詩、掌編集
2023年8月からタイッツー(タイッツーID:@tokito_3ym1000k 刻斗.名義)とbluesky(ID:@tokito3ym1oook.bsky.social
三山千日名義)に投稿した詩、ショートショートをまとめた
ものを少しずつ公開しています。
私の"混沌"とした思考の中で"星屑"のように閃いたイメージを"拾い"、編んで形にした作品をお届けします。
不思議、ミステリアス、ホラー、色っぽい、可愛い、中には同性愛をほのめかす話など色々綴りましたので、気分転換にどうぞ。
[ご注意ください]
筆者が閲覧に注意が必要と判断した作品には、タイトル横に"※"付きで注意書きを表示しています。
注意書きに苦手な要素が含まれているようでしたら、
《ご閲覧を避ける(推奨)》
もしくは
《読者さまの"自己責任のもと"でのご閲覧(少しでも苦手と思われたら速やかにご閲覧を中断することを強くお勧めします)》
を読者さまご自身がお決めくださいますようお願いいたします。
なお、該当作品(注意書きのある作品)をお読みになった上で読者さまがご不快な思いをされましても、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 20:00:00
83190文字
会話率:17%
超能力者となった少年は指先が光るだけの能力に覚醒。
その日を堺に、追放されるようにムー大陸へと移住することとなった。
少年は皆で手をつなぎ合い、より良い明日を繋ぐため、出来うる手段を尽くして、友人を守り通す。
己の血肉を薪として暗闇を歩む超
能力者と、己の執着で世界を色付ける魔法使い達のお話。
彼らの人生を透かして、僕らの世界を省みよう。そこに、僕らが手を取り合う余地があるはずだ。
【どんな作品?】
とにかく膨大な風呂敷を広げ、画角を切り取って見せる物語です。
漫画はしんどすぎて無理でしたが、イラストなら出来ましたので挿絵などを使ってエンタメを意識して作っています。
風呂敷を畳むところまでを一気に出したくて、6万字あります。
ゆっくりご自分のペースでお読み下さい。
【テーマ】
キャラを知り、世界を知り、僕らを知り、人を繋ぐ物語。
Realize「気付き」Re:Arise「もう一度昇る」Real rize「現実を上昇させる」の三つのテーマを掲げて作っています。
【更新頻度】
別軌譚(別視点作品)含め、二ヶ月に一つを目処にして作っています。
保証するためのものではなく、だらだら作らなくなってしまわないようにしているだけです。
【レーティング】
界隈やサイトにより幅があるので難しいですが、少年誌レベルの事は発生し得ます。
致命的な描写は暈したり、絵にしないようにしていますが、微グロや色っぽいものはあるかと……!
現実に起こり得るものは描写するつもりで描いています。
【公式用語集wiki】
https://rearizedictionary.miraheze.org/wiki/%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86
もし良ければ読むお供にご利用下さい。
【文体・投稿について】
なるべく難しくない言葉でなるべく端的にを意識して書いています。
ハイスピードに展開するようになっています。
話の風呂敷が畳まれる所までを区切りと考えて作っていますので、一気に公開しています。
【メイン投稿先】
今できている分は全てpixivに投稿されています。
https://www.pixiv.net/users/87258152折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 13:04:52
59498文字
会話率:20%
仕事に疲れたボロボロアラサーOLの悠里。
遠くへ行きたい…ふと、現実逃避を口にしてみたら
自分の世界を建て直す人間を探していたという女神に
スカウトされて異世界召喚に応じる。
その結果、なぜか10歳の少女姿にされた上に
周囲の人達にかまい
倒される話。
ゆるふわ設定ファンタジーで、
時々ほんのり色っぽい要素が入るのを目指してます。
※同じ話をアルファポリス様でも執筆・掲載中です。
お話の進みはそちらの方が先行しています。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 07:00:00
2472473文字
会話率:22%
「目が覚めたら、美少女だらけの異世界で、告白バトルロワイヤルの参加者になってました——え、何それ?」
どこにでもいる(と思ってた)高校生、陽向(ひなた)はある日突然、空から降る光に連れ去られ……気づけば謎の闘技場に立っていた。
目の前には
、耳が長いエルフ、モフモフ尻尾の獣人、ツノ付きクールビューティ悪魔、そしてやたら色っぽい人魚族——美少女たちの異種族オールスター!
そこに現れたのは、恋と破滅の女神アモーラ様(自称:永遠の17歳)。
彼女が言うには、ここは「告白サバイバル・ラブアリーナ」
参加者は最後の一人になるまで恋愛バトルを繰り広げ、「選ばれし相手に告白して成功したら、どんな願いも叶えてあげちゃう!」
……って、どんなバトルロイヤルだよ!!
ただし、甘く見ちゃいけない。
告白失敗=永遠に帰還不可。
さらに戦いでは『恋愛ポイント』と呼ばれる謎のエネルギーを奪い合い、好感度がバフになったり、嫉妬でステータスがバグったり、感情むき出しの恋愛バトルが炸裂!
しかも、ヒロインたちはなぜか全員、陽向に好感度初期値高め!?
彼はこの異世界で、バトルして、デレられて、ときどき裏切られて、最後に本当に告白できるのか——!?
これは、恋する勇気とちょっとの戦闘力が試される、異世界ラブコメ・サバイバルゲーム!
異種族なんて関係ない!愛と欲望の告白バトル、開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 11:00:00
56288文字
会話率:57%
異端審問局のシスター・エレノアは、吸血鬼討伐を生業とする才腕の持ち主。高潔な信仰心と冷静な判断力を併せ持つ彼女は、異端審問局では「猟犬」の二つ名を与えられていた。
一方、異端審問官ブラザー・ギャラハッドは、豪胆かつ真っ直ぐな性格ゆえに「猪突
猛進の猪審問官」と呼ばれる男。エレノアを信仰の道へと導いた張本人でもある彼は、まさか自分が彼女に恋をする日が来るとは思ってもいなかった。
「互いに聖職者なのだから、この想いは許されない」――そう心に決めた二人だったが、皮肉なことに彼らは“アンラッキースケベ”の宿命を背負っていた。まるで神の試練のごとく次々と色っぽい事故が発生。おまけに周囲の者たちは何かと誤解し、妙な後押しをしてくる始末。
果たして彼らは「信仰」と「恋心」の狭間で揺れる感情に折り合いをつけることができるのか? それとも、どこかの吸血鬼より先に己の理性が滅びるのか!? 神と己の理性を賭けた、笑いとドキドキ満載のラブコメ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 00:00:00
239224文字
会話率:29%
両親を無くした俺を引き取ったのは、母の妹、つまり叔母だった。
母と違って注意力散漫。其れでもふとした時に見せる無表情が色っぽい人だった。
其れでも絶対に俺を子供扱いしない人だった。
アンタ、俺がどんな目で見てるか知らないだろ。
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
やっぱ、ショタの恋愛書くの向いてないよ……。
メンタルキリキリ言ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 10:19:25
1292文字
会話率:46%
ただいま僕は彼女に覆いかぶさられ、ゆっくりと間合いを詰められている。
普段の目立たないひっそりとした雰囲気からは程遠い、欲に率直な夜の姿。
でも……君は……トラウマを解消する為道具として扱ったの?
注意事項1
起承転結はありません。
短編
詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
不器用だなって思います。
でもこの不器用さが好きなんです。
仄暗い女ばっかりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:26:48
1141文字
会話率:48%
髪はセミロング、ぼんやりとした半眼で恍惚とした表情を浮かべている。敵味方関係なく、危険人物
そうして拘束具が外れた後に行われる鏖殺は、何時だってキチガイだった。
あぁ、でもこの光景に色っぽさを感じるのは、此方もキチガイだからか。
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
平面の狂人はどうしてあんなに色っぽいのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 12:20:01
1026文字
会話率:37%
『やっと幸せを掴みかけたのに、また私は選んでもらえなかった』
学生時代のお見合いは姉に負けてしまうし、王宮で侍女として王女のお輿入れについていくはずが、そこでも選ばれない……マリアナはいつも後一歩で幸せを掴み損ねる残念女子。
目の前の婚
約者は、幼馴染の公爵令嬢に目を奪われてなんだか色っぽいことを囁いている。
『もういいです。婚約解消しましょうよ』
踏ん切りをつけたい、自立女子と、慌てて後を追いかける騎士のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 11:17:34
107725文字
会話率:22%
侯爵令嬢ユリア・ヴェルマルクは、正体不明のエッセイスト『レディ・ファントム』でもあった。
普段はお行儀のいい侯爵令嬢として猫を被りつつ、夜な夜なインモラルな仮面舞踏会に足を運び、そこで繰り広げられる軽薄な男女の愛を観察していた。
ある日の
仮面舞踏会でいつものように人間観察していると、仮面越しでもわかる気品溢れる男と目が合う。
「……って、私の婚約者じゃない!!」
え、婚約者様、何でこちらにいらっしゃるの? さては不貞目的ですねわかります。なら、戦争ですね受けて立ちましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 11:13:30
14784文字
会話率:38%
擬人機械(ロボット)を作るのを夢中する少年-左門トオルは高校三年生最後の時期に家で篭って、ある日に学校で人気が高い優等生美人、内穂依織が訪れてきた。二人はアトランス界にあるエリートウィルターを育つ機構、セントフェラストの入学試験を合格した
。
父が重罪を犯したにより指名手配されて、母の正体が不明、幼い頃から叔父の家で育ちされたトオルは17年間に過ごした灰色っぽい生活を告別し、依織と他の同期新入生と共に新世界へ行く。入学する前から事件に巻き込まされた新入生たち、そして、トオルが次々とトラブルで自らが知らない自分の真実を知っていき、彼は「自分の未来が自分で創る」と信条を持って、物知らない新世界をチャレンジし、自分と似ているハーフの人たちに救い道を歩く。
SF×ファンタジー×王道バトルを編み立って出来た一つ作物語りが始まる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:02:12
433935文字
会話率:53%
獣人族フェネットの姫君フェリチェは、成人と同時に結婚の約束までしていた人間の男に、しょっぱい失恋をしてしまう。
「もう人間のオスなんて信じない!」
卑屈になりかけるも、一族に伝わる「愛の深い番〈つがい〉から強い子が生まれる」という伝承を胸に
、真実の愛を求めて、いざ花婿探しの旅へ!
ところが渡航先では初日から危険な目に遭ってしまう。危ういところを人族の青年に救われ、なんだかんですっかり餌付けされてしまうフェリチェ。
もふもふ姫の運命や、いずこーー?
※婿探しと言いつつも、これはヒロインとヒーローがいい感じになるまでの、ほのぼの日常物語です。
※ドロドロ・ハラハラとは無縁なので、「難しいことは考えたくない」「安心してキャラクターを追いかけたい」方におすすめします
※色っぽいことをしているわけではないのに、何だかドキッとするようなラッキースケベ的ラブコメです。R15は保険です。
可愛いとキュンとドキドキをお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 16:08:47
100159文字
会話率:50%
ふと寂しくなる。イケもふと触れ合うゲームアプリを久しぶりに起動して、アップデダウンロードを待っていれば、道の隅っこに黄色っぽい鳥を見付けた。フェンスに翼が引っかかっているところを助けると、トラックが酷い音を響かせて突っ込んで来た。そして、異
世界へ。見覚えのあるイケもふ。
ともに異世界を生きるが、少々イケもふ達はヤンデレ気味で……?
その上、自分は金色のもふもふの鳥(ぴよこ)に!?
【誕生日(8/4)記念作品】
(アルファポリスサイトにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 14:08:00
67327文字
会話率:38%
「お前との婚約を破棄する!!」この国の王太子が、婚約者である聖女に婚約破棄を叩きつけた時、王城の端にある監視の塔の住人、千里眼の魔術師・レイフは悲鳴をあげていた。「なんで!?聖女にこの国に留まってもらう為にお前は餌だっつったろーが、このゆ
るふわ脳内お花畑下半身野郎!!」国の平和の為には、聖女は不可欠。魔術師はぎゃんぎゃんけたたましく悪態をつきながら、現場にいる部下にSOSを求めた。「お願いヴィオラちゃん!なんとかして!」
このお話は、王城の治安維持が役目の童貞魔法使い(ダブルミーニング)とその部下の色っぽいネーチャンがせっせとトラブルを解決する話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 21:55:25
92747文字
会話率:37%
動物をモフることと二次元にしか興味のない主人公が、ご都合主義なようで地味に世知辛く、でも肝心なとこはやっぱりご都合主義な異世界に飛ばされて、ケモミミ少女や獣と共に四苦八苦するお話。
そのうち人化しますが、ずっと人化しっぱなしになったりはせず
、割合としては5:5の予定です。
予定は未定です、割合は(作者にも)予告なく変更される事があります。
今のところ、クーデレな狼、姉属性の狐、ツンデレ猫が出てます。多分まだ増えます。
注意 主人公は基本無双したりしません。登場キャラの過半数は人外です。物語が進んでも人間嫌いはほぼ改善されません。色っぽいお姉さん系の登場は絶望的です、他を当たりましょう。ロリに手を出したり出さなかったりします。以上、注意という名の予防線でした!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 16:14:07
350416文字
会話率:46%
山奥で仙人になる為に修行を続ける青年。
世俗を離れ、煩悩を捨て、仙人になろうとする彼の元に、天女が舞い降りて来る。
無邪気で色っぽい彼女の自称お手伝いと言う名の妨害に耐え、彼は無事に仙人になれるのだろうか!?
最終更新:2024-03-25 20:11:55
16369文字
会話率:52%
魔族――全員男。国名:魔帝国。
人間――全員女。国名:人王国。
両国は、長年戦争を繰り返して来た。
〝魔法が使えて、身体能力も高い〟魔族に対して、人間は魔法が使えず、身体能力も低い。
その結果――
人王国は、滅亡寸前に追い込まれた。
が、ある時。
戦場にて偶然目撃した光景により、魔族本人たちですら気付いていなかった〝ある事〟に、人間側が気付いた。
「あれ……? もしかして魔族って、〝弱点〟がある……?」
――そして。
国家の存亡をかけた計画が立案された。
それが、『異性にときめく(キュンとする、またはドキドキする)と消滅するという魔族の弱点を突くために、魔帝国に〝美女ナース〟を送り込む(通称、【ときめき虐殺計画】)』というものだった。
そこで選ばれたのが、二十歳のリヴィ――千年に一人と言われる絶世の美女だ。
ナースとしての才能は皆無でありドジでハプニングを起こしまくる彼女だが、底抜けに明るく、前向きで、「怪我や病気を治して、患者さんの苦しみを取り去ってあげたい!」という気持ちは誰よりも強く、その情熱は本物。
何も事情を知らないリヴィは、「私が人間と魔族の架け橋になるんだから!」と、両国の和平実現を願い、魔族を次々と治療(殺害)していく。
そんなリヴィの世話係のショタリフは、まだ十歳の魔族で、背が低く、声も高い。
異性を見た事が無かったショタリフだが、〝危険察知&回避能力〟に長けており、リヴィの(無自覚な)色っぽい言動(攻撃)に対して、死を回避する為に、毎回全力を尽くす。
これは、ポンコツ美女ナースであるリヴィが、(無自覚に)ショタ魔族を誘惑しつつ、ついでに(無自覚に)活躍して、魔族の数を激減させて、堪らず魔族が人間側に対して和平を持ち掛け、世界に平和が訪れるまでの、ゆる~いラブコメ(になる予定)である。
(※基本的に、毎週一回、金曜日の18:00~23:00の間に、更新していこうと思います。宜しくお願いいたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 21:35:23
114450文字
会話率:43%
ワケあって、ちょっとおっかなびっくり生きている娘が、めちゃくちゃ色っぽいワケありのイケメンに嫁ぐ物語です。
藤村彦乃は18歳。質実な家の娘。
堂本穂波は29歳。伯爵家から独立し、華族の身分を捨てた平民。妻に先立たれ、3歳の息子・雪を育てて
いる。
穂波は、貿易商に化けている悪魔・斎門匠(サイモン・タッカー)に雪を人質に取られ、奴隷同然に使役されている。
彦乃と穂波は伯爵家の観桜会で出会い、互いに相手を強く意識するようになる。
だが、帝都には魔女ミリセント、死神ホリデイなど、魔の者たちが次々に現れ、斎門と絡みつつ、彦乃と穂波を翻弄する。斎門は、ある考えから、二人を強引に結婚させる。
彦乃を自分の運命に巻き込んでしまった。そう悩む穂波は、婚姻後も、婚約者同士として暮らすことを提案する。
※過去に投稿した作品を加筆修正した改稿版です
※カクヨム、エブリスタにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:35:32
360718文字
会話率:40%
聖女アプリリスは現在逃亡者である。逃亡者である彼女を守るのは、聖女を守る任についていた聖騎士クライン・ジアーナ。金髪碧眼の彼は自分までも手配犯の身に落されながらも、聖女アプリリスを身を挺して守ってくれる。どうしてアプリリスが色っぽい乙女じゃ
ないんだろう、そう愚痴りながらでもあるが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 11:17:03
136348文字
会話率:37%
虹の橋を渡った愛猫が、六匹の子猫になって今日戻ってきた。 けれども、どことなくの面影はあるものの、天寿を全うした〝大福〟ではなく、よく似た子猫たちで、なにか違うというふわっとした感覚と可愛さで天秤がしなる音が心の中でしたようだった。
部屋と言うのにはやや手狭な納戸の四方は棚が占拠していて、そこには銀色の筐体になにやら数字やボタンが並んでいる操作パネルらしきのが着いている機械や、水槽を逆さにして照明を付けたかのような機械の中に、ビーカーや試験管などが並び、日が長くなったと言え、春先の夕方は暗くなるのが早く、その部屋の煌々(こうこう)とした明かりと合わせ、なにやら世の中から完全に浮いているように感じた。LEDの純白に近いような照明で部屋中を照らし、その中の大ぶりなジャムの瓶みたいな容器の中に薄桃色っぽい色合いの液体が入れられ、そこに五〇〇円玉ぐらいの大きさの四角い透明な幕が浮かんでいる。 規則正しくヒクヒクと動き、なにやら切手とクラゲを足したような感じだが、これが〝大福の一部〟だと言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:13:11
12144文字
会話率:2%
「勝負をしなさい!」と次期公爵に嫁入りしたばかりのエリナーレは叫んだ。よりにもよって新婚初夜のそのベッドの上で……。最強の騎士団長と最強を目指す女性の勝負の物語です。少し色っぽい(直接では無い)シーンがありますのでご注意下さい。R15くらい
?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 18:20:09
16977文字
会話率:35%
ディアンドラ・ヴェリーニは色っぽい子爵令嬢である。
でも女性であることで得したことなんてほとんどない。
何も悪いことしていないのに、男性を誘っている、いやらしい、ふしだらだと言われ
女性からは嫉妬され嫌われる。
……本当は真面目でピュアな女
の子なのに。
経営不振の実家の領地を立て直そうと頑張るが、男性は皆ディアンドラのことを
「ただのエロい女」としか見ていないため、まともに話も聞いてもらえない。
弱みに漬け込んで体の関係を迫るようなクズ男ばかりだ。
そんなディアンドラは女ったらしのロバートと知り合う。
最初は下心しかないロバートだったが、ディアンドラを知るうちに
噂とはだいぶ違うことに気がつき少しずつ惹かれていく。
男性不振のディアンドラも徐々にロバートに心を開いていき…………。
ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 00:30:58
95321文字
会話率:24%