世界に発表された超大型オンラインゲーム。
MrMMO RPG(Mixed reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)
『ハイファンタジー・オンライン(High Fan
tasy Online)』。
VR、AR、携帯端末、PCと接続機器を選ばず、クロスプラットフォームで相互にデータを取り扱うことが出来る究極の大人数参加型ロールプレイングゲーム。
数千年前、世界規模で起きた未曾有の大災害を経て、陸地の大部分が海中に没した。
物語(ゲーム)は、中央アジアにある、スカイトバーク王国“はじまりの街”からスタートする。
その日、ある一人の少女が森の中で目を覚ました――どうも、元の場所とは似て非なるもの?――と、独り言ちながらナビゲータの誘導で街へ。
どこか懐かしく、そしてちょっと違う世界。
戸惑いながら、逞しく生き抜いていく彼女(マル・コメ)の物語。
◆
彼女を転移させた力は?
ふたつの異なる世界が交差する魔力装置の存在。
世界を巻き込んでドタバタの冒険戦記。
◆
“近況報告”
ありがとうございます。祝! 総PV数40万突破でございます。
感謝してもしきれない、気持ちで心がもう一杯です。花粉症で泪に溺れているのか、喜びのせいか、いや、喜びの方で噎せ返り、咳き込み、鼻水を流して嗚咽、吐き気をおぼえながら感動しているところでございます。フォロワーさん、ありがとう!!!!
そして、ついに、ブックマークも200を越えました。
まさか、ここまでいや、これを糧に。
私は、もっと大きくなりたい。
「大きくしたのは俺たちだ」と言ってもらえるようなモノになりたいです!
◆
“作者名”変更。
Twitter アカウント名の“さんぜん円ねこ”と同期したいと思います。
もっと皆さんと繋がりたいという思いですので、今後ともごひいきお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 00:00:00
3694640文字
会話率:27%
最初、咳を出し始めたのはある民家の椅子だった。人の口のような裂け目が椅子の座る部分の凹みにできて男のように低くてそして痰がのどに絡んだように咳き込むのだ。その現象に初めて会ったある民家の女性は悲鳴を上げて椅子から立ち上がった。何しろ、いき
なり激しい風が自分のお尻に吹き込んできたのだから驚くのも無理はない。その女性はお尻にべっとりとついた粘着きを手のひらで拭い取りながら咳き込む椅子を見ているしかなかった。次に咳き込んだのは教会のじゅうたんだった。やはりこれにも人の口の大きさの裂け目ができて今度は女の声で咳き込んでいるのだ。飛沫交じりの咳はずっと収まらずに祈りをささげるどころではなかった。そして、この病は人にも伝染し始めた。街の人々はほとんどが寝込んでしまうほどだった。街から咳払いの音が消えることはなく夜はお互い耳障りで眠れもしなかった。
少年は同い年の友達ハスと共に弓を背負って街の外の丘の上に来ていた。丘の上かららせん状に爬虫類のしっぽをちぎったような紐が少しずつ重ねられてふもとまで渦巻いている。少年たちはそのらせんに沿うように丘を下って行って渦巻の端までやってきた。そこにいたのは羊の少女だった。羊の少女は爬虫類のしっぽみたいな紐を渦巻の端に重ねた。「これはね、竜のしっぽなんだよ」少年が訪ねるのも待たずに少女は答えた。「殺さなきゃだめだ」ハスが叫んだ。少年は震える手で弓に矢をつがえる。「ごめん、サーヤ」と少年が顔をゆがませ弓弦を引き絞った時、丘からふもとまで渦巻いていた竜のしっぽの連なりがうごめき始めうねり少年の頬をはたいた。少年は少しよろけながらも矢の切っ先を少女に合わせて弓弦から指を離した。矢は彼女の胸を貫いて、彼女は虚空に消えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-11 13:33:29
48681文字
会話率:40%
「……ええ……ああ……は、はい! お、おーい! みんな、ちょっと手を止めてくれるかー!」
そう言ったあと、咳をするほどの大声を出した上司を見て、これまで寝起きのような浮遊感、あるいはじゃれ合う動物の幼子を眺めているときのような幸福感、夢
うつつであった彼は目を見開き、そして口を閉じていられなかった。
人間の、彼に備わっている危機察知能力が警報を鳴らした、というよりは、少し前からこのオフィスの出入り口で上司と何か話していた体格が良い黒いスーツの男たちの視線が彼の方を向いていたことから察したといったほうが正しいだろうか。
なんにせよ、彼は今すぐにここから逃げ出すことよりも勘違い、杞憂、これより上司が口にする名が自分以外のものであってほしいと祈ることを選んだ。いや、選ぶしかなかった。
「いやーおめでとう! みんな拍手拍手! ん、おーい! ははは、感無量といったところですなぁ、はははははは!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-04 11:10:00
4377文字
会話率:58%
とある中学。その少女は教室に入った瞬間、眉を顰めた。と、いうのもクラスの男子から一斉に視線を注がれたのだ。そして、彼らは一様に目を逸らした。さらにニヤニヤ。また覗き見るように視線を向ける者が多々あった。
女子連中は普通であった。いつもの
ように挨拶を交わし、会話に加わる。しかし、少女は先程の男子連中の反応がどこか引っ掛かっていた。そうだ、思えばクラスの男子生徒だけではない。他のクラス、学年、いや学校に来るまでの間にすれ違った……そう、男。男だ。
もしやと思っていたら先生も同じ反応であった。
少女を見てニヤリとしたかと思えば取り繕うように咳払いし、その後も、もじもじとどこか落ち着かない、しかしそれを悟られないよう懸命に隠そうとしていた。先生だけではない。男たち全員がだ。そしてそれはその日だけではなかった。翌日も、その翌日も。訳がわからなかったが、謎はおのずと、そう、否が応でも少女は知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 20:00:00
1649文字
会話率:36%
とあるホテルのラウンジ。コーヒーを啜りながらチラリと腕時計を眺める男。ソワソワと、どこか落ち着かない様子。自分の顔を撫で、歯に物が挟まったように口を動かす。
そして、ソーサーの上にカップを戻したその時であった。
「あ、こんにちはぁー」
「あ、おお、こんにちはっ」
男は椅子から立ち上がり、声をかけてきた女に微笑む。まるで時が止まったかのように黙り、見つめ合う二人。
「あ、ああ……」と咳払いをしつつ「どうぞ」と男が促し、二人とも席に座った。
「ええと、じゃあさっそく自己紹介を。僕のほうからがいいですよね」
「あ、その前にお飲み物を……」
「ああっと、そうだった。すみませんすみません。ははは、ええと何にしますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 11:00:00
2551文字
会話率:72%
今から約100年後、主人公、宇辻 宙(うつじ そら)が宇宙飛行士として火星探査で活躍している間に地球では No One Laughウイルス。通称『NOL』が流行っていた。
『NOL』は、主作用は高熱・頭痛・咳などの症状でそれだけでは風邪と変
わりがない。
しかし問題は、副作用で笑えなくなるのだ……
宇辻 宙が所属する宇宙飛行士チーム『スペースリウム』は、 『NOL』のワクチンの材料を調達する任務を任される。
しかし、『スペースリウム』に次々と困難が立ちはだかる!
緊迫&感動の宇宙物語爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 07:08:34
1542文字
会話率:43%
高熱が出て、物凄い倦怠感と体の節々の痛みがあった。
喉の痛みは無かったし、咳は五分に一度出る程度だった。
だから絶対、風邪かインフルエンザだと思ったのだ。
結果は……。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
数年振りに、熱が出ました。
倦怠感と体の節々の痛みが激しいです。
でも咳は出ず、喉の痛みもありませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 21:37:27
830文字
会話率:57%
風邪引いて熱が出て咳鼻水に痰が絡みぶり返してまだくたばったまま
最終更新:2024-01-14 22:12:15
628文字
会話率:0%
主人公の航平のもとに、祖母の危篤の知らせが届いた。祖母は航平が上京する時に、家族の中で唯一自分の頑張りを認めてくれた人で、航平の憧れでもあった。急いで帰省し、病院に向かう航平。しかし、そこに居る祖母にかつての面影はなく……
尾崎放哉の作品「
咳をしても一人」の現代版解釈。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 16:57:55
3581文字
会話率:21%
ぼやきです。
痛いんです。
苦しんです。
痛いの、苦しいのが嫌だ〜って方は回れ右ですよ。
最終更新:2023-12-29 09:08:20
622文字
会話率:0%
尾崎放哉、の俳句を想い出して。
キーワード:
最終更新:2023-12-09 22:54:34
318文字
会話率:0%
「俺」の話を、聞いてくれ。
涙なくては、語れない。
心の闇の、話だぜ。
ソフトボイ、あ、間違えた、
うんん(咳ばらい)
ハードボイルド、だろ?
って、こんな
ユニークな内容では、ないよう。
最終更新:2018-06-12 02:58:12
501文字
会話率:0%
50年前、隆史はこの異世界に突然落ちた。落ちた先は人間と魔物が住まう世界。そこで初めて出会い、そして拾ってくれたエルフの王、レオ。隆史とレオの付き合いも50年になる。隆史は自分がもうすぐ病気で亡くなるだろう事は何となく察しているが、長命のた
め出会った頃とほとんど変わらない見た目で、変わらず愛を注いでくれるレオを、隆史は心配している。そんなレオはここ最近、隆史が咳をしたり疲れたりしていると、顔を真っ青にして「死ぬな。死ぬなど許さない。絶対に許さない」と言う。
エルフの美形王、レオと、もうすぐ70歳になる人間の男の、どこにでもある恋と執着の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 21:10:23
7778文字
会話率:42%
未だに咳止め薬を手放せない、薬物依存症人間である私ーー砂風(すなかぜ)は、いったいどのような理由で薬物乱用を始めるに至ったのか、どういう経緯でイリーガルドラッグに足を踏み入れたのか、そして、なにがあって断薬を決意し、病院に通うと決めたのか
。
その流れを綴った体験談である。エッセイの側面もあり少々癖が強く読みにくいかもしれない。どうか許してほしい。
薬物乱用の怖さは合法でも違法でも変わらない。乱用自体、恐ろしい。
※留置所編は記憶が薄れている等の理由からスキップして断薬編からスタートしました。楽しみにしていた方、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 10:29:10
87960文字
会話率:17%
その咳、本当に身体が悪いためでしょうか?
最終更新:2023-10-20 18:00:00
3242文字
会話率:2%
むかしむかし。
せきと共にときおり、血を吐いてしまう青年がいた。
周りの人は心配したり、気味悪がったりするも、青年本人には体調不良のきざしはない。
自身もいい気持ちがせずにいたおり、村へ珍しく猫を売る商人が現れて……。
最終更新:2022-07-20 20:13:31
3522文字
会話率:4%
咳を押さえた手が真っ赤に染まる。
その血が一瞬だけ見えて消える場合、血を吐いたものは死神に魅入られている証なのだという。
一年以内にその命はなくなると。
だが、とある儀式を行うことで、延命の機会が得られるとか。
もちろん、ただとはいかず、
相応の勇気が試されることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 17:18:18
3752文字
会話率:4%
2023年8月、noteに投稿した話をリライトして再掲載。
すでに全快してますが、最近友達が感染したと聞き(一年近く会ってないので私が移したのではない)、これまでの経過と体験談が誰かの参考になるかもしれないと考えて執筆・公開します。カクヨム
でも同時に重複投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 19:30:46
2338文字
会話率:2%
労咳を病み、廃城の一角に佇む塔に幽閉された幼き王女。彼女の母である女王に頼まれて、彼女を慰めるべく塔をを訪れた吟遊詩人。彼は竪琴を爪弾き語り始める。若き日の女王の剣士としての誇り高き生き様を。故郷を戦火で失い、憎しみに剣を取った彼女が、吟
遊詩人との出会いにより、真に大陸の平和を願い剣を振るうようになった生まれ変わった姿を。王女は知った。これは死にゆく自分に手向けられた母からの弔辞なのだと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 20:11:04
20063文字
会話率:62%
「詰んだぁ〜……」
ある日、島流しにあった際に頭を打ったことで前世の記憶を取り戻した『わたし』。
わたしは自分が今まで、乙女ゲーム『フォーエバー・プリンス』に出てくる悪役令嬢・ブリエノーラの人生を歩んでいたことを知ります。しかし既にテコ
入れなど不可能な島流しエンド後だとわかり、詰んだと絶望するのでした。
それでも、わたしは気づきをくれた大きな巻き貝をお守りがわりに、ゲーム内では語られていない未知の領域ーー
島に住まう辺境伯の城へと向かい、なんとか仕事を得て使用人として働くようになるのでした。
ここで何事もなく平和に暮らしていくんだろう。
そう思っていた矢先、わたしは気づいてしまいます。
最近婚約した辺境伯が、なぜかその頃より原因不明の咳に見舞われていることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 16:10:16
7570文字
会話率:24%
「詰んだぁ〜……」
ある日、島流しにあった際に頭を打ったことで前世の記憶を取り戻した『わたし』。
わたしは自分が今まで、乙女ゲーム『フォーエバープリンス』の悪役令嬢・ブリエノーラの人生を生きていたことを知ります。しかし既にテコ入れなど
不可能な島流しエンド後だとわかり、詰んだと絶望するのでした。
それでもわたしは気づきをくれた大きな巻き貝をお守りがわりに、ゲーム内では語られていない未知の領域ーー
島に住まう辺境伯の城へと向かい、なんとか仕事を得て使用人として働くようになるのでした。
ここで何事もなく平和に暮らしていくんだろう、そう思っていた矢先、わたしは気づいてしまいます。
最近結婚した辺境伯が、その頃から原因不明の咳に見舞われていることに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 17:22:42
7146文字
会話率:24%
リザは新しい職場として騎士の屯所にやってきた。
その中で奇妙な小屋を見つける。
時折、誰かが咳き込む声が聞こえるそこがどうしても気になったリザは、その小屋に足を踏み入れることになる。
そこにいたのは、一人の幼い少年だった。
キーワード:
最終更新:2023-07-01 18:00:00
84851文字
会話率:39%
桃からは桃太郎。
竹からはかぐや姫。
そして、卵からはコロンブスがうまれる。
最終更新:2023-03-05 07:00:00
1148文字
会話率:0%
咳喘息で寝込んでいた時に思い出した
昔の話です。
最終更新:2023-01-14 20:34:01
1239文字
会話率:0%
おばあちゃんが風邪をひいた。
ゴホン ゴホン
咳がとまらない。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2023-01-14 17:46:51
274文字
会話率:32%
小学校が冬休みに入った途端に、風邪を引いてしまったシュン。熱は下がったものの、咳が治らず。両親から外出禁止をされる。そんな彼は、ある友達を待ちわびていたーー。
【この作品はカクヨムにも投稿・掲載しています】
最終更新:2023-01-05 14:46:12
1583文字
会話率:53%