角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ
大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:00:00
916490文字
会話率:43%
―それは、“進化”の前夜に起きた、滅びの記録―
人類がまだ人間だった時代――
東京・新宿では、人知れず“ある進化”が始まろうとしていた。
記憶を失った少年アスター。
病を抱える少女ユリ。
彼らを取り巻く6人の仲間たち――警察官、科学者、
パン職人、園芸療法士。
それぞれが違う道を歩きながらも、運命の交差点で再び出会う。
だが、全ては仕組まれていた。
国家の裏で暗躍する組織「プロヴィス」が進める“次世代種計画”。
それは、人間を獣人(ハイワンズ)へと変える禁断の実験だった。
自分たちはどこから来て、何を失い、なぜ“あの姿”へと変わったのか。
過去を知ることは、未来を選ぶこと。
そしてそれは、誰かの痛みを引き受けること――
今、7人の記憶が交錯する。
やがて始まる“人間の終わり”と、“獣人の始まり”の物語。
それがすべての原点となる。
> アンチューサ――その花言葉は、“大切な想い出”。
忘れられた記憶が、再び命を灯す。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-07 08:49:18
13796文字
会話率:28%
「────あたしは、あたしを好きなアキが大好きなの」
高校入学前に失恋した「彼女」はいつも、まるでボクのことなんて見透かしてしまったかのようにそう言って微笑んだ。その言葉に、声に、自分はきっと彼女しか好きになれないのだと思いこんでいた─
───そうであって欲しいと、心の何処かで願っていた。
過去の失恋がトラウマとなり人と深く関わることを恐れる少女・塩瀬晶は、星花女子学園で自分に自信が持てない少女・川蝉弥斗と出逢い、様々な人の協力を経て友人関係を築いてゆく。人と関わることを怖がりながらも穏やかで誠実な弥斗と関わってゆく中で、晶は彼女に対する自分の感情が友情とは異なるものであることを知ってしまい────
***
柔い花の香りと、熱い夏の風の香りが鼻腔を擽った。目の前に呆然と立っている彼女は酷く悲しそうな顔をしていて、その表情に結局最後まで君を困らせることしか出来なかったな、なんて考えて自嘲する。それでもこうでもしなければ君をますます傷つけるだけなんだ、なんて頭の中で呟いた自分の声が、やけに言い訳めいて聞こえた。
どうして、と夏の風に紛れて彼女の細く澄んだ声が聞こえた。この関係の始まりはボクだったのに終わらせるのもボクなのかなんて、どうしようもないそんなつまらないことを考えてしまう。
ボクは「さっき言ったとおりだよ」なんて呟いて彼女に向かって笑いかける。彼女の目に映る自分が酷い人間であるようにと願いながら、何度も何度も練習してやっと上手に言えるようになったその言葉をゆっくりと舌先にのせて「川蝉さん」と名前を呼んでから、出来るだけ彼女に冷たく聞こえるように呟いた。
「────今まで、本当にありがとう」
***
主催:楠富つかさ様、星花女子プロジェクト
協力:星花女子学園、星花女子学園写真部、園芸部、空の宮市
キャラクター原案:桜ノ夜月(塩瀬晶)、今際ヨモ様(川蝉 弥斗様考案)
星花女子プロジェクト概要:架空都市S県空の宮市に建つ、中高一貫型私立女子高等学校「私立星花女子学園」を舞台とする世界観共有日常系学園百合小説企画の第7期参加作品。現在は10期まで開催中
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※不定期土曜更新(時々日曜更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:40:50
248234文字
会話率:30%
ゲームが趣味の社会人・佐藤健太は、日々の仕事に疲弊し、将来への漠然とした不安を抱えながら、寝落ちした拍子に異世界に転移してしまう。
彼は、転移特典として「ゲームスキルを現実の能力に変換する」というチートを得る。しかし、健太が極めてい
たのは、巷では「クソゲー」の烙印を押されていた『エターナル・ライフ・シミュレーター(ELS)』の「家事や料理、園芸などの生活系スキル」のみ。
健太は「こんなのチートじゃない!」と嘆くが、偶然助けた魔法使いのお嬢様フィオナと出会う。
自分の持つ「地味なチート」が異世界で高評価されることにに戸惑いながらも、少しずつ異世界での生活に満足感を覚えていく、勘違い系ほのぼラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:00:00
24762文字
会話率:32%
ブラック企業の非正規で万年働く哀れな貧困層のアイ氏。
ブラック企業を辞たいと願い、宝くじ高額当選を夢見ていた。
そんなアイ氏が高額当選をする為にやった開運法は風水である。
風水では玄関に植物を飾るのが金運にも良いとされていた。
アイ
氏は開運の為に玄関に飾る植物を探していた時、日本の伝統園芸、『おもと』に出会う。
だが、それは『おもと』栽培の悪戦苦闘の日々のはじまりだった……。
赤星病!害虫!葉焼け!根腐れ!異常気象!陶器の鉢が割れる!等の様々な苦難がアイ氏を襲う…。
だがそんな困難にも負けず、果ては宝くじ高額当選の為に、『おもと』を玄関に飾るという目的すらも、すっかり忘れて『伝統園芸の世界』夢中になっていくのだった…。
◇◇◇
*アイ氏*プロフィール*
*ブラック企業の非正規社員*
*コミ障、ヲタ脳、働く貧困層の三重苦を抱え、将来は確実に天涯孤独と生活苦になるが、それを宝くじ高額当選で解決したいと考える、残念な脳ミソの持ち主である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 10:00:00
73193文字
会話率:1%
記憶の花
私は植物が好きで、大学の園芸学部に入った。
しかし、キャンパスの温室には、どの花も決して咲かないという奇妙な噂があった。
ある日、長らく閉ざされていた温室の利用が再開され、私はその秘密を探ろうと足を踏み入れる。
温室の奥には、
深紅と紫が混じり合う禁忌の花が静かに咲いていた。
その花は“記憶”を栄養に咲き、見る者は次第に自分の記憶や存在の境界が曖昧になっていくという。
惹かれ、そして逃れられず、私はその花のもとへ通い続ける。
その先に何が待っているのか、誰にも確かなことはわからない――。
記憶と存在の狭間で揺れる、幻想的な短編ミステリー。
この作品には添削等に一部生成AIを利用しております。
規約→https://openai.com/ja-JP/policies/row-terms-of-use/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 15:47:06
9938文字
会話率:5%
東京から東北の高校へ転校してきた僕は、そこで運命の出会いを果たした。それは、花をこよなく愛する園芸部の部長、花織先輩だった。
地味な新入部員・ユキチ(仮名)と、植物に囲まれた日常を送る花織先輩。彼女の植物への愛情は深く、まるで花たちの言葉
が「見えている」かのように、その成長を見守っていた。
園芸部の活動を通して、花織先輩から植物の知識や世話の仕方を教わるうちに、僕は漠然と抱いていた「花屋になりたい」という夢を、具体的な目標として意識し始める。先輩の優しく、そして時に厳しい指導を受けながら、花や野菜との触れ合いの中で、僕は少しずつ成長していく。
これは、東北の豊かな自然を舞台に、花と植物、そして大切な人との出会いが、ひとりの少年を花屋の夢へと導く、ハートフルな園芸解説ラブコメディ。ユキチが夢を抱き、やがてその夢を現実のものにしていくまでの、暖かくも微笑ましい日々が描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 13:03:43
13860文字
会話率:41%
葛川平祐は神戸に住む高校一年生。幼馴染の遥子と鈴恵と園芸部の活動中、キビノヌ星マクナハ王国からやって来たという異星人三姉妹に出会う。長女の愛紗美、次女の里緒、三女の舞羽。日本人みたいな名前のこの三姉妹は学校の長期休暇を利用して宇宙船で地球の
日本にある神戸という街を観光目的で訪れたと話す。日本語が流暢に話せる理由も併せて伝えた。着陸時に故障したいちごロールケーキ型の宇宙船は一押しで手のひらサイズにまで圧縮され舞羽が所有。三姉妹は日本で使えるお金を持ち合わせていなかったため滞在予定の三泊四日、元民宿の葛川宅でホームステイさせてもらうことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 18:39:25
95259文字
会話率:53%
とある女子高に通う由巳、千花、彩、麻衣の園芸部仲良し四人組の二学期の日常を淡々と書いたもの。秋の遠足、ジャンボ野菜コンテスト、中間テスト、ハロウィン、部活合宿、芸文祭など。
最終更新:2014-12-03 23:58:42
95154文字
会話率:53%
徳島に住む高校一年生の海部貴晴は幼馴染の典恵と紬と園芸部の活動中、トルナ星サワヒ王国からやって来たというカラフルな髪の異星人三姉妹に出会う。長女の純美子、次女の大里、三女の千花。日本人みたいな名前のこの三姉妹は宇宙船で地球の日本にある徳島と
いう街を観光目的で訪れたと話す。日本語が話せる理由も併せて伝えた。三姉妹は日本で使えるお金を持ち合わせていなかったため滞在予定の三泊四日、元民宿の海部宅でホームステイを貴晴の姉、真輝の反対はあったもののさせてもらうことに。大里は貴晴達に自分達が異星人であることをナイショにしてくれるようお願いしたが、貴晴達の通う高校の「異星人の存在を信じんやつは、理系失格やっ!」と言い張る傍若無人な物理教師、山ノ内先生に結局ばれてしまい……第26回冬期ファンタジア大賞二次落ち改稿作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-20 01:23:09
88774文字
会話率:55%
自分の身代わりに親友が処刑されたショックで心を閉ざしてしまった魔女のベリト。そんな彼女の元を亡き親友の面影を宿す青年が訪れる。
優しく朗らかな青年はベリトに冷たくされてもめげず、彼女と親しくなろうとする。そのうちにベリトも彼に惹かれていっ
た。だが、罪の意識に囚われているベリトは、なかなか自分の気持ちを受け入れることができず……。
これは、心に傷を抱えた魔女の再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:31:58
13634文字
会話率:45%
春になった魔法学校では、部員数3人の弱小園芸クラブが存続の危機にあった。同学年の火魔法使いから花壇の土地を寄越せと命令され、妨害行為を受けていたのである。落ちこぼれの土魔法使いである彼女らには対抗手段がなく、廃部は確定的であった。
そん
な時、外部から来た風変わりな魔女と出会って──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 01:47:16
9836文字
会話率:40%
迷宮×魔植物=理想の庭園!?
<あらすじ>
ホルデ村の花屋ノアは、実は隠れて魔植物を研究する園芸家。
ある日、温室に忍び込んだエルフの少女シフォニと出会う。
彼女は王都から派遣された冒険者で、「ノアの魔植物が迷宮化している」と告げる。
驚きつつも、ノアは暴走したダンジョンを管理し、“理想の庭園”へ進化させることを決意。
しかしその才能が噂となり、各地のダンジョンからも助力を求められるようになる。
魔植物LOVEなノアの、ダンジョン運営と魔植物研究の日々が始まる——!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:00:00
14574文字
会話率:55%
日本に存在する Universe University チーバノ大学 の西チーバノキャンパスでは、ほとんどが宇宙からの留学生です。面白い宇宙人留学生たちのキャンパスライフをレポートしていきます! 楽しいで行ってね!
最終更新:2025-03-21 18:00:00
14374文字
会話率:33%
私、エリアは、平民の身でありながら、浄化魔法を使えると判明したがために、王様の遺言によって、王太子と婚約することになり、王宮に招かれました。
ところが、王太子の元婚約者だった公爵令嬢が王宮に入り浸って、私をいじめます。
加えて、園芸好
きな王妃様までもが、害虫駆除に賛同しなかったという理由で虐待に加担する始末。
ゲテモノ料理を食わされたり、殺虫剤をぶっかけられたりと酷い目に遭いました。
ついには王太子から婚約破棄され、慰謝料として〈厄災の沼〉と称される、罪人を沈めた沼地を与えられ、その直後に、その沼に私自身が沈められてしまいました。
ところが、この不吉な沼地も、同じく沼地に接する隣国のラフラ帝国では、まったく評価が異なり、「黄金の沼」と評されていたのです。
私が手に入れたその沼は、じつは宝の山だったのです。
おかげで隣の帝国は豊かになり、故郷の王国は貧しくなる一方。
そこへ大寒波が襲いかかったのです。
雪が汚染され、生活空域の浄化が難しい事態となりました。
すると、現在国王となった元婚約者が、王妃を捨てるから、と復縁を迫ってきました。
だけど、それ、甘くないですか?
「覆水盆に帰らず!」と怒鳴りつけてやりましたよ!
そして、故郷のドルク王国は、滅亡へと突き進んでいくのです。
※ざまぁ系のストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 12:10:00
30847文字
会話率:16%
部活が盛んな園島西高校に入学した八島 華苗。マンガのような高校生活を送ろうと意気込んでいたが、必ず部活動に入らなくてはならないという校則をしらず、どの部活に入るべきか一人悩みこんでいた。やがて、ふとしたことから校舎裏と思しき畑に迷い込んでし
まった華苗はそこで一人の園芸部員──楠先輩と出会う。エサに釣られて園芸部に入ることになった華苗だったが、その園芸部は普通じゃなかった。異常成長する作物、卵を何個も生む鶏、あり得ない咲き方をするアサガオ、限られた人しか入れない畑……さらに同じくらいに不思議なほかの部活の先輩たちも手伝いにやってきて……?
そんな不思議な学校の園芸部を舞台に楠先輩と華苗、そして学校の愉快な仲間たちが織りなすほのぼの学園青春部活園芸物語……かもしれない。
※ ☆マークがついているものには挿絵(写真)があります。挿絵機能をONにすることで実物を見ることができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 20:00:00
1378033文字
会話率:58%
体育会系女子だった私は「恋上手になれるわよ」って言葉に釣られて園芸部に入部したのだが……
最終更新:2025-01-06 15:04:30
1138文字
会話率:15%
雨霧ベンヤミン夕(あまぎりゆう)は、六歳のとき攫われた唯一の友・ミドルミストを取り戻すため、伝統ある淡路ブルーメン・シューレ(園芸学校)に入学した。
特別な日誌を使って「花園」に行き来し、不思議な少年たちと交流を重ねることで、ミドルミストの
いる「天の花園」の通行証が手に入るという。
ルームメイトの似非関西弁で自称「七不思議引き寄せ体質」な八月朔日翔太(ほずみしょうた)に邪魔され――助けられ?
ながらも、特別な生徒として、園芸職人として成長していく。そんな二年間のお話です。
島の寄宿舎×凸凹バディ×人外ファンタジー×ライトミステリ。ほんのりブロマンス要素を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 21:10:00
38049文字
会話率:31%
生徒数1200人を抱える私立花咲学園高等学校。その屋上にはそれは美しい温室が設けられているが、園芸部に所属している生徒のみ立ち入りが許されていた。たった二人きりの園芸部は、今日も噂を頼りに美しい花を集めに出かける。
「はっちん、こんな噂を知
っていますか?」
園芸部部長ララのこの一言は、副部長はっちんにいつも奇妙な部活体験をさせるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 00:44:34
6690文字
会話率:43%
ある頃から妻が園芸にハマったらしい。
庭に溢れる花の名前は『ジニア』。
花壇を埋めるピンクの花を、彼女は毎日見つめていた。
最終更新:2024-08-06 05:01:02
1166文字
会話率:30%
高校二年生の石橋は、一年生の頃からずっと「ぼっち」を貫く孤独主義。
そんな石橋は梅雨入り手前の六月、四人の女子から同時に告白を受けた。
一人目の安斎は、おっとりとしたお団子頭の園芸部。
二人目の己斐西は、明るく華やかなギャル系学級
委員。
三人目の喜屋武は、誰もが認める美人の凛々しい弓道部。
四人目の玖珠は、メガネが特徴の少し変わった文芸部。
どの女子もクラスの上から数えた方が早い魅力的な少女だったが、対人トラブルを避けるために「ぼっち」でい続けた石橋にとって、この告白は怪しさ満点でしかなかった。
――執着、偏愛、殺人、暴力、狂気――四人の少女が抱える秘密と共に、石橋の波乱の六月が幕を開ける。
※一部暴力、残酷描写が含まれます。
※B級映画のノリでお楽しみください。
(カクヨムにも同時連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 15:37:59
287556文字
会話率:39%
蓬莱琴羽は植物が大好きな、天然なところがある女子高生。公園の花壇管理のボランティア活動をしている。そして、そのボランティア活動の仲間、通称タオルさんと仲良くなりたいと思っている。
タオルさんは琴羽に声をかけてくれるけれど、かなり挙動不審な人
物である。
二人はなんと同じ学校、同じ学年だった。
しかし学校でのタオルさんは別人のようで……?
琴羽の双子の姉、音羽の応援を受け、果たして二人は仲良くなることができるのだろうか?
*一万文字程度の短編です。五話完結の予定です。お気軽に読んでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 20:04:59
10882文字
会話率:47%