初冬。
女子高校生の私は、彼に逢う為、学校帰りに彼の職場が在る街の中心部へとやって来た。
それは、彼と二人で初雪が降る街を並んで歩きたいからだった。
私のその思いは、もう直ぐ叶えられそうだった・・・。
最終更新:2021-11-16 01:14:17
28052文字
会話率:23%
目が、離せない。
目を離したら愛娘が爆弾にすり替わってしまう。
未亡人ノイチス・ド・ノルチは北方の国から一人娘を連れて移住して来た。彼女は新天地でロボット工学の研究室に所属する優しい彼氏に恵まれ、彼女自身の半身が機械であることから、
彼と同じ職場に研究員として歓迎される。
周りの人達は皆、温かかった。
馴染みのない北国の名前を持つ彼女のことを皆は「ノイチ」と愛称で呼び、親しくしてくれた。
死に別れた夫と故郷にろくな思い出のなかったノイチは、優しい人達の暮らす寂しい町を守るため、そして一人娘の将来のために、自分のサイボーグ能力を使う。
町の秩序を守る彼女は警察から特別な権限を与えられ、『ブラック・ノイチ』というヒーロー名を預かる。あまりにも強く、悪を一掃してしまう勢いの彼女のことをよく思わない者がいた。
自らを『教授』と呼ぶその男は、ノイチに教えたがっていた。『悪』などというものは、この世に存在しないことを。彼女の一人娘を誘拐すると、五歳のその子を何人もコピーし、ノイチに返した。
教授は五歳のその子に教え込んだ。彼の哲学を。
ママを殺すことは、善いことなのだと。
愛する娘がママを殺しに、次々とやって来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 13:41:27
54164文字
会話率:49%
秋寒というには寒すぎる、北国の夜。
星を見ようと誘う彼。
湖と星空、そして鹿。
彼と彼女の、ひとひらの思い出。
最終更新:2021-11-06 20:00:00
4374文字
会話率:70%
聖女アデルが女神ラーダの神殿からアルハンドル王国に派遣されて十年。
十六歳の若さでこの北国へやってきた時は美しさが満開だった彼女も、そろそろいい歳になっていた。
五年で任期が終わるはずだったが、雪国は不人気。
交代する人員はいてもみ
んな辞退してしまい、いつの間にかアデルが続投することに。
三回目の今年こそは春の都ラーダムに戻ろうと決めた矢先、彼女を引きとどめたい国王は騎士団長アッサムをアデルに紹介する。
故郷か雪国か。
アデルが二つの選択肢で迷っているうちに国王様は勝手に話を進めていた。
帰郷を理由に求婚を断ろうとしたアデルは騎士団長の訪問を受け、彼には意中の人がいると知る。
しかし、国王は王命として二人の結婚を命じてしまう。
断れば彼が断罪されると知ったアデルは白い結婚を画策し、自分が側室になり、恋人は正室になる結婚を薦めることにした。
他の投稿サイトでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 11:34:50
6093文字
会話率:31%
「レイシール・ホーカイド!貴様との婚約を破棄する!」
……うん。これ、見たことある。
ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わったことに気づいたレイシール。北国でひっそり暮らしながらヒロインにも元婚約者にも関わらないと決意し、防寒に励んだり雪か
きに勤しんだり。ゲーム内ではちょい役ですらなかった設定上の婚約者を凍死から救ったり……ヒロインには関わりたくないのに否応なく巻き込まれる雪国令嬢の愛と極寒の日々。
※「カクヨム」「アルファポリス」に先行掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 16:00:00
114858文字
会話率:36%
王子がさらわれた!
海賊もいるのか、北国。
黒雪姫の信条は揺らがない。
最終更新:2021-03-22 20:00:00
11307文字
会話率:37%
黒雪姫とヘビ王子の北国再建奮闘記。
最終更新:2021-03-13 20:00:00
14454文字
会話率:37%
わたしは最近全然書けていないという悩みを抱えていた。三十年前に締め切りを過ぎてしまったのだ。ここは、展性した異世界。トラック組合によって、「展性教」が支配して、超巨大コングロマリットが人々を管理していた。デカルトとカントが戦っているが、そん
なこと関係なくおれの悩みは続いていた。その悩みを解決するために、脳に物理的にダイブするサイコダイバーを雇う。その果てに、家電量販店への冒険がある。三つの関門をクリアするとき、おれのなかにある太鼓とスピーカーを破壊できるのか!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 21:25:37
5288文字
会話率:31%
ある冬、異常気象の波が北国を襲った。
甚大な被害をもたらしたその災害は「雪災」と呼ばれ、夥しい積雪は静かに北国を沈黙させていった。
しかし十数年も経つ頃には、容赦なく押し寄せる災害級の雪への対策部隊が結成され、日々市民の生活を守るべく奮闘
していた。
その名も「スノウショベル隊」通称SS隊、雪掻き隊。
頼れるものは、己が肉体と僅かな物資、そしてスコップのみ。
これは、とあるSS隊員の、救助の数日間の記録である。
※表現の都合上、一部方言を使用しています。
※作品内で一部架空の用語を使用しています。
※本作品はカクヨムにて同ユーザー名で投稿したものを、一部修正のうえで転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 13:08:30
10337文字
会話率:28%
魔界を統一した魔王の死によって、再び戦乱の機運が高まる。
ジャックはその時、遥か北国に左遷されていた。伯爵でありながらも、所領は寒村一つと何もないダンジョンだけ。生き残りをかけて、彼はダンジョンを発展させていく。
彼の作るダンジョンと
未来の先に、一体何が待っているのか?
この作品はノベルバ様でも投稿しています。
https://novelba.com/indies/works/922617
(1月31日、タイトルを「ダンジョンマスター始めました」から変更しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 00:26:19
171395文字
会話率:51%
この惑星には大陸がいくつもあり、そのなかでもフロストリア大陸は一番大きな大陸であった。大陸には一本の長い鉄道が通っていて、今日は汽車が煙を上げながら常夏の国から雪の北国まで走っていた。汽車は寝台列車と連結していて、そのなかでも先頭車両は豪
華な客車になっている。その客車の中にいた少女は紅茶を啜りながら窓の外の雪降る景色を見るのだった。
この作品は銘尾 友朗様主催『冬の煌めき企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 00:20:43
7652文字
会話率:49%
雪が降り積もる北国の町に、お洒落が大好きなユキウサギぴょん太が住んでいました。
今日は、生まれて初めて出来たともだち、キタキツネくんと一緒に家でご飯を食べる約束をしていました。
キツネくんは、ぴょん太の家までやって来てチャイムを鳴らすのです
が、ぴょん太はマフラーを探し始めてしまいます。
果たしてマフラーは見つかるのでしょうか。
二人で一緒にご飯を食べることが出来るのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 13:52:18
2746文字
会話率:37%
パラレルワールドで千年の間、平和と繁栄を築いて来たマジック・ランド。
しかし突然宿敵 魔族共が侵略を開始した。
祖国の危機を救う為に、皇女リリィは立ち上がった。
最終更新:2020-10-31 03:46:33
47515文字
会話率:26%
【 私にしか見えない彼は、アイヌの置き土産。急に店が繁盛していく 】
舞の仕事は『ガーデナー』公園の花々を管理する園芸職人。自立した人生を目指す日々。
ある日、父が突然、ガーデンカフェを経営すると言い出した。
男手ひとつで育ててくれた父
を放っておけない舞は仕事を辞め、都市札幌から羊ばかりの士別市へ。父の店にあるメドウガーデンの手入れをすることになる。
しかし父のカフェ経営は綱渡り状態が続き閉店しそう……
二年目の夏、舞の目の前に、黒髪が虹色に光るミステリアスな男性が現れる。
なのに彼が見えるのは舞だけのようで?
しかも会うたびに、不思議と店が繁盛していく
この人は幽霊? 森の精霊? それとも
繁盛すればトラブルもつきもの。 庭で不思議なことが巻き起こる
徐々にカムイの真相へと近づいていきます。
※アイヌの叙事詩 神様の物語を伝えるカムイ・ユーカラの内容については、専門の書籍を参照にしている部分もあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 22:00:00
207510文字
会話率:45%
大陸の片隅にある港国が海賊に襲われた。大国に保護された少女は側妃に仕えつつ事態の真相を探る。異国の容貌をもつ側妃、北国の幼い姫君、微妙な立場の同僚、そして行方知れずの友人達。少女は故国に帰るために、まずは真面目に働くのであった。
最終更新:2020-05-24 16:08:13
585文字
会話率:34%
北国「レスト」に英雄の祖父を殺さた。
英雄という1本柱を失い、慌てふためく西国「モース」はどんどん領地を削られ、ついには滅ぼされてしまう。
しかし、どんな闇の中でも光は存在するのだ。
4歳になっていた子供は逃げ延び、数多の苦難を乗り越え、
傷つき、涙を流した。
しかし、誰にも愛される人格の彼は、たくさんの人の愛に助けられ、遂に立ち上がる、、!!
そんな彼は歴史書にこう記されている。
「四風を統べる者」
彼が生き抜いた歴史の軌跡をなぞる異世界ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 18:14:26
22615文字
会話率:39%
主人公の「私」はが7年前に体験した奇妙な体験を追憶する物語。
7年前、当時28歳だった「私」はキャリアウーマンとして働いていたが、その前の年に女手一つで「私」を育ててくれた母をクモ膜下出血の後遺症で亡くした。一人娘を大学まで出すために必死
で働いたことが原因となったのではないかと感じていたが、晩年は介護疲れのようなものもあり、母が割とあっけなく亡くなったことに対し安堵の気持ちも抱いていた。「私」はそういう薄情な自身の一面にも気がつき自暴自棄になってしまい生きる希望を失くしていた。
そんな時インターネット上にあった「自殺掲示板」というサイトで「Kさん」という女性と出会う。
一時期、二人はその掲示板上で親睦を深めることになるが、3月のある日を境に「Kさん」とは連絡が取れなくなった。
長らく連絡の取れない日々が続いたが、ある日突然Kからの書留郵便が届く。不思議に思い封筒の裏を見ると、郵送元は東北の田舎町だった。封を切ると中には
「私に会いに来てほしい」という一文が書かれた便箋と仙台行の新幹線の乗車券が入っていた。手紙の最後には「K」とだけ書かれていた。
「Kさんからの手紙だ」と確信した「私」は「Kさん」を訪ねるために、奇妙な3日間の東北旅行を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 17:00:00
39018文字
会話率:24%
大学卒業後2年目の主人公は、某大企業の下請け会社で平凡な日々を送っていた。しかし、ある事件をきっかけに彼は電撃解雇の処分を受け、職なしNEETと化してしまう。
突然奈落の底へと突き落とされた彼は、ふいに以前2chのオカルト版にあがっていた「
異世界にいく方法」という話題を思い出す。彼は絶望のあまり、普段はあまり信じないオカルトにすがって人生をやり直そうと考え、それを実行する。
全く成功するとは思っていなかった彼だが、目覚めた世界は紛れもなく異世界であった。
そして、今ここに彼の新天地での冒険が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 15:00:00
259765文字
会話率:35%
北国の冬。
海の近くの小さな2LDKの小さなベッドの私の宇宙。
17歳の架純の物語。
この愛は罪なのだろうか…。良いよ。
私は罰を受ける…。微笑みながら……
最終更新:2020-04-17 15:35:37
2952文字
会話率:9%
今日通勤途中に見かけるサクラが散ってたのを見て勢いで書きました。
北国生まれの自分としてはもうサクラが咲いてて、散っているのを見るのはとても寂しいのです。東京の春はきらいです。
最終更新:2020-03-31 08:39:40
372文字
会話率:0%
春が近づくと思うこと、人生の分岐点などについて書いたエッセイ。
最終更新:2020-03-07 16:52:07
426文字
会話率:0%
青年は語る。
『未曽有の大災害。それを自然災害と言い切り、北国『シファード』を此度の台頭の主役として立て、陰で力を伸ばす『JELVA』。その中心として、各所に出現するシンボル『Barren』。そして急速な科学の発展発達―――…』
物語は本当
にただの昔話なのか?神を模した不死身の少女は自らのルーツに辿り着くことが出来るのか!?
この世界に誰かが足りないと感じたことはないだろうか………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 09:15:42
175133文字
会話率:41%