続々とファンタジー作品のフルダイブオンライン化が正式稼働する中、ホラーゲームで初のオンライン化をする事となった【ホラーホラー・オンライン】。
五臓六腑をフルポリゴン化された基本逃げるしか許されないこのゲームが、何者かによりハッキングされた事
によりログオフ不可の地獄のような世界へと塗り替えられてしまう。
圧倒的な力を持つ化け物たちを前に、本来助け合うべきプレイヤーたちは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
62069文字
会話率:17%
太平洋戦争末期に生まれ、高度成長期と平成令和不況という真逆の社会情勢を生き抜いた88歳のおじいさん。
気がつけば戦国時代の関東に女性として転生。ラノベ好きで戦国時代の知識がそこそこあるものの、よくよく考えると東海や近畿のことばかり。関東
は北条と上杉謙信がやり合ったということしか知らない。
女性の地位が低いこの時代、一体どう生きていけば良いのか?
本作品はフィクションです。実在する/した人物・団体・事柄・作品を参考にさせて頂いておりますが、本作品の内容とそれらは無関係です。また、他のラノベ作品を参考にさせて頂いています。
毎週月・木投稿予定です。カクヨム様となろう様に同時投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
194623文字
会話率:43%
「もう頑張らなくていいんですよ。わたしがあなたを守ります。あなたのお嫁さんにしてください!」
世界を救った代わりにすべての力を失った若き勇者『クレス』。彼の前に現れたのは、絶世の美少女魔術師『フィオナ』。
年下の押しかけ女房なフィオナ
に迫られるクレスは、彼女の深い愛情によってどんどん甘やかされていき、次第に心を動かされ、魔王を倒すよりも難しい初めての恋に挑戦する!
これは、戦いしか知らない不器用で真面目すぎる元勇者の男が、最強で魔術師で美少女でだだ甘な年下のしかも巨乳なお嫁さんに癒やされて甘やかされまくる、二人のハートフルラブラブファンタジー婚姻譚!
※350万PVを突破致しました。また、1つの目標でありました1万ポイントを達成することが出来ました。本作をお読み下さったすべての皆さんに心より感謝を。ありがとうございました!
温かい感想などとても嬉しいです。また、楽しんでいただけましたらブックマークやご評価などいただけますと大変な励みになります!
※カクヨムさま、アルファポリスさまにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
1226397文字
会話率:48%
『七瀬凪(ななせなぎ)』は、親戚の巫女『月乃宮月音(つきのみやつきね)』の実家である神社で共に暮らす高校一年生の少年。彼は小さい頃に出逢った思い出の女の子と再会するため、趣味も兼ねて御朱印巡りの縁結び祈願を行っていた。
そんなある日、“ど
んな縁結びも必ず叶う”という幻の神社を発見し、そこで女神『サクラ』と出会う。この世界には、なんと本当に神様が存在していたのだった!
しかしサクラはある事情から縁結びの力を失っており、凪の縁結びが出来なかった。そこでかわりに全国の友神(ゆうじん)を紹介したいと言う。というのも、各地の神社で神様から直接いただくことが出来る特別な御朱印――“神朱印”を授かれば、凪はその後利益で必ず思い出の女の子と再会出来るらしいのだ。
神様の善意の申し出を引き受けることにした凪は、その日からサクラと一緒に暮らしていくことに。しかしいきなり家にやってきたサクラをライバル視し始める月音。
こうして三人はドタバタな生活を送りながら各地の神社を巡ることになるが、神様から“神朱印”を授かるのはなかなか大変なようで――!?
これは、人と神様とが紡ぐ、現代ハートフル御朱印ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 18:00:00
145929文字
会話率:52%
聞け、生徒諸君!
我らが晴天学園は今、困難な局面に立たされている!
思い返せばそう、あれは一学期最後の日。
我々が突如、異世界へと転移したところから、この難局は始まった。
生徒総数一万人の晴天学園が丸ごと、地球ではないどこかのジャングルの
ど真ん中に、だ。
しかも、生徒から職員に至るまで全員がフェアリーやらエルフやら獣人やら、異種族に変異してしまっていた。
これには流石のこの私、生徒会長“暴君”黒揚羽聖十郎も面食らってしまったとも。
……気づいたら身長が三十センチメートルになっていたのだからな!
さらには襲い来るモンスター、過酷な大自然、失言、政敵からの批判、あと失言……数多の脅威により、私の政治基盤はもはやガタガタだ。遺憾の意を表明せざるを得ん。
まあ失言は私のセルフ失態だが、それはさておき。さておきだ。
諸君。我々はこの難局を乗り切るため、異世界で生き残るために必要なものが何か、すでに知っている。
そう、青春である。
この世界では、青春してる奴が強い!
青春すれば生活も充実するし、メンタルも上向くし、なんでか知らんがスキルも覚醒する!
だから青春しろ! 弾けんばかりの青い春で異世界を塗り替えろ!
我が晴天学園生徒会は、生徒諸君の青春を粉骨砕身の思いでサポートする所存である!
……つまり、要するにだな。
これは――青春に命を懸ける我々の、長い長い一夏の物語なのである。
※当作品はキマイラ文庫、カクヨムでも更新しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
56511文字
会話率:43%
貴族学園のダンスパーティーのさなか、婚約を破棄され、頭からシャンパンをかけられた公爵令嬢。
そんなひどいフラれ方をするのだから、なにか理由があるはずだ。
しかし、公爵令嬢には婚約破棄された理由がまるでわからない。
そこで、相談に長けていると
噂の生徒会書記に相談することにしたのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 07:00:00
11611文字
会話率:48%
豪農の娘アニエス・オベールは、学期末のパーティーで婚約者に別れを告げられる。
婚約者には真に愛する者がいて、アニエスはその者を害していたというのだ。
しかし、アニエスにはしっかりとしたアリバイがあって……。
魔術学園でつづられる、いくつ
かの愛と恋のおはなし。
表題作『婚約破棄の破棄を破棄させていただきますわ。わたくしはもう疲れてしまいましたから。』を含む異世界恋愛短編集。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:00:00
66187文字
会話率:40%
竜騎士とドラゴンの絆が紡ぐ壮大な冒険譚!絆と勇気が織り成すファンタジー
この世界には、秩序を守るための「天秤」がある。
それは、人と魔が争うことなく共存するための均衡を示し、世界を導いてきた。
しかし今、その秩序が乱れようとしている
――。
竜の森に住む幼いドラゴンは、「竜の森の守り手」として、森の平和と天秤を守ることを使命としていた。そんな彼女は人間との優しい交流を夢見ていた。
竜の森と人間の国は、ある事件をきっかけにかかわりをもちはじめる。
フランネル公国の皇女・アイリスは、騎士を目指していた。彼女は、幼い竜にラヴィと名付け、ともに育ち、互いを支え合ってきた。
しかし、平穏な日々は突如として終わりを告げる。魔導帝国が「秩序の天秤」を奪うため、竜の森への侵攻を開始したのだ。彼らが生み出したのは、「死を超えた力」を手にした不死の魔導兵、魔導帝国の野望は、不死の軍勢を作り上げ、世界を闇の支配下に置くことだった。
「私たちは、森と仲間を守らなきゃ!」
アイリスとラヴィは、エルフの賢者サポニスとともに立ち上がる。竜の森の戦士たちや、異なる種族の仲間たちと協力し、絶望的な戦いに挑む。しかし、敵の力はあまりにも強大だった。
これは、ただの戦争ではない。
「力」と「秩序」、そして「愛」の意味を問いかける戦いなのだ。
果たして、アイリスとラヴィは世界の均衡を守ることができるのか?
「秩序の天秤」が示す未来とは――?
剣と魔法が交錯し、信念と絆が試されるファンタジー戦記。
その目で、物語の行く末を見届けてほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
63665文字
会話率:33%
小学5年生の春香は、小さい頃から続けていたエレクトーンで作曲を学び、新人ミュージックコンクールの作曲部門に最年少でノミネートされる。大人と同じ土俵で審査される最終選考にジュニアの作品が選ばれるのは12年ぶり。春香は本選の演奏を心待ちにしてい
た。
しかし、本選を目前に控えたある日、春香は原因不明の頭痛を訴える。軽い風邪かと思われたが、検査のために訪れた病院で医師が首をかしげ、さらに詳しい検査を受けることに。ところが、検査の途中で急に容体が悪化し、春香は意識を失ってしまう。目を覚ましたときには、すでに10日以上が経過していた。
医師からは長期入院と難病の可能性を告げられ、コンクールへの出場は断念せざるを得なくなる。日に日に病状は悪化し、強い薬の影響で思うように動くこともできなくなっていく。将来を夢見ていた音楽も遠ざかり、次第に春香は心を閉ざしてしまった。
そんなある日、春香は偶然「竹笛パンダ」という名の動画配信者を見つける。彼は自然の中で竹笛を吹き、時に間違えながらも楽しそうに演奏していた。その姿に春香は驚く。音楽は間違えてはいけないものだと思っていたのに、彼は堂々と楽しそうに演奏しているのだ。
春香は思い切って竹笛パンダにメッセージを送り、交流を始める。彼の「音楽は正確さより楽しむことが大事」という言葉に励まされ、再び作曲に挑戦することを決意。タブレットを使い、「月夜の船」という曲を作り上げる。そして竹笛パンダに演奏を依頼すると、彼は快く引き受けてくれた。
数日後、竹笛パンダの手によって演奏された春香の曲が動画として公開される。そこには、彼の演奏とともに、「ほしのパンダ」という春香をモデルにしたキャラクターが描かれていた。月夜の海を旅する幻想的な映像と優しい旋律は、多くの人の心を打つ。
病室でその動画を見た春香は、涙を流しながら笑った。――音楽はまだできる。たとえ演奏できなくても、自分の曲を誰かに届けることができるんだ。
そして春香は、次の作品に取りかかることを決める。それは、自分自身の未来を重ねた、とある"旅"の物語だった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 03:41:02
13969文字
会話率:31%
借りたのは金か、それとも未来か──?
二ヶ月前、メルクリア王国の南部で突如として発生した“昆虫モンスターの異常繁殖”。
迫り来る災厄を食い止めるため、王国は討伐隊を編成し南部に防衛線を築くが、敵は日々増殖し続け、王国の戦力は消耗の一途をた
どる。
追い詰められたメルクリアは周辺国に援軍を要請するも、宗主国ミグルスとの交渉が決裂。援軍も資金も得られず、国庫は底をつく。もはや滅亡は時間の問題だった。
絶望が王国を覆う中、第一王女シャルロットは最後の手段として、世界中の金融商会からの融資を提案する。しかし、リスクの高すぎる融資に応じる者は誰一人いなかった。
──ただ一人、謎の新興金融商『アヴァロニア金融』のアダムを除いては。
しかし彼が提示した融資の条件は、常識を覆すものだった。
「融資額、金貨三千枚。その担保として、メルクリア王国第一王女、シャルロット・アイネ・メルクリア王女殿下の身柄を預からせていただきたい」
この一言をきっかけに、王国の命運と王女の人生は、交錯する陰謀と契約の渦へと巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
97728文字
会話率:30%
※1日1話更新※【fujossyデイリーランキング2位/新作ランキング1位御礼】
理化学研究所にblunder(失敗作)のレッテルを張られた被験体№28は、幽世である瑞穂国の妖狐に売られる。妖怪の餌として売られた少年は、先に売られていた少年
が喰われるのを見て、自分もあんな風に喰われるのだなと思った。紅と名乗った妖狐は、名前を持たない少年に「蒼」という名を与えた。「君たちが喜ぶと魂が美味くなるから」と豪華な食事や立派な布団など、安心できる生活を与えてくれる紅を優しいと思い始める。今の生活が出来て痛い思いや辛い思いをせずに死ねるなら悪くないと思う蒼。しかし紅は蒼を特別扱いし、「自分を愛してほしい」と話す。紅の真意が理解できないまま、蒼は紅の優しさにほだされていく。
『仄暗い灯が迷子の二人を包むまで』に登場する伊吹保輔が友情出演しています。理化学研究所の設定は同じ。世界線も同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
362350文字
会話率:36%
『腐男子仲間だと思っていた竜神様に異世界に拉致られました』
「蜜梨ちゃん、どこにいるの? 俺を置いて行かないで」
夢の中に現れる少年はいつも自分の名を呼んで探し、泣いている。子供の頃から時々見る、お決まりの夢。見たこともない少年が泣く
姿が、蜜梨には悲しかった。
看護師二年目の五十鈴川蜜梨は、どこにでもいる普通の腐男子だ。平凡に仕事をこなし身バレしないように必死に隠して同人活動をしている。職場の同僚・御厨秘果は腐男子で、イベントで偶然出会ってからの腐仲間だ。週末には二人で腐談義に興じる。リアルで腐談義できるのは秘果だけだ。
ある日、有り得ない不幸の数々が波のように押し寄せた蜜梨は、気持ちを落ち着けるため神社に逃げ込む。その場所で会った秘果に拉致られ軟禁された。
この世とは思えない場所で、魔法のような力を使う秘果は、実は竜神なのだという。
蜜梨が連行された国は「桃源」という神獣を産む国。蜜梨は「瑞希」という重要な存在で、元々は「桃源」の住人なのだそうだ。
幼い頃の記憶がない蜜梨に真実を語る秘果。信じられないながら、疑う気も起きない。
流されるままに蜜梨は、「桃源」で起きる事件に巻き込まれていく。
誘拐系異世界軟禁ファンタジー。ちょっとエロくて切なくて懐かしい、執着愛の先にあるのは――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:40:00
41648文字
会話率:34%
落ちた先は読んでいたファンタジーBL小説の世界だった。
しかも、『神実』である主人公に転生したみたい。
腐男子の俺は大喜びだけど……。
主人公を虐めまくって最後に闇堕ち・ラスボスになって死ぬ悪役令息が、何故か俺にやけに優しい。
言葉や仕草が
、クラスメイトの夜神君にそっくりで、とっても気になる。
穴に落ちて気が付いたら知らない男たちに囲まれていた。
どうやら、ファンタジーBLの世界に、流行の異世界転生をしたらしい。
しかも転生したのは、最後に闇堕ちして主人公に倒されるラスボスのようだ。
特に親しくなかったクラスメイトに偶然、聞いたファンタジーBL小説。
転生した悪役キャラはラスボスになる割に頭が悪く行動が軽薄。
僕が最も嫌いなタイプだ。
折角なら潔く闇に堕ち、華々しく散るラスボスになろう。
そのためにはまず、鍛錬。あとは、主人公のリサーチだ。
主人公とラスボスに転生した二人がすれ違いながら
登場人物たちと友情とか深めて、恋とかするかもしれない異世界転生ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
182160文字
会話率:36%
最強の魔王ソフィが支配するアレルバレルの地、彼はこの地で数千年に渡り統治を続けてきたが、
圧政だと言い張る勇者マリスたちが立ち上がり、魔王城に攻め込んでくる。
残すは魔王ソフィのみとなり、勇者たちは勝利を確信するが、魔王ソフィに全く歯が立た
ず
片手で勇者たちはやられてしまう。
しかし、そんな中勇者パーティの一人、賢者リルトマーカが取り出した味方全員の魔力を吸い取り
一度だけ奇跡を起こすと言われる【根源の玉】を使われて、魔王ソフィは異世界へ飛ばされてしまう。
最強の魔王は新たな世界に降り立ち、冒険者ギルドに所属する。
そして、最強の魔王はこの新たな世界でかつて諦めた願いを再び抱き始める。
その願いとは、ソフィ自身に敗北を与えられる程の強さを持つ至高の存在と出会い、
そして全力で戦い、可能であればその至高の相手に自らを破り去って欲しいという願いである。
人間を愛する優しき魔王は、その強さ故に孤独を感じる。
彼の願望である至高の存在に、果たして巡り合うことが出来るのだろうか。
2020.4【アルファポリス】様にも同作品を掲載しております。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/60773526/537366203
2020.5【カクヨム】様にも同作品を掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896551796
少しの加筆や修正等をして投稿しています。
宜しければお気に入り登録や、閲覧していただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
4683833文字
会話率:32%
貧農の子ユウは飢餓に苦しむ親に人買いへと売られた。
町の商人に買われたものの、不況の波に飲まれて解雇されてしまう。
町の外に放り出されたユウは何もわからないまま路頭に迷った。
しかし、そこで貧民のグループに助けられてから運命が変わる。
もちろん生活は楽ではない。
抱いていた希望が砕けることもある。
それでも明日を信じて生き抜いていった。
やがてユウは冒険者パーティ『古鉄槌(オールドハンマー)』に入り、これを引き継ぐ。
そして、迷宮、大国、未開拓地域、不思議な場所を巡り冒険するのだ。
これは、数ある冒険者の話のひとつであり、けれど他とは少しだけ違う物語
※注意※
2章までは冒険者になる前の話でしかも長いです。
特に最初は戦いはあんまりありません。
主人公ユウが冒険者として旅に出るのは4章から(の予定)
ゆっくりのんびり読んでもかまわない方のみ推奨です。
ストックがある間は毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
2637350文字
会話率:57%
奇跡のラビリンスという迷宮がある。
『最奥にたどり着けばあらゆる願いが叶う』
昔からそんな噂がついて回る迷宮だ。
いつ、誰が言い始めたのかわからない与太話(かたり)だが、多くの者たちが信じて挑んだ。
ある者は力と富を求めて、ある者は地位と名
声を求めて、そして別の者は己の願いを叶えるために。
かくして、多くの者は散りゆき、わずかな者が望みのものを手に入れた。
その犠牲と利益の天秤は釣り合わず、それでいて人々を惹きつけてやまない。
そんな迷宮を人々はいつしかこう呼ぶようになる。
『悪意のダンジョン』と。
その最奥にたどり着いて自らの願いを叶えた者は未だいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
150500文字
会話率:53%
転生者であるフェリシア侯爵令嬢は待ち受ける断罪劇を回避したい!
わかっていることは以下の通り。
1.転生先の世界が人気乙女ゲーム『ホワイト・アスター』に似た世界である。
2.自分の転生先は悪役令嬢で、ゲームだと必ずヒロインによって断罪され
る。
3.ヒロインは本編に2人、ファンディスクに1人いる。
前世では本編は一応プレイしたが、ファンディスクはプレイしていなかった。
つまり、中途半端な知識しかなく、特にファンディスクの内容にはまったく知らない。
更には本編ヒロインが、攻略対象男性キャラがフェリシアに忍び寄ってくる!(悪役令嬢視点)
果たして、フェリシアは破滅を回避して己の未来を掴むことができるだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 00:00:00
88500文字
会話率:45%
学術都市グレンツェンで生活する主人公たちの日常を描いた物語。
多彩な人種、地域、価値観、文化、おいしい食べ物を通して成長する人々の、ゆるかったりちょっと刺激的だったりするストーリー。
メインヒロインは【小鳥遊すみれ】という少女です。島国の中
でも孤島で過ごした彼女は16歳になって初めて大陸に上陸します。しかも海外での生活でてんやわんや。あたふたする少女はたくさんの出会いを経て成長していきます。
…………が、メインヒロインは小鳥遊すみれですが他の登場人物にも個性があり、人生があり、夢があります。そんなメインヒロインを取り巻く彼らを主眼としたストーリーも展開していきます。
物語の構成上(というよりは作者の趣味嗜好ゆえに)、ある一定の目標設定はありますが個人個人の日常風景の描写を日にち単位で刻んでいくので目標に辿りつくまでにとてつもない時間がかかります。あくまで日常系ストーリーなのでまったりゆったり進んでいきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
2646098文字
会話率:32%
前世女医は魔法が存在する世界線の侯爵令嬢に転生し、この世界は自分が生前読んでいたネット小説の世界だと気づく。
将来激重ヤンデレ男に成長する予定の弟を破滅の未来から更生させ、前世の知識と未来を知るチートを駆使して、姉弟ともども幸せになる未来を
目指す。
そしてなぜか気がついたら、本来交わるはずのない王太子に外堀を埋められて、「もう君は僕と結婚するしかないよ(笑)」と言われた。
あれ、この世界の男はもしかしてヤンデレだらけ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
92104文字
会話率:44%
賢者グリムは卓越した天才であった。
生まれた時より神童と呼ばれ、誰からも一目置かれる存在である。
しかし、グリムは成長と共に他者が理解出来なくなる。
どうして人々はこれ程までに愚かで、非効率なやり方を取り続けるのかと。
そして、他者を愚か
と見下す彼は、人間関係が壊滅的だった。
グリムは、考えた末に一つの結論に至る。
奴隷を購入して、彼の手足として育てれば良い。
自ら教育して従順な仲間を得れば良いのだと。
そして、一人の奴隷少女を購入した事で、彼の愚かな人生は新たに始まる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
41758文字
会話率:46%
人類と魔族は長い歴史の中で、何度も争い続けていた。
白き神を信奉し、理性を重んじる人族。
黒き神を信奉し、本能を重んじる魔族。
時代によっては互いに歩み寄り、協力関係を結ぶ事もあった。
しかし、今の時代は互いにいがみ合い、一部の地域では
小競り合いも生じていた。
人族と魔族の全面戦争が始まる、まさにその時……。
そのタイミングで人族の希望――勇者アレックスが立ち上がる。
更には彼を補佐する仲間、勇者パーティー『ホープレイ』の活躍により人類は優勢となった。
勇者および『ホープレイ』の活躍により時代が変わる。
そして、この世界では新たなる物語が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 23:30:00
501642文字
会話率:39%
【第8回ネット小説大賞】コミックシナリオ賞 受賞! ※2020/06/02
(2020年10月28日より「マンガBANG!」にてコミック連載開始!)
黒峰徹(くろみねとおる)は、病により若くして息を引き取る。そして、気が付くとハマっていた
MMORPG『ディスガルド戦記』の世界に生まれ変わっていた。
転生した徹は、死霊使いの素質を持つ事を知る。その素質とは、死者の魂と交流可能という物。徹は迷わずネクロマンサーへのクラスチェンジを目指す事になる。
また、徹は持っていたゲーム知識を存分に役立てる。生産系の知識を使って資金調達。高レベルの装備入手。必要となる素材の場所も、全て徹の頭の中にあった。
しかし、その結果として、徹は権力者に目を付けられる。徹の意思とは関係無く、帝国との争いに巻き込まれて行く事となる……。
この物語は、試練を乗り越え、死霊の軍勢を作り、徹が死霊王へと至る内容となっている。
【章構成】
第一章 ケトル村の日々編(アレク五~六歳。アレクの成長物語)
第二章 ケトル村からの旅立ち編(アレク十四歳。ケトル村からの旅立ち)
第三章 クラン結成編(クラン結成とメンバー育成)
第四章 クラン飛躍編(アレク十五歳。販路拡大と知名度向上)
第五章 ネクロマンサー編(ネクロマンサー転職とユニークスキルの判明)
第六章 アトランティス諸島編(バカンスとユニーク装備取得イベント)
第七章 ヴォルクス活性編(クラン事務局のお手伝いと街の発展)
第八章 上級職転職編(クランメンバーの上級職転職)
第九章 ヴァーム砦防衛戦編(アレク十六歳。カーズ帝国との攻城戦)
第十章 クラン対抗戦編(王都クランとの交流戦)
第十一章 レクイエム編(領主交代とアレクの出自)
第十二章 宮廷魔術師編(アレクの宮廷入りと王都発展)
第十三章 世界樹防衛戦編(カーズ帝国進軍と世界樹防衛)
第十四章 ヴォルクス帰還編(アレクの結婚とヴォルクスへの帰還)
第十五章 和平交渉編(戦争回避に向けた活動)
第十六章 カーズ帝国攻城戦(戦争とその結末)
第十七章 ヴォルクス防衛戦(使徒襲来)
最終章 王都攻城戦編(決戦とその結末)
番外編1 それぞれのその後(全六話)
番外編2 英雄アンナの流儀 ~神を殺した軌跡~(全十一話)
番外編3 ミーアという少女(全六話)
オマケ 裏設定集
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 23:30:00
1115331文字
会話率:36%
マルコが生まれたのは土の中であった。
神は彼を救わなかった。
代わりに彼を拾ったのは、魔族の女だった。
魔族は契約を重んじる。
特段の理由がなければ、人の法をおかすこともない。
ゆえに人の命を奪う際にも、それは合法でなければな
らない。
成長したマルコは、母の指示で街へ向かった。
合法的に人の命を奪い、金を稼ぐために。
理由などは考えたこともない。できるだけ金を稼ぎ、彼が母と呼ぶ女に捧げる。それ以外に、生きる目的もなかった。
しかし予定通りにはいかなかった。
街に異変が起きていた。
はじめは小さな予兆だった。それが次第に無視できぬ災厄として具現化した。遺跡の古代兵器が目覚め、世界を破壊し始めた。
人々は抵抗を始めた。世界を守るために。詩人は彼らの活躍を歌った。戦いの中から英雄が生まれた。
マルコはしかし彼らの活躍を傍観していた。
この世界を愛していなかったのだ。
滅ぶなら滅べばいい。
世界を救う理由など、微塵もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
367306文字
会話率:42%
因果は、人を幽世へ連れ去ってしまう。
行き先は巨大な木造アパート。
誰が作ったのか、なんの目的で作られたのかも分からない。
ただ間違いなくそこに存在している。出口はない。ひとたび連れ込まれたものは、二度と外へ出ることができない。
住人た
ちはそこで、素性も知らぬ隣人と生活することになる。
賢い人間、愚かな人間、虚ろな人間、あるいは人間とは言い難いものたち。
もし人間性を失った場合、人は獣(ビースト)へ変貌してしまう。
獣は理性をもたない。
殺すしかない。
そこに法はない。
しかし秩序はある。
秩序は、ある。
あるが、常にそれを守ろうとする誰かがいなければ、いともたやすく失われてしまう。
人は恐怖している。
ウソでもいいから秩序を維持できなければ、人間性を失うのも時間の問題である。
人間性を失えば獣になる。
秩序だ。
なによりもそれが必要だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 20:00:00
396894文字
会話率:39%
どこからどう見ても宗教であった。
しかし彼らは科学だと言い張った。
彼らは人命を玩弄している。
理解不能な思想のもとに、命を奪い続けている。
ひょんなことから主人公はそんな組織に就職した。
ひょんなこと――。そんな言葉で片付けていいのか
分からないが、とにかく就職した。
組織は人を殺めている。
主人公も加担してしまう。
上司は、同僚は、いったいどんなつもりでこの仕事をしているのだろうか。
彼らは普通の人にも見える。
少なくとも会話は成立する。
理性で動いている。
主人公はぼんやりと考える。
この組織を破壊すべきか、あるいは世界のほうを破壊すべきなのか。
続けていれば給料は入る。
待遇も悪くない。
まるでイッパシの優良企業みたいだ。
(※「もういいよ」の続編です。ジャンルが違い過ぎるので別作品としました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:00:00
191020文字
会話率:38%
魔素、それは魔力の根源。
そこは遍(あまね)く魔素の揺蕩(たゆた)う世界。魔物や魔石、そして、魔法の存在する世界。
人は時に命を懸けて魔物と闘う。魔石は倒した魔物から得られる勝者への褒美。その表面に虹色の紋様が妖しく揺らめく、何とも
不思議な石。
偶然の巡り合わせにより、魔物の棲み家である魔の森の中に造られた開拓村。
そこは、他所とは一線を画す濃厚な魔素の漂う場所だった。その村で生まれ育ったレオは、魔物同様に魔力持ちとなり、やがて魔力による身体強化に目覚める。
都会とは桁違いに濃厚な魔素が漂う村で、レオは世の魔導師たちが想像すら出来ない速さで己の魔力を増大させてゆく。しかし、濃厚な魔素とは裏腹に文明の恩恵が最も希薄な辺境の村には、魔法の知識など皆無だった。
他者の遠く及ばぬ文字どおり人外の魔力を体内に宿しながら、魔法を使えぬ歪(いびつ)な存在となったレオ。それでも己に降りかかる理不尽に抗い、必死に足掻き続ける。
やがて放浪の果て、とある魔導師との邂逅はレオに・・・
レオの生きる世界は魔物が咆吼し、王侯貴族が支配する “力こそ正義” の世界。
そして、不条理の世界。その長き停滞の時代、レオの活躍はやがて彼の意志を越え彼の起こした波紋は、いつしか世界の隅々へと拡がってゆくのだった。
それは時に、魔石が浮かべる妖しくも美しい紋様のように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
212158文字
会話率:12%
気づけば異世界。しかもモブ美少女な伯爵令嬢に転生していたわたくし。
静かに余生——いえ、学園生活を送る予定でしたのに、魔法暴発事件で隠していた全属性持ちがバレてしまい、なぜか王子に目をつけられ、魔法師団から訓練指導、さらには騎士団長にも出会
ってしまうという急展開。
……団長様方、どうしてそんなに推せるお顔をしていらっしゃるのですか?
枯れ専なわたくしの理性がもちません——と思いつつ、学園生活を謳歌しつつ魔法の訓練や騎士団での治療の手助けと
忙しい日々。残念ながらお子様には興味がありませんとヒロイン(自称)の取り巻きへの塩対応に、怒らせると意外に強烈パンチの言葉を話すモブ令嬢(自称)
これは、恋と使命のはざまで悩む“ちんまり美少女令嬢”が、騎士団と王都を巻き込みながら心を育てていく、
――枯れ専ヒロインのほんわか異世界成長ラブファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
82732文字
会話率:36%
料理の腕は超一流、でもどこか凡人な洋食屋の店主・ヒナタ。彼の前に現れたのは、自らを「座敷童子」と名乗る少女・ユズだった! 彼女の願いは、人間にしか作れないとされる「幻の妖怪飯」を食べること。
最終更新:2025-07-24 00:00:00
51125文字
会話率:29%
生化学が歪に発達した世界。
ある森の奥深くに、一人きりで生きる女性、「わたし」がいる。静かに暮らすわたしは、「生体術」によって植物を操り、自給自足の生活を送っていた。森では「神の鳥」の鳴き声が響き、孤独な日々をささやかに慰める。わたしは、
誰も取りに来ることのない手紙を、ポストに入れ続けていた。
かつて、森のふもとには村があり、人々が住んでいた。「わたし」ことルタ、男友達のユツキ、女友達のヒイナは、幼い頃いつも一緒だった。森の奥には、「神の鳥」と呼ばれる絶滅寸前の鳥がいた。その鳥は伝承によれば、村の守り神であり、罪を罰する存在。幼い三人は、その鳥の巣を大切に見守っていた。
成長した「わたし」は村を出て都市の学校で学び、失われゆく動植物を救うため『生体術』の研究者となる。それは、かつてバイオテクノロジーと呼ばれた技術に近い何か。ユツキもまた学校で術を学びたかったが、願いは叶わなかった。
数年後、鳥の声に導かれた「わたし」は、故郷へと帰り、ユツキとヒイナに再会する。しかし、仲睦まじい二人の姿を見て、ようやく気づく。ずっとユツキを想っていた、本当の気持ちに。
その頃村には、自然からエネルギーを搾取する『工場』の開発の波が迫っていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
6444文字
会話率:10%
空は鉛色に染まり、冷たい風が荒野を吹き抜けていた。
だがその風に混じるのは、ただの冷たさだけではない。遠くの空から、薄暗い雨粒が落ち始める。地面に触れると、闇色に染まり、まるで世界そのものがその身を震わせているかのようだった。
この世界に
は三つの国が存在する。
北方のヴァルクレイア帝国は、その圧倒的な攻撃力で名を馳せていた。強者こそが正義とされ、厳格な軍事国家として知られている。
西方のバスティオン帝国は、まるで壁のように鉄壁な防御を誇り、その国土は不落の城塞と化している。
そして南方に位置するヴェルメリア聖国は、神の怒りと慈悲を象徴する黒雨――“こくう”を信仰する厳格な宗教国家だ。
黒雨はこの世界の秩序を保つとされる神の怒りの証。
そして、その黒雨の降る地域でしか姿を現さない、忌まわしい存在がいる。
人々は彼らを「ラウカン」と呼ぶ。
ラウカン――それは神の使徒、天から遣わされた破壊者。
人類の罪深さを嘆き、滅ぼすために創られた化け物である。厚く硬い皮膚は通常の武器では一切傷つけられず、その存在自体が世界にとっての災厄だった。
彼らの出現と共に降る黒雨は、二、三時間でやむとされるが、その間に何が起こるのか、誰も知ることはできない。
そして、人類の中にはラウカンの力を利用し、己の欲望や理想のために動く者たちもいる。彼らは暗躍し、世界の秩序を揺るがそうとしていた。
薄暗い街の一角、ヴァルクレイア帝国の首都――騎士団本部の広間で、新たな一日が始まろうとしていた。
「…これで、キキョウ、君は正式に第一騎士団の副団長だ。」
厳かな声で告げられたその言葉に、青年は一瞬戸惑いの色を浮かべたが、すぐに硬く決意を胸に秘めた。
彼の名はキキョウ。凡人と思い込んでいた男が、今、新たな責務を背負い立ち上がる瞬間だった。
だがその背後には、冷徹な視線が静かに注がれていた。赤い炎のような瞳の少女――ストレリチア。
彼女は世界一の剣術を誇る第一騎士団の団長であり、己の使命以外には一切の感情を見せない。
強さだけが正義。弱さは切り捨てる。
その厳しさは部下たちを震え上がらせるが、誰も彼女の剣の前には敵わなかった。
二人の運命は、この日から静かに、しかし確実に動き始めていた。
黒雨の空の向こうで、ラウカンたちはその時を待っている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
14760文字
会話率:19%
目を覚ましたとき、彼女ーーカティア・グレイスベルは何も覚えていなかった。
名前も、家族も、生きていた証さえも、まるで、最初から存在していなかったかのように。
辺境の地ファンティアにある屋敷で、彼女を迎えたのは、若き領主セルヴァン・ファント
メル。
不思議な雰囲気を纏った彼は、どこかよそよそしく、けれど彼女に優しかった。
「貴女は、ここで休むべきなのです。どうか、無理に思い出そうとしないで。」
微笑の奥に隠された翳り。
夢で見る誰かの声。
胸の奥に残る、何かを失った感覚。
穏やかな日々の中、少女は次第に疑問を抱き始める。
自分は、なぜここにいるのか。
そして、なぜ、この人の声に、こんなにも心が揺れるのか。
名前も過去もわからない令嬢と、謎を抱えた領主の、忘却から始まる愛の物語。
真実が明かされるとき、二人の運命は、希望か、それとも絶望か。
(完結まで毎日0時更新いたします。よろしくお願いします。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
19718文字
会話率:29%
『将来の夢は、幼なじみと結婚すること。』
だったのに、彼の制服姿を見た瞬間、前世の記憶が蘇った。
この恋、ゲーム通りなら報われないって、知ってしまった。
前世の記憶を思い出して、恋はもうしないって決めてたことを思い出した。
私が転生した世界
は、大好きな乙女ゲームの世界で、私はただのモブキャラだった。
そして、幼なじみの彼――ルイは、ヒロインと結ばれるはずの攻略対象。
だから私は、誰よりも彼を想っていながら、隣にいることしかできない運命だったことに気がついてしまった。
それでも、彼の優しさに揺れて、笑顔に惹かれて、気づけば目で追ってしまう。
ーーこの気持ちは、叶わないから。
すれ違い、嫉妬、戸惑いのなかで、彼のまっすぐな想いに触れたとき、背を向け続けた恋が、静かに、でも確かに動き出す。
これは、好きに素直になれなかった私が、ようやく誰かと心を重ねるまでの、すれ違いじれキュン・学園ラブストーリー。
(毎日12時更新いたします。最後までお付き合いいただけますと幸いです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:00:00
80575文字
会話率:26%
「もし、やり直せるとしたら君はどうする……?」
ルナ フォレはヴィラージュという村で、何不自由なく幸せに暮らしていた。
初恋の彼との他愛もない会話、親友との楽しいおしゃべり、家族のように扱ってくれる義父。
ルナはこんな日々がずっと続くと良
い、そう思っていた。
そんなある日、ルナは村で一匹狼の青年に攫われ、村を離れることになってしまった。
耐えられなくなったルナは、短い人生を自らの手で終えたはずだった。
しかし、ルナは目を覚まし、村に戻っていた。
ルナが安心して、外に出ると、どうやら時が巻き戻っているようで……!?
この世界はカレイドスコープのような世界。
様々な面を見せる世界でルナはどのような結末を迎えるのかーー。
【毎日12時更新です。前編、中編、後編の3編の短めのお話です。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 12:00:00
12118文字
会話率:21%
ある夏の夜。一人の女の子が自分の部屋から星を眺めていた。その目の先は雲がなく星しかなかった。
そこに一つ流れ星が落ちてきた。願いを叶えてとばかりにゆっくり落ちてくる。
「お星さま、どうかお願いです。私のお願いを聞いて下さい・・・。
最終更新:2025-07-24 00:00:00
2971文字
会話率:23%