二35歳。
彼は売名目的で立候補したダンジョンがある街の市長選に、偶然が重なり当選してしまう。
不幸なことに探索業者組合の組合長から圧力がかかり辞職もできない。
ダンジョン
を有効活用とした政策の立案に、ダンジョンを中心とした市政の運営……。慣れないこと仕事に全力で取り組まされて、彼のストレスは募る一方だった。
なのでうさ晴らしに、長年の配信で培ったダンジョン知識とトークスキルを武器に突っかかってくる老害議員達を論破しまくっていたら……。
これは不本意な形で初めてバズってしまい、全国屈指の有能な首長だと崇められた男の物語である。
この小説はカクヨムで先行連載中です。先が気になった方はこちらをご覧ください
話題作りに出馬した市長選で当選した底辺ダンジョン配信者。論破王としてバズるw
https://kakuyomu.jp/works/16818093080549226564
※この物語はフィクションであり、登場する人物名、地名、団体名は実在のものとは一切関係ありません。同時に特定の思想や個人、団体を礼賛、否定するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 12:10:00
95994文字
会話率:39%
天才軍師レッド・アロン。彼は奇抜な作戦でこれまで何度も軍を勝利に導いた。だが、しかし……
最終更新:2024-12-28 10:41:16
1824文字
会話率:5%
これはある異常な体験をした男の回顧録。または後の世代に向けた遺書になるかもしれない。
かつてライターとして活動し、数多くの漫画、小説、映画の立案をし、あるいは創作者の指導をしていた「私」は、異常な能力を持ち、また異常な体験をした。
始めはた
だの仕事、または善行のつもりだった活動は、意図せずとも巨大に膨れ上がり、やがて歴史の裏舞台を形作るものになってゆく。
これは希望なのか罰なのか。
私が知る「事実」を、気が進む限り話し続けよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 11:50:00
39712文字
会話率:5%
新入社員として総合商社に入社したタケル。配属されたマーケティング部で、彼は期待と不安を胸に実務の世界に飛び込みます。初日から市場調査のデータ収集を任されるも、膨大な数値や情報に圧倒され、実務の厳しさを実感。データ分析、ターゲティング、競合調
査など、経験を積むごとにマーケティングの基礎を学び、数値の裏にある意味や戦略の大切さを知るようになります。
多くの試練や失敗を乗り越えながらも、タケルは一歩ずつ成長し、やがて周囲からも注目される存在に。大企業の中で結果を出すために必要なスキルとチームワークの重要性、そしてマーケティングの奥深さを体験していくタケルの成長物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 15:20:31
31875文字
会話率:20%
精神的な負担や重度の不安が人を内部から蝕み、感情が実体化して人を怪物化させる怪化症候群に人々が怯える世界。ふとした言葉で相手を怪化させてしまう恐怖に、自分が怪化してしまう恐怖から人々を救っていたのは、感情を実体化させて人々の役に立たせるヒー
ローであった。ヒーローは人々の救いであった。怪物になってしまった人々からみんなを守るだけでなく、怪物を人に戻す事だって出来るヒーローは人々のあこがれであった。
そんなヒーローと相対するは怪人であった。人の姿と怪人の姿。両方の姿を併せ持つ彼らは、世界を終わらせるために、手段を選ばず、破壊活動や無差別な襲撃を繰り返していた。これは正義であるヒーローと、悪である怪人の戦いの物語。
高坂錫はそんなヒーローの力に目覚めた少女で、怪化してしまった人を助けようとする非公式のヒーローとして活動していた。だが、それは夢想であり、現実の無情さに叩きのめされる。
一方、ツググの名を与えられた怪人は、参謀として多くの作戦を立案。人々を恐怖に陥らせ、世界中で負情が溜まる様に誘導していく。しかし、一度怪人から人へと戻ってしまえば、不良にいじめられる一人ぼっちの少年であった。
誰かを助けるために生きるヒーローと、恐怖と共に生きる怪人の交わらざる運命が、非情にも、いつ終わるとも知れない世界で、火花を散らす二つの信念がこの世を惨禍に包む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:04:03
5302文字
会話率:28%
如月コンサルティングに勤務する真田悠斗は企業の経営戦略に関するアドバイザー業務を行なっている。ある日、同僚の河合春菜に誘われて、真田はオンラインゲームのバトルアンドピース(通称BAP)をプレイすることになる。
BAPは戦争をテーマにした
シューティングゲームで、現実世界の地理や自然法則を完璧に再現している。二人はBAPのバトルチーム「ディケロ」に所属してゲームの一大イベント「四ツ谷杯」に挑む。
真田はコンサルティング業務で培ったマネジメントスキルを戦術立案に活かし、春菜は抜群のITスキルで様々な新兵器を操る。
真田はチームメンバーのジュリアに好意を寄せるが、実は彼女は人間のユーザーではなく、丼玉屋の接客アンドロイドの制御用AIジョディであった。
ジュリアは戦闘で驚異的なパフォーマンスを見せる。同時に真田や春菜、チームメイト達との交流を通じて、次第に人間らしさを獲得して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 16:50:29
162613文字
会話率:39%
「猫耳美少女爆誕ニャン!! とか言ったりして!!!」
……酒瓶に映っている自分と目が合ってしまった。そこには片足を上げ、両手で猫ポーズをキメている中身アラサーの猫人がいたんだ。
恐竜を変身させるスキルを与えられた、アラサー呑兵衛猫耳美
少女の八白亜紀(やしろあき)。戦闘力ミジンコだけど、度胸とハッタリは超一流!
闘う相手は、異世界から転移してくる魔王軍。転生勇者が強いから、人類が産まれる前に行って地球を占領しようというセコイ作戦だ。
パワハラからヒッキーになってしまった主人公が、新天地(?)の地球で、天真爛漫な恐竜少女達を通して成長してゆく。
ジュラシックカーストNo.1のティラノや、もふもふ可愛いサーベルタイガーの子。様々な能力を持った恐竜娘達と、人類存亡をかけた戦いに挑む物語。
©猫鰯2022-2023 All rights reserved 企画立案:TEAM鰯
ジュラシック・テイル表紙→https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/3163370/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 17:47:21
390761文字
会話率:49%
我々の住む青い星に宇宙より侵略者が現れた。
宇宙船より投下される巨大怪獣に人類は成す術も無く滅びるのか!?
その時、閃烈と伴に救いの手が差し伸べられた。
それから数年後。
選ばれた少年少女は唯一の対抗手段である自立自我アニマシーン・ネクスト
システムに搭乗し悪と戦う戦士になる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 19:05:56
8651文字
会話率:33%
頭をぶつけたら前世の記憶を思い出しました。え?私が悪役令嬢?嘘でしょ!
残念なことにその乙女ゲームは最初の方しかプレイしたことがなかったからシナリオもうろ覚え、いつイベントが起きてヒロインによる攻略が進むのかもわからない。更にはどうやらゲー
ムの強制力もありそうで!?乱立する破滅フラグを全部叩きおるなんて芸当はたぶん出来ない。そんなにハイスペックじゃない。
あ、そうだ。私が出来ないならできる人にやってもらえばいいんだ!まずは話を信じてもらうことから始めよう……え?証拠?一応あるっちゃあるけど……ん?協力のメリット?難しいよ!なにこれ企業面接?気分はまさに就活生。面接官と化した婚約者をどうにか説得しなければっ!人生をかけた入社試験を私は突破した。作戦立案は任せたぞ!
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 22:03:23
210494文字
会話率:38%
高校生の佐原圭には幼馴染みの二宮姫乃が居る。姫乃は長身でモデル系の美少女。圭は毎月1日に姫乃に告白をしていた。しかし、何回告白しても振られるばかり。でも、将来は付き合うかもしれないと、姫乃が可能性をほのめかすので、圭は告白をやめられずにい
た。
高校に入学して圭の友人になった永井巧と福原里美は圭の告白をサポートしようと「告白作戦会議」というグループを立ち上げる。そこで、立案された作戦を圭はやってみるのだが……
※ざまぁ、NTRはありません。
※37話ぐらいで終わる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 19:00:00
42606文字
会話率:69%
オレの名前は佐藤麻里亜マリア。顧客企業クライアントの経営者トップ・マネジメントを相手に企業戦略の立案やら商品開発、マーケティング等の支援をする、いわゆる経営コンサルってのを生業にしている。オレの本当の名前は「魔理悪マリオ」であったらしいが、
学の無い親父のせいで、戸籍上の登録名は「麻里亜マリア」になってしまったことは前に話した通りだ。そりゃぁオレにだって若い時分には、真剣に改名を検討したことが一度ならずあったことは事実だが、今では少なからず親父に感謝もしている。何しろ、イニシャルトークだけで眼前の美女を喜ばすことができるのであるから、まぁこれは親父の功績ということにしておいてやろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:11:49
19670文字
会話率:54%
オレの名前は佐藤|麻里亜《マリア》。|顧客企業《クライアント》の|経営者《トップ・マネジメント》を相手に企業戦略の立案やら商品開発、マーケティング等の支援をする、いわゆる経営コンサルってのを生業にしている。今日は|顧客企業《クライアント》
であるスペースリフト社の新商品「|宙間《スペース》|浮遊《フライング》」の商品戦略を見直すため、これからシャトルに搭乗して宇宙に上がるところだ。
あぁ、「|麻里亜《マリア》」という名前の人物が「オレ」という一人称を使っていることに「男装女子」や「オレっ娘」を想像した輩がいたら申し訳ない。オレはノン気でノーマル-という表現は最近では適切ではないらしいが仕方がない-、LGBTQなどとは縁もゆかりも無い、所謂「身も心も」男だ。|異常《アブ》なのはオレの性ではなく名の方、つまり「|麻里亜《マリア》」という名前の方である。
シャトルが衛星軌道上に定位すると、船内の空気が一変した。まるで顧客達の興奮と緊張が伝わってくるようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 19:54:32
13793文字
会話率:35%
オンラインゲーム。かつてその仮称のみが公表され、一切の情報が明かされないまま忘れ去られたゲームがあった。様々な噂が飛び交い、今や都市伝説と化した幻のゲームが5年の歳月を経てついにβテストを開始した。
謎のゲーム【胡蝶の迷宮】の始動に伴い、立
案者は理想と現実の齟齬に翻弄されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 02:00:00
5145文字
会話率:27%
井口は五十過ぎのサラリーマン。長年勤めた電力関連会社をリストラされ、やっとの思いで見つけた再就職先は、なんと密輸を仕事にしている全密連であった。組織の顔ぶれはテンガロンハット投げに熱中している二代目の若い首領、やや惚けの入った七十前の研究
所長、宝塚でもないのに花組長、月組長と呼ばれている幹部など。聞けば、二代目になってからは一度も密輸に成功したことがないと言う。
研究所に配属された井口は一緒に採用された主婦の江梨子、高校三年生の内藤とともに所長のもとで新たな密輸方法を検討するが、失敗に終わってしまう。全密連の先行きへの不安が高まるなか、所長は組織の存亡をかけた密輸計画を立案する。
計画は目論見通りに進むのか? 全密連の命運は、そして井口たちの人生はどうなっていくのだろうか?
波乱万丈、抱腹絶倒、大どんでん返しの人生物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 18:00:00
66796文字
会話率:53%
魔族――全員男。国名:魔帝国。
人間――全員女。国名:人王国。
両国は、長年戦争を繰り返して来た。
〝魔法が使えて、身体能力も高い〟魔族に対して、人間は魔法が使えず、身体能力も低い。
その結果――
人王国は、滅亡寸前に追い込まれた。
が、ある時。
戦場にて偶然目撃した光景により、魔族本人たちですら気付いていなかった〝ある事〟に、人間側が気付いた。
「あれ……? もしかして魔族って、〝弱点〟がある……?」
――そして。
国家の存亡をかけた計画が立案された。
それが、『異性にときめく(キュンとする、またはドキドキする)と消滅するという魔族の弱点を突くために、魔帝国に〝美女ナース〟を送り込む(通称、【ときめき虐殺計画】)』というものだった。
そこで選ばれたのが、二十歳のリヴィ――千年に一人と言われる絶世の美女だ。
ナースとしての才能は皆無でありドジでハプニングを起こしまくる彼女だが、底抜けに明るく、前向きで、「怪我や病気を治して、患者さんの苦しみを取り去ってあげたい!」という気持ちは誰よりも強く、その情熱は本物。
何も事情を知らないリヴィは、「私が人間と魔族の架け橋になるんだから!」と、両国の和平実現を願い、魔族を次々と治療(殺害)していく。
そんなリヴィの世話係のショタリフは、まだ十歳の魔族で、背が低く、声も高い。
異性を見た事が無かったショタリフだが、〝危険察知&回避能力〟に長けており、リヴィの(無自覚な)色っぽい言動(攻撃)に対して、死を回避する為に、毎回全力を尽くす。
これは、ポンコツ美女ナースであるリヴィが、(無自覚に)ショタ魔族を誘惑しつつ、ついでに(無自覚に)活躍して、魔族の数を激減させて、堪らず魔族が人間側に対して和平を持ち掛け、世界に平和が訪れるまでの、ゆる~いラブコメ(になる予定)である。
(※基本的に、毎週一回、金曜日の18:00~23:00の間に、更新していこうと思います。宜しくお願いいたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 21:35:23
114450文字
会話率:43%
少子化と嫁姑問題を一挙に解決しようと考えだされた政策が、パープルプランである。
通称は、源氏物語において、光源氏がのちに妻とする紫の上を、幼少の頃から見出し、引き取って手元で育てた話に由来する。
つまり、嫁になる子を最初から嫁入り先の家で育
てようという趣旨だ。実際には、光源氏の親に当たる者、舅姑が紫の上を育てる形となる。
今やこの方法は、ある程度生活に余裕のある層ばかりでなく、政策立案時には想定されなかったやり方で、貧困層にも広まっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:47:31
3147文字
会話率:25%
遥か未来の地球、無人探査機により、地球から十二光年離れたくじら座タウ星の第四惑星が人類の移住に適した環境である事が分かる。
すでに、スペースコロニーや金星の浮遊都市で宇宙植民の実績を積んでいた地球連邦政府は、その惑星への移住計画を立案す
る。
しかし、光の速度を超えることができない地球の宇宙船にとって、十二光年は絶望的に遠い。
移住計画はスペースコロニータイプの宇宙船で何世代もかけて目的地を目指すものになった。一度、移民宇宙船に乗り込めば、二度と地球の土は踏めず、おまけに自分自身は移民星の土も踏めない。そのため乗組員には相当な覚悟が求められた。
第二の地球を目指す移住計画は、多くの人に夢を与える一方、移住計画に投入される人的、物的資源を地球環境の改善に回した方がいいのではないかという意見や、地球の縮図のような多様性に富んだ移民ではなく、争いを回避するため、人種や宗教、文化などを統一した集団で移民を行った方がいいのではないかという意見が、移民船の運営側に寄せられる。
このように、人々の意見が対立する中、移民宇宙船は完成し、乗員の選抜や宇宙船の運用テストが、着々と進んでいた。
主人公は子供の頃の夢をかなえるため移民宇宙船に乗り込んだが、同じ移民宇宙船に乗っている好きな女性への気持ちの整理がつかないことなどから移民宇宙船に残るか否か迷っていた。
そんな中、テロリストたちが関係者に紛れて移民宇宙船に乗り込み、コントロールルームを占拠してしまう。
テロリストの目的は、同じ思想を持つ仲間を船内に大量に引き入れ、移民船と新天地の惑星を自分たちの理想の国家とすることだった。
主人公は船内のメンテナンス作業で席を外していたため難を逃れるが、外部からの救援は得られない。
これは、仲間と移民宇宙船の住民を救うため、主人公とその友人たちが協力して、テロリストを倒し、ヒロインたちを救出する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 00:00:00
98269文字
会話率:37%
エリート街道へ足を踏み出した大卒新米女神のガヴリルに、先輩女神のハニエルよりとある指令が下る。
何でも昨今自ら人生の幕を引く日本の若者が増えており、そんな彼らの中に生前読み漁った物語のような異世界転生を希望して駄々をこねる者が多く実務の
障害となっているという。そこでいっそ彼らの望み通り実際に異世界へ転生させてみて、その結果転生先の世界に治安良化など一定の効果が見込まれるかを確認しようという計画が上層部によって立案されたため、その監督者として選任されたとのこと。
まるで気乗りしない仕事だが、生来の山よりも高い負けず嫌いなプライドが災いして、半ば売り言葉に買い言葉で軽々しく任務を引き受けてしまったガヴリル。
しかし、この転生希望者というのがどうにも世間知らずで夢見がちな者たちばかりのようで――
「ヴァッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッカじゃないの!」
女神ガヴリルの魂の籠った罵倒(シャウト)が、今日も木霊する。
二十万時未満での早期完結の予定ですが、もし好評のようなら続編考えます。
また、本作には異世界転生モノをディスっているかのような描写が散見されますが、決してそういった作品を扱き下ろすようなアンチ的な意味合いを含んだ作品ではございません。
(寧ろ作者は、そういう作品大好きなクチです)
あくまでエンタメや娯楽の一環として、お楽しみください。
また、この物語はフィクションであり、作中に登場する固有名詞や状況などは実際の人物や作品などとは全く・微塵も・一切合切関係ございません。(ゲン●ウ除く)
何か癪に触ったとしてもそっとブラバするだけで、間違っても苦情やアンチコメなど書かず静かにお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 08:00:00
165969文字
会話率:46%
現実世界に現れたゲート
そこより出でる魔力が現実世界にダンジョンを造り出した
対抗策としてハンターという職業を立案
魔力を用いたVRMMOゲームによるレベリングにより状況を打破し平和が取り戻された
その中に異世界へ行きたいと願う鹿目 雄一は
地道にゲームとダンジョンを通じて強くなる…予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 18:50:37
29163文字
会話率:37%