1.からのあらすじ
妖魔鬼怪が蔓延り、修真者と呼ばれる者がそれらを退治する世界。
南方の国、藍国の女王──柳 貴峰(りゅう きほう)は戦に敗れた。
大国である漠国の武将、朱 南明(しゅ なんめい)の妻になれば、国民の安全を保障すると告
げられる。
そこで女王の影武者、飛 救(ひ きゅう)が女王の代わりに武将のもとへと向かう。しかし飛救は男であり、女装が発覚するのは時間の問題だ。
女王は影武者を武将の領地へと向かわせている間、宦官として漠の後宮に潜り込み、内部崩壊を目論む。
一方、影武者は妖魔奇怪に巻き込まれたりと苦労が絶えないながらも、自分の目的を果たそうとしていて……
───
・仙人、鬼(中国でいう幽霊)、妖怪などの要素を含む中華風異世界ファンタジー
・あくまで中華「風」のため、時代考証などされていません。唐前後をイメージしています。
・ブロマンス、ロマンシス要素有。それ以上は想定しておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 18:02:08
46040文字
会話率:43%
なぜか戦国時代へと転生した主人公。生まれ変わったのは、森可成の長男である可隆だった。
家族ほぼ討死の未来を変えるため、親父の討死阻止と本能寺の変改変を目的に頑張ります。
亀更新です。
最終更新:2024-07-04 17:00:00
891039文字
会話率:27%
敵は怪異か人間か――?
第二次世界大戦終結から一年、希望と絶望が入り混じる占領下の日本。世界の趨勢も明日の食べ物をも見通せぬ、混迷の統治下。権力の空白、目を覆う不平等、明日の糧を求めて人は彷徨う――。
荒廃した日本で活発化した怪異現象を
調査・統制すべく派遣された国際的霊会組織『神聖同盟』日本支部。彼らにスカウトされた卜部武季(うらべたけすえ)は、日々の生活に当惑しながらも、次から次へと現れる怪異を銃弾と発現した異能――邪眼で制圧していく。
だがこの力は誰のために――?
ナチスドイツ、大日本帝国が残した遺産を求める組織、国、そして怪異――。それぞれの思惑が複雑に錯綜し、硝煙と陰謀が渦巻く中、一人己の生きる道を見据える男の物語。
※時代考証にガバはありますが、ファンタジーです。(頑張ってますが)大目に見てやってつかぁさい。
※本作の表紙画像やキャラはstable diffusion(model:ageless_v2)で出力し、加工編集しています。TIPSの画像は筆者作成です。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 17:00:00
137054文字
会話率:27%
「出来ないなんてことありません」
イレインは呪術師である養父を前にうなだれていた。孤児であるイレインは養父リヴィエラの元で15年間育てられた。里の習わしである魔道を皆と同じように学ぶものの、イレインは落ちこぼれだった。
そんな自分に落ち込み
、リヴィエラから逃げたイレインは、その日洞穴で卵と出会ったことにより平凡な生活が一変する。目の前で卵から孵った”蛇竜《ヴィヴィル》”に『名もなき者』と呼ばれ、自分を目指せと言われたのだ。
自分は平凡ないち村人、特別な力もない。
なのにイレインは急に周りの時間が動き出したかのように、里から未知の世界に送り出されてしまう。”蛇《ヴィヴィル》”に出会うエンディングを目指してイレインは動き出す。
この迷路の出口に果たして間違いなく彼女はたどりつけるのだろうか。
※PRG風ファンタジーです。世界観や時代考証などすべて架空です。時代や国を問わず、実在するものを加工して引用している部分もありますのでご留意しながら読んでいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 10:00:00
377256文字
会話率:30%
1,769年の時を超えて目覚めた古代の女王壱与と、現代の考古学者が織り成す異色のタイムトラベルファンタジー!過去の邪馬壱国を再興し、平和を取り戻すために、二人は歴史の謎を解き明かし、未来を変えるための冒険に挑む。時代考証や設定を完全無視して
描かれる、奇想天外で心温まる(?)物語!となる予定です……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 18:00:00
34662文字
会話率:42%
平凡なアラサー米田優人(よねだゆうと)は、仕事から帰ってスマホゲームをしている最中に寝落ちしてしまう。
そして、目が覚めると古代中国・後漢時代のとある子供に逆行転生していた!
その子供の名前は糜芳(びほう)、三国志ファンならご存知蜀の武
将であり、死後財神に祀られる関羽を裏切り、悲惨な末路を遂げる直接的要因を作った三国時代のユダである。
この物語は自身の悲惨な未来を変える為に、七転八倒しながら必死に生きていくと思いきや、無自覚に阿呆な所業をしでかしたり、やらかしたりしてドタバタする平々凡々な男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 13:00:38
798201文字
会話率:34%
時は戦国時代中期…
1555年、尾張の国に6人の現代人たちが召喚された。
彼らの本来の目的は「第六天魔王・織田信長の天下布武を支える」こと。
そして、「織田家によるアジア・世界制覇に尽力する」こと。
しかし、突如呼び出された彼らはその目
的に反発し、尾張を飛び出す。
そしてこのことが、戦国時代の歴史を大きく揺り動かしていくことになる…
※架空人物・主人公たちの子孫が登場する戦国時代を舞台にした架空戦記です。
その為、戦国時代の考察や時代考証がしっかりしていません。
あと、本来の歴史では死なない人物も死ぬ予定です。
時々、亀更新になることがあるので、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:00
1408494文字
会話率:62%
【第一章 6/24(月)〜6/30(日)19時ごろ〜22時ごろ毎日4話投稿!】
1,000人目に異世界に転生したカナタは、女神ユレイナに「転生者必見! 異世界冒険攻略本(β版)」という胡散臭いpdfファイルを贈呈され、一緒に世界を救うように
言われる。だが過去に999回も失敗しているなんて控えめにいっても成績が悪い。まさか有能そうに見えるこの女神……ポンコツ?
転生した身体はほとんどの能力値が平均以下。でもどうやら魔法の才能には恵まれているらしい。使えるのか使えないのかよくわからない女神の攻略本と共に、カナタは魔法を駆使して魔王の討伐を目指す。
だがカナタは旅の途中で知る。女神ユレイナには後がないことを。自分が死ねば、ユレイナは世界を取り上げられ、もう女神ではなくなってしまうことを。
◆ギャグとシリアスが混在します。
◆純粋で貧乏くじを引くタイプの主人公です。
◆主要女性キャラとアレする間接的な描写あり。直接はありません。
◆pdfファイルが出てくるくらいですので、時代考証はぶん投げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 22:10:00
85782文字
会話率:40%
新選組隊士・斎藤一の生涯を、自分なりにもぐもぐ咀嚼して書きたかったお話。
※史実を基にしたフィクションです。実在の人物、団体、事件とは関わりありません。
※敢えて時代考証を無視しているところが多数あります。
※歴史小説、ではなく、オリジナル
キャラを交えた歴史キャラ文芸小説です。
筆者の商業デビュー前に自サイトで連載していた同人作です。
色々思うところはありますが、今読み返しても普通に自分が好きだな、と思ったのでちまちま移行・連載していきます。
現在は1週間ごとに更新していけたらと思っています(毎週土曜18:44更新)
めちゃくちゃ長い大河小説です。
※カクヨム・アルファポリスでも連載しています。
▼参考文献(敬称略/順不同)
『新選組展2022 図録』京都府京都文化博物館・福島県立博物館
『新撰組顛末記』著・永倉新八(新人物往来社)
『新人物往来社編 新選組史料集コンパクト版』(新人物往来社)
『定本 新撰組史録』著・平尾道雄(新人物往来社)
『新選組流山顛末記』著・松下英治(新人物往来社)
『新選組戦場日記 永倉新八「浪士文久報国記事」を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組日記 永倉新八日記・島田魁日記を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組全史 天誅VS.志士狩りの幕末』著・木村幸比古(講談社)
『会津戦争全史』著・星亮一(講談社)
『会津落城 戊辰戦争最大の悲劇』著・星亮一(中央公論新社)
『新選組全隊士徹底ガイド』著・前田政記(河出書房新社)
『新選組 敗者の歴史はどう歪められたのか』著・大野敏明(実業之日本社)
『孝明天皇と「一会桑」』著・家近良樹(文藝春秋)
『新訂 会津歴史年表』会津史学会
『幕末維新新選組』新選社
『週刊 真説歴史の道 2010年12/7号 土方歳三 蝦夷共和国への道』小学館
『週刊 真説歴史の道 2010年12/14号 松平容保 会津戦争と下北移封』小学館
『新選組組長 斎藤一』著・菊地明(PHP研究所)
『新選組副長助勤 斎藤一』著・赤間倭子(学習研究社)
『燃えよ剣』著・司馬遼太郎(新潮社)
『壬生義士伝』著・浅田次郎(文藝春秋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 18:50:00
293968文字
会話率:42%
幕末が終焉を迎えたばかりの明治時代。
麻布の花街にいる姉のもとで下働きをしている結(ゆう)は、とある理由で遊郭を訪れてきた異国人ソウゴ・フォン・レーベシュルフと出会う。
日本語を自在に話すソウゴはドイツからの留学生兼通詞として、期限
付きで横浜居留地のイギリス公使館に勤める事になっていた。その世話役として結を横浜に誘うソウゴは、その意味をよく分かっていた。
異国人の相手を務める情婦は『らしゃめん』と呼ばれ蔑まれている。あくまで世話役だったとしても、ソウゴと生活をする事は結もそう陰で呼ばれる事となる。分かってはいたが、結に対する想いを止められなくなった。
一方の結はソウゴの優しい言葉と日本に対する想いに惹かれ、横浜居留地へ行く事を決意する。それが結という少女の一生を決定づける想いだったとも知らず───。
幕末より少し経った明治時代初期の横浜居留地を舞台に、異国の青年と日本の少女が互いを想い合いながら過ごす一年間のお話。
【過去に別名義で同人誌として発行した作品を改稿したものです。特に同人誌版には掲載していたR18部分をネトコン12用に大幅に改稿。時代考証なども頑張っていますが緩く捉えていただけたら幸いです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 18:55:55
32567文字
会話率:37%
ひょんなことから半人半鬼となった少女と、その保護者達によるレトログルメと怪奇譚と冒険探索の日々。
パラレル大正物語です。時代考証など間違っているところが多々あるかと思いますが、「パラレルだから!」を合言葉に、何卒ご了承ください。
都市伝説ネ
タ、怪談ネタ、スピリチュアル系ネタを含む話があります。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 23:17:15
74418文字
会話率:36%
魔法使いシオンは戦国時代の伊勢国にやってきた。しかもシオンは北畠一門の大河内御所になっていた。
プロットなしで書いていく歴史捏造ファンタジー。時代考証はしていない。言葉は現代風にしています。細けえことは気にしない精神でよろしくお願いします
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 22:01:03
10015文字
会話率:46%
信長の息子信雄に転生した。
プロットなしの勢いで書き殴るハートフル歴史捏造ファンタジー。時代考証はしていない。
最終更新:2022-01-29 20:56:04
16670文字
会話率:38%
主人公アカコは鎌倉時代の普通の女の子。趣味は小説を書くこと。憧れの後深草院と×××したり△△△されちゃったりする妄想して小説書いちゃった!こっそり親友の小泉殿にだけ読ませている。
そんなある日、暴走牛車に轢かれそうになり気絶。目が覚める
と昭和十年代の東京だった!
しかも、何百年も前に書いた自分の作品が全世界に公表されそうになっていた。やめて!恥ずかしすぎる!
アカコはなんとか阻止しようと国文学者桐生の写本を奪うが――
時代考証はいいかげんです。参考文献は常用国語便覧、ウィキペディア、小学館『新編日本古典文学全集47』です。
この作品は実在の人物、団体とは無関係です。「とはずがたり」をヒントに作者が考えたフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 02:18:47
51066文字
会話率:34%
十三年前、鬼帝国の侵攻により滅んだ小国・融。敵の気まぐれで生き残った末の王子は復讐を誓った。
時は流れ、大人になった彼の元には頼もしい同志が集い、鬼人打倒と故郷奪還に動き出す。
その旅のさなか、王子は美しい女と出逢って恋に落ちた。しかし彼女
の正体は、あの日幼い彼を見逃そうと提案した、憎き鬼人の愛妾だった――。
という体のなんちゃって中華風ファンタジー世界を舞台にした短編集。
基本的にキャラ萌え重視の設定ペラペラ性癖ごちゃまぜ紙芝居劇場です。思いつきと雰囲気で書くので時代考証とか一貫したストーリーとか更新速度とかは期待しないでください。
あと案の定ゴア描写と性暴力と差別表現を含む可能性しかありません。もろもろご注意ください。
人外おねショタ(概念)はいいぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:06:56
30942文字
会話率:19%
業界隠語や用語と食い物の時代考証
最終更新:2024-04-12 23:33:49
1263文字
会話率:0%
月曜日の朝ごみ捨ての最中に暴走自動車に轢かれそうになった渡辺良子は、なぜか異世界の漁村に転移した。海に落ちた良子を助けた漁師の網元の力を借りて海辺の小さな一軒家で民宿物見遊山を始める。良子は漁村での生活の中でかつての心の傷を癒し、生きるとい
うことを意識するようになる。恋愛パートは後半に入ってきますが、多くは日常の一場面の切り抜きです。毎回食べ物シーンを挟む予定です。
異世界ですので、設定は緩め、時代考証はあまりありません。
漁村の様子は伊豆をイメージしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 12:45:21
93373文字
会話率:39%
終戦の年の師走、二十歳のヨネ子は二十六のトラと見合いをする。
翌年春、ヨネは名古屋から静岡の田舎川芝村へ嫁ぐ。食べ物が手に入り難い時代ながら、食べることが大好きな二人が夫婦となり、山で採って畑で育てて自分達の手で作って、一緒に美味しいご飯を
作って食べて家族の絆を深め、幸せになるお話。*時代考証に難が有るかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 09:00:00
24730文字
会話率:40%
再婚相手は四歳も年下で、おまけに向こうは初婚だった。
最初の結婚に失敗していた央は、次の結婚が少し怖かった。
けれど年下の夫は優しい人で、自分は思っていたよりも大切にしてもらえるらしい。
戦国の世の習いに翻弄されながらも、淡
々と生きる女性の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 11:25:27
74076文字
会話率:34%
アルビエン・グロッサム伯爵──通称ドクロ伯爵は読書が好きだ。
だが大好きな読書ができない夜がたまにある。それはドクロになっている間。
彼は満月の夜になると、呪いでドクロになってしまうのだ。ちなみに体はどこかへ消える。
そんなドクロ伯爵の楽し
みは、ドクロの時だけできる行為、領地内の人々の様子を見ること。
「ああ、彼女は今夜もまた来ない彼氏を待っているのだな」
「幼い子供が夜更かししてるぞ」
「あそこはまた夫婦喧嘩か、やれやれ」
それをけして覗きと言うなかれ。ドクロ伯爵はそれを高尚な趣味と信じて疑わないのだから。
そして今夜も彼は目にする。ドクロ伯爵はそれを目撃するのだ。
「……また人が死んでいる」
それは連続殺人。殺人鬼による無差別殺人。
全てを見通せるドクロ伯爵の目からすら逃れるその者を……犯人を捜すべく、ドクロ伯爵は今日も目を光らせる。
──目、無いんですけどね
===
※筆者より注意書き※
本作品はホラーや推理物っぽいですが、気楽に読めるラノベです。(難しい推理物とか書けないので…)
特別深い話はございません、淡々と話は進みます。
あらかじめご理解いただきました上でお読みいただきますようお願い致します。
※注2※
舞台・年代は近世ヨーロッパ(イギリス)風な感じ(1800年~1900年くらい)、でもオリジナルで実在しない世界となります。パラレルワールド的な。
あまり時代考証とか考えずに気楽に読んでいただければと思います。
(つまり、筆者が細かいあれこれ考えるのが面倒、と)
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 21:10:00
89804文字
会話率:42%
平凡な大学二年生の藤原 徹の前に、
平安時代からやってきたという渡辺 綱と、狼の姿をした式神が現れる。
綱は、妖刀【鬼切丸】を使い、現代人の心に棲まう悪しき妖達をバッタバッタと切っていく。
(※戦闘シーンは少なめです。)
彼の目的は、平安
時代からこの時代へ逃げて来た【茨木童子】を倒すこと。
現代常識の通じない綱に翻弄されながら、否応なしにも妖怪対峙に巻き込まれる徹。
綱は、無事に【茨木童子】を倒し、平安時代へと戻ることができるのか。
※当作品は、フィクションです。
物語を面白くするため、物の名前や口語に作者の勝手な脚色を入れています。
平安時代に渡辺綱という人物が居たことは事実ですが、
「侍」という言葉も、喋り方も、実際の平安時代では使われておりません。
妖刀<鬼切丸>も、当時はまだ<髭切の太刀>と呼ばれておりましたが、
ここでは伝わりやすさを配慮して、<鬼切丸>と記述しております。
そのあたりの時代考証についてのご指摘は、ご遠慮頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 07:46:32
53541文字
会話率:34%
円卓の騎士との恋がしたい!!!!
交通事故で死んだはずの女の前に現れたのは、お爺さんにも若者にも天使にも悪魔にも見える不思議な男だった。
その男から2度目の人生と時間を巻き戻す力をもらった女が降り立ったのは、巨人とドラゴン、そして円卓の騎
士が活躍するアーサー王伝説の中だった!
女は円卓の騎士と恋仲になるために伝説の中を奔走する!
アーサー王伝説は、
『新訳 アーサー王伝説』トマス・ブルフィンチ 著 大久保博 訳 角川文庫
『中世騎士物語』 トマス・ブルフィンチ 著 野上弥生子 訳 岩波文庫
を参考に書いています。
先にそちらをお読みになられるとより一層楽しむことができます。
その他の情報はWikipediaを参考にしている部分があるため誤った情報が含まれることがあります。
また、本作には多分のフィクションが含まれ、作者はアーサー王伝説の研究者ではなく前2書の読者でしかないため知識の不足があることがありますのでアナクロニズムや時代考証を行うと明らかにおかしな部分がありますが、読者の皆様におかれましては“創作”をお楽しみいただきますようお願い申し上げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 20:01:29
13570文字
会話率:54%
彼女はまさに安楽椅子探偵ならぬ、安楽御簾探偵!
平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。
華やかな姉、可憐な妹に比べれ、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれ
ていた。
ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。
男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、土筆に悩みを打ち明ける。
その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……
中将の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。
事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。洞察力優れた彼女の平安探偵譚を、ご覧あれ。
※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。
※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。
※区切りの良いと頃までは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新、ご容赦ください。
※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 23:07:08
179922文字
会話率:40%
時は明治。湖城財閥の令嬢、湖城桜子(こじょう さくらこ)は、ある晩、五島新伍(ごしま しんご)と名乗る書生の青年と出会った。新伍の言動に反発する桜子だったが、飄々とした雰囲気を身にまとう新伍に、いとも簡単に論破されてしまう。
翌日
、桜子のもとに縁談話が持ち上がった。父から言い渡された縁談相手は、3人の候補者だった。
3人の中から婚約者を決めなくてはと、思い悩む桜子のもとに、差出人不明の手紙が届く。
恋文とも脅迫状とも受け取れる、その手紙の解決のために湖城家に呼ばれた男こそ、あの晩、桜子が出会った謎の書生、新伍だった。
桜子の婚約者選びと手紙の解決のために、候補者たちと交流を重ねる二人だったが、ついに、候補者の一人が命を落とし………
桜子に届いた怪文の差出人は誰なのか、婚約候補者を殺した犯人は誰か、そして桜子の婚約はどうなるのかーーー?
財閥令嬢、桜子さんと書生探偵が、事件に挑む。
《基本的に平日に週2回くらいのペースで投稿予定》
※R15です。あまり直接的な表現はありませんが、一般的な推理小説の範囲の描写はあります。
※時代考証甘めにて、ご容赦ください。参考文献は、完結後に掲載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 17:35:30
220728文字
会話率:48%