わたしは最近全然書けていないという悩みを抱えていた。三十年前に締め切りを過ぎてしまったのだ。ここは、展性した異世界。トラック組合によって、「展性教」が支配して、超巨大コングロマリットが人々を管理していた。デカルトとカントが戦っているが、そん
なこと関係なくおれの悩みは続いていた。その悩みを解決するために、脳に物理的にダイブするサイコダイバーを雇う。その果てに、家電量販店への冒険がある。三つの関門をクリアするとき、おれのなかにある太鼓とスピーカーを破壊できるのか!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 21:25:37
5288文字
会話率:31%
リアルと夢の中を行き来する力を持った、少年少女の青春ストーリー
最終更新:2017-06-11 00:36:37
7136文字
会話率:72%
とある島国で、奇妙な事件が多発していた。
銀行強盗、テロ、殺人事件……
法治国家であったはずの島国で、所謂凶悪犯罪と呼ばれるものが突如として増加したのである。
その多くはすぐに容疑者が捕まるものの、これらの事件にはどうにも奇妙としか言い表せ
ない共通点がある。
ある時を境に全国各地で起こる大小様々な事件、お互いの顔も知らぬその事件の容疑者たちが皆、「事件時の記憶がない」と主張しているのである。
これは、『精神侵入(サイコダイヴ)』と呼ばれる能力を持つ者たちと、私、高峰雄一との、戦いの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 04:57:01
24852文字
会話率:40%