長い修行の時を経て、気功の極みに到達した望月竜哉は、元はただの日本の学生であった。
酒に溺れ堕落した師から離れ、新たに世の人々に道を説けという使命を負った竜哉は、二千年目にして初めて異世界の地に足を踏み出した。
最終更新:2024-09-17 22:09:02
22970文字
会話率:44%
私は幽霊である。記憶はもうない。
ちなみにエキストラ専門の電脳派遣会社社員をつとめている。
要するに、脇役(モブ)である。
ゲームやアニメ、ネット小説などの異世界に脇役専門の人材を派遣する『電脳無限会社NPカンパニー』──通称『NPC』
。
ハヤメはその平社員である。
名もなきモブを演じ、それなりに充実した日々を送っていた。
ところがある日突然の電波障害により、見知らぬ異世界へ飛ばされてしまう。
そこは日本人にとってはまだなじみのない、武侠小説の中。
凶暴な狼に襲いかかられ、生命の危機に陥ったハヤメは、生前の記憶を取り戻す。
彼女が非凡な人間であったころの記憶を。
生前のスキルにより、窮地を脱することに成功。
思いがけず迷い込んだ異世界から現代へ戻るためには、小説の物語を終わらせなければならない……のだが。
ハヤメが憑依したのは梅雪(メイシェ)という作中屈指の悪役令嬢。
さらに襲いかかってきた狼の正体が、狼(ラン)族と呼ばれる獣人の長にして、のちの黒幕となる憂炎(ユーエン)で。
……待ってほしい。
梅雪が憂炎に殺される運命だったって、ほんと?
モブ専だった平社員、傾国の悪役令嬢に大抜擢。
からの、デッドエンド粉砕。
どうしようもないので、ラスボス言いくるめて新規エンドを開拓しよう。
と思ったら、ラスボスが束縛癖持ちのトンデモ魔教主だった。
待て待て、『そういうルート』は望んでない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 01:50:18
570853文字
会話率:42%
金庸作、岡崎由美・松田京子訳(2000/5)神鵬剣侠の読書記録です。ぼちぼちつけていきます
最終更新:2024-04-27 09:54:02
4077文字
会話率:15%
武侠モノにおける用語の解説を行います。
内功?外功?歩法?心法?武功?
武侠モノを読んでいて感じるその疑問にお答えします。
最終更新:2023-07-01 19:41:31
7584文字
会話率:3%
中国、宋の時代のこと。
主人公の雲浪は、将来有望な名門正派の弟子である。
しかし、嫉妬渦巻く江湖を渡り歩くことは容易ではない。
仲間から裏切られ、罪を背負わされながらも自分の信じた道を行く、そんな武侠小説である。
最終更新:2022-10-02 14:50:26
78249文字
会話率:43%
タイムスリップを繰り返して遊んでいた少年。
16歳になると、急に力を失い元の時代に戻ることができなくなってしまう。
お調子者な一面もあるが、仕方なく難事件へ立ち向かい中国の江湖を生きていく、そんな武侠小説である。
また、この小説は私が投稿し
た「桜梅英雄伝」、「桃花神鷹記」と時代を並行して進んでいく、もうひとつの物語りである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 15:48:41
80733文字
会話率:43%
13歳の男子がタイムスリップ、中国の江湖を生きていく武侠小説である。
悪人と勘違いされ人々から誤解され蔑まれるが、現代へ戻ることは叶わない。
生きることすら簡単ではない時代で、自分の価値観が壊れそうになりながらも必死に戦っていく。
また、こ
の小説は私が投稿した「桜梅英雄伝」と時代を並行して進んでいく、もうひとつの物語りである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 14:49:47
74543文字
会話率:41%
火月の国に魔物の王、鱗王が復活した。
夏栄の父が、鱗王を倒した者に夏栄を嫁がせると聞いて、夏栄は、自ら、従者の龍安とともに討伐に出かけることにした。
※男女主従祭 参加作品。
※なんちゃって中華。武侠小説風。厨二病炸裂勢い作品。心の広い
方向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 12:00:33
6049文字
会話率:42%
偉大な父を持った重圧と周囲の期待に思い悩む美少年・龍珠は、稀代の侠客の元で育てられるが、ある事件をきっかけにその運命が大きく動き始める————。
こちらは『暴虎馮河伝』https://ncode.syosetu.com/n9555gj/の
続編となっております。
よろしければ前作もご覧いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 21:18:49
190084文字
会話率:54%
神仙と妖が棲まう世界「神州」。だがいつしか神や仙人はその姿を消し、人々は妖怪の驚異に怯えて生きていた。
とある田舎町で目つきと口と態度の悪い青年が、不思議な魅力を持った少女と運命的に出会い、物語が始まる。
————王道中華風バトル
ファンタジーここに開幕!
金庸とか古龍の武侠小説に少年マンガのテイストを加えたオリジナル小説です。
ご意見・ご感想・ブクマなどいただけたら励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 17:26:13
275108文字
会話率:55%
※あらすじの最後に読者さまへの大切なお知らせがあります
【あらすじ】
「龍信、貴様は今日限りで解雇だ。この屋敷から出ていけ」
孫龍信(そん・りゅうしん)にそう告げたのは、先代当主の弟の孫笑山(そん・しょうざん)だった。
数年前
に先代当主とその息子を盗賊団たちの魔の手から救った龍信は、自分の名前と道士であること以外の記憶を無くしていたにもかかわらず、大富豪の孫家の屋敷に食客として迎え入れられていた。
それは人柄だけでなく、常人をはるかに超える武術の腕前ゆえにであった。
ところが先代当主とその息子が事故で亡くなったことにより、龍信はこの屋敷に置いておく理由は無いと新たに当主となった笑山に追放されてしまう。
その後、野良道士となった龍信は異国からやってきた金毛剣女ことアリシアと出会うことで人生が一変する。
とある目的のためにこの華秦国へとやってきたアリシア。
そんなアリシアの道士としての試験に付き添ったりすることで、龍信はアリシアの正体やこの国に来た理由を知って感銘を受け、その目的を達成させるために龍信はアリシアと一緒に旅をすることを決意する。
またアリシアと出会ったことで龍信も自分の記憶を取り戻し、自分の長剣が普通の剣ではないことと、自分自身もまた普通の人間ではないことを思い出す。
そして龍信とアリシアは旅先で薬士の春花も仲間に加え、様々な人間に感謝されるような行動をする反面、悪意ある人間からの妨害なども受けるが、それらの人物はすべて相応の報いを受けることとなる。
笑山もまた同じだった。
それどころか自分の欲望のために龍信を屋敷から追放した笑山は、落ちぶれるどころか人間として最悪の末路を辿ることとなる。
一方の龍信はアリシアのこの国に来た目的に心から協力することで、巡り巡って皇帝にすらも認められるほど成り上がっていく。
【読者さまへの大切なおしらせ】
①この物語は全67話で完結いたします。
②全67話はすべて書き上げてありますので〝絶対にエタりません〟。
③この物語はガチの中華武侠小説ではありませんので、肩肘を張らずにお楽しみください。
④基本的に1日最低1話は必ず投稿いたしますし、土日祝日などは複数話を投稿いたします。
⑤R-15、残酷な描写ありは保険としてつけてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 19:23:19
187139文字
会話率:21%
《もしも李徴が虎としての生を鬼エンジョイしてたら》
大唐帝国、時は天宝の末年。
武林高手にして監察御史である袁傪は、人心騒がす嶺南の人喰虎の討伐に赴く。
そこに遭ったのは、かつての友、李徴の変わり果てた姿だった……!
虎はなぜ強いのか?
虎が虎である為だ!
勝つは拳士か、それとも虎か。
練り上げた武術か、天性の力か!
月光の下、今ここに、二頭の獣が激突する──!
※底本『山月記』は著作権保護期間が満了しています。
ほ、法律や当サイトの規則的にはセーフです……法的には……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 21:37:29
5451文字
会話率:19%
伏魔殿より解き放たれた百八の魔星が、人間に転生して大暴れする水滸伝の物語。本来なら主人公の宋江は皇帝に狂的な忠誠心をもつ魅力特化の無能キャラなのだが、何故かこの世界の宋江は俗物でやたらハイスペックだった。
※この作品は掲示板で連載して
いたAAスレを、小説にリライトしたものです。また一部のTS要素が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 19:00:00
194562文字
会話率:43%
武侠小説に憧れて空手をはじめた日本生まれ日本育ちの香港人、剛(かん)侠龍(しゃろん)。その後柔道やムエタイなどをかじりつつ、それらを使ったり使わなかったりしながら大人へと成長していた。
現状に特に不満などは持っていなかった俠龍だが、ふと
気が付くと、魔法やら悪魔やらのまかり通る異世界に転移してしまっていた。常識外れの巨体や固い甲殻の異形。超常の魔法使いたちを相手に、ちょっと頑丈になった体で白兵戦に臨んだり、逃げたり、不意討ちしたり。
これは、かつて武侠に憧れた男が恩を返したり異世界を楽しんだりしながら、拳ひとつで立身出世を目指す物語。
※習作です。主人公の口調にイライラするかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 15:28:04
119927文字
会話率:56%
源為朝が主人公の話です。
彼は、平安時代末期、二十歳にもならない時に武人として数々の伝説を残し、すぐに失墜し島流しに遭い、失意の一生を送った人物です。
親に勘当され、追放先の九州を征服し、京へ戻って保元の乱でまた暴れ回り、しかし戦に敗れ、あ
っけなく人生が終わりました。
赫々たる武勲を上げながら二十歳前に人生を終えるのはどういう気持ちなんだろう、為朝とはどんな人物だったんだろう、無念だろうからもう少し活躍してる所が見たい、というような気持ちから書き始めました。
登場人物などは滝沢馬琴の『椿説弓張月』をベースにしてますが、その他の物語も都合良く取り入れて適当にやってます。
始めの方は時代劇風の展開を意識していますが、後半になるにつれて金庸成分が強くなり、ほぼ武侠小説となってくる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 22:00:00
110903文字
会話率:23%
自分の生きる場所、確かな技を求めて流浪の旅を続ける者達。空しく消え去ろうとしていた薄倖の少女と、流離う『不敗剣』。土と埃にまみれて傷ついた儚い少女はやがて『紅門の翡翠』となって江湖を席巻する。中国武侠小説の世界を模した群像物語。
最終更新:2019-11-09 14:42:00
925571文字
会話率:60%
中華風武侠小説。
国に内憂外患あり、武林に恩讐渦巻く時、江湖に三人の武芸者―――無刀取りの剣客“偸刀鬼”、異形の異国剣士“無影剣”、高貴なる天才拳士“魔拳”―――が名を上げる。
最終更新:2019-09-21 10:53:15
72916文字
会話率:54%
強さと正義を追い求め、そして優しく正しく在らんと、世のため人のために生きた男は、その末に世界に敗れ、ふらりと死んだ……なーんて。
そんな俺が気付いたときには、いつの間にやら異世界の住民……転生した先は叢雲と言う名の武神の子供だった。
自分から死んでおきながら、望んでもいない新たな人生と新たな名前を手に入れてしまった俺ことムラクモ・ハヤテは、生きる理由を探すために旅に出る。
鍛え上げた肉体と、叩き込まれた武力でもって、俺は二度目の人生を歩むことになったわけだが、冗談じゃない。
俺の今生は俺のものだ。親父も何も関係ない。俺は俺のためだけに生きる。
――いつの日か、俺が身を投げ打てるほどのモノと出会うために。
戦う相手は人間から魔物、勇者から魔王、ドラゴンから神に至るまで、五体と武気で全てを打ち破ってやる。諸々のトラウマは……後回しだ。
なんということはない、これは俺が拳を振るうだけの物語だ。
※本作はフィクションです。実在の人物や動物に素手で殴りかかろうとするのは大変危険です。
※pixivで二次創作とかもやってます。暇つぶしにどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 15:47:46
129984文字
会話率:54%
衛鵬は、絶剣君と呼ばれる凄腕の剣士である。しかし、衛鵬は食堂の娘に惚れ、剣を棄ててしまうのだが――。
筑前が武侠小説を書きたいという出来心から二時間で書いた習作!
最終更新:2018-04-21 01:32:19
2966文字
会話率:38%
台湾の大衆小説と言えば、何を思い浮かべますか?
台湾では「軽小説」というジャンルがあります、名前から分かる通り、ライトノベルです。
しかし、私が紹介したいのは「軽小説」ではありません。「武侠小説」です。
軽小説というジャンルが確立されるま
で、一時大衆小説界を支配していた武侠小説が、日本のラノベとの共通点が多いということを説明したいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 12:05:27
2411文字
会話率:0%
中華風武侠小説。
寧国の女暗殺者・藩玉葉は近々周国から輿入れしてくる公主の暗殺を命じられる。
しかし、その裏には沢山の陰謀がうごめいていて…。
最終更新:2017-04-23 21:40:04
35869文字
会話率:54%
武芸者たちの世界“武林”で、若くしてその名を馳せる女子校生拳士・《蹴撃天使》RINAは日頃の疲れを癒すため温泉地へひとり旅へ向かうが、到着早々地元の荒くれ者と一悶着を起こすわ、知り合った女武芸者の誘いで世にも珍しい格闘神事《角力ノ儀》に誘わ
れるわで、一刻も気が休まらないRINAであった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-17 04:12:44
78440文字
会話率:34%
格闘家たちの裏社会《武林》でその名を轟かせる《蹴撃天使》RINA。その彼女が突如《恋》をした。恋愛と闘争の果てに待ち受けているものは一体何か……?
※Facebookにも掲載しています。
最終更新:2015-11-10 05:04:24
8389文字
会話率:33%
肉体的・精神的に成長するために今日も武芸の修練に励む漢・ASARYU。牛丼屋へ続く高架下トンネルの手前で待つ、謎の女武芸者との対決の結果は如何に?妄想武侠小説此処に登場!
※Facebookで掲載したショートストーリーを修正・加筆したもので
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-06 20:21:32
2312文字
会話率:37%
時は十二世紀、中国は西夏の国。
ガル・ソツェンという男が、その宮殿から一人の女を誘拐した。
彼女がその身に隠し持つ宝こそ、ソツェンの求めるものだからだ。
だが、彼女はそれを渡そうともしないので、やむを得ずソツェンは彼女を連れて、故郷の黄河源
流域まで戻ることにした。
険しい旅の道中、彼女は星宿海という言葉を口にして、そこへ行きたいとソツェンに願い、やがて二人で星宿海に至るのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-17 22:28:20
62886文字
会話率:35%