【あらすじ】
オウガの少年・キアロは、人里離れたオウガ村で暮らす14歳。頭のツノで天気の変化を読み取る「受信の力」の持ち主だ。
父母はなく、養家に引き取られての貧しい生活だが、かわいい双子の弟ジジとトトと一緒の日々は幸せなものだった。
し
かし、冷害が続いたある日、養父母に「ツノがなく、人間と変わらない容姿のトトを、人買いに売ってはどうか」と打診を受ける。
同じ頃、教皇庁から役人がやってきて、受信の力の持ち主がいれば、首都ロムレアにて厚遇すると宣言した。
オウガ村の村人たちは「教皇庁は何かよからぬことを企んでいる」と言うが、弟たちとの暮らしを守りたいキアロは、一念発起して役人らに同行する。
首都の神殿で待っていたのは、「人造神」と呼ばれる孤独な少年・スクーロとの運命的な出会いだった。
初めはキアロを遠ざけるスクーロだが、その意地っ張りな態度の裏には甘えと優しさが覗く。
やがてふたりが心を近づけ始めた頃、教皇庁では巨大な陰謀が動き出していた──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 20:10:18
127184文字
会話率:31%
私、エミル・グレアノ公爵令嬢は、母が亡くなった途端、父の愛人とその娘が家に乗り込んできて、居場所を奪われました。
母の遺品を勝手に使われ、母の実家から贈られた宝石も奪われ、挙句、私は義姉によって階段から突き落とされてしまったのです。
その後、修道院に放り込まれて虐待を受け、頼みの綱であった婚約者の王太子からも婚約破棄を宣言されてしまいました。
舞踏会に「本当の父親」を名乗る、出自が卑しい謎の男が出現したせいで、「ニセモノの公爵令嬢」とされてしまったからです。
でもこれ、みんな父とその愛人たちによるでっち上げ。
私は冤罪によって「ニセモノ令嬢」にされたのでした。
ーーでも、わかりました。
ならば、私はニセモノ令嬢として、存分に働きましょう。
教皇庁の青年神官の助けを借りて、私を嵌めた連中の仲間割れを誘ってみせます!
そして、婚約者の地位を私から奪った義姉を断罪し、王太子が新王に即位するのを阻み、実家も王家も、もろとも取り潰してみせます!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 14:10:00
38409文字
会話率:19%
ライトゾーンという神聖力の強い場所とダークゾーンという魔力が強い場所があった。
ルミナス帝国はライトゾーンにある大国だった。自分たちの国をさらに繫栄させるために教皇庁なども巻き込みダークゾーンの浄化作戦を行うことにした。
だが千年ほど前、二
つのゾーンを分けたときダークゾーンの長と魔塔の賢者で取り決めが作られていて、それをルミナス帝国は破る結果となるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 22:58:05
19445文字
会話率:40%
モンスターによって汚染された被災地の清掃が、俺の仕事だった。
ある日、教皇庁から被災地に一人の女性騎士が派遣されてきた。
復興を手伝いたいと言う彼女に、俺は試す目的で汚物の前で告げた。
「シャベルがもうないみたいだ。あんたは手でこれを片付け
てくれ」
彼女は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 18:10:00
10033文字
会話率:54%
教皇庁特任司祭ミカ(見た目は天使、中身はチンピラ)は、ある修道院に派遣される。目的は、そこで起こる『奇蹟』を調査すること……というのは表向き、真の狙いは上納金! 奇蹟の噂が広まるほどに、巡礼も寄進も増えたはず!
強請って脅して巻き上げる!べ
く、修道院に乗り込んだミカだが、何かを隠している院長、過去を捨てた修道士、野心あふれる貴族に、ついには王家の秘密まで……?
ちょい待って、一体何がどうなってんの?
ていうか――何で俺が〇されるんだよ!?
くそったれ、陰謀だか奇蹟だか知らねえが、教皇特使サマを舐めんなよ?
覚悟しろ! 教皇勅書で、横っ面引っ叩いてやるからな!
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 15:10:41
295824文字
会話率:42%
治癒力を使い過ぎて意識を失った聖女ユレニアは、長い眠りから覚めて驚いた。
なぜなら、彼女の両隣には裸の美青年が寝ていたから……!
しかも、自分の顔も体も別人になっている。どうやら、帝国の皇女ルドヴィカと体が入れ替わってしまったようだ。
皇女
が住む宮殿から逃げて、元々いた教皇庁に戻ろうとするが、ユレニアは皇女の近衛騎士にかつて出会ったことがある初恋の相手・アデウスを見つけた。
ユレニアは無事に元の生活に戻れるのか。そして、アデウスとの恋の行方は−−?
※全年齢&全22話の中編小説です(約8万字弱)
※複数サイトに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 20:00:00
78833文字
会話率:32%
ハーティエ教会の教皇・クレモンテ1世が暗殺された。教皇庁の衛兵・ジョエル隊長が捜査に乗り出した。
そしてカストラートと呼ばれる去勢された男性歌手に暗殺の疑いがかかった。
しかしカストラートはまるで天使のようで_____?
中世ヨーロッパ風
異世界×ボーイズラブ×ミステリー短編小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 02:11:54
4794文字
会話率:34%
聖武僧(セイント)。それは不死の肉体をもつ人外の魔物《御使い》との戦いのため、ダーマ神教の総本山であるダーマ教皇庁が秘密裏に組織した僧兵の名である。ダーマ神教誕生以来、千年にも続く両者の知られざる陰の戦いはいまだ決着を見ていない。
一日、教
皇庁に急報が届く。教圏南方の国バスク王国にて【ヴラドの渇き】が確認されたという。夜にもかかわらず空が朱色に染まるこの怪異現象は、新たな《御使い》がこの世に誕生したことを意味する。
急報をうけた教皇庁奇蹟調査局長官のグレアム枢機卿は聖武僧の一人である聖キリコを現地に派遣し、その調査と「対処」を命じるのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 14:08:46
213511文字
会話率:30%
17世紀、ヨーロッパ。
カトリック教皇庁に『不死のクリストフ』の異名を持つエクソシストがいた。
神の使徒として戦う日々の中、ある任務で訪れた村で、彼は美しい純血の吸血鬼と出会う。
彼女との出会いによって、彼は過去と向き合い、内に秘めた真に戦
う理由を見つけ出した。
戦うべき相手は神か?悪魔か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 17:00:00
53916文字
会話率:38%
「銀色は嫌いなんだ。孤独な人を思い出すから」
イェイエル河に分断された大陸の西側、大国クロンクビスト。自ら企てた計略と闘争の後、末の王子が王位を手にして八年。政変を機に『教会』を統率する教皇庁から離反し、礼拝堂の扉を固く鎖して、適齢を過ぎ
てなお王妃も迎えずただ独り、彼は、血に濡れた王冠の縁を固く握り締めていた。
花の盛りを見送れば、夏の嵐はやって来る。
餓えるけものの許へ運命が導いたのは、奇しくも『銀』の鳥だった。
※この作品は「花と雷鳴(https://hanauriboi.amebaownd.com/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 15:58:26
110906文字
会話率:30%
レティシアは冒険者とダンジョンの街――迷宮都市ラグナデナンで冒険者稼業を営む神殿騎士である。
異界の住人であるデーモンをぶっ殺し、金品を持ち帰る。
そんな冒険者としてテンプレな毎日を過ごす彼女であったが、ダンジョンの最下層で高位のデーモンと
遭遇したことで状況が一変する。
辛くも勝利したレティシアにデーモンが呪いをかけたのだ。
レベルドレイン。
この呪いによって彼女の戦闘能力は、そこら辺にいる並みの戦士以下までダウンしてしまった。
呆然とするレティシアの脳裏に、冒険者廃業や自己破産という恐ろしい現実がちらつく。
もちろん司祭に解呪を依頼するが、答えは不可。もっと高レベルの司祭が必要だと返される。
レティシアは半ばキレながらも大きな決断をする。
目的地は古巣の宗教騎士団の本拠地にして、教皇庁が支配する教会都市レーレン。
神殿騎士としての全てのコネを使って盛大な解呪の儀式を開き、レベルドレインで失った力を全て取り戻すのだ。
当代最強の神殿騎士と呼ばれた剣の腕前を――
これはちょっとお人好しで、ちょっと欲望に忠実な神殿騎士による正義と信仰の旅路である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 19:43:30
141201文字
会話率:30%
災厄の双子
古来より君臨し、その思うがままに悪事をなしてきた双子の魔女。
暗黒時代の数多くある脅威の中でも、最も強大で、討伐は不可能とされた存在。
教皇庁の討伐軍を返り討ちにし、聖都を死者が徘徊する地へと変えた後、歴史書からの記述が無い。
その後到来した英雄達による脅威の討伐にその姿を見せず、その身を隠し続けている。
なんて難しい背景があるかもしれないが、悪役上等の双子魔女が生贄の赤子を育出てるお話です。
なおこの小説はPixivでも公開しております。毎日16時に自動投稿しております。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11872680折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 16:00:00
5600文字
会話率:37%
中世ヨーロッパ終焉の時代、十字軍の失敗により教皇庁の信用は地に落ちた。
王権の伸長、黒死病の流行、そして聖教による無計画な魔女狩りによってヨーロッパ世界は混乱の中にあった。
魔女を助けたことで教皇庁に追われることになった元聖教の騎士ネイ。
その相棒にして「最古の魔女」であるサガ。
二人の行く手には、戦闘狂の騎士から人外魔境の「暗黒種」まであまたの強敵が立ちはだかる。
斬り合い、飛び合い、殴り合いでバトル多めのファンタジーを目指します。
残酷描写あるので、その点ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 17:00:00
28311文字
会話率:24%
1348年、アヴィニョン。百年戦争真っ只中、フランスによってローマから教皇庁が移されたその地では、ある噂がまことしやかに囁かれていた。「テンプル騎士団の呪い」と言われていた。それはやがて歴史に名を残すある事件へと繋がっていく。戦争、黒死病、
裁判、没落した騎士、教皇庁とを巻き込んで、事件は転がっていく。若き司祭オリヴィエールと放浪騎士レイナルドの暗闘が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-21 23:00:54
98534文字
会話率:34%
教皇庁から派遣された異端審問官の少年ピエトロと准司祭の少年ディーノは、ディアマント王国に調停役として派遣され、塔に囚われている人物の食事の世話をしながら情報収集をしていた。
そんなある日、ピエトロがいつものように食事を持って塔に向かうと
、何か様子がおかしいことに気付く。そこに更に押し寄せる足音と殺気立った怒鳴り声に、慌てて屋上に駆け上がると――
目の前に、一対の大きな翼を背負った女の子の後ろ姿があった。
※念のため残酷な描写タグを付けてはいますが、例によってそれほど多くはないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-05 00:01:44
128194文字
会話率:50%
“世界の災厄”から遥かな時がたち、人間は再び地上に楽園を築き上げていた。
教皇庁を頂点とする十字の神の国々と水晶の塔を頂点とする数多の神の国々は、宗教的緊張を残しつつ、平和の内に互いの支配地域を守っていた。
しかし、十字の神の国々は堕
天使の襲来に怯えていた。
ラプラースの聖女とその守護天使の堕天と共に現れた堕天使が、十字の神の国々を襲い、人々に災厄をもたらしていた。
教皇庁は堕天使を制圧するために、教皇庁直属の“銃騎士”を養成し、堕天使討伐と聖女を天使を堕落させた“堕天の果実”の首級を上げることに力を注いだ。
堕天使討伐が始まってから約200年後、銃騎士養成学校アクルクスに1人の謎めいた少年が入学する。
少年は卓越した能力と天使の加護により、“堕天の果実”の首級を上げることを期待されながら、教皇庁をめぐる政治的対立に巻き込まれ、教皇庁と水晶の塔をめぐる争いの火種になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 19:52:41
27492文字
会話率:36%
西洋の国々、宗教がまだ幅利かせていた時代。だが、そろそろ宗教の権限も薄れてきた時代。
コーディアス神父は各地を転々とし、とある異端宗教について調査する。
人間を凶悪にし、全てを捻じ曲げる混沌とした宗教について―
【西洋怪奇譚】
このシリーズのプロローグ的物語。
村に怪奇な死体が続発。この解決に乗り出したのは、教皇庁からやってきた自他共に認める不良神父だった。
【狂う部屋】
この部屋にいると狂う!? 依頼者の主が精神病院行きになり、うわ言で「黒い影が――」と繰り返す。
問題は部屋なのか? 単なる精神をきたした病気なのか?
解決に教皇庁からコーディアス神父が派遣されることになる。
コーディアス神父が解決する中で、その部屋で殺人事件が起きてしまう。殺人事件が起きる程呪われているのか? それとも、これは人為的なことなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-19 13:20:33
23050文字
会話率:47%
見た目も性格も問題あり、タバコと酒をこよなく愛する神父ここにあり! そんな駄目神父だが、エクソシストの腕としては有名。今日も不可解な事件を、宗教と科学の視点から解決する。
今回の依頼は、この部屋にいると狂う!? 依頼者の主が精神病院行き
になり、うわ言で「黒い影が――」と繰り返す。問題は部屋なのか? 単なる精神をきたした病気なのか? 解決に教皇庁からコーディアス神父が派遣されることになる。コーディアス神父が解決する中で、その部屋で殺人事件が起きてしまう。殺人事件が起きる程呪われているのか? それとも、これは人為的なことなのか? コーディアス神父お得意の20世紀になってもまだ珍しい科学的調査が幕を開ける。
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前作『西洋怪奇譚』シリーズの第二作目です。
よろしければ、こちらもご覧ください。
ホラーといいつつ、ゴシックホラーミステリー風味?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-29 01:05:33
13200文字
会話率:44%
ヴァチカンのスイス衛兵隊であるレオーネは、教皇庁からある奇妙な命令を受ける。
東日本大震災のチャリティ本~One for All,All for One ……and We are the One 【VOL2.3】2011/04/30~201
2/1/30に投稿した作品に加筆修正しました。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-20 21:54:26
20197文字
会話率:22%
京都先斗町近くの高瀬川で議員秘書が死亡した。一方、青森県十和田湖では十字架に磔になったローマ教皇庁の人間が死体が発見された。殺人事件として警察は捜査を開始する。この二つ死体に共通する注射痕から同一犯人の可能性があるとして、警察は京都府警と青
森県警の共同捜査を開始した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-25 23:01:07
59935文字
会話率:29%