小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
ホラーランキング 9551~9600位
我が家は、母子家庭。
昨年母親が亡くなって以来、喪に服して暮らしていたが、息子が十八才になったので、母子手当ては打ち切られ、あてにしていた講師の仕事にもあぶれ、徐々に食い詰めていた。 三十五才を過ぎたら、とたんに仕事が無くなる、と言われているが、私はもうじき五十才。履歴書を何十通も送ったが、書類選考で落とされ、最終的に年齢を三十五才と偽って、初めて面接にまでこぎつけた。
それは、大きな古い家の留守番の仕事で、午前と午後に掃除をする
。しかし、「決して、電話には出ないでください」という奇妙な条件がついていた。
実は、私は作家志望、さっさと掃除をすませて、後は優雅に小説でも書いて、と甘く考えていたが、この仕事を始めて以来、家でも奇妙なことが起こるようになった。
息子は、変わった子供で、オカルトにこっており、独学で、テレパシーとチャネリングを学習し、次に、サイコキネシスの研究に入っていた。
コップを動かす実験をしていた息子は、コップが動いて喜んでいたが、そのコップが次々と落下してコナゴナになるというハップニングに見舞われた。
翌日には、冷蔵庫の中の食品がジャンプしてグチャグチャになり、家に漂う冷気に電灯の点滅・ラップ現象と、ポルターガイストの様相を呈してくる。
もうこれではたまらない。大事な我が家を守るために、私は、息子を伴って、仕事場である、家の掃除に行くことにした。最悪クビになればいいだけの話だ。
その家にも、謎のお爺さんが現れ、私を『春子ちゃん』と呼び、息子を『春行』と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむ
彼女はいつも暑い夜に現れ、私の上に腰掛けた。
彼女がどんな存在なのか、帰る場所があるのか、10年以上たった今もわからない。
喜怒哀楽の哀が欠けた世界で、概念の無い感情を持つ青年は、周囲との死生観の相違に苦しんでいた。
夏のホラー大賞の投稿作品です。
タイトル通り終電後の行き先不明の列車の話ですが、どうでしょうか?
ホラーはあまり書いた事がないので、簡単なものでもよいので感想などお書き頂ければ、作者は狂喜乱舞いたしますので、もしよければお願いします。
仕事終わり、駅のホームを歩いていると、ふと何かに引っ張られるような感覚がありませんか?
魂は浄化されてから輪廻の輪に戻るものだと考えています。
幽霊や妖怪がいない系のホラーです。人も死にません。「読者に恐怖感を与えることを主題とした小説」って意味でホラーのつもりですけど、これはありですか? 夏のホラー2020。全2話ですが単独でも読めると思います。
朝生実鳥(あそうみどり)十六歳が子どものころ、一週間だけ弟がいた。
仲良くなるには冒険だ! って子どもみたいな父親の提案で、三つ先の駅までおつかいに行くことになった。手をつないで電車に乗って、目的のものは無事に手にした。帰り道の切
符を買って——
初めてのおつかいの顛末。折りたたむ>>続きをよむ
ホラー短歌5です。
今回は、霊能力がある人たちへのメッセージになっています。
新政府の選別検査を受けるルリコ。彼女はおびえながら検査結果をまっていたが…
事故の多い踏切で、また遭ったそうだ。
ベビーカーを押すきれいなキャリアウーマンだったと。
同情したら、取り憑かれたようだ。
しかし女の幽霊は、窓とか階段から落ちるところを助けてくれる。
やがて、女は夢で自分の身に起こったことを俺に見せてくれた。
アクションとミステリアスなホラーを作ってみました。
彼女はいる。
あなたが、いつも使っている駅にも。
あなたが、かつて使っていた駅にも。
あなたが、これから使う駅にも。
そして、もう、二度と行くことの無い駅にも。
彼女は必ずいる。
いつも綺麗で、成績もよくて、ひそかに憧れていた古畑みくらとおなじ補習を受けることになったさやか。
帰り道でみくらが語ったのは、不可解な帰り道の話だった。
夏のホラー2020参加作品。
集合住宅でなら起こり得るホラーも、実際起きたらそれは恐怖以外の何者でもないのである。
ヒッチハイクをしていたら暗くなってきた。
民家があったので、軒先を借りてみよう。
夏のホラー2020に参加作品。
怖い話は得意だ(素振り)という想いと、読者の清涼剤になればと思って執筆すると、何時の間にかドロドロな作品に……どうしてこうなった。
と、小説は普段の癖が滲み出ている作品になってます。
恐らく書いている途中で怖さよりも楽しんで頂ければという感じにシフトしてしまったかもしれません。(身近なぞくっという怖さがなくなってしまった……これが実力不足か……ガクッ)
あと説明をあえて省いて考える余地を残すことを
していますので、判りにくい部分もあるかもしれません。
以上、あらすじという名のあとがきでした。
読んで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ
昭和六十二年の春。両親別居の際に起きた不思議体験。もしかして、遠くにいた母が会いに来てくれた?
9568位 騒音
とあるドラゴンが住んでいた神殿にはとある噂があった。
上りと下りで段数が変わるというありきたりな噂だったが、
それの階段を目当てにやって来る冒険者達にいい加減うんざりしていたドラゴンは
連れに愚痴をこぼしていると……
小さな里の中にある古民家風の家に入る
中に入るとちょっとした商店のような内装で、壁に取り付けられた棚には様々な古びた物が一定間隔で並んでいる
「これはこれは夕凪様、よくお越しくださいました」
「今日はこの里の道具を借りに来たの」
すると夕凪は1本の古びた木の棒を手に取る、朽ち果てた木の棒の先は無い、元は鎌の様な農具であったと推測できる、物の間には「永遠の里」と書いた木製のプレートが立てかけられていた
「作用でしたか、どうぞお持ちください
、それと少し前にお仲間の方が面白い物を持って参りましたので是非ご覧ください」
そうするとここの主は何の変哲もない石の様な物を差し出した
「なるほど人によっては非常に魅力的な物に映るわけね」
「作用でございます、見る者の欲により変化を致します、特に欲深い者にとっては金塊の様に映り疑うことなく手に取るかと」
夕凪は手を青白く光らせると、石の様な物を手に取り内部に存在するエネルギーを読み感じる
「なるほど面白いわね、ちょっと試しに借りていっていい?」
「どうぞどうぞ、皆様のおかげで少しずつではありますが里が増えて参りました、ありがたき幸せ」
主は夕凪に土下座をしている
「それはよかった」
夕凪は2つの物を手にするとその場を後にした折りたたむ>>続きをよむ
松田悠馬は高校一年の夏休み、テニス部の合宿に参加する。
その夜、ダイニングで謎解きの怪談話が始まる。
その名は待叶草《まつかのうそう》
その謎解きが解けなかった人には呪いがかかり、災いが降りかかるという。
多くの部員が答えを導き出す中、悠馬と唯花の二人だけが残ってしまう。
元々、悠馬は一年生女子ナンバーワンだった唯花を狙っていた。
この謎解き怪談話で急接近した悠馬は唯花に告白して見事オーケーをもらう。
しかし、デートの最中、奇妙なことに
・・・・・。
この話を読んだら、決して口外しないで下さい。
待叶草の呪いによって災いが降りかかるかも・・・・・。
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地方の鉄道で発生した不審死事件を調べるために付いてきてくれたと頼まれた。その鉄道に乗って数分の出来事。
僕の姉は完璧だ。僕は完璧な姉が大好きだった。
ある日を境に完璧だった姉は壊れ始めた。
姉は行方不明になった。
姉はどこに行ってしまったのか。
真相を探る僕の前に見知らぬ少年が現れる。
「僕が君のお姉さんを見つけてあげよう」
少年は言った。僕は少年と一緒に姉の行方を捜索し始めた。
一体その先には何が待ち受けているのか。
ハーフノンフィクションホラーです。
本当にあったことを、特定されない程度にずらして書いてあります
江戸時代。火事とケンカは江戸の華で、火消しと大工は仕事に困ることがなかった。
その晩も火事を知らせる鐘が鳴り、居酒屋でいっぱいやるところだった火消しのひとりは、すぐさま店を飛び出した。
だが今日の火事は、様子がおかしい。
遠くに見えるは、周りの家々を越え、空へ立ち上る炎の渦。あの勢いは何を示しているのか……。
一ヶ月にも満たない短期間で、高校の同級生が次々と自殺した。その数は六人。遺書すら遺さずに自殺した彼らは全員、常軌を逸した手段で命を絶っていた。そして、六人の死に不信感を抱いていた碓氷冬陽のもとに、二人の刑事が現れる。彼らの口から語られたのは、『呪い』の可能性。刑事の話を伝えるために、冬陽は友人とともに同窓会を開く。その同窓会で、『呪い』を否定するために「一週間、絶対に自殺はしないこと」と約束を交わすのだが、自殺の連鎖は止まらず、やがて
魔の手は冬陽にも……。折りたたむ>>続きをよむ
この世には科学や理屈では説明のつかない不思議なことがごまんと存在する。
それが電子《インターネット》の世界で生まれた都市伝説でも、人伝に伝わった怪異であってもその本質は依然変わりなく誰の心の内に秘められた恐怖心と好奇心が織り交ぜられ形を成しそこにある。
現世《うつしよ》の者でない存在に異常に憑かれやすい女『鶯巣《うぐす》 まひろ』
アヤカシ払いの家系だったが為、長年孤独に生きてきた女『朝霧《あさぎり》 牡丹《ぼたん》』
これはそ
んな二人を中心に取り巻く
少し不思議で不気味で、それでいてなんてことのない雑多な短篇集《ショートショート》。折りたたむ>>続きをよむ
小説の中に閉じ込められていると気がついたのは、私の置かれている状況と私が描写した状況とが一致しているからだった。あるいは、今そのように描写したからこうなったのかもしれない。
不気味な言葉を呟き続ける女性。俺はその女性が誰なのか思い出したかった。
その女性が誰なのかを思い出しそうになったとき、俺は他の場所に連れて行かれた。
俺はどうなってしまうのだろう…。
※この作品は「カクヨム」にも掲載されています。
令和16年4月 法務省は一部受刑者に対する懲役の改革を発表する。
重大犯罪を犯した者の更生に
VR技術を活用した更生プログラムを運用する計画を始動する。
土岐野《ときの》キザムは、ある日学校内で起きたゾンビカタストロフィーに巻き込まれてしまい、非業の最期を遂げてしまう。
しかし次の瞬間、気が付くと世界は元の平和だった時間に巻き戻っており、キザムは自分の席にいつもと変わらぬ姿で何事も無く座っていた。
悪い夢を見ていたと思い込むキザムだったが、再び起きたゾンビカタストロフィーに巻き込まれて、またも死んでしまう。
そして再び時間は逆戻りして、キザムは再度生き返っていた。
ようやく、ただ
事ではない『何か』が起こっていると察したキザムは、ゾンビカタストロフィーとタイムループが起こる謎を解くために、行動を起こすのだった。
☆タイムループネタとゾンビネタを基本にして、そこにミステリー的な謎解き要素を加えて、学園モノの中に強引に全部詰め込んだ小説です。折りたたむ>>続きをよむ
クリスマスの夜、廃墟となったホテルに足を踏み入れたカズオ。憧れのホテルで人生を終わらせようとしていた彼は、どうせならばと最上階まで登ってみた。かつてのスィートルームの扉を開けると、そこには…
9586位 草
2月の下旬、古都の大学生、水上コーキは従妹で美人の高校生、七倉みのりの下宿探しを手伝うことになっていた。
下宿探しはつつがなく終わろうとしていた。
しかし、面白半分に事故物件検索サイトを調べてしまったことで、彼らの運命は大きく動き出す。
サイト上で予言される事故は止められるのか!? そして標的となったコーキの運命は!?
リング+呪怨みたいなお話です。
母親を事故で突如亡くした女子高生・杏は、母親にもう一度会うためネットで見かけた降霊術『ひとりかくれんぼ』を実行する。
呼び出したモノは、杏が期待していた母親の姿ではなく、異形の化け物だった。
幼馴染と共に、悲しみを乗り越えて行く物語。
400字以内の怖い話、浮気現場を目撃した彼女を襲う衝撃の事実とは。
OLの理恵が終電を逃して歩いて帰っていると、ラーメン屋台を見つけた。
話しやすい店主に、理恵は日頃の愚痴をぶつける。軽い気持ちで、「あんなやつ、死んでしまえばいいわ」という言葉も飛び出す。
そして、それは現実に起こってしまうのだ。
むかしむかし。ある村に住んでいた子供が、村の近くにある集落の跡を見つけました。
木で作られた彼の村に対し、この集落は土でできた家屋ばかり。そのいずれもが苔を生やし、つたを巻いた異様な姿。
そのいずれにも、人は住んでいないようなのですが……。
昔、ワタシはミライのワタシへ手紙を書いた。
ミライのワタシとなった私はその手紙を読み直して捨ててしまう。
過去のワタシとミライの私の思い出せない地獄の話。
町外れの山中にある廃病院に肝試しに行った私たち。
只の幽霊でも出てきた方が、まだマシだった……
※夏のホラー2019出展作品です
あなたは今、【百話奇談】と書かれた小説のトップ画面を見ているところだ。
隣には、人の好さそうな笑みを浮かべた青年が座っている。
「それ、読んでみるのかい?」
その声は、楽しげにも悲しげにも聞こえる、どこか奇妙な色を含んでいた。
*
掌編~短編のオムニバス怪談を集めた百物語です。
最初から読むのがお薦めですが、基本的にどこから読んでもいいようになっています。お好きなところからお読みください。
ストーリーめいたものはありますが、ちょっと
したエッセンスのようなものです。
今回の百物語の舞台は、世見町(よみちょう)と呼ばれる日本の一大歓楽街。
いわゆる「三周目」ですが、前回の話は読まなくても大丈夫です。
一周目:お題小説「怪談好きさんに捧げる百のお題」
(https://ncode.syosetu.com/n2308ci/)
二周目:百話奇談 ―学校の怪談―
(https://ncode.syosetu.com/n0858dy/)
カクヨムからの転載になります折りたたむ>>続きをよむ
ゾンビ化ウイルスのパンデミックにより崩壊した終末の世界で安住の地を求めて四人の男が自転車で旅する話。
インターネットに載っていた異世界へ行く方法を試してみる男の話です。
蕁麻疹で急遽入院することになった私が体験した恐怖―――。
ある日行方不明になっていた友人から一枚の写真が送られて来た。その写真を手がかりに友人を探し出そうとするが、彼の失踪の裏にはある恐ろしい存在が潜んでいた。
自殺する為に飛び降りた僕は、病院のベッドの上、半覚醒状態で奇妙な体験をした…… AIは“それ”を理解している。人間は“それ”を理解していない。果たしてそれは科学と呼べるのか