太古の昔神によってつくられた6つの国と、そのまわりに広がる砂漠が舞台の物語。
六神国の中心に位置するハーン国に生まれた王女エレイナは生まれると同時に母を亡くし、父からの無関心により父の妹マリシラに育てられる。
時がたちマリシラが幼馴染の婚約
者と結婚することになった。
だがその結婚式によばれた隣国の王子ダイロニアスがマリシラを見初めたことからこの世界の均衡が崩れ始める。
罠に嵌められ愛する夫を殺された彼女をダイロニアスの追手から逃がしたエレイナだったが、王子の従者である黒魔導士によりマリシラは殺されてしまう。
それから4年後、マリシラに似て美しく育ったエレイナを手に入れようとダイロニアスの軍はハーン国に攻め入る。
絶体絶命の中エレイナは自身の命と引き換えに禁忌の術で彼らを亡ぼすが、彼女が再び目を覚ますと時間を遡り過去の世界に戻っていた。
エレイナは過去の記憶と新たな計略を以て未来を変えて見せると決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 19:18:35
84618文字
会話率:38%
ユートパクス王国で革命が起きた。貴族将校エドガルドは、王への忠誠を誓い亡命した。彼は島国アンゲルの海軍将校ラルフ・リールの傘下に入り、祖国ユートパクス革命軍へ戦いを挑む。
一方ユートパクスでは、常勝将軍と噂されるオーディン・マークスが、対
岸のザイード遠征を企てていた。オーディンは士官学校時代、エドガルドの同級生だった。革命が起きるとエドガルドは王を奉じて亡命したが、オーディンは国に残り、革命軍の将軍として頭角を現していた。
海洋国家アンゲルはザイードの宗主国タルキアと組み、オーディンの遠征を阻止する為にラルフの艦隊を派遣する。エドガルドはラルフの右腕となってオーディン・マークスの侵攻を阻止するも戦死、ユートパクスに征服された島国の王子ジウの体に転移する。ジウは、オーディン傘下の将軍シャルワーヌ・ユベールの捕虜になっていた。
同じ時間軸に転生したエドガルドは、再び王の為に戦いを続けようと決意する。手始めに、自分を捕虜にしているシャルワーヌ・ユベールを亡き者にする計略を巡らせる。
史実をベースにしたブロマンス近代小説。BLタグは保険です。BL版はムーンライトノベルスとアルファポリスで完結していますが、大きく改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:43:41
2927文字
会話率:43%
目覚めると無人島の砂浜だった。個人的な記憶がまったくない。よくわからない唯一の能力「クエスト・メイカー」と奇妙な魔物たち。おそらく異世界であるこの島を抜け出して島の外の世界を満喫するために奮闘する。
最終更新:2024-05-16 12:00:00
746599文字
会話率:24%
魔術師に憧れる者、または魔術師となって日の浅い者。そんな駆け出しの探究者達に門戸を開く近代魔術組織の顎門会。
そんな魔術師達の憩いの場所たる顎門会の会館で、最近奇妙な出来事が起こっていた。
会員が朝に赴くと、会館のエントランスが砂塗れ
。毎度毎度、開館までの僅かな時間で掃除をするのは骨が折れる。
だと言うのに、会長はこの事件の解決に消極的で……。
依頼を受けた響達はエントランスに砂を撒き散らすモノの正体に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 10:21:46
10653文字
会話率:38%
なんとなくそんな夜。
最終更新:2024-05-15 19:02:17
544文字
会話率:0%
裸の女の子と、砂漠の仲間たちのお話です。
最終更新:2024-05-15 15:50:00
3929文字
会話率:48%
――〝孤高の眠り姫〟
それが彼女に付けられたあだ名だった。
流れるようなポニーテールに、汚れを知らぬ真っ白キメ細やかな肌。
いや、美辞麗句さえも必要ないかもな。
目にした誰もが絶世の美女と認めることだろう。
しかし
、そんな彼女には常人とは違う一つの大きな特徴があった。
彼女は〝全ての人を拒絶する〟のである。
見た目が良ければそれだけで彼女の周りには男女共々集まってくるはず。
……まるで角砂糖に群がるアリのごとく。
しかし、それすらも決して受け付けることはなかった。
眠り姫は今日もまた、己の世界の中でくぅくぅと寝息を立てていらっしゃる。
だが、そこに馬鹿電波ツインテールと変態秀才腐れ縁野郎も加わって……!?
「……見るな、寝にくい」
「美佳は先輩のことが大好きなんですーッ!」
「でも僕は可愛いモノが大好きなんだ。それはもう、蜂蜜塗って食べちゃいたいくらい」
あ、いや、なんだどうした畜生め。
平和な日常はどこに飛んでいっちまったのか。
どいつもこいつもキャラが濃すぎる。
……さすがの俺でもお手上げかもしれん。
天の神様よ、いるなら今すぐ降りてこい。
ワンツーパンチを二、三発噛ましてやるからさ。
「畜生め、お前ら少し黙ってろぉおッ!!?」
喜劇、純情、時々涙。
今から紡ぐは、そんな温かな恋物語。
――――――――――
こちらの作品は『第12回ネット小説大賞』に
エントリーさせていただいております。
よろしければブクマや感想や星評価などで
やんわりと応援していただけますと幸いでございます!
読者の皆様にじっくりとお楽しみいただけますよう
始めのうちは毎日3話ずつ公開いたしますっ。
それでは何卒っ!
よろしくお願い申し上げます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:00:00
68135文字
会話率:15%
悪役貴族バッドエンド回避からのハーレム?うちに聖女様が入信したいらしい
ゲームの序盤でバッドエンドを迎える悪役教祖に転生した砂原晴人(すなはらはると)は、火炙りの刑を回避して領地開拓をすることにした。潤沢な資金で領地を買い上げて開拓、バ
ッドエンドフラグを回避しつつ徳を積んでいたら徐々に仲間が増えていって……? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 01:28:49
8920文字
会話率:49%
女子高生が異世界に転移したが、そこは平安時代に現代の流れと分岐したパラレルワールドだった。
分かったのは砂漠化してしまった地球で、人間はドームの中で管理された自然としか生きられなかった。けれど元の世界とは違った機械文明があって、食事以外は慣
れればなんとか暮らしていけるものだった。幸運なことに転移者に慣れている世界でもあったので自分も周囲も馴染みやすく、溶け込めたのはいいが、上位貴族の婚約問題に絡んだり、言い寄ってくる男性がいたりと、なかなか落ち着けない。一番気の合う男性は色々と問題が山積している人なのだが、一部の人達の協力も仰ぎつつ周囲に知られないように恋愛を育んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 23:22:48
225196文字
会話率:25%
魔女は、自分の森の種を持って生まれ、その森の中でなら魔法が使える生き物だ。
ある嵐の翌日、魔女の森の海岸に、魔女の痣をもつ赤ん坊が小船で流れ着いた。その森の魔女であるルシカは戸惑うも、とりあえず赤ん坊をレーリエと名づけ、森で育てることに
した。
レーリエはすくすく育ち、ゆくゆくは魔女になるものとばかり当然のように思っていたのだが、自分の森の種が行方不明で、見つからなければ魔女になれないことを知らされる。
「魔女なのに魔法が使える森が無い!? 皆さんの中に、どなたかわたしの森を知っているという方はいらっしゃいませんかーー!!」
魔女にならない自分など想像もできないレーリエは、十歳になったその日、自分の森を得て魔女になるために、小さな種を探す旅に出ることに。
まずは母親を見つけるため、他の魔女の森を目指すが、旅路はトラブル続き、魔女たちは曲者ぞろいで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 23:00:00
40003文字
会話率:36%
この物語は、最も古く誕生し、最も新しく発見された神話である。
世界の始まりーーー
薄暗い時空から、万物の『素(もと)』が飛び出した。万物の素は世界を形成して、やがて人類が誕生する。
人類は自らの『叡知』で『神』を創造したが、同
時に『悪魔』も生み出してしまった。
そして、神は『東の島』に赴き、人間の女性『イザナミ』と結婚して、神の子『出雲』が誕生する。
だが、幼い出雲は、大乱に巻き込まれ、辺境の砂丘へと追われた。
その砂丘で、剣士、国主(くにぬし)に育てられた出雲は、やがて、精強な剣士へと成長する。
そして、出雲は、長剣の剣士・八咫鳶(やたとび)や、船で漂着した『蛮族』と戦い、さらには『悪魔の使徒』レプリティアンと、激しい死闘を繰り広げる。
人間とは何か。神と悪魔と人類の関係は?
神の子・出雲の数奇な運命と戦いを描いた、神話系・剣劇ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 22:33:17
16129文字
会話率:52%
あらゆる文明は衰退し、世界は荒れ果てた。
『楽園』。『この世の全て』がそこにあるとされる場所も行き方も不明な伝説の地。
冒険者の全てはそこを求めて旅をしており、廃れゆく世界を救うとされる。
時代は大冒険の時代であると共に、レギオンと呼ばれる
機械生命体に人間が支配されている時代。
『楽園』を求めて旅をしていたアピス・クロージャ一行は旅の途中、とある噂を耳にしていた。
『楽園』へと至る為の『ソロモンの匣』が発見された――と。
噂を確かめる為、ヴィオラ大陸の端に位置するドンドルド砂漠のクロッカスと呼ばれる街にまで来ていた。
そこは砂の大地。ありとあらゆるものが砂に吹かれ、『再生』が始まったとされる場所。
案の定、そこは既に噂を聞いた冒険者で溢れかえっていた。
そこで、アピス・クロージャは一人の青年に出会うことになる。
名をアルヴァルト。彼は冒険者という物に興味を抱いていた。アピスとの出会いにより、その興味はより強くなる。
同時期、『ソロモンの匣』を求める一人の冒険者がクロッカスを訪れることになる。
名をセクト。どうしても『ソロモンの匣』が欲しいセクトはクロッカスに住まうある男に会いに行く。
異様な雰囲気を放つその男にセクトはこう言い放つ。
『望む物は――新たな世界』。
そうして、『楽園』を巡る物語は生き物のように動き出す。
これは――とある夢を彼方に抱く者達の約束の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 22:09:03
40294文字
会話率:38%
奴隷商に売り渡されるところを命からがら逃げ出したランジェンは、砂漠で行き倒れていたところをとある二人組に助けられる。彼らにはなにか目的があるようだったが、砂漠のど真ん中で頼れる先もないランジェンは二人に同行することに。次第に二人の旅の目的や
自分を取り巻く状況も変化し、渦に飲み込まれるようにランジェンの人生も急激に展開していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 22:00:00
17478文字
会話率:45%
魔女の運命に従って生きてきた、森に引きこもる魔女、ラミの恋物語。
現実世界でもない、異世界でもない世界で繰り広げられる魔女の恋とは?
最終更新:2024-05-14 21:51:04
24270文字
会話率:31%
貴方の適正魔法は砂です。誰もが12歳で受けられる魔法適性を図る儀式において、帝国の第五皇子である彼は砂属性だと判断された。それから3年、砂を操るしか能がない無能と言い渡され、それほど砂が好きなら一生砂と暮らしていろと帝国を追放され砂漠に放り
出されてしまう。こんな辺り一面砂だらけの何もない場所で生きていけるわけないと死さえ覚悟した彼だったが、そこで砂魔法の優位性を見出し、巨大な砂の城まで作り上げた。地獄だった地が実は自分にとって天国だったと知った彼は、この砂漠でのんびり過ごしていこうと決めるが、砂魔法で砂漠の資源を見つけ、オアシスを作ったりしているうちに数々の種族が立ち寄るようになりいつの間にか巨大な国家に成長していくことに。そこに目をつけた生まれ故郷の帝国が全て寄越せと強引な手法で攻め込んでくるが彼の砂魔法は砂漠において無敵、しつこい帝国も砂魔法によって返り討ちに会い祖国の帝国は段々と衰退していくことになりそれとは対象的に砂の王国は周囲から一目おかれるようになっていく――
※書籍化が決定いたしました。ダッシュエックス文庫から3月刊行予定です!
※書籍版に合わせてタイトル変更しました。
旧タイトル「砂魔法で砂の王国を作ろう~砂属性なんて使えないと国から砂漠に追放されたから、魔法で砂の城を生み出し、オアシスを作りスローライフを満喫していた筈が、いつの間にか祖国を上回る巨大国家が出来上がっていた!~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:51:47
723971文字
会話率:60%
二人の女性はいつものカフェで今日の計画を建てていた。
日本人のような顔立ちの女性は届いたブラックコーヒーをミルクも砂糖も無しで飲み干そうとした。予想以上に苦いその黒い液体に女性の顔をしかめた。
向かいの席にいるヨーロッパ風の顔立ちが混ざって
いる女性が優雅に食べていたケーキを一口分フォークに突き刺し、向かいの席の女性に向けた。向かいの席の女性は嬉しそうに甘いケーキを口に入れた。
「全く、無茶するからよ」
ケーキをあげた女性が向かいの席の女性にそう言った。しかし返ってきた返事は予想外のものだった。
「私は好奇心で動いたのよ。後悔はないわ」
性格を考えれば分かることだったが、後悔はないと言い張るのは以外だと思っていた。
「そんなことはどうでも良いのよ!」
ケーキを食べた女性は店内に響く声でそう言った。ケーキをあげた女性に見せるように使い古したタブレットの画面を見せた。
写っていたのは衛星写真だったが、ある森の中だけ白く塗りつぶされていた。
「今日はここに行くわよ! "ミューレン"!!」
「確かに気になるわね……それじゃ」
二人は席を立つと、顔を合わせた。
「「調査を始めましょう」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 12:00:00
1096614文字
会話率:48%
ナジュマは砂漠の国の後宮に生まれた王女である。ナジュマは後宮の女達を掌握し、一心に愛され、健やかに育った。愛に愛を返す彼女は後宮の女達の為、王女でありながら国を瓦解させる。
「国はいらないけど、結婚してみたいな!」
快活な様を笑った皇帝はナ
ジュマを義理の皇女とし、結婚に縁遠い甥・ヒネビニルの元に嫁に出す。
水を飲んでも育つような巌のような男にナジュマは喜び、必ず結婚すると一念発起。その異能をもってグランドリー王国を掻き回し始める。
ナジュマの脳裏に浮かぶ乙女ゲームの人物名鑑。ヒロインだった筈の侍女ルゥルゥ、悪役令嬢の姉の罪に連座する形で死ぬ筈だったテルディラ、軟禁される筈だったヨナビネル、そして──存在する筈のなかった王太子妃。
ナジュマが狂わせた乙女ゲームのシナリオは、グランドリー王国の未来も巻き込んでどんどんと様変わりしていく。
これは国も権利も何も必要とせず、愛だけを必要とし全てを打ち壊すナジュマの、ただの婚姻譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:03:44
101828文字
会話率:49%
凡ゆるモノガタリが最後に辿り着く地、エルバダード。
エタろうと完結していようと連載中であろうと人にそれと認識された瞬間、物語は一つの世界として動き出す。その数を数千、数万、数億と増やし続けるモノガタリ世界はやがて何かに引き寄せられるように
極光と共にここ、エルバダードへと辿り着き程度に差はあれ、度々その爪痕を刻み付けていった。
今からおよそ九百年前、極光と共に顕れた災厄によって世界が滅びかけたのが皮切りだった。
ある時は樹齢二千年は優に超えるであろう世界樹が大陸各地に顕れ、それぞれが干渉し合った結果あらゆる元素がいたずらに増幅され地脈が荒れ、大地が割れた。
ある時は一夜にして砂漠地帯に見た事もない国が出現した。今後の国交をどうしていくか日も昇らぬ内から議論が始まったものの、日没を待たず霧のように跡形もなく消え失せた。
そしてまたある時は突如空から現れたピンクブロンドの髪の少女達が国中の貴族令息に襲いかかり騎士団が出動、鎮圧する大捕物へと発展した。
そして現在───
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:30:00
20906文字
会話率:42%
-- オタクとヤンキーと天然の義兄弟、BLコメディ --
BLベースの日常物コメディ。
海外ドラマのシットコム風味を目指して、恋愛感情が入り乱れたグダグダなストーリーが展開しています。
価値観が、昭和と平成とイマドキが入り混じった現代物。
えげつない会話で笑いを狙っていますが、BLなのにロマンチックな展開は皆無。
本領発揮は「ホクトとミナミ」から。
前二章は、顔見せ感が強いです。
◎この物語は
・登場する人物・団体・地名・名称は全てフィクションです。
・複数のサイトに重複投稿されています。
・建物の外観、屋内などの3Dイメージは、Sweet Home 3Dを使用しています。
◎登場人物◎
東雲柊一(シノさん):赤ビルの専制君主。
多聞蓮太郎(レン):シノさんの幼馴染。赤ビルの良心。
中師敬一(ケイちゃん):シノさんの母の再婚相手の息子。
海老坂千里(エビセン):敬一の元・ライバル。
天宮北斗(アマホク):敬一の幼馴染。
小熊造(コグマ):メゾン・マエストロの住人。
白砂聖一:オタク。マエストロ神楽坂のパティシエ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 14:27:50
95560文字
会話率:42%
18の誕生日を目前に、公爵令嬢ギルベルタは婚約者である第三王子レオンハルトとの婚約解消の打診を受ける。
ある出来事がきっかけで成長が止まったギルベルタ。
それでもレオンハルトは優しかったが、彼だけ学園に通うようになると会いにくることが少な
くなっていた。
一歳年下の婚約者、レオンハルト。
二歳年下の妹、シャルロッテ。
ふたりの仲の噂も聞いていたギルベルタは、こんな日がくるのではないかと薄々感じていた。
※設定はユルいです
※他サイトにも掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 12:00:00
111018文字
会話率:30%
尊敬する上司の悩みを解決しようとしたら、なんか猫になっちゃった話。
最終更新:2024-03-28 20:19:22
10205文字
会話率:35%
メランドリ伯爵は自領をいくつかに割り、地主領主を立てて統治をしている。そのうちのひとつ、トリヤーニ家の長女がベアトリーチェだ。
気位の高い母が自死すると、父は直ぐに愛人だった女とひとつしか歳の違わない異母妹を家に連れ込んだ。
虐げられこそし
なかったものの冷遇されて育ったベアトリーチェだが、ある日、愛されている妹にすら普段は与えない貴族のようなドレスを父から貰う。
そのことから身の危険を察したベアトリーチェは、邸宅と隣接した森から、逃亡を決意。
森の中で出会った美しい男性──それこそが『好色伯爵』と噂されているメランドリ伯爵、アウグストであった。
夢うつつで彼との婚姻を了承したベアトリーチェは、メランドリ伯爵家には国と神の契約から土地の加護が与えられていることを知る。しかし、それは呪いのようなモノだった。
※設定はユルいですが、以下の感じ。
・絶対王政。
・身分差はそれなりにある。
・貴族はいるが地主貴族とは限らない。
・爵位のない支配階級(ジェントリ)もいる。(※主人公の家)
・騎士もいる。
・魔術も魔法もある。(体内に魔力を有する者がいて、ほぼ貴族な為、血筋は大事。ただし、詳細設定アリ。本文に記載)
・魔法はあるが、ほぼ使えない。
設定はユルいです。(二度目)
色々気になる方にはオススメ致しかねます。
尚、登場人物はほぼイタリア名ですが、統一感の為のみ。単語は通りの良さそうなものから使用しています。イタリアは全く関係ないですし、拘りもない。
完結後感想欄解放。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 00:00:00
143438文字
会話率:23%