小説家になろう 勝手にランキング
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童話ランキング 451~500位
『こんばんは、かたつむり。どうしてそんなにわるい夢ばっかりみているの?』
ある夜 ばくはキャベツの葉っぱのかげで泣きながらねむっているかたつむりを見つけます。かたつむりのわるい夢をたべすぎておなかいっぱいになってしまったばくは……。――かなしがりのかたつむりとばくのはなし。
(絵:きむろみ 文:立田)
パブーにも掲載しています。フルサイズ版はこちら→http://p.booklog.jp/book/47198
一人の男が、氷と雪の国で、
一人の赤ん坊を救った。
これは彼らの物語。
宛先に向かう手紙と共に旅をする鞄とクレジットカードの物語。
女の子は道端で水色の傘を拾いました。それは、傘を差した人を好きな場所へ運んでくれる魔法の傘でした。
持ち主のきつねは「自分は一番行きたい場所に行けないのだから持っていても仕方ない」と言いますが、理由を聞いた女の子は、何とかしてあげたいと思うのでした。
こども心を探すようになった体験について、わたしが静かに話し始める。それは作曲者のわたしが休憩中に、ある音楽を耳にしたことだと言う。
わたしは初め、その演奏を所々音が飛んでいると感じた。しかし、あるとき時計塔のある街に溶け込んだ良い演奏だと思うようになり、わたしは次第に聞き惚れる。演奏者は自分よりも年若い女の子だった。また、毎日わたしの部屋のすぐ下に彼女が来るので、わたしはいつしか女の子の密かな信奉者になっていた。けれども、街の人々が
女の子の演奏に気付かないことをわたしは不審に思っていた。何より、彼女が突然この街から去ってしまうのではないかと、わたしは心配にもなった。
わたしは思い切って彼女に話しかけることにした。案の定、女の子はもうすぐ街を去ってしまうのだと言う。一方で、童心を忘れた人には聞こえないのだと、彼女の演奏を気付いたわたしを彼女は賞賛する。大切なものから目を離すと今まで見えていたものも見えなくなってしまうのだと。女の子とのささやかな交流にわたしは満足を覚え、わたしは彼女に言われるまま時計塔の方角へ視線を向けた。そうすると、その僅かなうちに女の子は姿を消してしまうのだった。
わたしは二度と、女の子と会うことも彼女の演奏を聞くこともできなくなった。まるでこども心を失くしてしまったように感じたわたしは以降、時折時間を見つけては、こども心を探すために街を歩き回るようになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ
誰よりも賢い賢者の行い。それは正しいことなのだろうか。
ぼくは びせいぶつ。
とっても とっても ちいさい いきもの。
みずのなか つちのなか かぜのなか。
ぼくらは どこにでもいて ちいさいけれど いきている。
★絵本的です。なので、挿絵表示を推奨します★
“君”との約束、は「また明日」“僕”はずっと「明日」を待っている。約束した日とは変わってしまった空の下、きっと来てくれると。
“僕”は“君”と過ごした日々を思い出しながら待っている。
*他のサイトのものと重複投稿です。(重複ですが多少修正してあるものです。)
今、執筆中の長編小説の合間に書いたものです。
とあるまぬけな悪魔の話を書きました。
童話……だと思います。
ここは南の島。この島のサンタクロースの条件は、髪とひげだけでなくわき毛も白いこと。
サンタに憧れていたトムじいさんは、自分の黒いわき毛を、何とかして白くしようとしますが。
古い大きな桜の木(桜神)と若い桜の木が森の奥にあった。この場所は、昔、人によって火事が起こり、焼かれてしまった場所。先代の桜神は、人を憎みこの地を封印してしまった。若い桜の木は、もとのたのしい場所にもどしたい一身で現桜神にお願いする。そして、この地を復活させる。
初夏への心を見つめていると、五月の空、六月の宵、七月の天の川の、場面が映った。その一つ一つに、素直に思うことは、この世は、永遠にあって、この世は、自然を携えていて、自分の生き方もそのようになりたいのだということ。いつか、季節の一つになって、永遠に好きなあなたを愛せたらいいなぁと、思うのです。
繁殖犬として生きてきたフレンチブルドッグの
うにちゃんの夢
海のウニに掛けてますが、仔犬が数百万にもなるフレンチブルドッグは、自然分娩では産まれない特殊な犬種。人間のエゴによって何度も帝王切開で繁殖させられる繁殖犬達の現状を憂いて童話風にしてみました。
由美ちゃんは、「シンデレラ」の読み聞かせの時間に、眠くなってきて、気が付くと・・・!?
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 神無月
弐陸捌参 伍 弐零弐参
やじろべぇ
三つ目心象素描実践研究ラボ
交通事故によって車椅子生活となった少女と、その事故で飼い主を失った犬、コロ。
そんな少女とコロは共に暮らす家族になる。
そんななか、家族で訪れたキャンプ場で少女は再び事故にあってしまう。
その日ぼくは、すべり台の上から驚くほど大きな月を見た。
呆然としていて、うっかりすべり台から転げ落ちる。
転げ落ちる途中、何度も頭を打ったけど痛くなかった。
『死んじゃうのかな』
まあしょうがないか、なんて思ってると後ろから声がした。
「ちょっと、ちょっと。せっかく助けたのに、なんか君、人生にあっさりしすぎじゃない?」
これは、月とぼくの物語。
世界から月の影が消えた短い間の、ぼくとあの子の物語。
※この作品は武頼
庵様の2023年秋企画『月(と)のお話し企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ
宇宙人と少年の小さな約束のお話
※この作品はnoteにも掲載しています。
転載元↓
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15709064
この作品は、ピクシブの他、カクヨムやエブリスタにも投稿しています。
「死なないペットが欲しい」
誰かが願った。誰もが願った。
だから叶った。死なないペットが生まれた。彼らは動くぬいぐるみであり、ぬいぐるみになれる動物だ。
そういう呪い、おまじない。
人間の心を癒すため、動物やぬいぐるみには永遠の命が与えられた。
怪我はするけど大丈夫。綿を詰めて縫えばいいから。
けれど、そうしたら、今度はペットが飼い主に置いていかれるようになった。ペットたちは慕った飼い主が亡くなっていくのを見て、次第に心を壊していった。
自らぐちゃぐちゃに壊れて死のうとする。けれどどんな怪我をしても、直ってしまう彼ら。
それを憐れんだ修繕の魔術師コロンが、彼らに新しい呪いをかけた。
「主人と共に逝けるように」
飼い主が死んだら、彼らがただのぬいぐるみに戻る魔法をかけた。
そんな穏やかで温かくて幸せな世界で、ずっと一人でいることを選んだぬいぐるみがいた。
これは哀れな人間とペットを見送る喋るぬいぐるみドットの物語。
冬童話2023参加作品。折りたたむ>>続きをよむ
ここはくたびれて引き出されることのない舞踏会。
どのようにして開催されたのでしょうか。
埃を被って待っています。
ある国で信じられている宗教では、教会が人々にお金を貸すことが認められていました。つまり、教会が銀行の役割を果たしていたのです。
マーカスという青年は、そこで働いており、返済の相談に乗ったり、困った人に仕事や奉仕活動などを紹介したりして過ごしていました。
ある時、教会から金を借りては酒代に費やし、返せなくなるたびに返済を免除してもらっている男の対応をする事になりました。上役からは『ああいう連中をまともに相手してはいけない。教会の銀行である
以上、金を返せないと言われたら許すしかない』と言われたことが、マーカスの心に引っかかりました……折りたたむ>>続きをよむ
いつか時間ができたらこういう話に絵を加えたい。
忘れないようにここに書き留めておきます。
おじいちゃんが生前愛用していたはんてんを羽織ったアキは
はんてんに宿っていたおじいちゃんの魂と交流できるようになる。
悲しみに暮れた人間の子供は流れ星に願う。
此の悲しみを忘れさせて下さいと。
流れ星は何も答えない。
だが僅かな時間魔法の奇跡は起きる。
流れ星をうっている流れ星屋さんは、とてもこまっていた。
なぜなら、流れ星があまりうれないからだ。
いつもなら冬になると、地球さんからたくさん注文がくるはずなのに……
困った流れ星屋さんが地球さんに電話をしてみると、地球さんがたいへんなことになっているときいてしまう。
流れ星をうるためにも、地球さんの問題をかいけつしないといけない。
流れ星屋さんは、そのためにできることを考えるのでした。
森のおくでとしょかんを開くうさぎさんは、冬が近いことに気付きます。
雪がふると来てくれるひともへってしまい、さみしくなると思ったうさぎさんは……。
カクヨム様にも投稿しています。
この作品は「カクヨム」にて掲載していたものです。
病気で入院中の夢ちゃん。クリスマスイブだというのに家に帰れません。お父さんい駄々をこねて言うと、お父さんは小さな雪だるまを作って持ってきてくれました。夢ちゃんはその雪だるまを冷凍庫の中にいれて寝ることにします。
すると、朝、不思議なことが起こるのです……。
むかしむかし。
帝の命で各所に配された星見たちが、奇妙な夜空を観測した。
前日の空とは似ても似つかない、星の並び。
いずれの季節の空とも一致しないその星空の意味を探るべく、星見たちの分析が始まった。
本が大好きで、「森のとしょかん」を開いているうさぎさんのところに手紙が届きました。
森のとしょかんで劇をさせて欲しい、という劇団からの申し込みです。
うさぎさんも思い切ってうけることにしました。それに、どうやら素敵なアイデアも……?
童話「うさぎさん」シリーズの一作です。このお話だけでもお読みいただけます。
カクヨム様にも投稿しています。
秘密基地を作っているとき、しゃべるネコがあらわれました。
魔法をかけられた、竜のラウリー。
「君を愛してくれる人を見つけたら、魔法はとけるよ」と魔法使いは言いましたが、そんな人は見つかりません。
いつしか探すことを諦め、森のひだまりでまどろむことに。
そんな穏やかな毎日を過ごすラウリーの前に、ある日、少女が現れました。
少女は竜のラウリーを怖がることなく「お友達になってほしい」と、言いました。
※冬の童話祭2021参加作品です。
ぼくの村には宇宙人が住んでいる。
家族で宇宙旅行中に、宇宙船が壊れちゃったんだって。村はずれの広場に小さな宇宙船でフラフラ、ドカーンと不時着した。
お父さん宇宙人が救助を呼びに行って、お母さん宇宙人と子供宇宙人は、しばらくぼくらの村で暮らすことになった。
子供宇宙人の名前は『ジュラ』。
ぼくとジュラは友だちになった。
彼女もまた、シンデレラと名乗る境遇故に、青年は彼女の助けになりたかった。
魔法使いが老いて引退したのであれば、自らが魔法使いになろう!
青年は必死で魔法使いの弟子となった。
マッチ売りの少女は何故か灼熱のビーチに居た!!
白い砂浜、オーシャンブルーで最高にホットなリゾート地で素足にボロを纏った少女は果たしてマッチが売れるのだろうか!?
ロンドンに住んでいる「ぼく」の先祖は魔術師だったとか。
屋根裏には、たしかにへんてこりんなガラクタがいっぱいだ。
ある日、日本のキョートからぼくのお祖母ちゃん宛に届いた手紙に、四角いきれいな色紙が入っていた。
「オリガミ」ってものらしい。
オリガミに興味が出てきたぼくは、ドラゴンを折ってみたんだけど、折り紙でできたそのドラゴンが動いてしゃべりはじめて……。
2014年に同人誌として発行した作品です。
貧しい粉挽きの三男に生まれた少年は、親の遺産に猫一匹を貰い受けました。
猫は少年に「袋と長靴をくれたら貴方を幸せに致しましょう」と言いました。そして少年は答えます。
「ちくわしか持っていない」……と。
天候を操る魔女、大地を操る魔女、人心を操る魔女。3人の魔女は人々を困らせ続けていましたが、王子はこれをなんとかするべく玉座から立ち上がりました。
むかしむかし、あるところに(~中略~)おばあさんが川で洗濯をしていると、川上からどんぶらこどんぶらこと大きな桃(推定直径1000m超)が流れてきました。
ひだまり童話館 開館5周年祭参加作品です。お題は『5の話』です。
5才の誕生日を迎えるだいちゃんの夢みたいな不思議なお話です。
みっちゃんが一週間に一度ママと散歩に行く日。散歩といっても、夕ご飯の買い物についていくだけ。お仕事の忙しいママの邪魔をしないように、自分で準備して待っている。待っている間のみっちゃんの子供の視点をかきました。
シカのユクコロは、毎日のように食べ物のおくりものをくれる親切な動物に会いたかった。
おくりものを送っていたのは、ユクコロに恋心を抱いているオオカミのウォセ。
ウォセは会いたいけれど会うわけにはいかなかった。
食べる側と食べられる側の存在だからだ。
ユクコロとウォセは会えるのか?会ってどうするのか?
オオカミを主軸にした定番の物語が始まる!(おい、それを言うなよ)
誰もいない正月。健一は、そのさびしさから逃れることしか考えていなかったが……。
淡く輝く美しい蝶々は少年にわらいかける。
いっしょに行こう、楽しいよ、楽しいよ、と。
今をいきようとする少年と、過去をのぞむ街の話。
誰も知らないグリム童話より 「おばあさん」 人生の全貌、それは神様だけが知ってる。
こし餡の越餡子(こしあんこ)と団子の御手洗団吾(みたらしだんご)の物語。
彼らはグルメな人に食べられる前、皿の上で会話を繰り広げる。
普段は聞こえない彼らの会話を今回位は特別に 『銘菓』 の称号を持つ私が代筆させて貰う。
私は餡子も団子も羊羹もタピオカもアイスもかき氷もモンブランも栗かの子もショートケーキもチョコケーキもチーズケーキも水羊羹も葛餅もわらび餅もプリンだって大好きだとも。
そんな私だからこそ、代筆を許可されたと今回は思
っておくとしよう。
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