大分県警捜査一課の嶽昴は父親のため息が原因で、解離性同一障害、俗に言う多重人格の症状を発症した。嶽の場合、人格が入れ替わるのではなく、別人格の広大と会話をすることができた。嶽は相棒の隈井、そして、抜群の推理力を持つ別人格の広大と共に、過疎化
が進む七軒屋という村で起きた連続殺人事件の捜査を行う。
豊後の戦国大名、大友宗麟は、父、義鑑に疎まれ、廃嫡を画策された。だが、宗麟は先手を打って義鑑と異母弟、塩市丸を攻め殺し、大友家を継いだ。これを「二階崩れの変」と言う。塩市丸は宗麟一派に殺害されたが、七軒屋では乱を逃れて山奥に逃げ込み、六人の配下の武将と村を営んだという伝説があった。
もう一度、横溝正史先生の作品が読みたい!そんなインテリオヤジのための本格長編推理小説
【登場人物】
嶽昴~大分県警の捜査一課・刑事
広大~嶽昴の別人格
隈井尚文~大分県警の捜査一課・刑事
入田孝道~「壱の屋」の主
服部順治~「弐の屋」の主
服部由紀~順治の妻
芦刈喜則~「鍛冶屋」の主
首藤招運~「山守診療所」の村医師
黒枝幹江~「桶屋」の主
恵良良二~恵良家の主
恵良多美子~良二の妻
田口公生~「参の屋」の主
加志崎良生・将生~「馬廻」の兄弟
【注】この作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 07:24:35
116590文字
会話率:39%
修羅の国九州の戦国大名大友家の一門にチート転生しました。
けど待っていたのは、チートを吹き飛ばす国人衆達の地縁・血縁・怨念と離合集散の繰り返し。
周囲に毛利元就や鍋島直茂や島津一族や大友宗麟や長宗我部元親等のマジキチリアルチートばかりの上、
三好長慶や織田信長等の時代の寵児にも目をつけられるから、どうも史実で討ち死にした場所まで行けそうもない。
それでも、惚れた女の為に仇が討てるのならばと七転八倒する、未来を知るがゆえにその先を諦めた男と、歴史の狂いで助かったのに過去に囚われたままの女が紡ぐ戦国流浪譚ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 20:16:10
1228172文字
会話率:21%
戸次道雪。その娘、立花誾(ギン)千代。 高橋紹運。その子、高橋彌七郎統虎……後の立花宗茂。 そして彼らを支えし安東、由布、十時、小野、薦野、米多比たち家臣団。 この物語は、激動の戦国時代で誰もが自身の利益と保身に走り、多大の恩がある主君をも
見限り裏切ってしまえる下克上がまかり通る乱世に在りて、己の『義』を貫き通し、受け継いできた者たちの、義なる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 12:00:00
107305文字
会話率:37%
天正五年冬、日向国主の伊東三位入道義祐の立て籠もる佐土原城は、島津義久率いる三万の薩兵に包囲され滅亡に瀕した。三位入道は同盟する大友宗麟が支配する隣国豊後への脱出を決意するが、心痛するのは末娘の小松の行く末。矢弾飛び交う真冬の逃避行で無事に
済むとは到底思えない。三位入道の苦衷を察した侍大将青島清左衛門は、三位入道の前に進み出て、「この清左衛門に、小松の姫様をお預けくだされ。きっと姫様を、豊後府内に無事に送り届けてみせます」と懇請した。小松と清左衛門の逃避行が始まる。
この作品は、「極東浪漫座論」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 11:44:34
3080文字
会話率:0%
男性の数が極端に少なく、その希少性から男が政治道具として扱われる戦国の乱世。
そこは自らが囲う男を賭け、御家同士が争う模擬戦『戦《いくさ》』によって全てが決まる世界である。
が!
――女の子たちが平和に過ごせる世を、僕が作ってみせる!
九州豊後の大名・大友家の方向性は他の御家とは違っているようで……?
この世界では絶滅危惧種的な存在、女性を大切にする少年『大友宗麟《おおとも そうりん》』が女の子だらけの戦国の世に革命を起こす! ……かも!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 21:00:00
134507文字
会話率:40%
戦国の世に生まれし姫
その名は大内珠光
え、聞いたことない?
そんなー、マイナーすぎるなんて言わないでよ……
私だって知らないのにどう生きればいいのよ!
気が付いたら大内の姫になってるし!
お父さん(大内義隆)もなんか陶といちゃついて……
なんでもないわ
あ、大丈夫よ、この話にBLは出さないから
私が描写したくないものはすべてぼかすけど、うっかり出したらごめんね
エロはあるかも、だけどもう一度言うわBL(本番)はだしません!
姫のくせになんか名前残らないってモブなのかしらね、私はそんなの嫌だから頑張るわ。
よろしくね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 23:18:08
16542文字
会話率:60%
橋本ちかげさんとの時代劇共作企画!暴政を極めた室町将軍が所持した不吉な秘宝『鬼室(おにむろ)』を追い、一路大友宗麟の待つ九州へ!星震(ほしふり)の巫女剣士・初震姫(はつふりひめ)と出雲御師の青年剣士・小野桐峰がゆく、剣劇時代劇、ここに開幕!
橋本ちかげさん作『伝:初震姫』サイドと隔週更新予定です☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 09:00:00
76927文字
会話率:27%
『竜は蝶を追う』外伝。
橋本ちかげさんとこの秋口に発表する時代劇共作の紹介編的作品となっております。
大学の卒業論文に追われる江藤怜(えとうりょう)は、論文執筆の為に集めた史料の中に偶然、自分の前生の血縁と思しき出雲大社の御師、青年剣客で
ある小野桐峰(おののきりみね)の存在を見出す。
彼が愛刀・丹生(におう)を手に入れたのが現在の奈良県であると知った怜は、その足跡を追って奈良町、更には吉野山へと向かう。
そこで丹生と桐峰にまつわる事実を知り、一人の女性と知り合うことで、怜は疲弊していた自らの精神を蘇らせていく。
美吉野は、甦りの地――――――――――――――――――――。
橋本ちかげさん『はつふりの姫~小泉八雲異伝』こちらもぜひ、合わせてご覧ください。小野桐峰の名が出て参ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 09:00:00
26526文字
会話率:38%
九藤朋さんとの時代劇共作企画!暴政を極めた室町将軍が所持した不吉な秘宝『鬼室(おにむろ)』を追い、一路大友宗麟の待つ九州へ!星震(ほしふり)の巫女剣士・初震姫(はつふりひめ)と出雲御師の青年剣士・小野桐峰がゆく、剣劇時代劇、ここに開幕!九藤
朋さん作『伝:小野桐峰』サイドと隔週更新予定です☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 09:00:00
82328文字
会話率:38%
この秋、九藤朋さんと共作予定時代劇連載予定!戦国乱世に生きた謎の巫女剣士、初震姫(はつふりひめ)の伝説をあの織田信長の直筆状、小泉八雲の遺稿から追う、歴史伝奇ストーリーです。『九王沢さんに誰も突っ込めない』主人公、九王沢彗里亜(えりあ)が解
き明かす古美術ミステリ外伝!
九藤朋さん描く出雲御師の剣士、小野桐峰の紹介譚とともにお楽しみください☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 09:00:00
30535文字
会話率:42%
両親を亡くし、支え合って生きる山田兄弟。
物事を深く考えない彼らは自称天才軍師の黒田官兵衛にスカウトされ、
九州を守る戦士になった。
それぞれの戦国武将の魂が宿る甲冑を纏い、彼らは海を駆ける。
★ストーリーの都合上、人種差別的表現や人物
がいます
★キャラクターについては活動報告をご覧下さい
★中国地方の人々については番外編「紅葉色の三匹」をご覧下さい。
★地震、津波、土砂崩れ、震災、災害、流血、動物虐待描写があります。
★現代の日本とは全く関係ない世界です。
☆2ちゃんねるの武将のいい話・悪い話スレの2012年4月分くらいまでを参考にさせて頂きました
☆他サイトに投稿したものの転載です
☆南日本新聞社さんから出版されている龍造寺隆信の本も参考にしました
(寺に出された時の出来事なども掲載されています)2016年1月5日追記
☆新人物往来社さんの大友宗麟のすべても参考にしました2016年1月5日追記
☆wikiペディアさんも参考にしました2016年1月5日追記折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-11 01:01:10
624282文字
会話率:44%
大谷吉継と石田三成をベースに戦国時代の武将を史実を半ば無視して描きます。
自分が好きな武将たちがこんな関係だったら可愛いなって気持ちで書きました。
特にあらすじはありません。基本ショートストーリー。
最終更新:2014-10-19 10:55:26
10738文字
会話率:40%
源氏の血を受け継いだ足利尊氏によって開かれ、三代義満のときに全盛期を迎えた室町幕府はその実は有力守護たちによる連合政権だったが七代将軍までは将軍が守護の力を巧みにコントロールをしていた。しかし、七代のときに起こった赤松満祐の乱により将軍の力
は弱体化、各地に居る守護の力が強くなってきた。それでもまだまだ室町幕府は力を有していたが、その弱体化を決定付ける出来事が起こる。「応仁の乱」だ、八代将軍足利義政の家督相続をめぐり、幕府の二大権力者山名宗全・細川勝元が全国各地から兵を集め京都で11年間に渡る大戦乱を引き起こした。ここから血を血で洗う凄惨な戦国時代が幕を開けた。
乱世の戦国時代には様々な英雄、梟雄、英傑が現れた。下剋上の先陣を切った乱世が生んだ怪物伊勢盛時…北条早雲、安芸の一領主から中国を支配する超大国を築いた毛利元就、凄惨な家督相続争いから優秀な家臣たちを駆使し、九州に大国を作った大友宗麟、甲斐という山に囲まれた貧乏な土地から父を追放し、家臣たちの心をつかみ常勝軍団を作り上げ甲斐の虎と呼ばれた武田信玄、尾張という小さな国から大国の今川を桶狭間に破り、そこから経済力と軍事力を活用し畿内に一大勢力を築き、天下布武を掲げる魔王織田信長と、そうそうたる英雄たちが出てきた。最後の英傑となる上杉謙信の息子となる上杉不識庵謙信には二人の息子が居た今回は二人のうち一人に現代人の魂が憑依した。
そこから物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-23 21:20:39
74797文字
会話率:29%