精霊とは人間を喰らう悪しき存在だ。
実体を持たない精霊には物理的な攻撃が効かず、魔術師が扱う魔術によって駆除されてきた。
そんな魔術師に憧れを抱いていたオーガンは、とある出来事で女性の姿をした精霊と出会う。
恐ろしくも、どこか寂し気な雰囲
気の彼女は、『アオイ』という人物の名誉を回復させたいのだと言う。
捕食対象であるはずの人間の名誉を気遣うというのは奇妙な話だ。
しかし、そこにどんな事情があろうとも、非力なオーガンに拒否権はない。
半ば強制的に彼女と行動を共にするなかで、オーガンは彼女の心を理解していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:22:24
20573文字
会話率:34%
第二王女のルティエは、国王になった兄から酷い仕打ちを受けていた。
自由を奪われた彼女は、鬱々としながらも何も出来ずに毎日を過ごす。
けれどある日を堺に、毎晩不思議な夢を見るように。
するとその夢の世界で、彼女は衝撃的な自分のルーツ
を知ってしまう。
しかも王子様のような麗しい男性まで現れて……
好きになっちゃいけない人を愛してしまい、葛藤しながらも彼を護ろうとするルティエ。
それが多くの人を裏切る事になっても。
それが自分の身を滅ぼす事になっても。
完結まで書き上げています。
毎日1話更新!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:20:00
3692文字
会話率:10%
リルは弱小国家のお姫様。
この国に住む人々は、精霊の力を借りて魔法を駆使する小柄で童顔な民族だった。
「お兄様がいるから、私はのほほんと暮らせばいいわよね? 成人になっても縁談がないし」
リルが気軽に構えていると、お兄様が衝撃の事実
を突きつけてきた。
「実はリルは小さい時から縁談が決まってたんだ」
「え!?」
聞くと、かの大国の国王様との縁談が秘密裏に結ばれていたらしい。
その国王様はリルのひときわ小柄で幼い容姿が気に入ったそうだ。
「絶対に嫌だー!!」
そんな時に、リルは不思議な力でどこか違う場所へと転移させられた。
目の前にはフワフワで可愛らしい少年が泣いている。
「良かった。怖かったんだ……」
どうやらこの少年にリルは彼を導く者として呼ばれたよう。
少年はどこぞの王族で、その一族の決まりで〝試練〟を受けなければいけないらしい。
2人は力を合わせてその〝試練〟に挑むことにーーーー
一緒に困難に立ち向かっていき成長するフワフワ王子と、励まして勇気付けてあげる明るいリルが、次第に可愛い愛を育むようになるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 16:02:43
32811文字
会話率:31%
異世界から帰還した五十嵐 健斗は、変わり果てた景色に衝撃を受けた。原因不明の高熱化により、地上には人が住めなくなり、真冬でも熱風が吹く砂漠と化していた。しかも時空の歪みのせいで、到着したのは2099年。彼が異世界に転移してから80年後の日
本だった。
有識者は、人類を絶滅させないために地下にすべての機能を移したが、科学力では自然の脅威には敵わなかった。そこで帰還者の叡智を結集し、迷宮を造り利用する計画が進んだ。だがそれも限界を迎えていた。
最終手段が帰還者迷宮。その中でも高い能力を持つ帰還者を集めた『迷宮特区』が、最後の希望となっていた。
主人公は、そんな迷宮特区で、帰還者迷宮の主人となる。彼は自分が暮らしていた頃の街を、ダンジョン内に作ろうと考えたのだが……。
「ケント! 遊ぼっ! チョコむいて」
「おい、ケント、暇だから手合わせしようぜ」
「あたいのピコピコは?」
「新しい眷属を創ってみた。ダンジョンボスにしてくれよ」
彼がいた異世界から、親しい魔王達が遊びに来るようになると、今度はそれを目当てに多くの冒険者が集まってくる。
これは、ドタバタで、ゆる〜いダンジョン街づくりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:16:52
424007文字
会話率:51%
「エリザが闇堕ちしちゃうじゃない!」
長くやっていたRPG系乙女ゲームの世界に、名も無き『悪役令嬢の妹』として転生した主人公。このゲームユーザーなら誰もが、悪役令嬢エリザ・ダークロードが溺愛する妹を失うことで極悪な悪役令嬢に堕ちる、とい
うことを知っていた。
「貴女が消えるとエリザは、この世界を崩壊へ誘う厄災級の存在になる。だから、彼女が壊れないようにしないといけないんだ」
「私にかかってるってこと!?」
「大丈夫! 私達も協力するから!」
同じく乙女ゲームの世界に転生した他のユーザー達にも助けられ、執拗に続く『悪役令嬢の妹』への襲撃から、華麗に逃れる主人公。だけど、このままで良いわけがない。
「貴女の覚悟が決まったら、あの地下室に来て」
これは、地味で慎重なアラサー女性だった主人公が、自分にも婚約者がいるとは知らずに三人の年齢バラバラな人に恋をしてしまったり、魅惑的な悪役令嬢を演じようと頑張ったり、前世からの癖が結果的にこの世界を救うことになっちゃう? ゆるふわでドタバタな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:32:34
511853文字
会話率:49%
念願のバーテン見習いを始めた光田翔太は、忘年会帰り、不思議な猫のような生き物に導かれ、異世界に転生する。
「妾の落とし物を拾いに行ってくれぬか?」
その猫のような生き物は、異世界の女神イロハカルティアが魔力で創り出した分身だった。
主人公ライトは、女神から、落とし物係として必要な『眼』『器』『能力』、そして基本魔法を操る能力、さらに『リュック』を与えられる。
彼は特殊な属性を持ち、女神の番犬と呼ばれる最強の側近へと成長していく。
また、彼の前世の知識が魔道具『リュック』によって具体化され、この世界にないポーションを次々と生み出していく。
ライトは、ポーション屋を続けながら、自らが長を務める街で、前世からの夢だった小さなバーを経営。穏やかな日々を手に入れた。
【物語はここから始まる】
それから100年後、女神イロハカルティアが統べる黄の太陽系は、他の星系の神々から一斉攻撃を受ける。自由を愛する彼女の星系の勢力が大きくなりすぎたためだ。
100年前から因縁のある青の太陽系の覇者、青の神ダーラは、女神からライトを奪えば、黄の星系を手に入れることができると考えた。
二人は激突。そして……両者が消滅!?
ライトは『リュック』に封じた仕掛けによって、無事、生まれ変わる。だが、転生後のすべての記憶を失った赤ん坊として、始まりの地で目覚めるのだった。
彼は失った記憶を集め、そして今度こそ、「ライトは、しょぼいのじゃ!」と言われない街長を目指そうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 21:46:59
516832文字
会話率:45%
魔女に育てられた魔女の弟子だが魔力が0で全く魔法が使えない少女アリアは、師匠が突然旅に出てしまったことで、魔女の振りをしながら師匠の代わりに魔女の秘薬作りをして暮らしていた。
だがそんなアリアのもとに、物理攻撃の効かない危険な魔物が出たか
ら倒してほしい…と頼みに来る者が。
そこでアリアは師匠が集めていた魔導具の中から自分でも扱える魔導具を見つけ出してその魔物に挑むのだが、実はその魔導具が魔力0の人間にしか真の力を引き出せない魔導具で、とんでもない大魔法が発動し、アリアは伝説の大魔女と呼ばれてしまうことに。
静かに暮らしたいのに伝説の大魔女と称えられて、次々と面倒ごとに巻き込まれてしまうアリアは、はたして平穏な日々を取り戻すことが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:10:00
50930文字
会話率:49%
新年の昼下がり、自宅の庭でひたすら金属バットを『縦に』振り続けていた柏木(かしわぎ)和美(かずみ)17歳。
……ちょっと女の子っぽい名前だけど残念ながらJKではなくDK(男子高校生)である。
家庭や学校での苦い経験からイジメた奴に対して自衛
、あわよくば過剰防衛のために始めた素振りは今や日課となっていた。
だが! その平穏な時間は突如として崩れ去る。
突然の遠くでの誰かの叫び声、そして近所の住人(口うるさい向かいの家のBBA)が謎の怪物――河童のような異形の存在に襲われる現場を目撃してしまったのだ。
恐怖と混乱の中、異形たちはブロック塀を飛び越えてカズミの家にも侵入。
手にしていた金属バットを衝動的に振り下ろし、彼は怪物を撃退するが……それはさらなる戦いの幕開けに過ぎなかった。
怪物たちの襲来の裏に隠された真相とは?
そして彼が向き合うことになる世界の変貌とは?
日常が崩れ去り、命の危機が迫る中、カズミは生き残るために新たな決断を迫られる。
これは、一人の少年が絶望を超えてその居場所を確保そして発展させ、戦いを通じて自身を見つめ直す――そして他人を切り捨ててゆく――物語。
カクヨム様でも掲載中ですm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:10:00
4941文字
会話率:19%
日本で最高の権力を持つ拷問一家、鬼山一族の若大将・鬼山怜音(きやまれおん)は、敵対する妖(あやかし)の奸計に嵌り、非業の死を遂げた。
人間達の裏切りによって引き起こされた怜音襲撃事件。
【血鬼】(けっき)として覚醒していなかった怜音は
、桜小路(さくらこうじ)りむという幼い女の子を庇って息絶える。
そして五次元の新世界、【創魔界】(アルケミア)の王、邪王レオンに転生した。
神王ザッハ・トルティーヤと魔王ベアルト・リースと同格視される、最強の鬼族(きぞく)【血鬼】として覚醒した邪王レオンの新たな生。
三人並んで【創世の三王】と呼ばれる。
異世界で血族を生み出したり、お祭り国家を設立したり、悪の宇宙人と戦ったり、【創魔界】と地球で交換留学生制度を設けたり、いろんな出来事が目まぐるしく起きる、壮大な冒険が始まる。
第0章は主に【創魔界】での冒険が主体。
第1章からガラッとジャンルを変更したりして。
ダークファンタジーは共通。
地球はパラレルワールド。こんな権力ありえまてん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:10:00
115146文字
会話率:34%
高校三年生になる、黒江飛香(くろえあすか)。
女らしくしろと言われたりするのが嫌で、卒業したら家を出る決意をしていた。
三年生になった日、不良らしい自己紹介がきっかけで、隣の席の金髪少年、安馬(あま)プネルと口論を繰り広げる。初対面で
仲が悪く、そりが合わない二人。お互いに嫌い合う。学校の帰りに行きつけのゲームセンターに寄ったとき、衝撃の事実が発覚する。なんと、安馬(あま)プネルは、行きつけの店の店長だった!
ファンタジーありの、ギャグありの、不良少女の初恋とアルバイトの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:20:00
113232文字
会話率:54%
この惑星世界の守護女神、執行の女神セレーナ、統制の女神ローゼ、この二人の姉妹女神は200年ほどは協力して上手くやっていた。そして、執行の女神セレーナは天上界より人間界に降りて過度の介入をしたことにより、ローゼはセレーナを精神体と肉体を分離、
無力化封印してしまうのだった。
そして千年ほどの時が流れ、統制の女神ローゼの力の及ばない領域【ゼロゾーン】が広がる事を懸念した、ローゼはセレーナを復活させる事を決意、しかし、セレーナの肉体はすでに機能を失い使い物にんらない状態だった。そして、精神体の転生復活のため依代の肉体を選定一人の王家血統者の少女に転生させる。
その少女は5才の時、セレーナの意識記憶を取り戻す。
そして、ローゼの影の導きにより徐々に前世の力を取り戻す、エリーブラウンと言う名の転生少女はグラン連邦国中枢院に目をつけられ、特定特異能力者に指定され、秘密保持のため、11才にして国軍管理の士官幼年学科、士官学校での教育訓練を受ける事になった。
成績は首席クラス、魔法力も高く上層部は早く戦力に投入するため、飛級制にてわずか3年で修了する。
そして、14才にして成績上位者待遇で国軍中尉に任命され、魔法士国家特級者認定を受けて国軍大尉に昇進して部隊配属となる。
部隊配属直後に発生した帝国軍、首都急襲攻撃に機兵パイロットとして中隊を率い、他部隊とも連携、帝国軍を撃退する。その働きにより、国家特別功労勲章を授与、
及び少佐に特別昇進を果たす。
帝国との開戦後、エリーは第一機動連隊、第一機動大隊長として各戦線を転戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:07:08
1075992文字
会話率:43%
父に教えられた剣術を。父から学んだ剣閃を。それだけを抱えて異世界に来てしまったアカネ。自らが行ったことに対して無頓着でありつつも異世界の人や、同じく異世界に飛ばされた境遇の人と関わったりしつつ。目指すのは父の言葉『一撃必殺』『一斬必殺』『
一秒百撃』それを目標に生きる。
自分がどうして異世界に来たのかも知らない世間知らず異世界知らずのアカネは父を探すも衰えてる自分の体に悲観しながら周りに助けられながらも剣客として生きる。時には魔物を、人を、ダンジョンの魔物と斬り合いながら分からない物は分からなくても自分を鍛えることを求めて、拘りも持って自由気ままにスローテンポに剣を磨いていく。
父の言葉を有言実行できるまで満足しない基本的には無口なアカネが進む剣客物語。
※俺TUEEEみたいな展開が苦手な方は苦手だと思います。テンポも遅かったり早かったりとあたふたしております。実在する流派の派生した流派だと思ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:00:00
79609文字
会話率:40%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:00:00
4583126文字
会話率:35%
チートスペックな勇者が仲間と魔王城へ乗り込みとうとう魔王を倒すぞ……と思ったら背後から攻撃が!?
貧乏が長くて守銭奴が抜けない勇者と殺されかけた割に能天気でお気楽な魔王が、何だかんだ一緒に旅をする話。
こんな感じの魔王と勇者のバディ物が
読みたいなと思って書いた話。恋愛には発展しません。
【全話予約投稿】
【毎週月・金 / 7時・19時の2回更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:00:00
22941文字
会話率:52%
本格派ハイファンタジー✕恋愛。ここに爆誕!
祖国から事情があり逃亡した錬金術師、ランツェリン・フォン・クレットガウは本拠としていた国が荒れて居た為、魔の森を抜けて別の国に本拠を移そうとしていた。
しかしそこでは明らかに貴人の乗る馬車が統率
の取れた襲撃者から襲われていて……。
ランツェリンは見逃せず、襲撃者たちから貴人を助け出す。そこで出てきたのは絶世の、傾国の美女としか見えない美しい令嬢、マルグリット・ドゥ・ブロワ公爵令嬢が現れた。
この物語はマルグリットを見捨てられなかったランツェリンとランツェリンに救われた事により惚れたマルグリットが策謀を駆使してランツェリンを絡め取る物語である。
※この作品はW主人公で話が進みます。ラントとマリーの視点を中心に様々な人物が絡んできます。お楽しみください。異世界転生はフレーバーです。世界観を説明するのに便利なのです。神様チートはありません。
※女性読者様へ
中世ヨーロッパの貴族社会を舞台としているので、純愛ではありますが主人公と女主人公以外のヒロインが出てきます。そして男主人公は女主人公以外とも情を交わします。簡単に言えば側室や妾、愛人などが出てきます。直接的な表現もあります。魔物に対抗する為に通常の平民よりも遥かに強い魔力持ちは常に求められる存在という社会構造がある為です。それを頭に置いて読んで頂けると嬉しいです。ハッピーエンド保証です((。・ω・)。_ _))ペコリ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:00:00
210843文字
会話率:50%
悪魔を専門に狩る子供、平均寿命僅か十二歳の団体|悪魔殺しの子供達《ベナンダティ》。そこの雑用であるケンはいじめられて過ごしていた。ある日、悪魔の襲撃によりケンと同期カリストを残してベナンダティは全滅する。その際悪魔の眷属となってしまったケン
は、なんとか人殺しの衝動を抑えつつも人の生き血が必要であり──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 19:00:00
37973文字
会話率:30%
魔法もチートも無い帝国の端っこの辺境伯令嬢ニーナ。隣国から襲撃される貧困辺境領土でぐうたら生活『くうねるあそぶ』を目指して奔走してますp(・∩・)q見た目は14歳!中身は50歳!少ない知識を使って不労所得を得る方法を考え、行動していくニーナ
の応援よろしくお願いします*\(^o^)/*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:40:00
58323文字
会話率:33%
【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:26:35
417519文字
会話率:60%
【あらすじ】
月の固定。異形のバケモノの出現。
そんな未曽有の危機の中心地となった集落「クライヤマ」。
最初に襲撃されたその場所から生還した少年「ユウキ」は、
自身の想い人である「日の巫女」が、クライヤマそのものが、
世界から「邪神」と認
定され始めている事を知る。
クライヤマの——否。
日の巫女の潔白を世界に示さんと、彼は月を解放する旅に出る——。
【主要人物紹介】
ユウキ:クライヤマ出身の少年。日の巫女である少女リオに想いを寄せる。巫女として崇められる彼女を唯一、一人の少女として見ていた。彼女が邪神と認定されることに激しく抵抗し、潔白を証明せんと旅に出ることを決意。
リオ:クライヤマで「日の巫女」として崇められていた少女。占いなどの力を持つが、それらを総称して「太陽の加護」と呼ぶ。巫女という役割に誇りを持つが、幼少からの友であるユウキには意外な一面を見せることも。
アインズ:ブライトヒル王国騎士団、第一部隊長を務める女性騎士。物腰柔らかく、仲間想いな性格。王の命令により、ユウキの旅に同行することとなった。
ツヴァイ:ブライトヒル王国騎士団、第二部隊長を務める男性騎士。アインズとは逆に、どこか冷たさを感じさせる人物。
【投稿サイト】
小説家になろう の他 「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 19:10:28
352503文字
会話率:45%
いつものように自室で眠りについた芦屋廻が、次に目を覚ますと部屋どころか見渡す限りの大草原の中にいた。
現状を理解できずに困惑する廻。なぜか人語を解し説明し始める飼い猫に戸惑いつつも彼は愛猫の言葉に耳を傾ける。
そこで廻は驚愕の事実を知らさ
れる。
自分が亡くなったことや別世界に転生したこと、そして自分の命はその飼い猫から授かったものだった。
さらに廻は猫又の魂を分け与えてもらったことにより、妖力を宿したことで陰陽師として覚醒する。
衝撃の事実に驚きを隠せない廻だったが、すぐにその事実を受け入れて第二の人生を前向きに考える。
元の世界では鳥籠の鳥のような不自由だが責任の無い人生。だから、今度はその逆で責任が付きまとうが自由な人生を歩む。
そこでまず廻が思いついたのは、唯一の友であり命の恩人の愛猫と世界を見てまわることだった。
異世界を謳歌するという大義名分のもと、見習い陰陽師と猫又による自由気ままな旅がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:21:14
105194文字
会話率:32%
音ゲーが大好きな高校生の紫乃月拓斗はある日親友の山河聖陽からクローズドベータテストに当選したアーティファクト・オンラインを一緒にプレイしないかと誘われる。
始めはあまり乗り気じゃなかった拓斗だったがこのゲームに特典として音ゲーが付いて
くると言われた拓斗はその音ゲーに釣られゲームを開始する。
思いのほかアーティファクト・オンラインに熱中した拓斗はその熱を持ったまま元々の目的であった音ゲーをプレイし始める。
それから三か月後が経過した頃、音ゲーを全クリした拓斗はアーティファクト・オンラインの正式サービスが開始した事を知る。
久々にアーティファクト・オンラインの世界に入った拓斗は自分自身が今まで何度も試しても出来なかった事がいとも簡単に出来る事に気づく・・・それは相手の攻撃をパリィする事。
拓斗は音ゲーを全クリした事で知らないうちにノーツを斬るようにパリィが出来るようになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:00:00
171560文字
会話率:34%
恋を知らない愛情ある騎士と恋している愛情を知らない姫の物語
ユリウスは「闘神」と呼ばれるほど世に聞こえた剛健の騎士である。騎兵団の指揮官としても優秀で、豪放磊落な性格もあって配下からの信頼も篤い。
まさに男の中の漢であるが、女性に対しては
上手くゆかない。貴族令嬢と婚約まで至るも三回立て続けに破棄されるという、非常に珍しい事例を踏むことになる。
すっかり結婚は諦めた彼へ鎖国状態にある王国の第八王女プリムラとの婚姻が持ち上がる。
取り敢えず婚約とし互いを知るため共に一つ屋根の下で暮らすようになるが……。
世界は戦乱の情勢にあり、人間と亜人の人種の間に大きな溝もあり、何を仕出かすか不明な異世界人の存在も注視しなければならない。
プリムラも真実の王女か疑わしき要素もあり、ユリウスの腹心4人も何か腹積りがありそうだ。
女に弱いとされる無骨な騎士はマイペースながら幸せをつかむため突き進みゆく。
カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:18:49
46484文字
会話率:30%
独り店番していた、この街で最強と目されている能力者「黎銕烈」は突然の襲撃を受けた。襲撃者である碧い瞳の少女は、仇討ちに来たと言う。その仇は、烈にとって一生消えない心の傷を残した事件だ。能力では圧倒した烈は、この碧い瞳の少女を引き取ることにす
る。同居生活をスタートさせれば、身辺が不穏になっていく。後見人である刀使いの女性に、重火器を顕現するゴスロリの少女、烈を「親友」と呼ぶ糸を操る青年、そして馴染み客でありながら得体が知れない老人たち。そして舞台は、夕刻においては何が起きてもおかしくない「逢魔街」そこに遥か以前から居住しているという伝説の人物が絡み合い、烈は世界を巻き込むほどの運命に翻弄されることとなる。*過去の作品から設定を持ってきている部分もありますが、単独作品として成立させてます。実は初めて書き切った作品からの設定なので、読み返すと照れてしまう自分がいます。前の作品は無理せずw、当作品にお付き合いいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 21:58:40
382097文字
会話率:37%
現場監督の川島は、怪談の中でしか聞いたことのない、存在すら否定的だった『関わった人間が次々と不幸になるいわくつきの工事現場』を担当することになった。前任者から現場を引き継いだ川島は、安全第一を標榜し、いわくつきの現場へ立ち向かうのであった。
最初はお化けに懐疑的だった川島だったが、次々と起こる怪異に悩まされ、とうとう自身も目撃してしまう。お化けの嫌がらせに堪忍袋の緒が切れた川島は、直接対決で原因を取り除こうと自力で除霊を試みるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:10:00
109006文字
会話率:23%
ある日雷が直撃し、死んでしまったらしい御坂梢。
神様二人と対話をし、異世界で暮らしてほしいと言われる。
そこで梢はロマンを感じていた「吸血鬼」になって「スローライフ」を送りたいと言う。
無茶振りだが、神様は梢の願いを叶えるために色々と力を授
け、吸血鬼に転生させる。
準備された場所で、梢は夜型スローライフを満喫できるのかー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:03:12
400715文字
会話率:63%
異形──
別名邪神とも呼ばれるその者達は、ほとんどが人を害なす者である。
だが、稀に人との間の子を残す。
それは異形の子と呼ばれ、中でも女子が特別な力を持っている。
それ故その子等は異形少女と呼ばれる──
異形の子等は|番い《
つがい》を持ち、その番いと死ぬまで暮らすのだが──
別枠の存在がいる。
それは「異形の花嫁」たる人間である。
異形の花嫁として生まれた人間は異形から狙われる。
異形の子等は花嫁を求める。
故に両者は対立する、そして異形の子等によって捕食ないしは撃退される。
それは何故か、異形の子に創造の邪神を食らい、創造の邪神となった者がいるからだ──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 18:49:50
375862文字
会話率:63%
アリア辺境伯の娘マリアは、フリード伯爵が熱意を持って結婚を申し出た結果、彼の元へと嫁いだ。
しかし、待っていた環境は過酷な物で、妻として扱われずある種の軟禁生活を強いられていた。
半年間耐えたがついに耐えきれなくなり、なんとか屋敷を抜け出し
て逃亡する。
逃亡した時、謎の人物とぶつかり思わず助けを求める。
その人物は応じ、マリアを追ってきた追っ手達を撃退する。
その人物は事情を聞き、マリアの保護を申し出る。
マリアは不安になってその人物の名前を聞くと、その人物は答えた。
その名前にマリアは驚愕する。
冷徹、残忍と呼ばれるグレイル・ローレライ侯爵──吸血鬼侯爵だったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 21:38:53
4344文字
会話率:57%
同盟連合と帝国の争いはし烈を極めた
同盟連合はイージス艦を失うという損害を出してしまったのだ
と同時に双方の空母の甲板が使用不能になる
そんな中、トリシャたちはシュエメイたち敵レイドライバーと対峙すべく市街地郊外に向かう
その戦場は少々異常
だった。僚機を盾に至近距離で撃ち合いという、常軌を逸した行動をとったのである
それは相手も同様に僚機を盾にして撃って来たのだ
そんな戦闘が続き、トリシャ、シュエメイの双方が心身をすり減らしたところで帝国の将校から光無線通信がトリシャの元へ入るのである……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:00:00
73339文字
会話率:25%
カズとクリスは司令室に向かっていた。そこでは海の向こう側、つまり旧米国との通信が繋がっていた。
「状況は?」
と問うと、
「どうも帝国は本格的に南米をどうにかするつもりのようだよ。同盟連合の偵察衛星が敵空母群をとらえたんだ」
と返って来る
帝国の第二弾とも呼べる今回の戦闘の舞台は南米のようなのだ。
当然、米州からも空母を派兵するのだが、旧キューバ沖で睨み合いになる。
そんな中、カズはレイドライバーの派兵に際してトリシャと新人のレベッカを起用した。
そこでトリシャ・エカードは[新人を盾にして戦闘]という可能性を告げられた。
一方の帝国、シュエメイ・チェンは上官から[僚機を盾にしてでも敵の撃破を]と告げられていた……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 18:00:00
71614文字
会話率:29%
カズたちはエルミダス基地にほど近い空軍基地に到着していた
それは、そこで待っている三五FDIや三八FIに[稽古]を付ける為である
ゼロフォーがまずカレルヴォと戦うが、ここでもゼロフォーが勝利を収める
続いてカレルヴォとゼロフォーのペアとの対
戦で三五FDIも三八FIも撃墜、という結果になった
その説明をする中でカズは[今まで通りの戦い方ではこれから先やっていけなくなる場合だってある。その時になってから慌てては困る]という話をした
一方のゼロフォーは心の中にもやもやした感情を抱くようになる
これは一体何なのか? そう問う彼女にカズは[心に彩(いろ)が付き始めた証拠じゃあないか]と言って支持してくれた
ゼロフォーは戸惑うと共に、自分は人間なのか、兵器なのか、それともその極端な思考を直せという命令なのか悩んでいた
そんな模擬戦をした帰り道の最中に、ヨーロッパに人型が出た、という話が舞い込んできたのである
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 18:00:00
70047文字
会話率:33%
日本で住んでいた普通の高校生"神崎 颯太"は、いつも通り学校への通学中に、空から落ちてきた雷に撃たれ命を落としてしまう。
そんな颯太の前に異世界である"レヴァント"の神と名乗る"シンラ&
quot;が現れ、レヴァントへ転生してくれると言う。
シンラの言葉に頷いた颯太は、レヴァントへと転生を果たした。
レヴァントへと転生した場所は、何処かの洞窟の中だった。
自分の現状を把握する為に周囲を見渡すと、なんと洞窟内にあった湖に映る自身の身体が、漆黒の狼のような竜になっていることに気づき、混乱する。
そんな颯太は、転生した自身の新たな名である"ミロク"として生きる事になり、いつの間にか自身の精神世界に居た"天級精霊"の"イズ"のサポートの元、新たな世界での生活を始める。
新たな世界で生活するミロクの元には、様々な種族が集まり、何を成すのだろうか…
この物語はそんなミロクと仲間達の日常譚。
この作品はストックがある際は毎日投稿です。
ストックが尽きると、ある程度溜まるまで投稿を休止します。
これらをご了承くださいますとありがたいです。
カクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 18:00:00
48783文字
会話率:29%