※22話より、R15を設定しました。
これからも、身体欠損などのグロテスクな描写及び直接的な性描写は含みません。
しかし、性的感情及び行為を想起させる描写がある為、ガイドラインに沿って設定いたしました。
また、一部飲酒の描写をいれる予定
ですが、作品内においても「二十歳以上」に設定している登場人物のみの描写で、未成年飲酒の描写はありません。
よろしくお願い致します。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
革命の足音が忍び寄る王宮で、王は愛妾と暮らしていた。その愛妾こそが民の怒りの的であった。
一方、夫に顧みられない「お可哀想な」王妃は宮殿でひっそりと暮らし、世間から哀れみの目を向けられていた。
そんな中、国民達の怒りは頂点に達してしまう。愛妾にねだられるままに彼女の家族に様々な特権を与えた王はそれがどういうことか、どれだけの弊害を及ぼしたかに目を背けていたのである。
怒りの牙はそれを止められなかった王妃達にもいき、ついに捕らえられてしまうが、そこで王妃は一体何を思うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 19:44:13
146334文字
会話率:30%
「棄てられた王女ヘイゼルは砂漠の狼と結ばれる」の番外編です。
ひそかに人気の高い悪役なので、この人の鬱屈について焦点をあてて書いてみました。
本編を読まなくてもなんとなく読めるしくみになっていますが、簡単に人物紹介です。
◎アズマイラ・
ドルパンティス男爵夫人 本編で王の愛妾として絶大な権力を握る女性。厚塗り系美女。ヒロインであるヘイゼルには陰に日向にあれこれ嫌がらせをしたが、ことごとく失敗した挙句、プライドをへし折られてジャジャに秘密の片想い中&底の底までぐんにゃり期。
◎ジャジャ 王宮近衛の一員。本編のヒロインである王女ヘイゼルを乳母のガーヤとともに長年従者として守ってきた。ヘイゼルに片想いをしていたが、本編では男主人公に目の前でヘイゼルをかっさらわれるという最悪な形で玉砕し、絶賛フヌケ期間を経て現在はアズマイラに仕える形で近衛の任務を全うしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:00:00
17035文字
会話率:27%
「棄てられた王女ヘイゼルは砂漠の狼と結ばれる」の番外編です。
本編が完結してしばらくたつのに、今も読んでくださる方がいること、本当にありがたく感謝しています。
なので当初は発表する予定のなかった短編をこっそりあげてみます。
本編の番外編で
はありますが、そちらを読まなくてもいいように、簡単に人物紹介です。
◎ジャジャ 王宮近衛の一員。本編のヒロインである王女ヘイゼルを乳母のガーヤとともに長年従者として守ってきた。
ヘイゼルに片想いをしていたが、本編では男主人公に目の前でヘイゼルをかっさらわれるという最悪な形で玉砕し、今は「どーでもいいよ好きにして」状態。顔はいいが絶賛フヌケ中。
◎アズマイラ・ドルパンティス男爵夫人 本編で王の愛妾として絶大な権力を握る女性。厚塗り系美女。
ヒロインであるヘイゼルには陰に日向にあれこれ嫌がらせをするが、ことごとく失敗した挙句、プライドをへし折られて絶賛やさぐれ中&秘密の片想い中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 11:10:48
9021文字
会話率:30%
大分歪んだ愛の形。このヒロイン、実は…。
最終更新:2022-11-24 21:51:02
3139文字
会話率:75%
「ゴリラみたいにデカくてゴツい女護衛官が、護衛対象である十五歳の王子様の唇を奪うことは犯罪ですか?」そう思いつつも、キスで《炎の魔道》をフラヴィオに継承させた後、ラヴィーニアは死んだ。
そして、ラヴィーニアは伯爵令嬢ラウラとして転生した。
ラウラには婚約者がいたが、血塗れのドレスが「みっともない」という理由で婚約破棄を宣言される。その直後、国王となったフラヴィオにより「お前、ラヴィーニアの生まれ変わりか。俺の愛妾になれ」と命じられた。「何故!?」と問うラウラに、フラヴィオは「ラヴィーニアほど綺麗な『色』を持つ女はいないから」と答える。「きれい?あれ、不細工なメスゴリラですよっ!?どこが綺麗なんですか?陛下、目がお悪いのですか!」と、信じられないラウラ。
例えば、身分が違うとか。
相手に釣り合わないくらい不細工だとか。
自分を裏切った相手に何でもないよと笑顔を向けて、ずっと一緒に暮らし続けなければならないとか。
これは、そんな呪縛を「ぶん殴って幸せになる」ための物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 08:00:00
86835文字
会話率:26%
田舎の高校に都会から転校生がやってきた。転校生の不思議な性格、どこか浮世離れした父親、彼ら親子を取り巻く謎の大人たち。それらすべてを抜きにして、正は転校生・葛西秋と一緒に新聞部の活動を始めた。
それはひと夏のちょっとした冒険だった。
(
「愛妾」の後日譚、「記者と煙草と料亭と」の前日譚)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 22:11:51
18923文字
会話率:48%
伯爵令嬢のフアナは、結婚式の一ヶ月前に婚約者の恋人から「私達愛し合っているから婚約を破棄しろ」と怒鳴り込まれた。この赤毛の女性は誰?え?婚約者のジョアンの恋人?初耳です。ジョアンとは従兄妹同士の幼馴染。ジョアンの父親である侯爵はフアナの伯父
でもあった。怒り心頭の伯父。されどフアナは夫に愛人がいても一向に構わない。というよりも、結婚一ヶ月前に破棄など常識に考えて無理である。無事に結婚は済ませたものの、夫は新妻を蔑ろにする。何か勘違いしているようですが、伯爵家の世継ぎは私から生まれた子供がなるんですよ?父親?別に書類上の夫である必要はありません。そんな、フアナに最高の「種」がやってきた。
他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 17:00:00
17619文字
会話率:47%
ヴィリア王国の侯爵令嬢、ディアナ・エミール・フロレンスは「側妃」として王城に入った新参者。不出来な王妃に成り代わって公務をするための存在。右も左も分からない王城では噂通りの国王夫妻の行動に目が白黒……することもなく「ああ、やっぱりね」と達観
していた。瑕疵一つない完璧な令嬢を大勢の前で罵倒して婚約破棄を宣言した現国王と恥知らずにもその座に座っている何も出来ない現王妃。既に王家の権威など地に堕ちているというのに気づかない国王夫妻。国王も何故王妃を「愛妾」にしておかなかったのかとディアナは首をひねる。王家で唯一の跡継ぎだから?バカバカしい。王位継承権を有する者は百人以上いますよ?そういう私も王位継承権18位です!前国王の溺愛と庇護の元で好き勝手してきた現国王には理解出来ないでしょうが貴方の時代は終わりました。その座を明け渡してください。愚かな国王夫妻を辺境の地に幽閉してめでたしめでたし……でも何故私が女王なの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 23:00:00
4547文字
会話率:23%
幼馴染の婚約者は、侯爵家嫡男。
なのに愛妾候補がいる?
爵位が上だからと馬鹿にした振る舞い。
忘れているようですが、私の母は元王女ですよ?
最終更新:2021-05-01 18:00:00
4344文字
会話率:1%
この国初の公式愛妾となったわたくし。
公式愛妾などといった制度などなかったのだけれど……。
国王陛下に、そんな制度を作り、公式の場でも常に一緒にいられるようにとまでのご寵愛を賜ったわたくし。
そんなわたくしの、半生の物語。
最終更新:2022-09-19 08:00:00
1674文字
会話率:28%
ある国の歴史に、大変な女好きで庶子が三百人以上いたと伝えられる王。
同じ時代、男装して奔放な生活を送る夫人がいたという。
この二人は王と公式愛妾という関係でもなく、異性の友人であったそうだ。子が三人いたとても。
そんな
二人の、現代まで僅かに残されている物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 20:03:21
4481文字
会話率:54%
「アンリエッタ、ものは相談だが、どうだろう。正妃ではなくて、僕の愛妾にならないか?」。ある日、婚約者である王太子ジョルジュがとんでもないことを言い出した。訳がわからなくて理由を求めたアンリエッタに、ジョルジュはさらに耳を疑うようなことを宣う
。曰く、ジョルジュにはたくさんの恋人がいて、最近隣国のセフィア王女とも恋仲になった。そしてジョルジュは将来後宮を作って恋人たち全員をそこに住まわせ、公平に愛したいと言う。王妃にはセフィア王女を据えるから、アンリエッタは愛妾の一人として後宮に住み、後宮の管理をしてほしいと言うのだ。
「ああ。だってアンリエッタ、君は僕が大好きだろう? もちろん僕も君のことが大好きだよ。婚約破棄をして別れるなんて悲しいじゃないか。だけど君が愛妾として後宮に入ってくれたら、君はぼくとずっと一緒にいられるし、僕も助かる。さすがにセフィアに後宮の管理をしろとは言えないからね」
こんなセリフを平然と吐くジョルジュにアンリエッタは唖然となる。これ以上この能天気馬鹿王子につき合わされてはたまらない。アンリエッタは婚約破棄を決意し、ジョルジュとすっぱり別れる道を選ぶ。
ふう、やっとこれで落ち着く……そう思っていたアンリエッタのもとに、元王女である祖母からの命令文が。なんでも、現王の弟であるリシャールのもとを訪れて、彼を口説き落としてこいとのこと。口説き落とせという命令はともかくとして、リシャールの邸へ向かうアンリエッタ。ところがそこへ、後宮計画を諦めきれないジョルジュまでもがやってきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 14:13:44
78481文字
会話率:33%
伯爵家の末娘であるわたしは五回目の婚約破棄をされた。あんなにも熱心に、わたしの研究を理解して応援してくれたと思っていたのに。
打ちひしがれて幼馴染の伯爵令嬢セシリーに泣きついた。結婚の形に拘らないのなら、王太子殿下に援助してもらえるように
売り込もうと言われ、夜会で接触することを決断した。
ところが、王太子殿下には愛妾になりたい令嬢達がわんさかいて、わたしなんかでは全然無理で。庭園に逃げ込めば、どうやらここは恋人たちの修羅場に遭遇。そのままじっとしていると、女好きだと噂の公爵に見つかった。
◆全7話。2022/09/10に完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 20:00:00
22037文字
会話率:53%
援助の見返りとして大国の王女であるわたしが王妃として嫁いできたのだが、国王にはすでに愛する人がいた。
嫁ぎ先は敵だらけ。当然、不遇な生活を強いられる。
だが、それはすでに織り込み済み。
わたしのドレス代がない? 愛妾への宝石代はあるの
にわたしの予算は全くない?
仕方がないわね。援助金の7割を王妃の予算とするわね。
ふざけるな?
それはこちらのセリフよ!
離縁するならいつでも受けますわよ?
わたし、実家に戻って初恋を実らせたいんですもの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-07 12:26:16
76168文字
会話率:41%
3階のテラスから突き落とされたティア。
何とか無事に目を覚まし、犯人も判明。
その後・・・
母のことを調べるために皇妃の侍女となった。皇帝の愛妾となったエリスから話を聞くために、エリスのいる別邸へ向かう・・・
華麗なるシリーズ5段目。
最終更新:2022-08-20 07:49:51
18020文字
会話率:26%
「私はリリアーナを愛している。聖女を虐める底意地の悪い君はまるで向いてない。我がオノレーヤの国母なぞに添えてみろ、国がまともに治まるとは到底思えない。よってここにオノレーヤ第1王子ルビウスとその婚約者、オールディント公爵家ゼナとの婚約を破棄
する。」
「つまり、愛妾でも側室でもなく正室としてお出迎えに?」
「側室も愛妾ももたん。高潔な私を愚弄するつもりか。そんな言葉を軽々と吐くとは…!浅ましく汚れたその思考を恥じろ。」
精霊信仰の強いこの国で聖獣との契約を果たした平民の聖女は多くの支持を得て王子の新たな婚約者になろうとしている。
視界の端にニヤリと口の端を釣り上げた王子殿下が見えた。
かの伝説の聖獣様が私と対峙し神秘の美しい肢体はキラキラと輝きを放ちながら一つ唸りなさった。
この生涯にたった一度でも聖獣様と対峙する機会が与えられるなんて…
お言葉を交わす栄誉が与えられるなんて…
嗚呼、_____私は俗物でしかないのだ。
暇つぶしにちょろっと寄ってみてください。 楽しんでくだされば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 17:50:53
11386文字
会話率:19%
かつて婚約を無理矢理破棄されたあげく、婚約者を前王に奪われた騎士ロイド。彼は、武勲の褒美として前王の愛妾を下賜された。
口もきけず、顔も隠したままの女。名を名乗ることさえできない女に、ロイドはガーデニアという名前を与える。
王都から離れ
た片田舎での生活は穏やかなものであった。
ところがある日、慎ましいガーデニアが食事に媚薬を仕込んでしまう。ガーデニアは、ロイドからの愛を得るためにこんなことをしでかしたのだ。
目の前で苦しむガーデニアを見たロイドは、それまで秘めていた胸のうちを吐露する。すると、ガーデニアが思いもよらないことを口にして……。
一途に互いを想いあってきたヒーローとヒロインの恋物語。ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 23:03:07
8000文字
会話率:49%
主人公が愛した男には、すでに身分違いの平民の恋人がいた。
貴族の娘であり、正妻であるはずの彼女は、誰も来ない離れの窓から幸せそうな彼らを覗き見ることしかできない。
愛されることもなく、夫婦の営みすらない白い結婚。
三年が過ぎ、義両親からは
石女(うまずめ)の烙印を押され、とうとう離縁されることになる。
そして彼女は結婚生活最後の日に、とある「神父」と過ごすことを選ぶ。
誰にも言えなかった胸の内を、ひっそりと「彼」に明かすために。
これは婚約破棄もできず、悪役令嬢にもドアマットヒロインにもなれなかった、ひとりの愚かな女のお話。
長岡更紗様主催のアンハピエンの恋企画に参加しております。
この作品はアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 07:14:58
4455文字
会話率:0%
「メグ・オベリティ、きみとはあくまでも雇用者と被雇用者の関係だ。この結婚の意味をはき違えないようにしてくれ。おれはきみを愛していないし、愛するつもりもない。きみのことは、隣国から亡命してきた国王の孫だということくらいしか知らないし、それ以上
のことを知ろうとも思わない」
婚儀を終え、初夜を迎えるはずだった。花嫁メグ・オベリティは、夫のはずのスカルパ皇国の皇太子アルノルド・ランディに宣言された。雇用期間は愛妾が懐妊するまでで、悪妻としてふるまえという雇用条件まで叩きつけられた。
隣国の国王だった祖父が内乱によってその座を奪われ、亡命してきたオベリティ一家。現在はすっかりおちぶれ困窮しまくっている。その家族の助けになれるのなら、雇われるのも悪くはない。
彼女は快く了承する。そして、雇われたからには立派な悪妻を演じようと奮闘を開始する。
しかし彼女の悪妻ぶりは、逆効果をもたらせてゆく。しかも、「愛さない」宣言をした皇太子まで彼女に絡んでくるようになり……。
このままだと、お給金をいただけないかも。
彼女の焦りをよそに、物語は思わぬ方向へと進みはじめる。
※全十一話。ざまぁ要素あり。ゆるゆる設定です。ハッピーエンドいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 22:47:51
113229文字
会話率:28%
日本に留学中の私、周愛玲はS大学の4年生になり、就活に奔走する。ゼミの川北教授や『スマイル・ワークス』の倉田常務のアドバイスを受け、動き回るが就職先が見つからない。こうなったら、不倫関係を続けている斉田医師の愛妾になり、正妻の座を狙うしか
ないのか。一方、大学の同級生の、工藤正雄は就職してからの私との将来を考えている。私は、そんな最後の大学生生活を送りながら、東京の街を彷徨い歩く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 10:13:41
64439文字
会話率:55%
クロエ・リチャードソン伯爵令嬢には秘密の恋人がいた。この国の王太子だ。
しかし、この国には『王位継承権を持つものは王族の身分の者と結婚しなければならない』という暗黙の了解がある。
つまり王太子が王位継承権を放棄しない限り、クロエは彼とは結婚
できない。
愛妾は認められているけれど……それが嫌なら別れるしか……。
という状況の中、ついに王太子の結婚話が持ち上がり、婚約者候補にそれはそれは立派な近隣の王女様が選ばれた。
王太子もクロエを愛妾として囲うために豪邸を用意してくれた。だけど、クロエにはまだ決心がつかない。
そんな折、なんと、クロエの前に破天荒な女二人組が現れた。
不敵な彼女たちはクロエを王太子と『結婚』させてくれるという。
ほんとにそんなことできるの? どうやって!?
でも、なんだか彼女たち、本当に大暴れしてくれちゃって……?
異世界恋愛物語。設定超ゆるゆるです。
短編にしては長くなってしまったので分けました(全7話の予定です)。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。
すみませんが、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 05:00:00
34769文字
会話率:36%
番頭の赤沢太兵衛に嫁して八年。初(はつ)には子が出来ず、婚家で冷遇されていた。夫に愛妾を迎えるよう説得するも、太兵衛は一向に頷かず、自ら離縁を申し出るべきか悩んでいた。
その矢先、領内で野盗による被害が頻発し、藩では太兵衛を筆頭として派兵す
ることを決定する。
太兵衛の不在中、実家の八巻家を訪れた初は、昔馴染みで近習頭取を勤める宗方政之丞と再会するが……
※この作品はカクヨム・アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 17:04:10
40857文字
会話率:32%
私はある日突然、知らない世界に居た。
ここでは私のような異世界人を“渡り人“と呼ぶそうだ。
この国の王都にある神殿の森に突然現れた私に、神官の人はそう言った。
それからあれよあれよという間に、私の年代の人々が集う学院に入
ってこの国(世界)の勉強をする事になった。
そして、私は気付いた。
これってよくある乙女ゲームみたいじゃない?
現に私の周りには、この国の第二王子様と、軍団長の息子と、公爵家の次男が居て、何かとチヤホヤしてくれる。綺麗なドレスや美しい装飾品など様々な物を贈ってくれるの。
それに神殿の人も言ってたけど、過去に現れた聖女も全員“渡り人“だったらしいし、もしかしたら私も聖女なのかも!?
だったら、このまま王子様と結婚する事も可能なんじゃない?
でもよくある悪役令嬢によるイジメとかはなかったから、あれ?とは思ったの。王子様の婚約者さんとも、何故か仲良くお茶会なんてしてたりもしたし。
まあ、イジメられるのも困るし、冤罪なんかを作ってざまぁされるのも困るから、とりあえず静観してたんだけど。
そしたら昨日王子様に「君を僕のものにしたいから、女王陛下に謁見の申請をしたんだ。明日、一緒に王宮に来てもらえるかい?」って言われたのよーっ!!
これって、やっぱり、そうだよね!?
うふふ、別に王子妃とかじゃなくていいんだー。
だってマナーとかは出来ないし。
こんな素敵な王子様と一緒にいられるだけで、儲けもんでしょ。
逆に愛妾とかの方が、働かなくても良さそうで、楽そうじゃん。
とりあえず女王様に気に入ってもらえるようにしなきゃね。
王宮に上がる時のドレスとかも、王子様が用意してくれたし、朝からメイドさん達に磨かれて、綺麗になったし。
さ、気合い入れて、行きますか!!
────────
が、世の中そんなに甘くはない。
そんな異世界転移してしまった少女への一幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 00:00:00
3558文字
会話率:58%
公爵令嬢のサマンサは、間近に迫った婚約を破談にすべく、ある屋敷を訪れる。
話してみると、その屋敷の主は、思っていたよりも、冷酷な人でなしだった。
だが、彼女に選ぶ道はなく、彼と「特別な客人(愛妾)」になる契約を結ぶことに。
彼女の差し出せる
対価は「彼の駒となる」彼女自身の存在のみ。
それを伝えた彼女に、彼が言った。
「それは、ベッドでのことも含まれているのかな?」
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 16:03:28
567820文字
会話率:24%
子爵令嬢アシュリリスは、次期当主の従兄弟の傍若無人ぶりに振り回されていた。
そんなある日、突然「公爵」が現れ、婚約者として公爵家の屋敷で暮らすことに!
屋敷での暮らしに慣れ始めた頃、別の女性が「離れ」に迎え入れられる。
そして、婚約者と「特
別な客人(愛妾)」を伴い、夜会に出席すると言われた。
だが、屋敷の執事を意識している彼女は、少しも気に留めていない。
それよりも、執事の彼の言葉に、胸を高鳴らせていた。
「私でよろしければ、1曲お願いできますでしょうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 15:02:03
173673文字
会話率:22%
公爵令嬢のジョゼフィーネは、生まれながらに「ざっくり」前世の記憶がある。
日本という国で「引きこもり」&「ハイパーネガティブ」な生き方をしていたのだ。
そんな彼女も、今世では、幼馴染みの王太子と、密かに婚姻を誓い合っている。
が、ある日、彼
が、彼女を妃ではなく愛妾にしようと考えていると知ってしまう。
ハイパーネガティブに拍車がかかる中、彼女は、政略的な婚姻をすることに。
相手は、幼い頃から恐ろしい国だと聞かされていた隣国の次期国王!
ひと回り以上も年上の次期国王は、彼女を見て、こう言った。
「今日から、お前は、俺の嫁だ」
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 15:02:12
196304文字
会話率:17%
実母を亡くしサークライス伯爵家に引き取られたエリシアは、愛妾の子として義母や義妹に疎まれる日々を送りながらも王都で穏やかに暮らしていた。そんなある日、伯爵家の姉妹宛てに結婚の申し込みが届けられる。相手は、冷徹で社交界嫌いと噂に名高い人物、
オルレアン公爵だった。
裕福な公爵家からの申し込みに、破産寸前であった実父の伯爵は大乗り気。実母の遺言を守り誰とも結婚するつもりなんてなかった姉のエリシアだが、義妹からは拒否され、実父の命令に逆らえるはずもなく、北方のオルレアン公爵領に向かうことに。……そこで目にしたのは、竜を生み出す幻想的な土地と竜の印を持つ美麗な青年だった。
ー◇・◇・◇ー
女性嫌い!?の青年公爵と、しっかり者だが諦めが早い令嬢との王道ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 00:00:00
21980文字
会話率:34%
皇后シエナと皇帝アーノルドは生まれた時から結婚することが決められていた夫婦だ。
これは完全なる政略結婚だったが、二人の間に甘さはなくとも愛は確かにあった。
互いを信頼し、支え合って、切磋琢磨しながらこの国のために生きてきた。
しかし、そう
思っていたのはシエナだけだったのかもしれない。
ある日突然、彼女の夫は愛人を連れてきたのだ。
金髪碧眼の市井の女を侍らせ、『愛妾にする』と宣言するアーノルド。
そんな彼を見てシエナは普段の冷静さを失い、取り乱す…。
……。
…………。
………………はずだった。
※女性を蔑視するような差別的表現が使われる場合があります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 10:08:57
139524文字
会話率:53%