地球人が初めて出会った異星種族『リャオ』。彼らの住む惑星遼州には豊富な金鉱脈が眠っていた。地球人は文明の力を盾に彼らを奴隷化するが、やがて駐留軍の反乱によって遼州は独立。そこに地球を捨てた者たちも加わり、遼州は複数の国家に分裂、戦乱の時代へ
突入する。
一方、遼州人が建国した『東和共和国』は武装中立を掲げ、二十世紀末の日本に似た文化を維持しながら平和を保っていた。そして400年後——。
理系オタクで乗り物酔いがひどい神前誠は、どう考えても罠としか思えないような経緯で、機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命される。しかも配属されたのは、武装警察風の「司法局実働部隊」。通称『特殊な部隊』と呼ばれるその組織には、異様な隊員たちが待ち受けていた。
八歳児にしか見えないエースパイロット・クバルカ・ラン中佐、女好きの駄目司令官・嵯峨惟基、中身の読めない人造人間やサイボーグ、さらには全員女性の戦闘用人造人間クルーなど、個性が強すぎる面々。配属された5人の前任者は、全員がわずか1週間で逃げ出したという。
そんな彼らの前に立ちはだかるのは、「力ある者が支配する世界」を目指す『廃帝ハド』、進化を拒絶する謎の存在『ビッグブラザー』、そして宇宙秩序の再編を目論む『ネオナチ』。
戦いの中で、誠に宿る未知の『力』が覚醒する。それは世界の未来を左右する鍵となるのだった——!
SF×お仕事×ギャグ×戦記!「特殊な部隊」の戦いが今、始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:52:29
381066文字
会話率:40%
「これが……最強装備だと……!?」
――近未来、人類は謎の生命体“デビルズ”の襲来に瀕していた。だが科学の進歩は予想外の方向へ暴走し、完成したのは……逆バニーバトルスーツ。露出部分が防御力MAX、覆ってる部分がゼロ防御という狂気の装備。
最
強司令官・真田ハヤトは頭を抱える。「なぜ俺がこれを指揮しなきゃならん!?」だが、ヒロインたちはやる気満々だ。「司令官、私を見ててくださいっ♡」
──バカと天才が紙一重なら、変態と英雄も紙一重!?
笑いあり、涙……はたぶんない、露出度逆転ヒロインたちが魅せる、熱血バトルギャグ開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 20:08:53
111798文字
会話率:27%
異界との戦いが続く中、ナズナに届いたのは、TASK-V司令官・千界からの一通の招待。
「君の周囲の人々も、今後は無関係でいられないかもしれない。顔合わせと慰労を兼ねた小旅行を用意した」
──舞台は、山奥の静かな温泉宿。
集まったのは、ナ
ズナの仲間たち........と見知らぬ顔だった
これは、ナズナが仲間という存在により、さらに進化する物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 14:45:31
7307文字
会話率:20%
空想科学宇宙戦争活劇。宇宙暦500年。
地球を含む<銀河連合>は神を名乗る異星人<トスーゴ>との全面戦争に突入していた。
銀河間を優に越える射程を持つ超兵器により<銀河連合>の首都星は破壊された。
敵司令官アリアの妹リインとの決闘に勝った弓
月明であったが、三か月が過ぎても目覚めることはなかった。
明を欠いたまま超弩級宇宙戦艦<スペースインパルス>は銀河連合艦隊と共にトスーゴ第三艦隊の本拠アンドロメダ銀河M31へ向け進軍する。
そして最大の戦いが始まる―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 23:59:06
67288文字
会話率:29%
生まれ育ったシルバート大陸を離れたユイナ達は、新天地を探して船旅を続けていた。だが、皆が寝静まる真夜中に『魔眼』と呼ばれる海賊から襲撃を受けた。
紅い瞳を光らせ、暗闇から襲いくる強敵。銀狼のアレスや船乗り達の活躍でどうにか撃退したものの
、多数の負傷者が出てしまった。
それから数日後、ロートニア王国の港町へとたどり着いたユイナ達は、休養と船の修理をかねてしばらく滞在する事となった。恵まれた自然、美しい街並み、どれも豊かで平和な景色だった。
ところが、そんな平和な街も『魔眼』と呼ばれる海賊に襲われていた。子供が攫われ、他の人間は殺されたという。それを聞いたアレスは、メリル王女と討伐の旅に出かけてしまう。
音信もなく待ち続ける日々はつらい。
眠れないユイナは、彼の無事を祈り、月夜に舞った。
帰ってきたら、恋心を打ち明けよう。
ところが、アレスに想いを寄せているのはユイナだけではなくて……
これは、恋に揺れる少女たちの葛藤と決意の物語。
【幕間<シルバート編>】
第一侯爵となり名実ともに国軍最高司令官となったラインハルトは、遠くない未来にシルバート大陸が沈没する事を予言した。シルバート王国の民を救うためには別大陸への侵略しかない。狙うはパッフェル大陸の強国ウィンスター。しかし、正面切ってウィンスターと戦うには同盟国のシラ=エン王国とネフェタリカ王国が邪魔だった。それを打開するためにラインハルトが考えた計画とは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 10:26:02
408938文字
会話率:47%
王女は軍人でもあり、王国軍の総司令官だった。
侵略戦争を続けていた王国は周辺諸国の連合によって、追い込まれていく。
それでも戦争を続ける王に国民は怒り、革命軍によって王は殺害される。
革命軍に協力したのは、王女の腹心であるカルロだった。
最終更新:2025-04-13 18:20:00
4748文字
会話率:32%
銀河系全域を版図とする銀河帝国。しかしこの巨大な帝国も皇帝不在という非常事態に陥ると、空の玉座を賭けて軍部が幾つもの地方軍閥に分裂して相争う内戦状態に突入してしまう。そんな中、銀河帝国軍第十三艦隊司令官ルクス・セウェルスターク上級大将は、こ
の混乱の時代を終息させるために行動を起こす。
以前に執筆していた《銀河帝国衰亡史~銀河を駆ける三連星~》からしばらくSFものからは遠ざかっていましたが、久しぶりに書きたい欲にかられて執筆を始めました。
あちらと似た箇所も出てしまうかもしれませんが、世界観はまったく別物になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 21:09:37
147425文字
会話率:44%
魔王軍の前に斃れてはタイムリープをして強くなって蘇ってくる勇者一行。
その中で唯一魔王軍側で巻き戻る前の記憶を持つ魔王軍総司令官アドラブル。
初めは魔王軍が圧倒的に優勢だったが、タイムリープを繰り返す度に勇者一行率いる人類との差は確実に縮ま
っていき、パワーバランスの逆転はもう目の前というところまで来てしまった。
倒しても倒してもその度に強くなって蘇る勇者一行。
どうすれば現状を打開できるのか全く分からない中で、アドラブルは魔王軍を救う事が出来るだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 21:01:42
235790文字
会話率:29%
目覚めると”黒闇の公爵”と呼ばれる男になっていた。
田之上信二33歳。最後の記憶はオペ中だった。
将来有望だけど田舎病院に左遷された外科医が”黒闇の公爵”の人生を少しでも改善しようと抗う。
美しい嫁は公爵のせいで言葉を失い。
軍など畑違
いなのに、統合司令官だし。
なんか動物に好かれるし。。
医学が発達してない世界で医師の力は満足に出せないし。
戻れる方法も分からない。ならば前向きに。少しばかりのファンタジーの世界を受け入れつつ。
目標は一目ぼれした公爵の嫁、マーガレットの声を取り戻すこと。だがそうなれば日常も良い人にならなければと、残虐無比と言われた男の改善をはかっていく。
※初めのうちは毎日更新の予定ですが、しばらくしたら投稿日時を週〇〇回と変えるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 10:15:42
391529文字
会話率:39%
あらすじ
――世界は、終わらない戦争に疲弊していた。
自由と資本を掲げる巨大連邦〈統合自由連邦〉と、
支配と秩序を信奉する専制国家群〈黒統圏〉。
ふたつの大国陣営は、数十年にわたり互いを滅ぼし合い、地図を塗り替え続けてきた。
その戦火
の中、ただ一振りの“剣”が存在した。
カイン・レグナス
ヴァルキリオン機構軍 特別戦力群「灰夜」部隊に所属する戦術中将。
その剣技は単独で都市を消し、敵国家をひとつ滅ぼすほどの威力を誇る。
彼は、味方からも恐れられる存在――**“灰の剣”**と呼ばれた。
命令に従い、敵を切り捨て、民を無差別に処理する。
それが「兵器としての自分の在り方」だと信じていた。
だがある日、制圧任務の最中、瓦礫の中で出会った一人の少女――ティナとの出会いが、
カインの中に、忘れ去られていた“人間の心”を呼び起こす。
彼は思い出す。
かつて、なぜ剣を握ったのか。
なぜ、守れなかったのか。
なぜ、今さらになって“命”が重く感じるのか。
そして、知ってしまう。
自分が信じてきた“連邦の正義”が、腐敗した支配構造と巨大財閥の手によって作られた虚構だったという事実を――。
裏切り者として追われるカイン。
討伐に現れるのは、かつて剣を並べて戦場を駆けた盟友にして、軍が誇るもう一人の最強――戦術司令官ゼロス・エルグレイン少将。
さらに、軍が密かに育て上げた“次世代の灰の剣”――狂気を宿す剣士ヴァルト・ディアマント。
彼は連邦という絶対権力から逃れながら、
地下世界で息づくレジスタンスや元兵士の集団「グラウス・ナンバーズ」、
そして無数の失意と怒りの中にある者たちと出会い、**「本当の自由」と「平和の本質」**を探し始める。
やがて、カインの存在は戦場を変え、世界を揺るがす。
支配か、希望か。滅びか、再生か。
彼が最後に選んだのは、
すべての過去を背負い、
すべての命を繋ぎ、
すべての“支配”を終わらせるための――
最大規模の反乱だった。
「俺は、英雄なんかじゃない。
でも、あの日あの子に、命を託された――
ならばこの剣は、今度こそ“生かす”ために振るう」
これは、ひとりの兵器が、人間へと還る物語。
そして――旧体制を崩壊へと導き、人類史上、最も平和な統一国家を築いた“偉人”と呼ばれる男の、誰も知らない“はじまり”の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:58:45
13121文字
会話率:10%
とある世界、魔法と剣が世界を覆い、それに伴い技術が発展していった巨大な世界【パラトリウム】。魔力は誰もが持つが、持っているだけでは行使できない。それ故ヒトは考えた。武器に、自身の身体に、本に、そして魔力自体を兵器とし、発展していった。
そんな中、突如として天界から降り立った種族がいた。それは【魔族】と呼ばれている。魔族はヒト達を皆殺しにし、地上を平定し自らの種族の楽園を作り上げることを目的としている。
そしてそれは叶わず、ヒト達はそれぞれが生存圏を確立し防衛を図り奪われた土地を奪還する行動をしていた。
その一つの生存圏である【アミツネ】には巨大な防衛組織【魔砲教会】が存在している。魔力を魔砲へと変え、陸海空全てを魔族から防衛しつつ、力の無い民を守り、今現在も生存圏を防衛している貴き組織として歌われている。
その魔砲艦隊司令官の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 20:54:02
11911文字
会話率:38%
新王国時代と呼ばれるエジプト最盛期、紀元前1390年頃。
首都テーベから離れた大都市ムノで生まれ育った、軍事司令官イウヤの末娘ティイ。ティイは貴族の娘でありながら、年頃になっても剣術を好み、学びたがり、馬を乗りこなせる少女で、その奔放さから
嫁入りを危ぶまれるほどだった。
数々の問題に巻き込まれる中、ある時父と共に王族の宴に呼ばれたティイの前に現れた軽装の青年。
彼は決して正体をティイに明かさないながら、何故か毎月王宮の宴に招待されるティイの前に必ず姿を現した。その理由とは。そして彼の正体は──。
「悠久なる君へ~3300年の記憶~」のおよそ90年前の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 21:00:00
118565文字
会話率:40%
Lost19 第六部
~それは、決して表に出る事のない者達の決意の証である~
「余が魔王である」
行方不明になったカエデを探す為、タイサ達はゲンテの街に駐留している魔王軍の元へと向かった。
カエデとの再開、魔王軍司令官シドリーと
の会談、そして知らされる魔王軍の実状。それは人間達が思いもよらない内容だった。
さらに東から送られてきた魔王軍の大軍勢。
だが、その軍勢は仲間であるシドリー達を襲い始めた。
物語は終盤へと向かって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 17:17:25
133545文字
会話率:41%
新ユーラシア連合が開発した量子制御システム「アルゴス」により、人類の感情は完全な管理下に置かれていた。制御チップを埋め込まれた人々は感情を失い、効率的な日常を送る。しかし、その代償として人間らしさも失われていく。
デルフィ特殊部隊の女性司令
官、月島エレナの娘であるカナは、ある日、地下深くに隠された秘密の美術館を発見する。そこには感情制御に抵抗する芸術家たちが身を潜めていた。彼らとの出会いを通じて、カナはアルゴスの開発者である父の残した真実と向き合うことになる。
人形のように感情を失った人々が行き交う街で、カナは芸術家たちと共に人間らしさを守る戦いに身を投じていく。
管理された世界の闇と、それに抗う人々の魂の輝きを描く、近未来SF小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 18:40:00
50767文字
会話率:39%
争いの絶えない「スクナビ」の世界で、新たな戦争が勃発した。
広島市に首都コロニーを持つ安芸国が、大阪の中之島合衆国に対する攻撃を開始したのである。
奇襲に成功した安芸国討伐軍は、次々と中之島合衆国のコロニーを占領していった。
この事態に対し
、横浜に首都コロニーを持つ星川合衆国は、中之島合衆国との相互防衛協定に基づき救援を決定した。
星川派遣艦隊臨時司令官・加藤海軍中将は、鈴鹿山脈に暮らす伝説のスクナビ“左目衆”の協力を得て大艦隊の鈴鹿越えを成功させる。
淀川の上流に出た星川派遣艦隊は、安芸国討伐軍の守りが薄い大阪の北側から猛然と襲いかかった。
最初の戦闘に大勝した星川軍は、勢いをそのままに次々と中之島国のコロニーを解放していった。だが、難波コロニーを占拠した安芸国討伐軍の大部隊は、本国からの増援を待って反転攻撃の構えを見せていた。
加藤海軍中将率いる派遣艦隊は中之島合衆国を救えるのか? それとも瀬戸内海は安芸国の支配下になるのか。
さんごーまる第2弾、オペレーション・パープル・ストーン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:42:13
16522文字
会話率:15%
無敗の皇帝ユリウスは戦場のさなか、敵軍の司令官に一目惚れする。
後に同盟が結ばれ戦は終結。敵の司令官であった少女と再び顔を合わせるが少女は一筋縄にはいかない性格で、ユリウスは仲を深めようと奮闘するが……。
冷酷非情とは名ばかりのへたれ皇帝が
少女の手のひらの上でころころ転がされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 08:50:38
94500文字
会話率:38%
2025年、A国とB国の間で代理戦争が激化する中、A国は新型無人機「セラフィム」を投入し、戦局の有利を狙う。無人機部隊の司令官、マイケル・レイモンド大尉は、最新技術の無人機に対する不安と期待を抱えながら、戦闘に臨む。しかし、無人機はB国の電
子戦システムによって制御不能になるなど、予期せぬ問題に直面する。マイケルは無人機への依存とそのリスクに疑問を感じ、戦局を変えるためには人間の判断が必要だと痛感する。最終的に、無人機と人間の連携を強化する作戦を立案し、B国の電子戦システムを打破。戦争は続くが、マイケルは人間の直感と冷静さが依然として戦争の勝敗を決する鍵であることを再認識する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 15:00:00
30418文字
会話率:38%
離島小島の隔離された学園。
其処では、少女たちが過ごしていた。
世間体で知られることのない彼女たちは、秩序無く、ただ任務の為に死を厭わない。
そこで、彼女たちを引っ張り司令官を務める男が現れ、次々と難題な任務を引き受けることとなる。
最終更新:2025-01-28 23:24:36
22159文字
会話率:43%
ガラクはある日突然、自分が殺し屋と軍人の娘であることを知る。そして自らの身体にも、戦いのサラブレッドとしての血が流れていた。両親の師匠にして親代わりでもあるレックスの紹介で、民間軍事会社ガルーサ社で軍人としての第一歩を踏み出す。そこで待って
いたのは、死んだと言われていた母ゼツだった。最新鋭の戦闘機でやってきた母に連れられて、中東のアルバラ共和国パルミラ基地を目指す。基地を目前にしてパルミラの手練れに囲まれるが、父ラルフと仲間の機転で切り抜けることができた。懐の深い司令官クリスは、ゼツとガラク、ラルフに給油を許す。山岳基地パルミラに降り立ったガラクとゼツ。突然襲ってきたスパイ狩りを退けた後、彼女たちを待ち受けていたのは、非情の空だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 18:18:49
7489文字
会話率:29%
ガラクはある日突然、自分が殺し屋と軍人の娘であることを知る。そして自らの身体にも、戦いのサラブレッドとしての血が流れていた。両親の師匠にして親代わりでもあるレックスの紹介で、民間軍事会社ガルーサ社で軍人としての第一歩を踏み出す。そこで待って
いたのは、死んだと言われていた母ゼツだった。最新鋭の戦闘機でやってきた母に連れられて、中東のアルバラ共和国パルミラ基地を目指す。基地を目前にしてパルミラの手練れに囲まれるが、父ラルフと仲間の機転で切り抜けることができた。懐の深い司令官クリスは、ゼツとガラク、ラルフに給油を許した。山岳基地パルミラに降り立ったガラクとゼツ。突然襲ってきたスパイ狩りを退けた後、彼女たちを待ち受けていたのは頼りになる、あの老人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 18:17:34
7311文字
会話率:32%
政府軍外人部隊に潜入するミッションを帯びたゼツは、ガラクと共に基地へ降り立つ。司令官にナセルの文書を渡し、敵地でも泰然自若として振舞うゼツだったが、スパイ狩りにつけ狙われるようになる。ガラクは若い兵士たちと打ち解け、外人部隊で戦う理由を問
う。戦争の中では仲間が最高の財産であり、守るべきは身近にいる人間だというが、自分の言葉の矛盾に苦しむのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 18:14:27
7575文字
会話率:25%
竜の血を引くメテオリット家の末っ子パティことパトリシアの悩みは、驚いた瞬間に子犬サイズでピンク色、お腹ぽってりの子竜になってしまうこと。姉は美しくも勇猛な竜に変身できるのに何故!?
そんな彼女が縁談相手に会うために、かつて恐ろしい竜神が
棲んだといわれるシャルベリ辺境伯領に向かうことに。
ところが縁談相手はすでに恋人と同棲中、代わりにその兄であり、同じく縁談相手に逃げられた次期シャルベリ辺境伯で軍司令官を務めるシャルロとの縁談に臨むことに!?
溢れ者同士の初対面の印象は最悪。
だが、シャルロと子竜姿のパティが出会った瞬間、二人の関係は変わり始め……
「まったく……パティはいったい、私をどれだけ悶えさせたら気が済むんだろうね!?」
コンプレックスを抱える箱入り娘と、実は可愛いもの大好きな閣下との年の差ラブストーリー。
※9月1日より第二部連載開始します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 18:11:39
427005文字
会話率:32%