俺は、ミント大陸の中で一番大きな学園に通っていた。だが、魔法が使えず、学園の中では弱いため、見下されていた。
そのため、禁断の魔物を操る研究や王族護衛の剣術の鍛錬を行っていた。
しかし、禁断の研究や王女と結婚したい願望を、親しくしてい
た学生に話したら、うわさが広まり、学園室に呼び出された。
学園室にいた学園長から退学の通告と、研究の資料と材料を処分するよう告げられた。
俺は、処分して、自分の手荷物を持ち、学園を出た。
追放されたような気持になっていると、護衛のものが現れた。俺を牢屋のような馬車に載せ、大陸の東の端にある街まで移送された。
俺は、その後、街につき、そこからダンジョンに挑み、宝物庫にたどり着き、霊獣の力を授かった。
俺は、この力を使い、影の実力者になって、王女と結婚します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:10:25
297291文字
会話率:39%
この星には精霊が存在しスキルという魔法がある、何故か自分の属性が解らず使える者はわずか。当然科学はない。下水道は完備しているのに温かいお風呂がない。え!?家も王城も木造平屋!?スローライフを満喫するにはとっても良い環境なのに、謎の“精霊の鍛
錬所送り“なるものが存在して…前世、地球での記憶を鮮やかに思い出せる主人公のルークが穏やかに楽しく、家族と精霊獣と共に暮らす、のんびりライフ。ゆったりした気持ちで読んでもらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 09:31:38
1583085文字
会話率:37%
15歳の誕生日に〝論理演算師〟というギフトを授かった主人公。激レアながら数字が見られるだけの、役に立たないギフトとされていた。しかし前世の記憶がある主人公は知っている、このギフトで何ができるのかを。
無能の烙印を押され家を追い出された
が、かえって好都合。前世で出来なかったことを、この世界で思う存分楽しんでやる。特殊な配列を持った従人[じゅうじん]を集め、自由気ままに生きていこう。
一にもふもふ
二にもふもふ
三、四がなくて五にもふもふ
全ては耳としっぽのために!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 18:59:51
925552文字
会話率:67%
〚遥か昔、霊獣の住む地に貧困に耐えかねた 世捨て人が一人、また一人と姿を現した。
行く宛は無くただ死を待つだけの彼等を不憫に思い憐れんだ霊獣は、其の力を土地を与え給うた。其の力"アスト"と命名す。アストにより身体
機能は著しく向上し永く存命し得る存在となった。感謝した人々は霊獣と共存の道を選ぶが…〛
*待ち焦がれた人がいた。
覚醒めて貴方を探した。来る星合の日、
"元騎士団長"のリオンと"元王女"の諸星天音が出逢う時、三千年刻む世界に水面が弾く。過去を背負い全身全霊で未来を貫け!奇縁が導くバトル冒険奇譚始動!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 23:06:24
797316文字
会話率:66%
これは修真界で起きた話。
霜古郭と夜駱茱は男同士であるが道侶であ
る。
常に互いを想い合う二人はやがて子を成し、ささやかな家庭を築く事を夢見ていた。
けれどある日、罪記堂へ呼び出された霜古郭は、掌門の口から自分が妊娠したのは人では
無く、人の姿をとった霊獣であるからだと衝撃の事実を伝えられる。
霊獣が人の子を宿すことは、修真界に災いをもたらす予兆だとして、腹の子を差し出せと迫られる霜古郭。
怒りから心魔に取り憑かれてしまい、錯乱状態に陥った彼は、我を忘れて夫を以外の門派の者達を殺めてしまう。
事を重く見た夜駱茱は霜古郭を連れ、彼から心魔を祓うべく、旧友であり魔道を究める翁操の元を訪ねる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 14:34:53
4129文字
会話率:19%
【エトゥールの魔導師続編】
大陸全土を襲った大災厄は、天から巨大な星が降ってくるという前代未聞の事態だったが、後の世に「エトゥールの魔導師」と称される一団とエトゥール王の賢明な行動により、被害は最小限に抑えられたと言われる――。
そん
な災厄後の世界で、10代半ばでエトゥールの敏腕商人として名が売れている少女リルは、日々を暮らしていた。リルには、ずっと後悔していることがある。
「大災厄」とよばれる災厄の前に、自分が原因で養い親であり導師(メレ・アイフェス)であるサイラスが命を落としたことだ。
彼の持っていた5体の小さな飛竜型の精霊獣(ウールヴェ)は、あの悲劇の日からずっと眠りについたままだった。サイラスが死んで、眠りについていたはずの精霊獣が、ある日突然目覚める。
――もしかして……。
リルは精霊獣の目覚めと導師(メレ・アイフェス)達の言葉に希望を持つが、期待は見事に粉砕されることになる。
自分を溺愛していた過保護な養い親が、地上での記憶を失ってちゃらんぽらんな脳筋男として戻ってきた。しかもリルの名前さえ覚えようとしない無関心な状態だ。
サイラスの師匠であるイーレは申し訳なさそうに、混乱するリルに言った。
「ごめんなさい。……昔のサイラスってあんな感じ」
原体(オリジナル)の記憶がない複製体(クローン)は、複製体(クローン)と言えるのか?複製体(クローン)の存在証明(アイデンティティ)の定義とは?
師匠であるイーレと似た問題を抱えることになったサイラスの取る行動は?
科学の発達した世界から来た研究馬鹿な傾向がある問題児達が、異星で遭遇する事件と、それに巻き込まれ振り回される養い子の恋心の明日はどっちだ? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 10:27:04
122978文字
会話率:52%
※エトゥールの魔導師のその後の閑話集です。
※エトゥールの魔導師をお読みになった方向けです。
大陸全土を襲った大災厄は、エトゥール王の元に集結した後の世に「エトゥールの魔導師」と呼ばれる奇跡の術を駆使したメレ・アイフェス達によって、被害を
最小限に食い止められた――という伝説級の彼等の実態が、ただの異星の研究馬鹿であったことは、知られてはいない。知っているのは関係者のみ。
この実態がバレると、彼等の権威は地に堕ちるらしい。(すでに堕ちているという証言もあり)
長い間、本編を読んでくださった皆様にお送りする、癖のある彼等の(癖がありすぎるとも言う)本編に組み損ねた閑話集の予定です。
お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 23:45:35
28670文字
会話率:58%
人と動物以外にも、精霊や霊獣が住む世界。その世界の宝珠の国にある海と風の里、ニョルズに住む少年ケレスは明日、十七歳を迎えようとしていた。ずっと心に決めていた夢を叶える為、一歳から過ごしてきた孤児院を旅立とうとした矢先、孤児院は火事で焼けてし
まう。前途多難な旅立ちとなったが、孤児院での家族に支えられ、ケレスは無事、次の日、旅立つ事となり、夢を叶える旅の中で、ケレスは家族の、そして世界の嘘と秘密を次々と知る事となっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 17:11:06
256819文字
会話率:34%
伯爵令嬢のテスティアは、数百年ぶりに現れた『精霊獣使い(ファミリエル)』――動物と心を通わせることのできる能力者だ。
森の動物と戯れる姿から、「獣に魅入られた野蛮な野生児令嬢」だと指さされ、孤独に生きてきた。
そんな中、未来予知の力を持つ
『星詠みの眼(へルシファー)』の一族、ベルジック公爵家の次男・ディオニスと婚約することになり、テスティアはようやく家の役に立てると安堵する。
しかし、テスティアの誕生日パーティーの晩。
婚約者のディオニスは、従姉妹のアンシアを抱き寄せながら、こう言い放った。
「僕の予見によれば、君は竜に唆され、竜の妻となる! そして、我がベルジック家を破滅へと導く存在になる! よって、君との婚約は今日をもって破棄する!」
身に覚えのない予見を突き付けられ、困惑するテスティア。
そんな彼女を庇うように現れたのは――
「――その予見に、信憑性はあるのか?」
国王直属の予見者・ラージウィング公爵家の次期当主、ウェイドだった。
漆黒の髪に琥珀色の瞳。
物怖じしない、クールな言動。
そんなウェイドの姿に、テスティアは目を見張る。
何故なら、彼は――テスティアが愛読する小説の推しキャラ、ジーク公爵にそっくりだったから。
テスティアに齎された予見の真偽を確かめるべく、ウェイドと共に予見をやり直す旅に出るが……
その中でテスティアは、ウェイドの"解釈違い"な甘さに翻弄されてゆくのだった。
人見知りな野生児令嬢が『推し(擬似)』と共に運命を切り拓く、もふもふ系恋愛ファンタジー。
*厳密には『解釈違いです、(次期)公爵様!』
*ざまぁというより勧善懲悪。
*完結まで毎日更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 09:02:08
144585文字
会話率:28%
死神の勘違いとミスによって死んでしまった女子高生。
「山田花子さんで間違いないですか?」「いえ、違いますが」
「……」「山由花子(やまよし はなこ)です」
ど、どうしよう。たぶんこの人、馬鹿だわ。
「えぇっと死神さん、ここに書いているのは例
文です。良いですか? 名前欄の『山田 花子』と言うのはですね…」
蘇ることも出来ず、異世界へ転生することになった。せめて流行りの悪役令嬢で「高貴な令嬢になって、華麗に困難や課題を解決して、どこかの国の王子様と結ばれる」を期待していたが、死神たちの聞き間違い、勘違いが爆裂した結果、なぜかピンクの角ウサギ? 悪役令嬢→悪役霊獣? 特典→得点? 少年魔王を殺そうとする勇者に出会ったが、子供に剣を向けるなんて!!と勇者を倒してしまう。「私は手助けする方を間違いましたか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 21:10:00
124325文字
会話率:25%
ごく普通の女子高生が、死神の勘違いによって殺されてしまった。現在の世界では、制限の関係で蘇らせることは出来ないため、異世界に転生することになってしまった。
それではと、お詫びに色々と特典も付けて、自分の知っている悪役令嬢にしてくれと依頼する
が、そこでまた死神たちの勘違いが発生する。
悪役霊獣? 得点を付ける?
ピンクの角ウサギになってしまった主人公と小さな魔王様が織りなす恋はどうなる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 18:53:57
30092文字
会話率:24%
未だ神秘と人の共存する惑星、エム・フォーティに引き摺り込まれてしまった主人公、雨宮邦和。
紆余曲折あってウェイト・ビーツという新たな名前を与えられた彼は、芸術の都カルナバルで、唄と詞を食べる霊獣に仕える警察組織、「楽士」として働くことにな
る。
様々な事件、仲間との友情、恋、先輩からの叱咤など、かつての自分では考えられない充実した生活の中で、ウェイトは自分にできること、しなくてはならないこと、そして本当にしたいことを見つけていく。
今日も彼は前向きに、神話と共に生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 13:21:33
167893文字
会話率:43%
小さな村で平凡な日々を過ごしていた少年リオル。11歳の誕生日を迎え、両親に祝われながら幸せに眠りに着いた翌日、目を覚ますと全く知らないジャングルに居た。
そこは人類が滅ぼされ、伝説の霊獣達の住まう地獄のような無人島だった。
次々の襲い来る霊
獣達にリオルは絶望しどん底に突き落とされるが、生き残るため戦うことを決意する。だが、現実は最弱のネズミの霊獣にすら敗北して……。
サバイバル生活の中、霊獣によって殺されかけたリオルは理解する。
弱ければ、何も得ることはできないと。
生きるためリオルはやがて力を求め始める。
堅実に努力を重ね少しずつ成長していくなか、やがて仲間(もふもふ?)に出会っていく。
地獄のような島でただの少年はいかにして最強へと至ったのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 20:10:00
102715文字
会話率:23%
大乱が終わり百二十年。
雁(がん)と呼ばれる大陸では、人と八十六の神が暮らしていた。
人は神を崇め、文武神は人を守る。それが雁の仕来りだ。
ここ仙楽(せんらく)という山間は、神の使いと呼ばれる『神獣』達が試練を乗り越えるために切磋琢磨する場
所である。
神の眷属である神獣は、時に鬼を殺し、時に自然災害を食い止める。
位、『疑獣』『霊獣』『幻獣』『仙獣』『節獣』の上位、幻仙節の獣のみが天界へ登れる中、下位の神獣達は呼ばれるまで仙楽で修業をし続けるのだ。
だがここに、八百年もの間『疑獣』で居続けた変わり者がいる。仙楽での修行も、試練も、全くもって意味をなさなかった神獣だ。
これは、そんな落ちこぼれ神獣の……子燕と呼ばれた彼の話である。
✥ ✥ ✥
*ほとんど自己流で書いています。
*がっつりBLですが、ピュアなのでご安心ください。
*作者の趣味、故に投稿頻度は遅めです。
*一話の長さは五千字ぐらいを目安にしています。
*この物語はフィクションです。中国文化について詳しくないので、意味は深く考えないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 06:40:00
22126文字
会話率:37%
エルフ族の旅人エルゼリアは料理人。古今東西世界を歩き料理をしてきた。
ある日魔境で契約精霊のソウと共にドラゴンステーキを食べた後彼女は近くの町へ行くことにする。
途中腹ペコ冒険者ラビと出会い廃れた町へ行き、そして食事を通じて町を復興
していくことにする。
この物語は食に煩い竜型精霊獣ソウと世界各地を回った心優しき料理人エルゼリアが様々な種族が訪れることができるレストランを開業し町を復興していく物語である。
*本作はカクヨムさまやノベルアッププラス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 23:40:00
465947文字
会話率:40%
ハイエルフである『ハデル・エル』は転生者である。彼は人界にある『シルクのダンジョン』の管理人……だった。
ある日の事、理不尽な理由でハデルは魔導通信タブレット越しに解雇を言い渡される。行く当てが無くなったハデルは三体のリス型精霊獣と共
にどこに行くか考えた。
宿に泊まっている時魔界『魔国』からサキュバスのヘッドハンター『サラシャ』が来る。職を失ったハデルはこれ幸いと魔国へ行き、働くことに。
これはハイエルフに転生した主人公がその有り余る力を存分に使い、悪が蔓延る町を救うまでの物語である。
*本作はカクヨム様などでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 19:45:21
124286文字
会話率:46%
「こんにちは、アキヒコくん。まずはハッピーバースデーやな」
これといった特技もなく、暴力が嫌いなお人好しの青年・戸田アキヒコは、26歳の誕生日に目を覚ますと、グロテスクな異界の地面に横たわっていた。
目の前にいるのは、神様の使いを名乗る
少女・ヨミ。
「キミはこれから神様の命令に従って異世界を旅するんや」
最初はなんの冗談かと疑うアキヒコだが、自分の住む世界が異世界からの侵略で破壊される、という生々しい未来を見せられる。
未来を変えるには自分が異世界に行かなければならない、と告げられ、アキヒコは仕方なく異世界へ旅立つことを決める。
『悪い王様を倒す』という目的を終えれば元の世界に戻れることを条件に、アキヒコは命懸けの冒険に出た。
しかし、異世界は『霊獣』と呼ばれる怪物が人間を虐げている恐ろしい場所だった。ただの人間のままでは霊獣に太刀打ちできず、アキヒコもいきなり奴隷にされてしまう。
だが、神様はアキヒコに特別な力を与えていた。霊獣を倒すには、アキヒコ自らもまた怪物に変身しなければならない。
不気味な異形へと変貌したアキヒコだが、それでも人間を救うために戦うという心だけは変わらなかった。
この物語は、後に『異端の獣』と呼ばれた心優しき男が、霊獣の支配から人間を解放するため、そして元の世界へ戻るために戦った記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 16:35:24
592552文字
会話率:38%
ブラック労働の末に命を落とした俺、桧室総次郎(ひむろ・そうじろう)。
異世界に転生した際、俺が願ったこと。それは――
「人の目を気にしないでいい場所で、ものづくりでもしながら、少しずつ周りを良くしていく……そういう生活が、気楽にできるとい
い」
趣味のソロキャンでもしながら、美味いものを食べて、工夫しながら生活を整えて、のんびり暮らしたい。
そんな願いが叶って手に入れたスキル〈クラフトワークス〉は、シェルターを建てたり、キャンプ飯を作ったり、トイレ問題を解決したりと、快適な生活に大活躍。
それじゃ、第二の人生をスタートしよう。
なぜか〈クラフトワークス〉で住処を荒らす魔獣を瞬殺したり、可愛い精霊獣が住み着いたり、美人なエルフとお隣さんになったりするけど、そこは大きく気にしない。
ブレない、騒がない、普通が一番な男の、異世界クラフトライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 21:00:00
419056文字
会話率:42%
世界には人々が知らないだけで数多くの神秘が存在する。人を惑わし害する妖魔の様な存在もいれば、人に加護を与え守護する霊獣の様な存在もいる。近代化が進み高度な文明となった21世紀の日本でも、妖魔とそれに対抗する退魔の剣士達による激闘が密かに繰り
広げられていた。その作品はそんな神秘を目撃し、その激闘に身を投じる事になる少年の苦悩と成長を描く物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 03:34:14
18162文字
会話率:20%
言霊師。言葉で自然現象を再現する者。
20XX年、停滞する科学技術と深刻なエネルギー不足にある日本にとって、目下注力すべきは霊獣の駆除、ならびにその侵攻に対する防衛であった。
数少ない言霊師である望月は、言霊を用いたエネルギー自給自足を
画策する日本政府と、自身の霊力により引き寄せられる霊獣との対峙を強いられる。
なぜ言霊は実現し、霊獣は解き放たれたのか。
これは言霊師が紡ぐ日本復興とその繁栄への轍である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 21:32:54
68588文字
会話率:31%
普通の生活を送りたかった妻良蒼華(めら そうか)は、日常の中で不思議な出来事に巻き込まれていく。予知夢を見る奇妙なアルバイトから始まり、ペットショップでの小人騒動、工務店での不思議な道具との出会い、彼女にアルバイトを紹介する梅田とその後輩の
轟、そして彼女自身が悩む中、タカマガハラの霊獣や星熊博士といった個性的な登場人物たちが次々に現れる。そんな彼女の日常は、笑いと奇妙な事件が絶えず続いていく――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-16 08:00:00
62553文字
会話率:36%
人間や動植物が住まう世界・顕界(けんかい)、神と崇められる霊獣が天上に住まう世界・天界(てんかい)、異形が跋扈する世界・鬼界(きかい)。これら三つの世界、通称三界(さんかい)は密接に繋がっており、輪廻転生すると伝えられていた。
また顕界で
は鬼門と呼ばれる空間のねじれが生じ、それを通じて鬼界から異形たちが流出するという現象が多発していた。その鬼門を封じ、尚且つ異形たちの暴虐を食い止める役割を与えられたのが、霊獣憑きの双子たちである。彼らは鎮守官(ちんじゅかん)と呼ばれ、異形の討伐に特化した稀有な力を霊獣たちから授けられていた。中でも四神をその身に宿す折節四兄妹は四天王と呼称されていた。
ある日、四兄妹は鎮守総監の一人である天宮桃也が突如行方不明になったという知らせを受け、約一年振りに再会を果たす。そして、桃也の不在によりこれまで封印されていた大鬼門が開き、強力な異形が跋扈してしまう。中には四凶(しきょう)と呼ばれる最高位の異形の姿も。四兄妹は四天王の威信にかけて四凶と対峙し、死闘を繰り広げる。
兄妹であるが故の確執、嫉妬。また双子として、霊獣憑きとして生まれた運命に対する嫌悪と反抗――。様々な感情に翻弄されつつも、折節四兄妹と彼らを取り巻く鎮守官たちは現実に立ちはだかる苦難に立ち向かい、仲間と共にそれを乗り越えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 10:19:54
28615文字
会話率:47%
瀬戸内海の無人島に、息子の賢一を亡くした女性、静香が訪れる。ここはむかし息子と遊ぶために買った島だが亡くして以来放置していた。すっかり原生林と化しているところへ来たのは島の開発をするためで、静香はここにリゾートホテルを建てるつもりでいた。い
くつもの会社を経営する静香にとっては数ある事業のうちのひとつに過ぎない。息子のための島だったから、息子のような男の子たちに喜んでもらえる島にしたくて、事業プランを練っている。経営コンサルの大介とともに島へ視察にきたのだが、行き違いがあり。大介の飼い猫の紅葉と蓮、二匹と一人で無人島で過ごすことになる。霊獣の噂のある二匹は有能なコンサルタントだった。青い海、白い砂浜、崖の上のログハウス、夢のような真夏のバカンスの案内役になっている。
島には一羽の小鳥がいる。この島を愛し、守護神としてたくさんの命を守っている。賢一の化身なのだが、静香は気がつかない。開発で島を破壊しようとしているのを小鳥が阻止しようとするが、たがいの心はすれちがっていき、小鳥も静香も傷ついていく。やがて台風がきて、静香のクルーザーも何もかもを壊して波に飲み込んでいき、静香はひとり無人島で遭難する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:22:52
31015文字
会話率:11%