往々にして、人は危険な謎に抗えない
最終更新:2025-04-15 14:10:54
1765文字
会話率:3%
とある牢屋にて捉えられていた少女。『近衛千寿流(このえちずる)』
彼女には自分が何をして入れられたのかも分からなかった。
千寿流の前に現れた『人形師タルトレット・アニエス』
タルトの凶刃に千寿流は命を落としかけるも…
この物語はそんな彼
女が様々な人と触れ合い、笑い、葛藤しながら成長していくお話。
↓登場人物についてはブログで紹介してます。
https://まど.com/
面白かったらブクマ、評価頂けると励みになります。
どうぞよろしくお願いします!
本作品はゲームで制作した『connect☆planet』を小説に書き起こしたものになります。ゲームをしていない方も問題なく楽しめる内容となっています。
小説版はキャラクター設定などはゲーム本編の設定をある程度踏襲していますが、ゲーム用にわかりやすくした部分が多く、都市の名称、一部の設定、用語などは変えています。また、西暦などの設定も齟齬を修正するため手直ししている部分もあります。紛らわしい表現で申し訳ありません。
また、新キャラクターや本編では見せなかったアクトなども登場します。なので、ゲームプレイした人でも新鮮さのある展開を楽しめる造りになっていると思います。よろしくお願いいたします。
以下サイトにも投稿しています。
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023213873340639
※
この作品はフィクションです。実在する人物、地名、いかなる団体とも関係ありません。
また、この作品には一部、残酷描写や猟奇的な表現が含まれています。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 12:07:21
647197文字
会話率:36%
サブタイトルありなら、『ブラックリスト勇者〜転生したひねくれ金髪とブチ切れ銀髪の異世界生活の代償は凶悪犯の日本人勇者を殺すことだった〜』
という感じです。
幼馴染で大親友の金時と白銀は不慮の交通事故に遭い死んでしまう。
闇の神様と、異世界で
の新たな人生を送る代わりにある取引を持ちかけられる。
それはブラックリスト入りの『勇者を殺す』こと。
転生先の世界では魔王を討伐する為、日本の高校まるごと生徒も教師も勇者として召喚し、その世界の魔王は無事に倒された。
だが、ユニークスキルという特別な力を持ったその世界でも強者である英雄となった日本人の勇者の一部は、その力を悪用しており制御不能。
強いが万能ではない癖のあるユニークスキルをそれぞれ3つもらい、金時は女のような見た目の金髪のアウルム、白銀は大柄なイケメンの銀髪のシルバとして新たな生を受け、異世界に送り込まれる。
国中、果ては各国に散らばったブラックリストの22人の勇者を探す旅が始まった。
拷問、誘拐、詐欺、放火、人身売買、窃盗、殺人、あらゆる罪を犯す勇者たちはアウルムとシルバよりも4年も先に異世界に来ており、知識も経験もレベル差も歴然。地道な修行と犯罪捜査で調子に乗ったブラックリストの勇者にお灸を据える。
シリアルキラーマニアの冷静なアウルムと、筋の通っていない事が大嫌いな熱血のシルバによるバディが新たな世界の平和を守ることが出来るのか。
アウルム「サイコパスと猟奇殺人犯は別物だ。まずはそこから説明を始めるか……」
シルバ「勇者やからって何してもええ訳ちゃうぞ筋通ってないなゴラァっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 20:10:00
1178787文字
会話率:45%
メイド風の戦闘服をまとった女の娘達が、東京を舞台に人類の天敵と闘うSFアクション作品です。
尚、作中のカットは全て筆者が自前で描いております。
美神戦隊アンナセイヴァー。
五人の少女が、超科学で生み出された兵器を装着して、未知の超進化生物
「XENO」と闘う物語。
都内で頻発する、無差別猟奇殺人事件。
人間の仕業とは思えない凄惨な事件に、警察は人外生物による凶行と判断せざるを得ず、パニックを避けるため一般には箝口令を敷く態勢を整えつつあった。
しかし、やがてその犯人の正体が判明する。
神出鬼没、人間を捕食し急成長を遂げる未知の怪物「XENO(ゼノ)」。
彼らの暗躍により、人々は知らぬうちに絶望の世界に巻き込まれつつあった。
そんなXENOに、唯一立ち向かえる者達が居た。
五色のメイド服をまとい、高い戦闘能力と防御力を誇り、何処からともなく現れる謎の少女達。
「アンナセイヴァー」といつしか呼ばれるようになった彼女達の、真の目的とは何か。
そして、そのメンバーにいきなり抜擢された少女・愛美の波乱な運命は如何に。
数多くのスタッフに支えられながら、五人の少女達の過酷な闘いは幕を開ける。
人類は、人々の生活に忍び込み、陰から人々を無差別に補食するXENOに立ち向かい、その恐怖を払拭することが出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 23:02:42
1022934文字
会話率:40%
1999年12月24日雪の降る寒い夜の中、ある少女との出会いにより日常が狂い始める。
主人公である黎領瞳護の住む市街で猟奇殺人事件が多発していた。
複数の変死体が見つかり、不思議な共通点として遺体全ての頭蓋骨が噛み砕かれていた。
事
件が世間に広まりつつある頃、犯人は人ではないナニカだという噂が広まっていた。
そんな中、ヒトならざるモノを見通す能力「魔眼」を持つ黎領瞳護が謎に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:38:12
5214文字
会話率:22%
その秋の夜。俺は彼女に殺された――。
生まれながらにして宿した殺人衝動に苦悩する少年、夜月琉倭。理性と本能の狭間で揺れる琉倭は愛用の凶器を片手に、夜の街を徘徊する日々を送っていた。連続猟奇殺人事件による刺殺体。自身を戒めるための自傷行為。
衝動を強制的に遮断させるオーバードーズ……。しかし、これらあらゆる手段は問題の先送りでしかなく、積りに積もった衝動の果てにどうしようもなくなった琉倭は、巷を騒がしている連続猟奇殺人鬼の殺害を決意する。
だが、その決意が彼の生活を非日常へと変えさせる。陰と陽。昼と夜。生と死。現世とあの世。何もかも曖昧な境界線に立つ少年が見た非日常の世界とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 00:41:51
164679文字
会話率:61%
霧雨煙る呪われし集落。忌まわしき因縁を、生贄の慟哭を断ち切るのは、今。
一九七七年、晩秋。深夜、一人の女が寺の門を叩いた。女は集落の異様さを訴え、そのただならぬ様子に住職は弟子を調査に向かわせる事を約束する。
そして初冬、霧雨で煙る山深い
集落に黒衣の青年、カナメが訪れた。
次代の巫女とされるシヅクに亡き婚約者の面影を見たカナメは、集落の呪縛からシヅクを必ず救い出すと誓う。
降り止まぬ雨、神の封じられた湖、狂った巫女、鳥居に吊された物、幽閉された女、死なぬ屍体、隠された地下室、山に潜む怪──。呪詛と因縁と愛欲が渦巻く集落の隠された謎が、今、明かされる。
※猟奇的、性的、差別的な表現が含まれますが、それらを肯定・助長する意図はありません。
※同じ作品をカクヨムにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 20:10:00
181638文字
会話率:43%
人に仇なす怪異、あやかし、邪法を操る術者達──この世には危険がありふれている。それらに対抗すべく存在するのが、『組織』と呼ばれる超国家的対魔団体である。
破壊の神の力を奮う青年カラハと、癒やしの血を持つ助手ドーラ。闇を渡り組織の命により
あやかしを狩る内、彼らは真の敵が何であるのか、徐々に真実を知る事となる。
闇と闘いが織り成す伝奇ホラー、月と狂気が紡ぐ、エロスと猟奇のノワール・バイオレンス・アクション。
注意※残酷・グロ・リョナ・陵辱・食人・拷問・処刑・解体・畸形・欠損・糞尿・嘔吐・胸糞などの表現があります。苦手な方はご注意下さい。※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:08:01
112647文字
会話率:36%
「己の罪を悔いるがいい。聖なる刃は今、慈悲深き罰を与えたもう……」
アメリア・アイアン・アメーディン公爵令嬢──完璧な美貌と学院一の頭脳、そして類い希なる魔法の才を持つ彼女は、その無表情と暗銀の髪、冷徹な振る舞いから『鋼鉄令嬢<アイアン
メイデン>』と揶揄されていた。
卒業パーティの最中に第二王子から婚約破棄を宣言されたアメリアは、その夜、王子と学院の生徒二十名を校舎内に閉じ込め、死神執事ディアマンテスと共にデスゲームを開始する。
次々と突き付けられる難題、究極の選択、尊厳どころか人格まで破壊されるような惨い命令……一人、また一人と生徒達が脱落してゆく中、剥き出しになってゆくのは地位も名誉もかなぐり捨てた醜い本性と汚い欲望。
そして計画の全貌が明らかになるにつれ、聖女候補生達に纏わる謎と陰謀、因縁と愛憎が露わになってゆく。
アメリアの深紅の瞳が愉悦に染まり、断罪の刃が振り下ろされるとき……鋼鉄の令嬢は、冷酷で厳正な聖女へと進化する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 12:00:00
115489文字
会話率:39%
生きる理由を見失っていた叶望(かなえのぞみ)はある日、異形の存在に出逢う。それは彼にとってまだ見ぬ物語の始まりに過ぎなかった。彼女は髪の毛が赤く、八重歯で、学問を愛し、そして人の血を吸う。
吸血鬼を狩る者、連続猟奇殺人、様々な事件に巻
き込まれていく望。この世界の真の姿を目の当たりにしていく彼は、その先にどこへ至るのか。
人間の心を惑わす吸血鬼達。彼らによって運命を狂わされる者達。それに抗おうとする者達の物語。
夜の世界には、誰も知らない闇がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 17:20:02
266452文字
会話率:42%
――手を繋いだまま跪く二つの遺体。皮膚は剥がされ、器官は摘出され、頭部は「神へ捧げられたように」姿を消した。
血塗られた磔刑画の前に残された異様な光景に、町は静かに狂い始める。
主人公は外国から来た大学生。
穏やかで親切そうな隣人と、事件
現場の異常な詳細を語るその口ぶりに、次第に疑念を深めていく。
「君を殺す理由なんて、どこにもないさ――少なくとも、今はね。」
――なぜ彼は、私の過去や習慣まで知っているのか?
――なぜ、テレビもないのにゲーム機を借りる必要があるのか?
――そして、なぜ本のタイトルは中国語で“わざわざ”書き直されていたのか?
答えのない疑問が重なり、やがてそれは、現実と狂気の境界を曖昧にしていく。
これは、信仰にも似た悪意が仕組まれた“儀式”の記録――。
誰が犯人なのか。何を目的としているのか。
そして、次に選ばれるのは誰なのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 00:44:34
2314文字
会話率:14%
――全てを偽ってでも、そして、命に代えてでも守りたい。
その想いだけが、私達の真実。
1951年。英国で猟奇的な変死事件が多発していた。
政府や警察では原因や犯人の特定には至らず、被害者は何れも10代から20代目前の
女性で目も当てられない様な惨状で発見されている。
約50年前に起きたとされている切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)の事件に因んで、この事件は「切り裂きジャックⅡ世(ジャック・ザ・リッパーセカンド)」として、取り上げられた。
英国政府はこの事件の防衛策として、民間に夜中の外出や一人での外出を禁じ、護身用として銃などの武器を持つ事を勧告し、この事件は政府の深刻な問題となっていた。
その状況を見兼ねた、当時若干15歳の女王は自らの兄であり、裏警察(シークレット・ヤード)のボスであるグレア・ファブレットに、事件の捜査及び首謀者の暗殺を依頼。
そして、1952年――。
犯人はおろか、手がかりすらまだまともに掴めぬまま、一年と半年が過ぎようとしていた――。
相次ぐ猟奇的殺人事件の真相は?
物語が進む度に明かされる、少年少女の素性。
紫の少年と青の少年がその姿を解いた時、物語は幕を開ける。
架空の英国を舞台に混沌の時代の中、闇に生きる少年達の儚く残酷なSFファンタジー。
―― ――
―― ――
※この物語はフィクションであり、実際の人物・国家や出来事などとは無関係です。
また、この物語には残酷な表現があります。
心臓の弱い方や15歳未満の方の閲覧はオススメしません。
閲覧は自己責任でお願いします。
この小説は、実在する国家の名前や地名を拝借して、そこに架空の設定を盛り込んでいます。
現実の国家のシステムや地理とは、名前以外は全く関係ありません。
名前だけ拝借しています、名前だけ←
この作品は、エブリスタやハーメルン、HP作成サイトリゼの悪ノ歌姫のサイトにも掲載しています。
ボーイズラブ・ガールズラブのタグは念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 20:18:04
301044文字
会話率:25%
戦争孤児として育った少年レイ・フォワード達は、大人の争いにゆっくりと巻き込まれて行く。
時には小さな宿場町のいざこざに、時には港町の覇権争いに、そして次第に大きな戦争へと彼等の戦火は伸びていく事になる。
異なる価値観、異なる思想、異な
る種族。あらゆる思いが交差していくこの世界。
蒸気機関が発達した西大陸、帝国が支配する中央大陸、法術発祥の地東大陸。あらゆる力に惑わされる少年達。
彼等は、世界の歯車に組み込まれながらその世界の仕組みと謎に触れていく事になる。
そんな時代に生きた少年達が居る。
彼らの物語の書き出しはそう――「むかしむかし、ある所に」
お伽噺の様式美から始まる、あの日読んだ物語。
・ファンタジー×スチームパンク×ジュブナイルでお届けする、少年達の友情と希望の物語。
◆こんな方にお勧め!
・オリジナル世界観が好きな方
・成長物語が好きな方
・じっくり読みたい方
・ネクストファンタジー以外をお探しの方
・チートやハーレム物に飽きてしまった方
※当作品には『暴力描写、残酷描写、猟奇的な内容の描写、ゴア表現』があります。観覧の際にはご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 18:38:41
434419文字
会話率:54%
大陸暦一三五八年、かつて『魔の島』と呼ばれた国で、小さな異変が起きる。
海が荒れ、猟奇的な事件は発生し、失われた占術に謎めいた遺跡の壁画―
時を繋ぐ門は未来からの来訪者を招き、古の記憶へと少女を導く。
黒き鎧の英雄に隠された真実、魔の島
を統べる者の信奉者、そして滅びの未来。
明かされる秘密と、それが救うものとは。
※本作は『ノベルアッププラス』様とのマルチ投稿となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:00:00
321296文字
会話率:64%
ドイツの銀行で強盗事件が発生する。ひとりの男が生き残る。
数十年後、ベルリンの大学。ゲーム好きな女学生の主人公が、学内の映画製作グループに勧誘される。
同時期、エルベ川沿いのホテル。映画ファンの女性刑事が、犯罪小説に詳しい男と出会う。
ふた
たび、ベルリンの大学。警備員として大学に勤める男が、主人公に接触する。
主に、以上の人物の関係と、ベルリンで起きる連続猟奇殺人事件、ナチスの残党が起ち上げた秘密結社内の暗闘が描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 04:19:47
4930文字
会話率:35%
20XX年前代未聞の猟奇無差別殺人事件がアミューズメント施設で起きる。科学捜査研究所はアンドロイド、ヒューマノイド、AIメカ、クローン人間の技術を使い、再生可能な警察捜査官の開発を進める。数年後、ウィルスによるテロが起こる。そのテロにより人
口減少に歯止めがかからず、対してヒューマノイドの増加に繋がる。20XX年x月、ヒューマノイド2体VSマザーコンピュータヒューマノイドの戦いが起こる。マザーコンピュータは、1体を撃墜、1体は互角の戦いの末封印される。それから数十年後、宗教や神々の壁を超え世界はヒューマノイド人間と普通の人間との共存の世界となり、警察捜査機関も、ヒューマノイド警察官の開発、捜査介入に尽力する。また、各国の軍隊、日本の自衛隊もヒューマノイドの力に注目していた。その中、ヒューマノイド人体実験(ヒューマノイド同士を戦わせ、勝ち残った一体)により作られた見かけは子供だが、驚異的な再生能力を持つヒューマノイドを捜査本部に送り込む。そしてその事実を歴代ヒューマノイド捜査官会議機構の開発発表会、記者会見にて発表される。普通の人間と組みヒューマノイド捜査官と捜査することになる。そんな中、封印されたはずのヒューマノイドが復活。驚異的な能力により、世界に分裂、拡散する。歴代ヒューマノイド捜査官と人間たち、その封印されたはずのヒューマノイドとの戦いが勃発する。首相官邸で、爆発騒ぎ。日本政府とヒューマノイドの利益関与発覚、世界大戦化してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 23:27:01
19037文字
会話率:61%
天寿を全うしたメスの老猫、たまね。死後、神様の命により人間としての転生を果たしたが、彼女はオプションとして神から提示された”猫耳”や”尻尾”などの、擬人化ネコラブコメにおいて必須とも言えるステータスを全て『邪魔』と吐き捨て、剥き出しの人間の
まま元飼い主の主人公、林道道実の前に現れる。
第二の人生にとっての最高到達点である”結婚”に向け、彼女はあくまでも合理的に、時に猟奇的に道実へのアプローチを仕掛けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:30:13
3181文字
会話率:67%
私は赤と雨が好きな悪い女。猟奇的な彼女が本物の愛を手に入れる感動のストーリー。
最終更新:2025-03-26 18:44:50
1996文字
会話率:25%
離島の漁師宿『あんこうの提灯』を舞台に、女子高生四人組の日常を描いたアニメ『夏空ふぃっしんぐ!』。
元々『夏空ふぃっしんぐ!』の大ファンであった大塚(おおつか)潤斗(じゅんと)は、とある出来事をきっかけに、主要キャラの一人である能古木
(のこき)理栄(りえ)として『夏空ふぃっしんぐ!』の世界に転生した。
理栄の双子の姉である能古木(のこき)理雨(りさめ)の〈中の人〉も実は転生者。
転生者同士、双子同士である二人は、それぞれの〈野望〉を抱きつつも、ほのぼの平和な〈日常系〉の世界を維持したいという想いは一致。日常を阻害する出来事を潰すため、陰で暗躍する。
そんなある日、双子に最大の試練が訪れる。漁師宿『あんこうの提灯』の客室内で、宿泊客が殺害され、遺体がバラバラに切断されていたのである。
犯人は誰か……そんなのどうでも良い!
お姉ちゃんと協力し、事件を完全に隠蔽し、アニメの世界観を守ること――それが理栄に課されたミッションだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:27:00
43235文字
会話率:34%
ブランタメイア王国最東端、人里離れた小高い丘にある古屋敷、通称“星霜の館”に住む魔女、エヴァリスは変わり者だ。
王宮魔術師として、この国の魔術師最高峰の地位にいたにも関わらず、現在人目を避けて隠匿を決め込み、なんでもない日常に現を抜かして
早5年の年月が過ぎていた。
エヴァリスは、忙しい王宮での日々に嫌気が差し、東洋のヒノモト国で使われている暦『星廻草木雑暦書』に基づいて、自然とともに時の流れを感じながらゆっくりと生きることこそが幸せだと考えていた。
『星廻草木雑暦書』とは、毎日の運を東洋の占術や民間信仰、思想から規則的に割り出し暦に当てはめた、いわゆる開運暦である。
吉日凶日に一喜一憂しつつ、暦に従い慎ましく生きる。それが彼女にとっての至福の生き方なのだ。
だが、そんなエヴァリスの意思に反して厄介事が舞い込んでくる。
王位継承問題を抱えた不遇の皇太子、50年前の猟奇殺人の殺人鬼…凶日に現れる数々の凶を振り払い、エヴァリスは穏やかな日々が送れるようになるのだろうか。
魔法の国を舞台に東洋の開運暦をねじ込んで平穏無事に暮らしたい魔女の開運厄除物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 21:26:51
58921文字
会話率:37%
目の前に海が広がる街に住んでいる、どこにでもいる普通の女子高校生「海童 澪(かいどう みお)」は、当たり前の日常を過ごし、今日も平和を謳歌する━━━そのはずだった彼女の世界はとあることを境に一変した。
猟奇的な事件が彼女の住む街で起き、あ
る日学校の生徒が被害を受けたという話を聞いた。学校も生徒の安全を優先する手前、部活動などは軒並み禁止され即帰宅が促されることになり━━━そんな放課後の帰り道、澪は外国人の少年と出会う。
日本に観光に来た少年は、道に迷ってしまったようだ。成り行きで澪が道案内をすることになり、少年と会話をしながら案内をしていると、突然辺りは暗く真っ赤に染まった満月が彼女たちを見下ろし、ローブを着た奇妙な人物たちに囲まれてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 00:00:00
62287文字
会話率:50%
前の敗戦からちょうど100年後、2度目の敗戦を迎えた日本。
そこに占領軍の一員として赴任した僕は、一人の日本人女性と出会った。
最初、SNS上のバーチャルな存在だった彼女は、実体を伴った生身の存在として僕に少しずつ近づいてくる。やがてひとつ
、またひとつと、その正体が明らかになる。
同時に僕は軍の同僚の女性とも関係が進展し、二股状態に陥ってしまった。結婚相手としては申し分のない彼女なのだが、怪しい魅力の日本女性に惹かれていく僕。
そんな中、猟奇的殺人事件が発生する。ひょんな縁からそれを追っていくうち、同僚の関与の疑いが生じた。彼は犯人なのか、僕は彼を追い詰めるべきなのか見過ごすべきなのか。苦悩は深まるばかり。しかし悲劇的な結末からは逃げられなかった。
呪われた運命は二人の女性との関係にも影を落とす。好調だった関係に、やがて破局的な局面が訪れるのだった。
日本が再び独立するまでの占領統治の数年間、僕の青春物語が展開する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 12:46:54
139579文字
会話率:42%