小説家になろう 勝手にランキング
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歴史ランキング 1~50位
休日。何気に身体のケアをしたはずが、気が付いたら石田三成になっていた私(仮空)。目の前にいた島左近と名乗る人物に日付を尋ねたら慶長5年の9月14日で場所は大垣城。
……と言う事は今日は関ヶ原の戦いの前日。
このままでは……。
明治維新が成功せず、日本が東西に分裂して争うことになった「明慈(めいじ)」時代。
俺(片桐隼人)は、剣の腕を生かした仕事につこうと徳川将軍家が治める東日本の首都江戸に武蔵国(むさしのくに)の片田舎から出てきた。
しかし、陸軍にも警視庁にも仕官を断られ路頭に迷いそうになった。
そんな時、乱暴を働く外国人たちと、その外国人たちと戦おうとしている華奢な若侍に出会った。
俺はその若侍に代わり外国人たちと日本刀で戦うが、銃で撃たれ意識を
失った。
立派な屋敷に保護された俺は、その屋敷の主から世直しを行う組織に入らないかと誘われた。
仕事がなく困っていた俺は、正義のためだと信じ「江戸浪士隊」という名前の組織に加わることになった。
組織は、二刀流の葉隠右近、長刀を操るニヒルな雨宮才蔵、剛力無双の青龍刀使い坊主頭の曹鉄心、妖艶な美女の山本鈴音という顔ぶれだった……
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その世界には魔法があった。
第一次世界大戦後、イギリス海軍拠点スカパフローにて拘留中のドイツ艦隊70隻あまりが消えた……。
それから20年あまりが経過した1940年。異世界から侵攻してきたムンドゥス帝国によって世界は大戦に巻き込まれていく。南半球へ攻め入り、着実にその領域を広げた異世界帝国は、ついに北半球にも侵略の魔の手を伸ばしてきた。
アメリカ太平洋艦隊がハワイ沖にて撃滅され、大日本帝国海軍が誇る連合艦隊も、トラック諸島に襲
来したムンドゥス帝国艦隊と交戦するも大敗を喫してしまう。
追い詰められる連合艦隊だったが、その救援に現れたのは、ワシントン海軍軍縮条約の結果、標的艦として沈められたはずの戦艦『土佐』らと、スカパフローで自沈したドイツ艦を再生した秘匿艦隊だった。
魔法技術研究部=魔技研の手によって蘇り、新たな姿となった艦と兵器を携え、日本は、異世界からの侵略者に立ち向かう。
※カクヨム、ノベルアップ+にも連載中折りたたむ>>続きをよむ
時は紀元前二百二十年ころ、中国大陸は秦に統一された。しかし、それは多くの血が流された結果であり、統一後も秦は征服された人々の怨念を集め続けていた。そんな生きにくい時代を、冒険心と謎の木簡により駆け抜けた、徐福という男。
これは、伝説となった彼の冒険を描いた歴史小説である。
ただし、事実は不明であり、フィクションです。
「小説家になろう」の企画「秋の歴史2022」への参加作品として、投稿致しました。お読み頂けると幸いです。
豊臣秀吉とその妻ねね(高台院)との間には子供ができませんでした。
小説やドラマの中には、結婚直後にねねが流産した結果、子供が産めなくなった、という描写をしているものもあります。
そこで「もし子供が無事に生まれて、ねねが亡くなってしまったら」という発想から、今回のシミュレーション小説を書いてみました。
果たして、「戦国最強の賢妻」であるねねがいなくても豊臣秀吉は天下を取れるのか?残された子供はねねの代わりが務まるのか?日本の歴史は
どうなるのか?
楽しみながら書けるよう、頑張っていきます。折りたたむ>>続きをよむ
ろくな人生を歩めず、ろくでもない死に方をした。
もっとマシな人生を送りたかった、最後にそう願ったら。
なぜか時代劇みたいな格好をした人がいる、時代劇みたいな村に出て来た。
ついでに、そんな人達の村の状態画面が表示された。
「なにこれ?」
そう思いつつも、色々とやっていく。
_________________________
ゲームのような全体を見渡して指示を出す。
そんな神視点での話をやってみたいと思った。
歴史考証や科学考証は一切なし。折りたたむ>>続きをよむ
数千億円のディールをまとめる辣腕M&A専門家、黒澤 仁。
彼は過労の末、本能寺の変が目前に迫る1582年の戦国時代へ転生してしまう。
織田信長に仕える一人の文官「長谷川 仁斎」として目覚めた彼が持つのは、未来の知識と、武将や大名家の価値を数値化して見抜く特殊能力【査定(デューデリジェンス)】だけ。
「織田信長:企業価値・算出不能(Priceless)。ただし、経営リスク(謀反される確率)95%」
このままでは、最高の投資先(織田
家)が、最悪のクーデター(本能寺の変)で紙くずになる。
そう判断した仁斎は、信長を「経営資産」として守るべく、現代金融知識の全てを注ぎ込んだ**事業継続計画(BCP)**を発動。史実の裏で、第六天魔王を救い出す。
これは、絶望の始まりではない。
日本という国を丸ごと買収(マネジメント)する、壮大なプロジェクトの始まりだ。
救った信長を“影の会長”に、羽柴秀吉を“営業部長”に据え、自らは“影のCEO”として采配を振るう。
合戦は「敵対的TOB」、政略結婚は「経営統合」。
冷徹な金融マンの視点で戦国の世を再定義し、天下統一という名の市場独占を目指す、前代未聞の国盗り物語が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ
そこらへんに居る普通の30歳の会社員の主人公、いつもと変わらない仕事終わって家に帰り、風呂入って飯食べてネットサーフィンして寝る予定で風呂の時にただなんとなく浴槽に浸かりたいと思いお湯を溜めて、、
いざ入ったその時 気がつけばよくある森?林?の中に居た。そうスッポンポンで。
諸先輩達の作品を見るだけでしたが自分も描いてみたいと思い書いてみました。歴史好きだけどあまり詳しくないため設定ガバガバかもしれませんが構わない方のみお読みく
ださい。有名な人物は分かりやすい言い方で呼びます。誤字脱字多いかもしれませんがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ
神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世。
「王座上の最初の近代人」、あるいは「世界の驚異」。
国際色豊かなシチリアで育ち、イスラムの文明に憧憬を抱く彼は、異教徒の言葉であるアラビア語をも習得していた。
そして、エジプトアイユーブ朝スルタン・アル=カーミルとも親しく文を交わし、ついにはイスラム教徒からキリスト教徒へのエルサレムの譲渡――無血十字軍という歴史上の奇跡の花を咲かせる。
しかし、美しき花は無残に手折られ、エルサレムは再びイスラム
教徒の手に。そしてそれをきっかけに、第七回十字軍がエジプトに戦火を巻き起こす。
憎悪の連鎖の結末やいかに。
フリードリヒ二世がメインですが、彼と文通相手、およびその周辺の人間たちの群像劇です。そして最後は美味しいところをかっさらっていく奴が……(笑)。
ファ ンタジー要素なし。転 生もチ ートもありません。
フリードリヒ二世がアイユーブ朝スルタン達と手紙のやり取りをしていたのは史実ですが、手紙の具体的な内容については作者の創作が入っています。
(現物は残っていないのでしょうかね? もしどこかの博物館などに所蔵されているのなら、是非一目見てみたいものです。もちろんアラビア語は読めませんが……)
「秋の歴史2022」企画参加作品。小説初挑戦です。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ
ゲーム会社に勤めるプログラマーであった主人公は、ゲームの納入期限におわれ、ほとんど徹夜の毎日。
限界を悟った主人公は、部下にもらった眠気覚しドリンクに手を伸ばす。〝激眠◯◯〜限界のその先へ〟と書かれたドリンクは激マズだった。そして、主人公は限界のその先は死であることを知る。
死後の世界で、主人公は美しい女神と出会う。その女神はいう。「そなたの望みを叶えてしんぜよう」。望みなど一言も言ってないのに、話はとんとん拍子にすすんでいく。転生先は
戦国時代?俺が仕えることになるのは織田信長?俺の双眸は青くて髪や髭は茶色い?きてるのは宣教師服?
転生した社畜はどんな歴史を紡ぐのだろうか?
✴︎この話は、ルイスフロイスの〝日本史〟や太田牛一の〝信長公記〟、井沢元彦氏の著書〝もし本能寺の変がなかったら信長はアジアを統一した〟などを参考にして真面目に書いていく所存です。
✴︎南蛮の宣教師でありながら、還俗して織田信長の妹であるお市と結婚したりもします。
✴︎この話の改稿版をアルファポリスさんに投稿することにしました
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千里眼やテレパシーの様な「導術」と呼ばれる力が存在する世界。ミッドウェー海戦で大敗を喫した後に導術の真の力に気付いた日本海軍は、導術を操る少女たちの力で物量と技術に勝る連合軍に立ち向かってゆく。敵のレーダーより遥か遠くから敵を探れる力は戦術を大きく変え、少女たちも否応なく戦いに巻き込まれていく。
本作品は山口多聞氏の主催する「架空戦記創作大会2018秋」参加作品です。お題は「第一次ソロモン海戦」です。
何処かの世界、何処かの1945年。いい加減な高次存在が、片手間で世界を作ったせいで、あの世は満杯、神々はブラック労働に大激怒。
でその存在は考えた。暫くあの世はシステム復旧の為閉鎖致します!
これより世界は死ぬの禁止!どうなる世界大戦?
呉海軍工廠で艤装を終え、引き続き公試を終えた大型潜水艦イ201は、昭和17年4月1日付で竣工し直ちに第6艦隊に編入された。艦長はもちろん艤装委員長を務めた堀口明日香中佐、副長は鶴井静香少佐である。5月26日早朝、イ201用に開発された深深度酸素魚雷を定数(30本)積んだイ201が母港呉からミッドウェー攻撃主隊に先行して出港した。イ201のミッドウェーでの活躍や如何に?
個性的な仲間たちと古代の船に乗り、与えられた使命を果たすため「旅」に出る。
主な同行者は美少女二人、武人で戦略家の船長と部下の船乗りたち。
だが、時代は十世紀の初め(平安時代中期)で、舞台は東シナ海と周辺の国や島々だ。
航海の出発点は、鹿児島県の奄美群島の一つ徳之島――。
そこに小さな王国「トカム(度感)」があった。
異世界に転がり込んだ当初から、命の危険にさらされるような出来事が続き、憔悴気味のカイト。
王の館に招
かれ、少女たちと引き合わされる。
一人は王の娘、もう一人は、海賊にさらわれてきた南方系の少女だった。
島の暮らしに慣れた頃、王から「沖縄への旅」を依頼される。
王国存続のために必要な「ある物」を受け取ってきて欲しいと言うのだ。
「なぜ僕が?」と思い、断ろうとした。しかし、結果として船に乗ることとなった。
カイトと二人の少女は、それぞれ内面に課題を抱えていた。
旅の過程で、課題と正面から向き合わざるを得なくなる。
「旅」は苦難の連続だった。
海賊、妖魔、怪物、大陸からの侵攻軍などに襲われ、何度も絶体絶命のピンチに陥る。
その度に「旅の仲間たち」は力を合わせ知恵を振り絞って困難を乗り越えていく。
《一章》「トカム王国」の暮らし。奄美航路
・王国の成り立ちを知る。海賊の襲撃を受け、海の亡霊や妖怪と遭遇する。
《二章》沖縄本島での海戦。「聖地」へ向けての旅
・海賊と正面から激突。ある部族の村へ行き、「聖なる山」を目指すことになる。
《三章》現代の東京へ時間旅行。少女たちと散策
・「聖地」から「浅草寺」へ。あるカミ神)と出会い、上野で花見を楽しむ。
《四章》「斎場御嶽」の巫女集団。防衛体制の構築。
・沖縄へ転移し、巫女たちに迎えられる。大陸からの侵攻を知り、味方を集めて砦を築く。
《五章》「首里」の砦での防衛戦。妖術、邪神の襲来
・沖縄を生活の場とする者たちが集結。大陸からの侵略軍と戦うが、追いつめられる。
《六章》「ケラマ諸島」での海戦。ラスボスとの一騎打ち
・起死回生の反撃に出る。しかし、巨大な邪神が現れ、味方の船団は壊滅した。だが……。
《七章》「羽衣伝説」と琉球国へ道。その後のカイトは?
・「旅の仲間」たちは、夢の実現へ。現代に戻ったカイトが、学校で考えたこと。
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「あなたは――織田信長ですか?」「いかにも。織田前右府信長である」
本能寺の変で死んだはずの織田信長が、幕末で生きる――新選組の厄介になって。幕末の志士たちや複雑怪奇な幕末思想をかき乱しながら、彼は新選組に無くてはならない存在へとなっていく。しかし時代は否応も無く動く。長州藩の桂小五郎、薩摩藩の西郷吉之助、そして土佐脱藩浪士坂本龍馬との出会いで、信長は考えを改めていく。そして信長と出会った志士たちも影響を受ける。そして戊辰戦争の果てに、
信長が出した結論とは――
※架空戦記です。人が死んだり死ななかったりします。
※以前投稿した作品の完全版です。折りたたむ>>続きをよむ
―それは破滅と再生、悪と善の相克の物語―
中国前漢時代、武帝の治世終盤に起きた事件《巫蠱の禍》の悲劇と、それを生き延び再生してゆく人々の物語です。 班固「漢書」を参考にしています。ほぼ実話ですが、一部文脈から想像で補い脚色しております。ご容赦ください。
転生したら豊臣秀頼だった。
高校中退の無職の青年、真柴秀政は玄関のドアを開けようとしたら心臓まひで倒れてしまう。
目が覚めたら戦国時代で更に天下人豊臣秀吉の息子、豊臣秀頼となってしまった。
真柴は秀頼を演じつつ、豊臣の天下を永久に続かせるために策を練る。
黒田官兵衛を宰相の位『相国』に就かせたり、後に六大将軍制度を作ろうと奔走する。
しかし、調子に乗りすぎて五大老上杉景勝が、豊臣家に宣戦布告してしまう。
上杉家は日の本から独立して上杉国
を建国。上杉景勝は大王に即位し豊臣家に抗うのだった。
上杉景勝の絶対的な自信の裏付けにとある武将が隠されているのであった。
あらゆる困難が待ち受けるが真柴は今度こそ勝ち組人生を歩むために戦国の神となると誓う。折りたたむ>>続きをよむ
時は皇紀2436年(西暦1776年)。織田信長が日本統一を果たし国名を日本皇国と定めて189年。皇国は西洋列強をしのぐほどの大国に成長していた。当時皇国はイギリスとの同盟を結んでおり、イギリスからの依頼によりアメリカ独立戦争へのフランス、オランダの直接介入を阻止するため、極東に限定して戦端を開いた。皇国海軍はその一環として両国商館のある天津を黄海上で海上封鎖している。そして今、皇国陸軍独立銃兵第1中隊。中隊長堀口明日香陸軍少佐率いる精鋭
14名が天津城に侵入し両国商館を焼き討ちする。カクヨムにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ
強く、賢く、優しく、多くの者に慕われた、第三代鎌倉殿源実朝の生涯。
坂井孝一先生の著書、吾妻鏡、金槐和歌集を参考にしています。
できるだけ史実を尊重していますが、あくまで創作であることをご了承ください。
ピクシブ、カクヨム、エブリスタにも同じものを投稿しています。
この連載は「幼馴染三人と三姉妹の天下統一物語」に登場する人物たちを纏めた資料集です。
新たな章が終わり次第、この項目は書き足されていきますので、参考程度にどうか気軽に見て行ってください。
※なお、物語本編のネタバレ要素があるため、閲覧の際にはご注意ください。
サイバー攻撃といわれるランサムウェアやマルウェア、コンピュータウイルスについて、退屈にならないよう物語風に描く架空の話。
東西冷戦時に日本の領海内に異世界への門が現れ地球各国が異世界に進出していく話になります。
世界よ
祈る
騒ぐな
時だ
扇動されるな
祈り
自らの 魂の 救われ
だけ
おもえ
肥るな
デウス
一度始まった戦争は終わらない。人類が絶滅するまで続くだろう。
その間生まれた子供達は、憎しみ、怒り、苦しみを味わい成長し大人になる。そして次の世代へ...
移民の少年アテルイは、唯一の友達である少女のモロが生け贄になることを知る。アテルイは、モロを助けるため行動する。
太平洋戦争末期・・・
敗戦が濃厚の日本は、九州上陸を防ぐ為に、子どもたちをゲリラ兵にしたてる部隊・・・
霧島部隊を暗躍させていた。
その、霧島部隊の生き残りの方が、私が校長をしている公立中学校の校区内に住んでいると知って、夏休み、8月15日に、霧島部隊の事を子どもたちに語ってくれと頼みに行き、講演依頼を
成功させた。
生徒たちは、自分と同じ年代の子どもが、ゲリラ兵に仕立てられ。戦争に参加をしていた事実に驚き、絶句、先生方は、知らない事実
に驚いた。
語りは・・・終わった・・・
そして、拍手の嵐が・・・折りたたむ>>続きをよむ
ティラノサウルスに羽毛生やすとか許せねぇよなぁ?
△▼△▼△▼△▼△
!WARNING!
▼△▼△▼△▼△▼
※ 作者は専門家ではありません。
※ 作中の知識や情報が古かったり誤っていたりする可能性があります。
※ ごめんね。
ブラック企業勤務で過労死した25歳童貞の僕は、戦乙女のブリュンヒルデに連れられて北欧神話の《戦士たちの宮殿》ヴァルハラに連れてこられる。どうやら名前がよく似たとある剣豪と間違われてしまったらしい?
オーディンをはじめとした身勝手な神々の無茶振りが吹き荒れるトラブル三昧の日々、なにひとつ能の無い僕が唯一頼れるのは生前培った『営業スキル』だけ!
神々の黄昏を生き抜け、過労死サラリーマン!
ある日人間同士の争いで壊れ始めた世界...
その世界に産まれた少年こうやは少女、愛(まな)と出会い一緒に過ごす間に平和な世界を作りたいと思うようになる。
そんな中 力を合わせて世界を正そうとするこうやと愛は違和感を感じ始める...
まるで長い夢を見ているような.......
※この作品は『歴史改変戦記「信長、中国を攻めるってよ」』第一部を増補・改稿したものです。
タイムマシンによる時間航行が実現した近未来、歴史の謎は次々に解明されていく。歴史の「もしも」を探求する比較歴史学会は百家争鳴となり、大国の首脳陣は自国に都合の良い歴史を作り出す歴史改変実験に熱中し始めた。歴史学者である「私」はひとつの論文を書き上げ、中国政府は私の論文を歴史改変実験に採用した。織田信長による中華帝国の統一という歴史改変を目的とした
「碧海作戦」が発動されたのだ。これは近代において、中華文明を西欧文明に対抗させるための戦略であった。神の位置から歴史改変の指揮を執る私たちは、歴史の創造者なのか。それとも非力な天使なのか。もうひとつの歴史を作り出すという思考実験を通じて、日本、中国、朝鮮の歴史を、おちょくりつつ検証する、ちょっと危ないポリティカル歴史改変コメディー。折りたたむ>>続きをよむ
この物語は、転生したらヘラクレスだった件の続編になります。
中華民国期。天津租界の貧民街に暮らしていた姉妹は、人売りによって引き離され、まったく別の人生を歩んでいく。やがて再開した二人だったが…。
昔ながらの仮想戦記を目指しました。
日英同盟が続いた代替世界の第二次世界大戦の一コマです。
【現代テロリズムと英国移民三世の日常】
イギリス・ロンドンで暮らすアラブ系移民三世の少年と、平凡な元ひきこもり日本人留学生青年の友情と日常を通して、移民への差別と、迫害にあえいだ末にイスラム過激思想に傾倒する若者の苦悩と、2013年当時の中東情勢を描きました。青春ドラマを読みながら、世界情勢が少し分かる構成になっています。
未熟な若者同士の拗れまくった恋愛に発展しきれないドロドロの友情=親友を恋人にできるかできないかいう葛藤と強い執着の
描写があります。※主人公が女性の恋人とベッドインするシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。※2カズオ・イシグロに言及する部分は彼がノーベル賞を取る前に書いたので、その件に触れていませんが、作中の年代を考慮して修正しません。折りたたむ>>続きをよむ
天正十年(1582年)6月2日 本能寺の変。その日に別の場所で起きたもう一つの”変”。織田家現当主・従三位左中将信忠と共に戦った男たちの永く短い数刻の躍動が始まり……終わる。
※彼誰刻(正しくは彼誰時):元々は薄暗い朝方や夕方の意。近年では、明け方頃の時間帯のこと。夕方は『誰そ彼(黄昏)』と区別されます。
※この作品は、史実を基にしたフィクションです。実在する個人、団体等とは一切関係ありません。
1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。
太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実行されていた。
すべての計画艦が竣工すれば、その総計は約130万トンにもなる。
そしてソビエト連邦は、ヨーロッパから東アジアに一隻の巨艦を回航する。
ソヴィエツキー・ソユーズ。
ソビエト連邦が初めて就役させた超弩級戦艦である。
1940年7月に第二次
欧州大戦が終結して3年。
収まっていたかに見えた戦火は、いま再び、極東の地で燃え上がろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ
魏の明帝・曹叡の死後、司馬懿とその息子司馬師と司馬昭たちの物語。
妻子を亡くした下級武士の大森吉之助は、広い屋敷で一人食事をするのを辛く思っていた。そんなある日、少し目を離した隙におかずが消えるという珍事が起こる。野良猫だろうと軽く考えていたが、毎日続くことに堪らなくなって、待ち伏せをすることに。しかし、そこに現れたのは猫ではなく、小さな女の子だった。自身のことを座敷童だという彼女に幸福を期待し、屋敷に留まるよう言う吉之助だったが――。
日露戦争を舞台にして、ある人物の存在によって明治日本の歩んでいく歴史が大きく改変される。
ジョン・バートンはアメリカ大使館の外交官です。国際平和を目指すために大学卒業後は国務省で働くことになりましたが、全く希望していなかったパフラヴィー朝イランへの赴任となりました。
不本意ながらの外交官デビューでしたが、快活で勝ち気なファーティマや、現地の職員のホスローらと知り合いになり、徐々に溶け込んでいきます。彼女らからイランやイスラームについて学ぶうちに、ジョンの世界は次第に広がって行きました。
しかし、駐在生活に愛着を持ち始めた
彼に「イラン革命」「アメリカ大使館人質事件」が襲います。歴史に翻弄されつつ、自分のアイデンティティが何か探っています。
本作は私たちになじみのないペルシャ・イスラームを舞台にしております。身近な異世界の旅を楽しんでいいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ
わたしは大学の卒業旅行でインドを観光中だった。
その日わたしは、インドの数多の英雄達の中でも特に魅かれていた英雄が眠る霊廟を訪れていた。 偶然だがその日は彼が戦場で散った日から200年後にあたる日であった。
だが彼の墓の前で祈りをささげたあの時・・ そこからの私の記憶は無い。
その後のわたしの記憶は、あの船の中で蘇生した時の記憶から始まる・・・
世界が中世から近世へ移り変わる時、二十一世紀から一人日本人が転生してくることとなる。転生した先はなんと海賊。二十一世紀の科学を駆使して世界を変える。知識チートで時代無双。彼の名はどこまで轟くのか。
※主な舞台はアジア、日本、中国、東南アジアとなります。かなり後になると思いますが予定としては日本の戦国時代へ介入していきます。
※二十一世紀までの科学の価値観が中世後期から近世初期へ持ち込まれた世界というIF話です。簡単にいえば自分
の妄想で、様々なものに対して自分ができる限り調べた上で書いていますが学者でないので限界があり、わからない部分は想定で書かせていただきます。情報が特定のサイトや本を参考にしているため偏っている場合があります。
これら全ての注意点を踏まえて、主人公が様々な批評をすると思いますが私の批評と異なることもあります。どちらにせよ私は批評をしたいのではなく、IF話を妄想し文字にすることを目的としています。それを共有できれば幸いです。
※この妄想を書くにあたって、これまでの世界を発展させてきた人々に感謝します。勿論、歴史では様々な悲劇が起こってきました。今でも悲劇は起こり続けていますが少なくとも私が今現在元気に過ごせるのはそれを含めた過去に生きた人々のおかげです。
私の妄想ではそれらの過程を全て無視したものとなることを理解して書かせていただきます。
だらだらと言い訳を書かせていただきましたが、この言い訳を免罪符に楽しく書いていけたらなと思っています。なるべく定期的にあげるつもりですが、できないこともあるので大目に読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ
北の民の圧政から逃れるようにして故郷の中国を後にし、見知らぬ土地――日本にたどり着いたクシナたちは、先住民であるカグチら縄文人たちとの関係を模索しながら、田畑を拓き、なんとか生き延びていこうとする。はじめは故地を懐かしむばかりだったクシナも、父親である村長や、長く村の統括者であった先代トゥジらの奮闘する姿を目にし、次第に次期統括者としての自覚と、それに伴う責任に目覚めていく……。
古事記の世界を舞台に、異国から日本にやってきた弱小民族が
、いかにして弥生人になり、ヤマト民族になっていったのか、までを描く歴史物語の、第2弾!折りたたむ>>続きをよむ
JR米子駅に勤める駅員の弥生隆太(やよい・りゅうた)は、馬喰和子(ばくろ・かずこ)副駅長や、老清掃員と書庫の整理中、古い鉄道公安官日誌を発見する。そこには、当時米子鉄道公安室所属だった、恵大介(めぐみ・だいすけ)公安官の日報が掲載されていて……。
2022年開催、鉄道開業150周年記念「鉄文(てつぶん)」文学賞応募作品。
時は奈良時代。
都が平城京にあったころの話。
廃都、藤原京の近くに住む農民の娘おてんが兄と貢納品を都に収めに行くことから始まります。
始めて見る羅城門の大きさに目を瞠り、とてつもなく広い朱雀大路に驚く少女。
そこでおてんは自分とは違う隼人(はやと)という九州から派遣されてきた若者と出会います。
ルイ・フェルディナン・ド・フランスの子供たち(ルイ16世、ルイ18世、シャルル10世、クロティルド、エリザベート)とその家族が、あの世にたどり着いた時、迎えに来るのは誰なのか。フランス革命の時代のブルボン家の人々を題材にしたお話です。
江戸時代中期、人に悪さをする妖怪・悪霊を退治する妖霊退治人がいた。
妖霊退治人は寺社奉行が管轄し、僧侶、神官、巫女、拝み屋などがいる。
妖霊退治人の中でも、高い能力を持つ女忍者集団がいた。
その名は、天摩忍群といい、不思議な神気術忍法を身につけ、悪霊・妖怪・妖術師などとと戦っていた。
人呼んで妖霊退治忍ーー天摩くノ一衆。
構成員は、
男の子っぽい女剣士で、火術を得意とする熱血元気娘の紅羽(くれは)。
怜悧な
頭脳をもつ、美貌の巫女忍者で、薙刀と氷術の使い手、竜胆(りんどう)。
明るく可愛いが、少しドジなところのある、円月輪と風術を使う、最年少の黄蝶(きちょう)。
そして、彼女達の頭目であり、いつもホワワンとしているが、類い希なる麗貌と、高度な法術を使う秋芳尼(しゅうほうに)。
彼女たちの後見で、三白眼で強面だが、真面目で正義感あふれ、一刀流の剣の達人で、寺社役同心の松田半九朗。
このメンバーを中心に活躍します。
陽気なコメディ話もあれば、ホラーでシリアスな話、泣ける話もあります。
この物語は、いわば大江戸版くノ一ゴーストバスターズや霊幻道士シリーズであり、ライトな山田風太郎忍法帖テイストでお送りします。
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