誰かが、そっと闇に囁いた。
「あとは、任せたよ」と―――
世界の全てを覆い尽くす黒い海―――原罪の海ハマルティア。
その海に、長き年月をかけて作られ続ける、白き巨大な橋があった。
ポン・デュ・ガールと呼ばれるその橋を作るのは、巨大な鉄の蜘
蛛アトラク=ナクア。
蜘蛛を操るのは、一人の獣人の少年。
蜘蛛と少年を守るのは、ジャガーノートと呼ばれる、機械仕掛けの少女。
過去から引き継がれてきた建設の旅は、海のように時に荒れ、時に穏やかに進んでいく。
この旅の意味がいかなるものか―――蜘蛛と二人は、待ち受ける残酷を知らない。
これは、世界を包む黒い海と白き巨大な橋にまつわる、一つの終末の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:39:12
555211文字
会話率:25%
概要、本編共に暴力表現・グロテスクな表現・下ネタ・同性愛的表現が多数含まれています。
また、この作品には異性愛と同性愛が混在しています。
科学と魔法が両立的に発展した異世界が舞台の、ダークファンタジー小説。
非合法な裏の仕事を請け負
う"フェンリル"は、メンバー全員が血に飢えた元猟奇殺人鬼達。
今回の依頼は"城塞都市"と呼ばれる敵国へ潜入し、敵の新兵器を奪い取ること。
フェンリル最強にして食人鬼の異名を持つリーダー"クリス"は、死体愛好家でゲイのガンマン"ルーク"、気に入った人間は爆破せずにはいられないバイセクシャルのスナイパー"ロック"、男女共に斬り刻むことに快楽を得る双剣使い"レイル"らと共に無事に潜入を成功させる。
たった4人の、最強のチームワーク。
命令通り敵軍に壊滅的打撃を与えながら新兵器にたどり着いた4人の前に、兵器と運命を共にすることを義務付けられた男が立ち塞がった
彼の脳には兵器が埋め込まれており、その摘出は死を意味する。
戦いの中で彼らはお互いの意志に惹かれ、死を約束された男を救うためにフェンリルは"命令違反"を繰り返し始める。
10/30よりタイトルを現在のものに変更しました。旧タイトル「ハジメノコトバ」
学生時代に書いていた処女作になります。
現在個人サイト、カクヨム、魔法のiらんど、pixivにも掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 21:09:12
436361文字
会話率:44%
概要、本編共に暴力表現・グロテスクな表現・下ネタ・同性愛的表現が多数含まれています。
また、この作品には異性愛と同性愛が混在しています。
科学と魔法が両立的に発展した異世界が舞台の、ダークファンタジー小説。
元猟奇殺人者達を集めた特務部
隊『フェンリル』。
とある任務の後に特別牢獄に幽閉されたフェンリルの面々に、本部から派遣された軍人の男が接触する。
彼は本部からの特命を受けて、砂漠の国への侵入作戦を決行するために、戦闘要員として血に飢えた狂犬達を解き放つ。
狂犬達の群れの頭となったその男は、若いながらも優秀な軍人で、そして――どこか死を覚悟した様子で……
現在掲載中の「紅き絆の狂犬達」に至る前日譚。二つの物語に直接的な関係はありません。
掲載中の本編を先に読まれた方が理解しやすい内容にはなりますが、こちらだけでも楽しめるようにもなっています。
学生時代書いていた作品の欠片、中途半端に冒頭だけで止まっていたものを完結させた作品です。
途中からは新作という継ぎはぎ小説、こちらも本編同様楽しんでいただけると嬉しいです。
現在、カクヨム、魔法のiらんど、pixiv、個人サイトにも掲載中の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 13:21:24
69137文字
会話率:40%
地上を追放された人類にとっての楽天地、シェルター14で異邦人に対する猟奇殺人が発生した。扇署の雑用係として名の知れた田中班が捜査を任されるが、その日のうちに政治の息がかかった九里という女性秘書が介入してくる。立場の違いから些細なことで衝突を
起こす毎日。しかし、真相が明らかになるにつれて両者の心には同じ形の正義が芽生えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 15:37:31
65942文字
会話率:75%
戦争孤児として育った少年レイ・フォワード達は、大人の争いにゆっくりと巻き込まれて行く。
時には小さな宿場町のいざこざに、時には港町の覇権争いに、そして次第に大きな戦争へと彼等の戦火は伸びていく事になる。
異なる価値観、異なる思想、異な
る種族。あらゆる思いが交差していくこの世界。
蒸気機関が発達した西大陸、帝国が支配する中央大陸、法術発祥の地東大陸。あらゆる力に惑わされる少年達。
彼等は、世界の歯車に組み込まれながらその世界の仕組みと謎に触れていく事になる。
そんな時代に生きた少年達が居る。
彼らの物語の書き出しはそう――「むかしむかし、ある所に」
お伽噺の様式美から始まる、あの日読んだ物語。
・ファンタジー×スチームパンク×ジュブナイルでお届けする、少年達の友情と希望の物語。
◆こんな方にお勧め!
・オリジナル世界観が好きな方
・成長物語が好きな方
・じっくり読みたい方
・ネクストファンタジー以外をお探しの方
・チートやハーレム物に飽きてしまった方
※当作品には『暴力描写、残酷描写、猟奇的な内容の描写、ゴア表現』があります。観覧の際にはご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 00:23:11
418981文字
会話率:54%
五大ダンジョン。
世界にダンジョンは無数にあるが、その中で特別なダンジョンが5つある。
5つ全てを踏破した者はどんな願いでも叶う、と言われているのだ。
ラーズもそれを目指す一人だ。
冒険者に成れる15歳になると幼馴染のクリストフ
と一緒に『始まりの街』へ向かった。
ラーズは仲間を集め、パーティー『無窮の翼』を立ち上げた。
彼らは1つ目のダンジョンを3年、2つ目を1年半という、記録を大幅に塗り替えるスピードでクリアした。
そして、ラーズ以外のメンバーは皆、強力なユニークジョブを授かった。【勇者】、【剣聖】、【聖女】、【賢者】。
一方のラーズは不遇職と言われる【精霊術士】。
数十年に一人というレアなジョブだが、その評価は極めて低かった。
普通の人には精霊が見えないからだ。
それゆえ、精霊を使役して支援するラーズの働きも、パーティー内で評価されなかった。
『無窮の翼』のリーダーはラーズから【勇者】クリストフに変わり、いつの間にか『勇者パーティー』と呼ばれるようになった。
クリストフはラーズを役立たずと罵倒しこき下ろす。ラーズを侮る空気はパーティー内に広まっていき――。
3つ目のダンジョンを攻略中、ラーズは唐突にクリストフから追放を告げられる。
クリストフは長年ラーズにコンプレックスを抱いており、その復讐としてラーズの追放を果たしたのだ。
失意の中転がり込んだ宿、夢の中でラーズは精霊王に出会い、新たな力を授かり、もう一度最初から五大ダンジョン攻略するよう命じられ、決意とともに『始まりの街』に向かう。
数少ない友人だった回復職の女性シンシア。
四大精霊王の子ども達。
自分を信じて付いて来てくれる仲間たちとともに、ラーズの快進撃は止まらない。五大ダンジョンを踏破するその日まで。
一方の『勇者パーティー』は、ラーズがいなくなってから、どんどんと落ちぶれて行った。
格上の先輩パーティーからメンバーを引きぬこうとすれば散々にコケにされ。
冒険者ギルドの対応は冷たくなり。
ようやく新メンバーが入ったと思ったら、初戦闘でボコボコに。
潰走する姿を見られ、嘲笑されるように。
クリストフらには破滅への道しか残されていなかった。
※勇者パートは猟奇的な描写を含みます。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:09:10
556813文字
会話率:32%
東の大国葦之原国の北にある物流の要所月餅町。
その町にはしばし猟奇的な事件が引き起こされていた。
猟奇と怪異、そして人の情。
町の治安を守るべくそれらを追うのは若き同心
笹原剣承と仲間たち。
物語は空想時代劇。剣と術、町が織り成すト
ンデモ時代劇の幕開けである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 14:00:00
57191文字
会話率:43%
ギフト【ガチャ】を獲得した榊陸(さかきりく)は、戦闘力がないため底辺探索者としてダンジョンに潜り続けていた。
配信者エムとして配信を日々頑張り、ダンジョンで魔石を貯めてガチャを回し続ける。
ガチャが外れて視聴者から投げ銭をしてもらいなが
ら生活を続けていた彼だが、それには理由があって、病気で動けない妹の入院費を稼ぎながら、ガチャで妹の病気を治せる薬が出ると信じ続けガチャを回し続ける。
しかし、一日一回しか引ける分の魔石が手に入れられない陸は、一年間300回も回したがNしか当たらなかった。
そんなある日、遂にURを当てることに成功した陸だったが、URで当たったのは何と、生き物であるブラックスライムであった。
落胆する陸だったが、さらにブラックスライムが自分からは全く動こうとせずにさらに落胆してしまう。
しかし、その様子が配信で受けて陸は瞬く間に人気配信者となるのだが…………
世間知らずの娘、猟奇的な彼女、気怠そうな巨乳が次々襲い掛かる。エムと愉快な仲間達のガチャ生活が今始まる。
※カクヨム様で先行配信を行っております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 12:00:00
214799文字
会話率:52%
デスゲーム配信×(殺人鬼+不死身)×社内恋愛=ブラック殺戮ラブコメ❤️
R15作品。デスゲーム×お仕事×ちょっと猟奇でエッチなラブコメ☆略称は「GotD」
浜辺に打ち上げられてた人魚の肉を食べて不死身になったヨタローくん(推定年齢500歳)
がデスゲームのイベント運営会社に就職して、殺され役のサクラしたり、内通者としてイベント参加者をひっかき回す役をしたり、ついつい人を殺さずにはいられない先輩社員のマナミさんと恋に落ちたりする、エロとスプラッタが乱舞する倫理観無視ブラックホラー・ラブコメディ❤️
※カクヨム及びエブリスタでも掲載中です。
※カクヨムで最終話まで掲載中です(カクヨム先行)
https://kakuyomu.jp/works/16817330654156491066
*登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
*なお本作には犯罪を犯すシーンがありますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 12:54:05
79590文字
会話率:32%
突然ギリシャ神話っぽい世界へ異世界転移を果たした少年、明智《あけち》冬真《とうま》。
色々あって神の生け贄として世界に狙われることになってしまった彼は、「この世界の王になる」と決意する。
そんな彼の相棒は、冬真のことが大大大大大大大大大大
好きな後輩、阿笠《あがさ》ノア。
彼女は人外のパワーであらゆる敵を殴り飛ばし、冬真に逆らうものを蹂躙しつつ、恋愛を成就させようとする。
これは、そんな二人が世界の覇者になるまでの物語。
だがその裏では、冬真を愛し過ぎるノアが暴走していて……
※ヒロインがだいぶ猟奇的です(血も死体も出ます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 21:23:52
93343文字
会話率:60%
猟奇殺人鬼『スカラベ』は、若い女性を殺害した後、遺体をひき肉にして丸めてしまうという異常者だ。
探偵事務所にて働く私は、所長である伊乃木さんと共に、『スカラベ』事件を追うことに。
伊乃木さんの恋人であり、事件の最初の被害者である宍戸未來さ
ん──彼女と同姓同名の私は、とある廃村で事件の真実を知るのだった。
私自身の抱える秘密と共に、今宵、探偵は二度目の死を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 21:08:42
16263文字
会話率:27%
左右の眼球をくり抜かれた遺体が発見された。
時を同じくして、一人の女性が警察署を訪れた。
“息子の様子がおかしいんです。
見た目は息子と瓜二つですが、何かが違うんです。何かが―。”
最終更新:2024-01-06 20:00:00
793文字
会話率:8%
現代日本の検屍(法医学)で数々の事件を解決してきた大石花蓮は、事故で幕末の江戸にタイムスリップしてしまう。江戸で医院を営む家の娘になった花蓮はお花という名前で生きていくことになる。それから数年過ぎお花は幕末の江戸で比類無き医学の腕を駆使して
、医者としてのみだけではなく犯罪捜査における検屍官としても活躍していくことになる。
また法医学だけではなく、FBI行動科学(プロファイリング)や人の無意識下の行動で心の中を探るノンバーバルコミュニケーション(行動心理)を駆使して心許せる奉行所同心の永井源三郎と共に数々の不可解な部分が残る殺人事件に挑み事件を解決していくことになる。
この物語は現代のように科学捜査がない江戸で、現代水準の最高の検屍知識「法医学」やノンバーバルコミュニケーション「行動心理学」の技術を持ったお花が悪「殺人犯」を追う物語である。
『一話目 吊り下がる女』
『二話目 死んだ女』
『三話目 猟奇犯罪事件』
お話は現在時点では短編連作の三話で構成されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 08:00:00
67605文字
会話率:56%
憧れの同級生をうっとりと覗き見していると、彼女の猟奇的な一面を垣間見てしまい…⁈
残酷で耽美な彼女の嗜好に、僕はもう跪くしかない……。
そんなストーリー性のある詩です!
物語を読むつもりでどうぞ。三話で完結します〜
最終更新:2023-11-23 09:39:12
975文字
会話率:0%
「判決を言い渡す。被告、ラーナ・エルフィオーネは、勇者殺しの大罪人として魔人島への島流しに処す!」 冤罪を擦りつけられた聖女ラーナ。流れ着いた先は魔族が棲みつく魔神島。ラーナは自分を酷い目に合わせた祖国に対して復讐を誓う。猟奇的な悪役聖女の
復讐ハイファンタジー。 R15は保険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 17:09:56
2808文字
会話率:35%
セピア色の写真、ノイズ雑じりの映画のフイルムで観たような、
どこかノスタルジックで、レトロモダンな街角。
夢中で読み耽った、あの書物の中の、物語の登場人物に似た、
あやしくも印象深い、デカダンな人々。
それはどこにも存在しない街――『大正
九十一年、トキオ市』。
黄昏に跳梁する怪人、怪盗、猟奇犯罪者たち、
そしてかれらに立ち向かう、英傑、義賊、名探偵――。
ロマンとミステリにいろどられた、
誰も見たことのない、パノラマの幕が開く!
◇ ◇ ◇
『探偵都市トキオ』は、2003年から2007年にかけて、紙媒体の同人誌として発刊されました。同誌に収録された作品のうち、私(中田誠司)が執筆した部分を、ここに復刻いたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 20:00:00
130935文字
会話率:50%
六年前、国民的スーパーアイドル東風晴海が猟奇的な殺され方をして日本に激震が走った。
ドラマの主演間違いなしと言われていたそのドラマのタイトルが「八月の紫陽花」 頭だけが紫陽花のそばで見つかって連日このニュースは止まらなかった。
アイドルを
中心とした情報発信をしているウェブラジオ。その編集者である三人の何気ない雑談で6年前の事件の話となった。当時芸能人やアイドルの自殺が多かったことから、アイドル殺しの死神の噂もあったと言う。
過激な思考のファンによるものか、他のアイドルが好きなアンチによるものか、それとも本当に死神なのか。
===========
エブリスタに掲載済み。
続編も完結済みなので投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 06:41:58
45277文字
会話率:54%
19世紀後半、某国の有する流刑地、アマシマク島の修道院で暮らすクララは、「ある罪」によって、たましいを肉体から切り離されてしまう。
クララは肉体を取り返すためにカミサマの意思に従い、穢れたたましいを刈り入れる約束をし、可愛がっていた妹
分ラニャの父親を殺害してしまうのだった。
美しく輝くたましいを見つめたクララは、おのれに問い掛ける。
本当に自分は正しいのか、自分の罪とは何か。
狩るべきものはほかにいるはずだ。
それは島を恐怖に陥れ、ラニャの双子の姉をも殺した猟奇殺人犯。
そうして、他者の肉体を借り、他者として生きながら仇を追い、今宵も鎌を振り下ろして、穢れたたましいを刈り入れ続ける日々が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 06:05:09
223399文字
会話率:31%
わたし、板井あおいは人付き合いのキライな高校三年生。
家族との関係もイマイチで、どうにも神経がイラ立ってしまって「うるさく」なってしまう病気っぽいもの持ちだったりする。
そういうワケで、放課後は最終下校時間まで静かな図書室へ逃げ込んでいる。
ところが、三年になった春から、いつもわたしが座っていた図書室の席に背の高いメガネ男子が居座るようになってしまった!
近所で起きた猟奇殺人事件をきっかけに、そのメガネ男子、一年生の河合颯太とお近づきになり、わたしは少しづつ人付き合いを取り戻そうとするも、あるトラブルに巻き込まれてしまう!
男に押し倒され、カッターナイフを突きつけられたわたしの顔面が急に剥がれてしまい……見た者に“ホンネを言わせる”超能力に目覚めてしまったのだ!
家族関係、連続殺人事件、超能力。……それから颯太くんとの関係。
カカオ73%でちょっとビターなわたしの高校生ライフ、いったいどうなっちゃうんだろう?
※当作品はフィクションで、実在の人物・事件・書籍等とは無関係です。
※毎朝8時に更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 08:00:00
197624文字
会話率:41%
――全てを偽ってでも、そして、命に代えてでも守りたい。
その想いだけが、私達の真実。
1951年。英国で猟奇的な変死事件が多発していた。
政府や警察では原因や犯人の特定には至らず、被害者は何れも10代から20代目前の
女性で目も当てられない様な惨状で発見されている。
約50年前に起きたとされている切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)の事件に因んで、この事件は「切り裂きジャックⅡ世(ジャック・ザ・リッパーセカンド)」として、取り上げられた。
英国政府はこの事件の防衛策として、民間に夜中の外出や一人での外出を禁じ、護身用として銃などの武器を持つ事を勧告し、この事件は政府の深刻な問題となっていた。
その状況を見兼ねた、当時若干15歳の女王は自らの兄であり、裏警察(シークレット・ヤード)のボスであるグレア・ファブレットに、事件の捜査及び首謀者の暗殺を依頼。
そして、1952年――。
犯人はおろか、手がかりすらまだまともに掴めぬまま、一年と半年が過ぎようとしていた――。
相次ぐ猟奇的殺人事件の真相は?
物語が進む度に明かされる、少年少女の素性。
紫の少年と青の少年がその姿を解いた時、物語は幕を開ける。
架空の英国を舞台に混沌の時代の中、闇に生きる少年達の儚く残酷なSFファンタジー。
―― ――
―― ――
※この物語はフィクションであり、実際の人物・国家や出来事などとは無関係です。
また、この物語には残酷な表現があります。
心臓の弱い方や15歳未満の方の閲覧はオススメしません。
閲覧は自己責任でお願いします。
この小説は、実在する国家の名前や地名を拝借して、そこに架空の設定を盛り込んでいます。
現実の国家のシステムや地理とは、名前以外は全く関係ありません。
名前だけ拝借しています、名前だけ←
この作品は、エブリスタやハーメルン、HP作成サイトリゼの悪ノ歌姫のサイトにも掲載しています。
ボーイズラブ・ガールズラブのタグは念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 09:12:29
213764文字
会話率:24%
巷では連日、ある事件が世間を賑わせていた。
連続猟奇殺人。
被害範囲も次第に広がり、一連の加害者が複数犯なのか、別の模造犯なのかさえ分からない。
依然として捕まらない犯人に、街行く人々の不安は募っていく。
そんな中、大学生の山根尊は夢を見た
。自分ではない自分と話す、なんとも奇妙な夢だった。
以来、彼は自分の中に別の自分を感じ続ける。
それはやがて彼の生活を大きく変え、意図することなく事件の核心に近付いていった。
大事な人を守るため、仲間たちと共に彼の戦いが始まる。
※プロローグは三人称ですが、通常一人称で展開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:13:04
108467文字
会話率:59%
道を歩いていたら突如と現れる白刃に顔面を斬り離される、という猟奇的殺人事件が浦和方面で数を増やしていた。
「これはたぶん、怨霊のや魑魅魍魎の仕業だと思うけど……」
事件を解決するため、犬神使いの狗一、日本三大怨霊のひとり・平将門が捜査を
始める。
ふたりに連れられるのは、事情を知らず同行を余儀なくされている元会社員の史郎。
何もできない、何も知らない。そう言い張る史郎には「憑きモノ」の秘密があった……。
*この作品は、「pixiv」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 11:38:56
19487文字
会話率:32%