エルーシアは女神の声を聞いて目を覚ます。目覚めた瞬間、知らない記憶が走馬灯のように押し寄せた。
体験していない記憶に混乱するが、再び聞こえた女神の言葉ですべてを思い出す。
女神に選ばれた聖女の使命を放棄し、自分の想いを優先した結果、魔王討
伐に失敗し、魔王に殺されたことを――――
女神の聖紋が発現した日まで時が巻き戻っていることに気づいたエルーシアは、一度目の人生で愚かな選択をしたと後悔の念に駆られる。今度こそ課せられた使命を全うすると誓う。
聖女の力を身につけるために大神殿へ赴く前日、幼い頃から想いを寄せていたテオドールからテオドールの瞳の色をした宝石のネックレスをもらい、想いを交わす。
テオドールの想いを胸に、エルーシアは聖女として二度目の魔王討伐に向けて一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 07:00:00
63410文字
会話率:37%
三大貴族令嬢の中でも唯一の公爵令嬢であるカトリーヌは本来は皆から敬愛される立場のはずだった。だが、幼い頃の貴族の子息子女が集まるお茶会でその三大貴族令嬢の面々と王太子殿下を取り合い争ったあげく怪我をさせてしまい三大喧嘩令嬢の筆頭としてダメ令
嬢のレッテルを周囲から貼られてしまった。その失敗を年頃の娘になっても引きずって縦巻きカールに派手なドレス、常識を弁えず高飛車な『皆の思うカトリーヌ』を演じてしまう。
ある日、子猫が屋敷に迷い込んで来て探しにやってきたルネは同じ学園の生徒だった。人の良さそうな彼はニコニコと虫も殺さぬような顔をして、だんだんカトリーヌの自己評価の低い頑なな心を溶かしていく。
*短編『ルネの猫』の続きの話です。
*王子様は女嫌いのブックマーク200件達成のお礼として書きました。いつも読んで下さいましてありがとうございます。ちょうど2023年1月1日で皆さんからお年玉をいただいた気分です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 18:00:00
18587文字
会話率:25%
王子様は女嫌いに出てくる伝説、永遠の命を持つ氷の女神リヤと人間フーゴの恋の物語。
フーゴが好きになったのはかつて氷河期を起こし擬似人間を作ったという規格外女神だった。
ある日、羊飼いのフーゴが山でオコジョに出会う。そのオコジョの正体は氷の女
神と崇められる雪と氷の大精霊の変化した姿だった。オコジョの姿で一緒にいるうちにフーゴのことが好きになったリヤ。フーゴにおやすみのキスをされてオコジョの姿が解けてしまう。
*これは本編『王子様は女嫌い』の外伝になります。こちらだけ読んでも楽しめると思います。逆にこちらを本編と考えると王子様が外伝になるかも?
*本編『王子様は女嫌い』54話までのネタバレというか種明かしを含みます。
*音の響きが好きだったのでフィンランド語圏の名前や単語を使っていますが、既存の元になる神話や精霊のお話などはなくオリジナル設定です。
*フーゴが私にどうしても自分とリヤの話を置き去りにせず世に出してくれ、形にしてくれと訴えかけてきて本編を書き進めようとすると頭が真っ白になって一文字も進まないのに、外伝を書こうとするとスラスラ書けるという状態異常に。たぶんリヤが大精霊の力を使ってフーゴを加勢しているのでしょうね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 16:11:40
25516文字
会話率:26%
のっぴきならない事情によって社畜でオタクな人生を過ごし、明日定年を迎える斧篠聡。
世界を管理する存在の失敗が原因で剣と魔法の世界へ転生する事になった彼は、オタク的願望通りに新たな人生でテンプレを満喫できるのだろうか。
これは貴族を目指して頑
張る一家の次男フィンリーとして生まれ変わった男の物語。話は辺境の開拓地から始まります。
小説を書くのは初めてなので突っ込みどころ満載が予想されますが、大らかな気持ちでお読みいただければ幸いです。
処女作はなろう系の王道長編に出来ればと思い筆を執りました。まず目標の10章100万字が達成できるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 17:00:32
1695994文字
会話率:40%
長編小説「テンプレ転生顛末記」のスピンオフ短編小説ですが、単独でも問題なくお読みいただけます(と思いたいです)。 婚約者に愛想をつかされたオレ様主人公が異世界から現実世界に転生(?)した事でどうなっていくのか? 「異世界恋愛」と「ハイ
ファンタジー」どちらにするか迷いましたが恋愛要素ありと決めました。 楽しんでいただければ幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 10:10:46
10093文字
会話率:20%
「俺が……死んでる……?」
俺の名はイオン。貴族なのに『天与』――才能がないせいで虐げられてきた。ある日魔族に襲われた幼馴染のリズを助けようとしたんだけど、返り討ちにされたっぽい。目の前には俺の死体。
いや、え? もしかして俺、幽霊にな
ってる!? なんで!?
『だからね、イオンの“天与”は“幽霊化”だった、っていうことなんだよ』
と知った口を利くのは俺の愛剣ファム・ファタール。いや死んでからじゃもう遅いってお前今喋った!? いや、もう訳分かんねぇよ……。
時を同じくして動き出す魔王軍。それに対抗するかの如く、五人の少年少女が魔王を倒す『天命の戦士』として神に選ばれる。その中には――なんとリズの姿が。
いや、待てよ。俺は幽霊。誰にも見えない。そんでファムを使って物を斬ることができる。これ、魔王倒せるじゃん! よし魔王、覚悟――あれ? 斬れない?
「どういうことだよ! もっと気合い入れろよファム! 固くなれ! 限界を超えろ!」
『人のせいにしないの! イオンがへっぽこだからでしょー!? そっちこそもっと腰入れてよ!』
魔王、強すぎて斬れませんでした。マジふざけんな。
でも、決めた。リズを守るため、『天命の戦士』御一行を陰で支えてやるよ!
俺は幽霊だけど、大切な人を守る騎士になる。
そう――『幽霊騎士』なんて、カッコよくね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:01:09
554256文字
会話率:35%
奴隷として飼われていた少年──苑は、船の難破に遭い見知らぬ異国の地に流れ着いた。
そこで苑を拾ったのは孤児院で働く娘ニアだった。言葉も通じぬ土地で苛立ちを募らせる苑だったが、自分を構うニアにしだいに心を取り戻していくけれど。
元奴隷の少年
と秘密を抱える娘のお話です。
※残酷な描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
※タグご一読お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 09:20:50
108878文字
会話率:31%
楢橋鈴(リン)はお茶販売のネットショップを持ち、ちょうど冬の買い付けの旅から戻ったばかりだった。
くたくたに疲れて家の前に着いたとたんに、目の前の景色は雪の積もる森に変わってしまった。
仕入れたお茶を持ったまま、突然知らない世界に転移してし
まったリンは、精霊術師だというハンサムに保護される。
――聖域に結界、それに精霊?
そんな世界でも果たしてお茶屋さんはできるのか。お茶を手に入れることができるのか。
なぜか賢者見習いと言われながら、おいしいお茶を楽しみつつ、新しい生活にがんばる十二か月。
※ R15は念のため(たぶん必要ありません)
※ お茶屋さんは嗅覚、味覚を鍛えます。
この中にはお茶、ハーブ、料理などについて様々なレシピがでてきますが、捏造のものもございます。身体に悪いものがあるかもしれませんのでご注意くださいませ。もし実際にご使用されるのでしたら、あらかじめご自身でご確認いただけますようお願い致します。
※ 書籍化が決定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 01:04:21
1000791文字
会話率:48%
デュノア伯爵家の令嬢シャンティは、未だ会ったことのない婚約者ディルクに焦がれる、天真爛漫な少女。けれどある日突然その身に事件が起き、館にいられなくなってしまう。
婚約を破棄され、伯爵邸を追い出されたシャンティは、男装してひとり苦難な旅へ
出る。そうして辿りついた王都でシャンティが出会ったのは、ディルクの親友であり、王家の正統な血筋を引く青年貴族リオネルだった。深く傷ついたシャンティを優しく受け止めてくれるリオネルに、シャンティの心は…。
(※読者様からのご意見・アドバイスなどもあり、2016年11月17日~なろうで投稿していた『ひなげしの花咲く丘で』シリーズを一作にまとめました)
(※第一部は主人公が苦労しますので、苦手な方は第二部からお読みいただくことをお勧めします)
(※毎部ごとにハッピーエンドですが、主人公が苦労して大変な目に遭ったりもしますので、苦手な方は本作をスルーしていただければと思います。読者様によっては、ハードなストーリーとお感じになる方もいらっしゃるかもしれません。あらかじめ充分ご注意いただうえで、それでも大丈夫でしたらお読みください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 23:36:03
2829204文字
会話率:42%
私は誰のことも愛しちゃいけなかった。
例えそれが夫であっても、心を委ねてはいけなかった。
なぜなら私は王女だったから。
私には国を守る義務がある。
常に大局を見据え、誰かに利用されることがないよう、気を張っていなければならない。
それでも
、私は夫を愛してしまった。
夫は小国の王子だった。
素朴で、優しい人だった。
私たちの結婚は政略的なもので、互いに、王族としての義務を果たしたに過ぎなかった。
けれどいつの間にか、私は彼を心から愛するようになっていた。
いけないことだった。
それに、彼は、私を愛していなかった。
彼の優しさは義務的なものだった。
彼が口にする愛の言葉は、后との仲が良好であることを周囲に示すためのものだった。
それでも、私は彼を愛した。
いつか彼に愛される日を夢見ながら、透明な結婚生活を送っていた。
しかしそんな虚しくも平穏な生活は、長くは続かなかった。
近隣諸国に戦争の影が指し、私たちの国にも影響が軍靴が聞こえるようになっていったのだ。
危機に瀕した私たちに、大陸一の帝国が支援を申し出た。
彼らの出した条件は、自国の姫と王子の婚姻だった。
私を后から下ろし、自国の姫を正妃とせよ、というものだった。
断る理由はなかった。
私含め、誰もがこれに乗る他はないと思った。
けれどなぜか、王子は固辞した。
私を離縁することはおろか、側妃に下ろすことも認めなかった。
周囲はひどく困惑していたが、私だけは理解していた。
彼がそう言わなければならない理由を。
そうして私は毒杯を仰いだ。
この透明な結婚に、美しい終止符を打つために。
彼を、偽りの愛から解放するために。
(中世西洋風王侯ものです)
(愛し合っていたふたりの悲劇です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 22:45:51
26061文字
会話率:16%
恋愛短編は処女作です。普段はエッセイ専門ですが、筆者なりに読んだことも書いたこともない恋愛作品などをここに(おい)。女主人公とも男主人公ともとれるお話。けっこう怒涛の展開となるので、ご都合主義な溺愛ものみたいにはなっておりません。ひょっとす
るとサスペンスか、これ? 主人公がいったい誰なのか最後まで分からないお話。舞台は中世の架空の神聖ローマ帝国風。貴族社会の裏物語とでもいっておきましょう。連載や時代小説でもないのに、なんでこんなに冗長にあらすじを書いているのかというと、それは秘密です(筆者の他作品であるエッセイを参照)。とりあえず美男、美女の挿絵(画像)が出てきます。まあまあイメージどおり、画像生成のAIで作れたので、それだけでもご覧ください。物語の最後が、まさに今から始まる壮大な物語の序章のようになっております。戦記モノになって騎士たちが戦争へと明け暮れるような展開もよし、無血クーデターを起こすトリッキーな宮廷闘争の物語にするもよし、どうとでもなりそうな結末。え、これほんとうに恋愛小説なのかって? ん、あとがきでも書いているけど筆者的には十分最高のカップルになったんじゃないかな、と思うよ(思うよ)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 20:26:38
3266文字
会話率:52%
~~~ 婚約破棄から始まる、異世界転生物語。主人公は…日本人ではありません。 ~~~
侯爵令嬢フェリシアンヌが、婚約者であるハイリッシュから、婚約破棄されるところから、お話が始まります。しかし、彼女は転生者であり、この世界が乙女ゲームに
登場する世界に似ていると、知っていたのです。これは、二度目の人生を謳歌する為に、ヒロインと戦う悪役令嬢のお話です。但し、主人公は…元日本人ではありませんが。
※夏休み用の短編企画です。数話で終了する予定です。夏休み中に終わるか、既に怪しくなって来ました。思ったより、長めになりそうです。出来れば…8月中に終わりたいのですが…。そういう理由で、頑張って更新します。
※本編は完結致しました。残すは、後数回の番外編の予定です。登場人物一覧を投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 00:00:00
85489文字
会話率:23%
(夫)やっと君と婚約出来たのに…。今度は乙女ゲームの続編が始まるのか? ~~前世の夫婦が、別世界で再び巡り会い、異世界での絆が試される?!~~
「前世は、日本人ではありません。私…西欧人でしたのよ。」と、そう語るフェリシアンヌは、前世
では日本通となり、日本の2次元の世界が大好きになり過ぎて、日本人の旦那様と結婚して、生涯幸せになった彼女は…。
前回、乙女ゲームの悪役令嬢として転生し、ヒロインに堕とされた婚約者から、婚約破棄されたフェリシアンヌ。周りの助けもあり、断罪されたのは、彼らの方で、自分は…前世の夫と再び巡り会い…。前世の夫だと気づいていない彼女は、彼からのアプローチに戸惑ってばかりで。そのなのにまた、今度は続編の乙女ゲームが始まってしまう?!…2人は今世でも幸せになれるのか?!
※このお話は、『婚約破棄から始める物語を、始めましょう!』の続編です。内容が変わる為、タイトルも変えております。前作を読まなくとも、読んでいただけるように、話しを振り返りながらという形式で、お話が始まるように工夫しました。但し、前作のネタバレ要素がありますので、先に読まれる場合はご注意を。
※完結してから数か月経ちますが、応援してくださる方々に感謝致しております。そういう事情から、続編を書く決意をした次第です。沢山の応援をいただき、ありがとうございます!
※乙女ゲームの婚約破棄シリーズ第4弾となり、第1弾の続編となります。第1弾は完結済み、第2弾は本編が完結済みです。宜しければ、こちらの応援もよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 00:00:00
257830文字
会話率:31%
中世西洋風の舞台。王都に住む貴族男子は剣等、何がしかの武術を身に着ける事が求められる。
伯爵の次女デイジーはそばかすコンプレックス。パーティーで壁の花になっていたところを、武術とは無関係そうな子息クリスからダンスを申し込まれる。
その
際に、そばかすがチャームポイントと言われ気をひかれ、後日そばかすが薄くなる化粧品を贈られた事で心を奪われる。
クリスとお見合いするが、クリスは訳あって最近まで商人として育ち、現在は伯爵を継ぐべく努力中。デイジーは好意を強める。そんなデイジーにクリスも思いを寄せていく。
転生無し、魔法無し、チート無し、ざまぁという程では・・・。流行りの項目無し。かなり能天気な話です。
習作レベルのできです。各話短めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 17:40:00
55240文字
会話率:51%
「古城で一晩を過ごせば幸せな結婚ができる」という噂を聞いた、とある令嬢。望まぬ結婚を控えた彼女は、招待された夜会でその家の大奥様が古城での体験をしたことがあると知り、興味を持つ。こっそり大奥様の部屋を訪れた彼女に、品よく穏やかな老婆は遠い昔
の記憶を静かに語り始めるが、その記憶の中には恐ろしい怪異が潜んでいて……/西洋風肝試しホラーです。※スプラッタ表現あり、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 23:58:15
18222文字
会話率:25%
ある辺境の、小さな島。
ある日、勇者の子孫の少女、エールは不思議な夢を見た。
素朴ながらも豊かで平和な暮らしに、少しずつ異変が起こり始める。
剣と魔法の世界で、エール達の冒険が始まる。
最終更新:2024-08-06 07:43:31
175487文字
会話率:33%
イレスダートの聖騎士ブレイヴは王命により、北の敵国との国境にある城塞都市で戦っていた。
ほどなくして彼のもとに訪れたのは王女レオナ、彼女はブレイヴの幼なじみであり竜族の末裔であった。側室の子として王宮の片隅で暮らしていたレオナを傍で守ること
、それが国王アナクレオンが課した命令、いや願いなのだと王女の傍付きは言う。同じ頃、王都マイアで暗躍していた元老院によって、ブレイヴはイレスダートを追われてしまう。
他国へと落ち延びて祖国イレスダートへと戻る道を模索するブレイヴと、同じ竜族との干渉によって自らが宿した竜の力が徐々に強まってゆくことを自覚するレオナ。
数奇な運命がふたりをあるべきところから遠ざけてゆくーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 20:13:39
936363文字
会話率:44%
18歳の王族レイナートは、幼馴染の姫騎士ベルセルカとともに戦場にいた。
宗教的異端とされる“転生者”の母親から産まれたからと、王家や貴族たちから嫌われ、虐げられ、次々に戦場の最前線に送られていたのだ。
だがある夜、王都で王族男子全滅の大事
件が発生。
たったひとりの王位継承者になったレイナートは、国王に即位し、自分やその仲間たちを虐げてきた国と貴族たちを、支配することに。
彼の武器は、王国史上最強の戦闘力と魔法スキル。そして、教会の暴虐から守ってきた各々強力なチートスキル持ちの“転生奴隷”出身の部下たち。
……今までは、おとなしくこきつかわれてきたが、いまや俺たちの力を発揮して国を変えられるのでは?
自己評価の低い最強の少年が、最愛の人と仲間に愛され支えられながら、王として奮闘したり逆襲していく物語。
◼️転生者が宗教的な異端として転生者狩りに遭う世界(現地主人公、複数転生者)
◼️異種族・モンスターあり
■130万pv達成。ノベルアップ+、カクヨム、ノベルバ、ノベリズムにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 08:07:31
672815文字
会話率:32%
日本で病気に苦しめられながらも前向きに生き切った「私」は、転生して西洋風ファンタジー世界の聖女「ユリア」になった。
病人を治したり瘴気を浄化したり、人の役に立てる仕事にやりがいを感じていたが、
宰相の娘コーデリアに聖女の地位を奪われ、王族殺
しの汚名を着せられて地下牢に入れられる。
そこで、この国が、元第二王子の国王が真実の愛に走った末自滅していく途上であることを知る。
婚約者から断罪され、処刑されそうになったので、普段から気にかけていたみすぼらしい子供を連れて逃走したら、その子供は美しい男性に変身して、結界の外側に新天地を創造したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 11:09:46
29773文字
会話率:17%
県立高校に通う栗原京子は、引っ込み思案で大人しい性格が災いしてイジメのターゲットとされてしまう。学校や親に相談しても味方になってくれない中、それでも頑張り屋さんの京子は我慢して学校に通っていたが、ある出来事で心が折れてしまい、自殺の道を選
んでしまう。全てに絶望し、ビルの屋上から飛び降りた京子は地面に叩きつけられ、そこで彼女の命は終わったかに見えた。
しかし、京子は死んではいなかった。目を覚ました京子がいたのは何か無機質な感じがする部屋の中。
「わたし、死んだんじゃ…」
困惑する京子の前に現れたのは1人の異星人科学者。彼は京子をある方法で死の淵から救い、その死の原因を知って、新たな世界で人生をやり直すようにとチャンスをくれた。しかし、京子を救った方法とは、何と全身のほとんどを機械人間(サイボーグ)化する方法だったのだ!
イジメを受けて自ら人生を終わらせた女の子が、サイボーグとなって生まれ変わり、別の世界で人生をやり直すために様々な出来事に翻弄されながらも奮闘する物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 04:22:23
510595文字
会話率:71%
呪術師の家に生まれたエレイナは、呪術に必要な力を目覚めさせることが出来ず、家族に不要とされ、結婚を口実に捨てられる。
嫁ぎ先は、田舎の貴族アンダロス。アンダロスは、初夜に「お前を抱くことは無い」と、言い放つ。
もともと自分は要らない人間と思
っているエレイナは、「分かりました」と大人しく寝る。エレイナにとっては、嫁ぎ先は実家よりましだった。
どうやら夫、アンダロスには秘密があるようで。
おまけに城には、犬耳の子どもが住んでいて、エレイナは、もふもふに興奮する。
自己概念が低過ぎて、大して落ち込まなくて済む可笑しなヒロインと、良く分からない夫、犬耳の子供は、やがて互いに幸せを得ていく。
恋愛コメディで、
間違いなくハッピーエンドです。
毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 14:01:36
102354文字
会話率:39%
数々の政略結婚を成立させてきた宰相とその妻ヴェルエラ。
ある時夫アルエストに離婚を言い渡される。
隣国の王子がヴェルエラに見初め、婚姻を希望していたからだった。
妻と離婚してでも政略結婚を成立させようとするアルエスト。
ヴェルエラは、断固拒
否するが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 22:00:00
40109文字
会話率:37%
塔の上から落ちて死んだミランダ。
目が覚めると、子供の頃に戻っていた。
人生をやり直せると分かった時、ミランダの心に浮かんだのは、子供時代の苦い思い出だった。
父親の言うことに従い、いい子でいようと努力した結果、周囲は敵だらけで、誰かに殺さ
れてしまった。
二度目の人生では、父や継母に反抗して、自分の好きなように生きると決意する。
一度目の人生で、自分を突き落としたのは誰なのか。
死の運命から逃れて、幸せになることはできるのか。
執愛の色に染まる時、全てが明らかに……
※公開していた短編(死に戻り令嬢は執愛の色に染まる、現在削除済み)を修正して、新たにお話を加えて連載形式にしました。
プロローグ
本編12話
エピローグ(ヒーロー視点一話)
※アルファポリスでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:08:32
60839文字
会話率:23%
沙織は長い片思いか叶って幸せの絶頂にいた。
嬉しすぎてもう死んでもいいなんて思っていたら、なんと事故にあって本当に死んでしまった。
初めての彼氏とラブラブな日々を過ごすはずが、全て泡となって消えてしまった。
ところがなんの運命なのか、沙織
は西洋風の異世界で、シャーロットという女性に生まれ変わる。
しかし、その事に気がついたのはシャーロットが28歳になってから。
しかも、すでに結婚していて、旦那様からはいきなり離婚を言い渡されてしまう。
新しい人生の波乱なスタートに、ただ運命を嘆くしかなかった。
そんな時参加したパーティーでのある出会いによって、シャーロットの運命は変化していく…。
歳の差も、世界もこえて幸せになる運命の恋人達のお話です。
キスシーン程度ですが、R15にしています。
※ムーンライトで、別視点と18禁シーンを加筆したものを同時に投稿します。
あなたに会うために、どこまでも(ムーンライト版)
★以降が違う内容になっていますので、閲覧可能な方で良かったらそちらもぜひ。よろしくお願いいたします。
どちらもハッピーエンドですが。ムーン版の方が、トゥルーエンドという位置付けになると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 07:26:52
21407文字
会話率:29%
国王から騎士の称号を剥奪すると言い渡された。
本名クリスティーナ・エドワルドは、家督を引き継ぐ男児がいないと家を取り潰されると王国から言われていたため、父ベダル・エドワルドの手によってクリス・エドワルドとして育てられた。
大きくなった彼
(彼女)は王国直属の騎士団へと配属されたが、騎士団団長は王国の第3皇子だった。
やけにクリスティーナに近づいてくる皇子ロイド・ゴルディアスにクリスは自分の中に妙な感情が芽生え始めたことに戸惑う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 23:51:07
3196文字
会話率:44%