王子様は女嫌いに出てくる伝説、永遠の命を持つ氷の女神リヤと人間フーゴの恋の物語。
フーゴが好きになったのはかつて氷河期を起こし擬似人間を作ったという規格外女神だった。
ある日、羊飼いのフーゴが山でオコジョに出会う。そのオコジョの正体は氷の女
神と崇められる雪と氷の大精霊の変化した姿だった。オコジョの姿で一緒にいるうちにフーゴのことが好きになったリヤ。フーゴにおやすみのキスをされてオコジョの姿が解けてしまう。
*これは本編『王子様は女嫌い』の外伝になります。こちらだけ読んでも楽しめると思います。逆にこちらを本編と考えると王子様が外伝になるかも?
*本編『王子様は女嫌い』54話までのネタバレというか種明かしを含みます。
*音の響きが好きだったのでフィンランド語圏の名前や単語を使っていますが、既存の元になる神話や精霊のお話などはなくオリジナル設定です。
*フーゴが私にどうしても自分とリヤの話を置き去りにせず世に出してくれ、形にしてくれと訴えかけてきて本編を書き進めようとすると頭が真っ白になって一文字も進まないのに、外伝を書こうとするとスラスラ書けるという状態異常に。たぶんリヤが大精霊の力を使ってフーゴを加勢しているのでしょうね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 16:11:40
25516文字
会話率:26%
平安の世は、人々を蹂躙する鬼が蔓延る世界であった。無力な民は恐怖の日々を過ごすが、およそ100年に及ぶ武士の死闘により、安寧の地となる広大な都の設立に成功する。「都にいれば安全」という認識が人々の間で広がり始めた頃、鳴りを潜めていた”魔神”
の活動により、都は徐々に領土を狭めていった。魔神の登場から20年ほど経った天慶元年。圧倒的な身体能力を持ち、鬼討伐を専門とする若き勇者"シキ"は、誰も成し得なかった魔神討伐に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 15:14:50
4332文字
会話率:48%
中世のパン事情にかんする考察です。
最終更新:2017-08-15 00:11:18
4023文字
会話率:8%
中世以前、北欧に似た世界の物語。
かつて、精霊使いと呼ばれる者たちがいた。
自然と心を通わせ、使役する者たちである。
その力を恐れられ、街を追われ、人間の世界からは追われた。
王族と一部の者たちしか存在を知られず、住む場所を限定され、任務が
与えられるときのみ呼び出された。
主人公シリウスは、その精霊使いである。
強力な術者に仕え、守るのが役目だった。
ある時、魔物が支配する要塞を壊滅させるため、最も力を持つ精霊使い二人と要塞に侵入する。
そこで、要塞にはいないはずの人間を保護する。
同時に精霊使いの力が発動し、要塞は壊滅する。
シリウスが助けたのは、王国の王女だった。
魔物と王女を巡る争いに、精霊使いたちが巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 00:00:00
111450文字
会話率:43%
異次元人との交通事故(異次元人談)により死亡した主人公は現状復帰は無理だが
並行世界の地球(魔法あり、エルフ、ドワーフ、獣人ありで文明程度は中世以前相当)に転生させてもらえると聞き納得は出来ないが諦めて異次元人の提案を受け入れる。さらに賠償
として[アポーツ]-物質の引き寄せ-とも呼ばれる能力を
受け取るものの、お人好し かつ考えの浅い主人公はスタートラインから躓いている事に気付かず転生してしまうのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 01:50:09
7225文字
会話率:38%
主人公はロシアの武器商人ドミトリー(35)と、ドエスでウザい弟ラルフ(14)に振り回されるパラレルワールドの少年ギルフォード(15)。奴隷商人がいたり、剣や弓が中心の中世以前の武器しかない異世界で、現代武器を手に入れた兄弟は世界征服を企む。
一方、現代最先端技術を使った異世界貿易で大金を手にしようとするドミトリー。
二人の主人公が物質転送機能付きスマートフォンを介し、2つの世界、異なる立場での活躍を同時進行で展開するストーリー。
できるだけ人間の欲望や葛藤をリアルに表現するようにしたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-27 21:00:00
66097文字
会話率:64%
人類には、他の生物を超越する頭脳の副産物として得られた、通常の物理法則を超える想像の力『在想能力』が備わっている。しかし、その能力は大脳皮質の奥底に眠っていて、その覚醒は一般的な生活では到底発生しないような強固な想いが必要であった。それほ
どの想いは本人の死の間際ぐらいにしか起こらず、中世以前には在想能力に目覚めても即死亡してその存在が知られることは滅多になかった。
だが、存在するものは知られる運命にある。
死者に起こる不可解な現象に興味を持った者たちは、死者を生き延びさせ利用する道を探し、その過程で一般に認知されているよりも遥かに高い医療技術と知識を手に入れた。しかし彼らは自分たちだけで在想能力を独占しようと、その医術を秘匿し、ライバル組織との抗争を何百年も繰り返すことになる。
……時は過ぎて二一世紀に入り、ついにその内の一組織が壊れた。
壊れた少女は親友を手に掛ける。一般人だった少女は壊れた親友への愛故に裏の世界へと足を踏み入れる。そして少年は恋をする。
三者三様の『想い』は、歴史の流れの上で世界を動かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-26 23:20:22
5560文字
会話率:5%