2022年、鎌倉。
その暑さのエスカレーション
最終更新:2024-09-20 22:16:57
17083文字
会話率:16%
小さな村の神主の家に生まれた私。年を重ねた今、自分自身もまた女性神職として、生まれ育ったお宮に奉仕をしています。神職の奉仕の中でのさまざまなエピソードや、幼い日の想い出、また時々気まぐれに顔を出す猫たちとのふれあいなどを書いていきたいと思い
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 17:29:49
31460文字
会話率:8%
お宮がある。
森に囲まれた、静かなお宮だが、何処か和風で、間違いなく異文化の建築技術で建てられたお宮だった。祭神は間違いなく日本のある小さな土地を守護する地主神で、かつては怨霊と恐れられたこともある祟り神だった。
祭神本人である彼女は
、自分自身を千代と呼ぶ。
神号を、千代護御霊姫命という。あまりに祟りを振り撒いたが為に地主神として祀られた人神だ。ただ、今、彼女の神域は、日本ではなく、遠く別世のお宮に繋がっている。何処か異国情緒が漂う建物も、別世の者達によって建てられたものだったからだ。
その地の者達は、千代の神社を御殿と呼んだ。
千代は、自分の御殿をお宮だと思っている。
森の都の片隅で、千代はただ、のんびりと暮らしている。彼女がただ日々を過ごすことで、その別世に、千代の守護を届けるために。大立ち回りも、血沸き肉躍る冒険もするつもりはなかった。ただ、静かに、ゆるゆると。
千代のお宮がある国では、エルフ達が、暮らしている。
お宮は森に、エルフの国の。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:00:00
110586文字
会話率:45%
月に一度、お宮に降りてくる皇女さまをお迎えする侍女と侍男たちのルーティン。女性に毎月訪れるものを、擬人化してみました! 和風フォンタジー調です。3,000字ちょいで完結します〜。
最終更新:2024-01-17 09:25:20
3332文字
会話率:19%
住んでる地域の氏神様ってある。当地ではその神社のお掃除とか行事のお手伝いを住民が持ち回りで担当している。そのうちの一つ「お宮当番」って役務があったが、今年から廃止になった。以前担当した時の経験を書きました。
最終更新:2024-01-14 22:18:47
3646文字
会話率:0%
脳梗塞は概ね再発するらしく。リハビリに努めたもののいずれくたばるのは避けようがなく、気が狂って全てを忘れてしまう前に、覚えていることを記しておく。
取り敢えず参拝して回った神社の話から。
最終更新:2023-07-14 20:28:48
30506文字
会話率:14%
皆様ごきげんよう。昨日、実家に用事があり出かけてきました。実家はとある市内の駅前から少しばかり離れた住宅街。近くにでっかいお宮があります。そうです。私は秘境に誘拐された嫁なのです←違
旦那様は息子殿と夕飯摂るのが楽しみなのですよ
最終更新:2022-03-14 20:00:00
1742文字
会話率:22%
「双子は不吉である」と赤子の頃に家族から捨てられた私は、国の隅っこの貧しい村で細々と暮らしていた。そんなある年の瀬のこと、自分の父だと名乗る人が私を拐い、「妹の代わりに暦姫になれ」と命じてきた。
見た目そっくりの妹の身代わりとして、偽物の
暦姫に仕立てられた私は、歳神様を「おもてなし」するために一年を神様のお宮で過ごすことになるけれど―――歳神様はまさかの牛だった!?
「……え? 牛?」
「ンモォォォ」
たとえ牛でも神様ならば、誠心誠意、真心込めておもてなしをしてみせましょう。
前向きで正直者な暦姫、優しくて温かい牛の姿の神様と一緒にのんびりおもてなし生活始めます!
※別サイトでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 07:00:00
29867文字
会話率:33%
転生して未知の惑星の最高神になったけど、鎮座するお宮は禁足地の中。
あまりに退屈。即ち死。
そんな事情から外界に分宮=別荘を建てて、新生活スタートです!
日本の原風景が広がる田舎大陸「大嶋」を舞台に、動物の神様たちが織り成す物語。
宗教論
争も国家紛争もないけど、おかしなことは次々起きる。
神格は最高位なのに何故か年功序列な神様社会。
ヒエラルキーのド底辺で藻掻く主人公の未来や如何に?
※
本作は前作 https://ncode.syosetu.com/n1763fh/ から十年後のお話です。
世界設定は前作で書いた内容を必要に応じて再記述しますので、前作を未読でも平気かと思います。
また、前作も大幅に加筆修正したので、ご興味があれば是非ご一読下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 04:46:16
134450文字
会話率:41%
山のふもとのお宮には、春先になると、女神の祭りが行われる。
今年の女神は6歳になる幼子の鈴。彼女は山を下る儀式のさなか、ひとりの女性と出会う。
6歳の少女と20歳の娘。
お宮へ2週間留まる“春籠り”を通し、彼女たちは二人きりの秘密の場所を冒
険する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 18:59:56
14912文字
会話率:43%
江戸時代、小間物屋の二代目、竹蔵は愛妻お富に先立たたれて悲嘆にくれていました。
心配した両親は、武家の娘、お宮を後添えに迎えます。
先妻との子宝に恵まれないことに悩んでいた竹蔵は、今度こそと子づくりに励みます。
ところが、生真面目な竹蔵は毎
夜のごとく二度、三度とお宮を責めたてます。
とうとうお宮は根をあげて、どうにかしてほしいとお姑さんに相談をいたしました。
相談を受けた竹蔵の母は、一計を案じます。それは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 09:42:29
7012文字
会話率:18%
裏触れたお宮の軒下で捨てられ仔猫が息を引き取る寸前、出会った声に応えたら。
以前から考えてましたが、やっと『日常が360度変わっる』で投入しようと生い立ちの詳細を考えて、普段一発だけ『YAB-AI』の"幕間"とし
てるのですが他でも使いたいと独立させたくなりまして (^^ゞ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 14:00:00
4113文字
会話率:24%
すでに呉が滅んだ時代に、呉出身の、歴史に残らない庶民の男が語ったありし日の思い出話。
無名の一般人が語るタイプの歴史物です。
この作品は、テキレボ公式アンソロ「祭」、カクヨム、ブログにも掲載されています。
最終更新:2017-10-13 22:38:56
3815文字
会話率:6%
老婦人が語る幼いころの昔話。
お宮の境内で行われる夜市。しかしそれは、妖たちの集まる市だった。
ヒキガエルに案内をされた夜店の並びに見つけたのは美しい飴。どうしてもその飴が欲しくなった女の子は、草餅と交換しようと店主に持ちかけるが。
後味
はあまりよろしくないと思います。
子どもの死に関する描写がありますので、苦手な方はご遠慮ください。
同じ作品をカクヨムにも投稿します。
全5話。 「夜の市場企画」のつもりで大遅刻しました。 http://nightmarkettale.tumblr.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 12:00:00
22895文字
会話率:31%