桃からは桃太郎。
竹からはかぐや姫。
そして、卵からはコロンブスがうまれる。
最終更新:2023-03-05 07:00:00
1148文字
会話率:0%
色々あって俺は旅行先のピサの斜塔から落ちた。バカみたいな死に方に呆れる。なかなか落ち切らないので、思い切って目を開けると、そこは当然イタリアだった。ただし1301年の。 ー ー ー
大公の甥とかいう、ハンサムな伯爵に生まれ変われたみたい
だ!不便も多いけど第二の人生にしては悪くない。お金には不自由しないがトマトがないのは悔やまれる。 ー ー ー
そんなある日、街の有力者カプレーティ卿が相談しにきた。姪ロザリナがロミオというストーカーに悩まされていると。
そうだ、ここはロミオとジュリエットの世界だったんだ。このままだと二人とも周りを巻き込んで無理心中するはず。でも詳細はわからない。せっかく学園祭でロミジュリやるはずだったのに、大道具だから台本読んでなかったし。ー ー ー
とにかく俺、有馬晴樹改めパウロ・デッラ・スカラは、ジュリエットが道を踏みはずさないように、出会う前から頑張ります。俺がカプレーティ家に婿入りする予定だったから、このままだといかにも巻き込まれそうだ。それに美人のジュリエットのお母さん(26!)が悲しむのは見たくない!
「チート」をしようと自転車や鉛筆の開発に手を出しては失敗、伯爵家の財政は火の車だけど、生意気な13歳少女を導いてあげるくらいなら、劇に登場してない俺にだってできるはず!
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有馬=パウロはわかっていなかった。パウロの正式な称号は「パリス伯爵パウロ・デッラ・スカラ」であることを。そしてパリス伯爵は劇でかなり可哀想な役割が振られていることを。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
実際にロミオの家とジュリエットの家の間の争点だった「叙任権闘争」をバックに、不穏な14世紀イタリアの貴族社会で右往左往する高校生を描く。劇と同時代に生きたダンテやマルコ・ポーロも登場予定。恋愛要素は13話から。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 11:00:00
85006文字
会話率:45%
あまり知られていない歴史のおもしろ話などのエッセイ集です。
最終更新:2016-08-01 18:40:40
32296文字
会話率:4%
日の出国、日本
四方を海に囲まれた島国である
そこに住む人々は、海にあるときは与えられ、またあるときには外敵から守られながら独自の文化を築いていった。
また国土には、さまざまな貴金属が埋まっており。
中でも金の産出量は、世界で一番だった
マルコ・ポーロはそのことを大げさに伝えた
当時のヨーロッパの人々はマルコ・ポーロの本を信じ彼らはこの国のことを
「黄金と真珠の国ジパング」といい強い憧れを抱いた
探検家たちはこぞって海に飛び出しジパングを追い求めた
まさに大航海時代の幕開けである 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-27 00:16:14
233文字
会話率:0%
紅茶とイラストと短編小説のコラボ企画第6弾♪
イラストはブログにありますので、よかったらそちらもご覧くださいね〜(^^)
今回の主人公は「美花(職業・ネイリスト)」。人生の大きな転機にぶつかって、悩んでます…。
最終更新:2009-10-01 01:09:47
6826文字
会話率:39%