ひょんな事から仲間のあやかし達と共に、異世界フラヴェールにやってきた、心優しい神職の青年、織部神也。
九尾の妖狐、玉藻。鴉天狗の鴉丸。ろくろ首の六花。雪女の雪《せつ》。伝説の怪異、メリーという、彼を慕い仕えるもののけ達の力を借り戦う彼は、
残念ながら自身が未熟な神職だと思っていたのだが。
彼が唯一使える神術は、この世界では聖者でなければ使えない、奇跡の力だった。
神也に助けを求めた声の主を探すため、癖のある最強のあやかし達と、勇者の末裔であるセリーヌと共に、冒険者として旅をする事にした一行。
試験を突破し晴れて冒険者となった彼等。
だが、一悶着あり普通では与えられる事のない最低ランク、Gランクが与えられてしまう。
それでもめげる事のない神也達。
彼等は冒険者パーティー『百鬼夜行』を結成し、己の逆境を跳ね返し、多くの人々を助け名声をあげていく。
神也とセリーヌ。
そして、最強のあやかし達の冒険の先に、神也に助けを求めた者は現れるのか。
優しさ溢れる破天荒な異世界冒険活劇、ここに開幕!
※本作は三人称神視点でお送りいたします。
※タイトルの割に、やや描写がエグいシーンがある作品になっております。
完全マイルドな描写をご所望の方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
49364文字
会話率:38%
成宮智恵は、幼い頃から『人ならざるもの』が見えた。
先祖は遠い昔、関東K県の足濱山で悪行の限りを尽くした悪鬼・足濱童子を封印した伝説の神職・成宮智嗣で、今も実家の神社では智嗣を奉ると同時に、封印を維持し続けている。
ある夜、会社の倒産で職
を失った智恵は、お別れ会の帰りに車に轢かれそうになったところを、日本人離れした風貌の青年・湊に助けられる。
彼は命を救ってくれただけでなく、無職になった智恵に仕事まで紹介してくれた。
もらった名刺の場所に行ってみれば、そこは妖怪・幻獣・幽霊・稀人の生活をサポートする『異類生活支援案内所』という組織だった。
所長の珠緒は絶世の美女だが、その正体は九尾の狐、そして湊は人狼と人間のハーフ、つまり半妖だった。
珠緒が言うには、智恵は世にも珍しい『異類との親和性が異様に高い人間』=『異情共親者』らしい。
貴重な人材を手放したくない珠緒から、是非働いてほしいと請われ、あれよあれよという間に就職が決まる。
日本三大怪談に登場する幽霊三人娘に日々振り回されたり。
平安時代からタイムスリップしてきた在原業平の元カノと仲良くなったり。
走欲を持て余すグリフォンのハーフ男子の悩みを解決したり。
智恵はその能力と人柄で、瞬く間に異類たちの信頼を勝ち取っていく。
しかし実は智恵の能力は、彼女の出自が大きく関わっているようで――
***
昨年のキャラクター小説大賞(角川)の一次選考通過作品を修正加筆しました。
子どもが亡くなる描写があります。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:55:42
39109文字
会話率:42%
辰巳 藍は23歳。 大学は卒業出来たものの、生まれつき虚弱体質の為何処にも就職出来なかった。虚弱にも世間では限度があるらしい。
不憫に思い祖母が宮司をしている白彦神社に、巫女として就職することとなる。
白彦神社は白竜を古代から祀り崇敬
神社として、現代では衰退する地域の神社の為、氏神神社の役目も担う。
世間では珍しい女性の宮司だが、瀧野家では男子が産まれず代々女性が宮司を務めている。
祖母 千種が宮司だが次期宮司予定の伯母 翠に男子が授かり神職の資格をとり、後々後を継ぐ予定だ。
白彦神社には、神隠しの伝承があり、寝物語に祖母から従兄の浅葱と聞いていた。
神隠しの話は、瀧野家だけでなく古くから付き合いがある、香山家でも言い伝えられていた。
そんな藍の周りには過保護を拗らせた、保護者たちが沢山いて、虚弱さゆえに仕方ないと半ば諦めていた。
そんな時、藍は白彦神社の御神体により異世界へと転移させられた。
転移させられた場所が、祖父がいるというカーディナル王国だった。出会えた祖父は藍に借金のカタに側にいることを命じる。
虚弱だが、やる気はある藍が借金を返済して元の世界に戻ろうと頑張るお話です。
「虚弱体質巫女ですが 異世界を生き抜いてみせます」の続編となります。
目に止めて読んでくださる方々へ
このお話は、主人公のもって生まれた虚弱体質故の悩みや、環境などを展開していくお話です。
外見的には、わからないことや視覚的に分かることなどをお話の中に構成として入っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 23:31:11
311042文字
会話率:45%
辰巳 藍は23歳。 大学は卒業出来たものの、生まれつき虚弱体質の為何処にも就職出来なかった。不憫に思い祖母が宮司をしている白彦神社に、巫女として就職することとなる。
白彦神社は白竜を古代から祀り崇敬神社として、現代では衰退する地域の神社
の為氏神神社の役目も担う。
世間では珍しい女性の宮司だが、瀧野家では男子が産まれず代々女性が宮司を務めている。
祖母 千種が宮司だが次期宮司予定の伯母 翠に男子が授かり神職の資格をとり、後々後を継ぐこととなる。
祖母 伯母 従兄に構われて、学生時代は神社の繁忙期だけアルバイトをした経験上、巫女採用となる。
藍の周りは過保護を拗らせた、保護者たちが沢山いるが、虚弱さゆえに仕方がない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 23:00:00
321766文字
会話率:41%
この世には無数の宗教が有り、無数の神話がある。当然神様だって無数にいる。
だけど俺が出会ってしまったのは、はたして神ともいえない存在だった。始まりの吸血鬼を名乗るのはどうみても金髪女子高生。めっちゃ可愛いし、足はスラッと長いし、いい臭いする
し、やばいこれは好きになりそうだ。
各種世界の神様達と繰り広げるドタバタラブコメです。どんな感想でもいいんで送って下さい、お願いします。
週一更新を目指しますが、早く書けたら上げるようにします。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・ 名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 14:55:29
21591文字
会話率:52%
東のエデンという組織に属している東方にある日ノ本という国出身の魔女は西方でアロマを使った治療を行いながら、神道の神職としてシーリー・コート(良き妖精)と関わりながら生活していたが、定期的に東のエデンからの依頼をこなしていく中で静かな生活が変
わっていき、
魔女の深く深く海の底に沈めたはずの記憶の欠片が流れ着いて
自分が何者なのか、何をするべきなのかを知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 11:53:54
12131文字
会話率:28%
小さな村の神主の家に生まれた私。年を重ねた今、自分自身もまた女性神職として、生まれ育ったお宮に奉仕をしています。神職の奉仕の中でのさまざまなエピソードや、幼い日の想い出、また時々気まぐれに顔を出す猫たちとのふれあいなどを書いていきたいと思い
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 23:07:08
30064文字
会話率:9%
出会い(璃桜Ver)
桜の花が散る中にとても綺麗な人が手を伸ばしていた。
その人は偶像を地上に残し、虚像が空に飛び出し桜の花に溶けて消えるようだった。
消えて欲しくなくて、僕は思わずその人の手を掴んでしまった。
驚いた表情のその人は僕の手
を振りほどき、校門の中へと消えていった。
―― しまった。入学早々、いきなり変な行動を取ってしまった。 ――
僕・千義璃桜は妖が視える。幽霊とも話すことができる。
そして、多くの神の加護を持っている。
祖父と叔父は神職(陰陽師)として働いており、
姉も神職に就くべくその方面の大学へと進んだ。
そして、弟の桜珠は化け猫“ロウ”の新しい主人となった。
化け猫の転生恩返しで成長した 璃桜の別のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 18:39:42
5580文字
会話率:24%
二〇二二年十二月に投稿した「アイディア・ノート」の「巫女校」からストーカーに襲われた同級生を神職一家の生徒が助けるとか、そういう内容の短篇です。
思い付いた粗筋を無理矢理引っ張っているのでそれこそ「無理矢理」感が半端ないですが、とりあえ
ず書き終えてホッとしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 22:00:00
8531文字
会話率:35%
クラスごと異世界召喚され、クラスメイト達が剣士や魔術士といったありがちな職業を与えられた中、主人公七宮龍牙は勇者よりもさらに上位、神職の一つとされる創造神の職を与えられる。最強の職を得た彼はせっかく来られた異世界で自由に生きたいと思いクラス
メイト達の元を離れ冒険者に。よくありがちな主人公最強系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 21:33:29
177883文字
会話率:55%
阪口法子19歳、大学国文学科一年めが終わった春休みに『日本書紀』に挑戦。だが読めない。つまずいた時に助言を求める相手は9歳年上の従兄、阪口信也。氏神を祀る神社の神職。怪文書にしか見えない日本書紀も、信也に会う口実になるなら法子は嬉しい。7歳
の時から彼に恋をしているのだから。
随分昔に書いていたシリーズもの「長秋神社ーあのひとの神社があってもいいじゃん」の中の1作です。「帰ってきた人」という作品で信也が25歳、法子が16歳、そこから3年後。やっと恋は実る?
少し重たい絆を扱ってます。
* 武 頼庵(藤谷 K介)さまご主催の【能登沖地震復興支援!!】 繋がる絆企画への参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 01:16:53
6151文字
会話率:42%
ダンジョンのある日本。『西木楓乃』はダンジョン配信者の『みゅーむちゃん』を推すあまりに全くの素人ながらダンジョンに飛び込んだ。推しに会いたい、そんなはた迷惑な情熱に、果たして推しは応えてくれるのか。
最終更新:2024-01-22 02:00:00
9457文字
会話率:36%
この世は常に視えぬ脅威に晒され続けている。
人にあだなす怪異、あやかし、邪神の復活を目論む異能者達──それらと日夜戦い続ける者達がいた。
対魔組織『ヴァルハラ』に所属する私立真宮皇道館大學の二回生、アラタ・ナユタは、皇紀2667年のその日、
運命の出逢いを果たす事となる。
*ノクターンにて連載中のR18作品『黒き破滅のリベリオン』と設定を共有しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 12:01:06
233046文字
会話率:51%
ある音楽野郎の生まれた境遇は神がかりの中でした
最終更新:2023-10-23 10:06:25
1700文字
会話率:13%
リアル異世界と言う物は、こんなもんかもと言うお話。
とある神職者が領主となるまでの半生と言った感じっす。
キーワード:
最終更新:2023-10-22 17:08:36
2271文字
会話率:0%
私が会社を辞めた日の真夜中に、山奥の湖畔で出会った1人の青年。神社の神職だという彼に誘われて、その仕事を手伝うことになった私は、様々な人たちが見た不思議な話を聞くことになる。大企業の役員、男子高校生、大学の同級生。その夢とも現実とも分からな
い話とともに、彼らに起こる不思議な事実を目の当たりにして、私は戸惑いながらも、次第にその仕事にやりがいを感じていく。
しかし、その仕事とその神職の青年には、私が知らなかった大きな秘密が隠されていた。
※この作品は「カクヨム」にも掲載していますが、内容を見直しながら投稿していくものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 16:00:00
141318文字
会話率:46%
村の神職として、瘴気を払う役目を担っていた律は役目を怠ったと村を追放されてしまう。
行く当てのない夜の森で、なぜか村の守護獣がついてきた。
最終更新:2023-07-31 08:00:00
8354文字
会話率:23%
人も通らぬような山道を急ぐ・太明は、傷を負い、周囲を気にしつつも山を越えようとしていた。
太明は野宿するよりは、と山中にあった小さな社に泊まろうとした。
そこに、曖昧模糊とした雰囲気を持つ神職が姿を現し、小さな社であるから寝泊りするには不便
であろう、自分の家に来いと言う。
山伏姿の男と、存在の薄い神職が出会い、言葉を交わし、そのまま分かれて行くだけのたんたんとした話です。
山場も何もありません。
恋愛要素も皆無です。
よろしければ読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 11:16:34
13880文字
会話率:19%
とある山奥にある八方神社の神職である双子の兄妹は近くの集落の人達の手伝いや妖怪の相談に乗ったり、時には悪さをする妖怪を懲らしめながらの修行中の身の上であった。
その神社の両隣には、それぞれ狐を祀る寺と狸を祀る寺があった。
八方神社はその2つ
の寺の秩序を守る役目があるのだが、230年ぶりにそれぞれの神が目を覚まして………?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 13:51:11
965文字
会話率:0%
ある日、異世界にあるニッポンという国と、シャディーク王国が転移門で繋がった。
両者を繋ぐ《配信魔法》でニッポンにセールスするのが常識になった時代、一山当てようと悪徳奴隷商人のアッシュは配信業で、奴隷輸出のセールスを始める。
「何が人権
だ。人道主義だ。我が商会の奴隷達は、一日四時間も働く優秀な奴隷だ。さっさと買え、異世界人ども」
いかに自分の奴隷が優秀かをアピールするアッシュだが……
「一日四時間でいいのか?」
「衣食住も面倒見てくれるとかホワイト過ぎワロタ」
「二 十 四 時 間 戦 え ま す か」
アッシュの奴隷業は、ニッポンの基準では超絶ホワイトの神職場であった。
奴隷の健康と生活に配慮するアッシュは、神上司として崇められ、やがて多くのニッポン人が奴隷になりたいと押し寄せてくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 12:01:10
3425文字
会話率:37%
遊園地の一角に集められた六人で、三晩かけて百話の怪談を語る。就職2年目の神職家系のリーマン、薬剤師を目指す浪人生、ツンデレ霊能者アイドル、妻子持ちのさえないおっさん、酒好きのOL、学生気分が抜けない40男。そして、癒し要員の猫二匹。仕事・
アルバイト・合コンなどと言われて集まった年代もバラバラの男女。それぞれの「持ち怪談」を披露すれば良いだけだと思っていたら・・・。真っ黒い三角柱の塔に赤い屋根、二階の真っ赤な怪談会場、地下から三階に直通の階段、謎の客たち。そして、一晩終わる毎に感じる違和感。家に帰ることはできるのに、もはや逃げ出すことはできない。百物語が終わる迄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:58:11
37703文字
会話率:20%