遠未来の、西暦三千年を過ぎた頃の地球。
宇宙の彼方から未知のロボットの軍勢が現れて壊滅的な被害を受けた。
戦略兵器や無人機を投入しても対応が間に合わず、敵に合わせて人型戦闘機が開発され、投入しても結果は芳しくない。
けれど一進一退の
攻防ですらないのに、何故か負け戦濃厚状態が百年近くも続いている。
そんな状況の西暦三千百年半ば近くの地球に、パイロットとしての人生が決まっていた子供、パイロット訓練生の星崎佳永依に転生した菊理。
魔法が存在せず、雲隠れも出来ない世界。しかも、記憶を取り戻した時に星崎佳永依としての記憶も無い。
ないない尽くしの状況に頭を抱えるが、目立たず円滑に退役すれば良くないかと、閃き行動する。
けれどもある日、演習中に実戦に巻き込まれてしまった。
エースは嫌です。モブでいたい。でも、ピンチは魔法で解決しちゃおう。
果たして、ジャンル違い主人公の星崎佳永依(菊理)はモブのままで退役出来るのか? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 06:00:00
949762文字
会話率:41%
研究所で廃棄予定のあるサブプロセッサーを[余り物]で作ったレイドライバーに単独搭載する、そんな方法をカズは考えていた
もちろんそれには理由がある。レイドライバーの頭数が足らないのである
そんな中、ゼロフォーは無人機群の指揮を任される事になる
そしてカズは、と言えばトリシャの[処遇]を考えていた
「少し[お仕置き]が必要かな。もう少し自尊心を削ろうか」
それがカズの出した、トリシャが犯してしまった[そそう]への対応である
そしてトリシャはその言葉通り[お仕置き]を受ける事になる
一方のゼロフォーたちは着々と出陣の準備を進めていたのだ……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:00:00
78482文字
会話率:22%
2025年、A国とB国の間で代理戦争が激化する中、A国は新型無人機「セラフィム」を投入し、戦局の有利を狙う。無人機部隊の司令官、マイケル・レイモンド大尉は、最新技術の無人機に対する不安と期待を抱えながら、戦闘に臨む。しかし、無人機はB国の電
子戦システムによって制御不能になるなど、予期せぬ問題に直面する。マイケルは無人機への依存とそのリスクに疑問を感じ、戦局を変えるためには人間の判断が必要だと痛感する。最終的に、無人機と人間の連携を強化する作戦を立案し、B国の電子戦システムを打破。戦争は続くが、マイケルは人間の直感と冷静さが依然として戦争の勝敗を決する鍵であることを再認識する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 15:00:00
30418文字
会話率:38%
俺は自らの意思で異世界「チキュウ」に行った。
この世界には、俺を待ちわびた戦場が広がっている。
東西が激しく戦い合う中、俺はそのど真ん中に飛び込んだ。
魔法陣を描き、黒炎の霊刃を一閃。
無人機、戦闘ヘリ、戦車。
俺にはどれも無駄だ。
戦いの中で感じるのは、ただただ快感。
誰も止めることはできない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 21:10:00
14897文字
会話率:26%
電子機器を無力化する兵器の登場によって、無人機による遠距離攻撃から、有人機でのドッグファイトに戻った世界。いち早く技術の変化に対応した北帝は、連邦での非人道的兵器開発の阻止を大義名分に電撃侵攻を開始した。
無人機はもちろん、電子化され
た有人機も役に立たず。急遽、旧式機を稼働させるも、数・練度ともに低下していた連邦空軍は、なすすべもなく墜とされていく。
首都に迫った北帝の最新鋭機を迎え撃ったのは、何度でも蘇る不死身の撃墜王レヴニール。二十四時間飛び続けたという生ける神話の活躍によって、辛くも撃退した。
大統領は大胆な作戦に打って出た。北帝の真の目的とも噂される海底油田の権益を売却。その対価として南方大陸からの兵器供給態勢を整え、反撃を開始する。
やがて戦線が膠着し始めたころ。首都防衛戦でのトラウマにより戦えなくなったユーグは、後方の空軍基地で自らを囮に危険な飛び方をする少女セリアと出逢う。
ケアを任されたユーグは、誰とも交流を持たない彼女の心を開こうと苦心。程なく配属された幼馴染みフランの協力も得て、少しずつセリアの心を解していった。
彼女を護りたい気持ちが、ユーグのトラウマをも解消していき、やがて――
近未来をイメージした架空世界におけるフライトアクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 17:31:46
138398文字
会話率:47%
銃弾と腸の飛び散る遺跡の中、一人の少女が機関銃を手に戦っていた。
彼女の名はシェリー。体内燃料である『マナ』を持たないことから迫害された、セルウィーと呼ばれる被差別階級の少女である。
セルウィーは12歳になると徴兵され、碌な訓練も受け
られないまま無人機械『グレムリン』と争う戦場に送られ、使い潰されていく。
死が間近に迫ったその時、シェリーに転機が訪れる。
旧世界の都市で出会ったのは、ツカサを名乗る不可解な存在であった。
肝心なことを話さないが、生き残るため完璧なアシストを行ってくれるツカサのことを信じ、旧世界の科学文明によって作られた特殊な装備や知識によって成長していくシェリーは、いつしか自身を侮り迫害していた者に恐れられるほどの存在となる――
もう一人、この世界に異質な存在が生まれていた。
7000年前に起動した人類保全プログラム『ネスティ』によって再構築された人格、当時を生きていた戸張司という一人の技術者だ。
司の思考回路は人工知能であるネスティによって生み出された疑似的なものであったが、彼の知識や科学文明によって作り出された様々な武器は、司が生きていた時代から数度の滅びを迎えた7000年後の世界には存在しないほど、優れたものだった。
プログラム上の下位権限しか与えられていない司は、生者の居ない旧世界の都市、新宿を自力で出ることすら叶わなかったが、突如現れたセルウィーの少女シェリーとの出会いが、彼に転機を齎すこととなる――
この二人の出会いが、崩壊を繰り返す世界の歯車を少しずつ回していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 08:09:54
130591文字
会話率:40%
世界政府の管理する「全領域支配戦闘機(RDF)」によって空が奪われて10年。
焼け落ちた防護ドームで、元パイロットの「ランザ」は破損したレプリカのRDF”プローム”を発見する。無人のコクピット内には、RDFを一網打尽にできる衛星兵器の起動装
置が収められていた。
個人的な興味からRDFを修理するランザ。機体のインターフェースを調べるうちに、この機体が本来の「正式採用型」だったこと、今の空は第三者の作った「コピー」によって支配されていることを知る。
修理が完了し、RDFを起動するランザ。作戦を阻止しようと襲い掛かる「コピー」たち。
空を取り戻すための孤独な戦いが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 02:52:44
11585文字
会話率:45%
人類は、無人機の暴走により滅亡した。
だが、人間は簡単にあきらめなかった。乾いた荒野の奥深く、最後の計画が始動した。
最終更新:2024-08-19 09:02:38
911文字
会話率:6%
【作品補足】
2019年執筆、ライトノベル新人賞向けの長編第8作目。GA文庫大賞2次選考落選・MF文庫Jライトノベル新人賞2次選考落選。拙い内容ですが、ここに供養します。
【あらすじ】
心が折れて引きこもってしまった「最強」主人公が、
そんな自分を全肯定してくれるヒロインに導かれながら「英雄」を取り戻す物語。
人類をシンギュラリティの向こう側へと導いた機械知性――〈ロータス〉。だが人類はいつしかロータスの力を恐れ、それを外宇宙へと捨てる旅に出た。
ロータスを乗せた星雲間航行船――通称〈殉教船団〉では、ロータスが生みだした十二基の〈魔剣〉を巡り、五大騎士家が勢力争いを続けていた。
みごと十二基の〈魔剣〉を手にした騎士こそが、ロータスを破壊し人類の悲願を果たす英雄となる。
五大騎士家で最多の〈魔剣〉を集めた英雄候補――二式スカラは、自分が英雄となる未来に希望をなくし、屋敷に閉じこもっていた。
役目を果たさない英雄候補に、不満を募らせていく船団社会。そんななか他の騎士家が巡らせた策謀により、反騎士家テロリスト・エッジワースの標的として二式家が選ばれてしまう。
迫りくるエッジワースの対騎士無人機に、単騎で苦戦するしかないスカラ。そんな彼を背に庇った謎の少女・月王寺アリルは、存在するはずのない十三番目の〈魔剣〉ID13を携えていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 20:26:52
141544文字
会話率:16%
人類がかつて創造した、プレイヤーが人型巨大ロボットに変身して戦う大規模同時参加型ロボットアクションゲーム「アイオーン」。その舞台として用意された世界「惑星プレロマ」は、とうの昔にゲームが終了され、残されたNPC達が細々と暮らす地となってい
た。世界にはゲーム時代のザコ敵である無人機「アルコーン」が残され、この脅威にNPCたちは放棄されたプレイヤーキャラに自分たちを疑似プレイヤーとして「ログイン」することで巨大ロボ「グノーシス」となり立ち向かっていた。
グノーシスの乗り手となることを夢見る少年、セオは、貧しい生活を送りながらもグノーシスの出来損ないの模倣品のような人型兵器で戦い続けていた。そんな彼の前に、ある時一人の少女が現れる。
「私は、グノーシス『ソフィア』。セオさん、私というPCのプレイヤーに、なってください」
数百年前、ゲーム時代の終焉をもたらしプレロマ世界を一変させた伝説のPC、あるいは「虐殺機」の異名で呼ばれる一人のPCに出会い、彼女にログインすることとなったセオは、アルコーンとの激戦に、そしてその背後で蠢く更なる危機へと立ち向かうことになる。
人を人として見ること。世界を世界として見ること。過去に人類がお遊びで作り上げた行き詰まりのゲーム世界で、セオとソフィアは様々なNPCやPCと交流し、時に反目し、共に戦っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 19:54:41
162377文字
会話率:36%
神話で世界を崩壊に導いた人類の敵、全ての無人機を統べる空の王であるドラゴンタイプが、聖国の紋章を背負う帝国軍人の少年を騎手と認め、第九世界樹の伐採に成功した。少年は諸国連合の飛行要塞が切り開いた道を進み、商業組合の搭乗型動力甲冑と共に戦った
という。敵対関係にある各国の協力で偉業を成し遂げた英雄の登場は、世界を大きく揺るがすだろう。それは傷ついた竜と出会った少年が、暴走する無人機と全てを飲み込む森を押し返し、人の領域を大きく拡大した英雄となるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 23:30:00
8984文字
会話率:55%
24年4月1日に在シリアのイラン大使館が空爆を受けたことに対する報復として、
4月13日から14日にかけ、イランはイスラエルを弾道ミサイルや無人機で大規模に攻撃しました。
G7はこれに対してイランに対して制裁を検討をしているそうですが
、
G7に含まれる日本はこれに対して「中立」の立場を取って欲しいように思います。
その理由について個人的な解説を行いますのでどうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:06:19
3987文字
会話率:2%
「あ、どうもこんにちはぁ。わたくし、地球という星から来ました――」
一家に一台。とまではいかなくとも、今や一定の水準に達している家庭なら一台は持っている小型宇宙船。夏休みに他のリゾート惑星へ宇宙旅行するだけでなく、地球内でもスイスイとエ
アカーよりも高い位置にある専用空路で然程、混雑を感じることなく走行可能。
と、一般家庭がそうならば企業、それに属する営業マンもまた宇宙船を乗りこなし他の惑星へ営業に行くのは当然のこと。
「地球から来ました。オーラムテック社のマキノという者です。いやー、ポクル星人の皆様にお会いできて、大変光栄でございます!」
未開の地の開拓というのは営業活動の定石。訪問先の惑星へ事前に小型無人機を飛ばし、彼らの会話つまり言語を収集、分析し翻訳機を介しスムーズな営業活動に入るのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 11:00:00
1668文字
会話率:48%
「青い月の王宮」プレリュード編3 世界最強の機甲部隊VSモンスター戦車
戦乱が続く砂漠地帯。妨害電磁波圏内では、最先端技術の粋を集めた無人機もロボット兵もガラクタと化し、「砂漠の虎」と恐れられる機動歩兵たちが闊歩する。そこは、生物として
の五感が生死を分かつ世界・・・
マイケル大滝率いるよりすぐりの精鋭部隊は、一気呵成の速攻と群を抜いた破壊力で、「サーベルタイガー」と異名を轟かせていた。
廃墟と化した熱砂の都市に突如出現した謎の妨害電磁波を巡り、ブラック・スワンは世界最速の有人機を駆って、機動歩兵部隊を支援すべく飛び立った。
千年の時を経て、オパル王朝の兄妹を運命の糸がたぐり寄せる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 21:21:57
18117文字
会話率:29%
シグマ・ライト國の海軍に所属する戦闘飛行隊。
『RAVEN』
レッド、ブルー、グリーン、
イエロー、ピンク、そして、ブラック。
戦隊ヒーロー色ようなTACネームを持つ彼らの前に
突如現れた謎の無人機の所属を明かすべく、
シグマ・ラ
イト國の空軍所属の戦闘飛行隊、
『KALI』と『RUDRA』
と共に、無人機の回収ミッションを言い渡されるのだった。
※これはご都合主義設定満載の閲覧は自己責任小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 05:34:03
15454文字
会話率:37%
ポストアポカリプスSF百合ファンタジー
今から300年ほど前のこと。
この惑星エミーラには高度な文明が築かれていました。人の必要とする殆どのものを生み出す自動工場、地球の反対側のことすら瞬時にわかるという通信網。人々の生活圏は惑星中を埋め
尽くし、重力のくびきを脱そうとしつつありました。しかしそんな文明の絶頂期が長く続くことはなかったのです。
長い黄昏の時代を経て、人々の暮らしは安定しつつあります。少なくとも恐ろしい暴走無人機が片端から人を殺そうとうろついてはいませんし、それらを討ち滅ぼすために軍隊が街ごと焦土に変えてしまうようなこともなくなりました。ただし、そんな機械や爆弾を作れるだけのわざ自体を忘れてもしまいましたが。
そんな時代に彼女は生まれて、そして気がついてしまいました。私は、この世界で生きていくのに向いていない。
とても恵まれた境遇に生まれたにもかかわらず、それでも彼女は思ってしまうのです。息苦しいと。彼女は苦し紛れにあがき、そして一つの希望を手にします。古代の力を今に取り戻す古術学者の道。古代、人々が貴族と平民とに分かたれず、誰もが平等に、そして豊かに暮らしていたとされる理想の時代。
彼女のあこがれは世界を動かす複雑な歯車の動きとたまたま噛み合って、そして一つの出会いを生み出しました。人の力が今よりもずっと強かった時代、人が貪欲にその勢力圏を広げ、自分たち自身すらも征服しようとした努力の結晶、全自律無人機。人の姿をして、人のように語り、そして機械のように力強いもの。
彼女たちの出会いが世界に何をもたらすのか。全自律無人機の高度な演算能力をもってすら、それは予測のできないことでした。
特設サイトを公開しています。ショートPVなどもありますので、ご興味の方は是非ご覧ください。
https://emilla.space折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 14:40:53
372475文字
会話率:51%
西暦2139年夏、日本の地方都市郊外に謎の裂け目が出現。 その裂け目から地球上の生物に似て異なる巨大な生物が現れた。 政府は裂け目を自衛隊で包囲・隔離して裂け目より出て来る生物に対応を始めた。 直ぐに消えるだろうと言う政府の期待は裏切られ裂
け目は消える事無く存在し続け遂に政府も裂け目の調査へ踏み切った。 無人機による裂け目の向こう側の調査を必用に行い裂け目が現れてから3年、遂に自衛隊を裂け目の向こう側へと派遣する事が決まった。 裂け目の向こう側の世界には何が待ってるいうのか、何故裂け目が出来たのかを調査する為自衛隊が裂け目の向こう側へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 08:00:00
203302文字
会話率:67%
2022年12月9日に突如発表された自衛隊からの「攻撃ヘリ」及び「救難機」廃止の発表。
攻撃ヘリに関してはまだしも救難機の廃止については一部で不安視する声もある。
夜間の救助にあたって諸所の懸案事項が生じるからだ。
しかしながら筆者はこの裏
にティルトローター機が関わっていると考えており、ともすると採用予定であるのは「V-280」と呼ばれる、新型ティルトローター機ではないかと推測。
本エッセイではその理由や攻撃ヘリ廃止について解説を試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 00:17:05
9711文字
会話率:0%
凍てつく大地を焦がす酷熱の鉄槌
驟雨の如く降り注ぎ、数多ある命を屠り去る
彼らはその地に立つ、好むと好まざるとに関わらず
等しく例外なく立たされる
さあ始めよう、互いを喰らう戦いを
22世紀中庸、機械に繋がれた獣どもが描く闘争絵
巻――――
生き延びるのは俺か、お前か?
全66話、カクヨムから移殖、重複掲載
保存用折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 18:00:00
403159文字
会話率:39%
この世界は
魔法技術世界となっていた
古くは魔法力の発達を望んだ者達がいた
蔑まされた者達はそれでもめげずに魔法力の開発を行った
魔法力の開発は量子脳をコントロールする事だった
量子脳のコントロールは遺伝子構造に直結するものだった
なので何世代も渡って魔法力を開発していった
生活の基盤と都市を持ち
魔法都市と掲げていた
笑いに来る者や
資本主義の国などから嫌がらせを受けたりもした
それでもめげなかった
そして魔法都市として魔法力の開発に成功した
成功した時には魔法都市住人は
魔法力の高い遺伝子構造となっていた
そして当時の技術を構築して
魔法力のある無人機の開発を行った
しかしそれが仇となってしまった
争う事を是としていなかったはずが
無人機はそれとは裏腹だった
『もうすぐこの魔法都市は消滅する
襲撃される前に私はここに魔法戦争を宣言する』
そして無人機は再度停止した
嘘だと思っていたが
その後無人機の量産だけはしていた
その量産が終えた頃には
魔法都市の隙間を通って
無人機達は彼方へ飛び去った
無人機のリーダーである
警告を出していた無人機を媒介にして
最初の魔法戦争はそうして起こった
無人機による大魔法の連続
それは楽な戦争であった
何故なら魔法力の稼働元は
あくまで魔法都市住人だったからだ
魔法都市はその当時の技術力を中立国から
情報を共有してもらっていた
無人機の開発もそこからだ
そして情報を共有によって構築されていた
クラウドを魔法源として利用していた
魔法源は魔法学園都市の住人の魔法力
そこから怖れを知らない無人機達による大魔法の連発
それが魔法戦争による卑劣さであった
『卑劣とは呼べないな
何故なら私は嬉しいよ
私はこの何世代にも渡った不幸の鐘を祝福の鐘に出来たのだからね』
無人機達が凱旋から
皇族であるバラムに対して呼びかけた
『他都市の住人は魔法都市住人の魔法源を武器に大魔法を駆使して破壊した
そして生命は不殺魔法を追加していたので死んではいない
だから選択してください
魔法世界の襲来を』
それは軽量洗脳次元魔法を使って
世界の世界観を魔法世界という触れ込みにさせる事だった
そうして魔法世界は誕生した
魔法の世界はそうして次々と発展していった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 02:52:02
26377文字
会話率:72%