最愛の妻と幸せになれると思っていた男だったが。
最終更新:2023-05-23 22:10:04
609文字
会話率:14%
私は、友人達と長年愛される演劇【〜シャーリー〜すれ違いからの両想い】を観ている最中に、前世の記憶を思い出した。
私、ベアトリス・ニコルソンの前世は、200年前、王様である旦那様にも最後看取られることもなく、23歳という若さで病死したのこの
国の王妃であると。
やたらと見覚えがあるなと思っていたら、なんと、この演劇は前世の私のメイドが作者で…前世の私をモデルにしたものだったのです。
涙ながらに、この演劇を観ながら私は決意した!!
今世こそは、権力なんていらないので、将来の旦那様とは両想いになりたいし!
子供の成長もしっかり目に焼き付けたい!
今世こそは幸せな結婚をして、人生を謳歌してみせます!!そんな私の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 01:50:02
1174文字
会話率:9%
「アルタニア国を召し上げるので、差し上げたい」
そう勇者に誘われた、聖王国ナルタヤの第五王女システィーナ。
魔獣うごめく世界となった今、戦える者は数少ない。
世界は自分が思っていたよりも広く、複雑だと言うのに。
ならば人類の為、立ち上がるの
が王族としての役割!
――なんてことは微塵も思わない。
可愛い弟レイモンは第七王子。いつ廃嫡されてもおかしくない、微妙な立場。第五王女の私も同様。
だったら私達は、自由を得る為この殺戮勇者を使いこなすべきではないかしら!
溺愛してきた弟レイモンと共に、勇者を使って魔王&転生者をぶちのめす!
真の王族の力、見せてあげるわ!
――転生者狩りの勇者を使いこなせるのか。
王女システィーナの、溺愛し過ぎた弟との深すぎる愛の冒険物語。
「さあ、転生ボーナスとやらを踏みしだいてやりましょう!」
・R18に至らない残酷描写、性描写が含まれます。非人道的、非倫理的な描写も含まれるので、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 17:00:00
71240文字
会話率:51%
「君は私の婚約者だ!」
シェンバリンとヘンリエッタが、婚約して8年。
上のセリフは、シェンバリンの口癖の様なものだった。
あまりにも、頻繁にそう言われるので、ヘンリエッタはいい加減にして欲しいと思っていた。
そして、ある日。腹に据えかねた
ヘンリエッタは、シェンバリンに言い返した。
「あなたが私の婚約者よ!」
ツンデレ?執着強めのシェンバリンと、彼との関係を変えたいシェンバリンの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 00:21:13
4556文字
会話率:54%
しろくま令嬢のルーチェは、一日限定で、兄の友人である黒猫伯爵レナートの妻のふりをすることに!
「僕の可愛い妻なんだから」「ほら、あーん」
演技をしているはずだったのに、あれ、お互いに本気で好きになっちゃった?
けれど、兄の手によって
二人は引き離されてしまい……。
これはしろくま獣人と黒猫獣人の、ほのぼの甘い恋物語。全3話。
猫じゃらし様主催「獣人春の恋祭り」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 09:13:16
9695文字
会話率:30%
怪力であるがゆえに良縁に恵まれず、行き遅れそうになっている伯爵令嬢エレノア。十回目のお見合いで出逢ったのは、ちょっぴり頼りない美青年マシューだった。
少しずつ惹かれ合う二人。けれど、怪力が暴走するようになり、エレノアは別れを決意する。
――
それなのに。
「大好きだよ、エレノア嬢。もう絶対、離さない」
彼は諦めてくれなかった。
これは、怪力令嬢と気弱な美青年の、じれじれお見合いラブコメディ。全11話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 08:13:41
28716文字
会話率:26%
肩に悪魔の刻印を持って生まれた彼女。
侯爵令嬢として生まれたにも関わらず、自分の名前もわからず、毎日ひたすら奴隷のようにこき使われる毎日だった。
しかしある時、そんな彼女にも婚約の話が舞い込んでくる。
貧乏伯爵家にお金を払うことで、厄介払い
されてしまったのだ。
伯爵家での扱いも変わらず、結局は婚約破棄されてしまったとき、第一王子のルパートが現れた。
「名前がないと不便だろう。アンジーなんてどうだ?」
人は人として生きる権利があると主張するルパートに、アンジーは肩の刻印をひた隠す。
優しくしてくれるルパートに惹かれていくアンジーだったが、ある日ルパートには婚約者ができてしまい──
嫉妬と憎しみに駆られたアンジーの悪魔の刻印が、赤黒く光り出してしまう──!!
⚫︎「ドアマット大好き企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 20:02:42
19080文字
会話率:37%
「お前と一緒にいるのはもう我慢ならん! 婚約を破棄する!」
大事な席で婚約破棄されてしまったシェイファー。
王子のために、あれこれ考えて行動してきたが、すべて無駄に終わってしまった。
売国奴と罵られて、国外追放処分を言い渡されてしまう。
でもそこに現れたのは、幼い頃に一緒に遊んだ、シェイファーの初恋の君であった。
*他サイトにも投稿しています。
猫じゃらしさん主催、「獣人春の恋祭り」企画参加作品です。
お相手はリザード族ですが、人型に近いので、安心してお読みいただけます♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 19:09:07
16156文字
会話率:38%
塾講師だった肇(はじめ)は、五人の教え子たちと久方ぶりに再会することになった。彼らは大学受験も就職活動も難なくこなし、その後の社会生活も多少の愚痴をこぼしながらも適応能力の高さを見せつける。
彼らが高校を卒業してから七年が過ぎていた。当
時から、とても仲良しだった五人。だが、彼らにはもう一人仲間がいた。倉持さよりである。
彼女の父親(善(よし)幸(ゆき))は、彼女が受験モードに入ろうとした時期に交通事故で亡くなった。大学を受験しなかったさより……。その理由と、その後どうしていたのか、今回の飲み会まで、その経緯を彼らから明かされることはなかった。
肇は当時、親分肌だった優史と歯に衣着せぬ性格のさよりが、傍から羨ましがられるほどの両想いだったことは知っていた。
今回の飲み会で、優史が仲間の一人である純子と付き合っていたことを明かされる。肇は、あの頃の挫折感が漂うさよりの姿を想い起こすと、いたたまれぬ思いを抱きながら、彼らの話を聞いていた。
今日、彼らからこの飲み会に誘われた主な理由は、文子の同棲相手である勝彦との悩み事の相談だった。深刻な悩み事のようなので、肇は、文子と別な店へ移動し話を聞くことにした。
そこは、ウエイターが粋な計らいをしてくれるバーだった。
文子は、序盤、さよりと優史が何故別れたのか、その経緯を具に語り始めた――。そこには、仲間同士の強い絆で結ばれた二組の関係が存在していた。肇は意外な話の展開に愕かされる。
この後、文子は漸く勝彦とのこれまでの同棲生活を話しはじめた。
淡々と語る文子の姿……。が、ある出来事を話しはじめると、彼女の形相が一変した。グラスを握り締めている手が震えはじめ、涙が止まらない。居た堪れぬ思いが伝搬してきた。肇は憶測をめぐらす――。
二人はバーを出る。と、小雨が降っていた。しっとりと濡れていく文子の髪……。何かが吹っ切れたようだ。大人の女になっていた文子は、順次謀(はかりごと)を肇へ仕掛けていく。それは、肇にとって思いも寄らぬ挙動。
文子は、自由奔放な振る舞いを更にエスカレートさせ肇を混乱させると、強引に無秩序な空間へと引きずり込んでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 00:00:00
617267文字
会話率:41%
俺と彼女はルームシェアをしている。しかし両想いなのに恋人でも友人でもない。
明るく切ない、特別な関係の
幽霊が視える俺と、未来が視える彼女の物語。
最終更新:2023-04-20 20:00:00
10822文字
会話率:51%
ずっと両想いだと思っていた幼馴染の早瀬楓花≪はやせふうか≫に好きな人ができたと告げられて、俺・佐藤智明≪さとうともあき≫は失恋した。
どうやら彼女はアイツのヒロインになってしまったらしい。まるでギャルゲーやラブコメに出てくる主人公のよ
うな男――風宮悠一のメインヒロインに。
そんなアイツに、冴えない俺が勝てるわけがない。だから俺は、その日から彼女の恋を応援することにした。
風宮悠一と結ばれることが、彼女の一番の幸せだと自分に言い聞かせて、自分の本当の気持ちを隠して。
しかし7月31日の終業式の日。なぜか風宮悠一に告白した早瀬楓花は失恋していた。
メインヒロインだと信じていた俺の幼馴染は、あの男にとって――ただの負けヒロインでしかなかった。
その事実を知った瞬間、突如俺は意識を失った。
そして次に目が覚めた時、俺の身にありえないことが起こっていた。
なぜか俺は――早瀬楓花が失恋した日から2週間だけ時間が巻き戻るループに囚われていた。
どうやらこの時間のループを俺が抜けるには、早瀬楓花の恋が成就しないといけないらしい。
しかし風宮悠一には他に好きな人がいる。だから彼女の恋は、絶対に実らない。
それなら告白の相手を変えて、俺と結ばれれば全て解決する。
たった2週間、それで俺は彼女に告白してもらう。そうすれば、彼女の告白は必ず成功する。
それが俺がこのループを抜ける唯一の方法だろう。
今まで隠してきたこの気持ちを我慢する必要なんて、もうない。
だから俺は彼女を振り向かせるために、何度も繰り返そう。
大好きな彼女と両想いになるために――何度でも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 00:02:34
141178文字
会話率:35%
両想いの新藤勝也と成瀬椎名の二人は、子供の頃、ある約束をしていた。
大人になったら結婚する。そんなありきたりな約束を。
しかし椎名は勝也に約束を果たす条件として、ある条件を提示した。
それは椎名が憧れている告白――想い人に勝負事で
勝つことだった。
それを果たす為に、椎名は勝也に何度も勝負を挑む。
しかし極端に運のない椎名は、一度も勝也に勝つことができなかった。
とある事情から勝負事に手加減できない勝也も、負けたくても椎名に負けることができずにいた。
両思いなのに、交わした約束の所為で付き合えない。そんな二人が高校生になった時、とある人間が転校してくる。
「新藤勝也さん。私と勝負をしましょう。もし私が勝ったら、結婚を前提とした交際をしてください」
勝也と椎名の二人で交わしたはずの約束。それを勝也と果たしに来たと突如現れた遠野栞子によって、両想いの二人に波乱が巻き起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 00:00:00
84188文字
会話率:39%
昔、両想いだった男の子と親の仕事の都合で離れ離れに。その際に彼と誓った「17年後の7月末、また会いに行く。」その誓いを果たそうと遠路はるばる移動してたら道中事故って異世界転生!どうやら神様の世界最大のやらかしを解決できれば、どんな願いも叶え
てくれるらしい。とっとと神様の尻ぬぐいを終わらせて彼との誓いを果たしに行く!時間惜しいからなるはやで!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 23:15:41
27855文字
会話率:46%
「最も巨乳なプログラミング言語は何だと思う?」
高校生活初日。
俺は、かなり個性的な子に声をかけてしまった。
「あら、お隣さんだったのね」
しかも彼女、恋中さんは一人暮らしを始めた俺のお隣さんだった。
そして最初の会話で気に入
られたのか、毎日のように絡んでくる。
「私と仲良くするメリットを説明します」
恋中さんは友達が居た経験が無いらしいから、よく独特なアピールをしてくる。
「じゃーん! 恋中さんお友達得点! 初回ログインボーナスのパソコンレンタルです!」
愉快なことを言われたり、
「電話、繋いだまま、寝ませんか?」
ドキリとするようなことを言われたりもする。
恋中さんと過ごす時間は楽しい。
だから俺は、徐々に友達とは違う感情を抱くようになっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 07:00:00
71278文字
会話率:40%
マンスフェルトの森によって東西に分かれた世界。西方諸国のブルクミラン国に、「歌う」ことによって魔法のように人や物を操る力を持ったディアナベスという王女がいた。
ブルクミラン国では何十年か、何百年かに一度、魔の力を持った奇跡の娘が生まれる
と言い伝えられていた。ディアナベス王女もその一人だった。「音の力」は人の心に癒しをもたらす一方、恐怖や脅威をも、もたらす。
ディアナベス王女の「音の力」を手に入れようと、西方諸国のチェルニア国のマールセン国王が、世界を征服するという自分の野心を満たすため動き出す。それを制しようとシェーンベルガー国のジークレッド王がブルクミラン国のディアナベスの姉、トレイシア王女と手を組もうとする。トレイシア王女はジークレッド王の申し出を受け入れ、「音の力」の秘密を共有する。
ディアナベス王女の「音の力」は果たしてマールセン国王の手に落ちるのか。ジークレッド王とトレイシア王女は、マールセン国王の野望を阻止できるのか。「音の力」とは一体何か。マンスフェルトの森の持つ「魔の力」やジークレッド王とトレイシア王女の揺れる想いも絡んだ異世界ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 00:18:31
136165文字
会話率:32%
平凡に暮らしていたかずきは幼い頃に出会ったゆいの事が忘れられずにいた。しかし、偶然にも再会でき両想いになれたのだ。そんな時ライバルの登場で焦り、自分には勝ち目がないと悟ったかずきはそいつと入れ替わりたいと強く願ってしまった。
そんな願いが叶
ったかずきだが、その先に待っていたのは究極の選択だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:00:00
37601文字
会話率:57%
伯爵令嬢アイリスは、申し分ないはずの婚約者カインに対して高望みしてばかり。
ある日、口の悪い婚約者との会話を聞かれてしまい、人気者であるカインに不満を言っていると、不良たちに囲まれてしまう。
けれど、アイリスの言動には理由があって――?
拗らせ令嬢と、俺様婚約者が過去を乗り越えるお話。
※R15は念の為折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 12:12:10
8658文字
会話率:23%
夜明け前の暗い森の中に隠れていたマーガレットは、朝陽とともに自分の体から溢れ出る金色の光を目にして、聖なる力の存在を嫌と言うほど感じていた。
ああ、私はきっと聖女と呼ばれる存在で、これから王都に移り住み、王子様と結ばれるんだーーーー。そん
なの、嫌あああぁぁぁぁ。
聖女の能力が覚醒した少女が、王子との婚姻から逃げようと試みるが、からめとられるハッピーエンド。
途中、自死を匂わせるシーンがあります。
王子は少しヤンデレ気味です。
御自衛ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:21:36
5699文字
会話率:28%
今日も奴から返ってくる通常運転の返信に安堵とガッカリの息が漏れる。
どんな文章を送っても奴からの返事は、いつも二文字。
「おけ」「りょ」「なる」「だね」「かも」「そう」
大体が、これらのローテーションだ。
私がどんなに長い文章を送って
も二文字でぶった切られるのだ。悩みに悩んで綴った長い文章であっても、だ。ばっさりと「へえ」とか「あそ」とか「草」とかって。
口数が少ない男の子からの二文字以内の返信に、文字数を増やしたやりとりすることを夢見る女の子の、恋の物語。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 13:09:06
4494文字
会話率:9%
俺の初恋は中学の時に自覚したのと同時に終わりをつけだ……
小さい頃からずっと一緒だった葵が同じく一緒にいた正志に告白して付き合いだしたとクラスで噂になった時に葵が好きだったと気がついた。
そんな時知り合った理絵に俺は次第に恋心を抱いていっ
た。
そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 19:04:21
4023文字
会話率:50%
「私と,恋人契約してくれないかい?」
幼馴染で初恋である
岡崎花音から突然契約を申し込まれ
告白する前から振られたと思ってしまった
清水海斗
それなら期間中に惚れさせてやる!
一方花音も恋人契約と言いながら
海斗に惚れさせようと必死にアピー
ル
そんな両片想いな2人は無事両想いになるのか...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 12:42:29
117109文字
会話率:78%
今日俺はあの子に大切な話をしないといけない……正直怖いが、それでも……
最終更新:2022-02-07 20:44:56
4220文字
会話率:67%
ある冬の日。ドルチェネ伯爵家の令嬢サフィアは、七年の付き合いになる婚約者に婚約解消を告げられた。
相手方の有責で婚約は破棄になったといえ、婚約者を愛していたサフィアは泣き暮れて、屋敷に籠ってしまった。
ほんの些細な事を切欠に、ぼんやりとし
た生活から脱却する事にしたサフィアは今後の事を考える。
婚約を破棄してもう二十一歳になった自分に出来る事。出来ればもう家族に心配も迷惑もかけたくない。
それを相談した相手が──ルーファス・ベルネージュ伯爵。
引きこもっていたサフィアの元に、時間があれば様子を見に来てくれていた学院時代からの友人だった。
事情を聴いたルーファスは「それなら自分と結婚しよう」と思いもよらない提案をする。
聞けばルーファスも身を固めるように周りから突き上げられているらしい。
二人がしたのは契約結婚。しかしルーファスはサフィアを大切に扱ってくれる。まるで恋しているかのように、甘く。
そんな日々を過ごす中で、サフィアはルーファスに惹かれている自分に気付いてしまった。しかしそれを彼に告げたらこの関係は終わってしまうのではないか……。
悩むサフィアの耳に入ってきたのは【ルーファスには想い人がいる。それは決して叶わない恋だ】という噂話。
動揺するサフィアの元に、自分こそがルーファスの相手だという女性も現れて──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 08:00:00
122016文字
会話率:36%
着飾る事が嫌いで、長い前髪で顔を隠し、いつも背を丸めて歩くディアナ・キーデンス。
彼女がそうなってしまったのは、幼い頃に投げかけられた意地悪な言葉が切欠だった。
ディアナはそれでいいのだと自分で着飾らない事を選んでいたが、ある日、婚約者の
アレク・リネルガが可愛らしい令嬢と一緒に居るところを見てしまう。
アレクと彼女はよく似合っていて、自分ではアレクに不釣り合いなのではと思い悩むディアナだったが、諦めるよりも先に出来る事があるはず、とアレクを屋敷に招く事に。
そんな彼女にアレクは相変わらず「可愛い」と言ってくれて……。
そこでディアナは気付いてしまう。
自分は何か努力をしたのだろうか。
傷付いたからと逃げて、アレクに似合う人になる為の努力を何もしてこなかったのではないだろうか。
そして彼女は、自分を変える決心をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 20:00:00
14220文字
会話率:32%
《第2部》
「私も…毎日が最高です」小動物姿にきゅうんときてジェインは悶絶した。「俺の壱花が可愛すぎる。もう手放せないから覚悟して」
大好きな、柊 壱花(ひいらぎ いちか)と一緒にいるために、新会社を設立までしてしまう溺愛ぶりを発揮する、
IT関連会社CEO草壁 ジェインは、彼女とお付き合いゼロの状態から、訳あって結婚の契約を結ぶ。果たしてがっつきオオカミCEOの暴走とがっつきに、ぷるぷる草食系女子の壱花は食らいついていくことができるか? 両想いから始まる、契約結婚のゆくえ。
『かつてがっつきオオカミだったCEOは、遠距離恋愛中(別彼・執着系)のひ弱な子ネコにめろめろとなり、今は子イヌのようにきゃんきゃん言いながら溺愛略奪計画中です。《第1部》』果たして肉食系がっつきオオカミCEOはヒモ男兼クズ彼氏から草食系ひ弱ぷるぷる子ネコを奪えるのか?
《第1部》』の続き、第2部です。
書きながらの投稿です。題名他、途中で変えるかもしれません。お読みいただければ、幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 11:47:28
73370文字
会話率:50%
「カエデさま。あなたはナーシルッディーン=マフムードさまの太陽です」
ぶほうっと、心のうちの私が吹き出すが、決してそれを外には出さない。
それが、殿倉楓。
「いえいえいえいえ、そんな滅相もございません」
「いいえ、あなたはナーシルッディ
ーン=マフムードさまのアッシャムスです。これからも、ナーシルッディーン=マフムードさまを笑わせてあげてください」
✳︎✳︎✳︎
子ども会活動を行うボランティアサークルに所属する殿倉 楓(とのくら かえで)は、近所の子どもが起こした騒動に巻き込まれ、アラブのザイード王国のナーシルッディーン・マフムード王子の逆鱗に触れてしまう。
✳︎✳︎✳︎
読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-17 20:25:41
75861文字
会話率:48%
(こんなにも……俺はお前を、愛している)
全身が、泡立つような感覚。自分を作り上げる細胞の全てが、ニルヴァを欲しているのだ。
(ニルヴァ、他の男に渡したくない)
心が、危うさへと傾倒していく。
(俺の、……俺だけのものにしたい)
欲
にまみれていく自分を感じると、ラドラスはそんな自分を、心底恐ろしいと思った。
✳︎✳︎✳︎
乱暴者の第二王子ラドラスと青い瞳の第四王女ニルヴァは、人とは違う容姿から兄弟や周りからつまはじきに遭い、辛い思いをしながら生きてきた。乱暴者となり不器用に生きるラドラスと、みなに敬遠されながらも心の優しさを手放さなかったニルヴァ。そんなニルヴァを王女とは知らずに、ラドラスは暴力によって自分のものにしてしまう。
純粋で切ない恋、というのを目指したいです。終わりました。読んでくださった方がお一人でもいらっしゃるなら。心からの感謝の気持ちが届きますように。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 14:33:24
109726文字
会話率:36%
山田華火は、妹と共に異世界に召喚されたが、妹の浅はかな企みの所為で追放されそうになる。
そんな華火を救ったのは、若くしてシグルド公爵となったウェインだった。
ウェインに保護された華火だったが、この世界の言葉を一切理解できないでいた。
言葉が
分からない華火と、華火に一目で心を奪われたウェインのじりじりするほどゆっくりと進む関係性に、二人の周囲の人間はやきもきするばかり。
この物語は、理不尽に異世界に召喚された少女とその少女を保護した青年の呆れるくらいゆっくりと進む恋の物語である。
※アルファポリス様で先行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 11:00:00
214193文字
会話率:25%
交通事故の影響で世界がモノクロにしか見えなくなった冬野彩。彼女は人よりも世界を多くの色で見る夏木明季と出会い、惹かれ合っていく。そして二人はあらゆる色が混ざりながらも黒にならなかった虹色を知り、色と恋が溶けていく。
*全7話(2月4日中に
全て投稿します)*カクヨム様との重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 15:00:00
8238文字
会話率:69%