女子大生、榎本果歩が転生したのは、あの有名な童話の主人公「シンデレラ」だった。
だがしかし、絵本の中とは異なるファンタジーの世界の中で、現実を知るうちに理解する。
このままでは王子と結ばれる云々以前にこの世界が滅びると。
高慢ちきな義
母や義姉たちからのいじめ?そんなことはもうどうでもいい!
王子の婚約者を探すためのパーティーを開いている場合ではないだろう国王よ!一刻も早く勇者パーティーのメンバーを集めなさい!
第一にメンヘラ執着王子の嫁になんてなりたくない!悪いことは言わない、国から美女をかき集める前に、兵士をかき集めて魔獣の討伐に行きなさい!
……なんて言えたら楽だけど、シンデレラにはそれを言える地位も発言力も財産もない。
そんなわけで、王城でガラスの靴を落として王子と恋に落ちる前に、国の危機に瀕しても動いてくれない無能な王室に変わって、勇者にでもなって魔王城で物理的にラスボスの首を落としてこようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 15:48:58
12356文字
会話率:11%
彼氏はいないが、仕事は上手くやっていたし、趣味も充実。それなりに楽しく平々凡々に生きてきた普通の24歳、広瀬優亜は、目が覚めたら何故か見覚えもない部屋で眠っていた。しかも姿は9歳の美少女、ランヴァート家の公爵令嬢、セリーヌ・ランヴァートにな
っていた。しかしこの令嬢、めちゃくちゃ我儘で高慢で、みんなから嫌われている。こうなれば彼女ははっと察した。
こんな乙女ゲーム見た事もやった事もない。しかし彼女はセリーヌの記憶を頼りに確信した。
『これ絶対乙女ゲームの悪役令嬢に転生したに違いない』
これは完全に乙女ゲームの世界で自分は破滅する悪役令嬢だと思い込み、これから身に降りかかるであろう破滅や断罪される未来を防ぐため、(恐らく)攻略対象の王子との婚約を解消しようとしたり、(恐らく)攻略対象の義弟と仲良くなろうとしたり、(恐らく)攻略対象ではない成り上がり貴族の三男を味方に引き込んだり、見えないフラグを掻い潜ろうと奮闘する公爵令嬢記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:22:24
136412文字
会話率:48%
貴族の夏の山荘。アナイスは音程の外れたピアノを弾きこなす青年エヴァンと出会い心惹かれる。エヴァンは失恋の痛手で音楽から離れていたが、音楽夜会で歌うアナイスのために再び演奏することを決意する。でもそれは、専属契約のある彼には違反行為で……。
※全41話 ※アルファポリスにも掲載
※「高慢と偏見」などの海外文学が好きな方におすすめ。ショパンのピアノ曲やシューベルトの歌曲が好きな方にもぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 21:06:47
81821文字
会話率:45%
ヴァロワ国の第三王女、オフィリアの誕生に際して、国王は『時が満ちれば、我が子達の内、最も優れた者を世継とする』と宣言した。
オフィリアは、他の王子王女に負けないように、一生懸命、ありとあらゆる努力をした。敬愛する母の宿願を叶えたい、その一
心で。
高慢ちきなオフィリアは、異母兄達に忌み嫌われ、異母姉達には疎まれる。王宮一番の嫌われ者はいつもひとりぼっち。けれど、オフィリアは孤独ではない。オフィリアには、可哀想で可愛らしい、大切な弟がいるから。
『生母を喰い殺して産まれた人喰い王子』が、オフィリアの心を癒し、慰め、蝕んでゆく。
※「愛憎のラプンツェル」のスピンオフになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 20:21:58
56374文字
会話率:19%
ふと、ボクを呼び止める者がいた。
(だれ……?)
そいつは、ボクを見ると突然可笑しそうに笑った。
(ふふっ。シアワセな奴よのう。何もわかっておらんとは……)
(どういうことだよ!)
(なら、お前はどうして生きておる? どうしてここにお
る?)
(それは……)
(腐った世の中、狂った世の中……飢えた人間共はエサを求めていがみ合い、殺し合い、強者が弱者を犯し、我が物顔で歩き回る。こんな腐った豚小屋に、お前はどうして生きておる?)
(……ボクは……)
(高慢、怠惰、羨望、好色、怨念、大食、貧欲……所詮人間なんて、愚かなウジムシだ。助かりたかったら、神に助けを乞うがよい! 神は最高さ! 何だって与えてくれよう!)
(……神だって? そんなものどこにいるんだ? いるとしたら、そんな奴ボクが殺してやる! 土下座をさせて、こんな馬鹿げた世界を作ったことを後悔させてやる!)
(愚か者め……思い出せ! 思い出すんだ! その腐った頭でもう一度思い出してみよ! そして、その罪の重さに、永久にもがき、苦しみ、泣き叫ぶがよい!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 07:00:00
232690文字
会話率:42%
異世界恋愛、18世紀、19世紀あたりのヨーロッパを彷彿とさせる世界を舞台にしていることが圧倒的に多いですよね。そういえば大昔、ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』読んで、結構おもろかった気がするなぁ、あれ確か19世紀のイギリスの話やし、何
度も映像化されてるから、異世界恋愛物の遠い遠いご先祖にあたるかもしれん…と思い出し、再読してみましたら、結構びっくりすることが多かったのでレポートでございます。ド素人ですので、作品の内容や当時の社会について、誤解している点も諸々あったりするかと思います。お気づきの点など、感想欄に頂戴できると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 08:00:00
14262文字
会話率:0%
1819年のロンドン。作家ジェイン・オースティンの姪、セシーリア・ナイトは旧友の頼みで、2年前に亡くなったジェインの人となりを愛好家に紹介するスピーチをすることになる。その席上、セシーリアは、確かにジェインの筆跡だが、彼女が書いたとは到底思
えない、一方的に別れを告げる無作法なメモをアシュビー准男爵に見せられる。アシュビー准男爵は、メモは、1805年に、海辺の町ワージングでジェインと出会った自身の弟・ヘンリーが持っていたものだと言う。当時30歳だったジェインと20歳だったヘンリーの間になにがあったのか。セシーリアは、ヘンリーが住む保養地・バースへと向かう──
参考文献
ジェイン・オースティン『分別と多感』/『高慢と偏見』/『説得』(ちくま文庫)
ディアドリ・ル・フェイ『ジェイン・オースティン 家族の記録』(彩流社)
新井潤美編訳『ジェイン・オースティンの手紙』(岩波文庫)
J・E・オースティン=リー『ジェイン・オースティンの思い出』(みすず書房)
※ヒロインのセシーリアは、オースティンの姪・ファニーがほぼモデルですが、だいぶオリジナルです。
※英文学素人につき、色々間違ってるかも…ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 12:00:00
37948文字
会話率:18%
異世界恋愛物のご先祖の一人?ジェイン・オースティン『説得』の読書感想文です!
『高慢と偏見』が一番有名ですが、アラサー以上で、もだもだ&ハピエン堪能したいんじゃー!という方には、この作品の方がオススメです!
最終更新:2022-08-23 19:46:56
12987文字
会話率:2%
「〈高慢の魔女〉――貴女の魔力を完全に封じる。これからは人として生きろ」「…………え」
それは長い時を生きる魔女にとっての、余命宣告。
赤い満月が昇る日に開かれた魔女集会で、ひとりの魔女が力を失った。そして、力を失った彼女が初めて出会った人
間は、何故か見返りもなく自分に世話を焼こうとする美しい男で――。
これは、人間として生きることになった元魔女と、彼女を見つけた公爵の出会いの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 19:26:36
5241文字
会話率:37%
砦の中にある鍛冶屋の娘モモはいきなり子犬になってしまう。拾ったのは店番中に出会った求婚者。その新任司令官タルタロスは英雄と崇められているが高慢な男……のはずが犬のモモには甘く優しくて?
さらにモモの気になる店の常連、タルタロスの部下で元
生徒マリーゼルが鍛冶屋に通っていたのがモモに会うためだったと知ってしまう。
モモが無事人間に戻り、新たな生き方を選ぶまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 19:00:00
50305文字
会話率:53%
これは誰が何と言おうと、悪役令嬢ものである。
主人公のタケルとその親友の田中は、クソゲー愛好家である。
最近はもっぱら、「ロマンティック・アリス」というクソ乙女ゲーをプレイしていた。
そんなある日、親友の田中が目の前で階段から転落する。
数分後、意識を取り戻した田中は――
「無礼者!この私を誰だと思っているの?……公爵令嬢、アンジェリカ・バートリーよ!」
わがままで高慢で意地っ張りな、悪役令嬢になっていた!?
※この作品は、悪役令嬢ものをほとんど読んだことがない作者が執筆しています。温かい目で見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 23:41:43
98360文字
会話率:49%
言葉とは、何より重く、何より用心すべきもの――――――
エリートビジネスマンの主人公。
どこにでもいるような、己の能力に絶対の自信を持つ高慢な男である。
ひょんなことから彼は、ネット小説作家として筆を執る。
それは巷で流行
っている、『お前、作家になれば?』小説。
たちまち人気作家となった主人公は、順風満帆とも思える生活を送る。
次々と高まる声望。
満たされてゆく財産と自尊心。
しかし次々と彼の生活に、奇妙な事態が起こる。
彼のファンとなった読者たちに、恐ろしい異変が――――――
社会を巻き込んだ、パニックホラー作品。
現代社会における集団心理の暴走、それを克明に描写した問題作。
創作者なら誰もが恐怖するその結末を、最後の一文字まで見届けてほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 07:15:55
6503文字
会話率:22%
俺の幼馴染の紫吹藍子は、高慢で自己中心的な女の子だ。
何だって自分でどうにかできると思ってやがる。そんなことはないってのに。
だから、見限ってもよかったんだが―――どうにも放っておけない。
なんてったって、幼馴染ってやつだからな。
少女は
自分の理想を夢に描く。
皆が捨ててしまったものを拾い集めて、無くさないように心にしまっている。
そんな少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 22:44:02
173665文字
会話率:39%
あらすじ:
人類が生誕してまだ間もない頃の話。欲望・憎悪・殺人・破壊・略奪・高慢・冒涜。知能を持った人類は傍若無人の限りを尽くしていた。それを神が見過ごすわけもない。神は人類に寿命を与え、男に労働の苦しさを女に子を産む苦しさを課せた。それ
でもなお、人類は我が身勝手に振る舞う。挙げ句の果てには神を軽視し、その驕りから神を排除した人類だけの世界を作り上げようとする始末。神は激怒し、人類を滅ぼすべく複数の天使を下界へと遣わした。天使たちは神のお告げ通り大洪水を起こし、街を焼き払い、神に叛逆する人類を排除した。その後は戒律を定め、それはやがて法や秩序、宗教を生み出し、新たなる人類の幕開けとなった。しかし、先の天使たちの中で人類に情をもち、神の命に背いて人類を助けてしまうという禁忌を犯した天使がいた。ティリスという名の天使である。天使は自身の罪をその背中の翼に背負うが、ティリスの犯した罪はあまりにも重すぎた。自身の翼に背負っていた罪の重さに耐えきれず、ティリスは下界へと落下していった。堕天使となったのである。下界でその罪を償い翼が軽くなれば、また天界へと帰れる。果たしてティリスの選んだ選択は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 12:00:00
12112文字
会話率:42%
舞台は「超能力」が実在する19世紀のロンドン。
下級貴族の令嬢モリー・モントゴメリーは、泥沼の婚活に苦しんでいた。
まわりの女子より少々体格がよく、顔の彫りが深すぎ、はっきりと物を言いすぎることに加え、〝予知〟の能力を持っていたからだ。
その力で、過去に幾度も他人を救ってはきたが、救い方が少々乱暴な上に、呪われた力とされる予知のことは説明できないため、単に意地悪で無礼な女と勘違いされているのだ。
その日も、国の英雄とされる高慢ちきな公爵を死の未来から救ってやったものの、頭のおかしな女として罵詈雑言を浴びてしまう。モリーも思わず言い返し、二人の仲は最悪なものとなったのだが、なぜか、その高慢な公爵と結婚する未来があらわれる。
結婚ルートからあの手この手で逃れようとするも、公爵との未来はどんどん固まり、おまけに連続殺人鬼〝バネ足ジャック〟にも命を狙われてしまい……
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
・『高慢と偏見』や『ブラジャートン家』風の19世紀ロンドン舞台にした超能力ラブコメです。史実とは微妙に異なりますが……
・ヒロインとヒーローの二視点で進みます。
・原稿はおおむね完結済み、校正しつつ1日1話のペースで投稿します。
・はじめの2話だけ文字数が長いです。3話からは2000字くらいの予定。
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
評価やブックマークをいただけるとたいへん励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 08:20:34
102998文字
会話率:35%
ある少女は、天才だった。
産まれて間もない1ヶ月程経った頃、少女は喋りだした。
喋りだしてからは、少女は言葉を積極的に覚えるようになり、一歳という若さで日本語と英語を聞き、読み、書き、話すことが出来た。
それにより、少女は『理解す
る』ということに喜びを覚えるようになった。
それ以来、少女は積極的に知識を溜め込み、生活に応用するということを繰り返していた。
親の携帯を借りてはあらゆる分野に手を出して、身に付けた知識を心理学なら親で、美術なら自分で描いて、自然科学なら対応した物で試しながら、着々と成長していった。
しかし、少女にある悲劇が訪れる。
ある日、十歳にまで成長した少女は、両親とショッピングモールに来ていた。三人で店内を周っていると、店内に強盗が侵入しているといった内容のアナウンスが流れた。
客が一斉に逃げ出したことで逃げ遅れ、入口付近で三人は殺されてしまう。
しかし、親と一緒にショッピングモールに出掛けていた少女は、実は少女が身代わり用に新しく作った新型AIであった。
それから数時間後、テレビを観ていた少女は、ニュースで二人の死亡を知ってしまう。
その時の過度なショックで開眼したのが『源戒』。
少女は開眼した『源戒』の能力を理解すると、二人を助ける、蘇生する方法があるかもしれないと考え、『源戒』を発動。
『源戒』を発動したことによって出た結果は、異世界への転移。そう、少女は異世界なら二人を蘇生する方法がある世界だってあるかもしれないと考えたのだ。
そうして転移した場所はある国の王城の謁見の間。
そこでは、丁度勇者の召喚を完了したタイミングだったようで、少女以外の三人の高校生が喚ばれていた。そこに少女が転移してきたことで、少女も勇者と勘違いされてしまう。
貴族や王族は、勇者を政治に利用する目的で喚んだらしく、媚びを売ってきたり、高慢な態度に嫌気がさし、国を出ることを決意。
旅の中で少女は何にも縛られない自由を謳歌しつつ、当初の目的である"両親の蘇生方法"を探して世界を周る。
※小説を書くのは初めてなので、設定や説明が拙い部分があったり、更新が遅かったりしますが、ご容赦ください。一話一話は短め。
あと、天才でも抜けてるところがあります。頭が良いだけでアホじゃないとは言ってn((殴折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 15:37:41
205738文字
会話率:38%
「して、そなたたちは?」
豪華な玉座に腰かけた王様が聞いてくる。
俺は一歩前に出て一礼し、
「わたしはお供のぬいぐるみの精、名はユキノン。
そしてこのお方こそ――」
言いながら横にずれ、傍らに立つ彼女を手で差す。
「天上より、
この世界を救うべく参られた――
少女趣味全開の、高慢チキチキ女神さまです!」
高らかに堂々と紹介した途端、背中を蹴られて吹っ飛ばされました。
これは、うっかり死んだらぬいぐるみにされた俺が、自称最強の女神の下僕(強制的)になって、世界を脅かしているらしい魔王を倒す(これも強制)物語である。なお、俺に拒否権は無い。
とりあえず女神さま、本気でぬいぐるみが魔王を倒せると思ってます?
※この作品は「カクヨム」さまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 00:55:10
21932文字
会話率:38%
主人公、シエラ・ジェードは、宇宙最大の大企業を創業したエヴァーグリーン家に仕える侍女である。
高慢で我がままな令嬢、エイミー・エヴァーグリーンの横暴に耐え忍ぶ日々だったシエラは、
ある日唐突に頭の中に流れ込んできた『プレイヤー』の声により、
自分の生きている世界がとある乙女向けSF学園恋愛アドベンチャーゲームであることに気付いてしまう。
そのゲームの名前は『アラーニアの園』。
ゲームの中でのエイミー・エヴァーグリーンは、悪役令嬢として主人公の前に立ちふさがるも、
物語中盤で失脚し、実家を勘当された上で無残な死を迎えてしまう中ボスだった。
さらに、シエラは自分が主の死と共にシナリオから姿を消してしまうザコ扱いであることを知る。
「死んでたまるか! 私は生き延びる! たとえお嬢様を裏切ってでも!」
そう決意するシエラ。
だが、そんな彼女の前に『アラーニアの園』は牙を剥く。
シエラの前に現れるのは5人もの悪役令嬢。
傲慢自己中の正統派悪役令嬢、エイミー・エヴァーグリーン。
穏やかな仮面の裏に野望を秘めた策謀家、ライラー・アズハル・ドゥアト。
常人の論理が通用しない電波系、蘇芳命琴(すおうみこと)。
暴力の世界に生きる悪のカリスマ、藍静雷(ラン・ジンレイ)。
愛欲の赴くまま少女を毒牙にかけていく、ルイーゼ・ジークルーン・フォン・シュバルツマギアー。
そう、SF学園恋愛ADV『アラーニアの園』は――
主人公も攻略対象もないがしろにして、サブキャラクターであるはずの悪役令嬢たちが権力抗争を繰り広げる、
コンセプト迷走、ジャンル崩壊、ストーリー破綻のクソゲーだったのだ!
どうあがいても地獄。
シエラは叫ぶ。
「何なんだ、これは! どうすればいいんだ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 18:00:00
87262文字
会話率:39%
私は、恋愛シミュレーションゲーム『Magical stories』の悪役令嬢アルフィアに生まれ変わった。
彼女は、派手好きで高慢な公爵令嬢である。その性格故に、ゲームの主人公を虐めて、最終的には罪を暴かれ罰を受けるのが、彼女という人間だ。
当然のことながら、私はそんな悲惨な末路を迎えたくはない。
私は、ゲームの中でアルフィアが取った行動を取らなければ、そういう末路を迎えないのではないかと考えた。
だが、それを実行するには一つ問題がある。それは、私が『Magical stories』の一つのルートしかプレイしていないということだ。
そのため、アルフィアがどういう行動を取って、罰を受けることになるのか、完全に理解している訳ではなかった。プレイしていたルートはわかるが、それ以外はよくわからない。それが、私の今の状態だったのだ。
だが、ただ一つわかっていることはあった。それは、アルフィアの性格だ。
彼女は、派手好きで高慢な公爵令嬢である。それならば、彼女のような性格にならなければいいのではないだろうか。
そう考えた私は、地味に謙虚に生きていくことにした。そうすることで、悲惨な末路が避けられると思ったからだ。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 20:04:50
170726文字
会話率:54%
名門侯爵家の令嬢ダイアナが目覚めると、なぜか昏睡状態で休学中のクラスメイトに変わっていた!
何者かに体を乗っ取られたことを確信したダイアナは、以前からの従者であるカミルと共に体を取り戻す計画を立て始める。
そんな折、ダイアナは自分を転生者と
称する少女に衝撃の事実を告げられる。
「ここ、乙女ゲームの世界なんですよ」
――実はダイアナは、乙女ゲームに登場する悲惨な末路を辿る悪役令嬢で、しかも原作ゲームをプレイしていた少女の転生先になってしまったのだ!
……でも、転生後のダイアナはなんだか幸せそうだし、破滅もしなさそう?
いやいや、フリでもなんでも断罪からの真ヒーロー登場に持ち込んで、この物語を終わらせなければ。
私の体でこれ以上、そのような善人じみた振る舞いはさせなくってよ!
悪役として生まれた高慢な令嬢ダイアナと、彼女の本質を知った上で忠誠を誓うカミル。
じれじれ主従と変わり者の協力者たちが、悪役令嬢の体を取り戻すまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:16:31
35800文字
会話率:39%
《もしも李徴が虎としての生を鬼エンジョイしてたら》
大唐帝国、時は天宝の末年。
武林高手にして監察御史である袁傪は、人心騒がす嶺南の人喰虎の討伐に赴く。
そこに遭ったのは、かつての友、李徴の変わり果てた姿だった……!
虎はなぜ強いのか?
虎が虎である為だ!
勝つは拳士か、それとも虎か。
練り上げた武術か、天性の力か!
月光の下、今ここに、二頭の獣が激突する──!
※底本『山月記』は著作権保護期間が満了しています。
ほ、法律や当サイトの規則的にはセーフです……法的には……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 21:37:29
5451文字
会話率:19%
西暦25XX年、人類は正体不明の巨大生物『怪獣』の脅威に晒されていた。
人類はその脅威に立ち向かうべく、人型兵器『アルバトロス』を開発。
適性ある年若い少女達を、パイロットとして戦場に送り出す。
高速機動、敵の攻撃による激しい振
動や、時に長時間の任務を強いられる彼女達は、
顔を赤らめながら、腰の排尿タンクを満たしていく。
そんな中、どんな任務でも排尿タンクをつけず、だが決してパイロットスーツを濡らしたことのない、一人の女性がいた。
これは、そんな『鋼の膀胱』を持つエースパイロット、ブリジット・フラウディーナを襲う、悲劇の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 10:11:46
14148文字
会話率:27%