人の負の感情から生まれ、人間の心を喰らい、
霊魂を取り込んで暴走する怪異『あやかし』
それを退治する『退魔師』が暗躍する魔都、東京。
彼らは現世と幽世の狭間にある『異界』で、
悪意の塊である『あやかし』と対峙していた。
始祖の記憶と
いう特殊能力を持った人間。
能力は持たないが実力で勝ちあがる人間。
それぞれがそれぞれの意志で、
この世界の裏側で均衡を守っている。
その中に『およろずリサーチ』という、
伝説とされる退魔師事務所があった。
今は亡き『最強の退魔師』と謳われた初代。
消えた『聡明の退魔師』と呼ばれた二代目。
英雄が消失した世界で、少年は立ち上がる。
あやかし、怪異の始祖、アンチギルド。
神宮空間、始祖の記憶、炎獄の神。ガーデン。
少年たちよ。
悪意蔓延り混沌極まる群雄割拠なこの時代を、
快刀乱麻に駆け抜けろ――。
やおよろずリサーチ、開演。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 16:10:27
146707文字
会話率:47%
鈴鹿和三郎は警視庁公安8課に移動になった。所属部署があるという場所がなぜか、小泉八雲記念公園。そこで同僚だという女子高校生・淡島ハルコと出会った。和三郎はハルコに導かれるまま、公安8課へと誘われる。そこは、案の定、資料室みたいな薄暗がりな場
所で、お約束通り通常の警察業務からは逸脱した業務に従事していた。対オカルト犯罪に対抗すべく組織された公的機関。怪しげな人々が跳梁跋扈する、特殊な業界の中でも大手と言われる組織だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:37:12
80231文字
会話率:44%
紫藤夕弦は順風満帆な人生を送る49歳の役職持ち会社員。しかし、信頼する部下と最愛の妻の裏切りで全てを失った。自暴自棄になりヤケ酒を呑んだ帰り道、川へと落ちるのだった。
沈んで流された先は海でも幽世でもなくR-0009と呼ばれる異世界の惑星
の衛星。人類の夢である不老不死の体となり姿も骨格も微妙に変化してしまい非現実的な状況に悲鳴を上げる。
荒れ果てた母性を眺めながら地球より優れた科学技術の残る衛星基地で受け入れ難い現実を逃避するが、世界征服を企む超人もとい先人転移者にNo.2のポジションを与えられて裏から世界を牛耳る組織の一員となるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 08:10:00
134145文字
会話率:32%
『兄さま』こと時平様は宇多上皇に隠し育てられた姫、つまり私・浄見(きよみ)に夢中・・・のはずなのに、既に妻は二人いるし、宮中にも、た~~くさんの恋人がいる。『浄見を忘れるために色々な女性と付き合った』というけれど、根っからの浮気者と区別がつ
かないのが悩み。私・浄見は女房・伊予(いよ)として宮中に身を隠しながら遭遇する様々な事件を解決したりしなかったりする!
いつも美味しいものや貴重なものを贈ってくれる忠平様から謎の文が届いた。
その謎を解くと皆が欲しがる役に立つものをくれるというけどそんなものがあるならタダでくれればいいのに!
他界と俗界の境界には、雨上がりに一瞬だけ現れる神秘的な現象が起きるという。
私は今日も幽世(かくりよ)に一歩足を踏み入れる!
誠に勝手ながらこの作品は数日中に削除いたします。後日、連載「少女・浄見(しょうじょ・きよみ)」に追加する予定ですので、以後はそちらでお読みいただけますと幸いです。「平安貴族の侍従・清丸のお手伝い事件簿」のシリーズ名を変更し、内容は似たものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 07:00:00
9791文字
会話率:24%
とある森に霊が現れた。その霊には記憶がない。霊は自身が何者なのかを知るために世界をさまようのだった。
最終更新:2024-04-20 15:00:00
2869文字
会話率:12%
ある一帯に置いて、無敗を誇った不良がいた。
その不良の名は――|桜木 伶弦《さくらぎ れお》。不良達の間で《鬼人》という通り名で恐れられていた。
しかし、伶弦も人間である以上、死から逃れる事は出来なかった。
伶弦は、とある事件で重
症を負い、その生死の狭間で親友と約束をする。
次第に伶弦の意識は消え、人生の幕を閉じた――
……かと思われたが、死んだはずの伶弦は、何故か意識を保ったまま、謎空間に数十分程放置されていた。
そこに、日本神話に登場する、夜を統べる神――|月読尊《ツクヨミノミコト》から声が掛かる。
月読尊は、伶弦の死後に選択肢を与える。
選択を委ねられた伶弦の答えは、記憶を維持したまま、妖怪や幽霊達が暮らす|現世《うつしよ》の裏の世界――『|幽世《かくりよ》』に転生させてもらうこと。
そんな世界に転生するということは、必然的に伶弦も人を辞めることになる。
月読尊は伶弦にその事を伝えたが、伶弦はそれを了承する。
待ってろよ、右京。俺は必ず、お前の元に戻る!
こうして、伶弦は幽世へと転生した。
✿
この物語は、幽世へと転生した伶弦が再び右京と再会し、約束を果たすまでを記した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 03:24:57
30370文字
会話率:47%
幼いころから妖怪が見える、と言ってはいけませんでした――――。
小春は、両親が望んだ普通を望む。
小春という少女は、寒い世界で息を吐く。
でも、視線を少しだけ上げたら。また、強く手を握りしめたら。
あなたがいる。あなたが笑う。あなたが手を招
く。
こっちへおいで、と、現実とは異なる幽世へ行こう、と。
あなたを探している。
雪の世界で。あなた、貴女、あなたを……。
――――
1月6-7日より連載を開始します。
立花みかんから残酷描写を取り上げたら少女小説が書けるんじゃないか説、を
検証するために書くことにしました。
挿絵は全て『とまと(@tmtn1009)』が作成しております。無断転載・使用は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 17:59:42
29990文字
会話率:43%
どこまでも砂漠が広がる、灼熱の王国。
青年エルバ・アルヒムは仲間とともに襲い来る盗賊たちへ立ち向かうも、激闘の甲斐なく殺されてしまう。
次に気がつくと、そこは現世と幽世の狭間であった。
大人しく幽世に向かうか、このまま現世に干渉するかを
問われ、エルバは苦悩の末後者を選ぶ。
かくして魂だけの存在となったエルバは、彼のことが「見える」人々とともに、神への生贄として選ばれた恋人の運命を変えるため、奔走することとなる。
愛する女性が殺されるまで、あと一年。
初めて投稿します。
世界史の授業中に思いつきました。荒いところも多々ありますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 00:05:57
5884文字
会話率:40%
一途な鬼の口説き方。「後悔なんて、死んでからすればいい」午前零時。鬼が嗤えば危機迫る。
幽世と現世の境界は、黄泉比良坂にあり。
閻魔庁の支配下組織『黄泉比良坂所』には、御役所勤めの鬼がいる。
霊魂管理部調査課のアスラは、今日も黄泉の入口と現
世を繋ぐ神木仏具店の仏壇から現れた。
「また、貴方ですか」
迷惑そうな老舗仏具店の店主・神木マヤに、鬼が嗤う。
「今日も明日も俺だ」
今宵の目的は、現世で行方不明になった霊魂の緊急捜査。メッセージは遺書。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 04:41:03
17418文字
会話率:41%
昔から陰陽師は、人の歴史の影で暗躍してきた。
ある時は人に仇なす妖怪を倒し、
またある時は人を幽世に引き摺り込む霊を調伏した。
そしてそれは、現代まで続いている。
これは二世代に渡って紡がれる、歴史の影に隠れ続けてきた陰陽師達の記録である
最終更新:2024-03-10 13:46:25
264文字
会話率:0%
高校2年生の夏休み、友達に夏祭りに行こうと誘われた明蘭アラン。この町では毎年、神社で夏祭りが開催される。
参道に並ぶ屋台、綺麗に飾られた提灯、境内の近くで神楽を舞う巫女、そして夏祭りの大目玉である花火大会。
町の人々の1つの楽しみである
この夏祭り。
今年の夏祭りは、どこか異様だった。
神楽鈴の音が四方八方から聞こえ、気づくとそこは江戸時代から存在していた妖怪の住む世界、妖楽街ヨウラクガイと呼ばれる幽世カクリヨだった ──。
知らぬ間に迷い込んでしまった人の子、明蘭アランは妖怪達にとって格好の獲物。
妖楽街ヨウラクガイから出ることができるのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 18:46:01
2017文字
会話率:71%
古の昔より現世と幽世の定かならぬ境界を彷徨う怪異、「鵺」。そしてそれらを操り己の力に変えて現代まで世界の裏側で暗躍してきた「鵺使い」たち。その宿業は未だ多くの因縁を生み出していた。
数奇な運命を経て「鵺使い」と為った青年、鹿賀鉄男。
そして同じく悲運の果てに「鵺使い」となってしまった少女、寒川リョウ。
二人の出会いは各々の運命に何をもたらすのか?深い闇の運命の先にあるものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 00:18:31
83956文字
会話率:39%
──私が愛した人は、世界の破壊者でした。
夜の闇を引き裂くサイレン。さまざまな怪異が霧に乗って訪れる「濃霧現象」。それは役小角、空海らが聖地とした四国の港町・水城市で起こる謎の怪現象だった。
濃霧の中では『ゴースト』と呼ばれる住人
のドッペルゲンガーのほか、神話上の怪物、都市伝説の怪物、妖怪らが受肉する。ソロモン72の魔王、メドゥーサ、ペルセウス、中国からは斉天大聖・孫悟空、日本からはイザナミノミコト、ヒルコ、日本最大の怨霊・崇徳上皇──。世界の「神話」の枠を踏み越え現れる「幽世」の者たち。
果たして、この街ではなぜそんなデタラメな「奇跡」が起こるのか……?
その水城市では主人公・北藤翔太が幼馴染である海野美優と平凡な高校生活を送っていた。密かに惹かれ合い、互いに想いを届けられないでいる2人。だが実はこの翔太こそが、世界を滅びへと導く存在だった。
果たして翔太は人類や神々、悪魔たちの敵として覚醒するのか。
「翔太くんは私が守る!」
「美優は俺が守る!」
鍵を握るのは翔太、そして美優の想い……。
この世界ではその背景に、国家や政府機関にも強い影響力を持つ秘密結社「国際魔術会議(ユニマコン)」も暗躍する。そして彼らの正体が判明した時、これらすべての謎が解き明かされる!
「神話」が交錯する閉ざされた田舎町を舞台に繰り広げられる神と悪魔の「バトルロイヤル」。
宇宙崩壊、そしてこれを阻止せんとする切り札=「聖女」の出現。そのプロローグが静かに幕を開けた──。
※……古今東西、様々なホラー作品のオマージュも盛り込んでいます!
【週刊アスキーさん記事】
https://ascii.jp/elem/000/004/119/4119786/2/
(旧タイトル『ウジャトの方舟』)
【街の舞台モデル】
愛媛県八幡浜市(この作品で町おこしを目指します!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 21:16:08
762055文字
会話率:33%
とある山奥にある田舎村で、名家のお屋敷に女中として奉公していた十九歳の鈴(すず)は、近隣ダム決壊の水害に巻き込まれ、命を落としかける。
しかし、目を覚ますとそこは神やあやかし達が住まう世界『幽世(かくりよ)』で、神々の間でも頂点に君臨する
といわれる最高位の神『天之御中主神《あめのみなかぬしのかみ》』(通称『天帝』)に、「今日から私の妻とする」と宣言され、躊躇う間もなく夫婦の盃を交わすことになってしまう。
戸惑いながらもかくして始まった幽世花嫁修行生活。
賑やかな神々やあやかしたちに囲まれ、日々、様々なトラブルや困難に見舞われながらも、持ち前の最強女中スキル(&サバイバル知識)を発揮し、自ら道を切り開きながら幽世の民たちとの絆を深める鈴は、やがて最高位の神の妻として、不動の地位を築き上げていく――。
舞台は幻想的な異世界『幽世』。
ヒューマンドラマ×溺愛×ほっこりコメディ。
※本作品は第一幕にて一旦完結とさせて頂いております。
(予約投稿にて完結の第9話まで予約登録済み。毎日21時更新です)
※また、本作品は完全に独立した作品ですが、別連載作品「我が学舎は幽世にありまして」と同じ舞台(ただし別場所)を使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 16:16:11
28255文字
会話率:58%
天涯孤独の花染琴羽は、里親と同じ『妖医』を目指し、ある特殊な大学に進学する。
学び舎の名は、「幽世大学」こと、通称「學園」。
学び舎の場所は、あやかしたちの棲まう世界「幽世」。
同級生のほとんどは、賑やかなあやかしたち。
學園
を卒業すれば特殊な学位を身につけられる反面、上級あやかし(鬼・妖狐・天狗)による勢力争いが激化している「幽世」は、人間にとっては危険な巣窟。それでも妖医になるべく満を持して幽世にやってきた琴羽だったが、来て早々、人と少し違った体質を持っていることが原因で鬼の次期頭領・天堂要に目をつけられ「お前を俺の〝番(つがい)〟にする」と宣告されてしまう。
なんとかその場は逃げ切ったものの、琴羽は鬼の庇護を受けながら學園生活を送ることとなる。
おまけに同じクラスには妖狐族や天狗族の後嗣まで名を連ねていて、一触即発・波瀾万丈な空気の中、琴羽は個性豊かなあやかしたちと出会い、向き合い、それぞれのトラブルに立ち向かって友情を育みながら、ともに成長していく。
あやかし、幽霊、神々が棲まう近未来的な幽世を舞台に、彼女の賑やかな學園生活が幕を開ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 08:00:00
232724文字
会話率:56%
大学生の伊坂雀は、目が覚めたら全く見覚えのない幽世館というホテルにいた。昨晩の飲み会の後の記憶がなく、手荷物どころかケータイや財布すら所持していない状態だ。事情を話して直ぐに帰ろうとするのだが…ここはホテルも人も、全てが非常識の非日常だ。
最終更新:2024-01-01 20:53:12
25139文字
会話率:35%
此の世でも彼の世でもない、人と神と妖がともに生きる世界『幽世』。
そこで生きる人間の少女・椎名ゆかりと、彼女を取り巻く優しい住民達のとある一年の物語。
※この作品は、カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2023-12-22 07:00:00
2980文字
会話率:28%
平和な日常は、悪魔の襲撃によって壊された。
鬼神の思惑、過去の因縁、それぞれの約束が絡み合い、土地神たちは翻弄される。
そんな中、入院している主人公は幽世で、新たなる神と共に生還を目指す。
この試練に打ち勝ち、日常を取り戻せるのか……
※
他サイト(カクヨム様)で投稿したものと同じ内容です、
51話で完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 00:00:00
160798文字
会話率:35%
二度の世界大戦とその後に訪れた近代化の大波は、世界中に存在していた様々な慣習を洗い流した。
たとえば『ここに入ってはいけない』という山。
たとえば『神様が宿っているから切ってはいけない』という木。
たとえば『罰が当たるから壊してはいけない
』という社。
たとえば『悪いモノを封じているのだから移動させてはいけない』という大岩。
諸々の『神聖なモノ』は急速に失われていった。それも世界規模で。
その結果、現世と幽世と呼ばれる境界が揺らぐこととなった。
1990年代。オカルトだとか詐欺だと言われていた【霊的なモノ】が当たり前に現世に現れるようになった。
2000年代。それら【霊的なモノ】が異界と呼ばれる己の世界を構築することが当たり前と思われるようになった。
そして2020年代の今。人類は【霊的なモノ】を排除しなくてはならない存在ではなく、共存することができる存在として認識するようになっていた。
これはそんな時代に生まれた少年の物語。
題名は変更するかも。
タグも増える可能性有り。
不定期投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:19:27
319960文字
会話率:28%
「ここ……どこ……?」
ごく普通の女子高生、香織は高校の帰り道に妖怪が棲む世界である幽世へと迷い込んでしまう。
幽世は人間は喰われてしまうという過酷な世界。そこで香織はシャタと名乗る美しい鬼の少年に導かれ、遊廓で下働きとして働くことになる。
人間である自分に優しく接してくれるシャタに次第に心惹かれていく香織。しかし彼には〝大事な人〟がいるようで――?
※物語の舞台は遊廓です。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 11:07:34
40938文字
会話率:46%
ある日カラスに突き回されていたすずめを助けた奥菜は、仕事のスランプで旅行しようとしていたところ、助けたすずめにお礼を言われる。
「助けていただいたすずめです。よろしかったらしばらくの間、滞在しませんか?」
それは現世と幽世の間につくられ
たすずめのお宿、幸福湯だった。
店主のすずめのあおじに上客としてもてなされることとなったものの……この宿にやってくる客、問題児しかいなくないか?
幸福湯にやってくる問題児にトラブル、ただ泊っているだけなのに巻き込まれる奥菜は、がなりながらもそれらに対処していく。
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 07:00:00
81341文字
会話率:51%