狩人の少女ネルカの元に貴族の男がやって来た。
「キミとは従兄妹の関係」――そう伝えた彼はネルカを養子に迎い入れることになる。
そして、そのまま王都にある学園に入学することになってしまうのだが、そこで出会ったのは――王子を敬愛するあまり人か
ら嫌われている青年――この世界が物語であり自分がヒロインだと言う少女――高位貴族の令嬢なのに苛められている女の子。
そんなある日、彼女は国家を揺るがす事態に巻き込まれてしまう。
ネルカは次々に起きる事件を解決することができるのか?
「最悪の場合は血祭でもいいのよね?」――果たして本当に危険なのは……。
// 最初の数話を毎日更新、途中から二日おき投稿、ストック分がなくなってきたら三日おき投稿になります。 // 初期構想では学園物だったんですが……書いていくとバトルメインになってしまいました。 // 書き溜めたいタイプの人間なので、40話ぐらいまで書いてから投稿しています。もしも、投稿ペースが執筆に追いついたらキリのいい所で止めて、書き溜めのための期間を設けると思います。 // 想定としましては一話あたり2,200字前後、100話×三部構成です。 // アルファポリスさんの方でも投稿しています。 // 17:00~19:00が投稿時間となるようにしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 17:00:00
398097文字
会話率:39%
時空の亀裂より迫り来る恐怖、アンレジデントと呼ばれる異形の生物。
人は発現したフレックスという未知なる能力で抵抗を試みるも、総人口数十万まで追い詰められた。
しかして、未来を予見していたかの如く方舟計画発動される。
世界各地で建造されていた
宙間移民船によって選ばれた人類は地球からの脱出を図るというもの。
やがて月日は巡り、人々の記憶からは母なる星すら曖昧になっていく。
世代を超越するほどの長き公開の果てに人々は命の芽生えぬ呪われた星へと辿り着く。
あるとき宇間移民船ノアから派遣部隊が、もたざる者と卑下される地上人の前へと現れる。
それは少年少女たちで結成された|新世代《ニュージェネレーション》たちだった。
そして彼らの星の案内役に認められた者の名は、死神。
死地へと出向く役目を務めながらも生存しつづける|旧世代《オールドジェネレーション》少年だった。
記憶を失って生きる少年は、死と踊りながら、家族を守るため苦しみ藻掻く。
空を見上げ、希望へすがるようにして手を伸ばしたとき、滅びの運命を辿る人類の夜が明ける。
たった1人の望んだ世界
すべての人類が願った未来
Turnary World Story ―三元世界物語―
世界よ、変われ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 16:31:34
1387127文字
会話率:31%
恋人である春の浮気現場を最期に目に焼き付けて事故死した貞夫。
この世の未練と春への恨みをガッツリ抱え、まんまと成仏できない。
そんな貞夫に死神が囁く。
「呪いのビデオを彼氏に見せて、どうせなら一緒にあの世に行っちまえよ」
死神に言いくるめ
られた貞夫は現代のデバイス状況に合わせて、春が見るPCに呪いの動画ファイルを登場させる...が、超ズボラな春のデスクトップはいらんファイルだらけでめっちゃ汚い。
そんな乱れた画面の中で、貞夫の呪いの動画は全然見つけてもらえないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 15:59:54
5950文字
会話率:52%
コストカットこそ命、と会社に人生を捧げていた会社員・蓮(れん)は、ある日、自分がコストカットの対象=クビになってしまう。
さらに追い打ちをかけるように、死神によって命を奪われた蓮は、その死神に仕事を依頼される。
「ぜひ君の手腕でこの群雄割
拠の異世界を平定してほしい」
とりあえずチュートリアルを受けている中、少女が襲われている現場を目撃。少女を助けるために最強スキルを得て大急ぎで転生するも、なぜか蓮は襲われていた少女自身になってしまった!
超弱小国からのスタートで、さらにスキルを使うごとに寿命が減っていく中、自分のため、少女のため、天下統一を急ぐ――はずが、国とか家族とか学校とかコストカットとか多くの問題を抱えて四苦八苦する毎日。
果たして蓮は寿命が尽きる前に天下統一ができるのか!?
※最初の10話ほどはチュートリアル説明の回です。
※可能な限り毎日更新を行います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 13:30:00
763993文字
会話率:32%
ーーその珈琲店は、夜の帳(とばり)が降りる夕刻6時に開店する。
「いらっしゃいませ。お好きな席にどうぞ」
★毎日更新。土日は朝夜2回
(他サイトにて完結済みの約10万字程のお話です)
【あらすじ】
やる事が全て裏目にでる落ちこぼれの
死神がたどり着いたのは、不思議な貼り紙のある帳珈琲店。
『あなたの話を聞きます。ただ聞くだけ、何も解決いたしません』
一見いい人そうに見えて、実は意外とSっ気のあるマスターに、死神は自分の身に起こった出来事を語り始める。
その死神の目的は、人を少し【不幸】にすること。
けれど彼の行動は必ず裏目に出てしまい、関わる人々がみんな幸せになっていく。
・自殺二秒前の高校教師
・就活惨敗女子と売れない劇団員
・息子と音信不通の老夫婦
・夢を諦めた男と夢なんか見ない女
一見すると無関係に見える彼らの人生が、死神を通して少しずつリンクし始める時、それぞれの夢、恋、友情、未来が、幸せに向かって動き出していく。
マスターいわく、「人を少し不幸にしたい、死神さんにはお気の毒ですが。本日もまた、幸せな結末です」との事。
死神は、人を不幸にできるのか。
マスターは、なぜこの珈琲店のマスターをしているのか。
そして、この珈琲店に貼られた貼り紙の訳とは。
互いの過去と現状が明らかになる中で、少しずつ深まっていく二人の絆と友情に、ほっこりして頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:45:01
72223文字
会話率:41%
【その珈琲店は、夜の帳(とばり)が降りる午後17時に開店する】
落ちこぼれの死神がたどり着いたのは、橙色の光が灯るランプが目印の珈琲店だった。
一見いい人そうに見えて、実は意外とSっ気のある珈琲店のマスターに、死神は自分の身に起こっ
た出来事を語り始める。
その死神の目的は、人を少し【不幸】にする事。
けれど死神の行動は、必ず裏目にでてしまい、関わる人々がみんな幸せになっていく。
・駅のホームにたたずむ男
・就活惨敗女子と売れない劇団員
・息子と音信不通の老夫婦
・夢を諦めた男と夢なんか見ない女
無関係に見える彼らの人生が、少しずつリンクし始める時、それぞれの未来が幸せへ向かって加速度的に動きだしていく。
そんな人々の話をたくさんするうちに、いつしか死神とマスターは、気の合う友人になっていた。
マスターいわく、
「人を少し不幸にしたい。死神さんにはお気の毒ですが……。本日もまた、幸せな結末です」
★更新は週末予定
・金曜の夜
・土曜の朝と夜
・日曜の朝と昼
★このお話は、エブリスタさんでも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 08:35:50
43113文字
会話率:40%
これは魔王に征服されたある国の王女の物語。
魔王軍に攻めこまれた国の王家一族は、亡命を企てたがうまく行かず、山奥の村に隠れ住んでいた。
しかし見つかってしまい、塔に幽閉されてしまい、そのまま数年が過ぎた。
このまま、世間から忘れられたまま、
塔の中で一生を過ごすと思っていたアリシア王女たちの前に、ある日突然、魔王が美女たちを連れて降臨した!
「アリシア王女は、母親に似て結構美人だ。将来、私のよき妻になれるやも知れない」
魔王はそう言って、アリシア王女を、彼女の|義姉《あね》で美女の誉れ高いルナレイラ王女とともに魔王城に連れて行くことを決めた。
魔王の力は絶大だ。その意思に背くことは即・死罪を意味する。
それに魔王の護衛のアマンダ魔王妃は、その存在だけで背筋が寒くなるほどの死神的女剣士だ。
魔王の“意向”を実行するためなら、武力行使も辞さないという怖い顔をしている
かくして、アリシア王女は、14歳で魔王城で暮らすことになった...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:20:00
980280文字
会話率:36%
御子(みこ)召喚の儀式で異世界に引きずりこまれてしまった、妖狐の血を引く人間である菊守 新(きくもり しん)。この世界では、どうやら太陽神が姿を隠すことで魔獣があふれ、人々を恐怖に陥れているらしい。召喚されたものの、神官の魔法で狐耳と尻尾が
生えてしまったシンは、魔獣の仲間であると一方的に断罪され、闇の城へと追放されてしまう。
恐る恐る入ってみると、城の主であるグリモアに迎え入れられた。恐怖にめげず手料理を振る舞うと「シンの飯は、うまいな」と感動される。自分が死んだ数を取り返すという『即死スキル』を持つグリモアは、「太陽神から、会いに来いと呼び出された。連れて行ってくれないか」とシンを旅へと誘う。そこへ元聖騎士団長のライナルトと、ドジっ子魔法使い?エミーも加わる。「太陽神殿は、遠いぞ。美味いものを食べながら行こう」「グルメ旅かよ!?」世界を救うための!? ドタバタ珍道中が始まった――
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カクヨムとアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 08:09:57
38775文字
会話率:61%
オレンジの世界にふと現れる死神の話です。
「死」を取り扱う話なので残酷描写ありに設定します。
最終更新:2024-04-25 03:08:28
1646文字
会話率:34%
収穫祭前日、主である死神のネビロスが謎の組織にさらわれた。
ヘルハウンドの少女ぐらたんは、
さらわれた主を助けるために
謎の組織が使役する「アクムーンビースト」に立ち向かうが、得意の魔術が通用しない!
絶対絶命の中、元々天界側だった双子
の眷属アギャンとウンギャンから
アクムーンビーストに対抗できる伝説の力を託される。
それは、戌ノ国に伝わる巫女姫「犬神少女」の力。
主を取り戻すため、謎の組織をぶっ潰すため
ぐらたんは覚悟を決め、「犬神少女」として戦う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 00:02:57
55730文字
会話率:47%
過去を克服し、依頼をこなして冒険者としての経験を積む若き戦士アクレイ。
そんな彼を見守る吟遊詩人ビアトロと旅の戦士アルザー。
そんな彼らの前に現れた依頼人。
多くの冒険者達が二の足を踏むなか、アクレイらは困難な依頼に挑む。
忍び寄る影に気
づくことなく……
こちらは拙作「虹色の英雄伝承歌 紅刃の章 ~復讐の果て、さまよい続ける死神剣士~」の続きとなります。未読の方はそちらをご一読の上で、本作に目を通されることををおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 21:10:00
54186文字
会話率:46%
とあるきっかけと出会いから港町、スカータ・マレ・スタに滞在することを決めた白装束の吟遊詩人ビアトロ。
命を預ける武具の修繕に使ってしまった分を賄うため、彼は危険の少ない人探しの依頼を受ける。
不慣れな街をさまようビアトロはこの街が持つ様
々な顔を目撃することとなる。
(注意)
本作は拙作『虹色の英雄伝承歌 紅刃の章~復讐の果て、さまよい続ける死神剣士~』の二章と三章の間に起きた物語となります。
未読の方は先にそちらをご覧いただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 04:00:00
15586文字
会話率:31%
(ブクマ登録、評価、感想等ありましたらお願いします)
「あらすじ」
故郷を焼かれ、復讐の果てにすべてを失い、戦いの中での死を望む剣士
少し抜けていておせっかいだが、すぐれた歌の才を持つ詩人
戦いの才はないが、目ざとく活発な商人の娘
これは彼らによって紡がれる物語。
オヴェ・スタフィ王国とソーレチェアーノ帝国との戦の中、頭角をあらわし、死神の剣とあだ名されるようになった剣士「エダ・イスパー」
だが、冥府の神の名を名乗る彼の目的は故郷を焼き、家族や親しい人々を奪った相手への復讐。
長い戦いの果て、エダは復讐を果たす。だが、彼は復讐を果たしたことによって生きる目標を失ってしまう。
すべてを失い、生きる希望を見いだせないエダは自らの死を望み、戦いが終わってもなお戦いをやめる事なく、闘技場で歓声を背に魔物と戦う日々を過ごす。
一方、英雄を求めて各地を旅する白き詩人ビアトロ・ヴァトーレは、スリエード商会の娘、ラトや英雄にして領主であるフォルト・ガシオンらに出会い、彼らとともにエダを見守る。
果たして闇の中を進むエダの前に光は差すだろうか?
~水と石の道が交わる町で紅い剣士と白き詩人が見えぬ糸に引かれて出会いし時、剣士の数奇なる人生は詩人の心に波紋をもたらす。そしてその出会いは刹那で終わることなく、引きあい、絡まり、響きあい、やがて一つの旋律となり、彼方より吹く風に乗って草花を揺らす~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-17 20:09:36
64387文字
会話率:37%
遠坂亨(とおさか とおる)16歳は、夏休みの最中、新作ソフトを購入し、家へと帰る道のりで不幸にも命を落としてしまう。
その滑稽な死に方に、彼に大笑いで死を伝える、死神セラと対面する。
死後の選択として、天界で次の転生を待つか。新たな生を得
て、超人的な能力か、神話級武器をもらい受け、ゲームの主人公みたいに活躍できる異世界にて、魔王討伐をするか。と、問われる亨。
迷ったあげく亨は、異世界へと旅立つ事を決意する。
しかし亨は、ゲームの主人公みたいな生活を送る事は拒否した。
どれだけ頑張っても、一人で出来る事は限界があると考えたからである。
そんな亨が選択した能力は、死んだ時に手にしていた携帯ゲーム機を利用し、ゲームに登場する主人公や、魅力的なキャラクター達をゲームのストレージデータから召喚するという能力だった。
ゲーム的主人公ポジションを捨て、召喚能力を得た、亨ことトールの旅が、どん詰まりの異世界からスタートする。
主人公、個人の力は、チート持ちとは縁遠いものです。地道に経験を積んで成長していくタイプです。
一話の文字数は、千から二千の間くらいになります。場合によっては、多かったり少なくなります。
誤字脱字は無いように見直してますが、あった時は申し訳ないです。
本作品は、横書きで作成していますので、横読みの方が読みやすいと思います。
この作品はアルファポリス様で2018.05.04 から公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 20:45:40
3101096文字
会話率:33%
不慮の事故(死神の手違い)で命を落としてしまった高校生・御厨 蓮(みくりや れん)は、間違えて死んでしまったお詫びにチートスキルを与えられ、ロートス・アルバレスとして異世界に転生する。
「目立つとろくなことがない。絶対に目立たず生きていく
ぞ」
生前、目立っていたことで死神に間違えられ死ぬことになってしまった経験から、異世界では決して目立たないことを決意するロートス。
十三歳の誕生日に行われた「鑑定の儀」で、クソスキルを与えられたロートスは、最弱劣等職「無職」となる。
そうなると、両親に将来を心配され、半ば強制的に魔法学園へ入学させられてしまう。
魔法学園のある王都ブランドンに向かう途中で、捨て売りされていた奴隷少女サラを購入したロートスは、とにかく目立たない平穏な学園生活を願うのだった……。
そしてロートスは、この世界の真実に近づいていく。
スキルとは。
神とは。
そして運命とは。
これは、壮大なスケールで描かれる一大叙事詩である。
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 18:43:51
1184738文字
会話率:48%
小さな国の王女として生まれたアーデルは警戒心が強く、人の輪に入っていくのが苦手。怒声や人の感情の起伏を見ていると心臓がおかしくなりそうなほど怖くなる。だから結婚相手は優しくて物静かな人で、結婚生活は静かで穏やかなものがいいと望んでいた。
そ
んなアーデルに突然結婚話が持ち上がる。ヒュドール帝国からの申し出があったと。相手は公務にもほとんど顔を出さない第七皇子ラビ。陰で根暗と呼ばれるほど暗い彼と会った事はないが、そう呼ばれている事を知っていたから結婚を許諾した。
顔の半分を仮面で覆ってはいたが、引っ込み思案ですぐに謝罪する人見知り。とても優しい人で結婚への不安などなかった。
望んだ穏やかな生活が手に入ったと喜ぶアーデルだが、そうもいかない事情が彼にはあって……それが穏やかな生活を脅かす影となり付きまとうことになるとはアーデルは想像もしていなかった。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 17:50:00
310721文字
会話率:59%
黒装束に身を包みギラリとした眼差しで獲物を狩る。奴に出会って生きていた者はいない。故に奴を知る者は誰一人としていない。噂が噂を呼び奴はこう呼ばれることになった。戦場の死神と……
キーワード:
最終更新:2024-04-24 17:10:38
3271文字
会話率:27%
「全ては魔王様の為に」
魔王軍幹部第3位にして単純な戦力としては魔王軍最強と謳われる鬼人族の少女、瑤華・デア・クレイドルムーン。
故郷を人間に焼かれ、鬼人族の唯一の生き残りとして魔王軍に保護された瑤華は、人間への強い憎悪を糧に成長し
幹部の座を手にした。魔王をも追い詰める刀の技量と、生まれ持った特殊スキル«スキルリベレイション»を駆使して最前線で戦う姿は、仲間からは戦乙女と称えられて尊敬の眼差しを、敵からは死神と言われ恐怖と絶望の視線を向けられていた。
幹部としてのやりがいと、いつまでも消えない渇きを感じる日々を過ごしていたある日、敵対する人間の国«サンサーガ王国»との交戦の末に聖女の捕縛に成功する。
それは楽しい修学旅行で起きた出来事。
バスで目的地に向かっていた私立榊原高校2年A組の生徒は転落事故に遭い、同時に異世界転生してしまう。
珠城えりか……今はエリュシカ・フィッツァレータが記憶を取り戻したのは13歳の誕生日だった。聖女としての才能を見出され召集されたエリュシカは同じく転生したクラスメイト達と再会し、勇者パーティーとして魔王討伐を命じられた。
ただ、環境は大きく変わってしまった。
クラスの中心的存在だったエリュシカは、魔族を殺す事に躊躇いの無いクラスメイト達とは馴染めずに、段々と孤立していった。
悩みを抱えながら戦う日々を過ごしていたエリュシカは、魔王軍幹部に惨敗して魔王軍の捕虜となってしまった。そこで出逢った美しい少女を見てエリュシカは確信した。
──彼女こそが自分の求めていた相手だ、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 17:00:00
58216文字
会話率:53%
両親から虐待され、挙句に売られそうになったわたしは、自ら命を絶ちました。
次に目覚めたのは異世界。髪の色で使える魔法が決まり、決められた色以外は魔法が使えず蔑まれる世界で、わたしは最悪の劣等髪と揶揄される黒髪で生まれ変わりました。
前世から
の不幸に嫌気がさし、すべてを諦めかけたわたしですが、今はこうして生きています。
「どうせ捨てる気の命なら、勿体ないから私の為に使いなさい」
そう言ってくださった主人に出会い、わたしの人生は変わりました。
わたしは誓いました。この御方、ノア様に生涯をささげることを。
貴方が往くその覇道に、最後まで付き合うことを。
だからノア様、もう少し我儘を控えてください!
※主人公は善人じゃありません。結構いろいろヤバイことやります。正々堂々なファンタジーをお望みの方はバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 15:00:00
1071240文字
会話率:54%
悪役貴族であるルイス・ヴァレンタイン。彼にはある目的がある。
それは、永遠の眠りにつくこと。
ルイスはこれまで何度も死に戻りをしていた。
死因は様々だが、一つだけ変わらないことがあるとすれば、死ねば決まった年齢に戻るということ。
何度
も生きては死んでを繰り返したルイスは、いつしか生きるのではなく死ぬことを目的として生きるようになった。
そして、一つ前の人生で、彼は何となくした自殺。
期待はしていなかったが、案の定ルイスはいつものように死に戻りをする。
「自殺もだめか。ならいつもみたいに好きなことやって死のう」
いつものように好きなことだけをやって死ぬことに決めたルイスだったが、何故か新たな人生はこれまでと違った。
婚約者を含めたルイスにとっての死神たちが、何故か彼のことを構ってくる。
「なんかおかしくね?」
これは、自殺したことでこれまでのストーリーから外れ、ルイスのことを気にかけてくる人たちと、永遠の死を手に入れるために生きる少年の物語。
カクヨムにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 14:10:16
614583文字
会話率:50%
「死神」と仇名された高校生、平坂桃は、入学早々起こした事件から人目を避ける生活を送っていた。
ある日、自分に声をかけてきた「マジナイ屋」を名乗る胡散臭い教師、黒井晃と出会ってから、彼女の世界は一変する。
これはある街のある高校で起きる、
少女とマジナイ屋の成長のお話。そして、人の闇を見つめながら生きようとする人々の話。
特に人生を変えることはない、「三文小説」をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 12:59:42
211413文字
会話率:50%
新婚旅行に向かうはずの飛行機が墜落し、幸せ絶頂だったはずのおれたちは命を落としてしまった。……こんなのってない。やっと、やっと彼女と結ばれたのに。
そこで神様と交渉し、とある条件と引き換えに前世の記憶を持ったまま異世界に生まれ変わることに成
功したおれは、同じく生まれ変わっているはずの彼女の魂を持つ人を探そうとするのだが……?
──これは間違い続けながらも前に進み、いつか世界を救ってしまうかもしれない男の、不器用でまっすぐで、ちょっとおかしな冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 11:23:14
259160文字
会話率:46%
妹や祖父母と平凡に生きていた高校生・響は、ある夜、死神のごとき不審者たちに命を狙われたことで普通の人間ではなくなってしまう。
ありふれた日々から一転。〝半陰〟なるモノへと変じ、生物としての居場所の一切を奪われ、死神――ヤミ属と呼ばれる者
らと共に異世界で生きることとなってしまった。
ヤミ属。それは〝生物の死を守る〟ことを責務とする神の手足たちだ。
絶望を越えた響はやがて、自身も生物の死を守るべく立ち上がる。家族だった者たちと少しでも繋がっていたいがため、生物ならざる者の道を進んでいく。
――守れ。生者の死を。
※この作品はカクヨム等にも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 08:33:15
381863文字
会話率:42%