時は大正。
元暗殺者の青年・琥春は、空腹で倒れた所を神職者で除霊師でもある榊浦良に助けられる。
浦良は、衣食住を提供する代わりに自身の仕事を手伝うよう琥春に提案する。
そこに新米職業婦人のひよりも加わり、三人は憑き物落としに挑んでいくが…。
わんこ系元暗殺者 × 気難しいツンデレ神職者 × 健気で気弱な才女。凹凸トリオの怪奇譚が幕を開ける。
参考文献
憑き物(怪異の民俗学) 小林和彦責任編集
創作のための呪術用語辞典 えいとえふ 著
日本怪異妖怪大辞典 小松和彦 著
じぶんでできる浄化の本 神人 著折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:06:03
84518文字
会話率:42%
神奈川と山梨の県境にひっそりと存在する霧深き村――霧降村。
かつて“祟り”の名のもとに封じられた香の技術が、いま再び命を奪い始める。
私立探偵・神代慎は、奇怪な変死事件の裏に潜む“香による記憶操作”の痕跡を追い、村に隠された禁忌の真実へと迫
る。
科学と信仰、記憶と幻想が交差する中、浮かび上がるのはかつて失踪した少女・香月真緒の影。
そして、彼女が残した“香の遺言”を継ぐ者の存在。
香りは祈りか、呪いか――。
◆登場人物
神代慎:元刑事の私立探偵。化学の知識で不可解な事件を読み解く。
橘颯:法学専攻の助手。冷静だが情熱的な一面を秘める。
宗方智尋:村の神職を継いだ青年。信仰と理性の狭間で揺れる。
香月真緒/香月透:かつての巫女候補。消えた少女が遺した香の記憶とは?
本格推理×怪奇幻想×サイエンス。
霧と香に包まれた祟りの村で、神代探偵が“記憶の毒”を暴き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
13112文字
会話率:27%
その日、最強の殺し屋は――雨の日の川で、あっけなく死んだ。
……と思ったら、目覚めたらまさかの赤ちゃん!?
おむつ、ミルク、そして謎の周囲の崇拝。
「……え、私なんかした?」
何もわからぬまま「聖女」と呼ばれ、周囲が勝手に盛り上がる中
、元殺し屋は思った。
「とりあえず、状況を整理させてくれ」
これは、殺し屋だった少女が、転生先で“神職の聖女”になった結果――
真反対な元殺し屋が人々に崇められながらも、割と自由に生きていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:25:19
2483文字
会話率:34%
この世には無数の宗教が有り、無数の神話がある。当然神様だって無数にいる。
だけど俺が出会ってしまったのは、はたして神ともいえない存在だった。始まりの吸血鬼を名乗るのはどうみても金髪女子高生。めっちゃ可愛いし、足はスラッと長いし、いい臭いする
し、やばいこれは好きになりそうだ。
各種世界の神様達と繰り広げるドタバタラブコメです。どんな感想でもいいんで送って下さい、お願いします。
週一更新を目指しますが、早く書けたら上げるようにします。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・ 名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:20:00
29351文字
会話率:49%
和紙作りが主要産業の静かな町・**楮(こうぞ)の里**。町の中心にある古社「楮神社」に、新たな宮司として無道刹那(むどう・せつな)という20代半ばの青年が赴任してきた。
刹那は元々この町の出身だが、幼い頃に両親を事故で亡くし、神職であ
る祖父・無道厳(むどう・いわお)に引き取られ、遠くの町で育った。祖父から厳しい神道の修行を受け、若くして宮司の資格を取得している。
**物語の展開**:
刹那は幼馴染の千石いちごと共に町で起こる現象にに巻き込まれていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:00:00
19578文字
会話率:56%
若き神職たちが、霊の声に導かれ、不可解な事件の真相を追う──大正怪異譚。
最終更新:2025-07-15 19:40:00
6499文字
会話率:40%
月の影より現れし“月鬼(げっき)”――
それは、神代の昔より忌まれ続けた、闇の化身。
異能者を育てる“桜嶺学園”に編入することになった少女・皇 郁桜(すめらぎ いお)は、自分が“神の器”であることも、前世で月鬼を封じた巫女の生まれ変わりで
あることも知らない。
寡黙な青年・司狼、太陽のような妃奈、書物好きの久遠、神職の家に生まれた燈眞。
彼らとの出会いが、彼女の眠れる力と記憶を呼び覚ましてゆく。
――かつて失った「誰か」を、もう一度守るために。
運命が再び“月”を廻るとき、神々の記憶を継ぐ者たちの戦いが始まる。
そして、その果てに待つのは、戦いか、恋か、それとも――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:00:00
13668文字
会話率:31%
「水を与えれば、神は眠る」——
毎年、夏になると誰かが消える山間の街・御影町。
取材で街を訪れた大学生・瀬川蓮は、どこか影を落とした少女と出会う。
赤く濁る水道水。夜ごと響く“誰か”の声。
神社の奥には、封印された井戸と「神の器」が存
在していた。
だがそれは、信仰などではない。
街を牛耳る市長と神職たちが作り出した、
“人柱”と“殺人”を正当化するための偽りの信仰だった。
土砂崩れ、雨、儀式——。
この街の水は、もう濁っている。
最後に命を捧げた者の祈りは、
少女の手によって、物語へと変わっていく——。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 06:30:00
2370文字
会話率:46%
東京で暮らしていた仲宗根 陽翔(なかそね はると)は、祖母ツルの訃報を受け、故郷・沖縄へ帰郷する。長年離れていた故郷の空気はどこか懐かしいはずなのに、陽翔の心には違和感が残っていた。
実家で出迎えた母の仲宗根 由美(なかそね ゆみ)や妹の
仲宗根 璃子(なかそね りこ)と再会するが、璃子から思わぬ言葉をかけられる。
「にぃにぃ、マブイ落としてない?」
沖縄には、人は強い衝撃や驚きを受けたとき、魂(マブイ)を落としてしまうという言い伝えがある。そして、落としたマブイを拾いに行かなければ、心や記憶の一部が失われたままになるというのだ。
祖母の死をきっかけに、陽翔は自分の記憶に空白があることに気づく。そして、幼馴染の喜屋武 真帆(きゃん まほ)とともに、記憶を取り戻すための手がかりを探し始める。
そんな彼らを、影から見守る存在がいた。神職見習いの南風原 美琴(はえばる みこと)。彼女は、祖母ツルの死の裏に何かが潜んでいることを察し、密かに陽翔たちを助けようとしていた。第二章では、彼女が持つ霊的な力「魂揺らし(たまゆら)」を使い、陽翔たちを不可解な影の襲撃から守る。
旅の中で、陽翔は祖母の遺した「マブイグミ(魂迎え)」の儀式や、沖縄に隠された戦争の記憶、家族にまつわる秘密と向き合うことになる。
マブイを失った陽翔が辿り着く真実とは。そして、祖母が遺した本当の願いとは——。
沖縄の自然と伝承を背景に描かれる、魂の再生の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 20:00:00
73950文字
会話率:32%
「お前の職業はノービス。育成失敗だ。パーティからは抜けてもらう」
仲間だと思っていた者たちに、主人公ユウは追放を言い渡される。
職業“ノービス”──すべての成長率が最低、スキル取得不可、武器適性もなし。
初心者用の捨てジョブとして知られ、
誰からも見向きもされない最弱職。
だが、ユウは知っていた。
このノービスには“とあるバグ”を使えば、全職業のスキルを一時的に模倣できるという裏仕様が存在することを──。
絶望の中、偶然出会ったのは、神に選ばれし存在である“神職”の少女・リア。
孤独と迫害の中で傷ついていた彼女を助けたことをきっかけに、ユウは“ノービスの力”と“知識”を武器に、彼女と共に冒険を再開する。
レアドロップ、スキル融合、スキル構築の裏仕様、ステータスの隠し補正──
育成失敗扱いされたノービスが、やがて全職業を凌駕する“最強の万能職”として覚醒する!
だが彼の快進撃は、かつて自分を見下していた元仲間やギルド、そして世界の秩序にすら影響を与えていき──
追放された少年と孤独な少女の“反撃と逆転”の物語が、いま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 23:27:03
85653文字
会話率:43%
小さな村の神主の家に生まれた私。年を重ねた今、自分自身もまた女性神職として、生まれ育ったお宮に奉仕をしています。神職の奉仕の中でのさまざまなエピソードや、幼い日の想い出、また時々気まぐれに顔を出す猫たちとのふれあいなどを書いていきたいと思い
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 23:13:30
32809文字
会話率:9%
・山奈荷葉 本作ヒロイン。双子の姉で亡き菊花として実家の神社を継ぐ。
・土師龍樹 荷葉の従兄弟。同い年で陰陽師の血を引く。
・薫衣大弁財天社 胎児の魂を喰う鬼神という言い伝えがある。
◆両親と姉を事故で亡くした荷葉は神職を継ぐため全寮制の
学院で二年間学び神社を守る叔母夫妻の待つ実家へ帰還した。
◆実は荷葉は事故の時に警察消防病院の全てから亡くなった双子の姉の菊花と認識されており、自身も暫く意識がなく訂正する機会を逃したため菊花として生きることを強いられていた。
◆ある日、能楽師が例大祭の番組選びの為に訪れるが、その席で風に煽られた神社所有の装束が切り裂かれた上に面が突然割れてしまう。何かを察した能楽師に彼が能楽部の顧問を務める大学への進学を勧められ、断る理由もないことから猛勉強の末に大学へ進学することになった。
◆だが迎えた入学式後にトラブルに巻き込まれる。早速仲良くなった友人に誘われ取り壊しが決まっている建屋に肝試しと称して忍び込んだものの先輩に見つかってしまったのだ。その先輩は能楽部の女子部員で、まるで荷葉に遺恨があるかのように責め立てるが学生会長が現れその場を仲裁する。その学生会長は荷葉の従兄弟の龍樹だった。
◆そのトラブル以降荷葉の周囲で不可思議なことが起こり始め、それは徐々に大事へと発展し遂には怨嗟の声が荷葉の脳内で響く。その声は双子の妹の菊花のもので荷葉は精神的に追い詰められ学内で倒れてしまった上、従兄姉の龍樹に菊花ではなく荷葉であることを指摘される。漸く菊花の呪縛から解放された荷葉は龍樹にこれまでの経緯を打ち明けた。
◆次第に強くなる怪異は三年前の事故に原因があると考える荷葉だったが、それは単なるきっかけで深い元凶があると指摘する龍樹の言葉にも一理あると考え家の歴史に向き合う。
◆だが、閉ざされた人生を取り戻そうと決意した矢先に神域であるはずの場が地揺れに包まれ、荷葉は菊花の姿をした魔障のモノの手よってそこには存在しない深海へと引きずり込まれる。荷葉が死を覚悟したその時、九字を切る龍樹の声が響くのと同時に白刃の光が菊花の身体を貫き彼女は消滅した。
◆その夜、荷葉の夢に菊花の顔をした辨財天が現れ真実を話して消えていく。荷葉は菊花の思いと辨財天を守ることを誓うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 10:49:39
126395文字
会話率:40%
村のはずれで神職は女の子を拾います。
その女の子は不思議な力を持っているようでした。
ある日村が危機に襲われようとしていました。
神職は村を飛び出した女の子を連れ戻そうとしますが・・・
最終更新:2025-04-25 20:15:52
2957文字
会話率:31%
出会い(璃桜Ver)
桜の花が散る中にとても綺麗な人が手を伸ばしていた。
その人は偶像を地上に残し、虚像が空に飛び出し桜の花に溶けて消えるようだった。
消えて欲しくなくて、僕は思わずその人の手を掴んでしまった。
驚いた表情のその人は僕の手
を振りほどき、校門の中へと消えていった。
―― しまった。入学早々、いきなり変な行動を取ってしまった。 ――
僕・千義璃桜は妖が視える。幽霊とも話すことができる。
そして、多くの神の加護を持っている。
祖父と叔父は神職(陰陽師)として働いており、
姉も神職に就くべくその方面の大学へと進んだ。
そして、弟の桜珠は化け猫“ロウ”の新しい主人となった。
化け猫の転生恩返しで成長した 璃桜の別のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 13:19:11
10609文字
会話率:30%
――葉山鹿乃子の初恋は、幼稚園児の頃。相手は坂上馨くんという。
地味系神職男子×パワフル幼馴染の長い月日の恋物語。
■登場人物
葉山鹿乃子:パワフル活発少女
坂上馨:鹿乃子の幼馴染。未来の鹿乃子の結婚相手。
※この物語は短編連作「花の声
をきく」のスピンオフ作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 20:00:00
38343文字
会話率:29%
王家には神に愛された徴である、美しい瞳の赤子が生まれる。
金色に輝く虹彩が、まるで太陽のように美しい太陽の瞳。
光の下では静かな青白い輝きが、夜や屋内では強い輝きを放つサファイアのような青になる月の瞳。
太陽や月ほどではないが個々
人様々な色に輝く星の瞳。
そして神職についた王族に顕れることの多い、多くの色を備えて美しくきらめく虹の瞳。
総称して『空の瞳』と呼ばれるそれは王族にのみ時折あらわれる、神の愛の証。
その瞳を持つ子どもが最後に生まれて200年以上たった現在。
国境近くの森にある村の孤児院で、目の見えない少年が暮らしていた。
ある朝、少年は突然、同じ孤児の仲の良かった少女に将来の約束を迫る……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 16:06:04
2287文字
会話率:27%
10歳になった川崎 胡桃。
神の職業、神職の“聖邪の巫女“に適性しているか審査を受けると、なんと適性していて、聖邪の巫女に⁈
友情あり!恋愛ちょこっとありのハイファンタジー!
最終更新:2025-01-29 07:34:05
405文字
会話率:13%
小夜は神職の実父と義母と腹違いの妹の家庭で、虐げられて育つ
許嫁の杉本と結婚したものの子が産めないという理由で、小夜は離縁されしまう
実家に居場所もなく、吉原に売られそうになり小夜は途方にくれた
そんな時、神職華族の犬神家が、子の産めない
小夜を嫁に欲しいという
当主の恭一郎は美男で若きエリート軍人
とんでもない格差婚に小夜は離縁前提なのではと疑う
不遇な小夜と恭一郎の不器用な恋のお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 08:10:00
102243文字
会話率:38%
小学1年生の柿谷沙奈は、亡くなった祖父の葬儀に出席するという両親に連れられて山間にある本家を訪れた。途中の道すがら、子ぎつねと子だぬきを見かけた。街で育った沙奈は野生動物を珍しく思いながらも、父親の実家である本家を前にその立派さに驚いた。
柿谷家は土地神を祀る神社の神職でもあり、地元住民との間を取り持つ総代でもあった。総代とは土地神の守り人の役目もあり、葬儀は一週間もかけてさまざまな儀式を行うことになっていた。
様式に則った儀式やその準備に7歳の沙奈が手伝えることはなく、年の近い従弟の利都とはなぜだか仲良くなれず離れ屋でひとり暇を持て余していた。
そんなとき、一匹の子ぎつねが姿を現して仲良くなった。言葉も話す子ぎつねアキが案内してくれた林の中に、老松御殿と呼ばれる屋敷があり、そこで老松さまと出会った。
このことは絶対にだれにも話すなというアキとの約束を守る沙奈。
そして夜を通して老松御殿で行われる儀式の間、困っている儀式の客の道先案内人を始めたアキと沙奈、狸族の子、チカの3人。
調子に乗った3人はお困りごと解決処『狐狸ん堂』を結成するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 17:00:00
57931文字
会話率:52%
作者がある書物に出会って人生が変わった話。その書物は神職に神が書かせたものだった。神が書かせた書物を解読して沢山のことを知り作者は未来に起こる地球の大掃除を知る。
最終更新:2025-01-17 22:30:00
9202文字
会話率:1%