フローラには婚約者がいた。
しかし、その婚約者は自分の異母弟であるルイト(四歳)を虐めていたのだ。
(なんとかルイト様をお救いしたいのに……)
婚約者である身ゆえに、フローラはルイトを助けられずもどかしく思っていた。
そんな時、フローラ
はなんと婚約破棄をされる。
しがらみがなくなったフローラは、以前より考えていたある「計画」を実行に移す。
それは「養子縁組」でルイトを救い、自分で育てる計画だった。
ただ、その子育てにはある契約があった……。
ほのぼの心温まる、子育て溺愛ストーリーです。
※他サイトでも公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 07:10:00
25748文字
会話率:46%
フローラ・ハインツェ伯爵令嬢は、婚約者ディーターから婚約破棄される。
元々父親一代で男爵から伯爵に格上げとなった彼女の家を妬む者も多く、ひそひそと悪口が始まった。
そして、ディーターは新しい婚約者を紹介する中、フローラは幼きディーターの異母
弟ルイトの手を繋いで見守っていたのだ。
「フローラ、何か言いたいことはあるか?」
ディーターの宣言を受けて、フローラは『貴族の縁組み許可書』を見せて言う。
「私がルイト様を引き取り、うちでお育ていたします!」
(でも、私が育てられるのは契約で決まった1年だけ……)
これは家族から虐待を受けていた元婚約者の異母弟(四歳)を婚約破棄をきっかけに引き取って育てるうちに、第一王子から求婚されて溺愛されてしまう「子育て溺愛物語」です。
※他サイトでも公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:36:14
19056文字
会話率:48%
「アリシア・ファーマン侯爵令嬢!貴様と婚約を破棄する!!」
ピンクブロンドにピンク色の瞳。胸が強調されたドレスを身に纏った男爵令嬢の肩を抱き締めながら、我が異母弟はそんなセリフを言ってのけた。
そのセリフは彼女から何度も聞かされていた言葉。
名指しされた彼女はビクリと体を震わせながら、断罪の時を待っている。
「良く言った愚弟!その言葉に二言はないな!!」
私は彼女を庇うように前に立ち、この愚かな異母弟に今の立場をわからせる為、動きだす。
10年前、彼女曰くモブ王女だった私は悪役令嬢(予定)と友人になり、彼女自身やこの国で起こり得る予言のようなものを教えてもらった。
最初は視察中に命を落とすと言われた父の話、次は国中に流行病が広がる話、彼女の言葉通りに世界は周りーーーー
これはモブ王女と呼ばれた私と悪役令嬢アリシア・ファーマンの10年の軌跡
カクヨム様・アルファポリス様にも同じ話を投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:42:15
793760文字
会話率:53%
日本でバリキャリ総合職だった美咲は、ある日突然、乙女ゲーム「トワイライトの瞳」に出てくる悪役令嬢「ヴァイオレット・グレンダリング」として目を覚ます。
ゲームの主人公「ラベンダー・ハートン」は子爵令嬢だが、スキル授与の儀式「聖杯の儀」で【癒し
】というレアスキルを発現したことで「聖女」として注目され、学園で5人の令息と関係を深める。
その際にお邪魔虫として出現するのがヴァイオレットだ。
ヴァイオレットは公爵家の血筋だが、父である公爵が使用人に手を付けて産まれた庶子であり、下女が産み捨てた孤児と偽られていた。
そして彼女もまた「聖杯の儀」で【創造】というレアスキルを得たことで、公爵家に引き取られることになる。
しかし、父である公爵はヴァイオレットに関心がなく、公爵夫人には苛め抜かれ、異母弟のティリアンにも軽蔑され、性格がねじ曲がってしまう。
ヴァイオレットは、ヒロインのラベンダーに度々嫌がらせをしたせいか、物語終盤で公爵家の罪をなすり付けられて処刑されてしまう。
処刑を回避するには、秘密裡にスキルをゲットしつつ、グレンダリング公爵家から逃げ出すしかない。
絶対に生き抜いて、自立と自由を掴み取ってやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:00:00
92061文字
会話率:29%
「家族を助けてくだされば、この身を捧げます」
桜降る、とある春の日。
凶賊の総帥であるルイフォンの父のもとに、貴族の少女メイシアが訪ねてきた。
彼女の父と異母弟が、ルイフォンたちと対立している凶賊に囚えられてしまったという――。
凶賊
でありながら、刀を振るうより『情報』を武器とするほうが得意の、クラッカー(ハッカー)ルイフォン。
そんな彼の前に立ちふさがる、死んだはずのかつての血族。
やがて、彼は知ることになる。
ルイフォンとメイシアの出逢いは、仕組まれた運命であると。
それは――。
『di;vine+sin;fonia デヴァイン・シンフォニア計画(プログラム)』
見えない敵に踊らされ、ただ流されたりなどしないために。
ふたりは手を取り、その計略を暴いていく――。
仕組まれた運命のボーイミーツガール――権謀渦巻くSFアクション・ファンタジー。
※パラレルワールド的な異世界、架空の王国が舞台です。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※書き溜めてからの毎週金曜日 22:00 定期更新というスタイルを取っています。
〈投稿予定〉
第二部 第五章(本編16話+幕間1話)
2020年11月20日 ~ 2021年3月12日 毎週金曜日 22時定期更新。
第二部 第六章(本編16話+幕間1話)
2021年3月19日 ~ 2021年7月9日 毎週金曜日 22時定期更新。
※下記サイトに重複投稿しています。
・第一部、第二部
『カクヨム』『ノベリズム』
・第一部のみ
『アルファポリス』『ノベリスト』『pixiv』『NOVELDAYS』『エブリスタ』『ノベルアップ+』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 20:20:00
1903493文字
会話率:35%
聖魔法の名門クロスディア辺境伯家の長男として生まれたルークシードはその魔力量の多さから父からの期待を一身に受けて3歳の魔法を授かる魔与の儀式まで愛されて育った。
例え、同じ年の異母弟アレクシードが居ようとあまり気にしてなかった。
しかし魔与
の儀式で異母弟が聖魔法を授かり、自分はそれ以外の魔法しか授かることが出来なかったルークシードは、父にアレクシードと名前ごと立場を入れ替えられてしまう。
あまりの事に自殺しようとアンデットの中に突っ込んで行ったら、スカルナイトに助けられて武芸と魔法を教わることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 03:22:41
468052文字
会話率:47%
死んだ母との約束で王女ルナマリアは王位を狙っていた。
しかし、国王に溺愛される異母弟との王位継承権争いに負け他国に嫁がされることになる。
軟禁され自殺しようとするルナマリアの元にやってきたのは、一年前に死んだはずの護衛騎士アラリック・ラドフ
ォードだった。
※氷雨そら先生の「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 21:00:00
10288文字
会話率:35%
「転生者に乗っ取られた人を、魔法の竪琴で救う吟遊詩人のお話」
この世界には時々異世界転生者が現れる。彼らは誰かの身体を乗っ取り、本人に成りすまして生きているという。
吟遊詩人のリヴェラは魔法の竪琴を使い、転生者に乗っ取られた人間を救う使命を
持っている。国王の愛人の子と言われる騎士ライナードはある日リヴェラを訪ね、彼女に仕事を依頼する。ライナードの異母弟にあたる王太子の婚約者には妹がいるが、その妹が転生者かもしれないと言う。妹はある日突然人格が変わり、王太子を誘惑し始めた。王太子は妹に夢中で婚約破棄を考えるようになり、姉は苦悩していた。リヴェラはライナードとコンビを組み、妹の正体を探りながら転生者の魂を浄化させ、妹を元に戻そうと奔走する。
平民のリヴェラと、王の愛人の子で貴族でもあるライナードとの身分違いの男女バディものです。王太子の婚約破棄話と絡み、リヴェラが吟遊詩人となった過去やライナードの秘密などが明かされます。婚約破棄ネタを使ってますが恋愛ものではありません。ざまぁはないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 13:14:45
106340文字
会話率:52%
リリーは唐突に思い出した。魔法が使えず、役立たずと見捨てられ、虐げられていた彼女が、前世大魔女と呼ばれていたことを。
前世で十分生きたし未練も特にないけれど、せっかく新しい人生を手に入れたんだから、窮屈な王族なんてやめて今世では剣士でも目
指そうかな――なんて思っていたら、王太子(父)は廃嫡され、義母と叔父と聖女は城を追い出され、気づけば自分が王太子になっていた。
最初は母を追い出した! とリリーを嫌っていた異母弟も、気づいたら「姉さま」と後を付いてくるように。
「姉さまこそ、この国の王にふさわしいです!」
「いやいやいやいや」
※別サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 15:06:35
10579文字
会話率:23%
ただ、愛されたいだけだった。
家族でも、婚約者でもいい。たった一人からの愛を信じられたら、どんなに辛い最期でも幸せだと思えたはずなのに……。
婚約者だった王太子に婚約破棄され、侯爵家嫡男でもある異母弟への毒殺未遂という冤罪を着せられて、私は
処刑された――はずだった。
何故か婚約直後の十二歳に巻き戻っていたジュリアは、今度こそ、愛されたい。
すべてを変えるのは難しいかもしれないけれど、最低限、異母弟との関係改善と、既に結ばれてしまっている婚約を解消ができればなんとかなる気がする。
でも、ひたすら愛されたくて我慢をしていた一回目と行動を変えたら、色々なことが変わってきて……?
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 10:17:13
129039文字
会話率:45%
大分県警捜査一課の嶽昴は父親のため息が原因で、解離性同一障害、俗に言う多重人格の症状を発症した。嶽の場合、人格が入れ替わるのではなく、別人格の広大と会話をすることができた。嶽は相棒の隈井、そして、抜群の推理力を持つ別人格の広大と共に、過疎化
が進む七軒屋という村で起きた連続殺人事件の捜査を行う。
豊後の戦国大名、大友宗麟は、父、義鑑に疎まれ、廃嫡を画策された。だが、宗麟は先手を打って義鑑と異母弟、塩市丸を攻め殺し、大友家を継いだ。これを「二階崩れの変」と言う。塩市丸は宗麟一派に殺害されたが、七軒屋では乱を逃れて山奥に逃げ込み、六人の配下の武将と村を営んだという伝説があった。
もう一度、横溝正史先生の作品が読みたい!そんなインテリオヤジのための本格長編推理小説
【登場人物】
嶽昴~大分県警の捜査一課・刑事
広大~嶽昴の別人格
隈井尚文~大分県警の捜査一課・刑事
入田孝道~「壱の屋」の主
服部順治~「弐の屋」の主
服部由紀~順治の妻
芦刈喜則~「鍛冶屋」の主
首藤招運~「山守診療所」の村医師
黒枝幹江~「桶屋」の主
恵良良二~恵良家の主
恵良多美子~良二の妻
田口公生~「参の屋」の主
加志崎良生・将生~「馬廻」の兄弟
【注】この作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 07:24:35
116590文字
会話率:39%
魔道師のイチノスは、異母弟の婚約祝い、母の再婚祝いで『勇者の魔石』を贈ることにした。
イチノス自身の『勇者の魔石』への興味、そして弟と母を祝いたい一心で『勇者の魔石』を求める日々を送る。
最終更新:2025-02-16 05:00:00
1280222文字
会話率:43%
トラック事故に巻き込まれ異世界転生したイゼル、ウェーリズ王国の第一王子に転生したが前世一般人の彼に王子の立場は荷が重すぎた。
王国の未来は異母弟に任せ自由に生きる事を目指すイゼルだが、次々とトラブルが舞い込み始める、はたして願いが叶う日が来
るのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 19:00:00
85739文字
会話率:57%
「私ヒロインなの」が口癖のピンクブロンドのアリシアを好きになってしまい、婚約破棄したかったけれどできずに結婚することになってしまう。
結婚披露宴で身も心もアリシアのものだと告げ涙する。
初夜のために夫婦の寝室にいくと部屋は|伽藍洞《がら
んどう》妻になったシルクがどこにいるのかも解らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 17:00:00
9331文字
会話率:35%
母が亡くなってたった1ヶ月で父が再婚を口にした。私は反発したけれど、父は2ヶ月経たずに再婚した。父によく似た顔をした弟と妹を連れて。義母は初対面の挨拶で私を苛つかせる。父が母と私を裏切っていたことが許せなくて・・・。
最終更新:2024-11-15 17:00:00
4783文字
会話率:4%
見てくれは可愛いのに何故か女性として見て貰えない森山咲良は、ある日突然自宅のクローゼットから異世界に来てしまった。
そしてそこには子供の頃、森山家で一時保護をしたことのある少年が、大人の姿で現れた。
その彼――ジョイス・ロア・エンデルが言う
には、咲良は "ロアの花嫁” と呼ばれる運命の相手らしい。故に、ジョイス以外の男性が咲良を異性として見てくれる事はないので、彼を逃したら一生おひとりさまになってしまうらしい。
それは絶対嫌だけれど、かと言って素直にジョイスの言葉に従うのも納得がいかない。
そんなこんなしていたら、王都から押しかけ花嫁候補の王女が来たり、ジョイスの継母や異母弟が引っ掻き回しに来たりと、次から次へと問題が…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 08:00:00
25447文字
会話率:29%
遡れば大公家の血筋を引きながら、どこかもっさりとして冴えないイエル。
父や義母に疎まれ、あわや廃嫡されかかっていたイエルに、母方の祖父が用意したのは、大国アンシェーゼの第一皇女マリアージェ(八歳)との婚姻だった。
異母弟セガーシュはプラン
ツォ家の爵位欲しさにマリアージェにすり寄るが、幼いマリアージェは何故かセガーシュには目もくれず、夫イエルだけを一心に慕ってくれた。
「庶民の血を引く、元皇女の独り言」の対となる作品です。
短編の予定で書き始めましたが、文字数がかなり多くなりましたので、数話に分けて投稿することにしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 10:00:00
175751文字
会話率:27%
忘れ去られた皇女タチアナと、その異母弟アルノスは幼い頃の交流を通じて心を通わせる。
やがて二人は成長し、会うことはなくなった。
タチアナは政治の道具として隣国に嫁ぎ、アルノスは優れた騎士として名を馳せていき、その運命は再び交わることがないか
のように見えた。
しかし、二人は血の海の中、再会することになるー
姉と弟の禁断の愛をテーマに切ない感じで書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 13:48:01
5519文字
会話率:23%
【ファンタジー系ヒューマンドラマ】
半年前に父ラモント男爵が亡くなってから、私はなぜだかふさぎ込みがちだった。正直なことを言うと、こうして鬱々としているのは、自分でも驚きだったのだけれど。だって、仕事人間の父に特別かわいがられた記憶もなかっ
たし。
でもそんな鬱屈とした気持でいても、私は父があちこちに遺した事業を整理しなくちゃならない。私は忙しくしていた。
そんなとき、突然、異母弟を名乗る者が訪ねて来た。
私はその少年の身の上話に半信半疑で問いかける。
「あなたが父の子どもだって、何か証明できるものを見せてもらえないかしら?」
しかし、彼は言うのだ、「証拠になりそうな物は何もありません」と……。
じゃあ、何? あなたは何の証拠もなしに、自分はラモント男爵の子だって言いに来訪したの? いくら何でもそれはないでしょう!
作者初のヒューマンドラマジャンルです。
設定ゆるいです。どうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです!!
他サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 04:10:00
7172文字
会話率:21%
――アデラールは誰がなんと言おうと私の婚約者。つまりは未来の夫よ。
ウィリス王国の南にある深い森、通称『魔の森』に住まう28歳の魔女フルールはひょんなことから行き倒れた豪奢な身なりの青年を拾う。
このまま死なれたら寝覚めが悪いということか
ら、フルールは彼が自身の住まうちっぽけな小屋で介抱することに。
そして、無事目覚めた彼は自分がこの辺りの領地を治めている辺境伯爵家ローエンシュタイン家の元当主だという。
どうやら彼は異母弟に婚約者と家督を奪われてしまい、命からがら逃げだしたということだった。
そんな彼――アデラールを哀れに思ったフルールは彼をしばらくの間滞在させることに。ただし、きっちりと家賃として働いてもらうことを条件として。
こうして、アデラール(捨てられた伯爵)とフルール(魔女)は奇妙な共同生活を送ることになった。
これがまさか、南の辺境を揺るがす事件につながるなんて、思いもせずに。
◇掲載先→エブリスタ、カクヨム、小説家になろう、アルファポリス【外部投稿】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 21:52:50
63024文字
会話率:40%
アレクサンドル・ベルヌイ・ファランドール公爵といえば、王国軍中将であり、ソードマスターでもある。
王太子の異母弟である彼は、臣籍降下の願いが聞き届けられ公爵となった。
隣国との戦争が勝利で終わったことを祝う戦勝パーティで、公爵はまさかの一
目惚れをする。
相手は右に左にと意外な俊敏さで茂みをかき分け、王宮の庭園に生えている草を引っこ抜き、両手いっぱいに持ってご満悦の令嬢だった。
戦馬鹿な公爵と、薬草学を学ぶ風変りな令嬢は、持ち前の知識を生かして様々な事件を解決していくのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 08:12:12
12955文字
会話率:28%
学園卒業間近で突然婚約破棄されたロクサーヌ。
相手にはすでに婚約予定の少女がいて、どうやら婚前交渉済みらしい。最悪。
異母弟の提案でバッサリ髪を切ったロクサーヌは、卒業前の休みを利用して観光ガイドのバイトをすることになったのだが、なんそこに
現れたのはお忍びで訪れた高貴な人だった。
(え?見た目は全然違うけど、隣のクラスのユーゴじゃない。いやいや、これはお仕事。お客様の秘密なんて気づいてません)
どうせこちらのことも気づいてないだろうし、相手の正体も気づかないふりをしながらガイドをしていくのに、なぜか甘い空気になっていくのに戸惑って…
これは秋月忍様主催「サマーシンデレラ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 22:03:54
197397文字
会話率:31%