昔の山あいにある小さな集落での古い習慣に縛られ、村八分となった若い二人の愛の顛末と村人の心の移り変わりを綴ってみました。
この作品は、noteサイトにも掲載しています。 https://note.com/ongoing_teriha/n/n
1983556d02fc折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 15:06:41
10870文字
会話率:73%
地方の山間にある雛人形学園。
その学校では、厄を肩代わりしてくれる伝統的なひな人形があって、
そのお世話をするおひなさまが生徒から選ばれることになっていた。
病気の療養のために転入してきた女子中学生が、そのおひなさまに選ばれる。
厄を肩代
わりしてくれたひな人形を川に流して厄を祓う、ひな流し。
女子中学生は、過酷な役割を背負わされることになる。
ひな人形とおひなさまと、本来は同じものであるはずの二つが別々に存在する意味。
僅かな手がかりをもとに、女子中学生が危機的状況からの脱出を目指す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 05:52:52
9650文字
会話率:8%
『烏瓜村』。外界から隔絶された山間のこの村には、『ノイギィ』と『マヅラ』という二柱の神がいた。その二神は敵対しており、当然とそれらを別々に信仰する村人たちも、互いに仲が悪かった。
そんな村に生まれた頼子(よりこ)と、その友人たちは、『ノ
イギィ』と『マヅラ』、二柱の神々に対する信仰や諍いに巻き込まれ、祭儀や調査の中で、数々の怨恨、憎悪、そして『死』に相対していく――。
これは、隔絶された村と、そこに根付く信仰、そして人間のもっとも醜悪な感情に纏わる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 23:00:00
103259文字
会話率:41%
大学で民俗学を専攻していた丹海堂倫也は、叔母の真唯子に包丁で切り付けられる。倫也の遺産相続と、叔母夫婦の借金問題が絡まり、真唯子は衝動的に倫也を襲ったのだ。もみ合った末に二人は転倒し真唯子は自分の腹を刺してしまう。動転した倫也は駆けつけた大
家に救急車を頼むと自分も頭に怪我を負い出血したままその場から逃げだした。
当てもなく辿り着いた山間の黒桐村で診療所に保護された倫也は、村の地主の黒桐静流から、是非近く行われる祭りに参加してほしいと頼まれる。それは当主に伝わる婚礼の儀式で、静流も村の女性、清楓と結婚するから「村入り様」として見届けて欲しいと言う。倫也は了承し、儀式に参加するが、最中に呑まされた御神酒で昏倒してしまう。そして目覚めると静流に介抱されていた。が、徐々に彼の様子に不信を感じ、逃げようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 13:33:07
55718文字
会話率:42%
山間の田舎町が、突如として恐怖のどん底に叩き落された。なんの前触れもなく凶暴化した野犬の群れによって、住民たちは容赦なく引き裂かれていく。
何が野犬たちをそうさせたのか。事件の背景に蠢くものは何か。
目前で進行する事態に対応を急ぐ中、警察と
自衛隊の合同調査チームは、裏側に見え隠れしている闇へと迫っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 12:09:47
109533文字
会話率:50%
第1章「狐」(泰河)
片や霊感に乏しく、片や陰陽道にも多少通じる神社の次男という祓い屋二人が、齡三百だという狐に出会う話です。
第2章「花の名前」(ルカ)
日本で悪魔と出会う祓い屋とエクソシストの話です。
第3章「パライソへ」(泰
河/ルカ)
同じ街でキリシタン弾圧の記憶を追います。
第4章「伴天連」(泰河)
四人の祓い屋で 一つの件に当たります。
第5章「死神のピストル」(ルカ)
フランスの古城で花嫁さんを護ります。
第6章「泥濘」(泰河)
山間の集落の祟りに立ち向かいます。
第7章「蟲」(ルカ)
祓い屋・悪魔・山神、協力戦線です。
第8章「うたかた」(泰河)
海で呪詛付きバカンスです。
第9章「イカサマ天使」(ルカ)
『必ず取り返す』恋と戯曲のお話です。
「エブリスタ」(シリーズ #万象)
「カクヨム」(万象) にも 投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 14:00:00
2368081文字
会話率:22%
大阪難波にある新聞社Mの本社ビル一階のカフェで佐竹亮はひとりの老人と向き合って話をしていた。老人の名前は――猪子部銀造と言った。
老人が来社したのは佐竹が勤めるM社が全国紙で募集した「東京オリンピックにまつわるエピソード」についてだった
。老人は大阪泉南のある土地にある七灯篭が照らす『馬蹄橋』、そして今では消えてしまった奥深い山間の温泉街にあった『東夜楼蘭』について語り出す。しかしそれらは東京オリンピック開催前年に起きたある若者三人にまつわる事件であり、またある警察官の自殺にも繋がった『悲劇』であった。
果たしてその事件とは何なのか。
そして時は2020年、それが半世紀も過ぎた今、何故、佐竹の前で明らかにされたのか。
老人は去り際に佐竹に言う。
――「長年秘密にしていた事件をわしに語らせたのはあの変な頭の若者のせいだよ」
老人が語ったその若者とは一体誰なのか?
本作『馬蹄橋の七灯篭』は大阪泉南の地の修験道山地を舞台にしたミステリ作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 16:26:44
109043文字
会話率:34%
山間の蕎麦屋で舌鼓を打っていた私と友人は、思いもかけず主人から「蒲鉾」を勧められる。まさか山で蒲鉾なんて、と疑う私だが。
最終更新:2021-12-23 22:14:32
4087文字
会話率:44%
修行僧ニコラは旅の途中、山間の街ネダをおとずれる。
そこの修道院で世話になるためだったのだが、すでにその街には、いい加減な治療で人々から金をとる、あやしげな教団がはびこっていた。
そんななか、彼は修道院の最後の護り手の少女、ベルチェシカの存
在をしる。
彼女との面会をもとめて街へとでたニコルは、そこでベルチェシカが、謎の教団に関与しているとあたりをつける。
その街が気に入り、そこで修行をすることにしたニコルだったが······折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 13:01:04
36896文字
会話率:34%
畜産と林業と果樹や畑が主な、のどかな山間の村で適正武器は釣竿と告げられる。
こんな所じゃ食べていけないから、ちょっくら海でも目指してみますか!
最終更新:2021-10-09 00:12:03
1256文字
会話率:31%
親の借金のために結城凪は売られた。売られた凪は山間の建物が連なる不思議な場所に連れてこられる。
そこには姫と呼ばれる少女たち、謎めいた女主人、不思議な客、優しい上司と彼女の知らない世界が広がっていく。
全てを一度失った少女が、出会いの
中で答えを探す青春小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 21:02:58
62415文字
会話率:50%
山間の村で暮らしていたメイシアはある朝、独りぼっちになっていた。
ストローは、ウッジは、チャルカは…
それぞれがある場所にたどり着けさえすれば、叶うと信じること。
オズの魔法使いの世界観で繰り広げられる、少女4人が自らと世界を救う冒険ファン
タジー。
譚詩曲(たんしきょく)のはじまりです。
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このお話は、違うアカウントで私・メラニーが書いていた物語です。
とある事情でアカウントを移動します。
「虹の国のメイシア ~タロット譚詩曲~2」に続きます。
また、スピンオフ作品もあります。
【作者:メラニー】で
検索をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 01:36:13
249545文字
会話率:40%
とある山間部に「ツキオカ村」という小さな村があった。
その村には村の若い娘を神に嫁がせる慣わしが存在した。
それは神「ツクヲカベカガミノミコト」を崇め、娘の命と引き換えに救いを得る為の生贄の儀式でもあった。
ある時、その村の娘「キ
ヨ」は慣わしにそって神の元へ嫁ぐことになった。
人の形を成していながら、顔を隠し感情を表に出さない「ツクヲカベカガミノミコト」。
嫁いだその日の夜、不安な思いのまま部屋に呼ばれたキヨは彼の真の姿とこの儀式の本当の意味と向き合うことになる。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※この作品はエブリスタとアルファポリスにも掲載しています。
creation year 2019~2020
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白蛇はいいぞ!人外×女子はいいぞ!な作品です。マイルドな獣姦(?)あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 00:00:00
21349文字
会話率:25%
山間部に存在する古都。
その中で警官隊を勤めていた主人公。
しかし、この古都には秘密があった。
この古都はとある宗教が支配しており、裏では凄惨な人体実験が行われていたのだ。
主人公もまた、この人道なき行いに加担していた。
警官
隊 特殊部隊『人攫い』リーダーとして。
ただ、悪い行いには罰がある。
主人公は、その例に漏れず、天罰を受けた。
宗教の上層部が、古都を捨てる決断を下したのだ。
人体実験により生まれた化け物は強力であり、主人公は唯一の肉親である妹を失い、友を失い、全てを失った。
そして、彼女は謎に満ちたその災厄の中、真実を知るために実験基地の最奥で、宗教の大主教にして、この世全ての"真理"と出会い、事の全貌を知った。
何の強い才能も、力も、思想もなく、ただ自身の力のみで真実を明かし、知った主人公を、"真理"は痛く気に入り、ひとつの提案をした。
そして、自身の妹と、親友を甦らせる事を条件に、彼女は武器と鎧で構成された謎生物に転生し、異世界『ウォークライ』の再生を行う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 15:01:42
13780文字
会話率:32%
山間の街に住む少年アセビは、前科者となって以来、喧嘩に明け暮れては職場を転々とし、街の厄介者となっていた。
そんなアセビに、ある日知り合いの少女が交渉を持ちかける。『なんでも願いを叶えられるとしたら、どうする?』
お先真っ暗なアセビは疑い半
分暇つぶし半分でその話に飛びついた。
それが、途轍もない災厄の引き金となるとも思わずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 00:00:00
1576文字
会話率:54%
王都、センチュアルの北西の山間にある自然豊かなリンドール村で、
母と妹と弟を含めた4人で暮らしていた長女のセレス。
しかし長年の無理が祟った母が病に倒れ、セレスは決断を迫られる。
1つは、村の男に嫁ぐ
1つは、若い娘を好む好色家に身売りし
て弟妹を含めて面倒を見てもらう
1つは、自分が働きに出て弟妹を養っていく
幼い弟妹を含めてセレスを受け入れたいというもの好きは村におらず、
好色家に身売りなど、どうなるか分かったものではなく
あるようでない選択肢の中から、セレスは自分が王都へと働きに出ることを決意するが――
田舎臭いと揶揄されて不採用を叩きつけられ続けたセレスがたどり着くことができたのは、
ある時は探偵、ある時は調査員、ある時は清掃員、ある時は護衛、ある時は子守り、ある時は冒険者の、所謂何でも屋とされているギルドだった。
「私に出来ることならなんでもします!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 12:34:37
30113文字
会話率:60%
福岡県の山間にある田舎へ幼少期の自分を振り返るべく旅した大学院生の夏休みに実際に行った時のことを回想した小説です。これを書いたのは大学院生のときに学内のコンテストに出した時ですが、自己満の塊ゆえに大した結果にはなりませんでした。
父と作
品の供養もかねてここに掲載させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 22:33:00
5079文字
会話率:23%
全然靡かない王女様には婚約者がいるという。
「麓の辺境伯です」
「え、それ僕だけど」
「え、嘘……あ、こ、」
「ん?」
「婚約破棄します!」
「そんな!」
ずっと好きだったから、彼女を追いかける事は止めない。止められない。
山間の小国の第
三王女ラウラは有翼人種。ずっと山の奥深くで静かに暮らしていた。ラウラには幼少期から決められた婚約者がいた。顔も見た事がない、名前も知らない麓の辺境伯。ある日、自分の事を好きだと言う目の前に現れた年若い青年は、その知りもしないはずの婚約者で、かつて自分が自身の翼と、王家にしか現れない特異能力を失うきっかけになった人物だった。
何度断っても諦めない青年ダーレは、ラウラと正反対の明るく自信に溢れていて、その眩しさにラウラは苦しくなる。私なんかが愛されていいわけないのにと。ダーレの揺るがないラウラへの想いが、ラウラの心内を変えていく話。
ドタバタあり、ただ甘やかされるだけもあり、たまにシリアスありのごった煮な恋愛もの。
視点がダーレ視点、ラウラ視点、ランダムで展開します。タイトル終わりにダーレ視点→(D)、ラウラ視点→(L)で表記します。
前作クールキャラは演じられない!と同じ世界線。なのでゆるいです。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 11:31:32
148575文字
会話率:60%
シンディオ王国。広大な国土と荒涼とした山間部に囲まれるこの国は、独自の文化を築いていた。
そのシンディオ王国で生まれた王族のシンは、人間の姿と獅子獣人の二つの姿を持つ、人ならざる存在ーーーーいわゆる獣人であった。
この世界では、生まれた時
から基本的な属性が振り分けられる。シンは基本的な属性には当てはまらず、かつ特殊属性の中でも異端中の異端である「模倣」属性を持っていた。この模倣属性は、この属性だけでは何も魔法は使えないが、一度自分が受けた魔法や、見た魔法を再現し、自分の中で昇華して使えるというもの。
人ならざる立場であり、かつ能力も異端な彼は、様々な仲間と共に、彼だけの誰も差別を受けず、平等に生きることが出来る国を作ろうと奮闘するーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 09:31:01
24998文字
会話率:52%
及川 尊(おいかわ たける)は山間部のド田舎に住む高校生。
彼の住む「天の村(あまのむら)」は、国のとある政策のため膨大な予算とありとあらゆるテクノロジーによって都会よりも住み良い便利な村となった。
そんなある日、尊が目を覚ますと村は異
世界になっていた!しかも尊や村人全員が異世界の住人となってしまっていたのだった。しかし、リアルの世界の記憶を持つのは尊と2人の友人だけ。彼は友人らとパーティーを組みこの異世界で生きて行こうとするも、そうはいかないある理由があった。そして魔物を退治してはリアルに戻り、また目覚めると異世界に逆戻りという事が続く。果たして尊は平穏なリアル世界に戻れるのか・・・
ちょいちょい医療に関することが書かれていますがあくまでネットで拾った知識なので、フーン程度で読んで頂ければ幸いです。
***
いつも読んで頂きありがとうございます!読者様には感謝しかございません!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 21:45:47
205918文字
会話率:30%