1614年。室町幕府第17代将軍、足利義幸の時代。日ノ本には亡者と呼ばれる魑魅魍魎が跋扈し、天下は荒れていた。
鎌倉時代後期より現れた亡者は、武士をも恐れず、ただ無機質に人間を襲い、日ノ本を力によって恐怖に陥れた。
和泉国に暮らす剣術師
範の佐野時継は、亡者を憎み、いつか自らの手で亡者を滅し、亡者の影に怯える人が現れない世を創りたいと願っていた。
剣道合宿として近所の寺で宿泊する最中、時継は近くに出没するという辻斬り、瑾と出会い、彼を共に亡者を滅ぼす仲間に勧誘した。
瑾という腕が立つ剣士を引き入れた時継は、亡者を滅ぼすため故郷に別れを告げ、瑾と自分を憎む幼馴染の妙林と共に旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 17:42:19
32452文字
会話率:45%
ある朝、気づいてしまった
俺はこのクソみたいなダークファンタジーの世界に悪役貴族として転生していたらしい
このまま原作通りに過ごせばすぐに主人公達に殺されるそんな中ボス悪役貴族に転生していた俺は、その未来を回避すべくモブとして暮らしていくこ
とに……なるはずだった
「隣に女の子が引っ越してきました、近づかないように」
そんなこと言われたら興味がわくのが男ってもの
つい出来心で顔を出すと、そこにはこのゲームの裏ボスがいたのだ
彼女は、女神によって呪われていた
原作知識でそんな裏ボスちゃんを助けることに成功した俺に待っていたのは、裏ボスでヤンデレな女の子に溺愛される日々
彼女と結婚するために、俺は物語の表舞台に出ることに……
そしてそんな俺たちは気づけば王国で噂されるようになる。
次の天下はあいつらだ、と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 13:52:58
93446文字
会話率:34%
清和天皇の強引な立太子が実現して以降、藤原氏の天下は揺るぎないものとなる。この清和天皇の流れに、清和源氏と呼ばれる勢力が生まれ、藤原氏と拮抗していくのが、歴史のおもしろいところである。
最終更新:2024-07-30 06:12:58
256文字
会話率:0%
三国志といえば、その華々しい歴史や有名な英雄たちが頭に浮かびますが、その物語は劉備や諸葛亮の没後も終わりを迎えませんでした。蜀漢は魏によって滅ぼされ、呉も晋によって倒され、天下は晋に統一されました。三国志演義の小説を読み終わった時、私はこう
思いました「え?終わり?」と。結末があまりにもあっさりしているんですよね。多くの三国志演義の小説では、その詳細な展開は語られていません。
この物語の舞台は、三国時代の中期から末期。劉備の息子である架空の人物「劉徳」が主人公として登場します。劉備の死後、長男の阿斗が後を継ぎますが、彼は皇帝としての器に欠けていました。蜀漢の運命は揺らぎ、各国は自らの地位を確立しましたが、その裏では後継者争いやクーデター、裏切りが絶えませんでした。三国時代の幕が下り、その表と裏、暗闇に包まれた時代の真実が明らかになる物語です。
「三国志~劉徳伝~」は、劉備と孫尚香の間に生まれた「劉徳」にスポットを当て、三国志の終結後の混沌とした時代を描いたドラマティックな物語です。華やかな英雄たちの物語が終わった後、彼らの後継者たちがどのような運命をたどったのか、その一端を垣間見ることができます。興味が湧いた方は、是非、一度「劉徳伝」をお読みください。
*この物語は三国志演義に準拠していますが、ところどころ独自の解釈と、フィクションが含まれます。
*週一で投稿する予定です。ブックマークしていただけますと、より確実に読むことができます♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 01:00:00
21450文字
会話率:45%
甲斐の虎として有名な武田信玄。なぜかその父である武田信虎に逆行転生してしまった末裔。
甲斐は貧しい土地であり、毎年のように餓死者が出る始末である。そんな甲斐で生産量を増やしてもすぐに頭打ちになる。だから足りない米は他所から買えばいい。
米を買うには銭が要る。だったら売れるものを作り、売って銭を稼げばいい。
板垣信泰とその息子信方を側近にした信直(信虎)は人を集めて生産に乗り出す。
まずは甲斐統一。そして海を得る!
海を得たなら関東平野を得て天下に名乗りを上げよう。
足利? 足利が将軍をしているが、天下は荒れ放題だ。こんな将軍家は要らないし、ないほうがいい。
だが、すぐに足利に反旗を翻すわけにはいかない。なんと言っても、甲斐は貧しく武田は内戦状態なのだ。天下を望む前にやることは山積みである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 19:00:00
355290文字
会話率:40%
主人公は、「由子の兵法」の著者である由(ヨウ)子(ヅゥ)が、大韓を建国するまでの物語です。
城主に陵辱され殺された姉の敵討ちをするも、敵わず殺される所を救われ、その者に師事する。
由子は後に「一振り十殺」と恐れられる飛燕剣と言う剣技を生み出
し、城主を討って姉の復讐を遂げるが、お尋ね者となり各地を放浪する。
越南領主の命の危機を救い、我が義弟と称されて招かれるも断る。当時、亡国韓の公主・紫水蘭(水姫)が客将として越南に身を寄せていた。彼女は諸葛亮の再来と謳われる才女であり、越南ではなく、彼女に忠誠を誓う事を認めるなら仕えると答えた。韓の公主は、亡くなった姉に瓜二つであったからだ。
由子は天下一の武勇にこだわった。理由は、自分にあの時、力があれば姉を救えたと後悔していたからだ。
「由子の兵法」は天下に広く知られ、由子を手に入れ様と、天下統一の野望を持つ斉国に攻められる。
斉国には中華最強と謳われる馬光(紫光)がおり、由子とは浅からぬ因縁があった。その馬光の正体は亡国の韓の王子で越南の宰相となった紫水蘭の兄であった。
意に反して兄妹で争う事となる。
越南は、かつての韓・魏・趙・秦を北遼から奪い返して国号を越南から晋へと改めた。
富国強兵を進める斉は遂に北伐を開始し、晋と共に北遼を中華から駆逐して北に還す事に成功する。
天下は晋と斉に二分されるも、斉の天下一への野望は尽きず西侵して晋と覇を争う。
丞相となった紫水蘭は、韓再興の夢を由子に託して病の為、亡くなる。弔い合戦と称した由子の不敗の兵法によって斉は滅び、晋によって天下は統一される。
韓は馬光(紫光)によって再興され、由子は斉王に封じられるも放棄し、表舞台から降りて野に降る所まで1部。
第2部は晋帝が統一僅か2年で後継者もなく、死去する所から始まる。晋の五柱国によって後継者争いが起き、これの事件は後に「五柱国の乱」と呼ばれる。
馬光は陰謀によって北伐中に命を落とす。馬光の娘によって由子は迎えられ、乱収拾の為に軍を起こす。
楚王・龐越との争いに勝ち、韓が天下を統一し、由子が大韓帝国を建国する。
第3部は、建国から300年経ち、再び中華は不穏な空気に包まれていた。北方騎馬民族である遼に攻め込まれ、帝都は包囲され、皇帝や皇族が殺される。
主人公は皇族唯一の生き残りとなる。最後まで抵抗するも討ち死にし、大韓が滅ぶまでの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 15:52:34
58843文字
会話率:43%
時に戦乱の時代。天下は未だ定まらず、戦いに終わりは見えなかった。
13の国々が天下に割拠し、争っていた。
13の国々が一角の東晋(とうしん)では、国王の姫裕(きゆう)とその次男の姫雲(きうん)と長男の姫恩が水面下における派閥抗争を展開してい
た。
そんな中で隣国である南晋(なんしん)への侵攻が発議される。
これは初の統一王朝「東晋」の初代皇帝、文武帝(ぶんぶてい)とその臣下たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 07:00:00
32601文字
会話率:60%
天上院天下は朝の一時を優雅に過ごしていた。そして怪しい光と共に忽然と姿を消す。天上院天下は誰にも止められ無い。なぜなら彼が彼であるから。
天上院天下の異世界での1日が今始まる。
最終更新:2023-10-03 18:24:37
4745文字
会話率:32%
263年、蜀の滅亡。
265年、魏晋革命。
280年、呉の滅亡。
天下は司馬氏の王朝「晋」に帰したかのように見えたが、藩屏同士の壮大な内ゲバにより、また新たなる戦乱の時代の端緒が開かれる………。
房玄齢の晋書を翻訳!
不定期更新です。
最終更新:2023-03-22 00:00:00
392650文字
会話率:6%
中国、後漢王朝末期──政治腐敗から各地で蜂起した黄巾党が民草を脅かしていた。漢王室の血を引く涿郡涿県の劉備は、志を共にする関羽・張飛とともに桃園に義を結び、救国の大望を胸に乱世の荒波に立ち向かう。
沛国の曹操、呉郡の孫堅、綺羅星の如くに出現
した英雄たちが、擾乱を契機として覇を競い、やがて天下は魏・呉・蜀の三国に分裂。184年の黄巾の乱から、280年の孫呉滅亡まで、丸々一世紀に渡る群雄達の興亡、鎬の削り合い、忠義と我欲、愛と憎しみ、峻烈なる人間模様を描く。
明代の通俗小説、三国志演義の抄訳。たまに挿絵つき!
※当作はエブリスタ様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 00:00:00
219045文字
会話率:34%
転生?をして、前田利長(まえだとしなが)となった。
そしてここは、異次元の日本だった。
知っている歴史人物達みたいな人達がいて、
戦国江戸幕末。その辺がごっちゃになった時代に転生した。
その時代を支配するのは織田信長。(そこは、同じらしい)
そして、ここでは、皆、魔力をもっていた。
そして、妙に発達した世界だった。
織田派閥VS反乱派閥 人間とは思えない争いが…
〜戦国異世界物語〜開幕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 18:07:23
20797文字
会話率:41%
「董卓が来たぞー!」「逃げろー! 男は隠せー!」
「お〜っほっほっほ!」
50をとっくに超えているはずなのに美しいままの董卓。
男たちが争い、世は麻のように乱れる乱世。
中原を統一し、その名を歴史に刻まんと今、美熟女董卓が立ち上が
った!!
「各都市から選び抜かれた美男子を後宮に納めなさい! 天下は今よりこの董卓のもの! 逆らう者は首を切る!」
その目的は選りすぐりのイケメンで逆ハーレムを築くこと!
董卓の野望が中原を熱くする!!
行け行け、頑張れ! 董卓ちゃん!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 20:00:00
5214文字
会話率:33%
1600年に起こった「関ヶ原の合戦」において徳川家は圧勝をおさめ、
天下は徳川家に傾きつつあった。そんな折徳川のあずかりとなっていた宇都宮藩で
村人が一斉に行方不明になりという奇異な出来事が起こる。
真相を確かめるべく家康と天海は、秀吉の世
において冷遇され廃れつつあった
陰陽寮の復活と引き換えに、陰陽の一族、安倍家の末、土御門久脩に、安倍家が
貴族となる際に分家した、妖魔退散などの畏れ、穢れを専門とする一族・ウズメに
事の調査を依頼させる。ウズメ、行動を共にする陰陽師・朔夜、そして天海からの
目付役として同行する弦三郎(と天海)。三人は宇都宮へ…
調査を進めると、宇都宮では、秀吉の世に改易され行方不明となっていた、旧宇都宮
藩主・宇都宮国綱とイエスズ会の宣教師を名のるマウリシオによって、蘇人(そびと)という
ゾンビにされていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 22:00:00
23917文字
会話率:46%
時計天下は魔法界でトップクラスの実力者。しかしトップにはほど遠い。
トップクラスとトップには大きな隔たりがある。自他共に認める最強の幼馴染みの灯火エマメリアの横に並び立つには弱すぎる。
天下は決意する。地球で修行するには限界がある、ならば異
世界で修行して強くなる。
地球には存在しない魔物や異世界独自の魔法を学んで最強の幼馴染みの隣に立つ。
地球と異世界を駆使して最強になる。
この作品は「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルアップ+」「ノベルバ」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 19:00:00
113249文字
会話率:50%
あんまり歴史に詳しくない引きこもりニートが織田信長に転生
果たして天下はとれたりとれなかったりするのか?
最終更新:2021-06-11 08:29:36
1950文字
会話率:47%
※8/18 本日より更新再開します。お待たせしてしまい申し訳ありません
社会人三年目の俺は新潟近海の妖精を自称するよく分からない存在の導きで五十公野治長(いじみのはるなが、後の新発田重家)という無名の武将に転生した。チートなどはなく
、もらえたのは一袋のコシヒカリだけ。
確か御館の乱の恩賞に不満で反乱を起こし、景勝に滅ぼされる人物だった気がする。反乱は起こさずにのんびりと領国経営だけして過ごそう。
でも当時の越後の中心は春日山城で、新潟はほぼ何もない街。せっかくだから妖精にもらったコシヒカリを育てて新潟港を発展させて他国に売り出そうと思う。
絶対に反乱も起こさず天下統一などもってのほか、ゆったり内政を行おうとする俺。しかし戦国時代はそれを許してはくれず、やむを得ず周辺との戦いに乗り出していく。
追記1:一番最初に越後の地図を置いてます。下手ですが参考にどうぞ。
追記2:誤字報告、感想など大変参考になっております。私の技量の都合で全てを反映出来る訳ではないですが、お気軽に書いていってください。
※話の展開の都合上、一部歴史上の人物が悪印象に書かれている場合があります。ファンの方いましたら申し訳ありません。
※「カクヨム」転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 18:00:00
480245文字
会話率:46%
幼い日の夏の炎天下は、私のおじさんに蜃気楼を見せたようです。
最終更新:2020-08-05 04:54:11
2178文字
会話率:34%
宝永元年、江戸が消えた――
ある日突然、半径30㎞、高さ1500mにも及ぶ巨大な「雲」が、江戸を包んだ。
沈黙した幕府に、天下は混乱する。諸藩の思惑、朝廷の陰謀、そして暗躍する柳生忍軍。
錯綜する情勢の中、後の八代将軍・吉宗こと、松平新
之助は東海道を江戸へ向かう。
新之助を江戸で待ち受けるものはなにか?
江戸を失った日本《ひのもと》はどんな運命をたどるのか?
そして、次期将軍は誰の手に――
長編歴史伝奇SFエンタテインメント、ここに開幕!
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新作長編です。
ノベルデイズ側で先行執筆中のものを転載しています。
たまに更新滞るかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたします……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 18:57:53
26098文字
会話率:47%
イヴ・エンデが魔王となって四百年。
大陸全体が闇に覆われた彼の天下は少女シエラが率いるパーティにより終わりを告げた。
それから二年、各地で見つかった未開の地やダンジョンに挑む冒険者たちの時代がやってくる。
筆頭冒険者となったシエラはある日
、黒い鎧に身を包んだ冒険者『不夜城』に共闘を持ちかける。
彼の秘密も知らないままに――
「――いや、秘密にも程度ってものがあるでしょう!?」
※ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 21:30:10
97900文字
会話率:32%
慶長四(1599)年、前田利家死去。
屋台骨を失った豊臣家の武将、福島正則は石田三成襲撃事件を起こす。
そして正則は見事、石田三成の首を刎ねる事に成功する。
しかしそれは、まったく誰に取っても予想外の事だった。徳川家康も、伊達政
宗も、黒田如水も、この一大事に動き出す。
天下は一体どこに着地する?
※前作と同じく、毎日午後7時(3月11日除く)更新です。
(この作品はカクヨムにも掲載されています)
またこちらの作品も最終的には13万字になるため集英社WEB小説大賞に応募させて頂きました。どうかご愛顧のほどを。
※3月4日追記。たった三日で10000PVとは…………ただただビックリです!
コロナウィルスが早く収まりますように。
※3月16日、10万PV達成!!皆さま本当にありがとうございます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 19:00:00
134949文字
会話率:58%
足柄山 緑深いその地に暮らす集落 その者たちの働きによって天下は左右された。
着くも離れるも 押すも引くも 戦乱真っ只中
名が表に出ずとも生き抜く忍びの術
天下に着くのはこの者達の力なり
最終更新:2020-01-19 16:21:31
4174文字
会話率:75%