明治19年、青山宙子(ひろこ)は侯爵嵯峨野家の若き当主忠臣(ただおみ)に、突然求婚される。
イギリスに留学して外務省に出仕し、将来は公使(大使)にもなろうかという前途洋々とした忠臣。
宙子は面識のない忠臣からの求婚に戸惑うばかり。
青山家
は没落士族で、お金もない名誉もないという家柄。宙子自身も美人でもなく赤い縮れ毛の容姿。
いったい忠臣はどういう思惑で自分に求婚したのか戸惑う宙子だったが、ある理由から忠臣の求婚を受け入れたのだが……。
イギリス仕込みの紳士的な忠臣が、新婚初夜から怪しい行動をとるようになる。
この侯爵家にはいわくつきの伝説があった。江戸の昔、化け猫が奥方を食い殺してなりすましていた。
その伝説は歌舞伎の演目になるほど、有名な話だったが。しょせん、おとぎ話。しかし、忠臣の姉は突然なくなりその遺体には獣に食われたような跡があったのだ。
侯爵の奥方となった宙子は、伝説の奥方のように化け猫に食い殺されるのか?
名前を奪われ、自分を押し殺して生きてきたヒロインが、本当の自分を取り戻すものがたり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 11:10:39
127193文字
会話率:41%
士族の家に生まれた女子高生の岩屋茉穂の勉強部屋には、旧暦仕様のカレンダーが架けられていました。
それは茉穂の細やかな失敗談に起因しているようで…
(※本作品は武 頼庵様御主催の24冬企画『冬の星座(と)の物語』企画と第6回なろうラジオ大賞の
参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 07:10:32
1000文字
会話率:16%
廃刀令が公布される事なく21世紀を迎えた日本において、士族階級の人々は任意で帯刀を選択する事が許されている。
士族の娘である岩屋茉穂は、進学先の高校での登校スタイルに些細な不満を抱えていた。
何故ならば、彼女の進学した高校では大小の二本差し
が校則で禁じられていたからだ…
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「500文字小説企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 17:25:02
500文字
会話率:19%
跡取りである男の子を授かり、大喜びの士族の夫婦。
我が子の健康や武運長久を祈願して、彼らは初宮参りの奉納品に烏帽子形兜を選択するのだった。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)
最終更新:2023-12-26 07:24:07
993文字
会話率:29%
浅見直隆は、かつて誇り高い武士だった自分が、人力車夫として家族を支えるどころか、最愛の娘を救うことさえできなかった無力感に打ちひしがれた。彼は自分が時代に取り残された存在だと痛感し、何度も己の過去を振り返ったが、どの選択肢も今の自分には届か
ないほど遠いものに感じられた。
それでも直隆は、娘志乃を救うための手段を模索する決意を固める。遊郭に連れ戻すためには、彼にはもはや力も財もないが、家族のために一度捨てた誇りをもう一度取り戻し、何かを成し遂げる覚悟が必要だった。
その一方で、志乃は遊郭という苛酷な現実の中で生き延びる術を模索していた。彼女の心には、家族を救うための犠牲と、迫り来る残酷な運命の狭間で揺れ動く葛藤があったが、彼女もまた、浅見家の一員として決して屈しない精神を持っていたが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 23:15:46
5202文字
会話率:13%
【あらすじ】
新之介は仕事帰りに知人の売れない文士(小説家)、茶川弥太郎と出会い、そのあまりのやつれように驚く。聞けば、骨董市で櫛箱(くしばこ)を買って以来、寂しげな表情を浮かべた娘が、毎晩夢に現れるというのだ。弥太郎には悪縁の骨董に惹か
れる妙な癖があり、櫛箱と因縁のある悪霊に憑かれたのだと考えた新之介は、高い霊力を持つ観風寺の住職、良月に除霊の相談をする。ところが、良月の見立ては、弥太郎がやつれたのは悪霊の祟りではなく、すでに亡くなっている娘に恋をしたせいだというものだった。この恋煩いを治すには、新之介と藤奴が弥太郎を過去に連れてゆき、娘と会わせてやるしかないと言うのだが……。
【登場人物/レギュラー】
澤口新之介 本編の主人公 三十五歳
浅草橋のたもとで骨董屋「嘉月堂」を営む。士族出身だが、親とは絶縁
骨董品にまとわりつく因縁の糸を見る能力を持つ。(良縁は白、金色。悪縁は黒、濃紺)
藤奴 新之介の古馴染み(愛人?) 実は妖狐である。
年齢不詳 外見は二十代後半。
柳橋一の人気を誇る売れっ|妓(こ)芸者。日本舞踊と三味線の名手。
新之助が見つけた因縁の糸を、時空を越えて辿る力を持つ。
茶川弥太郎(さがわやたろう) 小説家 二十七歳
骨董好きだが、いつも悪縁の品物をつかんでしまう。才能の割に売れないのは、呪われた
コレクションのせいとも……。
良月和尚 観風寺住職 五十歳
霊能者。新之助から呪われた骨董品の封印を押しつけられている。
八重 江戸時代の木綿問屋、田端屋の下女 池袋村出身 十六歳
田端屋|仙右衛門(せんえもん) 田端屋の主人 四十歳
太吉 八重の異母兄 二十七歳
平次 化粧道具売り 二十五歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 16:33:20
20023文字
会話率:57%
時代劇の要素を加味したタイムトラベルSF、開幕!
大正の世。浅草橋のたもとで骨董店「嘉月堂」を営む澤口新之介は、勘当された元士族。彼には骨董品にまとわりつく、良縁、悪縁の紐を見る特殊能力があった。しかも、古馴染みの芸者、藤奴(実は妖狐)
の力を借りれば、因縁の紐をたどって過去へと遡(さかのぼ)ることもできるのだ。もちろん、過去に干渉することは、重大な危険を伴うのだが……。いわくつきの逸品を抱えた人々が、今日も嘉月堂にやってくる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 11:54:03
13903文字
会話率:61%
オープンワールドのファンタジー世界をフルダイブで体験しよう!
そんなセールス文句で発売が予告された新開発VRゲーム。
Imagine a Fantasy World:イマジン・ファンタジーワールド、略して I.F.ワールド。
6つの士族と6つのユニークスキル。どんなゲーム体験になるかは、プレイヤー次第。この世界はあなたの行動によって歴史が修正されます!
これを見ているあなたはなんてラッキー!今なら400人限定の先行体験者を募集中!詳しくは下のリンクをクリック!
「なんかサギ広告みたいだなあ」
時代は2030年。ちょっとおませな男子高校生、アキヒトの新感覚VRゲーム体験。
*主人公にチートとかそういうのはありません。父親がこのゲームの開発者であったり、周りにいる人たちは多少特殊ですが、主人公自体にはそれほど特別な才能だとかは備わってはいません。達成できそうなことは努力しますが、壁に直面すると簡単にふさぎ込みそうになります。
そんな普通と言えるかもしれない少年の物語です。ご興味があれば、ぜひお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 18:01:24
197719文字
会話率:26%
「簡潔に言おう――、君達は人間ではない」
大陸を支配する大帝国から独立した小さな王国の辺境に、二人の少年少女が居た。
異常に力の強い少女リアと、超常現象を引き起こす少年ラクアは、その異質さ故に周囲から爪弾きにされていた。
そんな折、
とある事件をきっかけに、二人は自分達が人間ではなく、王国が誕生させた新種族「魔族」と「戦士族」であることを知る。
本来在るべき場所へと招かれた二人は、専門の学院に入ることになるが、これまでの常識が一切通用しない環境の中、二人は早々に落ちこぼれのレッテルを貼られてしまう。
果たして二人に明るい未来は訪れるのか? そして、その裏で蠢く人と国の陰謀とは――
(※更新頻度は遅めです。当作品は前後二部構成、前編は四章で完結予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 09:11:52
467225文字
会話率:55%
※番外編執筆&編集改稿のため、完結タグを外しました。物語としては完結済みです。
士族特権による士官学校学費免除が実家没落の危機によってオジャンになった。
そんなわけで、粛々と退学の準備を進めていた僕ことオルミヤジンに舞い込んできたのは、辺
境惑星への赴任を飲めば学費免除の特待生にしてくれるっていう美味しい話。
特待生になれば、実家にある士族の肩書きはなんとか守れるし、何よりも僕が退学せずに済む。
そんなわけで、僕は士官学校卒業をもって辺境の惑星、オッカイに赴任したわけだ。
オッカイにおける正規の帝国軍人は、僕と少佐の二人だけ。
惑星の住民は僅か五十人で、文明レベルは退行し絶望的な識字率……かくして僕の苦闘が始まるわけである。
赴任直後にトラブル発生、決闘で決着を付ける羽目になり、オッカイ最強の戦士って称されたり、
復興予算獲得のため辺境軍を設立したら、副司令に任命されて(肩書きだけは)成り上がったりと、そんなお話です。
でも僕は、格闘なら腕に憶えはあるけど、そんなに強くもないし、肩書きはともかく偉い人じゃないんだよね。だから最強だの成り上がりだのって言われるのは腑に落ちないんだよなぁ……
少佐は僕の事を『非凡なる凡人』とか称してくれるけど、僕は『平凡なる凡人』だよ?
第一部
辺境軍設立・聖地奪還編
辺境軍を設立し、放棄した開拓船である聖地を再び取り戻すまでの話。
第二部
辺境軍解体・対侵略者編
辺境軍解体命令が出た直後、正体不明の旧型輸送船がオッカイにやってきて……
第三部
新生辺境軍・無人空母捕獲編
オッカイのあるブライトサイド星系まで逃げてきた、かつての敵国の無人空母。
その捕獲命令を、なぜだか押しつけられ……
第四部
影の大公爵・完結編
辺境のグスクベボラに招待され、気乗りしないものの出向く事に。
グスクベボラで大公国に所属する艦艇に襲われ、その原因が僕の爺さんにあるとかで?
その結果、僕は帝国史を左右する事態に巻き込まれる。
第一回HJネット小説大賞の一次選考通過……でも二次落ち作品。
HJネット小説大賞2018の一次選考通過……やっぱり二次落ち作品。
軟派で硬派なSF小説です。
楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 15:00:00
938896文字
会話率:23%
神の手によって創られたと言い伝わる、東の海洋に浮かぶ島国『天神国』。
この国の歴史は百年に一度発生する大災害、『厄災』と共に彩られている。
厄災とは妖と呼ばれる魑魅魍魎の大量発生、それに付随して起こる数々の自然災害のことを指す。
発
生原因は未だ不明、終息までには平均して五年の期間を要する。
厄災によって発生する妖に対抗出来るのは、支配階級である士族が操る『呪術』のみ。
彼らは厄災が発生する度に妖との戦いに身を投じ、天神国の黎明期から守護者としての役割を果たし続けている。
時は天神歴1702年。天神国は十七度目となる厄災に見舞われていた。
士族のひとつ『緑川家』の娘として生を受けた『緑川燈子(とうこ)』も、天神国の平穏のために厄災と戦う一人だった。
燈子は妖の討伐のため、天神国のさらに東に浮かぶ小さな離島『零幻島(れいげんとう)』へと足を運ぶ。
そこは別名『死の島』と呼ばれており、全てが謎に包まれている場所だった。
燈子は零幻島を治める士族の当主『白崎亜鈴(あれい)』と邂逅し、妖の討伐に向けて共に動き出すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 14:52:33
52229文字
会話率:24%
チビエマ夫婦の喧嘩はいつも唐突に。
最終更新:2023-10-10 13:00:00
653文字
会話率:50%
地元でも有名で、治安を守っていたヤンキー女子高生海美は地元の人になんやかんや好かれていた。
そんなある日、海美は突き飛ばされて車に跳ねられ死んでしまう。
臨死の世界で海美は美青年二人と再会し、全ての記憶を思い出す。
大聖女、女帝、
ヤンキー、そして今代は皇女シェレスティアナとして転生すると、女帝として建国したアグノース帝国が教国に攻められていた。
やりたいことをやりたいシェレスティアナが繰り広げるファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 07:00:00
38406文字
会話率:42%
女帝に取材したチビエマ士族の話
最終更新:2023-04-28 23:00:00
250文字
会話率:12%
流行病にかかって出征できなくなってしまった兄に代わって、女であることを隠して徴兵に加わった士族の娘である張玲は、出征先の部隊長である黄梁と出会う。
二人は、戦を通してそれぞれ惹かれていくが・・・?という、なんちゃって中華ものです。
最終更新:2023-08-24 07:56:45
12069文字
会話率:61%
千砂ノ国という小さな島国に竜馬という下級士族の武士がいた。ある日、千砂の国に黒船が到来する。初めて見る異国の文化、その中で、竜馬は初めて魔術というものに出会う。その光景はあまりにも美しく、竜真を魅了させた。そして、魔術との出会いは彼の人生
を変えて行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 18:14:57
361995文字
会話率:32%
明治中期の北海道。帝国主義により世界中で戦争が行われていた時代の元士族の男が、誉れや神仏について問う作品。
人類中心主義への反省で、人ならざる者である人や神様の関わりを描く。
最終更新:2023-06-01 16:44:13
4057文字
会話率:46%
明治時代の商家へ嫁いだ士族の娘・花絵の物語です。
最終更新:2023-03-17 21:02:38
34964文字
会話率:23%
1336年の室町幕府開設から凡そ100年。
実権を失い、傀儡と化した足利将軍家を他所に、全国の士族あるいは諸勢力は、自らの力を以て独立し、勢力拡大へと舵を切った。
いわゆる、戦国時代の到来である。
国中で内乱を抱えた日本国は、100年に
渡る終わりの見えない混乱期を続けるも、その不穏な社会情勢とは裏腹に、経済力、そして技術力は飛躍的に躍進し、人口は爆発的に増加するという史上まれにみる過渡期を迎えていた。
武田・北条・今川・上杉・毛利といった豪傑達が続々と現れ、しのぎを削る中、守護斯波氏の権威も失墜した小国尾張(愛知県西部)では、離合集散する小身の土豪たちの争いが絶えず続いており、時代を切り開く新たな統治者を求めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 07:00:00
261851文字
会話率:29%
士族の娘として、日々剣術修行に明け暮れている佐木町十和子。少々(かなり?)お転婆な彼女は、ある日女学校で噂のお姉様、天道要と夜に出会う。
「この学校は鬼門に建てられていてね、だから『俺』が出向しているのさ」
陰陽寮から出向して、女学生と
して夜な夜な妖怪退治をしている陰陽師の彼と成り行き上行動を共にしてしまった十和子は、妖怪退治の協力をすることになり……。
昼はお姉様と妹として、夜は陰陽師の相方として行動を共にすることとなった十和子の明日はどっちだ。
サイトより転載になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 23:00:00
121061文字
会話率:44%
保守思想の起源である明治初頭の士族反乱。
その中で最も動機的異彩を放つ、明治九年熊本で起こった「神風連事変」宇気比によって決起した烈士達の思想背景やその人物を描く。
最終更新:2022-06-18 08:00:00
11732文字
会話率:44%
外国の使節を前に、堂々とした態度で陛下のお言葉を英訳して伝える通事。身分は低くとも高給優遇される通事は、若い下級士族たちにとって、憧れの職業の一つだった。
「どうしたら、あんなふうにしゃべれるんじゃろ」
ヤーバン皇国サマエ藩の下級士族チカ
ラは、同僚たちの前でそういった。
「ローマ字読みを止めて英語読みにすればいいんじゃ」
リョウガは、簡単にそう返した。
そんなことあり得るのだろうか、藩士たちの口論が始まった。その結果は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 21:30:57
8686文字
会話率:39%
凡庸なる人間は、そこに届くように必死で手を伸ばし、足りない部分は……
「無茶で埋めるんだよ!」
僅か十歳の時に、竜士族の少年、穂邑 鋼《ほむら はがね》 は、一族の当主家の令嬢で、幼なじみの少女、燐堂 雅彌《りんどう みやび》のため、強
大な敵と戦う事を決意した!
熱血的な闘いと二人の不器用な恋愛を描いた現代風ファンタジーのアフターストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 09:44:53
36350文字
会話率:40%
凡庸なる人間は、そこに届くように必死で手を伸ばし、足りない部分は……
「無茶で埋めるんだよ!」
僅か十歳の時に、竜士族の少年、穂邑 鋼《ほむら はがね》 は、一族の当主家の令嬢で、幼なじみの少女、燐堂 雅彌《りんどう みやび》のため、強
大な敵と戦う事を決意した!
それから七年、一族を追放され、能力を失った彼は、新たな力を持って、いよいよそれに挑む。
それらは全て彼の計画……
幼なじみの美少女、雅彌《みやび》を救うための七年の歳月をかけた彼の闘いだった。
熱血的な闘いと二人の不器用な恋愛を描いた、現代風ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 10:27:24
153868文字
会話率:34%
私はチアキ!騎士族で、13歳の女の子!(私の世界では大人)
放課後、家でゆっくりしてたら、なんか人が降ってきたの!しかも、不思議な女の人もやってきて、もう大混乱。でも2人ともいい人だし、仲良くしちゃおっかな?
って、君、天使なの!?あな
たは人間族なのに、なんでここにいるの!?驚きだらけの放課後になっちゃったけど、なんだかちょっぴり楽しいかも!でも私、これからどうなっちゃうの~!?
(ここからはナレーションです。)
説明しよう!チアキによって救われた天使の住む世界は、大変なことになっている!チアキと不思議な女性は、その天使の望みを叶えるため、奮闘を続ける!果たして、世界を元に戻せるのか!
「ちょっとナレーション!うるさいっ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 12:25:04
93578文字
会話率:64%
士族の末裔といえば聞こえはいいが、実際は貧乏すぎて平民同様・・・いや、むしろ以下の生活の私。
嫁の貰い手だって見つかりそうにもない。
小さな妹や弟もいるのにどうやって生活をしたらいいのか・・・毎日がその日暮らし。
そんなときに女子奨学
生として男子校への入学許可案内が届いた。
学費免除の上に優秀な成績をおさめれば、教師など女性にとっては希少な就職斡旋もしてもらえるとの好条件。
私は家族の期待を背負い、学園の門をくぐる。
そして思い出した。
ここ、明治維新あたりをイメージにつくられた武士道系BLゲームの世界だ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 11:31:00
2885文字
会話率:3%