異端審問局のシスター・エレノアは、吸血鬼討伐を生業とする才腕の持ち主。高潔な信仰心と冷静な判断力を併せ持つ彼女は、異端審問局では「猟犬」の二つ名を与えられていた。
一方、異端審問官ブラザー・ギャラハッドは、豪胆かつ真っ直ぐな性格ゆえに「猪突
猛進の猪審問官」と呼ばれる男。エレノアを信仰の道へと導いた張本人でもある彼は、まさか自分が彼女に恋をする日が来るとは思ってもいなかった。
「互いに聖職者なのだから、この想いは許されない」――そう心に決めた二人だったが、皮肉なことに彼らは“アンラッキースケベ”の宿命を背負っていた。まるで神の試練のごとく次々と色っぽい事故が発生。おまけに周囲の者たちは何かと誤解し、妙な後押しをしてくる始末。
果たして彼らは「信仰」と「恋心」の狭間で揺れる感情に折り合いをつけることができるのか? それとも、どこかの吸血鬼より先に己の理性が滅びるのか!? 神と己の理性を賭けた、笑いとドキドキ満載のラブコメ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:00:00
116619文字
会話率:30%
帝都大神殿の司祭長ミエラは、異端審問局局長から収穫祭での仮装大会を止めさせるよう圧力を受けていた。
しかし、かわいい娘が仮装大会に参加するつもりだと聞くと黙って従うわけにはいかない。
なんとか上からの圧力をかわし、仮装大会を実施させなくては
!
2020年のハロウィンに合わせて書いた、異世界でのハロウィンもの。
この作品はライトノベル作法研究所にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 22:21:50
7857文字
会話率:53%
エルーシャ=ディア・アルフォンスは、行き遅れの20歳。いく先々で不幸に見舞われる彼女についたあだ名は不幸姫だった。けれどそんな彼女に、ずぶ濡れの少女を拾ってから、転機が訪れる。少女は記憶喪失で、シャナという名前をもらい今日も公爵邸で侍女見習
いとした働く。
全ては出会うことのない2人が出会ったことで、世界は大きく揺れ動く。
そんな後に妖精姫と呼ばれる不幸姫と、天使と呼ばれる少女の2人が幸せを掴むまでの話。
わりと作者は大雑把なので、急な話の展開を繰り広げます。苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 16:31:22
22903文字
会話率:31%
異世界の神々の尖兵(せんぺい)として、異世界から転移や転生してくる異端の勇者や聖人、それから聖女に魔王などの幼生体を狩ることを生業(なりわい)としているヨハネ・パブロフ神父の活躍を描いたダークファンタジーです。
ヨハネ神父は、神託の聖
女エメリア様からの下知(げち)により、『悪魔』とか『悪魔憑(つ)き』と称される異世界の尖兵を狩っていきますが、時には大神たるラグラナ様から『封印の神器(じんぎ)』が授けられ、チートな記憶や能力を封じて見逃すこともありました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 00:00:00
3554文字
会話率:44%
異端審問局。
己のエゴを貫き通す、それ以上でもそれ以下でもない。
正義のあり方を持ったやつらが集まった場所。
少年、ユヅル・ハイドマンは異端審問局に所属し、その中でも十三人しか名乗ることを許されていない執行官。
それなのに、いきなり日本
の学校に通う羽目に。
本当に、どうしてだろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 16:34:09
259899文字
会話率:60%